JPH10503385A - 管内の閉塞物を除去する装置 - Google Patents

管内の閉塞物を除去する装置

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JPH10503385A JP7526297A JP52629795A JPH10503385A JP H10503385 A JPH10503385 A JP H10503385A JP 7526297 A JP7526297 A JP 7526297A JP 52629795 A JP52629795 A JP 52629795A JP H10503385 A JPH10503385 A JP H10503385A
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Abstract

(57)【要約】 本発明は、管内の閉塞物を除去する方法および装置に関する。この装置は、末端部に切断ヘッド(16)を有するカテーテルを備えている。切断ヘッド(16)は、末端部のピストン(7)に取り付けられており、このピストンに作用する流体圧によって、回転しつつ同時に長手方向に移動する。末端部のピストンに流体圧を負荷する往復ポンプ(53)がカテーテルの基端部に設けられている。患者への挿入および体内での移動の際に、切断ヘッド(16)は、引込位置へと引き込まれることができる。切断ヘッドにより除去された物質は、末端部のピストンと切断ヘッドとの間に配置されたチャンバに回収されてもよいし、カテーテルの基端部から吸い出されてもよい。

Description

【発明の詳細な説明】 管内の閉塞物を除去する装置技術分野 本発明は、外科手術用器具および手術手法に関する。さらに詳しくは、本発明 は脈管内手術や他の外科手術および体内手術に使用される器具および手術手法に 関する。背景技術 管内の閉塞物を除去するために、これまで多種類の装置が提案されてきた。一 般的に、これらの装置は以下のものに分類することができる。 (a) 閉塞した組織を切断する手段として、機械的なカッター、レーザー、超音波 装置、流体ジェット等を使用するもの。 (b) 切断ヘッドへエネルギを伝達する手段として、可撓性を有する駆動シャフト 、液力、電気ワイヤ等を使用するもの。 (c) 切断した不要組織を除去する手段として、切断ヘッドに隣接する回収チャン バ内に不要組織を回収するもの、組織片を吸い出すもの、組織を非常に小さい粒 子にまで分解するもの等。 以下の米国特許は、外科手術用カテーテルについての従来技術を例示するもの と考えられる。 米国特許第4316465号明細書(ドットソン)に開示された眼科用カッターは、螺 旋状の溝と、この溝と協働する螺旋状の畝部とを有する駆動装置を備えている。 この駆動装置には切断装置が接続されており、吸引ニードルの吸引ポート内に突 出するすべての組織が切断される。 米国特許第4324243号明細書(ヘルフゴット等)には、吸引を行い、空気駆動式 の外科手術用器具を移動させるための装置および手法が開示されている。一連の 空気のパルスを発生させて、これらのパルスがチャージングアセンブリのピスト ンおよび外科手術用器具へと送られる。この結果、外科手術用器具の中空チュー ブが切断チューブの末端部に向かって1切断ストロークだけ移動する。 米国特許第4674500号明細書(デサトニック)には、切断ブレードのための保護 シースが開示されている。ブレードは使用時までは保護シース内にある。 米国特許第4749376号明細書(ケンジー等)には、往復作動するヘッドカテーテ ルが開示されている。このカテーテルは、駆動装置を有する管状本体またはジャ ケットと移動可能な作動ヘッドとを備えている。駆動装置は、患者の体外に配置 された基端部からモーショントランスレーション手段へと延びる駆動ワイヤを備 えている。このケーブルは高速で回転し、モーショントランスレーション手段は 、駆動ケーブルの回転を作動ヘッドの回転しつつ往復する動きに変換する。 米国特許第4790813号明細書(ケンジー)には、作動ヘッドを備えたカテーテル が開示されている。作動ヘッドは、前進して通路内のある一定の領域内に達した とき、タービン駆動装置によって回転する。タービンは、センター流路を通して 駆動液を、回転可能な切断ヘッド、またはタービンブレードを備えたタービンヘ ッドに同軸的に供給する構造を備えている。 米国特許第4819635号明細書(シャピロ)には、顕微手術に使用される管状の切 断装置が開示されている。この切断装置は、駆動端のハウジングに固定された開 口端を有する管状の外部部材を備えている。内部の管状スリーブは、開口端と管 内を往復する切断端を備えている。切断端は、ピストンにより往復運動を行うが 、このピストンは、チューブを通してエンドキャップから供給する脈動空気源に より駆動される。 米国特許第4850957号明細書(サマーズ)には、外部チューブと内部チューブと を備えるアセレクトミー(atherectomy)カテーテルが開示されている。内部チュ ーブに収容された液圧モータの駆動軸には、切断要素が接続されている。ステー タの空洞部内に加圧流体が押し込まれ、ロータを回転させる。 米国特許第4957482号明細書(シバー)には、動脈内の障害物の切断、摂取、お よび除去を行うアセレクトミーシステムが開示されている。動脈内に挿入可能な 可撓性を有する案内ワイヤを覆って、可撓性を有するカテーテルが配置されてい る。カテーテルの末端部には、歯を備えた中空ブレードが配置されている。カテ ーテルは、ハブおよびベルトによってカテーテルに連結されたモータによって回 転する。 米国特許第5024651号明細書(シバー)には、障害物のコーリング(coring)およ び摂取を行う可撓性を有する回転式カテーテルを備えたアセレクトミーシステム が開示されている。回転式カテーテルは、末端部にコーリング手段を備えており 、スリーブ内に摺動可能に配置されている。スリーブは、その末端部付近に窓部 を備えている。スリーブはその内部を移動するコーリング手段の軌道を規定する 。切断された物質を吸い出すための負圧は、ロータリージョイントを介して提供 される。 米国特許第5047008号明細書(デ・ホアン等)には、硝子体を除去するための硝子 体切除プローブが開示されている。プローブはブレードを備えており、このブレ ードは吸引出口チューブの端部に取り付けられた管状部材の外端部上に配置され ている。ブレードは、流体入口チューブおよびポート22からチャンバ47内へと脈 圧流体を噴射することによって往復運動する。この脈圧によりダイアフラムが吸 引出口チューブに接続されたリテーナを押圧する。リテーナおよび吸引チューブ は、流体チャンバから離れてストップリングに向かう方向に付勢される。この結 果、スプリングが圧縮され、ブレードを備えた内部チューブ部材が切断位置へと 向かってスライドする。 本発明は、管内の閉塞物を除去するカテーテル装置に関する。以下に説明する ように、本発明のカテーテル装置は、従来技術に対して顕著な利点を有する。発明の開示 本発明の目的の1つは、管内の閉塞物を除去する外科手術装置を提供すること である。 本発明の他の目的は、管内の閉塞物を除去するカテーテル装置を提供すること である。 本発明の他の目的は、回転しながら往復する切断ヘッドを備えたカテーテル装 置を提供することである。 本発明のさらに他の目的は、不要物を管状通路から吸引するカテーテル装置を 提供することである。 本発明のさらに他の目的は、引き込まれて覆われ得る切断ヘッドを備えたカテ ーテルを提供することである。 本発明のさらに他の目的は、管内の閉塞物を除去する方法を提供することであ る。 本発明のさらに他の目的は、回転しながら往復する切断ヘッドを使用して管内 の閉塞物を切断し除去する方法を提供することである。 本発明のこれらの目的および以下の記載から明らかになるであろう他の目的に したがって、本発明により、管内の閉塞物を除去する装置が提供される。 本発明の装置は、 患者の体内に挿入される末端部と基端部とを備えたカテーテル、 カテーテルの末端部内に配置されており、長手方向および回転方向の移動を同 時に行う末端ピストン、および 末端ピストンに取り付けられており、末端ピストンとともに長手方向および回 転方向の移動を同時に行う切断ヘッド、を備えている。 末端ピストンは閉じた波形溝をその外周表面に備えており、波形溝は、カテー テル末端部の内面側に固定された少なくとも1つの静止ピンを受け入れる。 さらに、本発明により、管内の閉塞物を除去する方法が提供される。本発明の 方法は、 長手方向および回転方向の移動を同時に行う切断ヘッドを備え患者体内に挿入 される末端部を有するカテーテルを用意して、 切断ヘッドをカテーテルの末端部内に維持した状態で、患者体内の管状部内に カテーテルの末端部を挿入して、 カテーテルの末端部を除去すべき目的物の近傍に位置せしめ、そして 切断ヘッドを長手方向および回転方向に同時に移動させて、切断ヘッドをカテ ーテルの末端部から突出させ、除去すべき目的物を切断するものである。図面の簡単な説明 本発明を添付の図面を参照して説明する。図面は、本発明を限定するためにで はなく一例として与えられたものである。各図において、同じ参照数字は同じ要 素を示している。 図1は、本発明の一具体例に係る装置の末端部分を示す断面図である。 図2は、図1に示した具体例の末端部分を同寸法で示す図である。 図3は、波形溝の説明図である。末端部分の回転方向を定める切欠き部を示し ている。 図4は、本発明の一具体例に係る装置の基端部分を示す断面図である。 図5は、本発明の他の具体例に係る装置の末端部を示す断面図である。 図6は、本発明の他の具体例に係る装置の基端部を示す断面図である。 図7は、本発明の他の具体例に係る装置の末端部を示す断面図である。この具 体例においては、案内ワイヤは、固定されたワイヤシステムによって構成されて いる。発明を実施するための最良の形態 以下の記載において、患者の体内に挿入するように設計されたカテーテル端部 を“末端部”という。また、患者の体外に止どまるように設計された他方の端部 を“基端部”という。したがって、“末端方向”や“末端側に”というときは基 端部から末端部へと向かう方向を示し、“基端方向”や“基端側に”というとき はその反対の方向を示す。 本発明により、管内の閉塞物を除去するための切断ヘッドを備えたカテーテル 装置が提供される。切断ヘッドは、第1位置から第2位置へと往復運動すること が可能である。第1位置においては、切断ヘッドはカテーテルチューブの端部に 引き込まれて、該チューブに覆われている。第2位置においては、切断ヘッドは カテーテルチューブの端部を越えて突出している。 切断ヘッドは、往復運動することが可能であるが、この往復運動を行いながら 回転する。 このような切断ヘッドの往復および回転を同時に行う動きは、切断ヘッドが取 り付けられているピストンに流体(気体または液体)圧を直接負荷することによっ て達成される。流体圧が負荷されると、このピストンは往復および回転を同時に 行う。このピストンの動きは、ピストンに取り付けられた切断ヘッドに直接伝わ る。 後に説明するように、流体圧は脈圧である。そして、切断ヘッドはスプリング による付勢力に助けられて第1位置つまりカテーテルチューブに覆われた位置へ と移動する。 流体はピストン(以下、末端ピストンという)に直接作用して切断ヘッドを駆動 するものであってピストンを通過するものではないから、流体圧を伝えるチュー ブは1本だけでよい。このような構成は、タービンや他の駆動手段に流体を送っ たり取り出したりするために複数のチューブを使用していた従来の装置に比べて 特に有利である。 末端ピストンに作用する流体圧は、カテーテルチューブの基端部に配置された もう1つのピストン(以下、圧力ピストンという)によって負荷される。圧力ピス トンは、往復駆動ユニットに接続されている。2つのピストンの動きは同期して いる。圧力ピストンを基端側(原文通り)に押圧するとチューブ内の圧力が上昇し 、その結果、末端ピストンも同じ方向に移動する。同時に、末端ピストンは回転 移動を行う。この回転は、末端ピストンの本体に形成された波形溝によって達成 されるものであり、末端ピストン本体は静止ピンに対して回転する。圧力ピスト ンが基端側に引っ込むとチューブ内の圧力が低下する。そして、スプリング力お よびチューブ内の負圧に付勢されて末端ピストンが基端方向に移動する。これと 同時に、末端ピストンおよび切断ヘッドが前記と同様の原理で回転する。この複 合的な動きにより、管内の閉塞物質の切断が容易となる。 本発明は、切断ヘッドが目的物(例えば、閉塞物)を切断した位置から不要組織 を除去する手段を提供する。本発明の一具体例によれば、除去された不要物はカ テーテル内の環状通路を通して排出される。この環状通路は、前述の流体圧を末 端ピストンに伝達するチューブが他の外部チューブ内に同心円状に配置された場 合に形成される。この具体例においては、第3のピストン(以下、吸引ピストン という)、負圧シリンダ、または同等の吸引ポンプによって、血液と切除された 物質(組織や不要物等)とを吸引することができる。吸引ピストンは、カテーテル 装置の基端部に配置されている。 本発明の他の具体例においては、不要組織は回収チャンバ内に回収することに よって除去される。回収チャンバは、切断ヘッドと末端ピストンとの間に配置さ れる。 前にも述べたように、切断ヘッドは第1位置、つまりカテーテルチューブ内に 引き込まれて覆われた位置に位置することができる。カテーテルの末端部を患者 の体内に挿入して移動させるときには、切断ヘッドは第1位置に保持されて、管 内における安全な通過を確保し、管に孔を開けてしまうことが防止される。 図1〜3は、本発明の一具体例におけるカテーテルの末端部を示している。図 1および2に示されているように、カテーテルは可撓性を有する外部チューブ1 で構成されている。外部チューブ1内には、内部チューブ2が同心円状に配置さ れている。内部チューブ2には、必要に応じて、補強材3が組み込まれる。 外部チューブ1と内部チューブ2との間には、環状通路4が規定される。外部 チューブ1の末端部はジャケット5内に位置している。シリンダ6がジャケット 5内に同心円状に配置されている。シリンダ6は、その末端部に形成された複数 の突起8および基端部に形成された複数の突起9においてのみ、ジャケット5と 接触している。複数の突起8および9は、シリンダ6の外周面の円周方向に沿っ て等間隔で離散的に配置されている。隣接する突起の間に間隔があるので、シリ ンダ6とジャケット5との間には、開口した環状通路10が規定される。後に説明 するように、環状通路10を通して血液および不要組織を除去することができる。 内部チューブ2は、末端部においてシリンダ6に接続されている。末端ピスト ン7がシリンダ6内に収容されている。末端ピストン7は、内部チューブ2を通 して供給される流体28によって駆動される。末端ピストン7の末端部に配置され たシール手段(例えば、Oリング)11は、内部チューブ2とチャンバ12との間の液 密シールを提供する。流体28の圧力は、装置基端側に源を発するものであって、 脈圧である。この脈圧の原理については、図4を参照して後に説明する。 内部チューブ2内の流体28の圧力が上昇すると、末端ピストン7が回転しつつ 末端方向に付勢される。末端ピストン7の回転移動は、末端ピストンの外周表面 に形成された閉じた波形溝13によって達成される。末端ピストン7のこの動きは 、1または2以上の静止ピン14によって与えられる。静止ピン14は、シリンダ6 に組み付けられており、波形溝13内に突出している。閉じた波形溝13のパターン は、ピン14の数に応じて異なり、回転移動に対する往復移動の所望の比率によっ ても異なる。 内部チューブ2内の流体圧が低下すると、末端ピストン7はスプリング手段15 ににより基端方向に押圧されるとともに、内部チューブ2内に形成された負圧に より基端方向に引っ張られる。同時にピストン7は、前に説明したのと同じ方法 で回転移動する。つまり、波形溝13と静止ピン14との協働によってピストン7が 回転する。 切断ヘッド16がジャケット内に収容されている。切断ヘッド16はステム17を備 えており、このステム17は、シリンダ6の中央貫通孔18を通過して末端ピストン 7に接続されている。切断ヘッド16の末端部分には、1または2以上の切断ブレ ード19が設けられている。血液および切断ヘッドにより切除された不要組織は、 切断ヘッド16に設けられた開口部21を通って、チャンバ20内へと排出される(図 2参照)。切断ヘッド16は、末端ピストン7に接続されているので、末端ピスト ン7と同じ回転および往復移動を行う。この複合的な動きにより、閉塞物の切除 が容易となる。 図1および2において、切断ヘッド16は最も末端側に配置された状態で示され ている。内部チューブ2を通して末端ピストン7に流体圧が負荷されていない場 合は、スプリング15が切断ヘッド16を付勢して基端方向に移動させるので、切断 ヘッド16はジャケット5内に隠れる。このように切断ヘッド16が隠れることによ り、患者体内の管状部にカテーテルを挿入する際に管壁を傷付けることが防止さ れる。ピストン7が所定方向に回転する機構については図3を参照して後に説明 する。 案内ワイヤ22が切断ヘッド16の前面から末端方向に延びており、患者体内の管 状部内においてカテーテルを案内する。案内ワイヤ22は内部チューブ2内を通過 して基端部まで延びている。末端部において案内ワイヤ22は、末端ピストンの貫 通孔23およびステム17の貫通孔24を通過する。他の具体例においては、案内ワイ ヤ22はもっと短くてもよく、その基端部はシリンダ6の内周面に接続されていて もよい。案内ワイヤは、図1および5に示すように、カテーテル装置を貫通して 延びていてもよい。代わりの構成として、図7に示したように、案内ワイヤは固 定されたワイヤシステムを採用してもよい。図7の例においては、案内ワイヤ22 の一端がカテーテル装置のハウジング81に固定されている。 案内ワイヤ22と末端ピストン7との間に液密シールを構成するためのシール手 段が提供されている。このシール手段(例えば、Oリング)25は、凹部26内に配置 されており、保持リング27によって所定位置に保持されている。 図3は、ピストン7が所定方向に回転する方法を示している。図3には、閉じ た波形溝13の展開図が示されている。破線1−1および破線2−2は、同じ位置 を示している。波形溝13は、長手方向に対称であるので、末端ピストン7の回転 方向には影響を及ぼさない。傾斜した切欠き部(cut out)30、31が回転方向を決 定する。 図3において、末端ピストン7の基端方向への移動は、閉じた波形溝13の右側 へ向かう動きと等価である。静止ピン14が切欠き部31の位置にきたとき、末端ピ ストンの上方への移動が起こる。この移動は、末端ピストン7の反時計方向への 回転(CCW回転)と等価である(基端方向に見た場合)。末端ピストン7が末端方 向へ移動する場合にも同様にCCW回転が生じるが、この場合には、それは切欠 き部31ではなく切欠き部30の位置にくる。回転方向は切欠き部30、31の傾斜方向 に依存して変わる。この結果として、連続的にCCW回転を行いながら往復運動 を行うことができる。 図4は、本発明の一具体例に係る装置の基端部を示している。この基端部は、 幾つかの機能を有する。 (a) 切断ヘッド16から血液および不要組織を吸引する。 (b) 末端ピストン7を移動させるのに必要な脈圧を作り出す。 (c) 案内ワイヤ22の移動を制御し、必要があればその位置を固定する。 図4に示されているように、外部チューブ1および内部チューブ2は大略長方 形の支持ブロック40に接続されている。前述したように、環状通路4は、外部チ ューブ1と内部チューブ2との間に規定される。血液および不要組織は、環状通 路4を通ってカテーテルの末端部から基端部へと運ばれる。図示されているよう に、通路4はチャンバ41内へと開口している。 ダクト42がチャンバ41とチャンバ43とを接続している。作動中においては、カ テーテルの末端部における吸引は、吸引ピストン44が上方に移動したときに起こ る。シール手段(例えば、Oリング)45は、チャンバ43内の負圧を維持する。吸引 ピストン44が上方に移動して負圧が作り出されると、チェックバルブ46が開くと 同時にチェックバルブ47が閉じる。そして、これにより、カテーテルの末端部か らチャンバ43内へと血液および不要組織が吸引される。 吸引の後で、吸引ピストン44は下方に移動する。吸引ピストンが下方へと移動 すると、チェックバルブ46が閉じるとともにチェックバルブ47が開く。こうして 、血液および不要組織がチャンバ43からチューブ49を介して着脱可能な回収バッ グ48へと排出される。負圧を維持するために、開口部42およびチャンバ43はプレ ート50によって閉じられている。プレート50はシール手段(例えば、弾性体から なるガスケット)51を備えており、スクリュー52を使用してブロック40に組み付 けられている。 往復駆動ユニット53がスクリュー54を使用してプレート50に固定されている。 駆動ユニット53は、往復運動を与えるものであれば、どのようなものであっても よく、例えば、リニアアクチュエータやクランク機構等が考えられる。駆動ユニ ット53は、ロッド56を介して吸引ピストン44に接続されている。ロッド56は、シ ール手段(例えば、Oリング)57を通過して延びている。駆動ユニット53はスイッ チ55で作動する。 シール手段(例えば、Oリング)59を備えた圧力ピストン58がロッド56に接続さ れている。ロッド56は、駆動ユニット53の一部分である。駆動ユニット53とそこ に取り付けられた圧力ピストン58との往復運動が脈圧を作り出す。これらの脈圧 は開口部60、チャンバ61、および内部チューブ2を介して末端ピストンへと伝達 される。必要に応じて、開口部62およびバルブ63を通して流体28を内部チューブ 内に加えることができる。 ブロック40は他の開口部64を備えており、案内ワイヤ22がこの開口部64内を通 過している。シール手段(例えば、Oリング)65が凹部66内に配置されており、ブ ロック40と案内ワイヤ22との間に液密シールを構成している。シール手段65に作 用する圧力は、ねじの切られたフィッティング67によって維持される。案内ワイ ヤ22は開口部68およびチャック69を通過する。これらは固定ナット70の一部分で ある。固定ナット70を締め付けると、チャック69がテーパ状の凹部71および案内 ワイヤ22に対して押圧される。この結果、案内ワイヤ22の移動が禁止される。 図5は、カテーテルの末端部の他の具体例を示している。この具体例における 基本的な考え方は、図1〜3の具体例の場合と同様である。これらの2つの具体 例の違いは、閉塞部位から不要組織を除去する方法にある。図1〜3の具体例に おいては、不要物はカテーテルを介して基端部へと吸引されている。図5の具体 例においては、不要物は、切断ヘッドに隣接する回収チャンバに回収され、カテ ーテルが患者から取り出された後に回収チャンバから排出される。 図5においては、カテーテルはチューブ80を備えている。このチューブ80には 、必要に応じて補強材83が組み込まれる。チューブ80の末端部はハウジング81内 に配置されている。末端ピストン7はハウジング81内に収容されている。末端ピ ストン7は、チューブ80を通して供給される流体28によって駆動される。末端ピ ストン7の末端部に配置されたシール手段(例えば、Oリング)11がチューブ80と チャンバ12との間に液密シールを構成する。流体28の圧力は、装置の基端部に源 を発するものであって、脈圧である。脈圧を発生させる方法については図6を参 照して後に説明する。 チューブ80内の流体圧が上昇すると、末端ピストン7は回転移動を行いながら 末端方向に付勢される。回転移動は、末端ピストン7の外周表面に形成された閉 じた波形溝13によって達成される。この末端ピストン7の移動は、1または2以 上の静止ピン14によって与えられる。静止ピン14は、ハウジング81に組み込まれ ており、波形溝13内に突出している。閉じた波形溝13のパターンはピン14の数に 応じて異なり、回転移動に対する往復移動の所望の比率によっても異なる。 チューブ80内の流体圧が低下すると、末端ピストン7はスプリング手段15によ って基端方向に押圧されるとともに、チャンバ80内に形成された負圧により基端 方向に引っ張られる。同時にピストン7は、前に説明したのと同じ方法で回転移 動する。 切断ヘッド16がハウジング81内に収容されている。切断ヘッド16はステム17を 備えており、このステム17は、ハウジング81の中央貫通孔18を通過して末端ピス トン7に接続されている。切断ヘッド16の末端部分には、1または2以上の切断 ブレード19が設けられている。血液および不要組織は、切断ヘッド16に設けられ た開口部21を通って、チャンバ82内に回収される。切断ヘッド16は、末端ピスト ン7に接続されているので、末端ピストン7と同じ回転および往復移動を行う。 この複合的な動きにより、閉塞物の切除が容易となる。 図5において、切断ヘッド16は最も末端側に配置された状態で示されている。 末端ピストン7に圧力が負荷されていない場合は、スプリング15が切断ヘッド16 を付勢して基端方向に移動させるので、切断ヘッド16はハウジング81内に隠れる 。このように切断ヘッドが隠れることにより、患者体内の管状部内にカテーテル を挿入する際に管壁を傷付けることが防止される。ピストン7が所定方向に回転 する機構については図3を参照して既に説明した。 図5に示したように、案内ワイヤ22が切断ヘッド16の前面から末端方向に延び ており、患者体内の管状部内においてカテーテルを案内する。案内ワイヤ22はチ ューブ80内を通過して基端部まで延びている。案内ワイヤ22の末端部は、末端ピ ストン7の貫通孔23およびステム17の貫通孔24を通過する。代わりの構成として 、案内ワイヤ22はもっと短くてもよく、その基端部はハウジング81の内周面に接 続されていてもよい。案内ワイヤ22と末端ピストン7との間に液密シールを構成 するためのシール手段が提供されている。このシール手段(例えば、Oリング)25 は、 凹部26内に配置されており、保持リング27によって所定位置に保持されている。 図6は、装置基端部の他の構成を示している。図6に示された基端部は2つの 機能を有する。 (a) 末端ピストン7を移動させるのに必要な脈圧を作り出す。 (b) 案内ワイヤ22の移動を制御し、必要があればその位置を固定する。 図6に示されているように、シリンジポンプ(syringe pump)91がブラケット95 およびクランプ92を使用して駆動ユニット96のハウジングに固定されている。シ リンジピストン90がブラケット93を使用してロッド94に接続されている。ロッド 94は往復移動する駆動ユニット96の一部分である。駆動ユニット96は、往復運動 を与えるものであれば、どのようなものであってもよく、例えば、リニアアクチ ュエータやクランク機構等が考えられる。この移動の速度および方向は、駆動ユ ニット96により制御される。駆動ユニット96はスイッチ97によって作動する。シ リンジピストン90が移動すると、流体28に脈圧が発生する。この脈圧は、チュー ブ80を介してカテーテルの末端部に伝達される。 図6に示したように、カテーテルの基端部はさらに、T字状の枝分かれしたフ ィッティング98を備えている。案内ワイヤ22がフィッティング98の開口部を通過 する。シール手段65が凹部66内に配置されており、ブロック支持フィッティング 98と案内ワイヤ22との間に液密シールを構成している。シール手段(例えば、O リング)65に作用する圧力は、フィッティング67によって維持される。案内ワイ ヤ22は開口部68およびチャック69を通過している。これらは固定ナット70の一部 分である。固定ナット70を締め付けると、チャック69がテーパ状の凹部71および 案内ワイヤ22に対して押圧される。この結果、案内ワイヤの移動が禁止される。 このカテーテルの多くの要素に使用される材料は、従来のカテーテルを構成す る材料として知られているものから選択することができる。前述の組み込まれた 補強材も同様に、ナイロン等の知られた材料から織ったストランドまたは積層し たストランドから構成することができる。 本発明をカテーテル装置として説明してきたが、当該装置の全体的な構造はす べてのタイプのドリル装置に容易に適用することができる。そのようなドリル装 置としては、スケールの大きな穿油(oil drilling)装置や地面に穴を掘るボーリ ング装置等も含まれる。 ある特定の手段、材料、および具体例を参照して本発明を説明したが、この分 野における当業者であれば以上の記載から本発明の本質的な特徴を理解すること ができる。そして、以下の請求の範囲に記載する本発明の精神および範囲から逸 脱することなく多様な変更および修正を為すことができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FR,GB,GR,IE,IT,LU,M C,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF,CG ,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE,SN, TD,TG),AT,AU,BB,BG,BR,BY, CA,CH,CN,CZ,DE,DK,ES,FI,G B,GE,HU,JP,KG,KP,KR,KZ,LK ,LU,LV,MD,MG,MN,MW,NL,NO, NZ,PL,PT,RO,RU,SD,SE,SK,T J,TT,UA,UZ,VN

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.管内の閉塞物を除去するための装置であって、 患者の体内に挿入される末端部と基端部とを備えたカテーテル、 カテーテルの末端部内に配置されており、長手方向および回転方向の移 動を同時に行う末端ピストン、および 末端ピストンに取り付けられており、末端ピストンとともに長手方向お よび回転方向の移動を同時に行う切断ヘッドを備えており、 末端ピストンは、その外周表面上に閉じた波形溝を有しており、波形溝は、カテ ーテル末端部の内面側に固定された少なくとも1つの静止ピンを受け入れるもの である、閉塞物除去装置。 2.前記切断ヘッドは、カテーテルの末端部内に配置されており、 切断ヘッドは、その長手方向移動経路中の一の位置においてはカテーテルの末 端部内位置している一方、他の一の位置においてはカテーテルの末端部を越えて 突出している、請求項1記載の閉塞物除去装置。 3.前記切断ヘッドは、切断ブレードを少なくとも1つ備えている、請求項1記 載の閉塞物除去装置。 4.前記カテーテルは、切断ヘッドに切断された物質を受け入れるチャンバを末 端ピストンと切断ヘッドとの間に備えており、 切断ヘッドは、切断された物質が前記チャンバへと移動するための貫通孔を少 なくとも1つ備えている、請求項1記載の閉塞物除去装置。 5.前記チャンバはカテーテルの基端部にまで延びる通路に接続されている、請 求項4記載の閉塞物除去装置。 6.前記カテーテルは、末端ピストンおよび切断ヘッドを貫通して延びる案内ワ イヤを備えている、請求項1記載の閉塞物除去装置。 7.前記案内ワイヤはカテーテルの末端部を越えて延びている、請求項6記載の 閉塞物除去装置。 8.前記カテーテルは、その基端部付近に、枝分かれしたフィッティグを備えて おり、 案内ワイヤは、枝分かれしたフィッテイングを通ってカテーテル内に侵入して いる、請求項6記載の閉塞物除去装置。 9.前記枝分かれしたフィッティングは案内ワイヤを固定する手段を備えている 、請求項8記載の閉塞物除去装置。 10.前記カテーテルの基端部には、末端ピストンに流体圧を負荷して該末端ピス トンを駆動するポンプ手段が配置されている、請求項1記載の閉塞物除去装置。 11.前記ポンプ手段は往復ポンプ手段を備えている、請求項10記載の閉塞物除去 装置。 12.前記ポンプ手段はデュアルポンプ手段を備えており、 該デュアルポンプ手段は、末端ピストンに流体圧を負荷して該末端ピストンを 駆動するとともに、負圧を作り出して切断ヘッドで切断された物質をカテーテル の末端部から吸引するものである、請求項11記載の閉塞物除去装置。 13.前記ポンプ手段は、デュアルポンプとしての機能を果たす一のピストンを備 えている、請求項12記載の閉塞物除去装置。 14.前記ポンプ手段は、カテーテルの末端部から吸引された物質を回収するチャ ンバを備えている、請求項12記載の閉塞物除去装置。 15.前記ポンプ手段は、内部を案内ワイヤが通過している支持ブロックに取り付 けられている、請求項10記載の閉塞物除去装置。 16.前記支持ブロックは案内ワイヤを固定する手段を備えている、請求項15記載 の閉塞物除去装置。 17.管内の閉塞物を除去する方法であって、 長手方向および回転方向の移動を同時に行う切断ヘッドを備え患者体内に挿入 される末端部を有するカテーテルを用意する工程、 切断ヘッドをカテーテルの末端部内に維持した状態で、患者体内の管状部内に カテーテルの末端部を挿入する工程、 カテーテルの末端部を除去すべき目的物の近傍に位置せしめる工程、および 切断ヘッドを長手方向および回転方向に同時に移動させて、切断ヘッドをカテ ーテルの末端部から突出させ、除去すべき目的物を切断する工程を含んでいる、 閉塞物除去方法。 18.前記カテーテルの末端部で切断ヘッドの後方に配置されたチャンバ内に、切 断ヘッドによって切断された物質を回収する工程をさらに含んでいる、請求項17 記載の閉塞物除去方法。 19.前記切断ヘッドにより切断された物質を吸引する工程、および吸引された物 質をカテーテルの基端部から排出する工程をさらに含んでいる、請求項17記載の 方法。 20.管内の閉塞物を除去するための装置であって、 患者の体内に挿入される末端部と基端部とを備えたカテーテル、 カテーテルの末端部内に配置されており、長手方向および回転方向の 移動を同時に行う末端ピストン、および 末端ピストンに取り付けられており、末端ピストンとともに長手方向 および回転方向の移動を同時に行う切断ヘッドを備えており、 末端ピストンには少なくとも1つの静止ピンが固定されており、該静止ピンは、 カテーテルの末端部の内面に形成された閉じた波形溝内に受け入れられている、 閉塞物除去装置。
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