JPH10509788A - 可動機構構造に関する改良 - Google Patents
可動機構構造に関する改良Info
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- JPH10509788A JPH10509788A JP8517408A JP51740896A JPH10509788A JP H10509788 A JPH10509788 A JP H10509788A JP 8517408 A JP8517408 A JP 8517408A JP 51740896 A JP51740896 A JP 51740896A JP H10509788 A JPH10509788 A JP H10509788A
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Abstract
(57)【要約】
六脚に関するいくつかの改良が記載されている。本改良は、2本の支柱が共通の焦点で合致する自在継手および玉継手、自在継手のボールねじ駆動装置に用いられる2軸ジンバル、六脚構造に組み込まれる微小位置決め装置に関する。自在継手(1)は、一方の支柱(12)に接続された2つの部分球体(13、14)およびもう一方の支柱(11)に接続された回転自在なリング(15)を含む。2つの部分球体(13、14)はともに、その間に固定されたリング(15)を介して締結装置(25)によって固定され、1つの球体を形成する。リング(15)は、予荷重をかけられ、球体の共通軸(17)に対して回転自在である。
Description
【発明の詳細な説明】
発明の名称:可動機構構造に関する改良産業上の利用分野
本発明は、特に、六脚またはスチュアートプラットフォームのような平行支柱
構造だけに限らず可動機構構造に関する改良に関する。特に、本発明は、2本の
支柱が共通の焦点で合致する自在継手および玉継手と、自在継手のボールねじ駆
動装置に用いられる2軸ジンバルと、六脚構造に組み込まれる微小位置決め装置
に関する。背景技術
工作機械の設計において公知のように、2本の支柱間の相対回転を制限しなが
ら、支柱が共通軸で回転できるようにすることによって、この対がすべての軸に
対して自由に接続できる機構を内蔵する継手を考案する必要があった。この種の
継手は、六脚のような平行支柱構造を作成するために必要である。
玉継手の形を取ることによって回転中心に対して自在とする方法が提案されて
きた。この玉継手は、各支柱が一緒になって継手の玉を形成する半球体に接続さ
れている。しかしながら、このような従来の問題解決法は、2つの半球体から正
確な球体を組み立てる必要があり、このように正確に作成することは困難である
ことが分かった。必要な球形度を得るためには、研削および/またはラップでき
る1面の球体を作成する方がかなり容易である。
六脚を用いた工作機械のような現在の機械設計は、非常に広い自由度が可能な
自在継手を必要とする。
玉継手は高精度に作成することができるとともに、回転中心を正確に維持でき
て較正しやすいので、概念的には優れた解決法である。従来の解決法の欠点は、
保持圧力およびそれによって生じる摩擦を最小にするために大きな角度にわたっ
て玉を保持する必要があるので、サポートできる自由度が制限されることである
。
提案されてきた解決法の1つは、玉を受口の底部半分のみで磁気的に保持する
ことによって、結合空間の半球より大きな面積を空けておく方法である。いくつ
かの用途には適しているが、大規模な機械に用いるような場合に必要とする非常
に高い保持力を得るために
は、継手が過度に大きくなってしまう。
六脚の設計では、2軸自在継手内でスクリュー軸を概念上の焦点を介して駆動
させるのに非常に適した機構を供給する必要があった。
ボールねじ駆動点を自在継手内に形成するため、ボールナットの回転トルクに
耐えられるように、動作を2つの自由度に制限する必要がある。現在、これは、
互いに向かい合って直交する軸を有する標準的な2軸ジンバル、または、適当に
制限された玉継手のいずれかによって行われる。これらの方法の両方とも、欠点
がある。
標準的なジンバルの場合、予荷重を各末端に加えなければならないので、熱応
力または荷重応力は、両方の直交軸に対する回転中心を移動させてしまう。これ
によって、節点の信頼性が失われる。
制限された玉継手の場合、大きな荷重が加わると、玉と受口との接触面での摩
擦により剛性が得られるか、および/または、玉の大部分で受口が広がって結合
が限定される。
超高分解能で6つの自由度を通じて荷重を伝達できる機構が必要である。多く
の場合、装置の構成成分の位置および配列を非常に小さな角度だけ変えることが
望ましい。現在、これは、一連の極/デカルト座標の単一軸ごとにそれぞれ配置
された多軸段によって行われる。構造の寸法および重量を過度に増加させず、さ
らに、利用できる移動の自由度を減らすことなく、このような構成の剛性を維持
することは困難である。発明の概要および目的
本発明の目的は、可動機構構造に関連する上記問題の少なくともいくつかを克
服またはほぼ軽減することである。
本発明の第1の形態によると、2つの支柱を接続する自在継手において、この
自在継手は、一方の支柱に接続可能な2つの部分球体および他方の支柱に接続可
能な回転自在リングからなり、2つの部分球体は、その間に固定されたリングで
互いに固定されて1つの球体を形成し、リングは球体の共通軸に対して回転自在
である自在継手が構成される。
本発明の第2の形態によると、自在継手と2つの支柱の組み合わせにおいて、
自在継手は、ともに固定されている2つの部分球体およびその間に固定されてい
る回転自在なリングからなり、1つの球体を形成し、支柱の一方は部分球体に接
続可能であり、支柱の他方はリングに接続可能であり、支柱の両方は、球体の共
通軸を中心にして互いに対して回転できる組み合わせで構成されている。
本発明の第3の形態によると、2つの支柱を共通焦点でピボット接続する玉継
手において、2つの部分からなる受口に保持された玉を備え、2つの部分からな
る受口は、玉を係合するための半球内面を有する基準部と、玉を受口内に保持す
るための保持部とからなり、保持部は、基準部上を滑動自在であり、玉を係合す
る手段を有する玉継手が構成される。
本発明の第4の形態によると、1つの軸の周囲に設けられた相補的な環状面構
造に加えられる単一軸方向の予荷重を有する2軸ジンバルが構成される。
本発明の第5の形態によると、接続された支柱を第1の軸で回転させる第1の
手段と、接続された第1の手段を第1の軸に直交する第2の軸で回転させる第2
の手段とからなる2軸ジンバルにおいて、第2の手段は、ジンバルに第2の軸で
予荷重をかける予荷重手段を含み、予荷重手段は、相補的な面構造の摩擦面を含
むジンバルが構成される。
本発明の第6の形態によると、基部と、プラットフォームと、それぞれの端部
が基部およびプラットフォームに接続されている複数の伸長支柱とからなる微小
位置決め装置において、複数の支柱は、基部とプラットフォームとの間に少なく
とも3つの動きの自由度を与えるように配置され、支柱は、それぞれ、磁気歪材
料、電気歪材料または圧電材料からなり、各支柱は、電磁界を加えることによっ
て線形伸長できる構成となっている。
本発明の上記特徴および他の特徴は、以下に、本発明の利点とともに、特に、
請求の範囲に記載されているが、図面を参照しながら記載される本発明のいくつ
かの実施の形態例の詳細な説明を考慮すれば、当業者には明らかになる。図面の簡単な説明
図1は、本発明の第1および第2の態様を具体化した自在継手の概略断面図で
ある。
図2は、図1に示される自在継手の各部の概略斜視図である。
図3は、本発明の第3の態様を最大角度位置で具体化した玉継手の概略断面図
である。
図4は、最小角度位置にある図3の玉継手の概略断面図である。
図5は、本発明の第4および第5の形態を具体化した2軸ジンバルの概略斜視
図である。
図6は、本発明の第6の形態を具体化した微小位置決め装置の概略斜視図であ
る。実施の形態
以下の各実施形態は個別に説明されているが、すべての実施の形態が、六脚構
造の部分であることから可動機構構造に関することは明らかである。自在継手
図1および図2を参照すると、第1の支柱11および第2の支柱12に接続さ
れた玉継手球体10を含む自在継手1が示されている。玉継手球体10は、2つ
の部分13、14から組み立てられ、高精度で加工されている。一方の部分14
は第2の支柱12に接続され、一方、第1の支柱11はリング15に接続されて
いる。リング15は、球体10の回転軸17の周囲に形成された円周方向の溝1
6内に保持されている。
自在継手1は、球体10を開いてリング15を溝16に挿入することによって
、組み立てられる。それから球体は再び組み立てられて、球体の回転軸17を中
心に第2の支柱12が回転できるように、真球度を有するよう球体を再形成する
。
球体10および支柱12は、適当な加工物を第2の支柱12の軸で回転させる
ことによって、製造される。その結果得られた球体10および支柱12をさらに
直交する軸17のまわりに回転させて、図2(左側)に示されるシェル型が形成
される。第2の支柱12は、符号18で示される部分ではさみの片割れのように
切り離されているので、自在継手が組み立てられたとき、支柱11と支柱12の
間の角度を固く閉じることができる。一方の部分14の軸受面19は、リング1
5の対応する対向面20に噛合するように設計された環状溝である。その代わり
に、軸受面19は、玉またはころを保持する軌道でもよい。この設計の重要な目
的は、軸受面19が、組み立てたときの予荷重によって生じる軸方向荷重および
支柱に圧縮力または張力がかかったときに生じる半径方向荷重を支持できるよう
に設計することである。
同様に、第1の支柱11は符号21の部分で切り離され、閉じることができる
。リング15は他方の軸受面20を備え、球体10に予荷重がかかると、球体の
回転軸17を中心に回転できる。球体10が閉じられると、さらに環状圧力板2
2は、ばね23またはポケット24に設けられた他の荷重装置によって軸受面1
9と噛合しながらリング15を押圧して、リング15に作用するように構成され
ている。球体10を閉じることによって、予荷重が加えられる。
球体10の2つの部分13、14は、ケルビンクランプのような運動手段によ
って位置付けられ配置され、球体を開いて支柱/リングを導入した後の位置決め
を確実に繰り返すことができる。(この実施形態では6つの)締結装置セット2
5を用いて、2つの部分を互いに締結する。
本実施形態の基礎をなす発明の概念は、球体の表面の大部分が2つの支柱の1
つに接続されていることを含む。球体の部分13および14は中空なので、自在
継手1の質量を最小化できる。玉継手
図3および図4を参照すると、本発明の第3の形態を具体化する玉継手が示さ
れている。玉継手30は、玉31、基準受口32および可動式部分受口33から
なる。本実施形態の玉31は、前述の図1および図2参照の自在継手1を備える
ことが好ましい。基準受口32は半球シェルからなり、半球シェルは、精密な内
面34および取り付けフランジ36に向かって下方に延長している適度に良好な
環状の外面35を備えている。
部分受口33は、基準受口32の外面35の球面に合致する低摩擦接触リング
37を有するように構成されている。部分受口33は、取り付けるときに基準受
口32のリップの上を通過できるようにする必要があるので、部分受口33の上
端38を円筒状にする。
環状圧力リング39は、保持された玉31に合致する内部形状40および部分
受口33に重なるように延長するフランジ41を有するように構成されている。
玉継手30は、重なった円板ばね43を介して作用する締結装置42を周方向
に配置して圧力リング39を部分受口33に保持することによって、組み立てら
れる。組み立てるとき、ばね43にかかる圧縮力によって、玉に予荷重が加えら
れる。圧力リング39は、基準受口32によって確立される軌道精度に反しない
ように、ばね43上で効果的に「浮遊」することができる。
継手を結合するとき、受口部と玉の間の内部空間またはキャビティ44は一定
の容積を維持し、潤滑材が有益に充填されている。この潤滑材は、キロポアズの
ような剪断粘性潤滑材である。玉と圧力リングの間および/また部分受口と外部
基準受口の間を環状シールが滑動することによって、潤滑材漏れは最小限に抑え
られる。一定の潤滑材膜の厚さを維持するよう潤滑材圧力量は、キャビティ内で
与えられる。。
基準受口および圧力リングの接触面34、40は、精密ゲージ玉の形状をモグ
リーズのような樹脂複合材料で複製することによって形成される。このようにし
て、非常に高精度の装置を低コストで作ることができる。
基準受口の外表面35および部分受口33の接触リング37は、このように高
精度に構成される必要はない。誤差は円板ばね43の配列が圧力リング39に加
える保持予荷重に
よって補償され、圧力リング39自身が玉に対する基準になる。
本実施形態において、玉は、環状圧力リングによって、正確な位置にある基準
受口に保持される。基準受口シェルの外面によって保持されている部分受口シェ
ルにさらに張力を加えることによって玉を保持するように、予荷重がかけられる
。
本装置を用いる場合、最大角度に移動させるため、まず、(1つまたは複数の
)支柱45は受口のリップに近づき、部分受口が基準受口の周囲を滑動するにつ
れて、支柱45はさらにリップの方向に移動する。常に、圧力リングは、玉を基
準受口に押圧する保持力を維持している。
受口の全開角度は、180°未満が効果的である。この角度は、基準受口の開
先角度に圧力リングの2つの接触角を加えた角度である。本実施の形態の別の利
点は、磁力を用いずに支柱45を延長して結合できることである。2軸ジンバル
図5を参照すると、本発明の第4および第5の形態を具体化する2軸ジンバル
が示されている。2軸ジンバル50はバレル51からなり、バレル51は、バレ
ル51の側面53から延びている駆動支柱52を有する。バレル51は2つのク
ランプ構造54内に拘束され、クランプ構造54は、バレル51を保持するとと
もに、その回転を局部軸55(以下、第2の軸と呼ぶ)まわりに限定するよう働
く。
バレル51は、バレル51の側面53のまわりに延びる2つの円周方向の溝5
6を有する。前述のクランプ構造54の内面に設けられた相補的なリッジ構造5
7は、溝56に係合し、バレルの回転を第2の軸55まわりに制限している。
クランプ構造54のそれぞれは、固定軸59(以下、第1の軸と呼ぶ)を中心
に同心円状に連なる環状溝58を備えている。同様に第1の軸59に沿って設け
られたクランプ頭部60は、それぞれ、相補的に同心円状に連なる環状リッジま
たはテーパ61を有し、リッジまたはテーパ61は、クランプ構造54の溝58
に係合するように配置されている。このようにして、クランプ構造54は、第1
の軸59に対して回転することができる。
クランプ頭部60のテーパ61およびクランプ構造54の溝58によって、単
一軸方向の予荷重を第1の軸59に沿ってかけることができ、第1の軸59は、
半径方向力および軸方向力の両方に対してジンバルを支持している。
第1の軸59は、(図5において、垂直方向に突出している)駆動支柱52に
かかる張
力あるいは圧縮力によって生じる大きな半径方向力を耐える必要がある。軸方向
力は、主として、バレル51にかけられる予荷重によって、または、第2の軸5
5が回転するときに発生する。
第2の軸55は、大きな半径方向力に耐えなければならない。駆動支柱52が
張力または圧縮力のみの下で動作する場合、軸方向力は最小になる。溝を浅くつ
くることでこれを削減できる。実際、多数の代替の溝またはテーパを設計するこ
とが可能であるが、その原理は軸方向力および半径方向力を支持することである
。
(溝56、58およびテーパ57、61の)摩擦面は、モリブデンを含む工業
所有権のある合成物であるモリコートのような接着された潤滑剤でコートできる
。特に、摩擦面をフルオロシリコーンのような適当なシリコーン滑材でさらにコ
ートした場合、大きな接触面積は減らせる。
本実施形態は、従来のジンバルより3つのすぐれた改良点を有する。すなわち
、
− 両軸とも隣接点から支持されているので、通常のジンバルロッカーフレー
ムにおける曲げモーメントを避けることができる。
− 軸受ではなく摩擦パッドを用いるので、より高い予荷重を実現できるとと
もに、振動を軽減する。
− 熱膨張は1つの軸だけに作用するので、すべての動作状態において予測可
能な中心を維持できる。
本実施形態は、従来の限定された玉継手より3つのすぐれた改良点を有する、
すなわち、
− 提案の継手は、結合に支障をきたすことなく、受口よりも大きな角度で玉
を保持できる。
− 継手の動きは、完全な受口より容易に封止されている滑動路によって制限
されている。
− 大きな玉に高精度の真球度をもたらすより、精密な溝を研削する方が簡単
である。
代替の実施形態として、滑り軸受を用いる代わりに、玉軸受またはころ軸受を
第1の軸に用いることができ、これらは従来のラジアル設計のものが使用できる
。第2の軸には、軸受の両側に予荷重をかける必要があるので、軸受は2つの半
球に分割され、2つの半球の間に弾性軸継手を備え、一方の半球から他方の半球
に玉またはころが移動できるようにする。この代替として、各半球は、玉または
ころが(再循環する玉軌道またはナットと同様の方法で)内部帰路を介して再循
環されて、別々に保持されてもよい。微小位置決め装置
図6を参照すると、本発明の第6の形態を具体化する6軸微小位置決め装置7
0が示されている。微小位置決め装置は、基部71および6本の支持脚73によ
って基部71に取り付けられているプラットフォーム72からなる。脚73の効
果的な長さおよび角度向きは制御自在に調整され、プラットフォーム72を効果
的に移動させる。
支持脚73は、3対に配置され、三角形状に離れた位置74、75、76でプ
ラットフォームに接続されている。脚73は、これらの位置74、75、76か
ら分岐した方向に延長し、それぞれ、離れた位置で基部71に取り付けられてい
る。
各々の脚73は磁気歪材料からなるが、電気歪材料および圧電材料もまた好ま
しい。各脚73は、磁界を脚の長さに沿って加えることによって伸長し、それぞ
れに対応する磁界を発生させるため、電気コイル77が各支柱の周囲に設けられ
ている。
大まかには、本実施形態は、所望の移動を平行支柱機構(しばしば、スチュア
ートプラットフォームまたは六脚と呼ばれる)に統合する。この平行支柱機構は
、磁気歪材料、電気歪材料または圧電材料からなる支柱73を用いる。この種の
装置は、レーザ光学装置、集積回路のウェーハ製造、トンネル顕微鏡検査のナノ
機構等に役立つ。
ジョンソン・マッセイ(Johnson Matthey)のターフェノール
のような比較的大きく膨張する磁気歪材料が開発されており、これは、およそ0
.15%膨張可能である。膨張の程度は、各々の支柱73の周囲で電気コイル7
7を用いて可変磁界を発生させることによって、非常に滑らかに制御できる。
電流を例えば16ビット(約65600段階)で制御することによって、長さ
40mmの支柱は、10nm(0.01μ)ずつ0.06mmの範囲まで段階的
に長さを増やすことができる。さらに高分解能を達成するには、支柱の有効長を
短くするか、圧電材料を基部に有するシステムを用いればよい。しかしながら、
どちらを選択しても有効な可変範囲を犠牲にしてしまう。
このような長さの増加は、六脚結合構造によって連動されるが、代替として、
誤差平均が行われ、個々の支柱の長さの若干の誤差は平均化されてプラットフォ
ームではさらに小さな誤差に補正される。
支柱は、荷重および並進運動の必要に応じて、種々の手段によって基部とプラ
ットフォームの間に接続できる。
プラットフォームを最小に移動させなければならない場合、支柱は基部とプラ
ットフォームの間に固着できる。支柱の配置は、結合構造の変化に適応する支柱
の屈曲性に影響される。その結果生じる複雑な仮想回転中心のため、この構造は
、完全な精度を得るためには、較正されなければならない。屈曲性または弾性の
基部とプラットフォームを結合したその他の組み合わせが、支柱の屈曲を低減す
るために適用できる。
大きく並進運動するため、または、容積精度が重要な場所では、球状自在継手
を用いることができる。磁気受口を用いて、3つの運動パッドでしっかりと支持
しながら球面端を支柱に保持できる。球面が運動受口に取り付けられるように球
面を明確に調整することによって、回転中心を設けることができる。このような
結合構造の節点を用いて、プラットフォームの正確な並進を決定する。プラット
フォームの位置を絶対基準と比較する場合、良好な初期較正によって、後続の誤
差補正ソフトウェアを容易に収束させる。
大きなプラットフォーム荷重または高い加速度を考えると、玉を取り付けると
ともに玉を保持する取り付けパッドを備える受口が案出される。しっかりと保持
するため、それらは、それらの法線が保持される球体の半径に一致する共通点で
交差するように配置された3つの低摩擦運動パッドを有する。これらのパッドは
、高分子軸受材料またはジルコニウムまたは他の低摩擦セラミック材料からなる
。少なくとも3つ以上の軸受面からなる予荷重スラストリングは、球体を受口内
に保持するように球体に作用しながら球体から突出する支柱の周囲に保持される
。
球体を運動パッドの間に保持する代替法として、より大きな面積で合致する球
面の凹部で保持でき、封止された球体の反復可能な位置決めは、適当な非ニュー
トン滑材による表面誤差平均化によって行われる(または、別の方法で、球面の
圧搾を防ぐように封止する)。良好な平均化を示す他のオプションとして、空気
軸受または静圧軸受がある。
制御ループを閉じるため、支柱の長さを正確に調整する方法が用いられる。あ
る実施形態では、LVDT法が用いられる。LVDT法は、適当な寸法で堅固な
押棒および取り付け具を用いて、支柱内の中空コアを介して作用する。代わりに
、LVDT法は、磁気歪駆動コイルを封止するシリンダのように作用できる。
光学干渉計手段を含む装置で必要な分解能に応じて、他の解決法は可能である
。
このような装置の制御システムは、デカルト座標空間から六脚支柱の長さに変
換できる処理装置からなる。制御システムは較正補正表を用い、コイルに加える
所定の電流を支柱の延長量に合わせて調整する。これは、また、支柱の測定温度
に基づく熱補正を含む。適
当な絶対支柱長または他の位置の変換器が適合する場合、代わりに閉ループ制御
に基いて補正を行うことができる。高レベルのソフトウェアによって、デカルト
/極座標の増分を行い、6軸路をたどり、パターン走査を行うことができる。
なお、隣接する支柱対が(プラットフォームの分離と同様にこれらの基部を分
離して)平行四辺形を形成するとともに、平行四辺形を形成する支柱が長さを同
じにすると同時に制御されるようにノード結合構造が構成されている場合、プラ
ットフォームは、3つの自由度(X,Y,Z)だけに制限される。
このように、本発明のすべての態様を特定の実施形態を参照しながら説明して
きたが、本発明は上記実施の形態に限定されず、以下の請求の範囲によって限定
されるように、本発明の思想および範囲から逸脱することなく種々の変形および
変更が可能であることは明らかである。
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(31)優先権主張番号 9424517.2
(32)優先日 1994年12月5日
(33)優先権主張国 イギリス(GB)
(81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE,
DK,ES,FR,GB,GR,IE,IT,LU,M
C,NL,PT,SE),JP,US
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1. 2つの支柱を接続する自在継手において、 一方の支柱に接続可能な2つの部分球体と、他方の支柱に接続可能な回転自在 リングを備え、前記2つの部分球体は、その間に固定された前記リングで固定さ れて1つの球体を形成し、前記リングは前記球体の共通軸に対して回転自在であ ることを特徴とする自在継手。 2. 前記リングおよび前記部分球体の1つは、それぞれ、両者の間で回転 可能な相補的な軸受面を備えることを特徴とする請求項1記載の自在継手。 3. 前記相補的な軸受面は、環状溝およびリッジ構造を備えることを特徴 とする請求項2記載の自在継手。 4. 前記相補的な軸受面は、環状軌道および環状軌道に設けられた玉また はころを備えることを特徴とする請求項2記載の自在継手。 5. 前記リングに予荷重をかけるため、前記リングを前記部分球体の1つ に押圧する予荷重手段をさらに備えることを特徴とする請求項1〜4のいずれか に記載の自在継手。 6. 前記予荷重手段は、環状圧力板および複数のばねを備え、前記複数の ばねは、それぞれ、他方の前記部分球体のポケットに設けられていることを特徴 とする請求項5記載の自在継手。 7. 前記2つの部分球体は、2つの球体の間に延在する複数の締結装置に よって固定されていることを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の自在継 手。 8. 前記部分球体は、それぞれ、中空であることを特徴とする請求項1〜 7のいずれかに記載の自在継手。 9. 自在継手と2つの支柱の組み合わせにおいて、 前記自在継手は、互いに固定されている2つの部分球体およびその間に固定さ れている回転自在なリングを備えて、1つの球体を形成し、前記支柱の一方は前 記部分球体に接続され、前記支柱の他方は前記リングに接続され、前記支柱の両 方は、前記球体の共通軸を中心にしてそれぞれ他方に対して回転できることを特 徴とする組み合わせ。 10. 前記支柱は、相補切断部をさらに備え、支柱間に形成される閉角度 を比較的小さくできることを特徴とする請求項9記載の組み合わせ。 11. 2つの支柱を共通焦点でピボット接続する玉継手において、 2つの部分からなる受口に保持された玉を備え、前記2つの部分からなる受口 は、玉を係合する半球内面を有する基準部と、玉を受口内に保持する保持部とを 備えており、前記保持部は、前記基準部上を滑動自在であり、玉を係合する手段 を有することを特徴とする玉継手。 12. 前記基準部は部分的な球外面を有し、前記保持部は、前記基準部の 外面に係合する相補関係にある部分的な球内面を有することを特徴とする請求項 12記載の玉継手。 13. 前記基準部は、取り付け部を有する取り付けフランジを含むことを 特徴とする請求項11または12記載の玉継手。 14. 前記係合手段は、前記基準部の内面の湾曲に対応する玉係合面を有 する環状フランジを備えることを特徴とする請求項11〜13のいずれかに記載 の玉継手。 15. 前記環状フランジは、複数の締結装置およびばね手段によって前記 保持部に取り付けられ、玉保持予荷重を発生させることを特徴とする請求項14 記載の玉継手。 16. 前記ばね手段は、複数の積み重ねられた円板ばねからなることを特 徴とする請求項15記載の玉継手。 17. 前記基準部および前記環状フランジの玉係合面は、樹脂複合材料で 構成されていること特徴とする請求項14〜16のいずれかに記載の玉継手。 18. 前記基準部と前記保持部と前記玉との間の内部空間には、液体軸受 を構成する潤滑材が充填されていることを特徴とする請求項11〜17のいずれ かに記載の玉継手。 19. 前記潤滑材は剪断粘性潤滑材からなることを特徴とする請求項18 記載の玉継手。 20. 接続された支柱を第1の軸で回転させる第1の手段と、接続された 第1の手段を前記第1の軸に直交する第2の軸で回転させる第2の手段とを備え る2軸ジンバルにおいて、 前記第2の手段は、前記ジンバルに前記第2の軸で予荷重をかける予荷重手段 を含み、前記予荷重手段は、相補的な表面構造の摩擦面を含むことを特徴とする ジンバル。 21. 前記相補的な表面構造は、複数の同心円状環状溝およびテーパ構造 からなることを特徴とする請求項20記載のジンバル。 22. 前記相補的な表面構造は、接着された潤滑材でコートされているこ とを特徴とする請求項20あるいは21記載のジンバル。 23. 前記相補的な表面構造は、さらにシリコーン潤滑材でコートされて いることを特徴とする請求項22記載のジンバル。 24. 前記相補的な表面構造は、摩擦パッドを含むことを特徴とする請求 項20〜23のいずれかに記載のジンバル。 25. 前記相補的な表面構造は、溝およびその中に設けられた玉軸受また はころ軸受を備えていることを特徴とする請求項20記載のジンバル。 26. 前記第1の手段は、複数の円周方向の溝を含み、前記第2の手段は 複数の円周方向のリッジ構造を含むことを特徴とする請求項20〜25のいずれ かに記載のジンバル。 27. 1つの軸の周囲に設けられた相補的な環状面構造に加えられる単一 軸方向の予荷重を有する2軸ジンバル。 28. 基部と、プラットフォームと、それぞれの端部が前記基部および前 記プラットフォームに接続されている複数の伸長支柱とを備える微小位置決め装 置において、 前記複数の支柱は、前記基部と前記プラットフォームとの間の動きに少なくと も3つの自由度を与えるように配置され、前記支柱は、それぞれ、磁気歪材料、 電気歪材料または圧電材料から構成され、各支柱は、電磁界を支柱に加えること によってまっすぐに伸長できることを特徴とする微小位置決め装置。 29. 前記各支柱の周囲に磁界を発生させるために、各支柱の周囲に電気 コイルをさらに備えることを特徴とする請求項28記載の微小位置決め装置。 30. 前記各支柱が必要とする正確な伸長量を求めるとともに、このよう な伸長を行うための正確な信号を発生させる処理装置を核とした制御システムを さらに備えることを特徴とする請求項28または29に記載の微小位置決め装置 。 31. 前記支柱のそれぞれの末端が、前記基部および前記プラットフォー ムに固着されていることを特徴とする請求項28〜30のいずれかに記載の微小 位置決め装置。 32. 前記支柱は、それぞれ、屈曲継手または弾性継手によって、前記基 部または前記プラットフォームに接続されていることを特徴とする請求項28〜 30のいずれかに記載の微小位置決め装置。 33. 前記基部および前記プラットフォームに接続するため、各支柱の端 部に球状自在継手をさらに備えることを特徴とする請求項28〜30のいずれか に記載の微小位置 決め装置。 34. 前記自在継手は、複数の運動パッドおよび磁気保持手段を含むこと を特徴とする請求項33記載の微小位置決め装置。
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