JPH10507105A - 内視鏡 - Google Patents

内視鏡

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JPH10507105A JP8508146A JP50814695A JPH10507105A JP H10507105 A JPH10507105 A JP H10507105A JP 8508146 A JP8508146 A JP 8508146A JP 50814695 A JP50814695 A JP 50814695A JP H10507105 A JPH10507105 A JP H10507105A
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Abstract

(57)【要約】 損傷を受けずに温度の変化する環境に晒すことができしかも公差が大きい焦点調節要因をもつ光ファイバー製の内視鏡が提供される。この内視鏡は、従って、イメージをしばしば焦点調節し直すことを必要とせずに、接眼レンズ要素の位置における光ファイバーの長さの熱膨張や機械的公差のような重大な焦点調節要因がある場合においても特にあらゆる環境で有利に使用され得る。

Description

【発明の詳細な説明】 内視鏡 発明の背景 内視鏡は、通常、対象物の内部通路を検視するために使用される。内視鏡は、 例えば、装置に部品の内部の通路を検視するために使用されるという点で産業上 利用される。また、内視鏡は、患者の体内の通路を検視するために使用されると いう点で医学上利用される。 典型的には、内視鏡は、内視鏡本体と内視鏡本体によって指示された光学要素 とを備え、前記光学要素が内視鏡本体の末端の通路の位置での検視を可能にする 。光学要素は視野を照らす照度光学系を備え、また、このような照度光学系は、 内視鏡本体によって支持された光ファイバから成り得る。 また、光学要素は、イメージの近位位置な伝達や中継を行い、かつ、直接可視 化するための接眼レンズや、TVモニタ上で状況を見ることを可能にするカメラ にイメージを供給するために必要な光学系を有する。これら後者の光学系は、細 長い光ファイバ製のイメージガイド部材を備え、これはイメージを近位位置に伝 達するための多数のファイバを有するイメージ形成光ファイバ束と、光ファイバ 製のイメージガイド部材の遠位端に隣接して配置された遠位対物レンズシステム と、内視鏡本体の近位端に隣接した接眼レンズ組立体とから成る。 この種の内視鏡の特徴は、このような装置におけるファイバが、典型的に、対 象物から可能な限り多くの光を集めるために比較的高い数値(0.30〜0.50 )のアパーチャを有することにある。加えて、接眼レンズ組立体は、典型的には 、高い倍率を有する接眼レンズを備えている。ファイバの直径が小さいこと並び にアパーチャが高い数値であること、及び接眼レンズの倍率が高いことは、接眼 レンズの焦点の深さを非常に浅くする傾向にある。言い換えると、接眼レンズの 焦点深度が浅いので、接眼レンズに対するイメージガイド部材の近位端の非常に 短い直線的な移動が、イメージを急速に焦点から外す原因になり得る。これは、 焦点調節要因が、接眼レンズとイメージガイド部材の近位端との間の距離を変化 さ せる原因となる傾向がある時に重要である。このような焦点調節要因は、例えば 、光ファイバ束の長さの熱膨張や接眼レンズ組立体要素の配置の機械的公差を含 む。 他の局面では、内視鏡、又はその構成部材は、温度変化を受けることになる。 例えば、医療用の内視鏡は、典型的に再利用して使用される。複数の使用の間、 内視鏡は、例えば、高い温度で殺菌されることが望まれる。内視鏡は、典型的に は、熱膨張係数の異なる材料から構成されており、長く熱にさらされると、内視 鏡の光学的な正確性に加えて物理的に損傷する。加えて、他の(医療用ではない )適用での使用においては、内視鏡は、室温での保管の後に相当に高い温度で使 用されたり、また、二種類又はそれ以上の異なる温度で使用されたりするため温 度変化を受ける。このような温度差が原因で、視野への機械的及び/又は光学的 な損傷が生じ得る。 ある形式の光ファイバ製のイメージガイド部材は、少なくとも部分的に非融合 イメージファイバを利用し、このファイバは、その固有の可撓性のために、任意 の長手方向の変形に適用され得る。しかし、コスト及び製造上の観点から、少な くとも部分的に非融合ファイバから形成される光ファイバ製のイメージガイド部 材は現実的ではない。それら特有のもろさのために、製造コストが高くなり、ま た、それらは典型的に解像度が低いという特徴がある。 代わりに、完全に融合した光ファイバ製のイメージガイド部材を利用する内視 鏡は、1,000から60,000の独立したファイバから成り得、また、古典 的なガラスレンズ技術では満足に取り扱うことのできない小さい大きさでは特に 有益である。これらイメージガイド部材は、可撓性又は堅固な内視鏡システム内 に組み込まれ得る。光学的及び機械的な正確さを維持するために、これらイメー ジガイド部材は、典型的には、近位及び遠位の両端部の位置で、内視鏡本体又は さやに接合される。内視鏡本体に固定される遠位レンズ組立体は、イメージガイ ド部材の遠位に配置される。光ファイバ製イメージガイド部材の近位部分は、カ メラや接眼レンズに繰り返し接合できるように内視鏡本体に固定される。この種 の内視鏡システムの限界の一つは、温度変化の間に光ファイバ束が、それが接合 されている本体又はさやにとは異なる比率で膨脹され得、その結果、内視鏡に機 械的及び/又は光学的な損傷を与えることにある。 融合光ファイバ製イメージガイド及び内視鏡本体の膨脹特性を適合させるため に提案されたある方法は、イメージガイド部材内に緩和用の領域を形成すること である。しかし、イメージガイド部材の湾曲した部分には不可能であり、現実的 ではない。大きい直径のガイドは、本質的に可撓性が低く、また、内視鏡本体や さやの範囲内で簡単に湾曲できない。現実的な観点から、医療用の内視鏡は身体 の小さい領域に簡単にアクセスすることを可能にするために遊文な空間を使用す るように設計されている。湾曲したイメージガイド部材を通すために十分な空間 を内視鏡に持たせると、空間の有効活用ができない。 従って、内視鏡の機械的及び/又は光学的な精度に損傷を与えることなく、例 えば、消毒と使用の間の温度変化に長い間さらすことのできる内視鏡を提供する ことが有利である。 加えて、光ファイバ束の長さの熱膨脹や接眼レンズ要素の配置上の機械的公差 のような焦点調節要因に対して、焦点を調節することなしに、より大きな公差が 許される内視鏡を提供することが有利である。これは、例えば、機械的公差を極 端に厳密にすることなしに、固定焦点接眼レンズ上での光ファイバ束のやり取り を可能にする。 発明の概要 本発明は、損傷が与えられることなく温度変化の環境にさらすことできる内視 鏡を提供することによって、上記した問題点を解決する。これにより、空間の有 効利用とコストパフォーマンスにおいて実質的な利点が得られる。 また、本発明によって焦点調節要因に対する大きな公差が提供され、それによ り、たとえ、光ファイバ束の長さの熱膨脹や接眼レンズ要素の配置上の機械的な 公差のような重大な焦点調節要因を有していても、イメージを度々焦点調節し直 す必要なしに、全ての環境で内視鏡を簡単に、また、便利に使用することが可能 になる。さらに重要なことは、焦点調節要因に対する大きな公差は、固定焦点接 眼レンズを使用することを可能にし、コストや複雑化を抑え、また、さらに機械 的な公差を極端に厳密にすることなしに、固定焦点内視鏡上の光ファイバ束のや り取りを可能にする。広範囲な特徴の一つでは、本発明は、細長く伸び、遠位 端部を備えた内視鏡本体と、内視鏡本体内でに配置され、細長く伸びる好ましく は、融合光ファイバ製イメージガイド部材である光ファイバ製イメージガイド部 材とを備えた内視鏡を導く。この光ファイバ製のイメージガイド部材は、内視鏡 本体に固定される遠位端部と、内視鏡本体に固定されない近位端部とを備える。 光ファイバ製イメージガイド部材の近位端部は、好ましくは、内視鏡本体に対し て軸線方向に自由に動く。内視鏡本体及び光ファイバ製イメージガイド部材の一 方又は両方は可撓性であり得るが、これら両方の要素は、実質的に堅固であるこ とが好ましい。従って、光ファイバ製イメージガイド部材の近位端部が内視鏡本 体に対して軸線方向に移動可能にすることは、イメージガイド部材と内視鏡本体 とが実質的に堅固であり、従って、例えば、異なる温度にさらされたことによる 長さの変化に適応するための撓みが少なく、または、撓むことができない場合に 、魅力的である。 この内視鏡構造は、内視鏡本体、詳細にはイメージガイド部材の長さの本質的 な部分に渡って伸びる内視鏡さやが、光ファイバ製イメージガイド部材と異なる 熱膨張係数を有する場合に、非常に有利である。本発明は、異なる熱膨脹係数を 有する材料を使用することを可能にし、異なる温度に内視鏡をさらすことによっ て生じ得る軸線方向の膨脹に関係なく内視鏡を使用するのに最も効果的である。 特に有用な実施例においては、内視鏡は、内視鏡本体に固定され、また、光フ ァイバ製イメージガイド部材の遠位に配置された遠位レンズ組立体又は対物レン ズをさらに備える。この遠位レンズ組立体は、イメージガイド部材によって近位 位置に通過される画像を形成するよう作用する。好ましくは内視鏡は、光ファイ バ製イメージガイド部材の近位に配置された接眼レンズ組立体を備える。この接 眼レンズ組立体は、可視化のために光ファイバ製イメージガイド部材によって近 位位置に伝達されたイメージが通過する。内視鏡によって可視化されるべき視野 が暗い場合には、内視鏡は、内視鏡本体の遠位に照明を伝達するために、内視鏡 本体に支持される照明光学系を含むことができる。 他の有用な実施例においては、この内視鏡は、さらに、近位端部を内視鏡本体 に対して軸線方向に移動した時に、内視鏡本体に対する光ファイバ製イメージガ イドの近位端部の径方向位置を実質的に維持するために、内視鏡本体内に配置さ れた位置決め組立体を備える。位置決め組立体は、内視鏡本体に対して軸線方向 に実質的に静止されるように、内視鏡本体に効果的に接合され得る。選択的に、 光ファイバ製イメージガイド部材の近位端部は、内視鏡本体に対してイメージガ イド部材の近位端部と共に軸線方向に移動するように適合された位置決め組立体 に固定される。 この位置決め組立体は、様々な形態で使用され得る。例えば、内視鏡本体に対 して近位端部を軸線方向に移動させた時に、内視鏡本体に対して光ファイバ製イ メージガイド部材の近位端部の径方向位置を実質的に維持するのに効果的な任意 の構造が利用され得る。位置決め組立体の種々の実施例は以下の通りである。 一実施例では、位置決め組立体は、内部で光ファイバ製イメージガイド部材の 近位端部を受け止め、好ましくは固定する軸線方向に伸びる通路を画定する。こ の実施例では、位置決め組立体は、内視鏡本体に対して軸線方向に移動するよう 寸法決めされ、適合される。 他の実施例では、位置決め部材は、内視鏡本体から径方向内方に伸び、光ファ イバ製イメージガイド部材の近位端部を覆う周囲突起部を備える。この実施例で は、位置決め部材は、内視鏡本体に対する軸線方向の動きが抑制される。位置決 め組立体、特に周囲突起部は、好ましくは、内視鏡本体と一体にされる。 他の実施例では、位置決め組立体は、光ファイバ製のイメージガイド部材の近 位端部を受け止めるように適合された少なくとも一つの弾性環状要素、好ましく は二つの弾性環状要素を備える。このような弾性環状要素は、Oリングから成り 得、好ましくは、内視鏡本体に対する軸線方向の動きが効果的に抑制されるよう に、内視鏡本体に効果的に接合される。 さらに別の実施例では、位置決め組立体は、接眼レンズ組立体の少なくとも一 部を支持する。この実施例では、光ファイバ製のイメージガイド部材の近位端部 は、好ましくは、位置決め組立体に固定され、位置決め組立体は、内視鏡本体に 対して軸線方向に移動するように寸法決めされ、適合される。光ファイバ製イメ ージガイド部材の近位端部と位置決め組立体によって支持された接眼レンズ組立 体のその部分との間の距離は、実質的に一定に維持され、従って、イメージガイ ド部材の近位端部を軸線方向に移動させることによって生じする光学的なピンボ ケが減少する。好ましくは、シール組立体が、内視鏡本体と位置決め組立体との 間に設けられ、また、配置され、シール組立体を通過して(即ち、内視鏡の内部 へ又は内部から)流体が流れることを防止する。 本発明のさらに別の重要な特徴は、内視鏡に、従来技術の内視鏡と比較して相 当大きい焦点調節要因の公差を有利に持たせることにある。内視鏡は、ハウジン グの近位部分を含んだ細長い内視鏡本体を有する。内視鏡本体内の細長い光ファ イバ製イメージガイド部材は、遠位端部及び近位端部を有し、内視鏡を通してイ メージを近位位置に伝達するように適合されている。焦点調節要因の公差は、接 眼レンズの光学的倍率を二つ又はそれ以上のレンズに分離することによって改良 され、その結果、ハウジングの近位部分に配置された接眼レンズ組立体は、分離 レンズユニットと、好ましくはハウジングの近位部分に固定される軸線方向に離 間したアイレンズユニットとの両方を含む。焦点調節要因の公差を最大限大きく するために、分離レンズユニットは高い倍率を有し、また、アイレンズユニット は低い倍率を有することが好ましい。分離レンズユニットは、光ファイバ製のイ メージガイド部材と機械的に固定された関係にあり、好ましくは、その近位端部 に直接固定され光学的に接触する。分離レンズユニットを光ファイバ製イメージ ガイド部材に固定する一つの特に有利な方法は、インデックスの整合した接着剤 系を使用することである。 本発明の特に有益な実施例では、分離レンズユニットは、実際に、好ましくは 、光ファイバ製イメージガイド部材の近位端に隣接した第一レンズと第一レンズ とアイレンズユニットとの間で、第一レンズから軸線方向に離された第二レンズ とを含む複数のレンズから成る。第一レンズは光ファイバ製のイメージガイド部 材の近位端に直接固定され光学的に接触し、この接触がインデックスの整合した 接着剤系を使用して達成されることが有利である。好ましい実施例では、分離レ ンズユニットは、光ファイバ製イメージガイド部材の近位端に固定的に取り付け られる基部と、アイレンズユニットに向けて近位位置に伸びる周壁部分とを備え た分離レンズセルを含む。第二レンズは、周壁部分に固定的に取り付けられ、第 一レンズは光ファイバ束の近位端に直接固定され光学的に接触し、その結果、第 一及び第二レンズは、相互に軸線方向に固定的に離間した関係になる。熱膨張や 機 械的公差のような焦点調節要因を適合させるために、分離レンズユニットセルは 、内視鏡の近位ハウジング部分の中の空間の範囲内で軸線方向に移動できるよう に寸法決めされ、また、適合され、それにより、分離レンズユニットとアイレン ズユニットとの間の軸線方向の距離が変化する。本発明のさらに別の特徴は、近 位ハウジング部分を有する細長い内視鏡本体と、前記内視鏡本体内を通り、遠位 端と近位端とを備え、内視鏡を通してイメージを近位位置に伝達するよう適合さ れた細長い光ファイバ製イメージガイド部材とを備えた内視鏡を提供することに ある。本発明の特有の特徴は、近位ハウジング部分の中にレンズが配置され、そ のレンズが光学的な倍率を有し、光ファイバ製イメージガイド部材の近位端部に 直接固定され、光学的に接触していることにある。好ましくは、レンズは、イメ ージガイド部材の近位端にインデックスの整合した接着剤系によって固定される 。 本発明のさらに別の特徴は、拡大された焦点調節の公差に、光ファイバ製イメ ージガイド部材が内視鏡本体に対して軸線方向に自由に移動する能力を組合せた 内視鏡を提供することにある。発明に係る内視鏡は、細長く伸び、遠位端及び近 位ハウジング部分を有する内視鏡本体を備えている。内視鏡本体の中には、内視 鏡を通してイメージを近位位置に伝達するよう適合された細長く伸びた光ファイ バ製イメージガイド部材が配置されている。光ファイバ製イメージガイド部材は 、内視鏡本体に固定される遠位端部と、内視鏡本体に固定されない近位端部とを 含み、その結果、熱膨張や他の焦点調節要因に応じて軸線方向に自由に移動する 。近位ハウジング部分の内部には接眼レンズ組立体が配置され、この接眼レンズ 組立体を通して、イメージが光ファイバ製イメージガイド部材によって近位位置 に伝達され、使用者やカメラによって可視化される。内視鏡の焦点調節の公差を 拡大するために、上述したように、接眼レンズ組立体は、分離レンズユニット及 び軸線方向に離間されたアイレンズユニットの両方を備え、ここで、分離レンズ ユニットは、光ファイバ製イメージガイド部材と機械的に固定された関係にある 。 本発明の多くの特徴は独立しているが、このような特徴の一つ以上又は全てが 様々に組み合わせられた使用され得、また、相互に矛盾せずに提供され得、さら に、このような組合せの全てが本発明の範囲に入る。 本発明のこれら及び他の特徴及び利点は、以下の詳細な説明及び請求の範囲で 、 特に関連符号が付された添付図面と組合せて考慮して説明される。 図面の簡単な説明 第1図は、本発明の技術に従って構成された内視鏡の側面図である。 第2図は、第1図の2−2線に沿った拡大断面図である。 第3図は、内視鏡の遠位部分の拡大部分軸線方向断面図である。 第4図は、内視鏡の近位部分の軸線方向断面図である。 第5図は、第4図の5−5線に沿った断面図である。 第6図は、本発明の技術に従って構成された第一の別の内視鏡の近位部分の軸 線方向断面図である。 第7図は、第6図の7−7線に沿った断面図である。 第8図は、本発明の技術に従って構成された第二の別の内視鏡の近位部分の軸 線方向断面図である。 第9図は、第8図の9−9線に沿った断面図である。 第10図は、本発明の技術に従って構成された第三の別の内視鏡の近位部分の 軸線方向断面図である。 第11図は、第10図の11−11線に沿った断面図である。 第12図は、内視鏡が非常に大きい焦点深度を有し、そのため、公差の大きい 焦点調節要因を有することが可能になる発明の特徴を説明するための一実施例の 概略図である。 第13図は、本発明の技術に従って構成された第四の別の内視鏡の近位部分の 軸線方向断面図である。 第14図は、本発明の技術に従って構成された第五の別の内視鏡の近位部分の 軸線方向断面図である。 図面の詳細な説明 第1図は、内視鏡本体13及び以下に説明する種々の光学的構成要素を備えた 内視鏡11を示している。内視鏡本体13は、長い円筒状さや15と、さや15 に取り付けられた接眼レンズハウジング17とを有する。さや15は可撓性でも 剛性でもよいが、本実施例では、さや15は剛性であり、堅固な重合体材料、即 ち、ステンレス鋼のような適当な金属により構成されている。さや15は、任意 の適当な従来の方法によって接眼レンズハウジング17に取り付けられている。 実施例においては、本発明の特徴は、工業上使用される内視鏡に適用可能なこと であるが、内視鏡は腹腔鏡検査法や関節鏡検査法のような医学上の使用にも適応 される。 内視鏡11は、照度光ファイバ19の形態の照度光学手段を備え(第2図及び 第3図参照)、これら照度光ファイバ19は内視鏡本体13の遠位端部21から 、さや及び接眼レンズハウジング17の光ケーブルコネクタ23を通過して伸び ている。コネクタ23は、視界を照らすために光ファイバ19によって内視鏡1 3の遠位端部21に照度を伝達することができるように、光源(図示せず)に接 続されるように適応される。 また、光学的構成要素は、対物、即ち、遠位レンズ25を含む(第2図及び第 3図参照)。この遠位レンズ25は遠位端部26を備え、内視鏡本体13によっ て、遠位端部21に隣接して支持されている。さらに、光学的構成要素は、イメ ージを近位位置に伝達するための内視鏡本体内にある細長い光ファイバイ製のメ ージガイド部材27も含む。イメージガイド部材27は、さや15を完全に貫通 して伸び、接眼レンズハウジング17の内部で終端している(第4図参照)。 イメージガイド部材27は光ファイバ29の堅固な溶融束を備えている。これ ら光ファイバ29は第3図に概略が有る程度示されている。ファイバ29の各々 は、イメージガイド部材の出力の組合せがイメージになるように、イメージの一 部又は画素を伝達し、又、中継することができる。遠位レンズ25とイメージガ イド部材27との間のインターフェース33には、遠位レンズ25をイメージガ イド部材27に付着させるために、インデックスの整合した接着材、即ち、光学 的接着部材31の形態のインデックス整合媒体が用いられる。さらにこれら二つ の構成要素を装備するために、通路37を備えたブッシュ35に、遠位レンズ2 5とイメージガイド部材27の遠位部分38とを収容している。遠位レンズ25 及びイメージガイド部材27の遠位部分は、適当な接着部材によってブッシュ3 5に接合されている。また、ブッシュ35も、適当な接着部材によってさや 15に接合固定されており、その結果、イメージガイド部材の遠位部分38はさ や15に固定される。 例えば、同軸配置のような種々の方向決め手段を用いることができるが、本実 施例では、ブッシュ35がさや15に隣接して配置され(図2参照)、照度光フ ァイバ19がブッシュ35の周囲に配置されている。例えば、エポキシ樹脂39 のような接着部材が、ファイバの遠位端部の位置で照度光ファイバ19を結合す る。 インターフェース33に沿った対物レンズのイメージ面で形成されたイメージ は、イメージガイド部材27によってイメージガイド部材の近位端面41に近位 位置に伝達される(第4図参照)。第4図に示した実施例では、接眼レンズ43 が接眼レンズハウジング17によって支持されている。イメージガイド部材27 の近位部分45は、スライダ要素、即ち、位置決め組立体49内に画定された通 路47を貫通している。近位部分45は、例えば、適当な接着部材によってスラ イダ要素49に固定されている。スライダ要素49は、接眼レンズハウジング1 7の円筒形側壁53によって画定された空間51内を軸線方向に自由に移動でき る。従って、イメージガイド部材27の近位部分45は、接眼レンズハウジング 17(即ち、内視鏡本体13全体)に固定されておらず、即ち、接着されておら ず、接眼レンズハウジング17に対して軸線方向に自由に移動できる。 スライダ要素49の断面は、実質的に空間51の断面に等しいが、スライダ要 素49の外面と接眼レンズハウジングの内面との間に、スライダ要素49が空間 51内を軸線方向に自由に移動できるのに十分な隙間を生じさせることを満たし た小ささにされる。加えて、通路47は、イメージ27の長手方向軸線55と実 質的に同軸上にある。従って、スライダ要素49は空間51の範囲で軸線方向に 自由に移動できるが、イメージガイド部材27の近位部分45の位置をイメージ ガイド部材27の長手方向軸線55に対して実質的に同軸上に維持するよう作用 する。スライダ要素49は、近位端面41及びイメージガイド部材27の近位部 分45の光学レンズ43に対する径方向位置を維持し、近位部分45が接眼レン ズハウジング17に対して軸線方向に自由に移動することにより生じ得る任意の 横方向への光学的な変移を減少させるのに効果的である。 イメージガイド部材27の近位部分45を内視鏡本体13に対して軸線方向に 移動可能にすることにより相当な利点が得られる。この特徴により、内視鏡11 を広範囲な温度変化にさらしても、内視鏡の機械的、又は光学的な正確さを損な うことなくすことが可能になる。従って、イメージガイド部材27及びさや15 が広範囲に変化する熱膨脹係数を有する材料で形成されていても、例えば、医療 用内視鏡11は、患者間で病原菌が感染することを避けるために、使用中に内視 鏡を損傷させることなく(約150°F〜約250°F又はそれ以上の)高温で 殺菌することができる。医療用以外で応用される場合でも、内視鏡は損傷するこ となく温度が広範囲に変化する場所で使用され得る。さらに、スライダ要素49 を使用することにより、内視鏡本体13に対する近位端面41の径方向位置が効 果的に維持され、近位端部45が軸線方向に移動することにより生じ得る横方向 の光学的な変移が減少する。 イメージガイド部材27の近位端面41は、接眼レンズ43に対する対象物平 面を形成し、接眼レンズ43は対象物平面の対象物のイメージを、内視鏡11の 使用者が直接見るアイカップ57に近位位置に伝達する。代わりに、接眼レンズ 43は、対象物のイメージをテレビモニタ上でイメージを見ることを可能にする ための適当なカメラに直接伝達することができる。拘束されない軸線方向の動き を可能にする他の方法は、弾性密閉部材によってイメージガイド部材の近位部分 に実質的に固定される。このような部材は、シリコン等を加硫する室内温度を使 用して適所で形成され、また、硬化され得る。一度硬化すると、この材料は、イ メージガイド部材の近位部分及び内視鏡本体の近位ハウジングに接着される。シ リコン材料の弾性特性のために、イメージガイド部材と内視鏡本体との間の軸線 方向の移動が材料の追従性によって相殺される。移動中、弾性材料は、材料の変 移や収縮のための十分な空間が設けられていれば、ダイヤフラムのように作用す る。 このような代わりの構造においては、第4図に関しては、位置決め組立体49 が弾性密閉部材から構成され、接着又は接合の接触面が通路47上にもたらされ る。加えて、位置決め組立体49と円筒形側壁53との間は接合される。その後 、熱影響や機械的公差のためにイメージガイド部材の近位端部45が内視鏡本体 及 び接眼レンズハウジング17から軸線方向に移動されても、通路47の位置の接 触面の接合は維持される。 第6図及び第7図は、別の内視鏡を示している。内視鏡は全体が符号111で 示され、ここで説明する態様以外は、内視鏡11と同様に構成され、また、同様 に作用する。内視鏡111における内視鏡11の構成部品に対応する構成部品に は、前に符号“1”を付けて同じ符号を付す。内視鏡111と内視鏡11との間 の根本的な違いは、内視鏡の近位端部の構造である。接眼レンズハウジング11 7は、内方に伸びる周囲突起61を備え、該周囲突起61は、長手方向軸線15 5と同軸上にある中心配置通路63を画定している。通路63の径方向断面積は 、光ファイバ製のイメージガイド部材127より僅かに大きく、それにより、イ メージガイド部材の近位端部145が通路内を軸線方向に自由に移動する。しか し、通路63の大きさ及び位置は、通路内を近位端部が軸線方向に動いている時 に、接眼レンズハウジング117に対する近位端面141及び近位端部145の 径方向位置を実質的に維持する。近位端部145は、突起61に固定されていな い。突起61は、例えば、従来の鋳造技術によって形成され、接眼レンズハウジ ング117と一体にされる。当然、必要であれば、突起部61を構成するために 接眼レンズハウジングの内壁に固定される分離要素を用いることができる。この 場合には、ハウジング117は接眼レンズハウジング17と実質的に同じように 構成され得る。 第8図及び第9図は、さらに別の内視鏡を示している。内視鏡は、全体が符号 211で示され、ここで説明する態様以外は、内視鏡11と同様に構成され、ま た、同様に作用する。内視鏡211における内視鏡11の構成部材に対応する構 成部材には、前に符号“2”を付して同じ符号を付す。 内視鏡211と内視鏡11との間の本質的な違いは、内視鏡の近位部分の構造 である。接眼レンズハウジング217は、内方に伸びる周囲突起部67を備え、 この周囲突起部67は、長手方向軸線255と同軸上にある中心配置通路69を 画定している。通路69の径方向断面積は、光ファイバ製のイメージガイド部材 227より実質的に大きい。突起部67は、二つの環状71及び73を備えてい る。弾性環状Oリング75及び77が、各々溝71及び73の中にはめ込まれて いる。溝及びOリングは、Oリングが光ファイバ製のイメージガイド部材227 の近位端部245に接触するように、また、前記近位端部を受け止めるように寸 法決めされ、位置決めされている。しかし、近位端部245は、突起部67にも 、Oリング75及び77にも固定されておらず、そのため、イメージガイド部材 の近位端部は通路69内での軸線方向の動きが自由になる。通路69、溝71, 73、及びOリング75,77の大きさ及び位置は、通路内で近位端部が軸線方 向に動いた時の、接眼レンズハウジング217に対する近位端面241及び近位 端部245の径方向位置を実質的に維持するように決められる。溝71及び73 を備えた突起部67は、例えば、従来の鋳造技術によって形成され、接眼レンズ ハウジング217と一体にされる。当然、必要であれば、溝71,73を備えた 突起部67の形態の分離要素が接眼レンズハウジングの内壁に固定して使用され 得、この場合、前記接眼レンズハウジングは接眼レンズハウジング17と実質的 に同様に構成され得る。第10図及び第11図は、さらに別の内視鏡を示してい る。内視鏡は、全体が符号311で示されており、ここで説明する態様以外は、 内視鏡11と同様に構成され、また、同様に作用する。内視鏡311における内 視鏡11の構成部材に対応する構成部材は、前に符号“3”を付して同じ符号を 付す。 内視鏡311と内視鏡11との間の本質的な違いは、内視鏡の近位端部の構成 である。接眼レンズハウジング317は、内部空間79を画定しており、この内 部空間79にはスライダ要素81が配置されている。光ファイバ製のイメージガ イド部材327の近位端部345は、スライダ要素81に固定され、スライダ要 素81によって画定された軸線方向に伸びる通路の中に伸びている。この軸線方 向に伸びる通路は、内視鏡311の長手方向軸線355と同軸上にある。スライ ダ要素81は環状溝83を備え、この環状溝83内にOリングシール85が配置 される。 スライダ要素81は、空間79内を軸線方向に自由に動く。従って、イメージ ガイド部材327の近位端部345は、接眼レンズハウジング317に固定され ておらず、接眼レンズハウジングに対して軸線方向に自由に動く。また、この軸 線方向の動きにより、スライダ要素81と接眼レンズ343の軸線方向の動きが 生じる。接眼レンズ343と光ファイバ製のイメージガイド部材327の近位端 面341との間に実質的に相対的な動きがないので、近位端部345が軸線方向 に移動することにより生じる焦点外れを減少させる。 スライダ要素81の溝83がある区域以外の断面は、空間79の断面と実質的 に等しいが、スライダ要素の外表面と接眼レンズハウジングの内表面との間に、 空間内でスライダ要素が軸線方向に自由に動くことを可能にするだけの隙間が生 じるのに十分な小ささである。スライダ要素81は、空間79内で軸線方向に自 由に移動できるが、イメージガイド部材327の近位端部345の位置を、内視 鏡311の長手方向軸線355と実質的に同軸上に維持する。Oリングシール8 5は、接眼レンズハウジング317の内側壁87に接触するように寸法決めされ 、また、適合されている。従って、スライダ要素81が空間79内を軸線方向に 移動している時、Oリングシール85は、流体がそれを横切って流れることを防 止する。 第12図は、本発明のさらに別の重要な特徴を説明している。これは、以下に 説明する第13図及び第14図の実施例に加えて、第4図、第6図、第8図、又 は第10図の実施例の何れにも適応可能である。第4図の実施例の同等の構成要 素に対応する構成要素には、プライム符号“’”を付した同じ符号を付して示す 。 本明細書の発明の背景の部分で説明したように、説明した形式の内視鏡には、 特に、光ファイバ製のイメージガイド部材27’の近位端部45’が接眼レンズ に対して軸線方向に移動可能にした時に、第4図、第6図、第8図、及び第10 図の実施例には全てにあることだが、接眼レンズシステムの焦点深度が非常に浅 くなるという重大な問題がある。従って、熱環境の変化する状況や歪み特性が高 い内視鏡を使用する状況では、イメージガイド部材は内視鏡本体に対して軸線方 向に変移し、その結果、近位端部45’が軸線方向に移動するのでイメージは急 速に焦点から外れる。その結果、頻繁に焦点を調節する必要があり、それにより 、内視鏡を使用するための処理を遅らせる。さらに、このような焦点深度の浅さ は、固定焦点接眼レンズを使用することを実際に不可能にする。従って、本発明 の重要な概念は、分離レンズユニット89とアイレンズユニット91から成る接 眼レンズ43’を使用することにより、接眼レンズの比較的高い倍率を分離する こと にある。例えば、40倍の倍率を有する一つの接眼レンズを使用するより、接眼 レンズ組立体43’の総倍率がアイレンズユニット91の倍率をかけた分離レン ズユニット89の倍率と等しくなくので、4倍の倍率を有するアイレンズユニッ トと、10倍のの倍率を有する分離レンズユニットとが使用され得る。 光ファイバ製のイメージガイド部材の近位端部45’上に、分離レンズユニッ ト89が、光ファイバと機械的に固定された関係で配置される。アイレンズユニ ット91は、分離レンズユニット89とは機械的に固定された関係にないが、内 視鏡のハウジングの近位部分又は接眼レンズハウジング(第12図には示されて いない)には固定される。分離レンズユニット89は、接眼レンズ組立体43’ の全体の倍率の主要な部分に相当する比較的大きい倍率を有するものが選択され る。この第一のレンズユニットの倍率が大きいので、このユニットのアイレンズ ユニットに対する任意の軸線方向の動きによるシステムの焦点への影響は相当減 少される。 好ましい実施例では、分離レンズユニットと光ファイバ製のイメージガイド部 材の近位端部との間の機械的に固定された関係は、レンズユニットを光ファイバ の近位端部に直接接触させて配置することにより生じる。これは、例えば、イン デックスの整合した接着剤系により達成され得る。第12図の実施例では、過半 球形レンズ89がイメージを形成する光ファイバ束27’に接合されている。倍 率がその屈曲率の二乗に等しい不遊レンズの形態を取ることを選択するのが好ま しい。このようなレンズ要素は、球形の収差及びコマが自由で、それにより、レ ンズによって与えられる収差が著しく減少することで知られている。一つの例で は、SCHOTT LAFN21 のような一般的に使用される高インデックス、低分散ガラス を用いると、587nmの波長での屈曲率は1.788であり、従って、不遊レ ンズの横倍率は1.7882=3.20倍で形成される。長手方向倍率(即ち、 光学的軸線93に沿った倍率)が横倍率の二乗に等しいことは周知であり、この 場合、次式のようになる。 長手方向倍率=横方向倍率2=3.202=10.22倍 ・・・(1) 従って、レンズユニット89をファイバ束27’に接触させて配置することに より、この実施例では、約10倍に焦点調節感度が減少する。典型的な場合では 、直径が5ミクロンでアパチャーの数値が0.5のファイバに対する焦点深度は 、約10ミクロン(約0.0004インチ)である。この焦点公差を持続するこ とは経済的に困難である。しかし、第12図の実施例のように、接眼レンズ組立 体43’に、イメージ形成束27’に直接光学的に接触する分離レンズユニット 89を含む分離光学系を導入することで、上記した実施例では、焦点公差が約1 00ミクロン(0.0040インチ)まで上がる。焦点公差をこのレベルにする ことは、比較的簡単に達成できる。代わりに、結果として緩和された焦点感度が 、第4図に示すような先行する実施例に関して上述したように、ファイバ束の長 さの熱膨脹を吸収するために使用され得る。 接眼レンズ組立体を光学系に分離するという発明の概念は、多くの様々な手段 で実行することが可能である。例えば、分離レンズユニット89を光ファイバ製 のイメージガイド部材27’に直接光学的に接触させることが好ましいが、必要 とはされない。この形態は、単に、反射損失を減少させ、レンズの装着を簡単に する。光ファイバ製のイメージガイド部材及び分離レンズユニットが機械的に固 定された関係にあり、それらが同時に動くことが必要なことの全てである。不遊 レンズ形式からの相当な発展が、分離レンズユニットに有る程度大きい倍率を与 え、また、より焦点感度を低くするために使用され得る。 接眼レンズ組立体43’の残りの光学手段は、第12図に示すより複雑になり 得る。これは、特に、分離レンズが不遊レンズではい場合にあり得る。付加的な レンズが、分離レンズの収差を相殺するために必要とされ得る。 第13図は、さらに別の内視鏡の実施例を示している。内視鏡は符号411で 全体が示され、ここで説明する態様以外は、内視鏡11と同様に構成され、また 、同様に作用する。内視鏡411における内視鏡11の構成部材又は第12図の 構成部材と対応する構成部材には、前に符号“4”を付した同じ符号を付す。 第13図には、内視鏡の近位ハウジング部分、即ち接眼レズハウジング417 が示されており、第12図で説明された分離光学系の概念が具体化されている。 従って、光ファイバ製のイメージガイド部材427は、その近位端部の位置に分 離レンズユニット489を備え、このユニットは、好ましくはインデックスの整 合した接着剤系を用いてイメージガイド部材427に取り付けられている。分離 レンズユニット489は、空間451内に伸び、熱膨張や機械部分の公差による ファイバ束427の軸線方向の動きに連携して軸線方向に移動するようにされて いる。分離レンズユニット489の近位にアイレンズユニット491がある。こ のユニット491は公知の方法で接着的に又は機械的に近位ハウジング部分51 7に固定的に取り付けられる。この実施例は、本質的に、第12図に図式的に示 したように作用する。好ましくは、レンズユニット489は、過半球形である不 遊レンズであり、また、アイレンズユニット491は、複数のレンズ、特にアン クロマートから成るが、発明の範囲内に残る限りは、両方のレンズユニットを構 成するために、ほとんどの種類の一つ又は複数のレンズが使用され得る。 第14図は、さらに別の内視鏡の実施例を示している。内視鏡は、全体が符号 511で示され、ここで説明する態様以外は、内視鏡11と同様に構成されまた 、同様に作用する。内視鏡511における、内視鏡11の構成部材又は第12図 に示された構成部材に対応する構成部材には、前に符号“5”を付した同じ符号 を付す。 内視鏡511は、第12図及び第13図に示した概念よりさらに精巧であり、 ここでは、接眼レンズ組立体543は、分離レンズユニット589及びアイレン ズユニット591の各々が複数のレンズから成る。第13図の実施例の場合のよ うに、アイレンズユニット591は、好ましくは複数のレンズ、特にアンクロマ ートから成る。しかし、この実施例では、分離レンズユニットも、複数のレンズ 、好ましくは二つのレンズから成るが、それ以上のレンズも同様に利用すること ができる。第一レンズ95は、光ファイバ製のイメージガイド部材527の近位 端部に直接光学的に接触され、好ましくは、第12図及び第13図の実施例のよ うなインデックスの整合した光学的接着剤系を用いて接合され得る。光学的に直 接接触させることが好ましいが、実際に必要なのは機械的に固定された関係にな ることだけである。第二レンズ97は第一レンズから近位位置に離間されており 、この第二レンズ97は、分離レンズユニットセル99に固定的に接合される。 第二レンズ97は、好ましくは、インデックスの整合した光学的接着剤系のよう な 接着剤や、保持リング等による機械的手段の何れかを用いて、分離レンズユニッ トセル99の周囲壁部分100に固定的に接合される。光ファイバ製のイメージ ガイド部材527は、分離レンズユニットセル99の基部101を貫通して近位 位置に伸び、機械的な取付手段を使用することもできるが、好ましくは、接着剤 によって接合部103の位置で基部101に固定される。分離レンズユニット9 9は、第4図及び第10図に示したようなスライダ要素を備え、例えば、熱膨脹 や機械的部分の公差に応じて空間551の範囲内で軸線方向に摺動できるように 適合される。分離レンズユニットセル99の断面は、実質的に、空間551の断 面に等しいが、セル99が軸線方向に移動することを可能にするのに十分な隙間 が生じるように十分に小さい。セル99の重要な作用は、第一及び第二レンズ9 5及び97の各々を、それらがセルによって空間551を軸線方向に移動してい る時に、相互に固定的に軸線方向に離間した関係に維持することである。分離レ ンズユニット589の第一及び第二レンズ95及び97間でアイレンズユニット 591の倍率をさらに分離することが、内視鏡511の焦点公差を改善するため に、さらに有益であることは、この技術分野の平均的な熟練者に理解される。 本発明は、様々な特定の実施例に関して説明されてきたが、発明は、実施例に 限定されることなく、以下の請求の範囲の範囲内で変形して実施できることは理 解される。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 フォークナー ジョン エフ アメリカ合衆国 カリフォルニア州 92677 サウス ラグーナ フローレンス アベニュー 31661 (72)発明者 ウォーカー ゲアリー エム アメリカ合衆国 カリフォルニア州 92029 エスコンディド ジュリンダ ウ ェイ 2845

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.細長く延び、遠位端部を備えた内視鏡本体と; 細長く延び、上記内視鏡本体内に配置され、イメージを近位位置に伝達する光 ファイバー製のイメージガイド部材とを有し、上記光ファイバー製のイメージガ イド部材が上記内視鏡本体に固定された遠位端部と、上記内視鏡本体に対して軸 線方向に動くようにされた近位端部とを有していることを特徴とする内視鏡。 2.上記内視鏡本体及び上記光ファイバー製のイメージガイド部材が実質的に堅 固である請求の範囲1に記載の内視鏡。 3.上記光ファイバー製のイメージガイド部材の近位端部が上記内視鏡本体に固 定されてない請求の範囲1に記載の内視鏡。 4.上記内視鏡本体が上記光ファイバー製のイメージガイド部材と異なる熱膨張 係数をもつ請求の範囲1に記載の内視鏡。 5.さらに、上記内視鏡本体に固定されかつ上記光ファイバー製のイメージガイ ド部材に対して遠位位置に位置した遠位レンズ組立体を有している請求の範囲1 に記載の内視鏡。 6.さらに、上記光ファイバー製のイメージガイド部材の近くに配置され、上記 光ファイバー製のイメージガイド部材によって近位位置に伝達されてきたイメー ジを可視化する接眼レンズ組立体を有している請求の範囲1に記載の内視鏡。 7.さらに、上記内視鏡本体に支持され、上記内視鏡本体で遠位位置に照度を伝 達する照度光学系を有している請求の範囲1に記載の内視鏡。 8.さらに、上記内視鏡本体に配置され、上記光ファイバー製のイメージガイド 部材の上記近位端部が上記内視鏡本体に対して軸線方向に動く際に、上記内視鏡 本体に対して上記近位端部の径方向位置を実質的に維持する位置決め組立体を有 している請求の範囲1に記載の内視鏡。 9.上記光ファイバー製のイメージガイド部材が、上記内視鏡本体に対して軸線 方向に動くようにされる上記位置決め組立体に固定されている請求の範囲8に記 載の内視鏡。 10.上記位置決め組立体が、上記内視鏡本体に対して軸線方向に実質的に静止す るように、上記内視鏡本体に対して作動的に結合される請求の範囲8に記載の内 視鏡。 11.上記位置決め組立体が、上記光ファイバー製のイメージガイド部材の上記近 位端部を受ける軸線方向にのびる通路を画定し、上記位置決め組立体が、上記内 視鏡本体に対して軸線方向に動くように寸法決めされている請求の範囲8に記載 の内視鏡。 12.上記位置決め組立体が、上記内視鏡本体から径方向内方にのびる周囲突起部 を備えている請求の範囲8に記載の内視鏡。 13.上記内視鏡本体が近位ハウジング部を備え、また上記周囲突起部が上記近位 ハウジング部と一体である請求の範囲12に記載の内視鏡。 14.上記位置決め組立体が、上記光ファイバー製のイメージガイド部材の上記近 位端部を受けるようにされた少なくとも一つの弾性環状要素を備えている請求の 範囲8に記載の内視鏡。 15.上記少なくとも一つの弾性環状要素位置決め組立体がOリングである請求の 範囲14に記載の内視鏡。 16.さらに、上記光ファイバー製のイメージガイド部材の近くに位置し、上記光 ファイバー製のイメージガイド部材によって近位位置に伝達されてきたイメージ を可視化する接眼レンズ組立体を有している請求の範囲8に記載の内視鏡。 17.上記位置決め組立体が上記接眼レンズ組立体の少くとも一部を支持している 請求の範囲16に記載の内視鏡。 18.上記光ファイバー製のイメージガイド部材の上記近位端部が上記位置決め組 立体に固定され、また上記位置決め組立体が、上記内視鏡本体に対して軸線方向 に動くように寸法決めされている請求の範囲17に記載の内視鏡。 19.さらに、上記内視鏡本体と上記位置決め組立体との間に配置され、それらを 横切る流体の流れを有効に阻止するシール組立体を有している請求の範囲18に記 載の内視鏡。 20.細長く延び、遠位端部を備えた内視鏡本体と; 細長く延び、上記内視鏡本体内に配置され、遠位端部が上記内視鏡本体に固 定され、また近位端部が上記内視鏡本体に対して軸線方向に動くようにされ、 さらに上記内視鏡本体と異なる熱膨張係数をもち、イメージを近位位置に伝達す る光ファイバー製のイメージガイド部材と; 上記内視鏡本体に固定されかつ上記光ファイバー製のイメージガイド部材か ら遠位位置に配置された遠位レンズ組立体と; 上記光ファイバー製のイメージガイド部材の近くに位置し、上記光ファイバ ー製のイメージガイド部材によって近位位置に伝達されてきたイメージを可視化 する接眼レンズ組立体と; 上記内視鏡本体に配置され、上記光ファイバー製のイメージガイド部材の上 記近位端部が上記内視鏡本体に対して軸線方向に動く際に、上記内視鏡本体に対 して上記近位端部の径方向位置を実質的に維持する位置決め組立体と; を有していることを特徴とする内視鏡。 21.上記内視鏡本体及び上記光ファイバー製のイメージガイド部材が実質的に堅 固である請求の範囲20に記載の内視鏡。 22.上記光ファイバー製のイメージガイド部材の近位端部が上記内視鏡本体に固 定されてない請求の範囲21に記載の内視鏡。 23.さらに、上記内視鏡本体に支持され、上記内視鏡本体に遠位位置に照度を伝 達する照度光学系を有している請求の範囲20に記載の内視鏡。 24.細長く延び、近位ハウジング部を備えた内視鏡本体と; 細長く延び、上記内視鏡本体内に配置され、遠位端部と近位端部とを備え、 内視鏡本体を通して近位位置にイメージを伝達するようにされた光ファイバー製 のイメージガイド部材と; 上記近位ハウジング部内に配置され、分離レンズユニットと軸線方向に離間 した眼レンズユニットとを備えた接眼レンズ組立体と; を有し、 分離レンズユニットが上記光ファイバー製のイメージガイド部材の近位端部 と機械的に固定した関係にあることを特徴とする内視鏡。 25.上記分離レンズユニットの倍率が上記眼レンズユニットの倍率より高い請求 の範囲24に記載の内視鏡。 26.上記分離レンズユニットが上記光ファイバー製のイメージガイド部材の近位 端部と直接光学的に固定接触している請求の範囲24に記載の内視鏡。 27.レンズユニットがインデックスの整合した接着剤系により上記光ファイバー 製のイメージガイド部材の近位端部に取付けられている請求の範囲26に記載の内 視鏡。 28.上記眼レンズユニットが内視鏡本体の近位ハウジング部に固定されている請 求の範囲24に記載の内視鏡。 29.上記分離レンズユニットが過半球形レンズから成る請求の範囲24に記載の内 視鏡。 30.上記分離レンズユニットが多数のレンズから成る請求の範囲24に記載の内視 鏡。 31.上記多数のレンズが、上記光ファイバー製のイメージガイド部材の近位端部 に隣接した第1のレンズと、上記第1のレンズと上記眼レンズユニットとの間に おいて上記第1のレンズから軸線方向に離間した第2のレンズとを備えている請 求の範囲30に記載の内視鏡。 32.上記第1のレンズが上記光ファイバー製のイメージガイド部材の近位端部と 直接光学的に固定接触している請求の範囲30に記載の内視鏡。 33.上記第1のレンズが、インデックスの整合した接着剤系により上記光ファイ バー製のイメージガイド部材の近位端部に取付けられている請求の範囲32に記載 の内視鏡。 34.上記分離レンズユニットが、上記光ファイバー製のイメージガイド部材の近 位端部に固定された基部分と、上記眼レンズユニットに向かって近位位置に延び る周囲壁部分とを備えた分離レンズセルを有し、上記第2のレンズが上記周囲壁 部分に固定され、また上記第1のレンズが上記光ファイバー製のイメージガイド 部材の近位端部に隣接し、それにより上記第1、第2のレンズが互いに軸線方向 に一定に離間した関係にある請求の範囲24に記載の内視鏡。 35.上記第1のレンズが、上記光ファイバー製のイメージガイド部材の近位端部 と直接光学的に固定接触している請求の範囲34に記載の内視鏡。 36.上記分離レンズセルが、上記内視鏡本体の近位ハウジング部内で軸線方向に 動くように寸法決めされ、それにより上記分離レンズユニットと上記眼レンズ ユニットとの間の軸線方向距離を変化させる請求の範囲34に記載の内視鏡。 37.上記眼レンズユニットが多数のレンズから成る請求の範囲24に記載の内視鏡 。 38.細長く延び、近位ハウジング部を備えた内視鏡本体と; 細長く延び、上記内視鏡本体内に配置され、遠位端部と近位端部とを備え、 内視鏡本体を通して近位位置にイメージを伝達するようにされた光ファイバー製 のイメージガイド部材と; 上記近位ハウジング部内に配置され、上記光ファイバー製のイメージガイド 部材の近位端部と直接光学的に固定接触しかつ光学倍率をもつレンズと; を有することを特徴とする内視鏡。 39.上記レンズが、インデックスの整合した接着剤系により上記光ファイバー製 のイメージガイド部材の近位端部に取付けられている請求の範囲38に記載の内視 鏡。 40.細長く延び、遠位端部と近位ハウジング部とを備えた内視鏡本体と; 細長く延び、上記内視鏡本体内に配置され、遠位端部と近位端部とを備え、 内視鏡本体を通して近位位置にイメージを伝達するようにされ、遠位端部が上記 内視鏡本体に固定され、また近位端部が上記内視鏡本体に対して軸線方向に動く ようにされた光ファイバー製のイメージガイド部材と; 上記近位ハウジング部に配置され、上記光ファイバー製のイメージガイド部 材によって近位位置に伝達されてきたイメージを可視化でき、分離レンズユニッ トと軸線方向に離間した眼レンズユニットとを備えた接眼レンズ組立体と; を有し、 分離レンズユニットが上記光ファイバー製のイメージガイド部材と機械的に 固定した関係にあることを特徴とする内視鏡。 41.上記内視鏡本体及び上記光ファイバー製のイメージガイド部材が実質的に堅 固であり、上記光ファイバー製のイメージガイド部材の近位端部が上記内視鏡本 体に固定されてなく、さらに、 上記内視鏡本体に固定されかつ上記光ファイバー製のイメージガイド部材か ら遠位位置に配置された遠位レンズと; 上記内視鏡本体に配置され、上記光ファイバー製のイメージガイド部材の上 記近位端部が上記内視鏡本体に対して軸線方向に動く際に、上記内視鏡本体に対 して上記近位端部の径方向位置を実質的に維持する位置決め組立体と; を有している請求の範囲40に記載の内視鏡。 42.さらに、上記内視鏡本体に支持され、上記内視鏡本体に遠位位置に照度を伝 達する照度光学系を有している請求の範囲41に記載の内視鏡。 43.上記光ファイバー製のイメージガイド部材の上記近位端部が上記位置決め組 立体に固定され、上記内視鏡本体に対して軸線方向に動くようにされている請求 の範囲41に記載の内視鏡。 44.上記位置決め組立体が、上記内視鏡本体に対して軸線方向に実質的に静止状 態となるように、上記内視鏡本体に対して作動的に結合される請求の範囲41に記 載の内視鏡。 45.上記位置決め組立体が、上記光ファイバー製のイメージガイド部材の上記近 位端部を受ける軸線方向にのびる通路を画定し、上記位置決め組立体が、上記内 視鏡本体に対して軸線方向に動くように寸法決めされている請求の範囲41に記載 の内視鏡。 46.上記位置決め組立体が、上記内視鏡本体から径方向内方にのびかつ上記光フ ァイバー製のイメージガイド部材の上記近位端部の回りに位置した周囲突起部を 備え、上記周囲突起部が上記近位ハウジング部と一体である請求の範囲41に記載 の内視鏡。 47.上記位置決め組立体が、上記光ファイバー製のイメージガイド部材の上記近 位端部を受けるようにされた少なくとも一つの弾性環状Oリングを備えている請 求の範囲41に記載の内視鏡。 48.上記位置決め組立体が分離レンズユニットを支持し、上記光ファイバー製の イメージガイド部材の近位端部が上記位置決め組立体に固定され、上記内視鏡本 体に対して軸線方向に動くように寸法決めされ、さらに上記内視鏡本体と上記位 置決め組立体との間に配置され、それらを横切って流体が流れるのを有効に阻止 するシール組立体を有している請求の範囲41に記載の内視鏡。 49.上記内視鏡本体が上記光ファイバー製のイメージガイド部材と異なる熱膨張 係数をもつ請求の範囲40に記載の内視鏡。 50.上記分離レンズユニットの倍率が上記眼レンズユニットの倍率より高く、上 記眼レンズユニットが上記近位ハウジング部に固定されている請求の範囲40に記 載の内視鏡。 51.上記分離レンズユニットが上記光ファイバー製のイメージガイド部材の近位 端部と直接光学的に固定接触している請求の範囲50に記載の内視鏡。 52.上記分離レンズユニットが過半球形レンズから成る請求の範囲40に記載の内 視鏡。 53.上記分離レンズユニットが、上記光ファイバー製のイメージガイド部材の近 位端部に固定された基部分と、上記眼レンズユニットに向かって近位位置へ伸び る周囲壁部分とを備えた分離レンズセルを有し、上記第2のレンズが上記周囲壁 部分にインデックスの整合した接着剤系により固定され、それにより上記第1、 第2のレンズが互いに軸線方向に一定に離間した関係にあり、上記分離レンズセ ルがスライダー要素を備えかつ上記近位ハウジング部内で軸線方向に摺動するよ うにされ、上記分離レンズユニットと上記眼レンズユニットとの軸線方向距離を 変えるようにした請求の範囲40に記載の内視鏡。 54.上記基部分が上記光ファイバー製のイメージガイド部材の近位端部に固定さ れている請求の範囲53に記載の内視鏡。 55.上記第1のレンズが上記光ファイバー製のイメージガイド部材の近位端部に 直接光学的に固定接触されている請求の範囲53に記載の内視鏡。 56.上記分離レンズユニットが、上記光ファイバー製のイメージガイド部材の近 位端部に直接光学的に固定接触されているレンズを有し、上記レンズが光学倍率 をもち、また上記眼レンズユニットが多数のレンズを有している請求の範囲40に 記載の内視鏡。
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