JPH10507614A - 螺旋アンテナのための180゜電力分配器 - Google Patents

螺旋アンテナのための180゜電力分配器

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JPH10507614A
JPH10507614A JP9508688A JP50868897A JPH10507614A JP H10507614 A JPH10507614 A JP H10507614A JP 9508688 A JP9508688 A JP 9508688A JP 50868897 A JP50868897 A JP 50868897A JP H10507614 A JPH10507614 A JP H10507614A
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    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01PWAVEGUIDES; RESONATORS, LINES, OR OTHER DEVICES OF THE WAVEGUIDE TYPE
    • H01P5/00Coupling devices of the waveguide type
    • H01P5/08Coupling devices of the waveguide type for linking dissimilar lines or devices
    • H01P5/10Coupling devices of the waveguide type for linking dissimilar lines or devices for coupling balanced lines or devices with unbalanced lines or devices
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01QANTENNAS, i.e. RADIO AERIALS
    • H01Q11/00Electrically-long antennas having dimensions more than twice the shortest operating wavelength and consisting of conductive active radiating elements
    • H01Q11/02Non-resonant antennas, e.g. travelling-wave antenna
    • H01Q11/08Helical antennas

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  • Waveguide Aerials (AREA)
  • Variable-Direction Aerials And Aerial Arrays (AREA)

Abstract

(57)【要約】 180°電力分配器(1100)は,入力信号を受け,それを大きさ等しく,位相が180°異なる二つの出力信号に分割する。最初の領域(1132)において,非平衡入力信号は基板(108)の回路表面上の軌跡(1108)に沿って伝搬する。反対表面には接地面(1104)がある。第二の領域(1134)において,接地面は該信号軌跡(1108)の幅に実施的に等しい幅になるようだんだん細くなる(1146)。結果として,該信号軌跡の反対面は,実質的に同じ幅の帰還信号軌跡(1109)になる。この領域(1134)において,該信号は平衡信号であり,そして該信号軌跡(1108)中を流れる電流に対して,該反対サイド上の帰還信号軌跡中に流れる大きさ等しく方向反対の電流が存在する。第三の領域(1136)において,帰還信号軌跡(1109)が基板の回路表面にもたらせれ.そして第二の接地面(1112)が反対表面に提供される。この第二の接地(1112)面は該第一の接地面(1104)に対してローティングしている。該帰還信号は他の信号から位相で180°相違している。

Description

【発明の詳細な説明】 螺旋アンテナのための180°電力分配器 関連する出願 この出願は,”カドラーフアイラー(Quadrifilar)螺旋アンテナと給電ネット ワーク”という発明の名称で同日に提出された,代理人のラベル番号がQCPA 207である同一人の出願に関連しており,その全開示は,下記に詳しく再記さ れるような言及によりここに取り込まれる。 発明の背景 1.発明の分野 この発明は,一般に電力分配器に関係し,特にアンテナ給電ネットワークに利 用されるのに適した180°電力分配器に関係している。 2.関連ある技術 パッケージング,電力消費,小形化,そして生産の領域におけるエレクトロニ クスの進歩は,多くの商業的及び個人的な消費者に魅力的である価格ポイントで 携帯可能なパッケージに収まる有用な通信用製品を産みだしてきた。しかし,さ らなる開発を必要とする一つの分野は,そのような通信を容易にするために利用 されるアンテナと給電ネットワークである。典型的には,適当な周波数レンジで の使用に適したアンテナは,携帯可能な装置とともに利用するために望まれる大 きさに比べてより大きい。たびたび,アンテナは,マイクロストリップ技術を使 用して実行される。しかし,そのようなアンテナにおいて,給電ネットワークは しばしば望まれる大きさよりも大きく,或いは望まれない特徴を示す。その一部 は,給電ネットワークでの利用に適したコンポーネントの数とタイプにおける制 限に起因している。 発明の要約 この発明は,カドラーフアイラー螺旋アンテナに利用される給電ネットワーク のような,アンテナ給電ネットワークに利用される180°電力分配器に関係す る。典型的なカドラーフアイラー螺旋アンテナは,螺旋状に巻かれた4つの放射 器(radiator)で構成される。送信動作のためには,給電ネットワークは,入力 送信信号を受け,必要な電力分配をおこない,アンテナの放射器に給電するため に必要な位相を提供するための位相同期を行う。受信動作のためには,給電ネッ トワークは,放射器から受信した信号を受け入れ,結合する。さらに具体的に言 うと,送信動作のためには,給電ネットワークは0°,90°,180°,27 0°の関連した位相を持つ4つの信号を提供する。受信動作のためには,給電ネ ットワークは,0°,90°,180°,270°の関連した位相を持つ4つの 信号を受け入れ,それらを一つの受信信号に結合する。 ここで提示される給電ネットワークとそれらのコンポーネントが,放射器に送 信信号を供するために入力信号を分配する観点から説明される。同様に,これら のネットワークがまた受信動作において受信した信号を結合するためにどのよう に動作するかについては,この分野の当業者には理解されるであろう。 種々の給電ネットワークは,給電ラインとアンテナ要素との間のインターフェ イスを供するために利用され得る。ここに説明される給電ネットワークに従って ,アンテナの駆動に必要とされる0°,90°,180°及び270°の信号を 供するために,3つの要素が種々に結合されて利用される得る。そのような一つ の要素は,分枝線カップラであり,他のものは180°パワー分配器である。分 枝線カップラは入力信号を受け,この入力信号を二つの出力信号に分割する。そ の二つの出力信号は大きさで同じで,位相は90°の差がある。 180°電力分配器は,入力信号を受け,それを二つの出力信号に分割する。 二つの出力信号は,強さが等しく,位相は180°異なっている。180°電力 分配器がこれを実施する方法は,以下の通りである。入力信号はマイクロストリ ップ基板の回路表面上のトレース(trace)に沿って伝搬する。マイクロストリッ プの反対表面において,電気的に無限の接地面がある。この領域において,入力 信号は非平衡信号である。 2番目の領域において,接地面は信号トレイスに直接対する面を除いて非連続 である。この面において,接地面は電気的に無限の接地面から,信号トレイスの 幅に実質的に等しい幅へと徐々に狭くなっている。結果として,信号トレイスに 対して,帰還信号トレイスとして参照されるところの,実質的に同じ幅の第2の トレイスがある。この領域において,信号は平衡信号であり,信号トレイス中を 流れる電流のために,反対表面上の帰還信号トレイス中を流れる電流と等しく方 向反対だある。 三番目の領域において,帰還信号トレイスは,マイクロストリップ基板の回路 表面にもたらされ,そして2番目の電気的に無限の接地面が反対表面に供される 。この2番目の接地面は,最初の接地面に関して浮いている。この3番目の領域 において,回路表面上には現在二つの信号トレイスがあり,各トレイスは他の信 号とは180°位相が異なる信号を伝えている。 この発明のさらなる実施例,特徴及び利点は,この発明の種々の実施例の構造 及び動作と同様に,以下に添付図面を参照しつつ詳細に記述される 図面の簡単な説明 添付図面を参照しつつこの発明を記述する。図面において,同じ参照番号は同 一の,あるいは機能が類似している要素を表している。付け加えて,参照番号の 左端の桁は参照番号が最初に現われる図面を特定している。特にアンテナの放射 している部分が図示されているところで,図面は縮尺で描かれてはいない。 図1は,マイクロストリップ カドラーフアイラー螺旋アンテナを示している 。 図2は,無限バラン(balun)給電を有するマイクロストリップ カドラーフア イラー螺旋アンテナのエッチングされた基板の底面を図示している。 図3は,無限バラン給電を有するマイクロストリップ カドラーフアイラー螺 旋アンテナのエッチングされた基板の天面を示している。 図4は,無限バラン給電を有するマイクロストリップ カドラーフアイラー螺 旋アンテナのエッチングされた基板の透視図を示している。 図5(a)は,アンテナ放射器上のタブを示している。 図5(b)は,放射器への給電線の接続を示している。 図5(c)は,放射器への給電線の他の接続を示している。 図6(a)は,マイクロストリップ カドラーフアイラー螺旋アンテナのエッ チングされた基板の底面を示している。 図6(b)は,マイクロストリップ カドラーフアイラー螺旋アンテナのエッ チングされた基板の天面を示している。 図7は,狭帯域周波数応答特性を示す単一セクション分岐線カップラを図示し ている。 図8は,図7の単一セクション分岐線カップラの周波数応答を示している。 図9は,広帯域周波数応答特性を示す二重セクション分岐線カップラを示して いる。 図10は,図9の二重セクション分岐線カップラの周波数応答を示している。 図11は,図11(a),11(b)及び11(c)を含めて,この発明のひ とつの実施例に従った180°電力分配器を示している。 図12は,図12(a)及び12(b)を含めて,非平衡マイクロストリップ と並行された並行プレイト(plate)信号路とそれらの電場パターンを示している 。 図13は,図11に図示された180°電力分配器の等価回路を示している。 図14は,この発明のひとつの実施例に従った180°電力分配器と二重支線 カップラとを有する狭帯域給電ネットワークを示している。 図15は,この発明のひとつの実施例に従った180°電力分配器と単一分岐 線カップラとを有する狭帯域給電ネットワークを示している。 図16は,二つの180°電力分配器と単一セクション分岐線カップラとを有 する給電ネットワークの実施例を示している。 図17(a)は,図16に示されたような給電ネットワークのcross-over面の 一具体例の拡大図を示している。 図17(b)は,図17(a)に示されたクロスオーバー(cross-over)面の横 断面図を図示している。 図18は,180°電力分配器向けのマイクロストリップ基板の天面のための 代表的なレイアウトを示している。 図19は,180°電力分配器向けのマイクロストリップ基板の底面部分のた めの代表的なレイアウトを示している。 図20は,図16に示された給電ネットワークを利用するカドラーフアイラー 螺旋アンテナの代表的なレイアウトを示している。 実施例についての詳細な説明 1.発明についての概要と考察 この発明は,180°位相が異なる二つの信号を供するために使用される18 0°電力分配器に関する。180°電力分配器は,入力信号を受け,それを二つ の出力信号に分割する。この二つの信号は,強さが等しく,位相が180°異な っている。180°電力分配器は,非平衡信号を平衡信号に変換することにより ,これを為し,それから,該信号と0°と180°信号のようなその帰還の2つ を出力として供する。これが履行される方法は,以下に詳細に説明される。 2.カドラーフアイラー螺旋アンテナ 詳細にこの発明を説明する前に,動作環境の例を記述することは有効である。 その後,この動作環境の例においてこの発明を説明する。この説明のために選択 された典型的な動作環境はカドラーフアイラー螺旋アンテナである。そのような アンテナは,図1〜6に図示されている。図1は,カドラーフアイラー螺旋マイ クロストリップアンテナ100である。このアンテナ100は,基板108上に エッチングされた放射器104により構成されている。基板は,放射器104が シリンダーのほぼ中心軸の回りにヘリカル状に巻回されているようなシリンダー 形状に巻かれた薄いフレキシブルな材料である。 図2〜4は,カドラーフアイラー螺旋アンテナ100を組み立てるために使用 される要素を示している。図2及び3は,それぞれ,基板108の底面200と 天面108の展望図を示している。基板108は,放射器セクション204と給 電セクション208を含んでいる。 この明細書を通じて,基板108の表面は”天面“と”底面“とを表している ことに留意のこと。この命名法は説明のためのみに採用されており,このような 命名法の使用は,基板108の特定の空間方向を指示すると解釈されてはならな い。更に,ここに説明され図示された実施例においては,アンテナは,形成され たシリンダーの外表面上に天面を持つシリンダー形状に,基板を形成することに より作られるものとして説明されている。他の実施例においては,基板は,シリ ンダーの外表面上に底面を持つシリンダー形状に形成されている。 選択された実施例において,マイクロストリップ基板100は,ポリテトラフ ルオロエチレン(PTFE),PTFE/ガラス混合物,或いは他の誘電体物質 の薄い,フレキシブルな層である。好適には,基板100は0.13mm或いは0 . 005インチの厚さである。信号軌跡と接地軌跡は,銅を使用して形成される。 他の実施例においては,他の導電材料がコスト,環境への配慮及び他のファクタ ー上から銅に代わって選択されることができる。 給電ネットワーク308は,給電セクション208上でエッチングされ,放射 器104に供する0°,90°,180°及び270°の信号を供する。底面2 00の給電セクション208は,給電回路308のための接地面212を形成す る。給電回路308のための信号軌跡は,給電セクション208の天面300上 にエッチングされる。給電回路308のための特別の実施例は下記セクション4 で詳細に説明される。 考察の目的のために,放射器セクション204は,給電セクション208に隣 接して第一の終端232を有し,(放射器セクション204の反対終端に)第2 の終端234を有する。実施されたアンテナ具体例に従うと,放射器104は放 射器セクション204の底面200にエッチングされることができる。 放射器104が第一の終端232から第2の終端234へ広がる長さは,アン テナの給電ポイントと,望まれる放射パターンのような他の設計考慮事項に依存 している。典型的には,この長さは1/4波長の整数倍である。 無限のバラン配置を持つアンテナ実施例は図2〜5に図示されている。この実 施例において,底面200上の放射器104は第一の終端232から反対側の終 端234までの放射器セクション204の長さに広がっている。これらの放射器 は,放射器104A,104B,104C及び104Dとして図示されている。 この無限バランの実施例において,放射器104は放射器セクション204の天 面300上にエッチングされた給電線316により第2の終端234で給電され る。給電線316は放射器104に給電するために,第一の終端232から第2 の終端234まで広がっている。この配置において,給電ポイントは,第2の終 端234である。基板108に(給電線316の反対で)接している放射器10 4A,104Dの表面は,給電ネットワークからアンテナの給電ポイントにアン テナ信号を供するところの給電線316のための接地を供している。 図4は,無限バランの実施例の各展望図である。この展望図はさらに基板10 8上にエッチングされた給電316と放射器104をさらに図示している。この 展望図はまた給電316が接続404を利用して放射器104に接続されている 様子を図示している。接続404は,実際には物理的に図4に図示されたように は為されていない。図5(A),5(B)及び5(C)を含む図5は,接続40 4を為すための他の実施例を図示している。図5(A)は放射器セクション20 4の部分的展望図を示すダイアグラムである。この実施例に従って,放射器10 4は第2の終端234でタブ504を提供されている。アンテナがシリンダー中 で回転される時は,適当な放射器/給電線のペアが接続される。そのような接続 の例が,図5(B)及び5(C)に示されており,ここではタブ504がシリン ダーの中心方向に支持されている。 図5(B)に示された実施例において,接続404は短い接続体508を利用 して放射器104Cと給電線316を半田付け(或いは他の電気的接続)により 為される。図5(B)において,給電線316はシリンダーの内部表面上にあり ,それ故に長点線として図示されている。 図5に示した実施例において,放射器104Aと反対面上の給電線316とは ,シリンダーの中心方向に保持され,オーバーラップされ,関連ある放射器,こ こでは104Cに,適当な給電ライン316に好ましくは半田付けによりオーバ ーラップのポイントで電気的に接続されている。 まさに説明された無限バランの実施例よりも簡明な実施例が図6(A)と6( B)とを含む図6に示されている。図6(A)は底面200を示し,図6(B) は天面300を示している。この実施例において,放射器104は天面300上 でエッチングされ,第一の終端232で給電されている。これらの放射器は,放 射器104A,104B,104C,及び104Dとして示されている。この実 施例において,放射器104は底面200上には供されていない。 こりらの放射器が第一の終端232で給電される結果,無限バラン給電の実施 例において必要とされたバラン給電線316は必要ではない。このように,この 実施例は一般に実施しやすく,給電線316により導入されるいかなるロスも避 けることができる。 図6(A)と6(B)に図示された実施例において,放射器104の長さはλ /2の整数倍であることに留意する。ここでλは,アンテナの中心周波数の波長 である。そのような放射器104がλ/2の整数倍である実施例において,放射 器104は第2の終端234において一緒に電気的に接続されている。この接続 は,基板がシリンダーに形成される時にアンテナの周囲にリングを形成する第2 の終端234を横切る導体により,形成される。この実施例は,図20に図示さ れている。放射器104の長さがλ/4の奇数倍である,他の実施例において, 放射器104は アンテナをその中心周波数で共振させておくために第2の終端 234で電気的にオープンのままとする。 この発明は,この例であるカドラーフアイラー螺旋アンテナの状況の点から説 明される。これらの点からの説明は,ただ便宜的のために為されているにすぎな い。この発明は,この例とした状況においての適応に限定されることは意図して いない。事実,以下の説明を読んだ後,他の状況でこの発明を実施する方法は, 関連技術における当業者には明白になるであろう。 3.分岐線カップラ 分岐線カップラは,電力分配と指向性カップリングのための簡単かつ安価な 手段として利用されてきた。単一セクション,狭帯域分岐線カップラ700は図 7に図示されている。カップラ700は,主線分岐アーム704,第二の分岐ア ーム708及び二つの分路分岐アーム712を含んでいる。入力信号は主線分岐 アーム704(主線704として言及)に供され,分路分岐アーム712により 第二の分岐アーム708(第二の線708として言及)に結合される。第二の線 708は,好ましくはマッチングされた終端インピーダンスをもつ一つの終端で 接地接続されている。好ましくは,分路分岐アーム712は,1/4波長で分離 された1/4波長の長いセクションであり,約1波長の周囲長を持つセクション を形成する。 出力端において,主線704と第二の線708の各々は,出力信号を送る。こ れらの信号はお互いに90°位相が相違する。両出力信号は入力信号のパワーレ ベルの約半分の信号を供する。 そのような単一セクション分岐線カップラ700の一つの特性は,その周波数 応答がいくぶん狭いことである。図8は,反射されたエネルギー804の点から みた,典型的な単一セクション分岐線カップラ700の周波数応答808を図示 している。 より広い範囲の周波数に適応するように,二重セクション分岐線カップラが実 行されることができる。そのような二重セクション分岐線カップラ900が図9 に示めされている。単一セクション分岐線カップラ700と二重セクション分岐 線カップラ900との間の主要な物理的相違は,二重セクション分岐線カップラ 900は付加的な分路分岐アーム914を含むことである。 単一セクション分岐線カップラ700を越える二重セクション分岐線カップラ 900の利点は,二重セクション分岐線カップラ900はより広い周波数応答を 供することである。すなわち,反射されたエネルギーが受入れ可能なレベル以下 である周波数範囲が,単一セクション分岐線カップラ700のそれより広いこと である。典型的な二重セクション分岐線カップラの周波数応答が図10に示され ている。しかし,真のブロードバンドの利用のためには,二重セクション分岐線 カップラ900は,動作周波数範囲において遭遇する反射されたエネルギー80 4レベルに起因していまだ完全には理想的てはない。 4.180°電力分配器及びネットワーク アンテナの他のタイプと同様に,セクション2において上述したようなカドラ ーフアイラー螺旋アンテナは,アンテナ放射器104を駆動するために必要な0 °,90°,180°及び270°の信号を供する給電ネットワークを必要とす る。このセクション4で説明されるものは,180°電力分配器についての好ま しい実施例と,放射器104とアンテナへの給電線との間のインターフエイスを 行うために実施されることができるいくつかの給電ネットワークである。給電ネ ットワークは,いくつかのコンポーネント:180°電力分配器,単一セクショ ン分岐線カップラ700及び二重セクション分岐線カップラ900,の点から説 明される。 この発明に対応した180°電力分配器は,現在,図11及び図12を参照し て説明される。図11は,図11(A),11(B)及び11(C)よりなる。 図12は,図12(A)及び図12(B)よりなる。この180°電力分配器の 背景にあるコンセプトは,信号は,導電性信号路の接地部分を切り換えることに より,平衡信号から不平衡信号へ移行されるということである。図11(A)は , 180°電力分配器のひとつの実施例を示している。マイクロストリップ技術を 使用して実施される180°電力分配器1100の両表面は,あたかも基板10 8が透明であるかのようにして,図11に示されている。議論のため,180° 電力分配器1100は,3つのエリア:入力エリア1132,転移エリア113 4及び出力エリア1136,を持つように説明されている。 図示された実施例に従って,導電性路1108はアンテナの給電部分208の 天面300上に供されている。導電性路1108は,位相が180°異なり実質 的に大きさが等しい二つの信号に分割されるところの入力信号を受ける。入力エ リア1132において,天面300上の導電性路1108は,底面200上の実 効的に無限接地面1104をもって供される。導電性路1108がそれに対する 接地面1104を有する限りにおいて,導電性路1108により運ばれる入力信 号は,不平衡信号である。この概念は,導電性路1108に対する接地平面11 04と有限幅の導電性路1108を示している図12(A)に図示されている。 このフイールドラインは,導電性路1108と接地面1104との間のフイール ドパターンを図示している。 転移エリア1134で,導電性路1108は連続するが,しかし接地面110 4は導電性路1108の幅に実施的に等しい幅にだんだん細くなっている。これ は,図11(A)及び11(B)においてだんだん細くなった部分1146と帰 還導電性路1109として図示されている。底面200上の帰還導電性路110 9は天面300上の導電性路1108と実質的に並んでいることに留意。言葉を 変えれば,導電性路1108と帰還導電性路1109は,同じ縦軸に沿って配列 されている。 入力信号が,だんだん細くなった接地部分1146に対するエリアで導電性路 1108に沿って伝搬するように,入力信号は,不平衡から平衡信号に転移する 。接地部分と導電性路1108が実質的に同じ幅であるところで(すなわち,導 電性路1108が帰還導電性路1109と実質的に整列されているところで), 信号は平衡信号である。帰還導電性路を越えた導電性路1108の断面が図12 (B)に示されている。フイールドラインが,導電性路1108と接地面110 4(現在,平衡信号通路の部分)の間のフイールドパターンを示している。平衡 信号路は,導電性路1108と帰還導電性路1109により作られる。 信号が今や平衡していることにより,帰還導電性路1109上を流れる電流は ,導電性路1108上を流れる電流と大きさが等しく方向が反対である。このよ うに,帰還導電性路1109上の信号は,出力エリア1136で導電性路110 8上の信号と位相が180°ずれている。それゆえに,出力エリア1136にお いて,二つの信号,導電性路1108上の信号(0°信号として参照される)と ,導電性路1109上に形成される180°信号,が存在する。 アンテナ放射器104に,或いは給電ネットワーク308における他の回路に 180°信号を供するために,該180°信号は1116(或いは,平坦なスル ーホール,或いは接続デバイスのような他のもの)経由で天面300に導入され ることができる。そして,該信号は,天面300上にある導電性路1110上で 継続する。反対表面(底面200)上で,フローテイングしている接地面111 2は導電性路1110上の信号のための実効的に無限の接地を提供する。接地面 1112は接地面1104に関してフローテイングしていることに留意。 明確にする為に,底面200のひとつの実施例が図11(B)に図示されてい る。これは接地面1104,だんだん細くされた部分1146及び帰還導電性路 1109を示している。また,図11(B)には,導電性路1108と帰還導電 性路1109が配置されている縦軸から離れるように帰還導電性路1109が広 がっているところのタブ1142が図示されている。タブ1142は,帰還導電 性路1109が180°帰還信号を天面300にもたらす1116経由で接続す るエリアを提供する。接地面1104,テーパーが付けられた部分1146,タ ブ1142及び帰還導電性路1109が別個の要素として記述されているが,こ れら全ては連続した導電性物質を使用した基板上に供されることができることに 留意。 導電性路1108と1110が均一の幅を持つものとして図示されているが, これら導電性路1108と1110の幅は,変えることができる。導電性路11 08と1110の幅を変えることが望まれる一つの理由は,回路のインピーダン スに整合することである。事実,図11(C)に図示された実施例において,導 電性路1108と1110の幅は,クロスオーバーポイントの近くで増加して, このエリアでのキャパシタンスを増加させ,特性インピーダンスZoを下げる。 180°電力分配器の等価回路が図13に示されている。この等価回路は,図 11,12及び13に関連して説明される。上述したように,入力信号は,導電 性路1108上に供される。図13において,これは入力線1308として示さ れている。入力信号と接地面1104との間の相互作用は導電性路1108と接 地面1104との間の実効的分路キャパシタンスである。キヤパシタ1312と し図示された,このキャパシタンスは,図11(C)に示された低いZoのマイ クロストリップにより形成される。 出力エリアにおいて,キャパシタ1322により図示されるように該エリアに おいて導電性路1108の幅により形成された接地面1112と導電性路110 8との間の実効的分路キャパシタンスが存在する。同様に,導電性路1110の 幅は,キャパシタンス1324により図示されているように,接地面1112と 導電性路1110との間の実効的分路キャパシタンスをもたらす。 導電性路1108,1110が分離される時で,しかしそれらがフローテイン グしている接地1112を越える以前の転移の後に,そこに伝搬する信号は,実 効的にシリーズ インダクタンスに会う。これは,インダクター1314と13 16により示されている。インダクタンスの大きさは,この領域における導電性 路1108,1110の長さに比例する。このシリーズ インダクタンスが望ま しくない故に,この長さは可能な限り短くされる。また,このインダクタンスを 相殺するために,付加的なキャパシタンスが,好ましくは信号路1108,11 10の両端で加えられる。この付加的なキャパシタンスは,転移領域の中と近く で,信号路1108,1109及び1110の幅を増やすことにより加えられる 。この一つの例は,図11(C)に図示されている。 出力における接地1332(即ち接地面1112)は入力接地1334(接地 面1104)に関してフローテイングしている。 ここに説明されるようなカドラーフアイラー螺旋アンテナの適当な動作のため に,伝搬信号は0°,90°,180°及び270°の信号に分割されなければ ならない。同様に,0°,90°,180°及び270°の信号は一つの受信信 号に結合されなければならない。これを実現するために,給電回路308が提供 される。このセクションにおいて,給電回路308のいくつかの実施例が開示さ れている。これらの実施例は180°電力分配器と,この明細書のセクション3 において上述された分岐線カップラとの組み合わせを利用する。 給電回路308についての最初の実施例は,二つの単一セクション分岐線カッ プラ700と,一つの180°電力分配器1100とを組み合わせる。この実施 例は,図14に示されている。この実施例に従うと,入力信号は,ポイントCで 給電ネットワークに供される。180°電力分配器1100は,入力信号を,位 相が180°異なる二つの信号に分割する。これらは0°信号と180°信号と して参照される。これら信号の各々は,単一セクション分岐線カップラ700に 給される。特に,0°信号は分岐線カップラ700Aに給され,180°信号は 分岐線カップラ700Bに給される。 分岐線カップラ700A,700Bは各々90°位相が異なり大きさが等しい 二つの出力を供する。これらは0°信号及び90°信号として参照される。分岐 線カップラ700Aへの入力は分岐線カップラ700Bへの入力と180°異な ることから,分岐線カップラ700Aからの0°及び90°出力信号は,分岐線 カップラ700Bからの0°及び90°信号と180°異なる。その結果,給電 ネットワークの出力において,0°,90°,180°及び270°信号をカド ラーファイラーアンテナに給電することが求められる。これら0°,90°,1 80°及び270°信号の各々は,放射器104A,104B,104C及び1 04Dの各々に供給される。 図15に示された,給電回路308についての他の実施例は,二つの180° 電力分配器1100と単一セクション分岐線カップラ700とを利用する。この 実施例に従って,単一セクション分岐線カップラ700は,最初に位相が互いに 90°異なり大きさが等しい二つの出力信号を形成するために,入力信号を分割 する。これら0°及び90°の出力信号は,180°電力分配器1100Aと1 80°電力分配器1100Bの各々に給される。各180°電力分配器1100 は位相が180°異なるが大きさが等しい二つの信号を供することから,二つの 180°分配器1100の出力は0°,90°,180°及び270°信号であ る。 しかし,これら信号は正しい順序ではないことを留意。180°電力分配器1 100Bは90°及び270°信号を供するが,180°電力分配器1100A は0°及び180°信号を供する。このように,正しい順序で放射器104Aに 信号を供するために,90°及び180°導電路は相関的位置を変えなければな らない。 信号の相関的位置を変えるための一つの方法は,それが他の信号を横切るまで ,それら二つの信号の内の一つを底面200に供することである。この位置にお いて,信号軌跡は,底面200上の小面積としてエッチングされる。その小面積 の周囲は清掃された場所で,接地面がない。しかし,この清掃は,接地面上にネ ガティブな影響を有している。それゆえに,いかなるものをも清掃することなし に,連続面として接地面を残すことが望ましい。 他の実施例において,信号位置は,二つの導電路の間に絶縁ブリッジを持つ他 の導電路を交差して一つの導電路を走らすことにより交換される。これは,接地 面が連続することを許す。他に代わる実施例において,該交差は,交差している 信号と接地面との間の絶縁セクションを利用して接地面を交差して信号軌跡を走 らすことにより,作られる。この他に代わる実施例において,ただ一つの妨害は ,底面200上の接地面を通って該信号が通過することである。 給電回路308は,0°,90°,180°及び270°信号を必要とするカ ドラーファイラー螺旋アンテナの点から,ここでは説明されるが,上記説明を読 んだ後,開示された技術を0°,90°,180°及び270°信号を要求する 他の形状のアンテナに実施するための方法は,この分野における当業者に明白で ある。さらに,180°位相が異なる二つの信号を必要とする他の状況において 180°電力分配器1100を使用する方法は,この分野における当業者に明白 になるであろう。 ここで提供される設計図はコンポーネントの相関関係を説明するために提供さ れ,最適な設計を必然的に表わすものではない,ことに留意されなければならな い。実例により供された開示を含めてここに供された開示をベースにして,最適 な設計は物質,電力,スペース,及びサイズの規制を考慮しつつ,標準的な設計 最適化技術を使用して得ることができる。しかし,レイアウトの例は,分岐線カ ップラ700及び180°電力分配器1100に関して,以下に説明される。 図16は,図15に示された給電ネットワーク用の設計を示す設計図である。 図16を参照して,分岐線カップラ700が図7に示された形状よりも面積効率 のよい設計で示されている。180°電力分配器1100は,キャパシタンスを 増加し,特性インピーダンスを減少するために,交差エリアで大きな軌跡を持つ ように示されている。また,図16には,90°と180°信号がクロスするク ロスオーバーセクション1604が図示されている。ハッシング(hashing)16 22無しの固体輪郭が底面200上の軌跡の輪郭を示している。ハッシュドされ た(hashed)エリアは天面300上の軌跡を示している。 図17(A)は,交差セクション1604の拡大図である。路A1を路A2へ 接続するための導電性ブリッジは,図17(A)には図示されていないことを留 意のこと。図16及び17(A)に図示されているように,導電性信号路は関連 位置を交換している。導電路A1上の信号は,導電路B1を越えて導電路A2に ブリッジする。図17(B)は,導電性路A1を導電性路A2に電気的に接続( ブリッジ)するために使用れている導電性ブリッジA3を図示している。 図17(B)に示された実施例において,導電性ブリッジA3は,絶縁性物質 1742上にマウントされた導体1740として実施されている。図示された実 例において,導電性テープ1744或いはこれに限定されるものではないが半田 やワイヤのような他の導電性手段が,導体1740を導電性路A1,A2に電気 的に接続するために使用される。他の実施例においては,A3は絶縁物質174 2より長く,そして路A1,A2に直接電気的に接続される。 図18及び19は,マイクロストリップ基板の天面と底面上における軌跡を示 している。図18は,導電性路1108と1110の例示的設計を示している。 また,1116経由でタブ1142に接続するよう配置されたエリア1804を 示している。 図20は,図16に示された給電ネットワーク308を使用するカドラーファ イラー螺旋アンテナの典型的な配置を示している。この実施例において,放射器 104は信号軌跡2004により第二の終端で短絡されている。 種々の接地面として固体接地面が示されているが,実施される給電ネットワー ク及び/又はアンテナに応じて,他の接地構成が利用し得ることは,関連分野の 当業者には明白であることに留意。他の接地構成には,例えば,接地メッシュ, 切り取り線のある接地面等が含まれることができる。 結論 好ましい実施例についての前記説明は,該技術分野の当業者が本発明を作る又 は使用することを可能とするために提供される。これらの実施例に対する種々の 変形は,該技術分野の当業者に難なく明白であり,そしてここに定義された一般 原理は発明能力を要すること無く他の実施例に応用し得る。このように,本発明 はここに示された実施例に限定される意図は無く,ここに開示された原理と新規 な特徴とに一致する最も広い範囲を与えられる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L U,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF ,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE, SN,TD,TG),AP(KE,LS,MW,SD,S Z,UG),UA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD ,RU,TJ,TM),AL,AM,AT,AU,AZ ,BB,BG,BR,BY,CA,CH,CN,CU, CZ,DE,DK,EE,ES,FI,GB,GE,H U,IL,IS,JP,KE,KG,KP,KR,KZ ,LK,LR,LS,LT,LU,LV,MD,MG, MK,MN,MW,MX,NO,NZ,PL,PT,R O,RU,SD,SE,SG,SI,SK,TJ,TM ,TR,TT,UA,UG,UZ,VN

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.互いに180°の相対的な位相を有する二つの出力信号を提供する,下記を 具備する装置: 基板; 前記基板の第一の表面に配置された第一の導電性路;及び接地面を形成す る前記基板の第二の表面上に配置され,前記第一の導電性路の幅に実質的に等し い幅を有しかつ前記第一の導電性路と実質的に並んで前記第二の表面上に位置さ れる第二の導電性路を形成するために,前記接地面からだんだん細くなっている 接地部分。 2.請求項1に記載された装置で,さらに下記を具備する装置: 前記基板の前記第一の表面に配置された第三の導電性路; 前記第二の表面に配置され前記第二の導電性路から延長しているタブ;及 び 前記第二の表面上の前記タブと前記第一の表面上の前記第三の導電性路と の間の電気的接続。 3.請求項1に記載された装置で,さらに下記を具備する装置: 前記基板の第一の表面上に配置された第三の導電性路;及び 前記第二の表面上の前記第二の導電性路と前記第一の表面上の前記第三の 導電性路との間の電気的接続。 4.下記を具備する,位相が180°異なる二つの出力信号を提供するための装 置: 入力エリア,転移エリア及び出力エリアを有する基板; 前記基板の第一の表面上に配置され,及び前記入力エリア,前記転移エリ ア及び前記出力エリアに広がっている第一の導電性路; 前記基板の前記入力エリア中に接地面を形成する前記基板の第二の表面上 に配置され,及び前記基板の前記転移エリアの中でだんだん細くされた部分を形 成するために該接地面からだんだん細くなっている接地部分;及び 前記基板の前記第二の表面上の前記だんだん細くされた部分から延長して いて,前記第一の導電性路の幅と実質的に等しい幅をもち,そして前記第一の導 電性路と実質的に並んで第二の表面上に配置されている第二の導電性路。 5.請求項4に記載された装置で,さらに下記を具備する装置: 前記基板の前記出力エリアにおける前記基板の前記第一の表面上に配置さ れた第三の導電性路; 前記第二の表面上に配置され,前記第二の導電性路から延長されているタ ブ;及び 前記第二の表面上の前記タブと前記第一の表面上の前記第三の導電性路と の間の電気的接続。 6.請求項4に記載された装置で,さらに下記を具備する装置: 前記基板の前記出力エリアにおける前記基板の前記第一の表面上に配置さ れた第三の導電性路;及び 前記第二の表面上の前記第二の導電性路と前記第一の表面上の前記第三の 導電性路との間の電気的接続。 7.少なくとも前記第一,第二及び第三の導電性路の一つは,装置の特性インピ ーダンスを減じるために前記基板の前記出力領域において幅広である,請求項4 に記載された装置。 8.少なくとも前記第一及び第二の導電性路の一つは,装置の特性インピーダン スを減じるために前記基板の前記転移領域において幅広である,請求項4に記載 された装置。
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