JPH10503307A - 画像識別装置 - Google Patents

画像識別装置

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JPH10503307A
JPH10503307A JP8505634A JP50563494A JPH10503307A JP H10503307 A JPH10503307 A JP H10503307A JP 8505634 A JP8505634 A JP 8505634A JP 50563494 A JP50563494 A JP 50563494A JP H10503307 A JPH10503307 A JP H10503307A
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俊雄 佐藤
輝比古 宇野
利勇 平沢
博 高橋
和代 中川
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株式会社 東芝
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Abstract

(57)【要約】 対象物のカラー画像を識別するための装置よび方法。対象物の画像はデジタル化され、対象物を含む画像のカットオフ部分が求められる。カットオフ部分の画像データは正規化される。正規化された画像の選択された画素は、R、G、およびB色構成要素を含むぼがし処理された画像を提供するために、ぼかし処理にさらされる。ぼかし処理された画像データのH、V、およびC構成要素が計算され、そのV、cおよびd構成要素が、H、VおよびC構成要素から計算される。色特徴抽出部が、識別される対象物を表すパラメータをc構成要素データとd構成要素データから計算する。このパラメータは、計算されたパラメータに従い分類される1つまたは複数の画像を、ターゲット画像を記憶するメモリから検索するためのメモリ制御部に提供される。マッチング部は、各検索されたターゲット画像をVcd構成要素データにマッチングさせ、どのターゲット画像がもっとも類似しているのかを判断する。

Description

【発明の詳細な説明】 「画像識別装置」 技術分野 本発明は、概して、画像識別装置に関し、特に精度および速度をもってカラー 画像およびパターンを識別する機能を持つ画像識別装置に関する。 発明の背景 特開平04−54681号公報は、不特定の対象物からある特定の対象物を検 出し、識別する方法を開示する。この方法は、カラー画像から頻度分布パターン を作成し、頻度分布パターンを基準パターンと比較することにより紙幣を検出し 、識別することを含む。 特願平5−176962号公報は、カラー画像を、その二次パターンをぼかし 、二次パターンを標準パターンと比較することにより識別する方法を開示する。 カラー画像の頻度分布パターンを基準パターンと比較する識別方法、あるいは 色パターンがぼかされ、標準パターンと比較される識別方法のような従来のカラ ー画像識別方法では、使用可能な登録済み標準パターンのすべてとの比較を行う 必要がある。したがって、かなりの数の標準パターンが存在する場合には比較を 行うには多大な時間が必要となるため、高スピードで識別を行うのは困難である 。 発明の要約 したがって、本発明は、関連した技術の制限および不利のための問題の1つ以 上を実質上未然に防ぐ画像識別装置を目的とする。 本発明の作用効果を実現するため、および本発明の目的に従がって実現され幅 広く記述されるように、本発明は、デジタル画像データにより表現される画像を 識別するための装置を提供することを目的とする。この装置は、識別されるイメ ージの事前に決定された特徴に対応する特徴データをデジタル画像データから抽 出するための手段、少なくとも1つのターゲット画像を表すターゲット画像デー タを記憶するためのメモリ、抽出された特徴データに従いターゲット画像データ をメモリから検索するための、抽出手段に反応する手段、およびデジタル画像デ ータと検索されたターゲット画像データの類似度を判断するための手段を具備す る。 また、本発明に従い、デジタル画像データにより表現される画像を識別するた めの手段も提供される。装置には、事前に決定された部分を表すカテゴリ・パラ メータを計算する目的で、デジタル画像データの事前に決定された部分を受け取 るために連結される第1回路、少なくとも1つのターゲット画像を表すターゲッ ト画像データを記憶するためのメモリ、カテゴリ・パラメータに対応するメモリ ・ターゲット画像データから検索する目的で、メモリに連結され、カテゴリ・パ ラメータを受け取るためのメモリ制御部、およびデジタル画像とターゲット画像 データの間の類似度を表す類似度パラメータを判断する目的で、デジタル画像デ ータおよび検索されたターゲット画像データを受け取るために連結される第2回 路を具備する。 さらに、本発明に従い、デジタル画像データにより表現される画像を識別する ための方法が提供される。方法は、識別されるイメージの事前に決定された特徴 をデジタル画像データから抽出するステップと、抽出された事前に決定された特 徴に従い少なくとも1つのターゲット画像を表すターゲット画像データをメモリ から検索するステップと、デジタル画像データと検索されたターゲット画像デー タの間の類似度を判断するステップとを含む。 図面の簡単な説明 明細書に取り入れられ、明細書の一部を構成する添付の図面は、本発明の実施 例を図解し、前記に示される本発明の一般的な記述および下記に示される実施例 の詳細な記述とともに、本発明の目的、優位点および原則を説明するのに役立つ 。 図1は、本発明の第1実施例の画像識別装置のブロック図である。 図2は、カラー画像入力部により選択される対象物の例の図解である。 図3は、画像データ記憶部内に記憶されるカラー画像データの配列の例の図で ある。 図4は、画像データ記憶部内に記憶されるカラー画像データの1つのカラー構 成要素データの配列の例の図である。 図5は、対象物検出/カットオフ部ならびに垂直方向および水平方向の累積画 像データにより認識される対象物の位置を判断するためのデータ配列の例の図で ある。 図6は、認識される対象物の4つの角の識別を示す図解である。 図7は、対象物検出/カットオフ部のブロック図である。 図8は、固定サイズに変換されるカラー画像データの1つのカラー構成要素デ ータの配列の例の図である。 図9は、処理された結果として正規化変換部に記憶されるデータの配列の図で ある。 図10は、正規化変換部のブロック図である。 図11は、画像ぼかし部によりサンプリングされる70のサンプル点画素の図 である。 図12は、画像ぼかし部により使用される近傍画素加重係数の図である。 図13は、画像ぼかし部から出力される処理された結果の例の図である。 図14は、画像ぼかし部に記憶されるぼかし処理された入力データの配列の例 の図である。 図15は、画像ぼかし部のブロック図である。 図16は、値/色相/彩度変換部により変換される値/色相/彩度値の概念的 なグラフ図である。 図17は、RGB値の変換用のニュラルネットワークの図解である。 図18は、加重係数を求めるために使用される計算上の配列の図解である。 図19は、RGB値の変換に使用されるデータの表である。 図20は、値/色相/彩度変換部のブロック図である。 図21は、色データの図である。 図22は、色特徴抽出部のブロック図である。 図23Aは、辞書データ記憶部で使用されるデータ・フォーマットの例を図解 する。 図23Bは、辞書データ制御部および辞書データ記憶部のブロック図である。 図24は、パターン・マッチング部により認識される例の図である。 図25は、パターン・マッチング部で使用される辞書データの1つのカテゴリ の例の図である。 図26は、パターン・マッチング部のブロック図である。 図27は、パターン・マッチング部の代替構成を示すブロック図である。 図28は、本発明の第2の実施例の画像識別装置のブロック図である。 図29は、第2の実施例での色特徴抽出部により分類されるデータの範囲を示 す概念図である。 図30は、第2実施例での色特徴抽出部のブロック図である。 図31は、第2実施例での辞書データ記憶部に記憶されるデータの配列の例の 図である。 図32は、本発明の第3実施例の画像識別装置のブロック図である。 図33は、認識される対象物を含むカタログの例の図である。 図34は、第3実施例のデータベースに記憶されるデータの配列の例の図であ る。 図35Aは、第3実施例のディスプレイ装置に表示される画面の例の図解であ る。 図35Bは、第3実施例のディスプレイ装置に表示される画面の別の例の図解 である。 図36は、本発明の第4実施例の画像識別装置のブロック図である。 図37は、識別される郵便切手の例の図解である。 図38は、第4実施例の辞書データ記憶部で使用されるデータ・フォーマット の例を図解する。 図39は、色特徴抽出部の別の構成のブロック図である。 図40は、色特徴抽出す装置のさらに別の構成のブロック図である。 好ましい実施例の態様 以下、本発明の実施例を、図面を参照して記述する。 図1は、本発明の第1の実施例の画像識別装置100の構成を示すブロック図 である。装置100は、識別される対象物Pのカラー画像を表現するアナログ信 号を提供するためのカラー・テレビ・カメラ(「TVカメラ」)102、TVカ メラ102からアナログ信号を受信するために連結されるカラー画像入力部10 4、入力部104の出力に連結される画像データ記憶部106を具備する。装置 100は、記憶部106の出力に連結される対象物検出/カットオフ部108、 部分108の出力に連結される正規化変換部110、および部分10の出力に連 結される画像ぼかし部112も具備する。装置100は、さらに、部分112の 出力に連結される値/色相/彩度変換部114、変換部114の出力に連結され る色特徴抽出部116、および辞書データ制御部120の出力に連結される基準 データを記憶するための辞書データ記憶部118を具備する。装置100の制御 部120は、抽出部116および部分118に連結され、部分118に関連する 読取り機能、書込み機能、および制御機能を実行する。装置100は、変換部1 14および制御部120の両方の出力に連結される比較機能および区別機能用の パターン・マッチング部122も具備する。さらに、識別結果出力部124は、 部分122の出力に連結される。 図2は、識別される対象物を図解する。たとえば、全体的な画像200に含ま れるのは、背景204、たとえば白で、陰影が付けられた、または黒の背景に装 填される少なくとも2色の構成要素で印刷される場面画像202である。 次に、画像識別装置100のさまざまな要素を詳細に記述する。 識別される場面画像202およびその中に対象物Pが含まれる全体的な画像2 00の一部のような対象物Pのカラー画像は、カラー画像のアナログ画像信号を カラー画像入力部104に提供するTVカメラ102により撮像される。部分1 04は、画像信号をデジタル化するための従来の回路を具備し、画像データ記憶 部106に対し、記憶するために、アナログ画像信号に対応するデジタル・カラ ー画像データを提供する。この実施例においては、記憶部106はRAMであり 、デジタル化されたカラー画像は、たとえば、R、G、およびB画像ごとに1画 素あたり1バイトのR(赤)画像、G(緑)画像、およびB(青)画像として、 水平画像方向での512の画素、および垂直画像方向での512の画素から成る メモリ配列で画像データ記憶部106に記憶される。 対象物検出/カットオフ部108は、画像データ記憶部106に記憶されるR GB画像データから、全体的な画像内で識別される対象物の範囲を決定する。対 象物検出/カットオフ部108は、垂直方向および水平方向で2進画像の画素の 累積データを計算することによりこの機能を実行する。たとえば、部分108は 、1つの色構成要素に(5のような)固定しきい値THRを使用して、しきい値 処理プロセスを実行する。図4は、図3に図解される形式で記憶されるRGB画 像データのG構成要素の画像データの例を図解する。 図5は、図4に図解されるG構成要素データで実行される場合に、しきい値処 理プロセスにより計算されるデータの例である。図5に図解されるように、部分 108は、そ画素のG構成要素がTHRを上回るか、上回らないかに応じてG構 成要素画像データの各画素に「1」ビットまたは「0」ビットを計算する。画素 の各行と列の数「1」ビットを表す累積データが求められる。このような累積デ ータは、下記の図5およびしきい値処理プロセス結果の左側に図示される。それ ぞれ垂直方向と水平方向で「0」ではない、つまり、(図5に図示される)xs s、xse、yssおよびyseである累積データの接続開始点および終了点を 求めることにより、対象物検出/カットオフ部108は、識別される対象物の4 つの角M1、M2、M3、およびM4の座標データを得る。特に、M1は(xs s、yss)に相当し、M2は(xse、yss)に相当し、M3は(xss、 yse)に相当し、M4は(xse、yse)に相当する。図6は、場面画像2 02の部分108により求められるこれら4つの角を表す。 図7は、対象物検出/カットオフ部108の構成のブロック図である。RGB 画像は、バッファ制御部702により出力されるアドレス信号ADR1に従って 画像記憶部106から読み取られ、各R構成要素、G構成要素、およびB構成要 素は、R画像バッファ704、G画像バッファ706、および画像バッファ70 8の中に書き込まれる。と同時に、しきい値プロセッサ710が、「1」で、G 画像のTHRを上回る値を設定される画素だけを設定する。垂直の画素累積部7 12および水平の画素累積部714のそれぞれが、アドレス信号ADR1により 選択されたカウンタを構成する。各部712および714のカウント値は、それ ぞれ画素の各列と行の垂直アドレスおよび水平アドレスに画素値「1」の各ケー スで、1、増加される。 画像全体のしきい値処理プロセスが完了すると、開始点検出部716および7 18ならびに終了点検出部720と722が、0以外である垂直画素累積部71 2および水平画素累積部714のカウント値の両端を検出し、識別される画像の 4つの角(M1、M2、M3、M4)にある接続開始点と終了点xss、xse 、yssおよびyseを求める。 部分108での処理のためのG構成要素データの使用は、G構成要素が、可視 スペクトルの中心近くにあり、それゆえ輝度データをより表しているため好まれ る。当業者は、部分108内での処理から画像データの異なった構成要素または 特徴を使用することが、識別される画像のタイプの関数として適切であることを 認識するであるう。 正規化変換部110は、対象物検出/カットオフ部108により検出された、 識別される画像の4つの角M1、M2、M3およびM4の座標データを使用する と、4つの角により限定される範囲内で画像データのサイズを正規化する。たと えば、部分108から受け取られた、識別される画像のhr(x、y)、h(x 、y)およびhb(x、y)のカラー画像を、任意に限定された垂直のx番目の 画素および水平のy番目の画素内のmr(x、y)、mg(x、y)およびmb (x,y)の画像に正規化するために、以下の等式のセット(1)に定義される 変換が実行される。 この場合、xおよびyは正規化された画像の座標の整数値xss<x<xseお よびyss<y<yseである。 各座標上で行われる正規化演算の結果は、整数として提供される。 図8は、図4に図示されるG構成要素データを正規化した結果生じるデータを 図解する。図8のデータは、図4に図解されるG色構成要素の画像データ画ys t=28およびxst=19の場合に正規化されると、対象物検出/カットオフ 部108により、識別され、求められる画像の座標データxss、xse、ys sおよびyssに基づく。正規化プロセスは、R、GおよびB画像データという 3つの構成要素画像それぞれに関して実行され、図9に図解されるようなデータ ・フォーマットで正規化変換部110に記憶される。 図10は、正規化変換部10の構成のブロック図を図解する。正規化変換部1 10は、アドレス信号ADR3を出力するバッファ制御部1002を具備する。 アドレス変換部1004は、信号ADR3を前記の等式(1)のxおよびyを指 定するアドレス信号ADR2に変換する。信号ADR2は、部分108のバッフ ァ704、706、および708に適用され、それらのバッファに記憶される画 像データを検索する。検索された画像データは、新規アドレス信号ADR3によ り指定されるように、R画像バッファ1006、G画像バッファ1008、およ びB画像バッファ1010の中にそれぞれ書き込まれる一方、バッファ704、 706、および708からのそのアドレスに同等なRGB画像データを読み取る 。 次に、画像ぼかし部112では、正規化変換部110内で正規化され、バッフ ァ1006、1008、および1010に記憶されるRGB画像が、陰影のある 画素ぼかし構成を有するRGB画像に変換される。さらに特定すると、図11は 、データがバッファ1006、1008、および1010内に記憶される画素の 間で1−70の番号が付けられた70のサンプル画素の選択を図解する。サンプ ル画素に加重近傍平均画素値が計算される。図12は、70のサンプル画素の内 の1つの5x5画素から成る典型的な近傍および近傍の画素の値に適用される加 重係数を図解する。このぼかし処理の結果とは、70のサンプル画素の計算され 、加重された近傍平均値だけから成る7つの水平画素と10の垂直画素のぼかし 処理された画像の画素値を計算することである。 この時点で、正規化変換部110により提供される画像サンプル・データの外 側の領域はぼかしのために含められるが、図11の画像領域の周辺にある周辺画 素用データは、画像領域外の領域に画素値「0」を使用して計算される。また、 70のサンプル画素のそれぞれに、5x5の近傍内の画素の総加重合計が計算さ れた後に、合計が、図12に図示される加重係数の合計である18により除算さ れる。図13は、図8に示されるサンプル画素値のこのぼかし処理から生じるぼ かしされた画像データを図解する。ぼかされる画像データは、RGB色のそれぞ れの部分110に記憶される画像データに関して計算される。図14は、画像ぼ かし部分112内に記憶されるRGB色のそれぞれのぼかし処理された画像デー タの例を図解する。 図15は、画像ぼかし部112の構成のブロック図を図解する。画像ぼかし部 112は、R画像ぼかし処理部1502、G画像平均ぼかし処理部1504、お よびB画像ぼかし処理部1506という3つのプロセッサを具備する。これらの 3つのプロセッサは、実質上同じ構成を有しているので、R画像ぼかし処理部1 502の構成だけを詳細に記述する。図15を参照すると、プロセッサ1502 は、アドレス信号ADR4、ADR5、およびADR6を生成するバッファ制御 部1508を具備する。正規化されたR画像は、アドレス信号ADR4により、 正規化変換部110のR画像バッファ1006から読み取られる。プロセッサ1 502は、バッファ1006から読み取られるR画像データ画中に書き込まれる R画像バッファ1510を具備する。この時点で、正規化されたR画像は、周辺 画素が、図11に図解されるように「0」で設定される形式でバッファ1510 に記憶される。 プロセッサ1502は、あるラインバッファから次の秒バッファへの画素デー タのシフトを可能にするために順序通りに接続されるラインバッファ1512、 1514、1516、および1518も具備する。各ラインバッファは、アドレ ス信号ADR5を受信するために連結される。シフトレジスタ1520、152 2、1524、1526および1528は、それぞれ、画像バッファ1510お よびラインバッファ1512−1518に記憶される画素画像データを受信する ために、それぞれ接続される。各シフトレジスタは、5つの画素から成る画素画 像データを記憶することができる。積和演算器1530、1532、1534、 1536、および1538は、それぞれシフトレジスタ1520−1528に記 憶される画素画像データを受信するためにそれぞれ接続される。各積和演算器は 図12に図解される近傍加重係数で、対応するシフトレジスタによって記憶され る5つの画素から成る画素画像データを乗算し、積和を計算するように構成され る。図15では、各積和演算器により適用される画素近傍内の画素の1列の加重 係数が示される。これらの加重係数は、図12に示されるのと同じ関係割合を有 するが、整数として表記される。したがって、たとえば、装置1534は、画素 近傍の中心行の係数を適用する。 加算器1540は、装置1530−1538によりそれぞれ計算される和を受 け取り、これらの和を和Aを提供するために追加する。除算器1542は、和A を受け取り、それを、装置1530−1538により適用される整数加重係数の 和である36に等しい値Bにより除算するために接続される。R画像バッファ1 544は、商A/Bを受け取るために接続され、商A/Bをアドレス信号ADR 6により指定されるアドレスで記憶する。アドレス信号ADR6は、図11に示 される70のサンプル画素に対応する。 画像ぼかし部112の演算では、バッファ制御部1508が、アドレス信号A DR5を作成し、R画像バッファ1510から、図11の70のサンプル画素の 内の1つの近傍の画素の1510画素画像データを検索する。この近傍画素デー タは、シフトレジスタが、サンプル画素の1つの近傍の5x5画素の画像データ を記憶するように、バッファ1510およびラインバッファ1512−1518 を介してシフトレジスタ1520−1528の中に転送される。それから、装置 1530−1538、加算器1540、および除算器1542が、特定のサンプ ル画素の平均画素値を計算する。結果は、アドレス信号ADR7に従い、ぼかし 処理された画像の画素としてバッファ1544に記憶される。 画像ぼがし部112はリアルタイムで画像データを処理できるので、画像バッ ファ1510は必要なく、変換部110から読み取られる画像データは、部分1 12内で直接処理できることが注記される。 値/色相/彩度変換部114では、各R色、G色、およびB色の7個の垂直画 素と10個の水平画素より成るぼかし処理された画像データが、人間の色知覚を 表すのに広く使用される、訂正されたマンセル系のH(色相)値、V(値)値お よびC(彩度)値を示す直交座標に基づく値に変換される。さらに特定すると、 色データは、Vがマンセル系の値構成要素であり、cとdが任意に定義される、 3つの値V、cおよびdにより表記される(「Vcd値」)。図16を参照する と、各HVC値は、色相(H)/彩度(C)面上の極座標に表記できる。その結 果、値cとdは、色相/彩度面上の極座標デのHC値を等式(2)を用いる値c とdに変換することにより定義される。 等式(2)では、値128が、8ビット・データにより表記可能な正の結果を 保証するために、結果に加算される。このRGB値のVcd値への変換は、たと えばニュラルネットワークを使用することにより達成できる。図17に図により 図解されるように、このようなニュラルネットワークは、入力層、出力層、およ び中間層から構成される。RGB値は入力層により受け取られ、Vcd値は出力 層により提供される。 ニュラルネットワークの層の各装置内で使用される加重係数を求める目的で、 中間層の17の装置、R色、G色、およびB色に対応する入力層の3装置、なら びにV値、c値、およびd値に対応する出力層の3つの装置から構成される3層 ニュラルネットワークを使用して研究が行われた。 図18では、ニュラルネットワーク1802の加重係数を求めるために使用さ れる計算上の配置1800を図解する。マンセル変換表1804は、Vcd構成 要素およびHVC値に対応するxyY構成要素を提供する。xyY構成要素は、 RGB値に対応し、それからRGB値を求めることができる既知の色構成要素で ある。図19では、日本工業規格(JIS)Z8721で入手可能なHVC値お よびxyY値の対応する値を表す既知データのテーブルを図解する。 図18では、算術演算部1806がテーブル1804から求められたxyY値 を、以下の等式(3)と(4)に従ったRGB値に変換し、RGB値をニュラル ネットワーク1802に提供する。 ネットワーク1802は、ネットワーク1802の加重係数の現在値に基づい て、RGB値に対応するVcd値を計算する。比較装置1808は、ネットワー ク1802により計算されるVcd値を、テーブル1804からの値に比較し、 ネットワーク1802の変換誤差を求める。ネットワーク1802が加重係数の 調整により正しい変換を学習できるように、このプロセスが反復される。実際に は、学習プロセスは、その時点で変換誤差が色差の単位である0.5NBSであ った約10,000サイクルで終了した。色差のNBS単位は、本明細書に参照 により取り入れられるジョン・ウィリー・アンド・サンズの第2版、G.ウイゼ ッキ(G.Wyszecki)その他による「Color Science − Concepts and Methods, Quantitative Data and Formulae」の826−827ページにより完全に定 義される。 カラー画像データを変換するために使用されるニュラルネットワークの加重係 数の決定は、本明細書に参照により取り入れられる米国特許番号5,162,8 99に開示される。 値/色相/彩度変換部114は、7の水平画素の10の垂直画素のRGBカラ ー画像を、7の水平画素と10の垂直画素から成るVcd画像に変換し、結果を 記憶する。 図20は、値/色相/彩度部114の構成のブロック図である。部分114は 、アドレス信号ADR7を出力するバッファ制御部2002を具備する。このア ドレス信号に基づいて、RGB画像データが、画像ぼかし部112の画像バッフ ァから読み出される。部分114も、それぞれが部分112からのRGB画像デ ータを受け取るために接続される17の積和演算器2010、2012...お よび2014を具備する。 R、GおよびB画像データを受け取るために、17の積和装置のそれぞれの接 続の3点が、図17に図により図示されるニュラルネットワークの入力層の3つ の装置を表す。各積和装置は、W1、W2、およびW3が加重係数であり、IR 、IG、およびIBがそれぞれR、G、およびB画像データであるところの形式 X=W1IR+W2IG+W3IBを有する計算を実行する。 17の装置2010−2014により計算される結果は、17のシグモイド関 数演算器2016、2018、...2020に提供される。各シグモイド関数 装置は、Xが対応する積和装置により計算される結果であるところの、形式Si g(X)=1/(1+e−X)を有する計算を実行する。17の積和装置および 17のシグモイド関数装置はともに、図17に図示される図によるニュラルネッ トワークの中間層を形成する。 3つの積和演算器2022、2024、および2026は、17の装置201 6−2020により計算される結果を受け取るためにそれぞれ接続される。シグ モイド関数演算器2028、2030、および2032は、それぞれ、装置20 22、2024、および2026により計算される結果を受け取るために接続さ れる。装置2022−2026および装置2028−2032は、ともにニュラ ルネットワークの出力層を形成し、中間層の形式に記述されるのと同じ形式を有 する計算を実行する。 V画像バッファ2034、c画像バッファ2036、およびd画像バッファ2 038は、それぞれ、装置2028、2030、および2032により計算され る結果を受け取るために接続され、このような結果は、アドレス信号ADR7に 従いこれらのバッファに書き込まれる。 ここでは、中間層および出力層の積和演算器には、事前に、図18に図解され るように研究されたニュラルネットワークの加重値が提供された。 色特徴抽出部116が、バッファ2034、2036、および2038から値 /色相/彩度変換部114により計算される画像データを表す色データを読み取 る。たとえば、抽出される色特徴を求める目的で、抽出部116は、値/色相/ 彩度変換部114により計算される画像データのc値およびd値を計算する。図 21は、cとdの係数としての、R、YR、Y、GY、G、BG、B、PB、P 、RP、およびNCに対応する色データのプロットを図解する。本明細書の発明 者は任意に構成要素cとdを使用しているが、色データのこの内訳はマンセル系 に対応し、JIS Z8721に開示される。計算される平均値に応じて、図2 1に図解される色データ範囲内に画像が位置する位置は、R、YR、Yなどの内 の1つのような色特徴データとして出力される。 図22は、色特徴抽出部116の構成のブロック図を図解する。抽出部116 は、データが変換部114内に記憶されるc画素画像データおよびd画素画像デ ータをそれぞれ受け取るために接続される加算器2202および2204を具備 する。このデータは、下記に説明するように、パターン・マッチング部122に より作成されるアドレス信号ADR8に応答して70のサンプル画素のそれぞれ の変換部114の画像バッファ2034、2036、および2038から読み取 られる。加算器2202および2204のそれぞれは、70のサンプル画素の画 素画像データの和を計算するように構成される。加算器2202および2204 により計算される和は、除算器2206および2208に適用され、その除算器 のそれぞれは、サンプル画素の総数、つまり70によりそれに適用される和を除 算する。その結果、除算器2206および2208は、識別される画像のcとd の平均値をそれぞれ計算する。ルックアップ・テーブル2210は、図21に図 解される色データに対応する情報を記憶する。 cとdの計算された平均値はアドレス信号として入力され、ルックアップ・テ ーブル2210は、たとえば1(R)、2(YR)、3(Y)、4(G)、5( G)、6(BG)、7(B)、8(PB)、9(P)、10(PR)、および1 1(NC)のような入力された平均値に対応するコードまたは数値を出力する。 さらに、色特徴抽出部16により抽出される色の特徴の場合、画像全体の平均 的な色相および彩度のデータ以外のデータが使用できる。たとえば、ぼかし処理 された画像の70の画素値f(x、y)の分布値/中心値、最高値の画素値、ま たは最低値の画素値が使用でき、本発明の意図の範囲内にある。 辞書データ制御部120は、辞書データ記憶部に記憶される一部の画像データ をパターン・マッチング部122に伝送させ、伝送された部分の選択を色特徴抽 出部116から出力される色特徴に基づかせる。辞書データ記憶部118では、 ターゲットに対応するデータまたは基準画像は、辞書データ収集時に色特徴抽出 部116により計算される色特徴データ・コードに従った異なった記憶位置で記 憶された。この辞書データの初期の記憶は、装置100を使用して識別される画 像の処理に関する前記と同じ方法で達成される。したがって、各ターゲット基準 画像は、ターゲット画像の値/色相/彩度変換部114から出力されるVcd画 像データが、そのターゲット画像の色特徴抽出部116から出力される色特徴デ ータに従い、辞書データ制御部により制御される辞書データ記憶部118に記憶 されるように、撮像され、処理される。図23Aでは、ターゲット画像データが 、図22に図解される抽出部部116によって抽出可能な色特徴データに対応す るカテゴリR、YR、Yなどによりグループ化される記憶部118のデータ・フ ォーマットの例を図解する。 図23Bは、辞書データ制御部120および辞書データ記憶部118の構成を 図解する。記憶部118は、その中で各ターゲット画像が、抽出部116の色特 徴コード出力に従い、カテゴリ内に記憶されるメモリ2302を具備する。辞書 データ制御部120では、デコーダ2304が、たとえば、記憶部118内のメ モリ2302の最上位アドレス・ビットに、識別される画像の色特徴抽出部11 6から出力される色特徴コードを変換する。応答して、カテゴリのターゲット画 像のVcd画像データは、メモリ2302のより上位のアドレス・ビットを制御 することにより指定される色特徴コードに従って出力される。制御部120のア ドレス制御部2306は、パターン・マッチング部122からのアドレス信号A DR9に応答し、メモリ2302のより下位のアドレス・ビットを作成し、デコ ーダ2304からのより上位のアドレス・ビットによって指定されるカテゴリ内 の連続するターゲット画像の読取りを可能にする。制御部120は、パターン・ マッチング部122に提供するために記憶部118から検索される画像データを 受信する画像データ・バッファ2308も具備する。 パターン・マッチング部122は、値/色相/彩度変換部114により出力さ れる識別される画像のVde画像データを、辞書データ記憶部118に記憶され る辞書データから辞書データ制御部120により検索される1つ以上のターゲッ ト画像のVcd画像データと比較し、もっとも類似するターゲット画像を選択す る。画像データ比較時、識別される画像の7x10サンプル画素パターンの、辞 書データのターゲット画像の7x10サンプル画素パターンとの類似度が求めら れる。類似度を求める場合、以下の等式(5)が識別されるサンプルVcd画像 Vs(i)、cs(i)、ds(i)[i=0,1...69]、および辞書タ ーゲットVcd画像Vd(i)、cd(i)、dd(i)[I=0,1,... 69]に実行される。 それから、以下の等式(6)が類似度を判断するために実行される。 たとえば、図24に図解される識別される画像のV画像データの、図25に図 解されるターゲット画像の辞書Vデータとの類似度は、以下のように計算される 。 この場合、最大類似度が設定されるターゲット画像が、識別の結果として出力さ れる。 図26は、パターン・マッチング部122の構成のブロック図を図解する。V 類似度演算子602、c類似度演算子2604、およびd類似度演算子2606 のすべては、V類似度演算子2602だけが、類似度を判断する演算に関して詳 細に記述されるように、実質上同じ構成を有する。バッファ制御部2608が、 カテゴリ制御部2610からの信号に応じて辞書データを読み取るためのアドレ スのより下位のビットに対応するアドレス信号ADR9、および同時に値色相/ 彩度から識別される画像の画像データを読み取るためのアドレス信号ADR8を 出力する。その結果、部分122は、識別される画像のサンプル画像データおよ びターゲット画像データを同時に読み取る。 V類似度演算子2602では、乗算器2612が、サンプル画像データのV画 像の各画素の画像データを受け取り、二乗された値を計算する。その入力の1つ としてそれ自体の出力で構成される加算器2614は、乗算器2612により計 算される二乗された値を蓄積する。同様にして、乗算器2616は、ターゲット 画像の各画素のターゲット画像データを受け取るために接続され、このような画 素のそれぞれの二乗された値を計算する。加算器2614のように構成される加 算器2618は、乗算器2616により計算される二乗値の累積値を計算する。 平方根2626および2622は、それぞれ加算器2614および2618に より計算される和を受け取るために接続される。バッファ制御部2608が1つ の画像のサンプル・データの読取りを終了すると、平方根演算子2620および 2622が、それぞれ加算器2614および2618からの出力の平方根を計算 する。乗算器2624は、演算子2620および2622により計算される平方 根の席を計算する。これは、前記等式(5)の分母項に同等である。実質上同時 に、乗算器2626は、サンプル画像データのV画像の各画素とターゲット画像 データの各画素の積を求める。加算器2614のように構成される加算器262 8は、乗算器2626から積を蓄積し、等式(5)の分子項の値を提供する。除 算器2630は、加算器2624の出力値により除算される加算器2628の出 力値の商を計算し、類似度係数を提供する。 同様に、c類似度演算子2604およびd類似度演算子2606は、それぞれ 、c画像データの類似度係数およびd画像データの類似度係数を求める。それか ら、乗算器2632、2634、および2636は、それぞれV、cおよびdの 画像データの類似度係数の二乗値を計算する。乗算器2632、2634、およ び2638に接続される加算器2638は、3つの二乗値の和を計算する。加算 器2638に接続される平方根演算子2640は、加算器2638からの和の平 方根を計算する。これらの演算は、等式(6)の計算を構成する。この類似度の 判断は、辞書部18内で、制御部120のデコーダ2304を介して抽出部11 6により指定されるカテゴリ範囲内の次のターゲット画像にアクセスすることに より繰り返して実行される。最高類似度が設定されるカテゴリは、識別の結果と して、最大カテゴリ検出部26432により出力される。 パターン・マッチング部122の代替実施例として、サンプル画像データとタ ーゲット画像データ間の色差の累積図が計算でき、辞書データの間でもっとも近 いパターンが選択できる。第1に、それぞれサンプル・ターゲット画像データお よび辞書ターゲット画像データの値Vs(i)およびVd(i)の値は、サンプ ル・データ値Vs(i)の最高値と最低値である値VsmaxとVsmin、お よび辞書ターゲットデータ値Vd(i)の最高値と最低値であるVdmaxとV dminを使用して正規化される。たとえば、VdmaxとVdminは、考慮 中のターゲット画像データ値のカテゴリ内の単独の最大画素値および最小画素値 である。 各画像に、下記の等式(7)により達成される変換を実行後、 累積色差値dcが、下記の等式(8)に従って求められる。それから、カテゴリ ごとの累積色差が計算され、最小カテゴリが識別の結果として出力される。以下 の等式では、kは、色差を計算するために求められる加重定数である。 図27は、代替実施例マッチング部122‘の構成のブロック図を図解する。 バッファ制御部2702は、カテゴリ制御部2704からの信号および値/色相 /彩度変換部114から識別される画像のサンプル画像データを読み取るための アドレス信号ADR8に従って、辞書データを識別するためのさらに下位のアド レス・ビットに対応するアドレス信号ADR9を出力する。その結果、部分12 2’は、識別される画像のサンプル画像データおよびターゲット画像データを同 時に読み取る。 色の深度を正規化する目的で、サンプル画像データおよびターゲット画像デー タのV画像データは、それぞれサンプル画像V画像バッファ2706およびター ゲット画像V画像バッファ2708の中に書き込まれる。最大画像データ値検出 部2710および2712ならびに最小画像データ値検出部2714および27 16が、バッファ2706および2708に書き込まれるデータをモニタし、サ ンプル画像データおよびターゲット画像データの最大値と最小値を求めるために 接続される。サンプル画像データおよびターゲット画像データの最大値と最低値 を求めた後、バッファ制御部2702はアドレス信号ADR10を作成し、70 のサンプル画素のそれぞれのバッファ2706と2708のそれぞれからの画像 データの読取りを制御する。減算器2718および2720は、サンプル画素ご とにそれぞれサンプルV画像データとターゲットV画像データの最大値と最小値 の間の差異を計算するために接続される。これらの結果は、等式(7)の分母に 必要となる。減算器2722および2724は、サンプル画素ごとのそれぞれサ ンプル・データとターゲットデータのV画像データと最小検出データ値の間の差 異を計算するために接続される。これらの結果は、等式(7)の分子に必要とな る。 乗算器2726および2728は、255で、等式(7)の分子を乗算するた めに接続される。除算器2730および2732は、各サンプル画素のそれぞれ サンプル・データとターゲットデータの等式(7)での除算を実行する。減算器 2734は、等式(8)の第1項の減算を実行する。 バッファ制御部2702は、アドレス信号ADR8およびADR9を作成し、 それぞれ部分114と記憶部118の画像バッファからcとdのサンプル画像デ ータとターゲット画像データを読み取る。減算器2736および2738は、こ のデータを受け取るために接続され、サンプル画素ごとのそれぞれ等式(8)の 第2項と第3項の差異を計算する。乗算器2740、2742および2744は 、それぞれ等式の第1項、第2項、および第3項の差異の平方を計算するために 接続される。乗算器2746と2748は、それぞれ等式(8)の第2項と大3 項のそれぞれで加重定数kでの乗算を実行するために接続される。 加算器2750は、サンプル画素の等式(8)の3つの項の和を計算するため に、乗算器2740、2746、および2748に接続される。平方根演算子2 752は、加算器2750により提供される和の平方根を計算するために接続さ れる。加算器2754は、累積色差値dcを提供するために、等式(8)により 要求されるように70のサンプル画素の平方根の求和を実行する。 この累積色差累積値dcは、抽出部116により指定されるカテゴリ内のター ゲット画像ごとに計算される。dcの最小値が設定されるターゲット画像が、最 小カテゴリ検出部2756により識別される結果として選択され、出力される。 パターン・マッチング部122および122‘から出力される識別の結果は、 識別結果出力部124により外部装置に出力される。 前記のように、第1実施例に従い、識別される対象物を含むカラー画像データ が入力されると、識別される対象物が入力色データから抽出され、その入力カラ ー画像データは均一の大きさに正規化される。それから、正規化された画像デー タは、さらに、人間の知覚の量を表すVcd画像値に変換されるぼかし処理され た画像データに変換される。全体的な色特徴量が抽出され、色特徴量により選択 される事前に決定された辞書データの一部を、識別を可能にするために使用され る識別される対象物のVcdデータ値と比較することにより、高速で非常に正確 にカラー画像を識別することができるようになる。 次に、本発明の第2実施例を記述する。 図28は、本発明の第2実施例の装置2800を識別する画像の構成を示すブ ロック図デある。図1内の要素と同じである図28内の要素は、同じ基準数詞に より指定され、それらの要素の詳細な説明は省略する。第2実施例の装置は、値 /色相/彩度変換部114が省略されているという点を除き、図1に図解される 装置と実質上同じである。ただし、装置2800は、対象物の識別を効果的に可 能にすることができる。 識別される対象物Pは、RGB画像としてTVカメラ102により撮像され、 カラー画像入力部104内のデジタルRGB画像に変換され、画像データ記憶部 106に記憶される。対象物検出/カットオフ部108は、部分106内に記憶 される画像データ内で識別される対象物の位置データを求め、そのRGB画像デ ータを抽出する。それ以降、識別される対象物のRGB画像データは、正規化変 換部110内の固定サイズに変換され、画像ぼかし部112内のぼかし処理され た画像に変換される。 色特徴抽出部116‘は、ぼかし処理されたカラー画像から特徴を抽出する。 たとえば、色特徴抽出部116’では、70のサンプル画素の平均のR値、G値 、およびB値がそれぞれ計算される。これらの3つの平均値は、その後で、64 の異なった色範囲内での位置に関して評価された。図29に図解されるように、 64の異なった範囲は、各構成要素またはR構成要素、C構成要素およびB構成 要素の256の色値のより細かく等級が付けられたスケール256の簡略化を表 す。 色特徴抽出部は、たとえば、図30に図解されるように構築できる色特徴抽出 部116‘として具備できる。画像ぼかし部112のRバッファ、Gバッファお よびBバッファから読み取られるRGB画像データは、70のサンプル画素の画 像データを総計する加算器3002、3004、および3006により受け取ら れる。除算器3008、3010、および3012は、サンプル画素の数、つま り70でそれぞれ加算器3002、3004、および3006により計算される 和を除算し、それぞれ平均R値、G値、およびB値を出す。 図29内の平均R値、G値、およびB値により表されるデータは、ルックアッ プ・テーブルが、辞書データ記憶部118‘として提供される記憶部内に記憶さ れるRGBターゲット画像データのより上位のアドレス・ビットに対応するアド レス信号として、たとえば64の色範囲に対応する数値を出力するように、ルッ クアップ・テーブルの中に以前書き込まれる。 辞書データ記憶部118‘は、辞書データが最初に作成されるときに、色特徴 抽出部116’から出力されるデータに従い、事前に除算される。図31は、抽 出部116‘により識別可能な64の異なった範囲に対応する64のカテゴリに 配列される部分118’のRGBデータの編成の例を図解する。 再度、図28を参照すると、辞書データ記憶部118‘に記憶されるRGB画 像データの一部が、辞書データ制御部120により色特徴抽出部116から受け 取られるデータに従って、パターン・マッチング部122に伝送される。 パターン・マッチング部122は、辞書データ制御部120から出力される辞 書データを識別される対象物の画像データに比較し、抽出部116‘からのデー タに対応するカテゴリ内のターゲット画像データのアイデンティティが、識別結 果出力部24から出力される。 第2実施例では、値/色相/彩度変換部114が、図1に図解される画像識別 装置のために省略され、識別の精度がわずかに低下する可能性はあるが、装置の 構成はさらに簡略になる。 次に、本発明の第3実施例が記述される。 図32は、本発明の第3実施例の画像識別装置3200の構成を示すブロック 図である。図1内の要素と同じである図32内の要素は、同じ参照数詞により指 定され、それらの要素の説明は省略される。第3実施例では、データベース制御 部3202、キーボード3204、データベース記憶装置部3206、およびデ ィスプレイ3208が、図1に図解される第1実施例に示される装置に加算され た。この装置は、画像識別結果を使用して画像検索を実行する演算子の努力を容 易にする。 第3実施例に従い、データベース制御部3202は、部分124により出力さ れる識別の結果を受け取るために接続される。制御部3202は、データベース 3206に記憶されるデータへのアクセスを制御するために接続される。キーボ ード3204は、ユーザが、ディスプレ3208上での表示のためにデータベー ス3206内で記憶されるデータにアクセスできるようにするために接続される 。 図33は、識別することが希望される写真3340の画像が印刷されるカタロ グのあるページ3302を図解する。ページ3302は、RGB画像としてTV カメラ102により撮像され、カラー画像入力部104内のデジタルRGB画像 データに変換され、画像データ記憶部106内に記憶される。対象物検出/カッ トオフ部108は写真3304の位置データを求め、そのRGB画像データを抽 出する。このRGB画像データは、正規化変換部110で固定サイズに変換され 、画像ぼかし部112でぼかし処理された画像に変換される。ぼかし処理された 画像は、値/色相/彩度変換部114内のVcd画像に変換される。それから、 色特徴抽出部116が、カットオフ画像全体の色特徴を求め、辞書データ制御部 120が、辞書データ記憶部118に記憶されるターゲット画像データから色特 徴抽出部116により指定される範囲内のデータを読み取る。続けて、パターン ・マッチング部122が入力されたVcd画像を複数のターゲット画像データに 比較し、もっとも近いパターンのカテゴリ・データが識別結果出力部124から 出力される。この識別結果に基づき、データベース制御部3302が、識別され る対象物または画像に関連するデータベース3206内に記憶されるデータをデ ィスプレイ3208に出力する。 データベース3206は、識別を行うのに使用される各カテゴリに対応するメ モリ内に配列される文字、パターン、画像、音声などのような画像およびデータ を記憶する。たとえば、図34は、データベース3206内のデータの考えられ る配列を図解する。データベース制御部3202は、識別結果出力部124から 出力されるカテゴリ・データおよび識別の結果とともに、たとえば図35Aに図 解されるディスプレイ・データに従い、このデータベースから関連するデータを 抽出する。キーボード3204により、オペレータは、色特徴抽出部16により 分類される種類の入力カテゴリ・データを提供することができる。データベース 制御部3202は、図35Bに図解されるように、オペレータにより入力され、 データベース2306に記憶されるある特定のカテゴリの画像選択しを表示でき る。これにより、オペレータは、出力部124により識別される画像とは異なる 画像およびお関連データを検索できる。 第3実施例の実践は、値/色相/彩度変換部114を服務として図解されるが 、本発明はそのように制限されていない。データベース3206の提供およびキ ー ボード3204を介するユーザ・アクセスにより実現される有用性および優位点 は、図28に図解される装置2800内でのように、変換部114を具備しない 装置内の要素3302−3208の提供によっても得られる。 次に、本発明の第4実施例を記述する。 図36は、本発明の第4実施例の画像識別装置3600の構成を示すブロック 図である。図1内の要素と同じである図36内の要素は、同じ参照数詞により指 定され、それらの要素の説明は省略される。本実施例の装置は、郵便物上の郵便 切手の種類を識別するためのシステムである。色特徴抽出部116は、装置から 省略され、シェイプ/色特徴抽出部3602が、抽出部116の代わりに挿入さ れている。 図37を参照すると、切手3702を含む1つの郵便3700が、TVカメラ 102によりRGB画像として選択される。このカラー画像は、カラー画像入力 部104内のデジタルRGB画像に変換され、画像データ記憶部106に記憶さ れる。画像データ記憶部106内のRGB画像データの場合、対象物検出/カッ トオフ部108が、郵便3700上の切手3702の位置データを検出し、RG B画像データを抽出する。抽出されたRGB画像データは、それから正規化変換 部110で固定サイズに変換され、さらに画像ぼかし部112でぼかし処理され た画像に変換される。ぼかし処理された画像は、値/色相/彩度変換部114内 のVd画像に変換される。 次に、シェイプ/色特色抽出部3602は、抽出された色特徴だけではなく、 カットオフ画像の領域またはサイズを求める。辞書データ制御部120は、辞書 データ記憶部118‘’として提供される記憶部内に記憶される辞書データから シェイプ/色特徴抽出部3602により指定される範囲内のデータを読み取る。 辞書データ記憶部118‘’内では、データは、図38に図解されるように、サ イズおよび色の特徴により別個に記憶される。続いて、パターン・マッチング部 122が入力Vcd画像を複数の辞書データ・ターゲット画像と比較し、もっと も近いパターン・カテゴリが、たとえば、不足郵便料を示す信号として、識別結 果出力部124から出力される。 本発明の第4実施例の実践は、値/色相/彩度変換部114を含むとして図3 6に図解されるが、本発明はそのように制限されていない。辞書部118‘’に 記憶されRデータを分類するための、識別される対象物の領域またはサイズの使 用により実現される有用性および優位点は、Vcdデータへの変換を行わずに実 行され、代わりに図28のシステム2800内でのように、RGBデータを使用 して実行される色特徴抽出でも得られる。 色特徴抽出部116の実施例が図解され記述されたが、本発明はそのように制 限されていない。画像データは、V画像データ、c画像データ、およびd画像デ ータのそれぞれの最小、最大、および中心の画素大きさ値の1つまたは複数の値 に従い、分類できる。図21に図解されるもののような、このような最小、最大 、および中心の画素値と画像カラー・コードの間の相互関係は、辞書制御部12 0に対する入力のために抽出部116の出力として対応するカラー・コードを提 供するルックアップ・テーブルに記憶できる。 図39では、1つまたは複数の最小画素値、最大画素値、および中心画素値に 基づく色特徴を抽出する色特徴抽出部116‘’として提供される色特徴抽出部 の実施例を図解する。図39を参照すると、Vcd画像データが、部分122に より生成されるアドレス信号ADR10に従い値/色相/彩度変換部14から読 み取られ、メモリ3902、メモリ3904、およびメモリ3906内に記憶さ れる。それから、プログラム・メモリ3908に記憶されるプログラム命令に従 い、CPU3910が、1つまたは複数のV画像データ、c画像データ、および d画像データの1つまたは複数の中心値、最大値、および最小値の画素値を求め る。たとえば、プログラム命令に従って、70のサンプル画素値が、各V値のサ イズ順に配列され、34番目または35番目、69番目、および0番目を順番に 分類する画素V値が、それぞれ中心値、最大値、および最小値の画素V値として 識別される。これらの特徴の1つは、たとえば最小画素V値として使用される。 次に、最小V値が設定される画素のc値およびd値が求められる。ルックアップ ・テーブル3912は、カラー・コードおよび1つまたは複数の中心画素値、最 大画素値、および最小画素値に対するその対応を記憶する。この例では、最小画 素V値のVcd値の集合が、応答して対応するカラー・コード・データを提供す るルックアップ・テーブル3912に提供される。カテゴリ出力部3914は、 出力カラー・コードに応答し、辞書制御部120に画像データのカテゴリを提供 する。 図21を参照すると、抽出部116により計算されるc値およびd値が2を下 回る場合、画像は、非カラー画像であると見なされ、NCコードが割り当てられ る。ただし、すべての画素に色が付けられ、平均値だけに色が付けられていない 第1ケースと、すべての画素に色が付けられていない第2ケースを区別する必要 がある。したがって、さらなる実施例に従って、色特徴抽出部は、NNCコード とNCコードがそれぞれ2つのケースに割り当てられる第1ケースと第2ケース の区別をするように構築される。 この区別を達成するための色特徴抽出部116‘’‘のこのような抽出部の構 成は、図40に図解される。図40では、図22の要素と同じである要素に、同 じ参照数詞が割り当てられ、それらの要素の説明が省略される。変換部114か ら読み取られるc画像およびd画像の平均値は、アドレス2202および220 4ならびに除算器2206および2208により計算される。比較測定部400 2および4004は、それぞれ各c画素画像値およびd画素画像値を受信し、受 信された値の絶対値を2と比較する。各比較装置4002または4004は、絶 対ピクセル値が2以下の場合には1を出力し、それ以外の場合には0を出力する 。任意の画素のc構成要素およびd構成要素の両方に絶対大きさ2またはそれ以 上が設定される場合、つまり任意の画素が色画素である場合に、NANDゲート が非ゼロ出力を提供するように、両方の比較測定部の出力がNANDゲート40 06に適用される。カウンタ4008は、このような色画素をカウントする。カ ウンタ4008によりカウントされた結果は、カウントされた結果が0を上回る 場合、つまり少なくとも1つの色画素の場合に、非ゼロ出力を提供する比較測定 部4010に提供される。 比較部4012および4014は、絶対平均値が0以下であるかどうかを判断 するために、それぞれc画像データおよびd画像データの絶対値を比較する。比 較装置4010、4012、および4014の出力は、ANDゲート4016に 適用される。ANDゲート4016は、c画像データおよびd画像データの絶対 平均値がそれぞれ2を下回り、少なくとも1つの色画素が存在するNNCケース の場合にだけ1出力を提供する。乗算器4018は、NNCコードまたはルック アップ・テーブル2210の出力を辞書制御部120に出力するために、AND ゲート4016の出力に反応する。 本発明のいくつかの実施例は、記述された機能を実行するための回路を具備し て開示されたが、本発明はそのように制限されていない。当業者は、この時点で 、記述された機能を、開示された回路のソフトウェア実装による等しい有効性を もって実践できることを認識するだろう。たとえば、制限なく、図15に図解さ れる画像ぼかし部112の構成要素により実行される機能は、メモリ・リソース を具備するマイクロプロセッサによる等しい有効性をもって実行可能で、それら の機能を実行するようにプログラムできる。 追加の優位点および修正は、当業者に容易に発生するだろう。それゆえ、本発 明はその他の幅広い面での発明は、特殊な詳細、代表的な装置と方法、および図 示され、記述された図解例に制限されない。したがって、総合的な発明の概念の 精神または範囲から逸脱することなく、このような詳細から離れることが可能で ある。このようにして、本発明は、本発明の修正および変化が添付請求項および その同等なものの範囲内にあるならば、それらをカバーすることが意図される。
【手続補正書】特許法第184条の7第1項 【提出日】1995年10月18日 【補正内容】 補正された請求項 1.(補正済み)デジタル画像データによって表現された画像を識別するため の装置であって、 識別される画像全体の事前に決定された特徴を表す特徴データを、デジタル画像 データから抽出するための手段と、 少なくとも1つのターゲット画像を表すターゲット画像データを記憶するための メモリと、 抽出された特徴データに従い、メモリからターゲット画像データを検索するため の、抽出手段に反応する手段と、 デジタル画像データと検索されたターゲット画像データの間の類似度を判断する ための手段と、 を具備する装置。 2.(補正済み)請求項1に記載される装置であって、デジタル画像データが カラー画像データを含み、 事前に決定された特徴が、識別される画像全体の色特徴に対応する特徴を含む装 置。 3.請求項2に記載される装置であって、さらに、識別される画像の色特徴の 内の選択された色特徴を求めるための、デジタル画像データに反応する手段を具 備する装置。 4.請求項3に記載される装置であって、色特徴の内の選択された色特徴を求 めるための手段が、デジタル画像データに対応する色相(H)、値(V)、およ び彩度(C)の値を求めるための色値手段を具備する装置。 5.色値手段が、H値、V値およびC値に対応する事前に決定された色構成要 素の値を計算するための手段を具備する請求項4に記載される装置。 6.抽出するための手段が、事前に決定された色構成要素の内の選択された色 構成要素の値に従い、特徴データを抽出するための手段を具備する請求項5に記 載される装置。 7.請求項2に記載される装置であって、ターゲット画像データが少なくとも 1つのターゲット画像のサイズを表す情報を含み、特徴データが、識別される画 像のサイズを表す情報を含み、 抽出するための手段が、識別される画像の画像サイズ情報を抽出するための手段 を具備する装置。 8.請求項2に記載される装置であって、さらに、 少なくとも1つのターゲット画像に関連する相対データを記憶するためのデータ ベースと、 デジタル画像データに類似するための類似度判断手段により判断される検索され たターゲット画像データに関係する相対データをデータベースから検索するため の、類似度判断手段に反応する、データベース制御部と、 データベース制御部により検索された相対データを表示するための手段と、 を具備する装置。 9.請求項8に記載される装置であって、さらに、ユーザがデータベース内の 相対データにアクセスできるようにするためのユーザ・インタフェースを具備す る装置。 10.請求項5に記載される装置であって、類似度判断手段が、 事前に決定された色構成要素のそれぞれのデジタル画像データと検索されたター ゲット画像データの間の第1類似度係数を計算するための手段と、 事前に決定された色構成要素に計算された各第1類似度係数の事前に決定された 関数として、第2類似度係数を計算するための手段と、 第2類似度係数に従い、もっとも類似したターゲット画像を選択するための手段 と、 を具備する装置。 11.請求項5に記載される装置であって、類似度判断手段が、 事前に決定された色構成要素のそれぞれのデジタル画像データと検索されたター ゲット画像データの間の累積差異を計算するための手段と、 累積差異が最小であるターゲット画像を選択するための手段と、 を具備する装置。 12.請求項2に記載される装置であって、デジタル画像データが、識別され る画像の選択された画素の色特徴を含み、 抽出手段が、 選択された画素の色特徴の内の事前に少なくとも1つの決定された色特徴の平均 値を計算するための手段と、 抽出された特徴データを提供するための、計算された平均値に反応する手段と、 を具備する装置。 13.請求項12に記載される装置であって、さらに、デジタル画像データに 対応する色相(H)、値(V)、および彩度(C)の値を含む、色特徴の内の選 択された色特徴を求めるための手段、およびH値、V値およびC値に対応する事 前に決定された色構成要素の値を計算するための手段とを具備し、 平均値を計算するための手段が、選択された画素の事前に決定された色構成要素 の内の少なくとも1つの平均値を計算するための手段を具備し、 提供するための手段が、抽出された特徴データに提供される計算された平均値に 反応する、 装置。 14.請求項12に記載される装置であって、色特徴が、選択された画素のR 、G、およびB構成要素値を含み、 平均値を計算するための手段が、選択された画素のR、G、およびB構成要素の それぞれの平均値を計算するための手段を具備し、 提供するための手段が、抽出された特徴データに提供されるR、GおよびB構成 要素の計算された平均値に反応する、 装置。 15.請求項1に記載される装置であって、類似度を判断するための手段が、 デジタル画像データと検索されたターゲットデータの間の累積差異を計算し、最 小累積差異に基づいて類似度を判断するための手段を具備する装置。 16.デジタル画像データによって表現される画像を識別するための装置であ って、 事前に決定された部分を表すカテゴリ・パラメータを計算する目的で、デジタル 画像データの事前に決定された部分を受け取るために連結される第1回路と、 少なくとも1つのターゲット画像を表すターゲット画像データを記憶するための メモリと、 カテゴリ・パラメータに対応するターゲット画像データをメモリから検出するた めに、メモリに連結され、カテゴリ・パラメータを受け取るためのメモリ制御部 と、 デジタル画像データとターゲット画像データの間の類似度を表す類似度パラメー タを求める目的で、デジタル画像データおよび検索されたターゲット画像データ を受け取るために連結される第2回路と、 を具備する装置。 17.(補正済み)請求項16に記載される装置であって、デジタル画像デー タがカラー画像データ、および識別される画像全体の色特徴を表す事前に決定さ れた特徴を含み、 装置がさらに、識別される画像の色特徴の内の選択された色特徴を求めるための 第3回路を具備する装置。 18.請求項17に記載される装置であって、第3回路が、デジタル画像デー タおよびH値、V値およびC値に対応する事前に決定された色構成要素の色相( H)、値(V)、および彩度(C)の値を求めるための回路を具備する装置。 19.(補正済み)デジタル画像データによって表現される画像を識別するた めの方法であって、 識別される画像全体を表す事前に決定された特徴を、デジタル画像データから抽 出するステップと、 抽出された事前に決定された特徴に従い、少なくとも1つのターゲット画像を表 すターゲット画像データをメモリから検索するステップと、 デジタル画像データと検索されたターゲット画像データの間の類似度を判断する ステップと、 から構成される方法。 20.請求項19に記載される方法であって、事前に決定された特徴が、デジ タル画像データの色相(H)、値(V)、および彩度(C)色特徴を含み、 抽出するステップが、デジタル画像データのH、V、およびC特徴を求めるステ ップを含む方法。 21.抽出するステップが、H、V、およびC特徴に対応する事前に決定され た色構成要素の値を求めるステップを含む請求項20に記載される方法。 22.請求項19に記載される方法であって、事前に決定された特徴が、デジ タル画像データのR、G、およびB色特徴を具備し、 抽出するステップが、デジタル画像データのR、GおよびB色特徴を求めるステ ップを具備する 方法。 23.(補正済み)デジタル画像データによって表現される画像を識別するた めのシステムであって、 識別される対象物を含むデジタル画像を形成するための手段と、 識別される対象物を含むデジタル画像のカットオフ部を求めるための手段と、 画像のカットオフ部に対応するデジタル画像データを正規化するための手段と、 正規化された画像データのぼかし処理された画像データを計算するための手段と 、 平均画像データの事前に決定された色構成要素を計算するための手段と、 事前に決定された色構成要素の内の事前に決定された色構成要素に対応する色特 徴を抽出するための手段であって、色特徴がデジタル画像を表す手段と、 少なくとも1つのターゲット画像を表すターゲット画像データを記憶するための メモリと、 抽出された色特徴に従いターゲット画像データをメモリから検出するためのメモ リ制御部と、 ぼかし処理された画像データのターゲット画像データと事前に決定された色構成 要素の間の類似度を判断し、識別される対象物にもっとも類似するターゲット画 像を識別するための手段と、 を具備するシステム。 【手続補正書】特許法第184条の8 【提出日】1996年7月11日 【補正内容】 1.(補正済み)デジタル画像データにより表現される画像を識別するための 装置であって、 識別される画像全体の事前に決定された色特徴を表現するデジタル画像データか ら特徴データを抽出するための手段と、 少なくとも1つのターゲット画像を表すターゲット画像データを記憶するための メモリであって、ターゲット画像データが、色特徴に対応する複数のカテゴリで ターゲット画像データとして記憶されるメモリと、 抽出手段の特徴データに基づいて、メモリに記億される複数のカテゴリの内の1 つを検索するための手段と、 検索手段により検索されたカテゴリ内のデジタル画像データとターゲット画像デ ータの間の類似度を判断するための手段と、 を具備する装置。 2.デジタル画像データがカラー画像データを含み、事前に決定された特徴が 識別される画像全体の色特徴に対応する特徴を含むところの、請求項1に記載さ れる装置。 3.請求項2に記載される装置であって、さらに、識別される画像の色特徴の 内の選択された色特徴を求めるための、デジタル画像データに反応する手段を具 備するところの、請求項2に記載される装置。 4.色特徴の内の選択された色特徴を求めるための手段が、デジタル画像デー タに対応する色相(H)、値(V)、および彩度(C)の値を求めるための色値 手段を具備するところの、請求項3に記載される装置。 5.色値手段が、H値、V値およびC値に対応する事前に決定された色構成要 素の値を計算するための手段を具備するところの、請求項4に記載される装置。 6.抽出するための手段が、事前に決定された色構成要素の内の選択された色 構成要素の値に従い、特徴データを抽出するための手段を具備するところの、請 求項5に記載される装置。 7.ターゲット画像データが、少なくとも1つのターゲット画像のサイズを表 す情報を含み、特徴データが識別される画像のサイズを表す情報を含み、 抽出するための手段が、識別される画像の画像サイズ情報を抽出するための手段 を具備するところの、請求項2に記載される装置。 8.請求項2に記載される装置であって、さらに、 少なくとも1つのターゲット画像に関連する相対データを記憶するためのデータ ベースと、 デジタル画像データに類似するための類似度判断手段により判断される検索され たターゲット画像データに関係する相対データを、データベースから検索するた めの、類似度判断手段に反応するデータベース制御部と、 データベース制御部により検索される相対データを表示するための手段と、 を具備する装置。 9.請求項8に記載される装置であって、さらに、ユーザがデータベース内の 相対データにアクセスできるようにするためのユーザ・インタフェースを具備す る装置。 10.請求項5に記載される装置であって、類似度判断手段が、 事前に決定された色構成要素のそれぞれのデジタル画像データと検索されたター ゲット画像データの間の第1類似度係数を計算するための手段と、 事前に決定された色構成要素に計算された各第1類似度係数の事前に決定された 関数として、第2類似度係数を計算するための手段と、 第2類似度係数に従い、もっとも類似するターゲット画像を選択するための手段 と、 を具備する装置。 11.請求項5に記載される装置であって、類似度判断手段が、 事前に決定された色構成要素のそれぞれのデジタル画像データと検索されたター ゲット画像データの間の類似差異を計算するための手段と、 累積差異が最小であるターゲット画像を選択するための手段と、 を具備する装置。 12.請求項2に記載される装置であって、デジタル画像データが、識別され る画像の選択された画素の色特徴を含み、 抽出手段が、 選択された画素の色特徴の内の少なくとも1つの事前に決定された色特徴の平均 値を計算するための手段と、 抽出された特徴データを提供するための、計算された平均値に対応する手段と、 を具備する装置。 13.請求項12に記載される装置であって、デジタル画像データに対応する さらに、色相(H)、値(V)、および彩度(C)の値を含む色特徴の内の選択 された色特徴を求めるための手段、ならびにH値、V値、およびC値に対応する 事前に決定された色構成要素の値を計算するための手段とを具備し、 平均値を計算するための手段が、選択された画素の事前に決定された構成要素の 内の少なくとも1つの平均値を計算するための手段を具備し、 提供するための手段が、抽出された特徴データに提供される計算された平均値に 反応する 装置。 14.請求項12に記載される装置であって、色特徴が、選択された画素のそ れぞれのR、G、およびB構成要素値を含み、 平均値を計算するための手段が、選択された画素のR、G、およびB構成要素の それぞれの平均値を計算するための手段を具備し、 提供するための手段が、抽出された特徴データに提供されるR、G、およびB構 成要素の計算された平均値に反応する 装置。 15.請求項1に記載される装置であって、類似度を判断する手段が、デジタ ル画像データと検索されたターゲットデータの間の累積差異を計算し、最小累積 差異に基づいて類似度を判断するための手段を具備する装置。 16.(補正済み)デジタル画像データにより表現される画像を識別するため の装置であって、 事前に決定された色特徴を表すカテゴリ・パラメータを計算する目的で、デジタ ル画像データの事前に決定された位置を受け取るために連結される第1回路と、 少なくとも1つのターゲット画像を表すターゲット画像データを記憶するための メモリであって、ターゲット画像データが、色特徴に対応する複数のカテゴリに ターゲット画像データとして記憶されるメモリと、 第1回路のカテゴリ・パラメータに基づいて、メモリに記憶される複数のカテゴ リの内の1つを検索する目的で、メモリに連結され、カテゴリ・パラメータを受 け取るためのメモリ制御部と、 デジタル画像データと検索されたカテゴリ内のターゲット画像データの間の類似 度を表す類似度パラメータを判断する目的で、デジタル画像データおよび検索さ れたカテゴリを受け取るために連結された第2回路と、 を具備する装置。 17.請求項16に記載される装置であって、デジタル画像データが色画像デ ータ、および識別される画像全体の色特徴を表す事前に決定された特徴を含み、 装置が、さらに、識別される画像の色特徴の内の選択された色特徴を求めるため の第3回路を具備する装置。 18.請求項17に記載される装置であって、第3回路が、デジタル画像デー タの色相(H)、値(V)、および彩度(C)値、およびH値、V値、およびC 値に対応する事前に決定された色構成要素を求めるための回路を具備する装置。 19.(補正済み)デジタル画像データにより表現される画像を識別するため の方法であって、 識別される画像全体を表す事前に決定された色特徴を、デジタル画像データから 抽出するステップと、 色特徴に対応する複数のカテゴリ内のターゲット画像データとしてメモリにター ゲット画像データを記憶するステップと、 検出ステップの事前に決定された色特徴に基づいて、複数のカテゴリの内の1つ を検索するステップと、 検索されたカテゴリのデジタル画像データとターゲット画像データの間の類似度 を判断するステップと、 から構成される方法。 20.請求項19に記載される方法であって、事前に決定された特徴が、デジ タル画像データの色相(H)、値(V)、および彩度(C)色特徴を含み、 抽出するステップが、デジタル画像データのH、VおよびC特徴を求めるステッ プを含む方法。 21.請求項20に記載される方法であって、抽出するステップが、H、Vお よびC色特徴に対応する事前に決定された色構成要素の値を求めるためのステッ プを含む方法。 22.請求項19に記載される方法であって、事前に決定された特徴が、デジ タル画像データのR、GおよびB色特徴を含み、 抽出するステップが、デジタル画像データのR、GおよびBの色特徴を求めるス テップを含む 方法。 23.(補正済み)デジタル画像データにより表現される画像を識別するため のシステムであって、 識別される対象物を含むデジタル画像を形成するための手段と、 識別される対象物を決定するための手段と、 画像のカットオフ部分に対応してデジタル画像データを正規化するための手段と 、 正規化画像データのぼかし処理された画像データを計算するための手段と、 正規化された画像データのぼかし処理された画像データを計算するための手段と 、 事前に決定された色構成要素の内の事前に決定された色構成要素に対応する色特 徴を抽出するための手段であって、色特徴が、デジタル画像を表現する手段と、 少なくとも1つのターゲット画像を表すターゲット画像データを記億するための メモリであって、ターゲット画像データが、ターゲット画像データの色特徴に対 応する複数のカテゴリのターゲット画像データとして記憶されるメモリと、 抽出する手段の色特徴に基づいて、メモリに記憶される複数のカテゴリの内の1 つを検索するためのメモリ制御部と、 検索されたカテゴリ内のターゲット画像データと、識別される対象物にもっとも 類似するターゲット画像の事前に決定された色構成要素の間の類似度を判断する ための手段と、 を具備するシステム。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中川 和代 神奈川県横浜市鶴見区寺谷2−19−25 ク レアーレ東芝 寺谷−A−217

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.デジタル画像データにより表現される画像を識別するための装置であって 、 デジタル画像データから、識別される画像の事前に決定された特徴に対応する特 徴データを抽出するための手段と、 少なくとも1つのターゲット画像を表すターゲット画像データを記憶するための メモリと、 抽出された特徴データに従い、メモリからターゲット画像データを検索するため の、抽出手段に反応する手段と、 デジタル画像データと検索されたターゲット画像データの類似度を判断するため の手段と、 を具備する装置。 2.デジタル画像データがカラー画像データを含み、事前に決定された特徴が 識別される画像の色特徴に対応する特徴を具備する請求項1に記載される装置。 3.請求項2に記載される装置であって、さらに、識別される画像の色特徴の 内の選択された特徴を求めるための、デジタル画像データに反応する手段を具備 する装置。 4.色特徴の内の選択された色特徴を求めるための手段が、デジタル画像デー タに対応する色相(H)、値(V)、および彩度(C)の値を求めるための手段 を具備するところの、請求項3に記載される装置。 5.色値手段が、H値、V値およびC値に対応する事前に決定された色構成要 素の値を計算するための手段を具備するところの、請求項4に記載される装置。 6.抽出するための手段が、事前に決定された色構成要素の選択されたものの 値に従い特徴データを抽出するための手段を具備するところの、請求項5に記載 される装置。 7.ターゲット画像データが、少なくとも1つのターゲット画像のサイズを表 す情報を含み、特徴データが識別される画像のサイズを表す情報を含み、 抽出するための手段が、識別される画像の画像サイズ情報を抽出するするための 手段を具備するところの、請求項2に記載される装置。 8.請求項2に記載される装置であって、さらに 少なくとも1つのターゲット画像に関係する相対データを記憶するためのデータ ベースと、 デジタル画像データに類似するための類似度判断手段により判断される検索され たターゲット画像データに関係する相対データを、データベースから検索するた めの、類似度判断手段に反応するデータベース制御部と、 データベース制御部により検索される相対データを表示するための手段と、 を具備する装置。 9.請求項8に記載される装置であって、さらに、ユーザが、データベース内 の相対データにアクセスできるようにするユーザ・インタフェースを具備する装 置。 10.請求項5に記載される装置であって、類似度判断手段が、 事前に決定された色構成要素のそれぞれのデジタル画像データと検索されたター ゲットデータの間の第1類似度係数を計算するための手段と、 事前に決定された色構成要素に計算された各第1類似度係数の事前に決定された 関数として、第2類似度係数を計算するための手段と、 第2類似度係数に従いもっとも類似するターゲット画像を選択するための手段と 、 を具備する装置。 11.請求項5に記載される装置であて、類似度判断手段が、 事前に決定された色構成要素のそれぞれのデジタル画像データと検索されたター ゲット画像データの間の累積差異を計算するための手段と、 累積差異が最小であるターゲット画像を選択するための手段と、 を具備する装置。 12.請求項2に記載される装置であって、デジタル画像データが、識別され る画像の選択される画素の色特徴を含み、 抽出手段が、 選択された画素の色特徴の少なくとも1つの事前に決定された色特徴の平均値を 計算するための手段と、 抽出された特徴データを提供するための、計算された平均値に反応する手段と、 を具備する装置。 13.請求項12に記載される装置であって、さらに、デジタル画像データに 対応する色相(H)、値(V)、および彩度(C)の値を含む色特徴の内の選択 された色特徴を求めるための手段、およびH値、V値、およびC値に対応する事 前に決定された色構成要素の値を計算するための手段とを具備し、 平均値を計算するための手段が、選択された画素の事前に決定された色構成要素 の内の少なくとも1つの平均値を計算するための手段と、 抽出された特徴データを提供するために、計算された平均値に反応する提供する ための手段と、 を具備する装置。 14.請求項12に記載される装置であって、色特徴が、選択された画素のそ れぞれのR構成要素値、G構成要素値、およびB構成要素値を含み、 平均値を計算するための手段が、選択された画素のR、GおよびB構成要素のそ れぞれの平均値を計算するための手段と、 抽出された特徴データを提供するために、R、GおよびB構成要素の計算された 平均値に反応する提供するための手段と、 を具備する装置。 15.類似度を判断するための手段が、デジタル画像データと検索されたター ゲットデータの間の累積差異を計算し、最小累積差異に基づいて類似度を判断す るための手段を具備するところの、請求項1に記載される装置。 16.デジタル画像データにより表現される画像を識別するための装置であっ て、 事前に決定された部分を表すカテゴリ・パラメータを計算する目的で、デジタル 画像データの事前に決定された部分を受け取るために連結される第1回路と、 少なくとも1つのターゲット画像を表すターゲット画像データを記憶するための メモリと、 カテゴリ・パラメータに対応するターゲット画像データをメモリから検索するた めに、メモリに連結され、カテゴリ・パラメータを受け取るためのメモリ制御部 と、 デジタル画像データとターゲット画像データの間の類似度を表す類似度パラメー タを判断する目的で、デジタル画像データおよび検索されるターゲット画像デー タを受け取るために連結される第2回路と、 を具備する装置。 17.請求項16に記載される装置であって、デジタル画像データが、色画像 データを含み、事前に決定された特徴が、識別される画像の色特徴に対応する特 徴を含み、 装置が、さらに、識別される画像の色特徴の内の選択された色特徴を求めるため の第3回路を具備する装置。 18.請求項17に記載される装置であって、第3回路が、デジタル画像デー タの色相(H)、値(V)、および彩度(C)の値、およびH値、V値、および C値に対応する事前に決定された色構成要素を求めるための回路を具備する装置 。 19.デジタル画像データによって表現される画像を識別するための方法であ って、 識別される画像の事前に決定された特徴をデジタル画像データから抽出するステ ップと、 抽出された事前に決定された特徴に従い、少なくとも1つのターゲット画像を表 すターゲット画像データを、メモリから検索するステップと、 デジタル画像データと検索されたターゲット画像データの間の類似度を判断する ステップと、 を含む方法。 20.請求項19に記載される方法であって、事前に決定された特徴がデジタ ル画像データの色相(H)、値(V)、および彩度(C)色特徴を含み、 抽出するステップが、デジタル画像データのH特徴、V特徴、およびC特徴を求 めるステップを含む方法。 21.請求項20に記載される装置であって、抽出するステップがH色特徴、 V色特徴およびC色特徴に対応する事前に決定された色構成要素の値を求めるス テップを含む方法。 22.請求項19に記載される装置であって、事前に決定された特徴が、デジ タル画像データのR色特徴、G色特徴、およびB色特徴を含み、 抽出するステップが、デジタル画像データのR色特徴、V色特徴、およびB色特 徴を求めるステップを含む方法。 23.デジタル画像データにより表現される画像を識別するためのシステムで あって、 識別される対象物を含むデジタル画像を形成するための手段と、 識別される対象物を含むデジタル画像のカットオフ部分を求めるための手段と、 画像のカットオフ部分に対応するデジタル画像データを正規化するための手段と 、 正規化された画像データの選択された画素のぼかし処理された画像データを計算 するための手段と、 ぼかし処理された画像データの事前に決定された色構成要素を計算するための手 段と、 事前に決定された色構成要素の内の事前に決定された色構成要素に対応する色特 徴を抽出する手段と、 少なくとも1つのターゲット画像を表すターゲット画像データを記憶するための メモリと、 抽出された色特徴に従い、ターゲット画像データを、メモリから検索するための メモリ制御部と、 ターゲット画像データとぼかし処理された画像データの事前に決定された色構成 要素の間の類似度を判断し、識別される対象物にもっとも類似するターゲット画 像を識別するための手段と、 を具備するシステム。
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