JPH10507473A - 包装され滅菌された感圧接着剤製品 - Google Patents

包装され滅菌された感圧接着剤製品

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JPH10507473A JP8513335A JP51333596A JPH10507473A JP H10507473 A JPH10507473 A JP H10507473A JP 8513335 A JP8513335 A JP 8513335A JP 51333596 A JP51333596 A JP 51333596A JP H10507473 A JPH10507473 A JP H10507473A
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Abstract

(57)【要約】 本発明は、シート材料に被履された後、包装され、ガンマ放射線で滅菌された感圧接着剤に関する。滅菌された材料は、医療用、病院用および救急処置用製品として使用することができる。被履された材料と製品の調製方法もまた記載されている。

Description

【発明の詳細な説明】 包装され滅菌された感圧接着剤製品 本発明は、包装され、ガンマ放射線で滅菌され、医療用、病院用、または救急 処置用製品として使用されるテープなどのシート材料に被履された感圧接着剤に 関する。本発明はまた、そのような被履されたシートへ材料および製品を調製す るための方法に関する。発明の背景 感圧粘着剤製品は、医療用、病院用、救急処置用、運動競技での保護用、およ びこれらに関連した用途に幅広く使用されている。そのような製品の例としては 、テープ、包帯および手術用被布などがある。アクリルポリマーは、アレルゲン 性濃度が低いため、医療用感圧接着剤の市場で優位で立っている。(Satas,D. 編“Handbook of Pressure Sensitive Adhesive Technology,”Van Nostrand Reinhold,New York,1989年、第25章) アクリル接着剤は通常は「純ポリマー」からなり、固有の感圧性が得られるよ うな分子量で、最適な特性の組み合わせを開発するための配合を必要としない。 しかしながら、粘着付与樹脂と配合するか、またはこれを混入させることによっ て粘着性を変化させることができる。アクリル樹脂は一般に、わずかな粘着付与 樹脂とともに、あるいは粘着付与樹脂を使用せずに溶媒系において使用される。 (上記Satas4ページ,396ページ,430〜431ページ,553〜554ページ,562ページ,567 ページ)しかしながら、ゴム系接着剤は一般的に粘着付与樹脂と配合されている 。例えば、米国特許第5,143,972 号(Groves)を参照のこと。ゴム系樹脂の感圧接着剤の凝集性を高めるために、 米国特許第2,956,904号(Hendricks)には、高エネルギ電子を使用して、そのよ うな接着剤に衝撃を与えることが記載されている。米国特許第3,328,194号(Kas per)には、接着剤を紫外光に照射することによって、テープのゴム系樹脂感圧接 着剤の凝集強さやクリープ抵抗が増加することが記載されている。米国特許第4, 847,137号(Kellen et al.)には、紫外線を利用して、アクリレート感圧接着剤 を架橋させ、アクリレートコポリマー、あるいは非第三アルコールのメタクリレ ートエステル、特定の芳香族ケトンモノマー、そして任意にアクリル酸のような コモノマーを含む医療用テープなどの、皮膚に対する高い粘着性を得るのに十分 なコンプライアンス度を有する感圧接着剤を得ることが記載されている。米国特 許第3,725,115号(Christenson et al.)には、X線、ガンマ放射線および高エネ ルギ電子のような電離線を照射することによって、アクリルポリマーなどの粘着 性のある低分子量ポリマーを含む感圧接着剤組成物のクリープ抵抗、強度、耐溶 剤性を改善することが記載されており、(この組成物はさらに、可塑剤、粘着付 与剤、充填剤などの種々の添加剤を含んでもよい。)米国特許第5,028,484号(M artin et al.)には、(a)紫外線重合させた特定のアクリレートポリマーと、(b)こ のアクリレートポリマー(a)が重合している間に存在する特定の(ポリ)第三ブ チラートスチレンの粘着付与樹脂とを含む感圧接着剤が記載されている。 米国特許第3,121,021号(Copeland)には、細孔の感圧粘着性コーティングを含 む多孔性裏材を有する特定の外科用接着テープについて記載されている。このコ ーティングは、米国特許第Re24,906号(Ulrich)に記載されている感圧アクリレ ートポリマーのように固有の乾燥粘着性があり、高い凝集性をもつ純粘弾性ポリ マーから形成 される。後者のような好ましいタイプの接着剤はイソオクチルアクリレートとア クリル酸との比が94:6のコポリマーである。このような好ましい接着剤は、乾燥 粘着性があり感圧性であるので、粘着付与樹脂または可塑剤を添加する必要はな いと記載されている。しかしながら、ゴム状ポリマーと粘着付与樹脂の適切な混 合物を使用することができる。これらの粘着性テープは、放射線、蒸気、または エチレンオキシドガスを使って滅菌することができる。 粘着付与樹脂をアクリル感圧接着剤に使用することについての他の報告が、欧 州特許出願公開第196,844号(Jacob et al.)および第383,497号(Yeadon et al. )および米国特許第5,095,065号(Yang),米国特許第5,013,784号(Yang),および 第5,164,441号(Yang)に含まれている。ここに報告されている粘着付与樹脂は, スチレンや例えばESCOREZ ECR-109AおよびESCOREZ5300のよ うな商品指定ESCOREZとして商用入手可能な芳香族ビニル化合物などから 誘導される特定の芳香族を含有している特定の炭化水素樹脂である。 欧州特許出願第196,844号でもまた、一般にはラテックスであるアクリルポリ マーと、接着剤組成物として支持体に塗布後に乾燥させることができる樹脂粘着 性付与剤との混合物について記載されている。乾燥後、被履された支持体は細片 に切断され、巻回されて完成品となる。支持体はまたラベルまたは医療用テープ を製造するために特定の形状の完成品として切断されることがある。 ガンマ線、ガンマ放射線またははガンマ照射には、かなりの透過力と殺菌効果 があり、医療品の滅菌に使用される。(Block,S.S.“Disinfection,Steril ization,and Preservation,”第4版.,Lea & Febiger,Philadelphia,Londo n,1991年,第32章)しかしながらガンマ線は物質の特性を変化させることができ る。例えば、ポリマーは多岐にわたる材料群を代表するものであり、電離放射線 によっ て引き起こされる化学変化の結果としてそれ自体に様々な物理的変化を呈する。 架橋、鎖の分断、ガス発生および二重結合の形成は、ポリマーの物理的な変性の 原因となる基本的な化学プロセスである。これらのプロセスが、製品の特性に望 ましくない変化をもたらすことも有り得る。(Morrissey,R、F、et al..ed. “Sterilization Technology,”Van Nostrand Reinhold,New York,1993 年,201ページ,223ページ,224ページ)発明の開示 本願発明者らは、病院用あるいは救急処置用のテープなどの、特定の非配合の アクリルー(またはポリアクリレート)を主成分とする、感圧接着剤医療品をガ ンマ放射線によって滅菌することで、その接着性能に悪影響がおよんだり、これ が損なわれることを見い出した。さらに、エチレン系不飽和ベンゼン化合物の相 溶性合成オリゴマー(または低分子量ポリマーまたは樹脂)をアクリル系接着剤 に混入させることで、ガンマ放射で滅菌されていたとしても、そのような医療品 の接着性能が保護され、安定することを発見した。 従って、本発明の一態様によれば、テープ、包帯、手術用被布、または医療用 、病院用、救急処置用製品などの、ガンマ放射線で滅菌されて包装され、可撓性 裏材に感圧接着剤コーティングを有する感圧粘着性シート材料であって、前記接 着剤が、(a)イソオクチルアクリレートと、アクリル酸などの極性コモノマーと のコポリマーなどのアルキルアクリレートコポリマーおよび、(b)スチレン、イ ンデンあるいはその混合物などの一種以上のモノエチレン系不飽和置換ベンゼン 化合物の芳香族炭化水素オリゴマー、の相溶性混合物を含むか、または好ましく はこの混合物からなるか、または実質的にこの混合物からなる、シート材料が得 られる。成分(a)および(b)の相 対量は、ガンマ放射線の滅菌の影響を受けるにもかかわらず、接着剤には粘着性 があり、感圧接着剤として機能させるのに十分な量である。成分(b)は安定剤と して作用し、成分(a)の固有の粘着性を実質的に保持し、またはコーティングの 施されたシート材料を製造後に滅菌するために利用されるガンマ放射線による劣 下や望ましくない変化、または良くない結果が起こることを防ぐものである。押 出機などの適当なミキサにおいて成分(a)と(b)とを混合し、または成分(a)およ び(b)の相溶性有機溶媒溶液を混合した後、このようにして得られた(a)と(b)と の混合物を可撓性シートなどの適当なシート材料または裏材上に被履し、必要に 応じてこのようにして得られたコーティングの施されたシート材料を乾燥させて 溶媒を揮発させ、コーティングの施されたシート材料を適切なサイズに切断、ま たは細断し、乾燥したシート材料を密閉されたプラスチックフィルムポーチなど の適当な細菌不透質性の容器に包装し、包装され被履されたシート材料を最後に ガンマ放射線で滅菌して、ガンマ放射線で滅菌された感圧接着剤製品を調製する ことができる。詳細な説明 本発明のガンマ放射線で滅菌された感圧接着剤製品、例えば医療用テープは、 粘着性がある、すなわち粘着性の特質を有し、患者の皮膚の表面などの低表面エ ネルギ面などの被着体表面と接触させると、指圧などの軽い圧力をかけるだけで 、瞬時かつ簡単にこれに接着されるとともに、そのまま適所に保持されるが、目 に見える形の残留物を残すことなく手ではがすことができる、すなわち被着体か らきれいに分離させることができるだけの十分な凝集性を有する。感圧接着剤製 品は被着体の表面に適合するように製造され、固有の透明度、無色さ、防水性、 日光にさらしても黄変せず、加えてその 低あるいは非アレルギー特性などの利点を保持するよう製造される。このような 製品は例えば固定用テープまたは荷造りテープの形で製造することができ、傷な どの被着体表面を無菌状態に保ったり、あるいは無菌状態に保たれなければなら ない病院の病室または手術室などの環境で使用することができる。製品の接着性 能に悪影響をおよぼしかねないガンマ放射線を放射されたとしても、その望まし い接着性が維持されることが保証された状熊で、上記のように使用することがで きる。 本発明のガンマ放射線で滅菌された感圧接着剤製品の接着剤コーティングの成 分(a)を形成するための先駆物質として使用されたポリアクリレートは、(1)過半 量または大部分の量の炭素数1〜14の第三アルコールの(メタ)クリル酸エステル、 または平均炭素数約4〜12の非第三アルコールの混合物と、(2)脂肪族であり、エ チレン性不飽和な少量の極性コモノマーとのコポリマーであってもよく、前記モ ノマー(1)および(2)は、コポリマーを作るうえで唯一必須のモノマーである。( メタ)アクリル酸エステル(1)の例として、置換、または置換してないブタノー ル、ペンタノール、ヘキサノール、ヘプタノール、オクタノール、デカノールお よびでドデカノールならびにこのようなアルカノールの異性混合物を含む混合物 などの非第三アルカノールでエステル化されたアクリル酸またはメタアクリル酸 が挙げられる。 極性コモノマー(2)の例としては、アクリル酸、メタアクリル酸、イタコン酸 、アクリルアミド、メタクリルアミド、アクリロニトリル、ビニルアセテート、 N-ビニルピロリドン、およびこれらの混合物がある。このようなポリアクリレ ートには、周知かつ幅広く使用されているものも含まれる。これらのポリアクリ レートは、例えば60〜98重量%、好ましくは92〜96重量%の(メタ)アクリル酸 エステル成分(1)と、2〜4重量%、好ましくは4〜8重量%の極性コモノマー成分( 2)とからなる共重合可能なモノマーの混合物の溶液、エマルジョンまたは懸濁液 の重合によって調製することができる。このように調製されたポリアクリレート は、架橋されておらず、伸縮性かつ弾性で、例えばエチルアセテート、ヘプタン 、およびイソプロピルアルコールなどの溶媒に可溶であり、例えば室温20℃で 、固有の粘着性を有するすなわち触れると粘着性がる。これらのポリアクリレー トは、例えば重量平均分子量100,000及至1,000,000〜5,000,000(ゲル透過クロ マトグラフィーによって測定した場合)などの高分子量のものとして調製するこ ともできる。固有の粘度が例えば約0.5〜約2.0、好ましくは0.7〜1.3溶液1デカ リットルあたりポリマー0.2gを含有するエチルアセテート溶液10mlについて25℃ でCannon-Fenske50粘度計を用いて測定した場合の範囲にあることからも、こ のような高分子量であることが分かる。このようなポリアクリレートは、粘着性 、せん断特性、および剥離性が固有に均衡を保つよう調製できる。ポリアクリレ ートの調製およびポリアクリレートを被履したシート材料の調製については、例 えば米国特許第Re.24,906号(Ulrich)および第3,121,012号(Copeland)、第4,6 93,776号(Krampe et al.)、および第4,833,179号(Young et al.)に記載されて いる。このようなポリアクリレートまたはアクリルポリマーは、また上記Satas textの15章に記載されている。 本発明を実施するにあたって使用されている接着剤コーティングの成分(b)で ある芳香族炭化水素オリゴマーは、例えばエチルアセテートのような溶媒に可溶 な合成物質である。また、このオリゴマーはポリアクレート塩成分(a)に溶媒可 溶あるいは混和する。したがって成分(a)および(b)の溶媒溶液の混合物は、一般 的に、芳香族炭化 水素オリゴマーは好ましくは固体であり、数平均分子量(Mz)が約500〜1500、好 ましくは約750〜1000(例えばゲル透過クロマトグラフィーによって求められる )で、多分散性は約2.5、好ましくは2.0未満であり、ガラス転移温度は例えば20 ℃などの室温を超える温度である。本発明で安定剤として使用されている、これ らの芳香族炭化水素オリゴマーは、ナフサを分解蒸留して得られる芳香族石油流 を重合することによって調製される弾性のあるオリゴマーを含み、例えば上記S atas textの第20章に記載されているようにゴム系またはエラストマー系感圧接 着剤用粘着付与剤として使用される。これらのオリゴマーのうち、ポリ(第三ブ チルスチレン)などについては光重合させたアルキルアクリレートと共に特定の 添加剤において使用される粘着性樹脂として記載される。 本発明で使用される芳香族炭化水素安定剤のうちの一般的なものは、置換ベン ゼンまたは式IおよびIIによって表わされるベンゼノイド化合物を重合すること によって調製されるオリゴマーである。 ここで、Rは、メチル基、エチル基、プロピル基、およびイソブチル基などの炭 素数1〜4の低級アルキル基である。上記式Iの範囲に包含される代表的なエチレ ン系不飽和置換ベンゼンは、スチレン、 メチルスチレン、および第三ブチルスチレンであり、置換ベンゼンとしてもみな される)式IIの範囲に包含されるものは、インデンとメチルインデンである。 芳香族粘着付与剤の好ましい種類には、水素化された無色の芳香族炭化水素粘 着性樹脂が含まれる。この樹脂は、原料樹脂であるモノマーの量に対して50%を 超えるの芳香族性を有し、好ましくは70%を超え、さらに好ましくは80%を超え る芳香族性を有する。これらの有用な粘着付与樹脂は、約500〜1800、好ましく は約600〜1500の間,さらに好ましくは約650〜1200の範囲内のZ-平均分子量( Mz)を有する。本発明の極めて好ましい実施態様において、粘着付与樹脂のMz は約700〜1100の間である。 またこれらの有効な粘着付与樹脂の狭い分子量分布は、多分散性(Mw/Mn) が2.5未満、好ましくは約2.1未満、さらに好ましくは1.9未満である。分子量の 特徴は、ポリスチレン較正基準に基づくゲル透過クロマトグラフィーを使用して 、以下の式に従ってポリイソブチレン較正基準に変換することによって求められ る。 (1) log(Mwホ゜リイソフ゛チレン)=1.1×log(Mwホ゜リスチレン)-0.157 手順は、WO-A-91-07472(Luvinh)に詳しく記載されている。 これらの粘着付与樹脂の軟化点(ASTM E-28で求められるRingとBallの 軟化点)は、一般には約40〜120℃の範囲に含まれ、好ましくは約65〜100℃であ る。 水素化後の樹脂は無色である。「無色な」樹脂は、溶媒ガードナーカラーが約 2未満であると定義されている。特に好ましい樹脂の溶媒ガードナーカラーは1 未満である。 これらの樹脂はまた、好ましくは約24セイボルト(10%トルエ ン溶液)を超える水素化後に初期着色を呈する。 これらの樹脂は水素化石油炭化水素樹脂で、主に重合および水素化後に、核磁 気共鳴(NMR)によって求められる芳香族プロトンを少なくとも20%、好ましく は芳香族プロトンを24%保持する芳香族モノマーの触媒重合によって一般には生 成される。芳香族性は、一般に認められている手順によるプロトン NMR(1H- NMR)分析によって測定される。「保持された芳香族性」は水素化前の重合さ れた樹脂のプロトンNMRによる芳香族性に対する水素化樹脂のプロトンNMR による芳香族性比率である。この手順についてはWO-A-91-07472(Luvinh)に おいて詳しく記載されている。 粘着付与樹脂は、 (a) 沸点約135〜220℃で、少なくとも40重量%の芳香族ビニルモノマーを含 有している蒸気分解留出物またはその留分をFriedel-Crafts重合条件下におい て連鎖移動剤の重合混合物0〜40重量%の存在下で重合させ、 (b)芳香族性が少なくとも75%に保持されるように、(a)の成果物を触媒的に水 素化する手順によって調製することができる。 好ましくは粘着付与樹脂は、中間留分留出物すなわちHCDとして識別される 石油留分および連鎖移動剤0〜40重量%とを触媒重合することによって調製され る。樹脂は一般に以下の成分を含む芳香族流から調製される。 このような流は、十分なビニル芳香族成分を含有しているか、または含有する ように改質されたものである限り、沸点135〜220℃の蒸気-分解石油留出液ある いは留分から誘導することができる。例えば必須な純スチレン成分を、スチレン 以外は本記載にかなう商用入手可能な石油留出液の製品に添加してもよい。この ようにして、スチレン11.4重量%、スチレンのアルキル誘導体31.6重量%、イン デン17.1重量%、アルキル誘導体5重量%、および非反応性成分34.9重量%を含 む芳香族ビニル流が、適切な原料樹脂として確認された。 炭化水素樹脂の重合は、主に米国特許第4,078,132号(Lepert)の教示内容に従 って達成される。この教示内容によると、枝分れ鎖脂肪族オレフィンを、連鎖移 動剤として水素時に導入し、軟化点を低くして分子量分布を狭くする。この特許 は、非芳香族の不融和熱可塑性樹脂を十分に調製することを検討するものである が、中間留分留出物を含む原料流または芳香族ビニルモノマーを含む原料流にそ の教示内容を適用し、高芳香族先駆物質樹脂を生成することができ る。この樹脂は水素化されると所望の芳香族粘着付与剤となる。原料流は、重合 可能なモノマーの全重量の少なくとも40%、好ましくは少なくとも50%のビニル 芳香族モノマーを含有するものとする。 米国特許第4,078,132号における水素化の方法は、重合温度が、-20〜100℃の 間、好ましくは30〜80°の間で、塩化アルミニウム(ALC3)などのフリーデル ・クラフツ触媒の存在下で、および好ましくはイソアミレンとdimates、または それらの混合物である枝分れ鎖反応性オレフィンのほとんどは、米国特許第4,07 8,132号に記載されているような適量で使用された場合に効果的である。イソア ミレンなど、化合物によっては、さらに反応性が高く、軟化点分子量分布を調節 するために少量でも有利に使用できる。反応性連鎖移動剤の有用な量は、一般に は中間留分留出物またはビニル芳香族原料流の総重量に対して重量比で、10〜20 %の範囲内であり、好ましくは10〜15%の範囲である。米国特許第4,514,554号( Hughes el al.)に記載されている、プロセスには、イソアミレンを含む石油留 分原料樹脂を重合することについての記載も含まれている。 水素化については、一般に米国特許第4,629,766号(Malatesta et al.)の教示 内容に従って行うことができるが、水素化の他の方法を使用してもよい。一般に は圧力10〜300kg/cm2で200〜300℃の温度が使用され、および水素化すなわち水 素処理用触媒、例えばニッケル、パラジウム、コバルト、ルテニウム、プラチナ およびロジウムなどのVIII族の金属、タングステン、クロムおよびモリブテンな どのVI族の金属、マンガン、銅などのVII族の金属が使用される。これらの金属 は、金属または活性化された形状で、単独または2つ以上の金属を組み合わせて 使用され、直接またはアルミナまたはシリカ-アルミナなどの固体支持体上で使用 される。好ましい触媒は、米国特許第4,629,766号に記載されているように、新 しい触媒の表面積が 120〜300m2/gであって、ガンマ-アルミナ支持体上の、硫化ニッケル-タングステ ンを含み、2〜10重量%のニッケルとパーセント、の量によって10〜25重量%の タングステンとを含有するものである。水素化は一般に20〜300気圧(1平方メー トルあたり2.03×105〜3.09×107ニュートン)、好ましくは150〜250気圧(1平方 メートルあたり1.52×107〜2.53×107ニュートン)の水素圧力で実行される。芳香 族樹脂の水素化についてはさらに、米国特許第3,926,878およびWO-A-91/07472 にも記載されている。 水素化は、芳香族性が少なくとも75%、好ましくは少なくとも80%、さらに好 ましくは少なくとも85%、もっとも好ましくは少なくとも90%保持されるように 、効果的な触媒がなされる温度、圧力、時間で実行される。上述の過程に従って 水素化工程を実験的に最適化することができる。 本発明の接着剤コーティングにおいて成分(b)として有用な商用入手可能な芳 香族炭化水素オリゴマーは、製品広報 102-0492-0341992年4月号,Exxon Che mical Co.に記載されているESCOREZ Tackifier 7312である。いくつか の他の商用入手可能な芳香族炭化水素樹脂は、上記Satas531〜532ページに記載 されている。このような芳香族炭化水素樹脂は、例えば50重量%エチルアセテー ト溶液などの溶媒溶液の形で、本発明の感圧接着剤製品の製造における裏材に被 履される粘着性溶液を調整する上で使用することができる。 ポリアクリレートの成分と混合される芳香族炭化水素オリゴマー成分の量は、 ポリアクリル酸塩の成分を保護または滅菌する、すなわち接着剤被履シート材料 が包装されて、ガンマ放射線滅菌に当てられた後に、適切な粘着性能を実質的に 維持または保持するのに十分な量である。一般に粘着安定剤の乾燥量は、乾燥す なわち固体ベースで、接着剤コーティング中の2種類の必須成分である(a)と(b) の重量の合計の1〜50重量%であり、好ましくは10〜35重量%であり、ポリアク リレート成分の量は、同じく固体ベースで接着剤コーティングの50〜99重量%、 好ましくは65〜90重量%である。 着色剤、難燃剤、補強剤、あるいは成形剤などの他の材料とポリアクリレート および安定剤の成分の混合物とを、配合または混合することができる。例えばI RGANOX-1010の0.5重量パーセント溶液(それ自身ではガンマ放射線-滅菌の 有害な影響からポリアクリレートを十分に保護しない)などとして酸化防止剤を 接着剤コーティング溶液に含有させてもよい。しかしながらこのような他の材料 は、ガンマ放射線滅菌接着剤製品の性能に影響することがある。従って場合によ っては材料相溶性試験を行う必要がある。 本発明で使用されている感圧接着剤は、接着剤をガンマ放射線滅菌した後であ っても所望の感圧粘着特性を得る、あるいは保持するのに十分な量ポリアクリレ ート粘着性成分と芳香族炭化水素接着安定剤成分との相溶性溶液を混合すること によって調整してもよい。一般にこの2種類成分が、例えばヘキサン、イソプロ パノールおよびエチルアセテートなどのアルカン、アルコール、またはエステル などの一般的な揮発性有機溶剤に混合される。2種類相溶性成分の混合溶液は、 例えば200〜20,000cpsの被履可能な粘着性を有し、従来の方法で、例えば厚さ約 0.2〜5ミルおよびコーティング重量約1〜40g/24in2などの適当な厚さおよびコー ティング重量で、例えプラスチックフィルム、紙および織布または不織布などの 可撓性ウェブ支持体、また裏材上に被履される。 医療用の用途適用品に好ましい裏材としては、例えば不織布、織布、有孔フィ ルム、高透湿性を有するフィルムおよびメリヤス生地などの高透湿性を可能にす るものおよび/またはティッシュまたは創傷滲出液が挙げられる。これらのコー ティングは、反転ロールコ ーター、ロール式ナイフコーター,ロール式ロールコーター,空気ナイフコータ ー、バーコーター、直接ロールコーター、グラビアコーターまたは加圧ダイコー ターによって形成することができる。必要に応じて、対流乾燥器あるいは区分オ ーブンを使用して湿っている接着剤コーティングを乾燥させて、溶剤を蒸発させ る。このとき、ウェブ上の非揮発性固体はそのまま残り、発生した溶剤の蒸気は 環境規制上の要件に従って焼却されるか、または活性化したチャコールで吸収さ れ、再び回収される。乾燥したコーティング材料は、せん断機やスコア、安全か みそりのブレードスリッターまたはカッターを使用して、例えば1インチ(2.5cm )などの適当な幅に切断または細長く切ることができる。細長く切られた材料は 、巻回または組み立てて包装される。裏材の裏面は、ウレタンあるいはシリコー ンの裏糊付けなどの、低接着裏糊付けを用いた通常の方法で被履されるか、また は剥離シートまたはライナーに貼合わせられ、製品に意図しない接着がおこらな いようにする。このような裏糊付けや剥離ライナーは、例えば上記Satas第23章 および第24章に記載されている。被履された材料は、テープ、パッチ、ストリッ プ、創傷包帯、監視用電極または神経刺激用電極、手術用被布などの通常皮膚接 着をともなって使用される製品の形状をとる。そのような製品は、上記Satas第 25章に記載されている。この製品は、粘着性製品を貼る場合に容易に開封できる ような、密封されたパウチ、封筒、ブリスター容器、または他の通常の包装とし ての形のポリエチレン、ポリプロピレンなどの細菌不透質フィルムまたは材料で 包装することができる。包装された粘着性-被履製品は、その後たとえば通常20 から45kGyの線量で、ガンマ放射線滅菌が施される。被履、乾燥および細長く切 るステッブを実施するのに使用される装置と方法の条件は、例えば上記Satas第 34章から第37章に記載されている。 ガンマ放射線-滅菌を行うのに使用できる装置は、例えば60Cosource irradiato rであり、AECL(Atomic Enerugy of Canada,Ltd.)で製造されているMo del JS 7500 Tote Shuttle Dwell Panoramic Wet Storage Irradiator などである。実施例 本発明の目的および利点は以下の実施例において例示されるが、これらの実施 例は本発明を過度に限定するものとはみなされないものとする。実施例1 1、2、3、および4とラベルを貼り付けた、溶液型の異なるアクリル感圧接着 剤の4種類の溶液を調製し、表1に示す。表2に列挙した物性を有し、商用入手 可能な芳香族炭化水素オリゴマーであるEXCOREZ粘着付与剤7312を含有す る芳香族粘着付与剤を各溶液に添加し、アクリルポリマー25gとの芳香族炭化水 素オリゴマー6.25gとを含む接着剤コーティング溶液を調製した。このようなコ ーティング溶液を各々ナイフ設定値10ミル(0.254mm)厚の9-インチ(22.9cm)のナ イフコーターを使用して2ミル(0.0508mm)厚のポリエステル(ポリエチレンテレ フタレート)フィルム上に被履した。次にこのようにしてコーティングが施され たテープを、230゜F(110℃)で7分間乾燥させて溶媒を除去した。乾燥後、圧力 20psiで約25℃のラミナーターに等しい長さの接着剤被履テープを通すことによ って、均一でバブルのない感圧粘着性テープ積層品を得た。テープ積層品のうち 半分を、光を照射せずに試験し、残りの半分については、上述したAECL Mo del JS 7500 Irradiatorを使用して、34.6〜34.9線量のガンマ放射線で滅菌 後試験した。 各粘着性テープ積層品のクリープコンプライアンスを測定するために、面積の 等しい2個の試験片を打ち抜き、平行板クリープコンプライアンス流動計の外側 にあるオウレートと各試験片の露出面とを接触差せた状態で、中央にあるプレー トの両側に各試験片を配置した。これらの平行に配置されたプレートを水平に置 き、約20psiの圧力を垂直に印加してアセンブリを適所に保持し、中央のプレー トの一端をチャートレコーダーに接続した。可撓性ワイヤをフックから水平に延 在させ、さらに下方に延在させてプーリーにかけ、外側のプレートを定位置に保 持するような状態で中央のプレートの対向する端にフックを取り付けた。ワイヤ の自由端に適当な重り(試料の厚さ以下の距離だけ試料を測定可能な程度に変形 させるのに十分なもの)を取り付けた後、チャートレコーダーを始動させた。接 着剤コーティングに応力をかける為に主に使用した重りは、500gであった。ス トリップチャートレコーダーから、本実施例においては3分間である時間および 変位(歪)を読み取り、印加した力(応力)を記録した。次に以下の式を用いて 特定の温度でのせん断クリープコンプライアンスを算出した。 ここでtは測定を行った時刻であり、Aは接着剤試料の一面の面積であり、hは 粘着塗料の厚さであり、Xは時刻tにおける変位量であり、fはまん中のプレー トに接続されたワイヤに取り付けられた接着塗料による力である。Aはcm2で表 わされ、hはcm、Xはcm、fはダイン、コンプライアンス値J(t)は、cm2/ダイン で示される。 すべての試料テープのせん断クリープコンプライアンスの特性を、表3に示す ように評価した。表3のデータは、芳香族粘着付与剤を 含有しないアクリル接着剤に対するガンマ放射線の有害な影響とは対照的な芳香 族炭化水素オリゴマーの滅菌効果が示される。観察された滅菌効果は、滅菌後の クリープコンプライアンスにおいては、相対的に小さい変化であることがわかる 。 本発明の範囲および趣旨から逸脱することなく本発明を様々に修正および変更 し得ることは当事者らによって明らかだろう。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FR,GB,GR,IE,IT,LU,M C,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF,CG ,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE,SN, TD,TG),AP(KE,MW,SD,SZ,UG), AM,AT,AU,BB,BG,BR,BY,CA,C H,CN,CZ,DE,DK,EE,ES,FI,GB ,GE,HU,IS,JP,KE,KG,KP,KR, KZ,LK,LR,LT,LU,LV,MD,MG,M N,MW,MX,NO,NZ,PL,PT,RO,RU ,SD,SE,SG,SI,SK,TJ,TM,TT, UA,UG,UZ,VN

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. 包装され、ガンマ放射滅菌された感圧接着剤シート材料であって、可撓性 裏材上に感圧接着剤のコーティングを有し、 (a) アルキルアクリルレートと極性コモノマーとのコポリマーと、 (b) 1種類以上のエチレン系不飽和ベンゼン化合物の芳香族炭化水素オリ ゴマー と、 の相溶性混合物を含む感圧接着剤シート材料。 2. 前記コポリマーは、炭素数1〜14の非第三アルコールの(メタ)アクリル 酸エステルと、アクリル酸、メタクリル酸、イタコン酸、アクリルアミド、メタ クリルアミド、アクリロニトリル、ビニルアセテートおよびN-ビニルピロリド ンからなる群から選択される極性コモノマーとのコポリマーであり、 前記エチレン系不飽和ベンゼン化合物は以下の式: で表され、 Rは低級アルキルであることを特徴とする請求項1に記載の製品。 3. 前記コポリマーは、実質的にイソオクチルアクリレートとアクリル酸との コポリマーであり、前記芳香族炭化水素オリゴマーは、 スチレン、メチルスチレン、インデンおよびメチルインデンのコポリマーである ことを特徴とする請求項1に記載の製品。 4. 前記芳香族炭化水素オリゴマーは、Mnが500〜1500であることを特徴とす る請求項1に記載の製品。 5. 前記芳香族炭化水素オリゴマーは、 (i) 原料中のモノマーの重量比で50重量%を超える量の、芳香族性が保持 されており、 (ii) 軟化点が65〜120℃であり、 (iii) Mzが1800未満であり、 (iv) 7000を超える分子量分を実質的に含まない 炭化水素原料から生成された無色の水素化樹脂であることを特徴とする請求項1 に記載の製品。 6. 前記芳香族炭化水素オリゴマーは、原料中のモノマーの重量比で70〜95重 量%の芳香族性を保持していることを特徴とする請求項5に記載の製品。 7. 前記芳香族炭化水素オリゴマーは、軟化点が65〜100℃であることを特徴 とする請求項5に記載の製品。 8. 前記芳香族炭化水素オリゴマーは、Mzが1500未満であることを特徴とす る請求項5に記載の製品。 9. 前記芳香族炭化水素オリゴマーは、多分散性が2.5未満であることを特徴 とする請求項5に記載の製品。 10. 請求項1に記載の製品を作成するための方法であって、コポリマーと芳香 族炭化水素オリゴマーとの混合物をシート材料に被履する工程と、乾燥後の被履 済シート材料を細菌不透性容器内に包装する工程と、包装後の被履済シート材料 にガンマ放射線を照射して前記シート材料を滅菌する工程と、を含むことを特徴 とする方法。
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