【発明の詳細な説明】
アスファルト剥離剤と使用方法発明の分野
本発明は、道路のアスファルトなどのアスファルト化合物が、トラック床およ
び器具などの、アスファルトを輸送および作動させるために用いる装置に固着す
るのを防止するのに使用されるアスファルト剥離剤の分野に関する。特に、本発
明のアスファルト剥離剤は、活性成分などの脂肪油、および活性成分の塗布およ
び分配を容易にするための界面活性剤または発泡剤を含む。発明の背景
ほとんどの道路はアスファルトで舗装され、アスファルトは、アスファルト工
場で製造されダンプトラックのような大きなトラック床で建設場所に輸送される
。輸送作業において困難であるのは、アスファルトが、どんな表面にも接触し固
着し易いことである。アスファルトのトラック床の表面への固着のため、ダンプ
トラックがそのアスファルト荷を降ろそうとすると、アスファルトが床からなめ
らかに滑らない。その結果、器具および/または環境に有害な化学物質を用いて
床からアスファルトをうまく降ろさなくてはならない。このアスファルトの固着
はまた、ドラムカン、貯蔵タンク、トレーラーおよびパイプのような他の所蔵お
よび輸送手段、ならびにローラー（例えば、ゴムタイヤローラーおよびスチール
ドラムローラー）、舗装材料およびブレードのような器具および他の加工装置に
影響を与える。
アスファルト剥離剤によって、アスファルトが金属面に固着するのが防止され
ることは公知である。これまでよく用いられていた剥離剤は、通常のディーゼル
燃料などの炭化水素燃料であった。このような燃料は、アスファルトが固着する
のを防ぐためにアスファルトを切断するのに極めて有効である。しかし、この有
効性の理由は、これらがアスファルトと混合し希釈するからである。このために
、道路に敷かれたアスファルトの構造的な一体性が損なわれる。また、剥離剤と
しての燃料の過度の使用は、トラックの下の地面を汚染する。これらの理由によ
り、
運輸省および多くの州の高速道路部は、剥離剤としての燃料の使用を厳しく制限
している。
他の非燃料ベースのアスファルト剥離剤が当該分野に公知である。しかし、こ
れらの他の剥離剤のほとんどが、それらの有効性が制限されること、環境に有害
であること、または高価であることなどから問題である。これらの他の剥離剤の
ほとんどはまた、利用の際の配送、調製または塗布工程の何れかにおける複雑性
から問題である。重要なことに、現存する剥離剤は、アスファルト材料と混合さ
れるので、単一の塗布においてのみ有効である。
従って、アスファルトがトラック床および他の表面に固着することを防ぐのに
有効であり、無害および安価で、環境的に安全であり、アスファルト接触面に塗
布されると耐久性のある、すなわち、アスファルト材料のなかに流されず、アス
ファルトを希釈したり、アスファルトの質を低下させることのないアスファルト
剥離剤の必要性がある。発明の要旨
本発明は活性成分として脂肪油および界面活性剤または発泡剤を含むアスファ
ルト剥離剤である。本発明の好適な態様は、活性成分が、一種類の植物油または
植物油の組合せである。好適な界面活性剤または発泡剤はアニオン界面活性剤で
ある。
本発明の剥離剤は、典型的に、バルクで貯蔵され、スプレイング、スポンジン
グ、ワイピング、ペインティングまたはディップコーティングを含むがこれに限
定されない当該分野において公知の手段によって、トラック床または他の表面に
塗布され得る。剥離剤は、加圧された空気と混合されるか、または界面活性剤に
よって剥離剤の広がりを促進する空気注入ノズルを通過させ得る。発泡剤の使用
が、剥離剤の塗布をさらに容易にし、さらに経済的にする。図面の簡単な説明
図１は、本発明の剥離剤を塗布するシステムの模式図を示す。発明の詳細な説明
本発明は、新規なアスファルト剥離剤およびそのような剥離剤を、アスファル
トと接触する金属、ゴムまたは他の表面に塗布する方法を含む。本発明の剥離剤
は、アスファルトとの使用のために特別に設計されるが、他の炭化水素、プラス
チック、ゴム、骨材または油ベースの製品を含む様々な物質のための剥離剤とし
ても使用される。
理想的には、剥離剤は、アスファルトが接触するいかなる表面にもアスファル
トが固着する(sticking)のを防ぐのに有効でなければならない。この目的を達成
させるための、剥離剤が作用するメカニズムは、剥離剤の使用が環境に安全で経
済的であり容易に利用可能である限り、重要ではない。従来、最も普通に用いら
れた剥離剤は、アスファルトを「軟らかくする」こと、または接触するアスファ
ルトの密度を減少させることによって機能し、これにより、アスファルトの金属
界面での固着を減少させていた。これが、ディーゼル燃料が剥離剤として使用さ
れるときの作用のメカニズムである。上記のように、アスファルトを軟らかくす
る剥離剤は、もはや望ましいと考えられておらず、ほとんどの場所において、法
律によって実際禁止されている。剥離剤はまた、アスファルトを軟らかくしない
で、界面に「滑りやすい」表面を作り出すことによってのみ作用する水ベースの
界面活性剤であり得る。
本発明によれば、活性成分として脂肪油、特に動物または植物油を有するアス
ファルト剥離剤が教示される。このような剥離剤は、アスファルトを「軟らかく
」しない。むしろ、アスファルトとアスファルト接触面との間の摩擦を減少させ
る潤滑油として機能する。従って、剥離剤は、アスファルトが表面に接着するの
を防止する油性のフィルム層を形成する。
本発明は、アスファルト材料が輸送手段および加工器具および装置に固着する
のを防ぐための剥製剤の使用を例示しているが、本発明は、広範囲の応用におい
てクレームされている剥離剤の使用が考えられる。本発明の剥離剤は、無害の、
いかなる表面に対しても滑りやすいコーティングを提供し、従って、形態剥離、
プラスチックモールド剥離、ゴム成形剥離および鋳物類を含むが、これに限定さ
れない多くの応用において広く使用される。
本発明のアスファルト剥離剤の活性成分は、動物油または植物油あるいはその
組合せなどの任意の「脂肪油」であり得る。本明細書中に用いられる用語「脂肪
油」および「油」は、合成のまたは天然に存在する、脂肪酸のグリセリドまたは
トリグリセリドを含む、精製されたまたは部分的に精製された脂肪および油を包
含する。構成脂肪酸は、アラキン酸、カプロン酸、カプリル酸、カプリン酸、ラ
ウリン酸、リノール酸、リノレン酸、ミリスチン酸、オレイン酸、パルミチン酸
、パルミトレイン酸(palmitolenic acid)、ステアリン酸およびステアリン酸塩
を含む。好ましくは、活性成分は、大豆油、トウゴマ油、桐油、亜麻仁（亜麻子
）油、オリーブ油、ひまわり油、菜種油、ゴマ油、べにばな油、ココヤシ（コプ
ラ）油、コーン（とうもろこし）油、綿実油、パーム油およびグランドナッツ（
ピーナッツ）油からなる群から選択される植物油である。適切な動物油は、乳脂
肪、ラード、獣油、ベーコンおよび魚ならびに他の海産物からの油を含む。本発
明は、活性成分として２つ以上の油の混合物の使用も包含している。本発明のほ
とんどの好適な実施態様において、活性成分は大豆油である。
本発明によれば、アスファルト剥離剤は、約２〜９８重量％、好ましくは約３
〜約６０重量％、最も好ましくは、約５〜約２５重量％の活性成分油を含有する
。
標準的なアスファルト組成物において、本発明のアスファルト剥離剤の最も好
適な実施態様は、約５〜約２５％の活性成分を含有する。活性成分の正確な量は
重要ではないが、所望の剥離効果を生み出すために必要な最少量を使用すること
が望ましい。剥離効果の程度は、活性成分の量と正比例する。例えば、アスファ
ルトの組成が、標準的な活性成分溶液を用いたとき、なお固着が残るような組成
である場合、活性成分の濃度は、十分な剥離作用が示されるまで増加され得る。
このような最適な活性成分濃度を決定するための調整が簡単であり、過度の実験
なしに当業者によって簡単に実施され得る。当業者によって理解されるように、
最適な濃度は、アスファルトの種類、すなわち、材料が、クラムラバー、ラバー
油、ポリマー油、マルチブレンド油などであるかどうかによって変化し得る。も
ちろん、本発明の生成物のほとんどの応用において、活性成分濃度はほとんどの
好適なパラメータ内であり、調整は不要である。
本発明のアスファルト剥離剤はまた、界面活性剤または発泡剤を含んでいる。
界面活性剤は、応用の好適な態様に関して、主に、剥離剤が泡沫として塗布され
得るように機能する。通常、泡沫を用いると、非泡沫液体が用いられるときより
、剥離剤の使用が少なくてすむ。泡沫により、剥離剤を塗布する作業員が、材料
が
塗布された場所がよりよく見え得る。そして、最後に、剥離剤が水で希釈される
と、発泡材料の水の含有量が、剥離剤の非泡沫投与より、より急速に減少する。
活性成分のこの急速な濃縮により、剥離剤の有効性が向上する。泡沫を用いるこ
とにより、剥離剤がトラック床の側面のような垂直面に付着することが容易にな
る。
適切な界面活性剤は、当業者に公知であり、商業的に容易に入手可能である。
特定の界面活性剤の選択は、本発明に重要でない。本発明の界面活性剤の好適な
クラスは、アニオン界面活性剤である。アニオンおよびノニオン化合物を含有す
る界面活性剤混合物もまた、好適である。本明細書中に例示されるように、イソ
プロピルアミンドデシルベンゼンスルホン酸塩が、特に効果的な発泡剤である。
界面活性剤濃度は、通常、特定の界面活性剤または界面活性剤の組合せおよび
活性成分の濃度に依存する。界面活性剤濃度は、典型的に、約０.０１〜約２０
％、好ましくは約０.１〜約１.０％の範囲である。
本発明のアスファルト剥離組成物は、コストを下げ、剥離剤の均一な塗布を容
易にするために希釈剤を含むのが好ましい。適切な希釈剤は、当業者に公知であ
り、商業的に容易に入手可能である。特定の希釈剤の選択は、本発明に重要でな
い。適切な希釈剤は、水のような従来の溶媒を含む。希釈剤濃度は、典型的に、
約２.０〜約９８％、好ましくは約５０〜約９０％、最も好ましくは約７０〜約
８０％の範囲である。
疎水性活性成分が水のような親水性希釈剤と混合されるとき、エマルジョンを
安定化させるために、架橋コポリマーまたは「結合増粘剤」、あるいはコポリマ
ーの組合せが、組成物に含まれることが好ましい。架橋コポリマーは、ポリカル
ボン酸または親水性物質によって分離された少なくとも２つの疎水性物質を含有
する任意のコポリマーを含む。水のような親水性溶媒が連続相であるとき、疎水
性物質は隣の分子の疎水性物質と結合し、ネットワークを形成する。得られたネ
ットワークは、溶液または懸濁液中に拡張し、懸濁液を安定させ、粘度を向上し
、溶液を濃縮する。架橋のコポリマーの安定化効果は、組成物が極端な温度で貯
蔵されるかまたは塗布されるとき、特に顕著である。従って、架橋コポリマーに
より、剥離剤が、極端に低いまたは高い温度でさえ用いられることが可能になる
。
好適なコポリマーは、ポリカルボン酸、特にアクリル酸およびカルボキシポリメ
チレンのコポリマーを含む。
コポリマー濃度は、通常、特定のコポリマー、用いられる希釈剤、活性成分の
濃度に依存する。コポリマー濃度は、典型的に約０.０５〜約１０.０％、好まし
くは約０.１〜約５.０％、最も好ましくは約０.１〜約３.０の範囲である。適切
な架橋コポリマーは当業者に公知であり、商業的に容易に入手可能である。特定
のコポリマーの選択は、本発明にとって重要でない。
本発明のアスファルト剥離組成物は、安息香酸ナトリウムなどの防腐剤または
抗菌剤を含むことが好ましい。防腐剤の濃度は、活性成分濃度に依存するが、典
型的には、約０.０１〜約３.０％、好ましくは約０.１〜１.０％の範囲である。
本発明はまた、架橋コポリマーを活性化し、エマルジョンの安定を最大にする
ために、トリエタノールアミンのようなアルカリ化剤を含むことが好ましい。ア
ルカリ化剤もまた、連続相にわたる活性成分の分散を容易にする。本発明は、ト
リエタノールアミンを用いて例示されているが、アルカノールアミンのようなア
ルカリ化剤、ターシャリーアミンおよび水酸化物が機能する。アルカリ化剤の濃
度は、活性成分濃度に依存するが、典型的には、約０.０１〜約２０％、好まし
くは約０.５〜約２０％、より好ましくは約０.１〜約１.０％の範囲である。
好適な実施態様の剥離剤は、約７０〜９５％の水を含有する。組成物の残りの
５〜３０％は、主に、植物油であり、１％以下が界面活性剤または発泡剤、架橋
コポリマーまたは「結合増粘剤」、安息香酸ナトリウムまたは他の防腐剤および
トリエタノールアミンのようなアルカリ化剤である。もちろん、様々な化学物質
の正確な割合は重要でない。
剥離剤の好適な実施態様は、大体、以下の特性を有する。
色 乳白色
臭気 わずか
比重 ０.９６〜０.９９
Ｌｂｓ/ガロン ８.０〜８.３
沸点 °Ｆ ２１２°Ｆ
凍結点 °Ｆ ３２°Ｆ
剥離剤は、植物油、発泡剤および架橋コポリマーの濃縮物として製造および貯
蔵され得る。適切な濃度に希釈する水、防腐剤およびアルカリ化剤は、出荷前に
または現地のターミナルにおいて添加され得る。生成物の一貫性を維持し使いや
すさを保証するために、現場で希釈を行わないことが好ましい。いずれにしても
、植物油、発泡剤および架橋コポリマーは、組成物に塊または粒状物がなく、な
めらかになるまで、通常、約１７００ｒｐｍで１５〜２０分間混合される。水溶
液は、水、防腐剤およびアルカリ化剤を配合することによって調製される。次い
で、この水溶液は、油脂混合物と配合され、その組成物は、なめらかで乳白色に
なるまで混合される。油脂/水の懸濁液のｐＨは、塩酸のような酸性化剤を用い
て４.０に調整する。
本発明の好適な実施態様によれば、本明細書中に記載の新規なアスファルト剥
離剤は、泡沫として塗布される。泡沫は、ノズルに押し通す直前に、圧縮された
空気を用いて液体剥離剤溶液を注入する手段からなる広範囲に入手可能な装置の
使用によって現場で製造される。剥離剤に界面活性剤が存在することにより、泡
沫の形成が可能である。泡沫の正確な性質は重要でないが、泡沫の特性は、界面
活性剤の濃度および/または泡沫を生成するのに用いられる空気圧を調節するこ
とによって、簡単に最適化され得る。
図１は、剥離剤を塗布するためのシステムを示す。貯蔵タンク１２が、必要に
応じて使用される剥離剤を貯蔵する。ポンプ１４が、貯蔵タンクから剥離剤を引
き出し、不純物を取り除くためのフィルター１６を通る。剥離剤はライン１８を
通過し放出器２０に入る。エダクター２０が空気圧縮器２２から加圧された空気
を引き出し、その圧力は、付属の空気圧ゲージ２４によってモニタされ得る。加
圧された空気が、剥離剤の中に注入された後、トラック床または他の所望の表面
にスプレーガン２６を通ってスプレーされ得る。Description: FIELD OF THE INVENTION The present invention relates to a method for fixing asphalt compounds, such as road asphalt, to equipment used to transport and operate asphalt, such as truck floors and equipment. The field of asphalt release agents used to prevent bleeding. In particular, the asphalt release agents of the present invention comprise a fatty oil, such as an active ingredient, and a surfactant or foaming agent to facilitate application and distribution of the active ingredient. BACKGROUND OF THE INVENTION Most roads are paved with asphalt, and asphalt is manufactured at asphalt factories and transported to construction sites on large truck floors, such as dump trucks. A difficulty in transportation operations is that asphalt is likely to contact and adhere to any surface. Due to the asphalt sticking to the surface of the truck floor, the asphalt does not slide smoothly from the floor when the dump truck tries to unload the asphalt load. As a result, asphalt must be successfully removed from the floor with utensils and / or environmentally hazardous chemicals. This asphalt sticking also affects other holding and transportation means such as drum cans, storage tanks, trailers and pipes, as well as equipment such as rollers (eg, rubber tire rollers and steel drum rollers), pavement materials and blades, and other processing. Affects equipment. It is known that asphalt release agents prevent asphalt from sticking to metal surfaces. The release agent often used so far has been a hydrocarbon fuel such as a normal diesel fuel. Such fuels are extremely effective in cutting asphalt to prevent the asphalt from sticking. However, the reason for this effectiveness is that they mix and dilute with the asphalt. This impairs the structural integrity of the asphalt laid on the road. Also, excessive use of fuel as a release agent contaminates the ground under the truck. For these reasons, the DOT and many state highways have severely restricted the use of fuel as a release agent. Other non-fuel based asphalt strippers are known in the art. However, most of these other release agents are problematic due to their limited effectiveness, environmental harm, or high cost. Most of these other release agents are also problematic due to the complexity in either the delivery, preparation or application steps in use. Importantly, existing release agents are only effective in a single application since they are mixed with the asphalt material. Thus, it is effective in preventing asphalt from sticking to truck floors and other surfaces, is harmless and inexpensive, is environmentally safe, and is durable when applied to asphalt contact surfaces, i.e., asphalt. There is a need for an asphalt release agent that does not flow into the material and does not dilute the asphalt or degrade the asphalt quality. SUMMARY OF THE INVENTION The present invention is an asphalt stripper containing a fatty oil and a surfactant or foaming agent as active ingredients. In a preferred embodiment of the invention, the active ingredient is a vegetable oil or a combination of vegetable oils. Suitable surfactants or foaming agents are anionic surfactants. The release agent of the present invention is typically stored in bulk, and can be stored on a truck floor or other surface by means known in the art, including, but not limited to, spraying, sponging, wiping, painting or dip coating. Can be applied. The release agent may be mixed with the pressurized air or passed through an air injection nozzle that promotes the spread of the release agent by the surfactant. The use of a blowing agent makes the application of the release agent easier and more economical. BRIEF DESCRIPTION OF THE DRAWINGS FIG. 1 is a schematic view of a system for applying a release agent of the present invention. DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION The present invention includes novel asphalt release agents and methods of applying such release agents to metal, rubber or other surfaces that come into contact with asphalt. The release agent of the present invention is specifically designed for use with asphalt, but is also used as a release agent for various materials including other hydrocarbon, plastic, rubber, aggregate or oil based products Is done. Ideally, the release agent should be effective to prevent asphalt from sticking to any surface with which the asphalt contacts. The mechanism by which the release agent works to this end is not critical, so long as the use of the release agent is environmentally safe, economical and readily available. Heretofore, the most commonly used release agents have worked by "softening" the asphalt or reducing the density of the asphalt in contact, thereby reducing asphalt sticking at the metal interface. This is the mechanism of action when diesel fuel is used as a stripper. As noted above, release agents that soften asphalt are no longer considered desirable and are, in most places, actually banned by law. The release agent can also be a water-based surfactant that acts only by creating a “slippery” surface at the interface without softening the asphalt. According to the present invention, asphalt strippers having fatty oils, especially animal or vegetable oils, as active ingredients are taught. Such release agents do not "soften" the asphalt. Rather, it acts as a lubricant that reduces friction between the asphalt and the asphalt contact surface. Thus, the release agent forms an oily film layer that prevents asphalt from adhering to the surface. Although the present invention exemplifies the use of exfoliating formulations to prevent asphalt material from sticking to vehicles and processing tools and equipment, the present invention is directed to the use of the claimed exfoliating agents in a wide range of applications. Conceivable. The release agent of the present invention provides a harmless, slippery coating to any surface, and thus is useful in many applications including, but not limited to, form release, plastic mold release, rubber mold release and castings. Widely used. The active ingredient of the asphalt stripper of the present invention can be any "fatty oil" such as an animal or vegetable oil or a combination thereof. The terms "fatty oil" and "oil" as used herein include purified or partially purified fats and oils, including synthetic or naturally occurring glycerides or triglycerides of fatty acids. . Constituent fatty acids include arachiic, caproic, caprylic, capric, lauric, linoleic, linolenic, myristic, oleic, palmitic, palmitolenic, stearic and stearic acid salts. Preferably, the active ingredients are soybean oil, castor oil, tung oil, linseed (flax) oil, olive oil, sunflower oil, rapeseed oil, sesame oil, rapeseed oil, coconut (copra) oil, corn (corn) oil, cottonseed oil , Palm oil and groundnut (peanut) oil. Suitable animal oils include milk fat, lard, animal oil, bacon and oil from fish and other marine products. The invention also encompasses the use of a mixture of two or more oils as the active ingredient. In most preferred embodiments of the present invention, the active ingredient is soybean oil. According to the present invention, the asphalt release agent contains from about 2 to 98% by weight, preferably from about 3 to about 60% by weight, most preferably from about 5 to about 25% by weight of the active ingredient oil. In a standard asphalt composition, the most preferred embodiment of the asphalt stripper of the present invention contains from about 5 to about 25% active ingredient. The exact amount of active ingredient is not critical, but it is desirable to use the minimum amount necessary to produce the desired release effect. The degree of release effect is directly proportional to the amount of active ingredient. For example, if the composition of the asphalt is such that the sticking still remains when using a standard active ingredient solution, the active ingredient concentration can be increased until a sufficient exfoliating effect is exhibited. Adjustments to determine such optimal active ingredient concentrations are straightforward and can be readily performed by those skilled in the art without undue experimentation. As will be appreciated by those skilled in the art, the optimum concentration may vary depending on the type of asphalt, ie, whether the material is crumb rubber, rubber oil, polymer oil, multi-blend oil, and the like. Of course, in most applications of the products of the present invention, the active ingredient concentration will be within most of the preferred parameters and no adjustment is required. The asphalt release agent of the present invention also contains a surfactant or a foaming agent. The surfactant functions primarily for the preferred embodiment of the application, so that the release agent can be applied as a foam. Typically, the use of foam requires less release agent than when a non-foamed liquid is used. The foam allows the operator applying the release agent to better see where the material has been applied. And finally, when the release agent is diluted with water, the water content of the foam material decreases more rapidly than non-foam administration of the release agent. This rapid concentration of the active ingredient increases the effectiveness of the release agent. The use of foam makes it easier for the release agent to adhere to vertical surfaces, such as the sides of a truck floor. Suitable surfactants are known to those skilled in the art and are readily available commercially. The choice of a particular surfactant is not critical to the invention. A preferred class of surfactants of the present invention are anionic surfactants. Surfactant mixtures containing anionic and nonionic compounds are also suitable. As exemplified herein, isopropylamine dodecylbenzene sulfonate is a particularly effective blowing agent. Surfactant concentrations usually depend on the particular surfactant or combination of surfactants and the concentration of active ingredient. Surfactant concentrations typically range from about 0.01 to about 20%, preferably from about 0.1 to about 1.0%. The asphalt release composition of the present invention preferably includes a diluent to reduce cost and facilitate uniform application of the release agent. Suitable diluents are known to those skilled in the art and are readily available commercially. The choice of a particular diluent is not critical to the invention. Suitable diluents include conventional solvents such as water. Diluent concentrations typically range from about 2.0 to about 98%, preferably from about 50 to about 90%, and most preferably from about 70 to about 80%. When the hydrophobic active ingredient is mixed with a hydrophilic diluent such as water, a cross-linked copolymer or "bonded thickener", or a combination of copolymers, may be included in the composition to stabilize the emulsion. preferable. Crosslinked copolymers include any copolymer containing at least two hydrophobic substances separated by a polycarboxylic acid or a hydrophilic substance. When a hydrophilic solvent such as water is in the continuous phase, the hydrophobic material combines with the hydrophobic material of the next molecule to form a network. The resulting network expands into the solution or suspension, stabilizing the suspension, increasing the viscosity and concentrating the solution. The stabilizing effect of the crosslinked copolymer is particularly pronounced when the composition is stored or applied at extreme temperatures. Thus, the cross-linked copolymer allows the release agent to be used even at extremely low or high temperatures. Suitable copolymers include polycarboxylic acids, especially copolymers of acrylic acid and carboxypolymethylene. The copolymer concentration usually depends on the particular copolymer, the diluent used and the concentration of the active ingredient. Copolymer concentrations typically range from about 0.05 to about 10.0%, preferably from about 0.1 to about 5.0%, and most preferably from about 0.1 to about 3.0. Suitable crosslinked copolymers are known to those skilled in the art and are readily available commercially. The choice of a particular copolymer is not critical to the invention. The asphalt stripping composition of the present invention preferably contains a preservative or antimicrobial such as sodium benzoate. Preservative concentrations will depend on the active ingredient concentration, but typically range from about 0.01 to about 3.0%, preferably from about 0.1 to 1.0%. The present invention also preferably includes an alkalizing agent such as triethanolamine to activate the crosslinked copolymer and maximize emulsion stability. Alkalinizing agents also facilitate the dispersion of the active ingredient over the continuous phase. Although the present invention is illustrated using triethanolamine, alkalinizing agents such as alkanolamines, tertiary amines and hydroxides work. The concentration of the alkalizing agent depends on the active ingredient concentration, but typically ranges from about 0.01 to about 20%, preferably from about 0.5 to about 20%, more preferably from about 0.1 to about 1%. 0.0% range. The release agent of the preferred embodiment contains about 70-95% water. The remaining 5-30% of the composition is predominantly vegetable oil, with up to 1% of surfactants or foaming agents, cross-linked copolymers or "bound thickeners", sodium benzoate or other preservatives and triethanol. An alkalizing agent such as an amine. Of course, the exact proportions of the various chemicals are not important. Preferred embodiments of the release agent generally have the following properties: Color Milky white Odor Slight Specific gravity 0.96-0.99 Lbs / gallon 8.0-8.3 Boiling point ° F 212 ° F Freezing point ° F 32 ° F The release agent is a concentrate of vegetable oils, blowing agents and cross-linked copolymers. Can be manufactured and stored. Water, preservatives and alkalizing agents, which dilute to the appropriate concentration, may be added prior to shipment or at a local terminal. It is preferred that no dilutions be made on site to maintain product consistency and ensure ease of use. In any event, the vegetable oil, blowing agent and cross-linked copolymer are mixed, usually at about 1700 rpm, for 15-20 minutes, until the composition is free of lumps or granules and is smooth. Aqueous solutions are prepared by incorporating water, a preservative and an alkalizing agent. This aqueous solution is then combined with the fat mixture, and the composition is mixed until it is smooth and milky. The pH of the oil / water suspension is adjusted to 4.0 using an acidifying agent such as hydrochloric acid. According to a preferred embodiment of the present invention, the novel asphalt release agents described herein are applied as a foam. The foam is produced on site by the use of widely available equipment consisting of means for injecting the liquid stripper solution with compressed air just before it is forced through the nozzle. The presence of the surfactant in the release agent allows the formation of foam. Although the exact nature of the foam is not critical, the properties of the foam can be easily optimized by adjusting the surfactant concentration and / or the air pressure used to generate the foam. FIG. 1 shows a system for applying a release agent. The storage tank 12 stores the release agent used as needed. A pump 14 draws release agent from the storage tank and passes through a filter 16 to remove impurities. The release agent passes through line 18 and enters emitter 20. The eductor 20 draws pressurized air from the air compressor 22, the pressure of which can be monitored by an associated air pressure gauge 24. After the pressurized air is injected into the release agent, it may be sprayed through a spray gun 26 onto a truck floor or other desired surface.
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