JPH10507725A - ガスアクチュエータアッセンブリ - Google Patents
ガスアクチュエータアッセンブリInfo
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- JPH10507725A JPH10507725A JP8513876A JP51387696A JPH10507725A JP H10507725 A JPH10507725 A JP H10507725A JP 8513876 A JP8513876 A JP 8513876A JP 51387696 A JP51387696 A JP 51387696A JP H10507725 A JPH10507725 A JP H10507725A
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Abstract
(57)【要約】
圧縮ガスを容器に供給するためのガスアクチュエータアッセンブリを提供する。このアッセンブリは、好ましくは圧縮ガスカートリッジ(9)の形態の内蔵式圧縮ガス供給源を有する。圧縮ガスは、ワインボトル等の容器内の液体の液面の下に、又は例えば食品貯蔵用の再シール可能な容器内にチューブ(15)を通して送られる。空気を容器から取り除くための排気チューブ(18)及び圧縮ガスを流すのと空気の排出を同時に行うための賦勢装置(4,5)が設けられている。
Description
【発明の詳細な説明】
ガスアクチュエータアッセンブリ
発明の背景
本発明は、圧縮ガスを密封容器に注入し且つこの容器から空気を排気し、開封
した容器又は密封容器内の流体を炭酸で飽和し、ガスを圧縮供給源から制御下で
放出するためのガスアクチュエータアッセンブリに関する。
背景及び従来技術
本発明は、三つの主要な用途を持つ可搬式の多目的ツールとして役立つ。これ
らの用途には、一部を消費したワイン又は他の酸化し易い流体の品質を維持する
用途、清涼飲料水の炭酸飽和又は再度の炭酸飽和を簡単に行うことができるよう
にする用途、及びボトル、ビーカー、又は他の閉鎖容器、特定的には食品が入っ
た容器から空気又は他のガスを追い出すことができる利便な可搬式ツールとして
の用途が含まれる。従来は、各用途に適する装置はあったが、上記各用途を組み
合わせた機能を有する装置はなかった。従って、この装置は、独特の効率及び機
能を提供する。更に、この装置は、上掲の主要な用途の各々の実施において、実
質的であり且つ独特の改善を提供する。
容器の内容物の一部を取り出すと、容器内に残るワインの品質が急速に劣化す
ることが多くのワイン鑑定家及びその他の飲用者に知られている。これは、ワイ
ンとこれと接触する空気の分子との間の化学反応による。ワインの化学的組成は
非常に複雑であり、その成分及び風味要因は数千を数える。ワインは、非常に繊
細であることが知られており、これらの成分のほんの幾つかが僅かに変化しただ
けでワインの味及び可飲性が大きく変化してしまう。空気中にはワインと反応す
るであろう他の成分があるけれども、恐らくは、酸素がワインの最も大きな敵で
ある。酸素は、ワインの多くの主成分を酸化させることによって、開封した容器
に入ったワインの味を大きく変化させる連鎖反応をほんの数日の間に引き起こす
。この問題点は、多くの赤ワインについて特に顕著であり、鑑定家は、多くの場
合、一日以上空気に露呈した場合には、飲用不適であると考える。空気に数日露
呈すると、ほぼ全てのワインが飲用不適となる。
確かに、この問題は、ワイン醸造業者を多年に亘って悩ませてきた。ワイン醸
造所では、高価で大型の精密な装置を使用して強力な真空を発生させて空気を除
去するか或いは複雑な不活性ガスシステムを使用してワインを空気から隔離して
いる。しかしながら、この問題点は、消費者のレベルでは十分な方策が立てられ
ていなかった。このため、以下に述べる根深い社会学的結果が生じる。即ち、食
事と一緒に一杯か二杯のワインを飲みたい人やカクテルとしてワインを飲みたい
人は、自分の望みを満たすことがボトルに入ったワインの大部分を無駄にするこ
とになり、これが不経済であることを知っている。ワインの価格が急速に上昇し
ているため、こうした経済的な配慮が更に重要になっている。更に、この問題は
、ファーストグロウス・ボルドーといった特別のワインを楽しむことを、一本数
千ドルもするワインを一度に一本消費することを収入が容易には許さない人にと
って経済的に達成できないものにしている。このような人は、このようなワイン
を長期間に亘って楽しむことができればこのようなワインを試すのが容易になる
と考えている。更に、本発明は、小さなレストランが、多数のワインリストをグ
ラス又はカラフェで提供できるようにする。これは、空にならなかったボトルに
入ったワインを無駄にすることを考えなくてもよく、そのため、平均的な収入の
入々がボトル一本に不可能な程大きな出費を支払わなくても、素晴らしいワイン
を時折試すことができるようになるためである。本発明以前には、こうした機会
は全くなかった。大量のワインが無駄になり、ワインに対する多くの潜在的な要
求が満たされぬままであった。
空気がワインに及ぼすダメージを小さくするために消費者が行っていた従来技
術の方法は、コルクを再び装着する簡単な方法から、風船をボトルに入れて空気
を或る程度追い出すのを補助する不合理な方法(米国特許第3,343,701
号を参照されたい)まで様々である。前者の方法は、消費したワインと置きかわ
ったコルクの下の空気を除去しないために効果がなく、後者の方法は、風船が破
れると全ての空気を追い出すことができず、空気との直接的な接触によりワイン
の風味を損ねる傾向があるため、実際的でなく且つ効果がない。この他の方法に
は、ワインのボトル内に真空を発生させるための消費者用装置(米国特許第4,
763,803号及び米国特許第4,911,314号を参照されたい)が含ま
れる。こうした装置は、幾つかの理由により効果がない。第1の理由は、こうし
た装置は、全ての空気をなくすのに十分強い真空を発生しないということである
。十分強い真空を発生すると、消費者にとって開封するのが極めて困難なシール
が形成され、吸引力が加えられているときにワインがシーラーポンプに吸い込ま
れるという問題が生じる。更に、圧力の不均衡によりボトルにひびが入るという
問題点もある。吸引中にストッパーをしっかりと着座させることもまた多くの消
費者にとってはむしろ厄介である。更に、この設計で使用されたスリット弁は、
空気を経時的に漏らす傾向があり、強力な真空を拘束することと矛盾する。更に
、可動部品、特にポンプ機構内の可動部品の性質が装置の寿命を制限する。この
ような空気ポンプでは、シール及びばねが経時的に劣化することが知られている
。
食品包装の分野の当業者は、食品及び飲料の密閉時に空気を追い出すために無
反応性ガスを使用している。このような使用の例には、米国特許第586,63
2号、米国特許第1,263,278号、米国特許第2,204,833号、米
国特許第2,333,898号、米国特許第2,705,578号、米国特許第
2,758,766号、米国特許第2,862,528号、米国特許第3,21
2,537号、米国特許第3,406,079号、米国特許第3,556,17
4号、米国特許第3,804,133号、米国特許第3,837,137号、及
び米国特許第4,312,171号がある。しかしながら、これらの特許は、充
填した容器の密閉に向けられているものであって、密封容器を開封し、特に内容
物の一部を消費した後にこれを再密閉しようとする消費者が遭遇する特定の問題
点には向けられていない。
開封し且つ一部を消費したワインの保存を助けるために不活性ガスを使用する
二つの装置が米国特許第4,475,576号及び米国特許第4,477,47
7号に開示されている。しかしながら、これらの特許は両方とも、本願で提案し
たものよりも劣った設計及び方法を使用している。
米国特許第4,475,576号には、ストッパー装置が開示されている。こ
のストッパー装置は、「不活性ガスディスペンサの分配ヘッド」をストッパーに
直接的に挿し込むように設計された多数のストッパーを提供する。この装置では
、注入装置と排気孔との接触箇所をシールするため、ストッパーで逆止弁が使用
さ
れている。代表的には、このようなストッパーは、逆止弁を備えたテーパしたゴ
ム製コルクの形態をとり、「下流端部がピンチ止めされているため、チューブ内
部からピンチ止めされた端部を通る方向だけにガスを通過させることができるゴ
ム製弾性スリーブ」と記載されている。これらのピンチ止めされた下逆止弁は、
(米国特許第4,763,803号及び米国特許第4,911,314号と同様
に)、非常に薄い設計になっているために壊れ易く、繰り返し使用しているうち
に劣化する傾向がある。更に、これらの逆止弁は、詰まったり漏れたりし易く、
小さな粒子がピンチ止めされた領域に付着すると、シールが容易に破れ、空気を
入れてしまう。更に、ワインは、この領域に飛散して付着し易く、これにより閉
塞が起こったりシールの破損が起こる。更に、このような設計により、消費者は
、付着したワインが弁に溜まらないようにするために使用の前後に各ストッパー
のクリーニングを注意深く行うという煩わしい仕事と直面することとなる。これ
らのピンチ止めされた逆止弁は、弾性の弁座に着座しているとき、ボトル内への
繰り返し挿入によりストッパーが撓むため、繰り返し使用しているうちに変形し
易い。「1気圧の圧力よりも僅かに高い圧力」で解放するこれらの逆止弁は、ボ
トル内のガスが大きな温度変化に従って膨張したり収縮したりする場合、シール
を破り易い。
シール機構におけるこのような傷は、従来技術の装置よりはましであるが、こ
れらの弁には、経時的に劣化し、ワインを二週間以上の期間に亘って貯蔵するの
には適していないという欠点がある。更にこの設計は、カウンター天板備付けの
不活性ガスディスペンサを必要とすることを仮定しており、持ち運びが容易でな
いという欠点がある。更に、「不活性ガスディスペンサの分配ヘッド」用のスト
ッパーの座は、繰り返し使用しているうちに伸びたり変形したりし易く、これに
よりその寿命が短くなる。更に、この種の着座ヘッドの設計は、不活性ガスディ
スペンサのヘッドを(ボトルのストッパーの)非常に小さな空間領域内でストッ
パーと整合させてシールする必要があるため、多くの消費者、特に関節炎を患っ
ている人や目の悪い人にとって問題がある。ストッパーの表面積が小さいが故に
ストッパーを片手で十分に掴むことができ、これによって大きなてこの作用を得
る必要があり、取り外しを困難にするためである。この問題点は、ネックが細い
ボトルについて特に顕著である。最後に、この装置は、ワインについての使用に
限定されており、ジュースや食品の開封した容器の保存又は他の用途で容易には
使用できない。
米国特許第4,477,477号には、ワインを保存するための方法及びシス
テムが開示されており、これには加圧不活性ガス源及びボトルへの送出装置が含
まれる。この装置は、多くの部品及び露呈された連結部を含み、使用及び輸送が
困難であり、壊れ易い。この装置は、作動させるのに幾つかの工程を必要とする
がこれは、機械に詳しくない消費者にとっては望ましくないことである。
この装置は、不活性ガス源、弁、この弁に連結された連結チューブを有し、こ
の連結チューブは、調節自在のノズルに連結され、このノズルは直線状ストッパ
ーと同様の取り付け装置に連結されている。調節自在のノズルの高さは、ノズル
を上下に摺動させ、位置決め手段で締め付けることによって、ストッパー内で調
節できる。ノズルをワインの表面の真上に位置決めする必要がある。この取り付
け装置は、「周囲に亘って間隔が隔てられた関係で突出した複数の支持体を有す
る取り付け手段」によって、ボトル内の所定位置に保持される。これらの取り付
け手段間の間隔は、追い出した空気を逃がすことができるように設計されている
。装置を使用して不活性ガスのカバーをワインの上に置き、次いで装置を取り外
し、容器に再びコルクを装着することが求められる。
この従来技術の装置は、設計上、幾つかの望ましからぬ特徴がある。ガス源に
設けられた弁を調節自在のノズルに連結するチューブは、壊れ易く、漏れ易く、
乾燥腐敗(dry rot)し易い。これは、装置の寿命を短くし、空気を注入チュー
ブ及びボトル内に或る程度吸引させてしまう。このチューブは、弁及び調節自在
のノズルの両方から抜け易く、装置を破損する。更に、この装置は、ノズルをス
トッパー(取り付け装置)内で上下に調節する必要がある。これは、ノズルを繰
り返し移動させている間にノズルとストッパーとの嵌め合いが緩くなるために漏
れを経時的に引き起こし易いため、望ましくない。ノズルの締め付けにねじピン
を使用すると、ねじをなくし易いため又は繰り返し使用しているうちにねじ山が
擦り減ってしまうため、装置の寿命が短くなる。更に、このようなピンは、ノズ
ルを損傷し易い。更に、ノズルの高さを調節する上で幾つかの無駄な工程が必要
とされる。更に、この装置は、注入ノズルをワインの表面上に位置決めするよう
になっている。この方法は、ノズルをワインの表面の下に挿入することによって
ガスをワイン内で気泡をなして上方に移動できるようにする利点を提供しない。
ガスをワイン内で気泡をなして上方に移動する方法は、ヘッド空間を更に良好に
充填することによってボトル内の空気を不活性ガスで更に確実に追い出すことが
できるばかりでなく、ワインに溶解した空気の大部分を不活性ガスに置き換える
ことができる。
「取り付け手段」を取り囲み且つこれを上方に保持し、追い出した空気を逃が
すための空間を形成する支持体は、所定の場所に置くのが困難であり且つこれに
時間がかかるばかりでなく、ネックの大きさが異なるボトルの問題点に配慮して
いない。ネックが大きいということは、これらの支持体が壊れるということ、又
はストッパーがボトルに緩くしか嵌まらないということを意味する。ネックが小
さいと、これらの支持体が嵌まらず、又はストッパーを支持体に押し付けて通気
空間の多くを閉鎖してしまい、圧縮ガスを注入したときにボトル内に危険なレベ
ルの圧力が発生する。更に、これらの空間は、ストッパーが所定位置にあるとき
、ボトルを正しく密閉できず、装置の目的を果たすことができない。実際、使用
者が装置全体を取り外し、次いでコルク又は他のシールを不活性ガスのヘッドの
上に設置するように設計されている。この方法は、空気を不活性ガスの上方及び
コルクの下に捕捉することができる。コルクの下のこの空気によりワインは酸化
され、その品質が或る程度損なわれる。不活性ガスの層が存在するけれども、対
流や人間の手によるボトルの攪拌によって空気がワインと直接接触する場合があ
る。
ストッパーの表面積が小さいため、ストッパーを片手で十分に掴むことができ
、これによって大きなてこの作用を得る必要があり、取り外しが困難である。こ
の問題点は、ネックが細いボトルについて特に顕著である。更に、この装置は、
ワインについての使用に限定されており、ジュースや食品の開封した容器の保存
又は他の用途で容易には使用できない。
本発明の装置の第2の主な用途は、ソーダ水をつくるための水及び更に栄養の
あるソーダをつくるためのジュースを含む飲料を炭酸飽和するための用途である
。更に、この装置は、「気の抜けた」清涼飲料水を再び炭酸飽和することを容易
に
行うことができる。更に、以前に開封した清涼飲料水の容器を密閉し炭酸が抜け
たりこぼれたりしないようにできる。
プロ用炭酸飽和装置及び家庭用炭酸飽和装置がつくられている。優れた例が米
国特許第2,593,770号、米国特許第4,298,551号、及び米国特
許第5,031,799号に開示されている。しかしながら、これらの装置の多
くは、持ち運びが容易でなく、清掃が困難であり、炭酸飽和専用である。可搬式
炭酸飽和装置は、米国特許第2,805,846号に例示されたセルツァーボト
ル型のものであることが多い。これらの装置は、容器全体を炭酸飽和するように
設計されており、一般的には、必ずしもボトル等の閉鎖容器に入っていない一杯
のオレンジジュース又は他の飲料を消費者が手早く且つ容易に炭酸飽和できるよ
うには設計されていない。
可搬式炭酸飽和装置の多くは、このような炭酸飽和装置に対して特別に設計さ
れたボトルの内容物を炭酸飽和する。これらは、清掃及び維持が困難である。こ
れらは、更に、炭酸飽和以外に使用できない。更に、多くの現存の装置は、密封
式のシステムであり、ボトル内の圧力を危険なレベルにすることがあり、従って
、圧縮ガスの注入時に爆発しないようにボトルを金属又は金網で強化することを
必要とする。
本発明の第3の主な用途は、ボトル、ビーカー、及び他の密閉容器から空気を
除去する用途である。食品包装の分野の当業者は、食品及び飲料の密閉時に空気
を追い出すため、種々の無反応性ガスを使用することを長い間行ってきた。この
ような使用の例は、米国特許第586,632号、米国特許第1,263,27
8号、米国特許第2,204,833号、米国特許第2,333,898号、米
国特許第2,705,578号、米国特許第2,758,766号、米国特許第
2,862,528号、米国特許第3,212,537号、米国特許第3,40
6,079号、米国特許第3,556,174号、米国特許第3,804,13
3号、米国特許第3,837,137号、及び米国特許第4,312,171号
によって例示される。これらの特許は、充填した容器の密閉に向けられているも
のであって、密封容器を開封し、特に内容物の一部を消費した後にこれを再密閉
しようとする消費者が遭遇する特定の問題点には向けられていない。
消費者が、購入した食品を完全には消費しないため、大量の食品が毎年無駄に
なっている。食事が終わった後に残った食品は、冷蔵しても迅速に劣化するため
、多くが捨てられている。最も多くの劣化は、食品が空気によって直接的に酸化
されること及び食品又は空気中の細菌による破壊により引き起こされる。脱水も
またこれと関連した要因である。食品は、密閉容器内で及び/又は冷蔵状態で保
存する場合に長期に亘って保存できると、長い間考えられてきた。空気に対する
露呈を少なくすることによって、食品の劣化を遅らせる努力は、蝋紙やアルミ箔
で食品を包むことから、食品をタッパーウェア(タッパーウェア(Tupperware)
は登録商標である)等の蓋付き容器又はぴったりと嵌まる蓋を持つ他の容器内に
保存することに変わってきた。これにより、多くの食品の貯蔵寿命が数日延びた
。しかし、最終的には、酸化及び細菌によって損なわれ、食用不適になる。従来
技術の多くの装置は、容器の形態をその中にある食品又は腐敗し易いものの形状
と良好に一致させることによって、密閉容器内に存在する空気の量を減少するに
よって、この問題点を解決しようとした。容器の製造者は、要求されている形態
に良好に適合する容器を直ちに提供しようとする試みで、種々の大きさの容器を
提供している。蓋付き容器の問題点は、固体であるため、液体でない食品の形態
と一致させることができず、従って、多くの空気が蓋の下に残るということであ
る。
最も最近の進歩は、ジッパースタイルの係止型プラスチック袋(米国特許第4
,212,337号、米国特許第4,363,345号、米国特許第4,829
,641号、及び米国特許第4,907,321号を参照されたい)の設計によ
りなされた。これにより、袋の壁の可撓膜を食品にぴったりと押し付けることに
よって、空気が入る余地がほとんどなくなった。部分的に気密性のジッパーシー
ルは、水分を保ち且つ多くの空気を排出することを補助する。
しかし、これらの方法は、食品を損なうのに十分な空気が袋に残っているため
、完全な方法ではない。更に、ジッパーシールは非常に容易に離すことができ、
袋は、一般的には、長期に亘って使用するようにはなっていない。更に、プラス
チック袋は、熱いままの食品や非常に複雑な形態の食品を密閉するのには適して
いない。更に、プラスチック袋からの食品の取り出しは、蓋付き容器からの取り
出しよりも困難である。従って、貯蔵中に食品を空気とほとんど接触させず、飲
料
の炭酸飽和も行うことができるような、食品を不活性ガスで保存する装置を提供
することは、ワインのような飲料を含む食品を貯蔵する技術における大きな前進
である。
図面の簡単な説明
同じ参照番号が同じ部品を示す添付図面は、本発明の実施例の例示であって、
本瀬の請求の範囲に記載した本発明を限定しようとするものではない。
第1図は、本発明によるガスアクチュエータアッセンブリの側面図であり、
第2図は、本発明によるボトル注入−密閉装置をボトル内に置いた状態で示す
側面図であり、
第3図は、炭酸飽和の用途でガスアクチュエータアッセンブリに取り付けるた
めの、又は壜詰めした流体の保存で使用するためにボトル注入−密閉装置に取り
付けるための、延長チューブの側面図であり、
第4図は、第2図に示すボトル注入−密閉装置に取り付けた第1図に示すガス
アクチュエータアッセンブリの側面図であり、
第5図は、ボトル注入−密閉装置に取り付けられた延長チューブを含む第4図
のシステムの側面図であり、
第6図は、炭酸飲料のグラスに挿入した延長チューブを含むガスアクチュエー
タアッセンブリの側面図であり、
第7図は、ガスアクチュエータアッセンブリに取り付けられる、食品又は他の
腐敗し易いものを保存するための容器の側面図であり、
第8図は、ガスアクチュエータアッセンブリに取り付けられる別の容器の側面
図であり、
第9図は、ガスアクチュエータアッセンブリに取り付けられる食品容器用蓋の
側面図であり、
第10図は、多数のガス源を持つように変更した第1図に示すガスアクチュエ
ータアッセンブリの平面図であり、
第11図は、圧縮ガス源を直接的に取り付けることによって変更を行った第7
図の容器の側面図であり、
第12図は、圧縮ガス源を直接的に取り付けることによって変更を行った第8
図の容器の側面図であり、
第13図は、圧縮ガス源を直接的に取り付けることによって変更を行った第2
図のボトル注入−密閉装置の側面図である。
発明の概要
本発明は、圧縮ガスを容器に供給するためのガスアクチュエータアッセンブリ
に関する。このアッセンブリは、好ましくは圧縮ガスカートリッジの形態の内蔵
式圧縮ガス供給源を含む。圧縮ガスは、チューブを通してワインボトル等の容器
に入った液体の液面の下に送られる。空気を容器から取り除くための排気チュー
ブ、及び圧縮ガスの流入及び空気の排気を同時に賦勢するための賦勢装置が設け
られている。
発明の詳細な説明
第1図は、ガス源アクチュエータアッセンブリの代表的な実施例を示す。この
アッセンブリは、本発明の保存/ 炭酸飽和システムの主要構成要素として役立つ
ようになっており、これにアタッチメントを取り付けることができる。この装置
は、全体が外部ハウジング(1)の内に収容される。前記外部ハウジングは、内
部構成要素及びガス源を保護し、位置決めする上で役立ち、前記アクチュエータ
を保持し且つ位置決めするための簡単な手段としても役立つ。外部ハウジング(
1)の好ましい実施例は、人指し指を置くためのグリップ(2)及びオペレータ
の手の第3指、第4指、及び第5指を位置決めするためのハンドグリップ(8)
を含む。このハンドグリップは、交換自在のセルツァーボトル(seltzer-bottle
)型のガスカートリッジ又は他のガス源(9)を収容する。ハンドグリップ(8
)には、ガスカートリッジ(9)の設置及び取り出しを行うための位置決めキャ
ップ(10)を固定するためのねじ山又は他の手段が設けられている。親指で作
動する大きなボタン(5)用の開口部、緊急用圧力逃がし弁(14)用の開口部
、排気された空気用の排出チューブ(3)用の開口部、ガス源構成要素コネクタ
チューブ(16)及び空気排出構成要素コネクタチューブ(17)用の開口部が
更に設けられている。外部ハウジングは、代表的には、プラスチックや金属とい
った丈夫な硬質材料でできている。外部ハウジングは、好ましくは、成人の手の
大きさに合わせてある。
外部ハウジング(1)内には、カートリッジ位置決め案内体(11)が設けら
れており、これは、ねじ又は他の手段でねじキャップ(10)に取り付けられて
いる。ねじキャップ(10)を締め付けると、カートリッジ位置決め案内体(1
1)がガスカートリッジ(9)の後端と接触し、ガスカートリッジ(9)を中空
連結ピン(7)に向かって押す。ねじキャップを更に締め付けると、中空連結ピ
ン(7)がガスカートリッジ(9)のネック端を破り、これによって、ガスをカ
ートリッジ(9)から中空連結ピン(7)及びガス輸送チューブ(6B)を通し
てガス源用のアクチュエータ制御弁(12)に流す。この弁は、ボタン(5)を
押さない限りガスがこれ以上流れないようにする。輸送チューブ(6B)には、
ゴムワッシャと同様の柔軟なコネクタシール(6A)が取り付けられており、中
空コネクタピン(7)のベースを取り囲んでいる。ねじキャップ(10)を一杯
に締め付けると、加圧ガスカートリッジ(9)が柔軟なコネクタシール(6A)
にぴったりと押し付けられ、これによって加圧ガスカートリッジ(9)の口をシ
ールし、ガスが連結部から漏れないようにし、空気が連結部に入り込まないよう
にする。
アクチュエータボタン(5)は、アクチュエータ制御弁(12)及び(13)
の弁アクチュエータ(4)に連結されている。前記アクチュエータボタンを押す
と、両方の弁アクチュエータ(4)がアクチュエータ制御弁(12)及び(13
)を連携して開放する。ガス源用のアクチュエータ制御弁(12)を開放するこ
とによって、ガス源からのガスをガス輸送チューブ(6B)からアクチュエータ
制御弁(12)を通してアクチュエータガス源導入チューブ(15)に通過させ
る。アクチュエータガス源導入チューブ(15)は、以下に説明するように、ガ
スの流れを周囲アタッチメントに下方に差し向ける。アクチュエータガス源導入
チューブには、ガス流の遮断によりアクチュエータガス源導入チューブ(15)
内に危険なレベルの圧力が生じた場合にガスをアクチュエータガス源導入チュー
ブ(15)から外部ハウジング(1)の外側に逃がす緊急用圧力逃がし弁(14
)が設けられている。前記緊急用圧力逃がし弁(14)は、好ましくは、アクチ
ュエータガス源導入チューブ内の圧力が周囲圧力よりもはるかに高くなり、この
ような圧力を逃がさないと、システムのオペレータ又はシステム自体の構造的一
体
性に危険が及ぼされる場合にのみ開放する。
空気排出制御弁(13)を同時に開放することにより、排気された空気をアク
チュエータ排出導入チューブ(18)から空気排出制御弁(13)及び排出され
た空気用の排出チューブ(3)を通して上方に通過させることができる。アクチ
ュエータボタン(5)を離すと、両アクチュエータ制御弁(12)及び(13)
が閉鎖する。アクチュエータガス源導入チューブ(15)及びアクチュエータガ
ス源導入チューブ(18)の両方の下端にはコネクタ(16)及び(17)が設
けられている。これらのコネクタにより、前記アクチュエータガス源導入チュー
ブ(15、18)を以下に説明する周囲附属装置のチューブに容易に連結できる
。好ましい実施例では、コネクタ(16)及び(17)の直径は、アクチュエー
タガス源導入チューブ(15)及び(18)直径よりもはるかに大きく、これら
のアクチュエータガス源導入チューブが連結される周辺装置のチューブよりもは
るかに大きい。各コネクタは、一端が夫々のアクチュエータガス源導入チューブ
(15)又は(18)に永久的に連結されており且つシールされている。各コネ
クタ(16)又は(17)の内側は、周辺装置のチューブをコネクタに挿入した
場合の連結部のシールの気密性を改善するため、ゴムやポリテトラフルオロエチ
レン等の柔軟な材料で覆われている。
第2図乃至第9図は、本発明によるガスアクチュエータアッセンブリに取り付
けることができる装置を開示する。第2図を参照すると、この図には、第1図の
装置に対する周囲アタッチメントとして作動するボトル注入−密閉装置(ボトル
インジェクター)の好ましい実施例が示してある。明瞭化を図る目的で、装置は
、ワイン又は他の流体(31)のボトル(27)のネック(25)に挿入した状
態で示してある。図示のように、主ガス注入チップ−コネクタ(32)は、ワイ
ン又は他の流体(31)の表面(30)の下に浸漬してある。装置は、弁構成要
素(22)、ボトルインジェクター排出チューブ(19)、及びボトルインジェ
クターガス導入チューブ(20)を位置決めし且つ保護するのに役立つ外部ハウ
ジング(21)を有する。この外部ハウジング(21)は、オペレータが装置を
ボトルに挿入したり又は取り出すための便利なハンドルとしても役立つ。外部ハ
ウジング(21)は、金属やプラスチックといった固体の材料でつくられている
。
外部ハウジング(21)には、ゴム等の柔軟で弾性の材料でできているか或いは
こうした材料で覆われたテーパしたコルク封壜インターフェース(bottle corkin
g interface)(24)が取り付けられており、一体のユニットを形成する。前記
コルク封壜インターフェース(24)は下方にテーパしており、最も上側の部分
が一般的なワインボトルのネックよりも広幅になっており、下部分は、ネックが
最も狭幅のワインボトルに嵌まるのに十分狭幅である。このようにテーパしてい
るため、非常に広幅のものから非常に狭幅のものまでの範囲の大きさのボトルネ
ックに容易にぴったりと嵌まることができる。コルク封壜インターフェース(2
4)は、柔軟で弾性の材料でできているため、ボトルのネック(25)の内壁に
対してぴったりと嵌まり、これによって、コルク封壜インターフェース(24)
とボトルのネック(25)との間に気密シールを形成する。
ガス導入チューブ(20)は、外部ハウジング(21)の上方から外部ハウジ
ング(21)を通って内部シール弁(22)内に延びている。前記弁の底では、
ボトル(27)内に延びる下方のガス導入チューブ(29)内に流路が連続する
。
同様に、ボトルインジェクター排出チューブ(19)は、外部ハウジング(2
1)の上方から外部ハウジング(21)を通って内部シール弁(22)内に延び
ている。内部シール弁の底では、流路が、テーパしたコルク封壜インターフェー
ス(24)の底部と面一の排出孔(26)で終端する下方のインジェクター排出
チューブ内に連続している。かくして、排出孔(26)はボトル内でできるだけ
高い箇所に位置決めされる。排出孔(26)が最も高く位置決めされるため、以
下の三つの利点が得られる。即ち、(a)酸素よりも分子量が大きい不活性ガス
(例えばアルゴン)を使用した場合には、重い不活性ガスが軽量のガス(空気又
は酸素)を自然に押し上げる。従って、システムを最も上側の箇所で通気するの
が望ましい。(b)排出孔(26)を注入チップ(32)から大きく離し、高い
位置に置くことによって、先ず最初に空気が通気され、流入−上昇するガスの圧
力がワイン(又は他の液体)の上方のヘッド空間の空気をコルク封壜インターフ
ェースに向かって上方に押しやり、(c)排気孔をできるだけ高い箇所に置くこ
とによってワインが漏れたり飛び散ったりボトル注入−密閉装置に入り込んだり
し難くする。
ボトルインジェクターのガス導入チューブ(20)は、第1図のガス源構成要
素コネクタ(16)に連結される。同様に、ボトルインジェクターの排出チュー
ブ(19)は、第1図の空気排出構成要素コネクタ(17)に連結されており、
これによって、不活性ガスを注入し、ボトル内の空気を除去するための回路を完
成する。
インジェクターの下方のガス導入チューブ(29)の下端には、コネクタ(1
6)及び(17)と同様のコネクタ(32)が取り付けられている。このコネク
タ(32)には、コネクタの壁の下部分を通して小さな孔(50)が設けられて
いる。これらの孔(50)により、ガスの気泡をコネクタの側方に通し、ボトル
内へガスを容易に注入できる。孔(50)がコネクタの下側に位置決めされてい
るため、第3図に示す延長チューブ(52)をコネクタに挿入する場合、孔の上
方にシールを形成するのに十分な接触表面積があるため、気密シールの形成の妨
げとならない。
シール弁(22)は、ガス導入通路(20)及び(29)、及び空気排出通路
(19)及び(23)の両方の開放及び閉鎖を同時に行う。従って、シール弁(
22)を閉じると、ボトルの内容物が外部から効果的にシールされる。逆に、シ
ール弁(22)を開くと、ボトルのシールが破られ、通路(20)及び(29)
を通してガスを注入し、通路(23)及び(19)を通して空気を排出すること
ができる。
空気をボトルから排出する上で装置を適正に機能させるために注入チップ(3
2)をワイン(又は他の液体)に浸漬する必要はないけれども、注入チップをワ
インに浸漬することは、通常は、液体の上方のヘッド空間内の空気を追い出すば
かりでなく、液体中に溶解した空気を追い出す上でも好ましい。窒素ガスはワイ
ンに幾分溶解性である。従って、窒素ガスを使用する場合には、注入チップ(3
2)をワインの上方に位置決めするのが望ましい。しかしながら、窒素ガスは、
或る程度ワインに溶解しても、ワインの飲用適合性を変え難い。
再び第3図を参照する。延長チューブ(52)は、第2図の注入−密閉装置の
主注入チップ即ちコネクタ(32)に嵌め込むように設計されている。このよう
なコネクタにより、背の高いボトル及び/又は非常に少量のワインしか入ってい
ないボトルを使用する場合に注入箇所を下げることができる。更に、このような
コネクタは、ガス導入チューブ(29)を更に延長するため、一つづつ直列に連
結できる。延長チューブ(52)は、以下に説明する飲料の炭酸飽和で使用され
る場合には、ガス源構成要素コネクタ(16)に直接的に取り付けられる。延長
チューブ(52)は、シャフト(33)及びガス注入チップ即ちコネクタ(34
)を含む。コネクタ(34)は、注入チップ(32)と同様の設計であり、同様
に取り付けられている。シャフト(33)は、システム全体で使用されているチ
ューブと同様の設計を持ち且つ同じ直径を有し、炭酸飽和に使用される場合には
コネクタ(16)の内側に容易にぴったりと嵌まり、又はボトル注入の用途に使
用される場合にはコネクタ(32)又は(34)の内側に容易にぴったりと嵌ま
る。更に、延長チューブ(52)には、ガスの気泡を通過させるための小孔(5
4)がコネクタ(34)の側部に設けられている。
第4図及び第5図は、一壜のワイン又は他の液体を保存するため、構成要素が
連結されたときにどのように見えるのかを示す。ワインボトルをシールするため
、第1図に示すアクチュエータアッセンブリに、加圧状態の窒素、アルゴン、又
はヘリウムといった無反応性ガス即ち不活性ガスが入ったカートリッジ(9)を
装着する。これらの図では、ワイン又は他の液体のボトルにぴったりと配置され
た第2図に示すボトル注入−密閉装置に第1図に示すアクチュエータアッセンブ
リが適正に取り付けられた状態で示してある。ボトル注入−密閉装置のシール弁
(22)を開き、アクチュエータボタン(5)を押すと、ガスが加圧ガスカート
リッジ(9)からガス注入チップ(32)を通ってボトルに流入する。ボトル内
の空気は、排出孔(26)を通って排出され、最終的には、アクチュエータの排
出チューブ(3)を通って出る。好ましくは、オペレータが、誤って、アクチュ
エータボタン(5)を押す前にインジェクターのシール弁(22)を開かなかっ
た場合に備えて、緊急用圧力逃がし弁(14)(第1図参照)が設けられている
。仮にシール弁を開かずにアクチュエータボタンを押してしまった場合には、シ
ール弁(22)とカートリッジ(9)との間のガスの圧力が受け入れられない程
高くなってしまう。この危険性は、ガスを制御下で逃がすための手段を構成する
緊急用圧力逃がし弁(14)を設けることによって回避される。緊急用圧力逃が
し
弁(14)は、賦勢されると信号(例えばシューという音)を発し、シール弁(
22)が開いていないことをオペレータに警告するように設計されているのがよ
い。
第5図は、延長チューブ(52)がボトル注入−密閉装置の主注入チップ即ち
コネクタ(32)に取り付けられた状態を示す。インジェクターは、延長チュー
ブ(52)を用いることにより、背の高いボトルに作動的に連結できるようにな
っている。
第4図及び第5図に示す装置は、ボトル一本分の液体を炭酸飽和するのにも使
用できる。本発明のこの実施例では、圧縮炭酸ガスのカートリッジをアクチュエ
ータアッセンブリのガス源(9)として使用する。多くの用途について、炭酸ガ
スを液体中で泡立たせることにより5秒乃至10秒で炭酸飽和を行うことができ
る。
第6図は、グラス内の飲料の炭酸飽和を行うようになった本発明の実施例を示
す。第1図のアクチュエータアッセンブリが、主ガス注入チップ即ちコネクタ(
32)で第3図の延長チューブに取り付けられている。延長チューブのガス注入
チップ(34)は、グラス又は他の容器(35)内の飲料(36)に挿入してあ
る。この実施例について、ガス源(9)は圧縮状態の二酸化炭素でなければなら
ず、従って二酸化炭素カートリッジを第1図を用いて説明したようにアクチュエ
ータアッセンブリに挿入しなければならない。アクチュエータボタン(5)を押
すと、炭酸ガスがアクチュエータアッセンブリ内のカートリッジ(9)から延長
チューブのシャフト(33)及び延長チューブのガス注入チップ(34)を通っ
て飲料に流入する。説明した方法で炭酸ガスを飲料に勢いよく注入することによ
って、多くの用途について、5秒乃至10秒後に飲料は良好に炭酸飽和される。
第7図は、第1図に示す種類のアクチュエータアッセンブリと関連して使用さ
れるように設計された、食品、飲料、又は他の腐敗し易いもの(43)を保存す
るための特別の容器−蓋アッセンブリを示す。この容器−蓋アッセンブリは、壁
から形成された貯蔵容器(42)及び気密蓋(38)を含み、この蓋には、ガス
アクチュエータを蓋に連結するための手段が設けられている。好ましい実施例で
は、インジェクターのシール弁(22)と同様のシール弁が必ず設けられている
。
このシール弁は、第2図のボトルインジェクターの導入チューブ(20)及び排
出チューブ(19)の開閉と同様の方法で蓋の注入チューブ(41)及び排出チ
ューブ(40)を同時に開閉する。第2図に示す構成と同様に、蓋の排出チュー
ブ(40)の下孔は容器の蓋(38)と面一である。蓋の注入チューブ(41)
は、ほぼ容器の底部まで延びるように予め大きさが定められている。アクチュエ
ータアッセンブリの適用及び蓋シール弁(39)の使用は、同様の弁がボトル注
入−密閉装置に設けられた第2図及び第3図に説明した方法と同じである。蓋の
注入チューブ(41)は、アクチュエータアッセンブリのガス源構成要素コネク
タ(16)にぴったりと嵌まるように設計されている。蓋の排出チューブ(40
)は、アクチュエータアッセンブリの空気排出構成要素コネクタ(17)にぴっ
たりと嵌まるように設計されている。蓋(38)は、その周囲に亘って接触点(
37)で容器(42)に気密をなして取り付けられる。当該技術分野で周知の特
定の種類の蓋には、ねじ止めの蓋及びスナップ止めの蓋が含まれる。特別の容器
の壁(42)の高さ及び形状は変化させることができる。蓋(38)及び容器壁
(42)は、両方とも、代表的には、プラスチック等の固体物質でできている。
このような容器についての好ましい設計では、貯蔵容量を最大にするため、ガス
注入チューブを容器の壁(42)にできるだけ近付けて配置する。
第8図は、ガスアクチュエータが蓋(44)でなく容器の壁(42)に設けら
れていることを除き、第7図に示す容器と同じ特別の容器を示す。弁を備えた排
出チューブ(47)は、代表的には、蓋の閉鎖の邪魔にならない範囲で容器の側
部でできるだけ高く配置されている。これは、第2図の議論で説明したのと同じ
理由による。ガス注入チューブは、曲がり、容器(42)の壁に沿って下方に底
部の近くまで延びている。これは、容量を最大にするためである。
第9図は、第1図に示す種類のアクチュエータに連結するための手段を備えた
多目的蓋(38)を示す。この蓋は、食品の元々の容器に配置されるようになっ
ており、これによって、開封した容器の内容物を第7図及び第8図の特別の容器
に移す必要をなくす。この蓋は、第7図に示す蓋と同様であるが、(a)単一の
種類の容器でなく種々の容器に装着するようになっているという点、及び(b)
この特別の蓋のガス注入チューブ(41)は、第2図に示す種類のガス注入チッ
プ即ちコネクタを備えているという点の二つの主な相違点がある。これにより、
延長チューブ(33)(第3図参照)を第5図に示す本発明の実施例と同様の方
法で取り付けることができる。これにより、注入チップの大きさを第3図に関し
て説明したのと同様の方法で容器の高さに合わせて変えることができる。
このような蓋の大きさを元々の容器に装着するように適正にするため、幾つか
の方法を使用できる。例えば、ほとんどのボトル及びジャーの口に装着するよう
に多数の大きさの蓋からなる組を形成するのがよい。更に、弾性側壁を設け、一
つの蓋を種々の大きさのジャー又はボトルの口に装着できるようにする。
第10図は、第1図に示すのと同様の種類のガス源アクチュエータアッセンブ
リを示す。この変形例では、第1図に示すアクチュエータアッセンブリと同様の
方法で外部ハウジングが二つのガスカートリッジ(9)を同時に収容できるよう
な変更がなされている。ガス源選択スイッチ(58)により、オペレータは、一
方のガスカートリッジを注入するためのガス源として選択できる。これにより、
オペレータが一方の種類のガスの使用から他方のガスの使用に切り換えようとし
た場合にガスカートリッジを取り外す必要がなくなる。
第11図は、第1図に示すハンドグリップ(8)と同様の、容器の蓋(38)
に作動的に連結された外部ハウジング内に不活性ガスカートリッジ(9)が収容
されていること以外は第7図に示す容器と同じ特別の容器を示す。ガスカートリ
ッジは、第1図に示すのと同様の方法で蓋のシール弁(39)に作動的に取り付
けられている。シール弁(39)を賦勢すると、ガスがカートリッジ(9)から
ガス注入チューブ(41)を通って容器に流入するが、これと同時に容器内の空
気を、排出チューブ(40)を通して排出することができる。シール弁(39)
を閉じると、カートリッジからのガス流が停止する。シール弁(39)が一つし
か使用されていないため、緊急用圧力逃がし弁(14)の種類の圧力逃がし弁を
設ける必要がない。これは、容器へのガス流が妨げられないためである。ガス源
を容器に直接的に設けることにより(これは第1図に示す実施例と異なる)、容
器内の空気を放出する上でオペレータが実施する必要がある工程の数が少なくな
り、この実施例は更にコンパクトなものとなる。
第12図は、第1図に示すハンドグリップ(8)と同様の、容器の側壁(42
)
に作動的に連結された外部ハウジング内に不活性ガスカートリッジ(9)が収容
されていること以外は第8図に示す容器と同様の特別の容器を示す。ガスカート
リッジは、第1図に示すのと同様の方法で側壁のシール弁(45)に作動的に取
り付けられている。シール弁(45)を賦勢すると、ガスがカートリッジ(9)
からガス注入チューブ(46)を通って容器に流入するが、これと同時に容器内
の空気を、排出チューブ(47)を通して排出することができる。シール弁(4
5)を閉じると、カートリッジからのガス流が停止する。シール弁(45)が一
つしか使用されていないため、緊急用圧力逃がし弁(14)の種類の圧力逃がし
弁を設ける必要がない。これは、容器へのガス流が妨げられないためである。ガ
ス源を容器に直接的に設けることにより(これは第1図に示す実施例と異なる)、
容器内の空気を放出する上でオペレータが実施する必要がある工程の数が少なく
なり、この実施例は更にコンパクトなものとなる。
第13図は、不活性ガスカートリッジ(9)が第1図に示すハンドグリップ(
8)と同様の外部ハウジング内に収容されており且つハンドグリップ(21)内
に作動的に連結されていること以外は、第2図に示すのと同様のボトルインジェ
クター−密閉装置の図である。ガスカートリッジは、第1図に示すのと同様の方
法でインジェクターのシール弁(22)に作動的に取り付けられている。シール
弁(22)を賦勢すると、ガスがカートリッジ(9)からガス注入チューブ(2
0)を通ってボトルに流入するが、これと同時にボトル内の空気を、排出チュー
ブ(23及び19)を通して排出することができる。シール弁(22)を閉じる
と、カートリッジからのガス流が停止する。シール弁(22)が一つしか使用さ
れていないため、緊急用圧力逃がし弁(14)の種類の圧力逃がし弁を設ける必
要がない。これは、ボトルへのガス流を妨げるものが弁の下にないためである。
ガス源をボトルのインジェクター−密閉装置に直接的に設けることにより(これ
は第1図に示す実施例と異なる)、容器内の空気を放出する上でオペレータが実
施する必要がある工程の数が少なくなり、この実施例は更にコンパクトなものと
なる。
例1
先ず最初に、ガスカートリッジが設置されていない場合には、使用者は加圧状
態の不活性ガス又は無反応性ガスのカートリッジを第1図に示すガスアクチュエ
ータアッセンブリに設置しなければならない。これは、ガスアクチュエータアッ
センブリのハンドグリップ(8)に設けられたねじキャップ(10)をねじって
離すことによって行われる。内部にある空になったカートリッジは取り外さなけ
ればならない。ねじキャップを取り外すと、ハンドグリップ(8)内のカートリ
ッジに容易に近付くことができ、指で取り外すことができる。カートリッジ(9
)を取り外した後、不活性ガス又は無反応性ガスのカートリッジ(9)をハンド
グリップ(8)に滑り込ませ、カートリッジのネック端を先にして確実に挿入さ
れた状態にする。カートリッジのネックが中空連結ピン(7)と接触すると、こ
れ以上押すことに対する抵抗が感じられる。次いで、ねじキャップを再設置し、
締め付ける。ねじキャップを一杯に締め付けると、カートリッジは、位置決め案
内体(11)によって連結ピン(7)に押し込まれ、これによって、カートリッ
ジのネックに設けられたホイルシールが破れ、加圧ガスをガス輸送チューブ(6
B)に送ることができ、これによって、ガスアクチュエータがいつでも使用でき
る状態になる。
第2図に示す種類のボトル注入−密閉装置を、必要に応じて一つ又はそれ以上
の延長チューブとともに又は延長チューブなしで、ボトル(27)内に設置する
。概して、注入チップ(32)がボトルの底から約1cm乃至3cmのところにある
ようにガス導入チューブ(29)を確実に浸漬することによって最良の結果が得
られる。これが行われていない場合には、延長チューブのガス注入チップ(34
)がボトルの底から約1cm乃至3cmのところにあるように、第3図の種類の延長
チューブ(52)を主ガス注入チップ(32)に取り付けなければならない。装
置は、ボトルの底からの注入チューブの距離が、推奨された距離よりも大きい場
合でも良好に作動する。この距離は、ワイン又は他の液体中に溶解している空気
を多く追い出すために推奨される。
ボトル注入−密閉装置を適当な大きさにした後、これをボトル(27)内に挿
入しなければならない。これは、ハンドグリップ(21)を掴んでこれを押し下
げながら捩じることによって容易に行われる。これにより、テーパのコルク封壜
インターフェース(24)はボトルのネックに位置決めされ、下げられる。下方
への移動及び横方向への移動の両方に対して大きな抵抗が感じられたとき、テー
パのコルク封壜インターフェース(24)がボトルのネック内に固定的に装着さ
れたことを示す。次いで、インジェクターシール弁(22)を開き、ボトル注入
−密閉装置をガスアクチュエータアッセンブリに取り付ける準備を完了する。
第1図のガスアクチュエータアッセンブリを第2図のボトル注入−密閉装置に
取り付けると同時に、ボトルインジェクターガス導入チューブ(20)の上方の
アクチュエータガス源構成要素コネクタ(16)及びボトルインジェクター排出
チューブ(19)の上方のアクチュエータ空気排出構成要素コネクタ(17)を
整合させ、次いでアクチュエータアッセンブリ上に押し下げる。ボトルインジェ
クター排出チューブ(19)は、排出構成要素コネクタ(17)内でぴったりと
摺動し、ボトルインジェクターガス導入チューブ(20)は、ガス源構成要素コ
ネクタ(16)内でぴったりと摺動する。これでアクチュエータが取り付けられ
、内部システムが完全にシールされる。
ガスアクチュエータに設けられたアクチュエータボタン(5)を、多くの用途
について、5秒間乃至10秒間作動することによって、シールされたシステムを
開放し、圧縮ガスをボトル内に入れ、ボトル内の空気を排出できるようにする。
5秒後乃至10秒後、アクチュエータボタン(5)を離すと、空気を新たに排除
したシステムの再シールが行われる。
次の工程は、ボトルインジェクター装置に設けられたシール弁(22)を閉じ
る工程である。これは、アクチュエータを取り外すことが選択されている場合に
、ボトルシステムをシールする。アクチュエータが連結されている場合には、ア
クチュエータ制御弁(12)及び(13)が、システムをシールするのに役立つ
。
ボトルインジェクターに設けられたシール弁(22)を閉じると、ガスインジ
ェクターのハンドグリップ(21)を他方の手で押えながらアクチュエータを片
方の手で上方に引っ張ることによって、ガスアクチュエータを安全に取り外すこ
とができる。
ガスインジェクターはボトルに残りシールとして作用する。再シールしたボト
ルを開封するためには、ハンドグリップ(21)を使用してインジェクターをボ
トルから引き出す。
例2
ボトル内の液体を炭酸で飽和させる、又は炭酸による飽和を再び行うための手
順は、不活性ガス又は無反応性ガスのカートリッジ(9)の代わりに圧縮炭酸ガ
スを使用しなければならないという一点を除き、上文中で例1に説明された一壜
のワイン又は他の腐敗し易い液体を保存するための手順と本質的に同じである。
例3
開封した液体容器を炭酸で飽和するための手順は、圧縮炭酸ガスのカートリッ
ジ(9)をアクチュエータアッセンブリに設けることを必要とする。第3図に示
す種類の延長チューブは、上文中に説明した方法で第1図のアクチュエータアッ
センブリのガス源構成要素コネクタ(16)に連結されている。
延長チューブのガスインジェクターチップ(34)を飲料又は他の液体に挿入
する。これによって、システムは第6図に示すシステムと類似する。
延長チューブが浸漬された状態で攪拌を行いながらアクチュエータボタン(5
)を多くの用途について2秒間乃至5秒間に亘って押す。2秒後乃至5秒後、ア
クチュエータボタンを離し、アクチュエータアッセンブリを液体から取り除く。
例4
食品又は他の腐敗し易いもの(43)を容器(42)の本体内に配置し、蓋を
容器に取り付ける。
アクチュエータアッセンブリに不活性ガス源又は無反応性ガス源のカートリッ
ジ(9)を例1に説明したように取り付ける。アクチュエータアッセンブリを排
出チューブ及び入口チューブに例1に説明したのと同様の方法で取り付ける。一
例として、弁アッセンブリが蓋(38)に取り付けられた第7図に示す種類の容
器について、アクチュエータアッセンブリは、アクチュエータのガス源構成要素
コネクタ(16)が特別の蓋のガス注入チューブ(41)上に位置決めされ且つ
空気排出構成要素コネクタ(17)が特別の蓋の排出チューブ(40)上に位置
決めされるように弁アッセンブリ上に位置決めされなければならない。弁アッセ
ンブリが容器(42)に取り付けられた第8図に示す種類の容器について、アク
チュエータのガス源構成要素コネクタ(16)が、弁を備えた容器のガス注入チ
ューブ(46)と隣接して位置決めされ、空気排出構成要素コネクタ(17)が
、
弁を備えた容器の空気排出チューブ(47)と隣接して位置決めされるように、
アクチュエータアッセンブリを弁アッセンブリと整合させる。アクチュエータに
加えられた圧力を第7図の種類の容器についてはチューブ(40及び41)に向
かって、第8図の種類の容器についてはチューブ(46及び47)に向かって加
えることによって、容器又は容器の蓋に設けられたチューブを構成要素コネクタ
(16及び17)にぴったりと装着する。
次の工程は、第7図に示す種類の容器に設けられた特別の蓋のシール弁(39
)又は第8図に示す種類の容器用の特別の容器のシール弁(45)を開く工程で
ある。
アクチュエータアッセンブリに設けられたアクチュエータボタン(5)を5秒
間乃至10秒間に亘って押す。これによって、ワインの保存で使用したプロセス
と同様に容器内の空気が不活性ガス又は無反応性ガスと置換する。5秒後乃至1
0秒後、アクチュエータボタン(5)を離し、シール弁(39又は45)を閉じ
、アクチュエータアッセンブリを取り外す。このとき、容器はシールされており
、貯蔵が安全になされている。
例5
特別の蓋を使用した食品又は他の腐敗し易いものの元々の容器内での保存は、
以下のように行われる。蓋(38)を元々の容器の口に嵌め込む。蓋を元々の容
器に固定的に取り付けた後、不活性ガス源又は無反応性ガス源カートリッジ(9
)が例1で説明したように取り付けられたアクチュエータアッセンブリを特別の
蓋のガス注入チューブ(41)及び特別の蓋の排出チューブ(40)に取り付け
る。特定的には、アクチュエータアッセンブリは、ガス源構成要素コネクタ(1
6)が特別の蓋のガス注入チューブ(41)上に位置決めされ、空気排出構成要
素コネクタ(17)が特別の蓋の排出チューブ(40)上に位置決めされるよう
に弁アッセンブリ上に位置決めされる。アクチュエータアッセンブリに加えられ
た圧力をチューブ(40及び41)に向かって加えることによって、容器の蓋に
設けられたチューブを構成要素コネクタ(16及び17)にぴったりと嵌め込む
。次いで、特別の蓋のシール弁(39)を開く。
アクチュエータアッセンブリに設けられたアクチュエータボタン(5)を5秒
間乃至10秒間に亘って押す。これによって、ワインの保存で使用されたプロセ
スと同様に容器内の空気が不活性ガス又は無反応性ガスによって置換される。5
秒後乃至10秒後、アクチュエータボタン(5)を離してシール弁(39)を閉
じ、アクチュエータアッセンブリを取り外す。このとき、容器はシールされてお
り、貯蔵が安全になされている。
例6
第11図又は第12図に示す種類の容器内での食品又は他の腐敗し易いものの
保存は、以下のように行われる。無反応性ガス又は不活性ガスのカートリッジ(
9)を、例1で説明したのと同様の方法で外部ハウジング(60)内に設置する
。食品又は他の腐敗し易いもの(43)は、容器(42)の本体内に置かれてお
り、これに蓋が取り付けられる。シール弁(39又は45)を5秒間乃至10秒
間に亘って開く。これによって、ガス源のガスが容器内部から溢れ、空気が追い
出される。5秒後乃至10秒後、シール弁(39又は45)を閉じる。このとき
、容器はシールされており、貯蔵が安全になされている。
例7
第13図に示す種類のボトル注入装置を使用したワイン又は他の腐敗し易い流
体のボトル内での保存は、以下の方法で行われる。無反応性ガス又は不活性ガス
のカートリッジ(9)を、例1のアクチュエータアッセンブリに関して説明した
のと同様の方法で外部ハウジング(21)内に設置する。次いで、インジェクタ
ーの大きさを延長チューブ(52)を使用してボトルの高さに合わせて定め、こ
れを例1で説明した方法でボトルに挿入する。シール弁(22)を5秒間乃至1
0秒間に亘って開く。これによってガス源のガスがボトルの内部から溢れ、空気
が追い出される。5秒後乃至10秒後、シール弁(22)を閉じる。このとき、
ボトルはシールされており、貯蔵が安全になされている。
壜詰めされた液体を二酸化炭素で飽和させるため又は二酸化炭素で再び飽和さ
せるため、第13図に示す種類のボトル注入装置を使用するための手順は、無反
応性ガス又は不活性ガスのカートリッジ(9)を炭酸ガスのカートリッジ(9)
に変えなければならないことを除けば、同じである。
例8
第10図に示す種類のガスアクチュエータアッセンブリを使用するための手順
は、例1で説明したのと本質的に同じである。これらの二つの実施例は、主に、
第10図のアクチュエータアッセンブリは、二つのガスカートリッジ(9)を同
時に収容できるが、例1で説明した第1図のアクチュエータアッセンブリはカー
トリッジ(9)を一つしか収容できないという点で異なっている。カートリッジ
を例1で説明したのと同じ方法でハンドグリップのチューブのいずれか一方又は
両方に設置する。オペレータは、アクチュエータボタン(5)を賦勢する前に選
択スイッチ(58)を操作することによって、所与の用途について使用されるべ
きガス源を選択しなければならない。第10図のアクチュエータアッセンブリの
全ての他の使用工程は、第1図のアクチュエータアッセンブリと同じである。二
カートリッジ形体の主な利点は、不活性ガスから炭酸ガスへの切り換え又はその
逆の切り換えを行うにあたり、オペレータがカートリッジを取り外す(多くの場
合、廃棄する)必要がないということである。更に、オペレータが一種類のガス
の二つのカートリッジを使用した場合には、アクチュエータアッセンブリのガス
源容量が倍になる。
本発明は、食品及び液体の保存の分野で今日の消費者が遭遇している多くの問
題点を解決する、非常に有用であり、安価であり、可搬性がある手段を提供する
。本発明に対する様々な変更はこの技術分野の当業者に明らかであり、これらは
、請求の範囲の本発明の精神及び範囲内に含まれる。
例えば、アクチュエータ及びその附属装置は、複数の注入通路及び排出通路を
持つのがよい。更に、これらの通路には、その開閉に使用される弁が設けられて
いるのがよい。同様に、チューブは、必ずしもステンレス鋼やプラスチックでで
きていなくてもよく、他の金属又は有機材料で製作できる。
更に、アクチュエータは幾つかの種類のガス源を同時に保持でき、これによっ
て、一つの種類のガスを使用する用途から他の種類のガスを使用する用途に切り
換える際にカートリッジを取り外す必要をなくす。第10図は、この考えの一つ
の好ましい実施例を示す。アクチュエータは、様々な形状を持つことができ、ア
クチュエータボタン(5)は捻り弁に変えることができる。同様に、制御弁(2
2、39、45)は、捻り作動式でなくてもよく、ボタン又は他の機構で作
動させることができる。連結チューブ(15及び18)は、剛性でなく可撓性で
あってもよい。更に、排出通路を制御する弁(13及び22)を、通路(19)
又は通路(18)の一つ又はそれ以上の逆止弁に代えることができる。これらの
弁は、適当には1気圧以上の圧力で解放し、空気を注入中にのみ排出することが
できる。同様の置換を弁(39)についても行うことができる。更に、こうした
弁は、適当には1気圧以上の圧力で解放し、注入を意図的に行っている場合にの
みガスの注入を行うことができるように第2図に示すガスインジェクターの注入
チューブを制御する係止型弁(22)に代えることができる。
ボトルインジェクター又は食品容器は、必ずしも別体のガスアクチュエータを
必要としない。特にカートリッジの形態のガス源(9)は、本明細書中に説明し
たアクチュエータに設けられているのと同様の取り付け手段、即ち(6A、6B
、7、10、11)によって、第2図のボトルインジェクターの注入弁の頂部内
に直接的に容易に設置できる。この考えの例は、第11図、第12図、及び第1
3図に示してある。この考えは、同様の方法で他のアタッチメントに拡げること
ができる。
アクチュエータに対する他のアタッチメントには、パーティー用風船を膨らま
すためのアタッチメント(ヘリウムをガス源として使用する)、オートバイのタ
イヤを膨張させるためのアタッチメント、カメラのレンズや眼鏡にガスを吹き付
けて埃を除去するためのブラシアタッチメント、又はクリームの泡立てを行うた
めのアタッチメントが含まれるがこれらに限定されない。更に、食品、化粧品、
又は他の腐敗し易いものの製造者は、第7図、第8図、及び第9図に示すのと同
様の注入−排出手段を元々の容器に設けることができる。これは、製品の貯蔵寿
命を伸ばすために空気とガスとを置換するため、消費者が第1図のアクチュエー
タと同様のガスアクチュエータを取り付けるという意図で行われる。最後に、本
発明の装置は、小型化することができる。
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,SE,SI,SK,TJ,TT,UA,UZ,VN
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1.スアクチュエータアッセンブリにおいて、 (a)ハウジング、 (b)全体が前記ハウジング内に収容された加圧ガス源、 (c)圧縮ガスを容器に供給するため、前記加圧ガス源を圧縮ガス供給チューブに 連結するための第1連結手段、 (d)前記容器内に延びる排気チューブ、 (e)前記容器内の空気を排気するため、前記排気チューブを前記ハウジングの出 口に連結するための第2連結手段、及び (f)前記圧縮ガスを前記加圧ガス源から前記圧縮ガス供給チューブを通して前記 容器内に移動できるようにすると同時に空気を前記容器から前記排気チューブを 通して除去できるようにするため、前記第1及び第2の連結手段に作動的に連結 された賦勢手段を有する、ガスアクチュエータアッセンブリ。 2.前記圧縮ガスを収容したカートリッジ、及び前記ハウジング内の前記カート リッジを露呈し、これによって、前記カートリッジ内の前記圧縮ガスがなくなっ たときに前記ハウジング内の前記カートリッジの交換を行うことができるように するための手段を有する、請求項1に記載のガスアクチュエータアッセンブリ。 3.前記圧縮ガス供給チューブに作動的に連結された圧力逃がし弁を更に有する 、請求項1に記載のガスアクチュエータアッセンブリ。 4.前記賦勢手段は、前記ハウジング上に位置決めされたボタンからなり、この ボタンは、前記圧縮ガスを放出し且つ空気を容器から排気するため、前記第1及 び第2の連結手段と同時に接触する接触底面を有する、請求項1に記載のガスア クチュエータアッセンブリ。 5.前記圧縮ガス供給チューブ及び前記排気チューブの各々は、前記ハウジング の外に延びる端部を有し、これらの端部は、延長装置と取り外し自在に係合する ことよって前記圧縮ガス供給チューブ及び排気チューブの長さを延長するように なったコネクタを夫々有する、請求項1に記載のガスアクチュエータアッセンブ リ。 6.前記圧縮ガスは二酸化炭素である、請求項1に記載のガスアクチュエータア ッセンブリ。 7.前記ガスアクチュエータアッセンブリのハウジングを前記容器に対してシー ルするための気密シール手段を更に有する、請求項1に記載のガスアクチュエー タアッセンブリ。 8.前記容器は、液体を収容するボトルである、請求項7に記載のガスアクチュ エータアッセンブリ。 9.前記圧縮ガス供給チューブは、前記ボトル内に収容された液体内に延びてい る、請求項8に記載のガスアクチュエータアッセンブリ。 10.前記気密シール手段は、柔軟で弾性の材料で覆われたテーパしたコルクから なる、請求項7に記載のガスアクチュエータアッセンブリ。 11.前記容器と密封関係で係合するためのシール手段、前記シール装置を通過し 、前記圧縮ガス供給チューブに作動的に連結された第1延長チューブ、及び前記 シール装置を通過し、前記排気チューブに作動的に連結された第2延長チューブ を更に有し、前記延長したガス供給チューブは、前記容器内に収容された液体の 液面の下まで容器内を延びており、前記シール手段内のシール弁は、延長した供 給チューブ及び延長した排気チューブを同時に開放し、前記圧縮ガスを前記容器 に入れ且つ空気を前記容器から逃がすようになっている、請求項1に記載のガス アクチュエータアッセンブリ。 12.前記延長した排気チューブには、ガスの気泡を放出するための複数の孔が設 けられている、請求項11に記載のガスアクチュエータアッセンブリ。 13.前記複数の孔は、前記延長した排気チューブの端部に配置されている、請求 項12に記載のガスアクチュエータアッセンブリ。 14.前記圧縮ガス供給チューブに作動的に連結された第1延長チューブ、前記排 気チューブに作動的に連結された第2延長チューブ、及び前記第1及び第2のチ ューブの開閉を行うための弁からなる延長チューブアッセンブリを更に有し、該 延長チューブアッセンブリは、容器本体及び取り外し自在の気密蓋からなる容器 に作動的に連結されている、請求項1に記載のガスアクチュエータアッセンブリ 。 15.前記延長チューブアッセンブリは、前記容器の前記蓋に作動的に連結されて いる、請求項14に記載のガスアクチュエータアッセンブリ。 16.前記延長チューブアッセンブリは、前記容器の前記本体に作動的に連結され ている、請求項14に記載のガスアクチュエータアッセンブリ。 17.前記加圧ガス源は、圧縮ガスが入った二つ又はそれ以上のカートリッジを含 み、これらのカートリッジは、これらのカートリッジのうちの一つからの圧縮ガ スを通すと同時に他のカートリッジをシールできるようにする切り換え弁に作動 的に連結されており、前記切り換え弁は、第1コネクタ手段に作動的に連結され ている、請求項1に記載のガスアクチュエータアッセンブリ。 18.貯蔵隔室及び該貯蔵隔室を更新可能に気密をなしてシールできる蓋を有し、 無反応性ガスを注入するための弁を備えた孔及び空気を逃がすための弁を備えた 孔が設けられている、食品貯蔵容器。 19.無反応性ガスを前記容器に注入するため、弁を備えた孔に作動的に連結され た、圧縮無反応性ガスが入ったカートリッジを有する、請求項18に記載の食品 貯蔵容器。 20.前記容器はプラスチック製である、請求項19に記載の食品貯蔵容器。
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