JPH10507515A - 気体濃度測定の方法及びそれを実施するための微細加工検出装置 - Google Patents

気体濃度測定の方法及びそれを実施するための微細加工検出装置

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JPH10507515A JP8505283A JP50528396A JPH10507515A JP H10507515 A JPH10507515 A JP H10507515A JP 8505283 A JP8505283 A JP 8505283A JP 50528396 A JP50528396 A JP 50528396A JP H10507515 A JPH10507515 A JP H10507515A
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Abstract

(57)【要約】 試料中に含まれる気体の濃度を測定するための微細加工された検出装置、及びその装置を用いるための方法が開示される。微細加工された検出装置を作動させる間の電極相互汚染を実質的に減少させる特有のセンサ配置が開示される。

Description

【発明の詳細な説明】 気体濃度測定の方法及びそれを実施するための微細加工検出装置 1.発明の分野 本発明は、試料中、特に液体試料中に含まれる気体濃度を測定する方法及び装 置に関する。特に本発明は、その上面に作用電極及び対極/参照電極を配設する 平面基板を備え、対極/参照電極の構成成分による作用電極の汚染を最小に抑え つつ気体濃度を測定することができる微細加工された検出装置に関する。最も適 切な場合において、酸素及び二酸化炭素などの血液中気体の濃度を測定する場合 に有用である。 2.発明の背景 気体濃度、特に血液中の気体濃度の測定は、気体分析の技術分野において継続 的研究を行う目的である。 古典的なクラーク電極法(Trans .Am.Soc.Artificial Internal Organs(19 56)2:41参照)は、商業的に入手可能な血液中の気体分析器(例えば、Weinberg 米国特許第4,361,540号及びEnzer 米国特許第4,871,439号参照)を用いて酸素測 定を行うように提供されたものであって、平面状の微細加工法を用いていない。 金製の作用電極は通常、引き延ばしたワイヤーより形成されており、直径が約1 0ミクロンでガラスに埋め込まれている。電極の直径が小さいと、センサの出力 に試料の流れが与える影響は小さくなる。しかしながら、このような電極は「微 小電極」ではあるが、平面状微細加工法で形成されていないことが強調すべき点 である。特定して言うと、気体透過性膜はこの電極の端部から伸びており、試料 溶液からセンサを封じ込めて隔離するようにO−リングで固定されている。 古典的な(即ち非−微細加工製の)クラーク酸素電極では、それを正常に使用 している間に金電極の表面が銀汚染されてしまうこともよく知られている。この 汚染は、金製のカソードに銀が析出することによって生じる。金電極の銀汚染は 、次の二つの理由、即ち、(i)銀と金が異なる触媒活性を持つ場合にそれは酸 素の還元波に影響を与えること、また(ii)ハロタンなどの一般的な麻酔性の気 体が、金に比べて銀の方に有意差のあるほど大きな電気化学的還元作用を示すこ と(例えば、Hall et al.J .Biomed.Eng.(1988)10: 319参照)という理由 に よって問題となり、これによってさまざまな妨害電流が生じて来る。 標準的なクラーク電極法を用いた場合、これらの問題点を回避するための基本 的なアプローチは、金電極から軸方向に数センチメートル離れたところの電極に 銀−塩化銀電極を配設することである。そのように配設した場合でさえも、使用 中にその膜を電極からときどき取り外し、金表面の銀汚染を研磨することによっ て除去しなくてはならない。このアプローチは、膜が装置の一体的な部分として 製造されているような平面状の微細加工検出器では実用的ではないことが明らか である。 平面状の酸素検出器を製造するために以前よりなされてきた努力を考察すると 、二つの点が注目される。即ち第1番目は、参照電極と作用電極とが通常、非常 に近接した位置に配設されること、第2番目は、その電極が、その電極を封じ込 める気体透過性の膜によって試料から電気的に隔離されることである。 例えば米国特許第4,062,750号(Butler)には、薄膜ポラログラフィー酸素セン サを微細加工で製造すると主張された方法が記載されている。この参照文献には 、シリコン基板上に配列したカソードが記載されている。この参照文献の第1の 態様では、(i)カソードとアノードとの間は25ミクロンのみ分離しており( 4欄の10行目参照)、また(ii)そのシリコン装置は、気体透過性の膜をO− リングを用いる手段によってそのシリコン装置の上に固定することができるよう に筒状部品に組み立てられている。このようにこの第1の態様では、平面状微細 加工が電極を製造するために用いられ、一方電解液層と気体透過性の膜が古典的 なクラーク電極と同様の手法で用いられている本質的に混成型の装置である。第 2の態様はこの参照文献の16欄に説明されており、プラズマ重合法によって気 体透過性の層を形成できるようになっている。この参照文献に記載されているす べての酸素検出装置は、それぞれ互いに非常に近接した位置にアノードとカソー ドが配設されており(即ちそれらが配列されており)、気体透過性の膜の下のそ の両電極は封じ込められている。 米国特許第4,534,356号(Papadakis)には、電極対を用いる固体状態経皮的血 液中気体センサを加工するための、平面製造法が開示されている。気体透過性膜 はこの構造を封止するために用いられる。ここでは材料は、O−リングを用いな くても接着する膜を残したままにできるように乾燥させた装置上に載せられる。 この特許は、主張された発明の血液中の酸素センサが電解液のプールを必要とせ ず、また気体透過性膜を変える必要がなく、そのため再較正をしなくてもよいと 主張している。この開示は、電極が互いに隣あって配設されていること、また両 電極が気体透過性膜によって封止されていることを示している以外は、関与して いる電極の位置関係及び配置については教示してはいない。 欧州特許出願第0496521 A1号(Tsukuda)には、血液酸素測定を行うための平面 状積層構造が開示されており、それは操作性の望ましい長寿命化をもたらすこと ができると主張されている。ツクダ(Tsukuda)の装置では、広がった電解液容 器12は薄片を積層することによって区画されている。この広がった電解液容器 は、作用電極84及び参照電極13と接触している(図5参照)。この明細書は 、電極を異なる層に位置づけたことによってその電極の寸法が順応できるように なっていて、良好なセンサ寿命が得られると説明している(4欄の28〜31行 目参照)。言い換えると、参照電極は操作性の望ましい長寿命化とつじつまが合 わなくならないように、充分な大きさを持っていなくてはならない(4欄の1〜 4行目参照)。同様に電解液量は、調節して適切な寿命を選べばよい(2欄の4 1〜57行目参照)。しかしながらこの参照文献は、金の銀汚染について取り立 てて論じてはいない。また作用電極と参照電極は両方とも、気体透過性膜7の下 に封止されている。 米国特許第4,682,602号(Prohaska)には、多くのアナライトに対して用いる ことができると主張されている微細加工のセンサの設計が示されている。電極ま たは変換器を備えたチャンバー3には、そのチャンバー壁に開口部が設けられて いる。(例えば図1参照)開口部は、電極が試料から電気的に絶縁されないこと を確実にする。しかしながらこの参照文献の図1〜3を検証すれば容易に明らか なように、実質的に封止された構造を作ることが目的であることが明白である。 この明細書の3欄の52〜59行目では、二つの電極または変換器が封止された チャンバーの外郭内に電気化学的な電槽を形成するために用いることができるこ とを述べている。本質的にこの参照文献は、電気化学センサの技術分野において 周知のピン−ホール電極の微細加工について説明している。 米国特許第4,933,048号(Lauks)には、参照電極/作用電極の位置関係が明ら かにされており、そこでは作用電極10は、作用電極を計測すべき種類に対して 特異的にする膜または一連の膜である上層13によって完全に封止されている。 (図2参照)こうして作用電極は、参照電極から効果的に絶縁される。この特許 はまた、乾燥保存状態から急速に濡れ上がり、外部溶液への低いインピーダンス の経路を構成する参照電極を開示している。この参照文献の開示事項は、ここに 参照文献によりその全体が組み入れられる。 米国特許第5,096,669号(Lauks)には、ハウジング、センサ、試料保持手段、 及び試料導管を備えた使い捨ての装置が記載されている。またこのハウジングは 、少なくとも一個のセンサが配設されているセンサ領域を有している。この参照 文献の開示事項は、参照としてその全体が本明細書に組み入れられている。 開放型の酸素センサ構造及び封止型の酸素センサ構造の両方が米国特許第5,20 0,021号(Cozzette)に記載されている。(例えば、41〜3欄、またそれぞれ 図7A及び7B参照のこと。)しかしながら、金電極及び銀/塩化銀電極は、同 じ「開放型」構造の気体透過性膜の下で非常に近接して配設されている。この明 細書には、銀/塩化銀参照電極の構成成分によって金電極が汚染されるという問 題点が示唆されておらず、したがって同じものでは溶液が用いられていない。実 際に図7Aにはセンサの位置関係が示されており、金の作用電極の側面に位置す るように銀/塩化銀参照電極が設けられている。この参照文献の開示事項は、参 照としてその全体が本明細書に組み入れられている。 3.発明の概要 本発明によると、液体試料中に含まれる気体の濃度を測定するための微細加工 された検出装置であって、プラークのある従来の装置が持つ電極汚染の問題点が 生じることなく操作することのできる装置が提供される。したがって微細加工さ れた検出装置は、以下の構成、即ち、(a)対極/参照電極(CRE)の構成成 分によって作用電極(WE)が汚染されるのを最小にするのに有効な距離だけ離 れて共通の平面基板上に配設された作用電極(WE)及び対極/参照電極(CR E)と、(b)前記基板上に配設されて前記WEを封入する電解質層(EL)と 、(c)前記ELは封止しないように配設されかつ前記WEを覆って位置づけら れている気体透過性膜(GPM)であって、この装置と接触する液体試料から前 記WEへの気体の流量がそのGPMを通過する気体量の関数となりかつ被覆構造 の外周開口部から出ないように、前記GPM及び前記ELのそれぞれが前記WE に応じた寸法及び位置関係を保っているGPMとからなるものが開示されている 。本発明のこの態様は血液のような生物学的液体を含む液体試料について行われ る測定に対して特に好ましく、この場合には、液体の成分(例えば、血液中の水 性または導電性の部分)によってWE及びCREの間に低インピーダンスの経路 を形成することができる。分離させた態様では、前記のWEとCREは異なる基 板上に配設されている。 本発明の他の態様では、気体状の試料、特に「湿った」気体、即ち大量の水成 分を含むかまたは吸湿性の気体についての測定を行う場合に特に好ましい検出装 置が提供される。この例では、WE及びCREの間で組み込み型の電気的接続が うまく行われている。したがって好ましい態様では、微細加工された検出装置が 、以下の構成、即ち、(a)平面基板と、(b)対極/参照電極(CRE)の構 成成分によって作用電極(WE)が汚染されるのを最小にするのに有効な水平方 向の距離だけ離れて前記の基板上に配設された作用電極(WE)及び対極/参照 電極(CRE)と、(c)前記基板上に配設されて前記WEを封入する電解質層 (EL)と、(d)前記WEとCREとの間に電気的な接続を形成する前記基板 上に配設された導電層(CL)と、(e)前記ELは封止しないように配設され かつ前記WEを覆って位置づけられている気体透過性膜(GPM)であって、こ の装置と接触する液体試料から前記WEへの気体の流量がそのGPMを通過する 気体量の関数となるように、前記GPM及び前記ELのそれぞれが前記WEに応 じた寸法及び位置関係を保っているGPMとからなるものが開示されている。他 の態様では、CREと電気的に接触しているELが、CLとして作用する。 本発明のさらに他の目的は、液体試料に含まれる気体の濃度を測定する方法を 提供することである。例えば、電流測定法を用いて酸素測定を行う態様では、本 発明は以下の工程、即ち(a)上記に記載したような微細加工された検出装置を 提供する工程と、(b)その装置に溶解した気体を含む液体試料を接触させるこ とにより、その液体試料によって前記WE及びCREの間に低インピーダンスの 経路を形成する工程と、(c)前記気体の分子が前記WEで還元反応を効果的に 行うことができるように前記CREに対して前記WEに電圧をかける工程と、( d)前記装置の出力電流を測定する工程と、(e)前記気体の濃度を検出する工 程とからなる。他の酸素を測定する態様では本発明は、以下の工程、即ち(a) 前記WEと前記CREとの間に電気的接続を形成するCLを備えた微細加工され た検出装置を提供する工程と、(b)前記装置に気体を含む液体試料を接触させ る工程と、(c)前記気体の分子が前記WEで還元反応を効果的に行うことがで きるように前記CREに対して前記WEに電圧をかける工程と、(d)前記装置 の出力電流を測定する工程と、(e)前記気体の濃度を検出する工程とからなる 。前述のように、後者の態様は、加湿気体を含む液体試料に特に適している。二 酸化炭素を電位差測定法を用いて測定する他の態様では、本発明は以下の工程、 即ち(a)上記に記載したような微細加工された検出装置を提供する工程と、( b)前記装置に二酸化炭素ガスを含む液体試料を接触させることにより、その液 体試料によって前記WEと参照電極との間に低インピーダンスの経路を形成する 工程と、(c)前記WEと前記参照電極との間の電位差を測定する工程と、(d )前記気体の濃度にその測定された電位差を関連付ける工程とからなる。 さらに本発明の他の目的は、微細加工された検出装置を用いることによって液 体試料中に含まれるアナライト(例えば、気体など)の濃度を測定することに関 し、その検出装置は以下の構成、即ち(a)共通の平面基板上に配設された作用 電極(WE)及び対極/参照電極(CRE)であって、そのWE及びCREは少 なくとも一つの寸法(例えば厚さ、幅、または深度)が実質的に異なっているよ うなWE及びCREと、(b)前記WEを覆って配設された少なくとも第1層で あって、前記実質的に寸法が異なっていることによる前記第1層のトポロジー的 特徴に対する逆効果を効果的に最小にすることのできる距離だけ離れて前記WE 及びCREが位置づけられているような第1層とからなる。特殊な態様では、そ のような装置にはさらに、前記第1層(例えば、電解質層)を覆って配設された 第2層(例えば、導電層)が設けられている。好ましくはこの第2層は、WEを 覆って位置づけられているが、第1層を封止してはいない。両電極を分離する距 離はそれぞれの態様しだいで変化するが、少なくとも約1mmであることが好ま しい。 本発明の他の目的は、特に以下の好ましい態様の詳細な説明を考察すれば、当 業者には明らかであろう。特定して言うと、還元反応を行うことのできる他の気 体(例えば、亜酸化窒素、一酸化炭素、硫化水素、及び類似の気体など)を、本 明細書に説明されている電流測定法を用いて測定できることは明白であろう。ま た、水に溶解している場合にpHを変化を生じる可能性のある気体(例えば、二 酸化硫黄、一酸化窒素、二酸化窒素、及び類似の気体など)は、本願に記載され ている電位差測定法を行って検出することができる。当業者にとって明らかであ ろう他の目的には、本発明の微細加工された検出装置を作る工程、及び同じもの に関連する他の使用方法が含まれるが、これらに限られるわけではない。 4.図面の簡単な説明 図1は、金の酸素還元性について、銀汚染されていない場合(実線、A)と、 銀汚染されている場合(破線、B)のボンタンメトリー図(voltammograms)を 示している。 図2A〜2Iは、本発明のセンサの様々な位置関係を示している。ある場合に は、センサ構造の作用電極(WE)と対極/参照電極(CRE)の間に電気的接 続を形成する導電層(CL)が設けられており、それによって加湿状態の環境で もこの検出装置が作動できるようになっている。図2E及び2Fに示された態様 では、電解層(EL)はCLとしても機能する。図2G〜2Iに示された態様で は、ELは任意で水性の電解質溶液であってもよい。CREがWEの近くに位置 づけられていてもまたはWEが配設されている基板から分離した基板上に設けら れていても、本発明の検出装置は効果的に作動することができることに注目すべ きである。また、米国特許第4,933,048号に説明されている参照電極(RE)の ような露出したCREまたは被膜をかぶせた構造のCREを、本発明では優先的 に用いることができる。対極は電流測定法では必要とされるが電位差測定法では 必要とされないことを考慮して本発明では、CREとREとが相互変換可能に用 いられることに注目されたい。 外辺部が「開口」している構造の他の位置関係として、図2Jに、電解質及び 気体透過性膜(GPM)の連続する層で被覆された金の作用電極が示されている 。GPMは、外辺部の開口がこのセンサのほぼ上面で、センサのいちばん端に対 抗する位置にできるように配設されている。 図3Aは電位差測定方式のCO2センサと電流測定方式の酸素センサのユニッ トセルを示しており、それは対極/参照電極5に近接している。 図3BはO2センサの拡大図を示しており、ここで2は金電極、3はポリイミ ド層(白い部分)、4はゼラチン電解質層、そしてGPMはガス透過性膜である 。 5.好ましい態様の詳細な説明 本出願人らの努力により、この装置が封止構造で作動する場合、微細加工処理 を行うことで金電極に非常に近接して配設された銀の参照電極が、作用電極の金 表面の汚染を引き起こすことが観察された。例えば、米国特許第5,200,051号の 図7Bに示された構造を参照されたい。作用電極及び対極/参照電極の寸法など の特殊な寸法は、微細加工された装置の特定の配置しだいで変化する可能性があ るが、「非常に近接した」とは対象の微細加工された電極が通常、封止構造で互 いに約1mm以内に位置づけられていることを意味している。本発明で用いられ ている「対極/参照」という用語は、対極、参照電極またはその両方として用い ることのできる電極を意味する。 以下に考察してさらに記述されているように、微細加工された装置では距離が 短くなっているために特に深刻な電極汚染は、電極間の間隔をあけることのよう な電極配置についての観点と、ある程度の「開放性」をその構造に導入すること のような被膜を設ける設計とを組み合わせて効果的に解決することができる。こ の後の概念は、この技術で一般的となっている教義に反することに注目すべきで ある。全く驚くべきことに出願人らは、例えば米国特許第5,200,051号(Cozzett e)に記載されているような、その発明者らによって開発された微細加工の装置 の折り紙つきの効果、即ちその微細加工のセンサの構成部品の大きさ及び厚みを 備えながら精密な調節を維持する能力があるというような効果を維持することが できた。このような全体的な寸法の調節をすれば次に、液体の成分分析を記載さ れた「リアルタイム」でまたは「関心のある時点」で効果的に用いられると予想 できるセンサの特徴を確保するために必要とされるセンサの応答性と「濡れ上が り(wet-up)」作用を調節できるようになる。濡れ上がっている状態で微細加工 の センサを使用することに関する他の情報については、読者は米国特許第5,112,45 5号(Cozzette)の開示事項を参考にできる。なおこの文献は、参照としてその 全体が本明細書に組み入れられる。 上述したように電極汚染は重要な問題であり、対極/参照電極に対して作用電 極の電圧をある程度かけることが必要な血液中気体の測定では特に問題となる。 本開示では、対極/参照電極の組合せ電極が用いられていることに注目すべきで ある。しかしながら当業者には明らかなように、対極/参照電極を分離して用い ることもできる。しかしながら、分離した電極を用いるとさらに追加の工程が必 要となる可能性があるとともに、組合せ電極では最小となる空間配慮に影響がで てくる。 図1は、金の酸素還元性について、銀汚染されていない場合(曲線A)と、銀 汚染されている場合(曲線B)のボンタンメトリー図(voltammograms)を示し ている。二つの標準的な分析法を用いることにより汚染の傾向を確認することが できる。すなわちそれは、(i)金表面上び銀の存在を特異的に確認するオージ ェ分光法、及び(ii)銀汚染の程度を定量するための電気化学的ストリッピング 分析法である。 「電解質層」は、プロトン性の条件でイオン及び低分子を生成する候補となる 水和性材料である。本発明の好適な態様におけるこの電解質層は、光形成可能な タンパク質性材料、即ちフィルム状のラテックスや米国特許第5,200,051号に記 載されているような材料からなる。 封止構造では、アノードから失われる銀イオンは電解質層に開じ込められる。 以前より知られている封止された微細構造(例えばButler、上記、参照)では、 アノードとカソードの間には約0.6Vの電位差が通常存在している。さらに、 これらの電極は、たった数ミクロンだけ分離されている。これらの条件の下では 、薄く封止された電解質層に濃縮された銀イオンが高い電場、可能性のあるのは 104〜105Vm-1を受ける。続いて正に荷電している銀イオンが、負の電荷を 持つ金電極に向かって移動する。この工程は、拡散によって起こる銀汚染の速度 以上に銀汚染の速度をかなり高めるであろう。 また、本発明で用いられる微細加工された電極構造を作るためにこれらの金属 を平面加工する間に、付随して起こる金の銀汚染がときどき生じてしまう可能性 があることも見いだされた。この理由から、異なる平面上でWEとCREを加工 することが好ましいであろう。 続ける前に、いずれも二種の封止構造であるクラーク(Clark)の酸素電極と セベリンガウス(Severinghaus)の二酸化炭素電極(J .Applied Physiology(1 958)13:515参照)で認められている効果の一つは、それらが気体と液体の両方 で同等にうまく作動することであり、その点を指摘すべきである。商業的に入手 できる血液中気体の分析器を用いる場合には、較正がシリンダーから供給された 加湿気体を用いて普通は行われるため、この能力は必須の特徴である。しかしな がら米国特許第5,096,699号に開示されている単回使用のカートリッジにおいて は、加湿気体よりはむしろ水性の較正用液体を用いる方が好ましい。なおこの文 献の開示事項は、参照としてその全体が本明細書に組み入れられる。ここに開示 されている種々の電極構造では、そのいくつかは液体を用いて較正するように設 計されており、また他のものは液体または加湿気体のいずれかを用いて較正でき るようになっていることが明らかであろう。 出願人らは、図2A〜2Gに示されているような開放型の作用電極構造が、「 露出した」銀−塩化銀かまたは米国特許第4,933,048号(Lauks)に開示されてい るような層状の装置のいずれかからなる離れた参照電極を用いることで効果的に 作動できるという驚くべき発見もした。なおこの文献の開示事項は、参照として その全体が本明細書に組み入れられる。しかしながら上記に述べたようにいくつ かの態様では、較正物または試料が二つの電極の間に接触する導電性セグメント (即ち、導電層)になることが必要である。この接続によれば、作用電極(WE )及び対極/参照電極(CRE)で起こる電気化学的な工程を持続するために必 要な低インピーダンス経路が形成される。したがって本発明では、「導電層」は 例えば低インピーダンス経路を形成できる材料からなる。典型的にはCLは、導 電性ポリマーまたは米国特許第5,200,051号に記載されたような他の材料から構 成されている。本発明の特定の態様では、ELはCLとしても機能する。また好 ましい態様においてCLはさらに、ハロゲン化物、窒化物、リン化物、硫化物、 及び類似の物質のようなドーパントを含んでいてもよい。 酸素を測定するための本発明の好ましい実施例において、カソードは酸素分子 の還元が行われるWEと呼ばれ、またアノードは銀の酸化が起こるCREと呼ば れる。 したがって本発明によると検出装置は、試料中の酸素濃度を検出できるもので あり、かつ微細加工された電極の効果、即ち乾燥貯蔵状態から急速に濡れ上がる こと、低電流であること、予測可能な特徴を持つことなどの効果を組み合わせた ものである。同時に本発明は、標準的な非−微細加工の装置の持つ望ましい特徴 、即ち電極成分間の相互汚染が最小となることからもたらされる優れた安定性な どの特徴を所有している。 本発明は酸素測定だけでなく種々の応用で広く用いることができることに、注 目することが重要である。実際に本発明の原理は、もう一方の電極表面に銀汚染 が生じる可能性のある平面状に微細加工された装置に適用することができる。例 えば、二酸化炭素は金電極でキンヒドロンを対にして用いることで測定され、参 照電極は銀−塩化銀であるような装置に応用可能である。例えば、「Van Kempen ら、Respir .Physiol.(1972)14: 366」、及び「Hahn,C.E.W.によるレビュ ー、J .Phys.E: Sci.Instrum,(1980)13: 470-482」を参照のこと。 さらに本発明はまた、米国特許第5,200,051号の図7Bに示されているように 加工されたCREに関連するいくつかの製造論点に取り組んでいる。この文献で は電解質層や気体透過性層がここに記載された製造方法を用いて製造される場合 には、幾何学的配置がそれらの層の信頼性及び再現性に悪い影響を与えている可 能性がある。シリコンウェハ上の形態的な特徴が、上述したような厚みの均一な 引き延ばした層の再現性に悪い影響を与えることはこの技術分野ではよく知られ ている。 特に、基礎となる構造の形状及び大きさが異なっていると、微細加工法(例え ば、スピンコーティング法、スパッタリング、蒸着法、及び類似の方法)で形成 される被膜層の外形に不都合な影響を与え、それにより組み合わせた構造の全体 の形態が変化することがある。例えば一対の電極において、一つの寸法、例えば 厚みが「実質的に異なっている」(すなわち約2個から約50個のうちの少なく とも1個の因子が異なること)可能性がある。したがって作用電極は、例えばこ の図2Aに示したように、参照電極または対極の厚みの3分の1(1/3)であ るとよい。かりに両方の構造が電解質、気体透過性層、または他の層によって包 囲されているならば、被膜層の表面は、下にある電極構造の厚みが異なることに 起因してでこぼこする(即ち、突出した部分とへこんだ部分をもっているのであ ろう。−−「逆効果」)可能性が非常に大きい。しかしながらもう一度図2Aを 参照してみると、電極が分離されていてEL層とGPM層が形成されている(「 開放型」の形式で)ため、得られた最終的な全体構造の厚みと形状を大きく調節 できる改良型を提供する。同時に、電極対間の電気的接触は「開放型」構造によ って維持される。 したがって本発明はまた、被膜構造が電極の一つの上にだけ、特に一対の電極 対が実質的に異なる大きさのとき(三つの寸法のうちのどれかまたはすべて、特 に厚みが異なる場合)の電極の一つの上にだけに配設されるとよいように、対極 /参照電極から作用電極を離すことによってより予測可能で調節された様式に被 膜構造を形成する方法に関する。もちろん、二つの電極を分離するのに必要な距 離は決まってはおらず、電極自身の寸法に応じて変化する。(例えば、CREは 厚みが約1〜約5μmの範囲内にあり、一方WEは厚みが約0.1〜0.5μm の範囲内にある。)しかしながら、当業者であれば、系統的に距離を増加させ、 その結果被膜層の形態に与えられる効果を観察することによって、必要な最小の 分離距離を容易に決定することができるであろう。本発明の場合ではこの距離は 、作用電極と対極/参照電極の間での相互汚染を最小にするのに必要な距離とほ ぼ同じである。シリコン基板上の層の輪郭を描いたり厚みの変化を決定したりす るための標準的な装置は、本明細書に記載したタイプの決定を行う際にふさわし い。このような装置は微細加工の当業者にとって熟知されているであろう。 さらに本発明は、隣接する電極表面の銀汚染だけに限られるものではなく、対 極または参照電極で生じる化学物質もあり、それは作用電極に逆作用の、即ち望 ましくない電気化学的な特徴または効果を引き起こす可能性がある。例えば本発 明は、カロメル型電極から生じる水銀汚染やまたは他の物質の汚染を、金属性ま たは有機性のどちらであっても減少させるもので、それらの作用電極への輸送は 気体透過性膜の配設によって高められるのであろう。 既に述べた利点の他に本発明ではまた、一個の参照電極に対して必要であれば 複数個の(即ち一個より多い)作用電極を用いてもよい。対照的に封止された構 造の作用電極のそれぞれは、気体透過性膜の下に配設したそれ自体の参照電極を 必要とする。「気体透過性膜」即ちGPMによって、気体相にある膜を通過でき ない実質的に全ての分子を排除する性質のある半透膜を意味することを理解すべ きである。この膜は、例えば酸素、窒素、及び二酸化炭素のような典型的な気体 を透過することができる。このようなGPMは、米国特許第5,200,051号及び米 国特許第4,933,048号に記載された材料から製造されるとよい。このGPMは好 ましくは、シリコンブロック共重合体より作られる。GPMを形成する方法につ いてのさらに詳細な説明は、下記の実施例、及び上記の特許の明細書に記載され ている。 さらに従来の封止構造より優れた本発明の他の利点は、封止構造では例えば塩 素のようなイオンの測定可能な量だけが参照電極の反応を支持するために用いる ことができるが、開放型構造では、この装置が電極の隣接した領域以外のところ 、例えば較正用液体または試料のような周りの媒体からイオンを捕らえることが 可能になる。また開放型構造であると、微細加工された装置のWE及びCREの 構成成分が、封止構造で普通に許容されるよりも非常に近接できるようになるこ とも驚くべき発見である。本出願人らは理論により制限されることを望んでいる わけではないが、開放型の構造によってのみ装置が周りの媒体から塩素イオンを 「補充」するのが可能になるため、開放型構造はまた銀イオンがその装置から媒 体に出てゆくことも可能にすると考えられる。封止構造の銀イオンは、隣接する 電極を汚染するためにより多く利用され、即ちその電極を汚染しやすくする。 したがって前述のように、本発明の開放型の構造は、露出した、即ちむき出し の銀−塩化銀参照電極(例えば、図2A参照)、または米国特許第4,933,048号 に示された参照電極(例えば、図2B参照)を用いることができる。開放型構造 の重要な特徴は、気体透過性膜(GPM)の構成、即ち用いた材料、その寸法( 例えば表面面積や厚み)、及びWEに対する位置づけなどの構成によって、GP MがWEを充分に封止しないという事実にもかかわらずWE(この場合にはカソ ード)に流れる気体の流量をGPMがそれまでどおり調節できるという点である 。 したがって概して言うと、WEの外周を越える気体透過性膜層の被膜はそれ自体 、WEの半径の数倍なくてはならない。例えば半径が10μmの金電極を用いた 場合、電解質層は金電極の外周を約50μm越えて広がる気体透過性層で覆われ ていることが好ましい。その結果として、カソードに平面状の電解質層を通って 「開口」の外周から流れる気体流量が、GPM自体を通る流量に比較して無視し てもよいことが本出願人らによって見いだされている。用いた材料を通過する分 子の流れが、分子の溶解度及び拡散係数の関数であること、またその材料の断面 積及び長さに対しても相関関係を持つことは周知である。したがって基本的な主 義は、溶解した気体が開口外周から電極表面に通るかもしれない経路が、溶解し た気体がGPMから電極表面に運搬される経路に比較して長く保たれることであ る。1μmの厚みのゼラチン電解質層では50μmの被膜が適当である。別法で は、光形成されたゼラチンフィルムの透過性は、露光及び現像後の焼付け工程の 時間及び温度を変えるだけでなく、沈着させる前にその混合物に含まれるゼラチ ン固形物に対する架橋剤(例えば、重クロム酸塩)の比率を変化させる方法によ って調節することができる。架橋剤、焼付けの期間及び温度を増加させることは すべて、酸素及び他の気体に対するゼラチンフィルムの透過性を減少させること につながる。このようにこの作用電極を越えて広がる電解質層の被膜は、存在す る架橋剤の量及び/又は焼付け温度及びその時間によって影響される架橋の程度 に依存して、結果的に時には50μm以下にまで減少させることができる。(例 えば、「Brinker,C. J. and Scherer,G. W.,in "Sol-Gel Science: The Phys ics and Chemistry of Sol-Gel Processing" Academic Press,1990」参照) 当業者は、平面状の電解質を通過する酸素の流量が定められた割合、例えば気 体透過性膜を通過する流量の5%、3%、1%、または好ましくは0.5%を確 実に越えないように、相対的な寸法を算出する方法を理解するであろう。観察さ れた出力の特徴は、驚くべきことに封止構造に類似しており、米国特許第4,682, 602号(Prohaska)のピン−ホール型電極とは全く似ていない。ここでも米国特 許第5,200,051号に記載された微細加工の方法は、特定の上面に位置する構造の 寸法を調節する場合に特に効果的である。 同一のシリコンチップの上で加工された好適なセンサ構造が、図2A及び2B に示されている。この特殊な図の寸法によると、作用電極と対極/参照電極の組 合せ電極の間の水平方向の距離は約1mm以上である。別の場合では、CREは 別のチップ上に配設されていてもよいが、利便性は劣る。 開放型構造のWEと参照電極が同一のチップに配設されている場合には、それ らの間に位置づけられている(即ち、電気的に接続している)導電性の液体につ いて作動中の装置は、二つの電極と電気的に接続している薄い導電層(CL)を 形成することによって克服することができる。形成されたCLを備える装置は、 ここでは加湿気体で作動できる。実際のCLはたくさんの型をとることが可能で ある。例えば、塩が浸透したり充分な水を吸収して導電性の経路を形成すること ができる例えばゼラチンの重クロム酸塩のような光形成されたタンパク質性層が 、一つの有用な態様である。二つ目の実施可能な態様は、水と酸素の存在下で安 定な導電性有機ポリマーを含んでいる。好適な導電性有機ポリマーには、例えば ポリアニリン、ポリチオフェン、ポリピロールなどが含まれ、それらは例えばヨ ウ素、ほう素、トリフッ化物などのドーパントを任意で含んでいてもよい。 図2C及び2Dには、装置に導電層を配設した二つの態様が示されている。部 分的なまたは完全な被膜が実用されている。他の場合では電解質層は、図2E及 び2Fに示されているように図2A及び2Bの電極間の領域を橋渡しするように 広がっているであろう。 本発明の重要な態様は、ELがチップの表面に接着しない材料かまたは水性媒 体と直接接触するように持ち込まれた場合に溶解する材料からなる開放型の構造 で、ELを制限する問題を解決する。機能性は、米国特許第5,200,051号に記載 されているシリコンブロック共重合体のようなGPM材料が、この特許にも記載 されている光形成可能なゼラチン(タンパク質性材料)のような材料に優れた接 着性を持つことに基づいている。したがって図2G〜2Iは、タンパク質性層、 例えば光形成されたタンパク質性層(PPL)が、ELの前方の電極の周りにま ず配設されており、それをPPLで制限し形成されている。それから、GPMが EL、及びPPLの少なくとも一部の上方に配設される。光開始剤を含む光形成 性のサカナのゼラチンからなる好ましいPPLは、ノーランド・プロダクツ(No rland Products,Inc.)(ニュージャージー州、ニューブルンスウィック)から 購 入することができる。最も好ましい場合は、PPLはゼラチンの重クロム酸塩で ある。本発明に適したこの材料及び他の材料についての更なる考察は、米国特許 第5,200,051号(Cozzette)に見出され、特にセクション6.1.3においてP PLについて詳細に説明されている。 上述したアプローチは、ELを作るために選択することのできる構成成分の範 囲を非常に自由度があるようにしつつ、センサの全体の位置配置に構造的安定性 及び統合性をもたらす。こうして、GPMがO−リングによって位置づけ固定さ れている(またEL複合剤が例えば可溶性の糖または塩などの可溶性成分を含ん でいる)ような非−微細加工された装置にのみ当業者が関連しているこのような EL複合剤までも、本発明の開放型構造によって適応される可能性がある。 最後に図2Jは、検出装置の「開口」外周部が上表面に設けられている本発明 のさらにもう一つの態様を示している。このようにELが金電極を覆って配設さ れた後、センサ上でELのきわめて端部の近くに、そのELの上面を完全に封止 することなくGPMが配設されるように、処理工程のパラメータを部分的に変え ることができる。これらの方法は、ここに記載されたGPMを加工するのに用い ることが可能な、米国特許第5,200,051号におけるシロキサン−非シロキサン共 重合体を製作する工程についての記載から明らかとなろう。 6.実施例 6.1.酸素センサ 熱的酸化を行うことによって二酸化珪素の表面層(1)を製造したシリコンウ ェハを、チタン−タングステン合金の層をまずスパッタリングし、次に金の層を スパッタリングした(2)。標準的なホトリソグラフィー工程がパターンニング を行うべく金属をマスクするために用いられ、図3Aに示されているユニットセ ル構造が出来上がる。ポリイミド(3、白い領域)をスピン−コーティングし、 続いてそのウェハ上に保護された導電線と露出した電極表面領域(直径がそれぞ れ10μmの内側の蹄鉄形の構造のものについている4個の小さい丸)を、図3 A及び図3Bに示されているように光形成した。4インチのシリコンウェハには 、約300ユニットセルが含まれる。 サカナのゼラチンの重クロム酸塩からなる層を続いてウェハ上にスピン−コー ティングし、マスクを通して紫外線を照射してから水で現像することにより、図 3Bに示されているような構造(4、約1μmの厚み)が出来上がる。次にウェ ハを120℃で1時間、オーブンで焼き付ける。最後に厚みが1μmのジメチル シロキサン−ビスフェノールAカーボネート共重合体(GPM、大きな斜線が施 された丸)をそのゼラチン層を覆って配設し、米国特許第5,200,051号のセクシ ョン6.1.5に記載された方法でパターンニングする。図3Aまたは3Bは、 確実な実質的に酸素がGPMを通って電極に輸送されるような寸法を持つ最終的 な酸素電極構造を示している。また図3Aに示されている点線は、液体試料チャ ンネルのとりうる幅を示している。 このセンサの後処理には、水性の緩衝溶液(50mmのNaClにBorax-Na OHを加えた溶液が好ましい)で洗浄する工程が含まれる。 前述したように酸素電極は、同じように(例えば5)加工された露出した銀− 塩化銀電極を用いたりまたは米国特許第4,933,048号に記載された参照電極を用 いたりして作動させることができる。 上述した酸素センサを用いると、血液試料中に含まれる酸素の濃度は、この血 液試料をこの酸素センサとまず接触させることによって検出される。次に電位を 、作用電極で酸素の分子が効果的に還元できるように対極/参照電極に比較して 作用電極にかける。酸素濃度の関数であるこの装置の電流出力を続いて測定し、 標準曲線により試料中の酸素濃度と関連づける。 6.2.二酸化炭素センサ 二酸化炭素センサのための金属層及びポリイミド層の加工工程は、前述した酸 素センサで行ったのと同じである。光形成可能なゼラチン層の加工工程は、用い たマスクが異なり、金電極の上に直接形成される領域が現像工程で除去されるこ と以外同じである(例えば図3A参照)。次に炭酸水素ナトリウムキンヒドロン と塩化ナトリウムとショ糖との水性混合溶液を、例えば米国特許第5,200,051号 のセクション5.4に記載された塗布手段を用いて金電極を直接覆う領域に塗布 する。 シリコン層は、酸素センサについて前に記述したのと同じ方法で形成すること ができる。他の方法では、気体透過性層をその膜の材料を塗布することによって 形成してもよい。この例では有機溶媒に溶解した塩化ポリビニル(PVC)をシ リコンに代わるものとして用いることができる。 血液試料を上述したCO2センサと接触させた後で、二酸化炭素濃度に対する 電位の標準曲線に比較参照することによって、その血液試料に含まれるCO2濃 度を測定する。この電位差測定法は、溶解した二酸化炭素が平衡になることによ って行われ、それは水素イオン及び炭酸水素イオンの形成と平衡する。これらの イオンは次に、上記のヴァン・ケンペン(Van Kempen)によって以前に記載され たようにキンヒドロン電位に影響を与える。 酸素センサについて記載した参照電極の代替物と同じものが、二酸化炭素セン サにおいても適当である。 好ましい態様において上述した実施例のセンサは、米国特許第5,096,669号(L auks)に記載されているような外部読み取り装置に挿入できる使い捨てのカート リッジ内に収容される。なおこの文献の明細書は、参照としてその全体が本明細 書に組み入れられる。 前述した実施例は本発明の好ましい態様の例を提示するためのものであって、 本発明の目的を本明細書に記載された詳細な説明と組み合わせて考察した後で本 発明の他の態様が当業者に明らかとなるように、本発明がそれに限定されるよう に解釈されるべきではない。 例えば、未知の液体に含まれる気体濃度を測定する方法は、既知の試料でこの 検出装置を初めに較正することによって任意で補正することができる。この装置 の「濡れ上がり」の最中にこのような較正用液体を効果的に使用する方法につい てのさらなる説明は、米国特許第5,112,455号の明細書に記載されており、この 文献の明細書全体は、参照として本明細書に組み入れられる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FR,GB,GR,IE,IT,LU,M C,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF,CG ,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE,SN, TD,TG),AP(KE,MW,SD,SZ,UG), AM,AT,AU,BB,BG,BR,BY,CA,C H,CN,CZ,DE,DK,EE,ES,FI,GB ,GE,HU,IS,JP,KE,KG,KP,KR, KZ,LK,LR,LT,LU,LV,MD,MG,M N,MW,MX,NO,NZ,PL,PT,RO,RU ,SD,SE,SG,SI,SK,TJ,TM,TT, UA,UG,UZ,VN (72)発明者 ピエース レイモンド ジェイ. カナダ国 オンタリオ州 オタワ リスガ ー ストリート 586 (72)発明者 ウィッドリック シンドラ エー. アメリカ合衆国 ペンシルベニア州 ノー ス ウェールズ ホワイト オーク レー ン 111

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.下記(a)〜(c)を含む、液体試料に溶解した気体の濃度を測定するため の微細加工された検出装置。 (a)共通基板または分離基板上に配設された作用電極(WE)及び対極/参 照電極(CRE)であって、そのCREの構成成分による前記WEの汚染を最小 にするのに有効な距離だけ離れて位置づけられている、WE及びCRE、 (b)前記基板上に配設されて前記WEを封入する電解質層(EL)、及び (c)前記ELは封止しないように配設されかつ前記WEを覆って位置づけら れている気体透過性膜(GPM)であって、この装置と接触する液体試料から前 記WEへの気体の流量がそのGPMを通過する気体量の関数となるように、前記 GPM及び前記ELのそれぞれが前記WEに応じた寸法及び位置関係を保ってい る、GPM。 2.下記(a)〜(d)を含む、液体試料に溶解した気体の濃度を測定するため の微細加工された検出装置。 (a)平面基板 (b)前記基板上に配設され、かつ対極/参照電極(CRE)の構成成分によ る前記作用電極(WE)の汚染を最小にするのに有効な距離だけ離れて位置づけ られている、WE及びCRE、 (c)前記基板上に配設されて前記WEを封入する電解質層(EL)、及び (d)前記ELは封止しないように配設されかつ前記WEを覆って位置づけら れている気体透過性膜(GPM)であって、この装置と接触する液体試料から前 記WEへの気体の流量がそのGPMを通過する気体量の関数となるように、前記 GPM及び前記ELのそれぞれが前記WEに応じた寸法及び位置関係を保ってい る、GPM。 3.下記(a)〜(e)を含む、液体試料に溶解した気体の濃度を測定する方法 。 (a)次の(i)〜(iii)を含む微細加工された検出装置を準備する工程、 (i)共通基板または分離基板上に配設された作用電極(WE)及び対極/ 参照電極(CRE)であって、そのCREの構成成分による前記WEの汚染を最 小にするのに有効な距離だけ離れて位置づけられている、WE及びCRE、 (ii)前記基板上に配設されて前記WEを封入する電解質層(EL)、及び (iii)前記ELは封止しないように配設されかつ前記WEを覆って位置づ けられている気体透過性膜(GPM)であって、この装置と接触する液体試料か ら前記WEへの気体の流量がそのGPMを通過する気体量の関数となるように、 前記GPM及び前記ELのそれぞれが前記WEに応じた寸法及び位置関係を保っ ている、GPM、 (b)前記装置に気体を含む液体試料を接触させることにより、前記液体試料 によって前記WE及びCREの間に低インピーダンスの経路を形成する工程、 (c)前記気体の分子が前記WEで還元反応を効果的に行うことができるよう に前記CREに対して前記WEに電圧をかける工程、 (d)前記装置の出力電流を測定する工程、並びに (e)前記気体の濃度を検出する工程。 4.下記(a)〜(d)を含む、液体試料に溶解した気体の濃度を測定する方法 。 (a)次の(i)〜(iii)を含む微細加工された検出装置を準備する工程、 (i)共通基板または分離基板上に配設された作用電極(WE)及び参照電 極(CRE)であって、そのCREの構成成分による前記WEの汚染を最小にす るのに有効な距離だけ離れて位置づけられている、WE及びCRE、 (ii)前記基板上に配設されて前記WEを封入する電解質層(EL)、及び (iii)前記ELは封止しないように配設されかつ前記WEを覆って位置づ けられている気体透過性膜(GPM)であって、この装置と接触する液体試料か ら前記WEへの気体の流量がそのGPMを通過する気体量の関数となるように、 前記GPM及び前記ELのそれぞれが前記WEに応じた寸法及び位置関係を保っ ている、GPM、 (b)前記装置に気体を含む液体試料を接触させることにより、前記液体試料 によって前記WE及びREの間に低インピーダンスの経路を形成する工程、 (c)前記WEと前記REの間の電位差を測定する工程、並びに (d)前記気体の濃度に前記電位差を関連付ける工程。 5.気体が酸素である、請求の範囲3の方法。 6.気体が二酸化炭素である、請求の範囲4の方法。 7.下記(a)〜(d)を含む、試料に含まれる気体の濃度を測定するための微 細加工された検出装置。 (a)共通基板上に配設された作用電極(WE)及び対極/参照電極(CRE )であって、そのCREの構成成分による前記WEの汚染を最小にするのに有効 な距離だけ離れて位置づけられている、WE及びCRE、 (b)前記基板上に配設されて前記WEを封入する電解質層(EL)、 (c)前記WEと前記CREの間を電気的に接続するための前記基板上に配設 された導電層(CL)、及び (d)前記ELは封止しないように配設されかつ前記WEを覆って位置づけら れた気体透過性膜(GPM)であって、この装置と接触する試料から前記WEへ の気体の流量がそのGPMを通過する気体量の関数となるように、前記GPM及 び前記ELのそれぞれが前記WEに応じた寸法及び位置関係を保っている、GP M。 8.ELが、CREと電気的に接続することによりCLとして機能している、請 求の範囲7の装置。 9.試料が、空気、気体、加湿された空気、加湿された気体、または液体からな る群より選択されるものである、請求の範囲7の装置。 10.下記(a)〜(e)を含む、試料に含まれる気体の濃度を測定する方法。 (a)次の(i)〜(iii)を含む微細加工された検出装置を準備する工程、 (i)共通基板上に配設された作用電極(WE)及び対極/参照電極(CR E)であって、そのCREの構成成分による前記WEの汚染を最小にするのに有 効な距離だけ離れて位置づけられている、WE及びCRE、 (ii)前記基板上に配設されて前記WEを封入する電解質層(EL)、 (iii)前記WEと前記CREの間を電気的に接続するための前記基板上に 配設した導電層(CL)、及び (iv)前記ELは封止しないように配設されかつ前記WEを覆って位置づけ られている気体透過性膜(GPM)であって、この装置と接触する試料から前記 WEへの気体の流量がそのGPMを通過する気体量の関数となるように、前記G PM及び前記ELのそれぞれが前記WEに応じた寸法及び位置関係を保っている 、GPM、 (b)前記装置に気体を含む液体試料を接触させる工程、 (c)前記気体の分子が前記WEで還元反応を効果的に行うことができるよう に前記CREに対して前記WEに電圧をかける工程、 (d)前記装置の出力電流を測定する工程、並びに (e)前記気体の濃度を検出する工程。 11.下記(a)〜(d)を含む、試料に含まれる気体の濃度を測定する方法。 (a)次の(i)〜(iii)を含む微細加工された検出装置を準備する工程、 (i)共通基板上に配設された作用電極(WE)及び参照電極(RE)であ って、そのREの構成成分による前記WEの汚染を最小にするのに有効な距離だ け離れて位置づけられている、WE及びRE、 (ii)前記基板上に配設されて前記WEを封入する電解質層(EL)、及び (iii)前記WEと前記CREの間を電気的に接続するための前記基板上に 配設した導電層(CL)、及び (iv)前記ELは封止しないように配設されかつ前記WEを覆って位置づけ られている気体透過性膜(GPM)であって、この装置と接触する試料から前記 WEへの気体の流量がそのGPMを通過する気体量の関数となるように、前記G PM及び前記ELのそれぞれが前記WEに応じた寸法及び位置関係を保っている 、GPM、 (b)前記装置に気体を含む液体試料を接触させる工程、 (c)前記WEと前記REの間の電位差を測定する工程、並びに (d)前記気体の濃度を検出する工程。 12.気体の濃度が、測定した出力電流を、試料に含まれる気体の部分圧に出力 電流を相関させた標準曲線と比較することによって決定される、請求の範囲10 の方法。 13.気体の濃度が、測定された電位差を、試料に含まれる気体の部分圧に電位 差を相関させた標準曲線と比較することによって決定される、請求の範囲11の 方法。 14.微細加工された検出装置を、その装置が試料と接触する前または後のいず れかに較正用液体と接触させる工程をさらに含む、請求の範囲10の方法。 15.微細加工された検出装置を、その装置が試料と接触する前または後のいず れかに較正用液体と接触させる工程をさらに含む、請求の範囲11の方法。 16.距離が少なくとも約1mmである、請求の範囲1の装置。 17.距離が少なくとも約1mmである、請求の範囲2の装置。 18.距離が少なくとも約1mmである、請求の範囲7の装置。 19.WEが金を含み、CREが銀/塩化銀を含み、ELが光形成したゼラチン を含み、GPMがシリコンブロック共重合体を含む、請求の範囲1の装置。 20.WEが金を含み、CREが銀/塩化銀を含み、ELが光形成したゼラチン を含み、GPMがシリコンブロック共重合体を含む、請求の範囲2の装置。 21.WEが金を含み、CREが銀/塩化銀を含み、ELが光形成したゼラチン を含み、GPMがシリコンブロック共重合体を含む、請求の範囲7の装置。 22.ELが、ゼラチン固体に対する架橋剤の比率を増加させることによって気 体に対する透過性が減少した光形成されたゼラチンを含む、請求の範囲7の装置 。 23.ELが、温度を上昇させて加熱する工程を延長することによって気体に対 する透過性が減少した光形成されたゼラチンを含む、請求の範囲7の装置。 24.光形成されたゼラチンが、120℃で1時間加熱されたゼラチンである、 請求の範囲23の装置。 25.CLが、吸湿性の塩を含有する光形成されたゼラチン層を含む、請求の範 囲7の装置。 26.CLが導電性ポリマーを含む、請求の範囲7の装置。 27.導電性ポリマーが、ポリピロール、ポリチオフェン、及びポリアニリンか らなる群より選択されるものである、請求の範囲26の装置。 28.導電性ポリマーがさらにドーパントを含む、請求の範囲26の装置。 29.導電性ポリマーがさらにドーパントを含む、請求の範囲27の装置。 30.導電性ポリマーが、ハロゲン化物、窒化物、リン化物、及び硫化物からな る群より選択されたドーパントをさらに含む、請求の範囲26の装置。 31.導電性ポリマーが、ハロゲン化物、窒化物、リン化物、及び硫化物からな る群より選択されたドーパントをさらに含む、請求の範囲27の装置。 32.下記(a)及び(b)を含む、液体試料に含まれるアナライトの濃度を測 定するための微細加工された検出装置。 (a)共通の平面基板上に配設された作用電極(WE)及び対極/参照電極( CRE)であって、少なくとも一つの寸法が実質的に異なっている、WE及びC RE、及び (b)前記WEを覆って配設された少なくとも第1層であって、前記第1層の トポロジー的特徴において前記実質的に異なる寸法の逆効果を効果的に最小にす ることのできる距離だけ離れて前記WEおよびCREが位置づけられている、第 1層。 33.アナライトが溶解している気体である、請求の範囲32の装置。 34.第1層が電解質層を含む、請求の範囲32の装置。 35.第1層を覆って配設された第2層をさらに含む、請求の範囲34の装置。 36.第2層が、前記第1層を封止しないが前記WEを覆って位置づけられた気 体透過層を含む、請求の範囲35の装置。 37.寸法が電極の厚みである、請求の範囲32の装置。 38.距離が少なくとも約1mmである、請求の範囲32の装置。
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