JPH10502963A - 自己剥離性結合剤系 - Google Patents
自己剥離性結合剤系Info
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Abstract
(57)【要約】
(a)有機ポリイソシアネート系結合剤;ならびに(b)(i)ろうおよび(ii)脂肪酸を含む組成物を含む自己剥離性結合剤系。
Description
【発明の詳細な説明】
自己剥離性結合剤系
発明の分野
本発明は、リグノセルロース材料から成形品を製造する際に用いるのに適した
結合剤系に関する。より詳細には、本発明は自己剥離性結合剤系に関する。
発明の背景
有機ポリイソシアネートは、シートまたは成形体、たとえばチップボード、繊
維板および合板の製造に際してリグノセルロース材料の結合剤として以前から用
いられている。それらの有機ポリイソシアネートは卓越した接着性をもつが、そ
れらはプレス成形に際して接触する金属表面、たとえばプレスのプラテンにリグ
ノセルロース材料を著しく粘着させるという欠点をもつ。そのような粘着は最終
製品に損傷を与え、また必要となる金属表面洗浄は時間の浪費でありかつ経費が
かかる。
ポリイソシアネート系結合剤により起こるこの粘着の問題を克服する試みはな
されている。たとえばポリイソシアネートを成形品のコアにのみ使用し、表面で
はポリイソシアネートの代わりにフェノール樹脂系結合剤を使用することが試み
られた。フェノール樹脂系結合剤はプレスの金属表面にリグノセルロース材料を
粘着させることはより少ないが、それらの接着性はイソシアネートより劣り、ま
た反応速度が比較的遅い。
粘着の問題を軽減または解決するために、内部離型剤および外部離型剤の使用
により有機ポリイソシアネート系結合剤の剥離性を改良する試みもなされた。粘
着の問題を軽減するためにポリイソシアネート系結合剤内に用いられる内部離型
剤には、たとえば米国特許第4,257,996号に開示される有機ホスフェー
トが含まれる。外部離型剤には、たとえば米国特許第4,110,397号に開
示される金属セッケンが含まれる。
また、ポリイソシアネート系結合剤に、その剥離能を高めるために種々の酸ま
たは酸塩が添加された。たとえば米国特許第3,870,665号には、ポリイ
ソシアネートを含むリグノセルロース材料を成形する方法が開示される。離型さ
せるためにイソシアネート内にイソシアヌレートの形成を促進する触媒を含有さ
せる。触媒は脂肪酸、たとえばヤシ油脂肪酸である。米国特許第4,905,5
18号および第4,609,513号には、ポリイソシアネートおよび酸または
酸エステルからなる液体結合剤が開示される。米国特許第4,933,232号
および第4,772,442号には、イソシアネートおよび高分子脂肪酸からな
る結合剤/離型剤系を用いる造形品の製法が開示される。脂肪酸などの酸をイソ
シアネート系結合剤に直接に添加するのは有機ポリイソシアネートの剥離性を改
良するのに有効ではあるが、安定性の問題があるため不十分である。すなわち、
適切な剥離活性を与えるのに必要な量で使用した場合、それらの酸はポリイソシ
アネートと直接かつ即座に反応して不安定かつ使用不能な系を生じることが認め
られた。
また、剥離性を高めるために各種のろうがポリイソシアネート系結合剤と混和
された。たとえば米国特許第4,396,673号には、リグノセルロース材料
からシートまたは成形体を製造するために、有機ポリイソシアネートと離型剤で
あるろうとの混合物を使用することが開示される。米国特許第4,431,45
5号には、プレス板からのリグノセルロース材料の剥離を促進するために、有機
ポリイソシアネート、およびろうと液体エステルとの混合物を使用することが開
示される。しかしそれらの方法は特殊な溶剤および/または乳化性イソシアネー
トを用いる必要があるため不満足なものであることが証明された。離型剤である
ろうは一般に、常に複合材料の表面にろうの層が残り、これが複合材料の物理的
特性に不都合な影響を与える可能性があるので、不利である。
発明の概要
したがって本発明の目的は、リグノセルロース材料から複合材料を製造する際
に使用するための自己剥離性結合剤系であって、卓越した接着性を与え、一方で
はプレス装置の金属表面からリグノセルロース材料を適切に剥離させうる結合剤
系を提供することである。
本発明の他の目的は、一般的な系に見られる安定性の問題がない自己剥離性結
合剤系を提供することである。
これらの目的は、(a)有機ポリイソシアネート;ならびに(b)(i)ろう
および(ii)脂肪酸を含む組成物を含む、自己剥離性結合剤系を対象とする本
発明により達成される。
本発明はさらに、リグノセルロース材料から成形品を製造する方法であって:
リグノセルロース材料に、(a)有機ポリイソシアネート;ならびに
(b)(i)ろうおよび(ii)脂肪酸を含む組成物
を含む自己剥離性結合剤系を付与し;そして
リグノセルロース材料を接着が起こるのに十分な期間、それに十分な温度でプ
レスする
ことを含む方法を対象とする。
発明の詳細な記述
本発明に有用な有機ポリイソシアネートは、約1.8〜約4.0の範囲の数平
均イソシアネート官能価をもつものである。好ましくは有機ポリイソシアネート
の数平均イソシアネート官能価は、約2〜約3である。
本発明の結合剤組成物に使用しうる有機ポリイソシアネートは、ポリウレタン
またはポリウレア化学の分野で知られているいかなる脂肪族、脂環式、芳香脂肪
族、または芳香族のポリイソシアネートをも包含し、特に室温で液体のものであ
る。好適なポリイソシアネートの例には以下のものが含まれる:1,6−ヘキサ
メチレンジイソシアネート、イソホロンジイソシアネート、シクロヘキサン−1
,4−ジイソシアネート、4,4′−ジシクロヘキソールメタンジイソシアネー
ト、1,4−キシリレンジイソシアネート、1,4−フェニレンジイソシアネー
ト、2,4−トルエンジイソシアネート、2,6−トルエンジイソシアネート、
4,4′−ジフェニルメタンジイソシアネート(4,4′MDI)、2,4′−
ジフェニルメタンジイソシアネート(2,4′MDI)、ポリメチレンポリフェ
ニレンポリイソシアネート(粗MDI)および1,5−ナフチレンジイソシアネ
ート。イソシアネートの混合物、およびウレタン、アロファネート、尿素、ビウ
レット、カルボジイミド、ウレトンイミンまたはイソシアヌレート残基の導入に
より改質されたポリイソシアネートも使用できる。
一般に本発明の結合剤系には芳香族ポリイソシアネートが好ましい。最も好ま
しい芳香族ポリイソシアネートは4,4′−ジフェニルメタンジイソシアネート
、
2,4′−ジフェニルメタンジイソシアネート、ポリマーMDI、MDI変異体
、およびその混合物である。好適なMDI変異体には、MDIがウレタン、脂肪
族、尿素、ビウレット、アミド、カルボジイミド、ウレトンイミンまたはイソシ
アヌレート残基の導入により改質された化合物が含まれる。
イソシアネート末端基付きプレポリマーを用いることもでき、これらは下記に
より製造される:過剰の高分子ポリイソシアネートまたは純ポリイソシアネート
をポリオール−アミノ化ポリオールを含む−と反応させる、ポリオール−アニメ
ート化ポリオールを含む−を含む純ポリイソシアネート、イミンまたはエナミン
ポリマー、ポリエーテルポリオール、ポリエステルポリオールまたはポリアミン
。プソイドプレポリマーも使用できる。プソイドプレポリマーはプレポリマーと
1種またはそれ以上の単量体ジイソシアネートまたはポリイソシアネートとの混
合物である。
好ましくは、ポリイソシアネートは高分子ポリイソシアネートであり、最も好
ましくは高分子ジフェニルメタンジイソシアネートである。本発明に有用な市販
の高分子ポリイソシアネートには、ルビネート(Rubinate、登録商標)
M、ルビネートMF−1840およびルビフレックス(Rubiflex、登録
商標)26Aが含まれ、これらは両者ともデラウェア州ウィルミントンのICI
アメリカンス社から入手される。
本発明の自己剥離性結合剤組成物は、約60〜約99重量%、好ましくは約7
5〜約90重量%の有機ポリイソシアネート成分を含む。
本発明に有用な脂肪酸には、いかなる天然または合成の飽和または不飽和一塩
基性、二塩基性または多塩基性脂肪酸も含まれる。好ましくは本発明の自己剥離
性結合剤系に用いられる脂肪酸は、炭素原子約8〜約24個の脂肪族鎖を有する
酸を含むものである。好ましくは脂肪酸は、炭素原子約8〜約20個、最も好ま
しくは約16〜約18個の脂肪族鎖を有するものである。本発明に有用な好まし
い脂肪酸の例は、ステアリン酸、オレイン酸、ラウリン酸、ミリスチン酸、パル
ミチン酸、リノール酸、リノレン酸、およびその混合物である。最も好ましくは
、本発明の結合剤系に用いられる脂肪酸はオレイン酸である。
金属性脂肪酸も本発明の自己剥離性結合剤組成物に有用であることが見出され
た。好ましい金属性脂肪酸は、炭素原子約4〜約24個、好ましくは約12〜約
20個の脂肪族鎖を有する酸、たとえばオレイン酸、ステアリン酸、ラウリン酸
、ミリスチン酸、パルミチン酸、リノール酸、リノレン酸を含むものである。酸
塩を形成するためにはいかなる金属化合物も使用できる。好適な金属化合物の例
には、アルミニウム、バリウム、カルシウム、リチウム、マグネシウム、カリウ
ム、ナトリウムおよび亜鉛が含まれる。最も好ましい金属化合物は亜鉛である。
成分(b)、すなわちろう/脂肪酸組成物中の脂肪酸の量は、約25〜約75
重量%、最も好ましくは約50重量%であってよい。最も好ましい形態では、ろ
う/脂肪酸組成物は50:50ブレンドである。
脂肪酸をろうと混和し、この組成物を有機ポリイソシアネートと混和して、本
発明の自己剥離性結合剤系を調製する。本発明に有用な脂肪酸を収容するために
は、多様な種類のろうを使用できる。本発明の系に用いられるろうは、脂肪酸を
可溶化しかつ有機ポリイソシアネートと混和した際に安定な系を生じるためには
、脂肪酸および有機ポリイソシアネートの両方と親和性でなければならない。歴
史的には、リグノセルロース材料の耐水性を高めるために、サイジングろう、た
とえば炭化水素ろう、パラフィンろう、または炭化水素ろう乳濁液がリグノセル
ロース材料に添加されてきた。したがって簡便さという観点から、適切なサイジ
ングろうに直接に脂肪酸を含有させることが好ましい。
本発明に用いるのに適したろうには、石油炭化水素ろう、たとえばインダスト
リアル・ロー・マテリアルズから入手されるインドラワックス(Indrawa
x、登録商標)001、インドラワックス003およびインドラワックス604
0、ならびに乳化炭化水素ろう、たとえばハーキュレス・インコーポレーテッド
から入手されるパラコール(Paracol)−810−Nが含まれる。最も好
ましくは、本発明の系に用いられるろうはパラフィンろうである。ろうはさらに
1種またはそれ以上の剥離ワックス、たとえばモンタンワックスを含有してもよ
い。成分(b)中のろうの典型的濃度は約75〜約25重量%、好ましくは約5
0重量%である。
ろう/脂肪酸成分中には他の物質が含有されてもよい。たとえば触媒、界面活
性剤、難燃剤および生物致死薬はすべて、ろう/脂肪酸組成物に添加できる。好
適な触媒の例には、第三級アミン触媒、たとえばユニオン・カーバイドから入手
されるニアックス(Niax、登録商標)A−4、ならびにテキサコから入手さ
れるテキサキャット(Texacat、登録商標)およびサンキャット(Tha
ncat、登録商標)DMDEE、ならびに一般的なポリウレタン触媒、たとえ
ばエア・プロダクツから入手されるポリキャット(Polycat、登録商標)
DBU6および同様にエア・プロダクツから入手されるダブコ(Dabco)触
媒が含まれる。市販の界面活性剤、たとえばBASFから入手されるシンペロニ
ック(Synperonic、登録商標)およびテトロニック(Tetroni
c、登録商標)系列の界面活性剤(これらはプロピレンオキシド、エチレンオキ
シドおよびエチレンジアミンの4官能性ブロックコポリマーである)を、ろう/
脂肪酸組成物に添加することもできる。これらの追加成分をろう/脂肪酸組成物
に添加する場合、それらは約0.01〜約15%、好ましくは約0.05〜約5
%の量で用いられる。
ろう/脂肪酸成分(すなわち成分(b))は、本発明の結合剤組成物の全量の
約40〜約1重量%、好ましくは約25〜約10重量%を構成する。
本発明の最も好ましい形態においては、有機ポリイソシアネートは系の剥離性
能をさらに向上させるために、ろう/脂肪酸組成物から独立した別個の剥離剤を
も含有する。好適なこれらの剥離剤の例には、脂肪酸およびシリコーンが含まれ
る。最も好ましくは、この剥離剤も有機ポリイソシアネートと組み合わせて用い
ることが知られている脂肪酸である。好ましい脂肪酸はヘンケル社から入手され
るエマーソル(Emersol、登録商標)6333および6321オレイン酸
である。有機ポリイソシアネート系結合剤中に直接に用いられる脂肪酸系剥離剤
の典型的な量は、約1〜約30重量%、好ましくは約10〜約20重量%である
。好適な脂肪酸には、オレイン酸、およびオレイン酸を主成分とするオレイン酸
/脂肪酸ブレンドが含まれる。有機ポリイソシアネート中に直接に用いるのに最
も好ましい脂肪酸はオレイン酸である。
本発明の自己剥離性結合剤系は常法により調製でき、これは本発明の開示から
当業者に自明であろう。たとえば、ろう/脂肪酸組成物はろうおよび脂肪酸を単
に溶融し(脂肪酸が固体である場合)、いずれか適切な手段でこれらの成分を互
いに混合することにより調製できる。次いでこのろう/脂肪酸組成物をリグノセ
ルロース材料に付与するのに適切な容器に入れる。前記のように、本発明のろう
/脂肪酸成分中には乳化ろう系を用いることもできる。この場合、脂肪酸を乳化
性ろうとブレンドするか、またはまずそれ自身を乳化し、次いで乳化性ろうとブ
レンドし、そしてリグノセルロース材料に付与するのに適切な容器に入れる。
有機ポリイソシアネート系結合剤(追加の剥離剤を含有するもの、または含有
しないもの)は常法により調製でき、これも本発明の開示から当業者に自明であ
ろう。有機ポリイソシアネート系結合剤成分を同様に、リグノセルロース材料に
付与するのに適切な容器に入れる。
本発明によるリグノセルロース材料から成形品を製造する方法は、有機ポリイ
ソシアネート系結合剤およびろう/脂肪酸組成物を直接にリグノセルロース材料
に付与し、この処理済みリグノセルロース材料を結合させるのに十分な温度およ
び圧力で、それに十分な時間プレスすることを含む。一般にこれらの物質を別個
にリグノセルロース材料に付与し、その際ろう/脂肪酸成分を最初に付与する。
しかし適切な条件下では、これらの成分を同時に付与してもよい。一般にこれら
の物質を噴霧(atomization)により、または回転ディスクアプリケ
ーターから、リグノセルロース材料に付与する。リグノセルロース材料に対する
ろう/脂肪酸組成物の典型的な添加量は、約1〜約3重量%、好ましくは約1〜
約2重量%である。有機ポリイソシアネートの典型的な添加量は、約1〜約10
重量%、好ましくは約2〜約6重量%である。
本発明の結合剤系で処理したのち、リグノセルロース材料をマット状にし、好
適なプレスの金属プラテンに乗せる。処理済みリグノセルロース材料を、規定の
サイズおよび密度のボードを得るのに十分な温度および圧力で、それに適した時
間プレスする。プレス温度は約121〜約260℃の範囲であってよい。材料を
約10秒/16th in.〜約30秒/16th in.の期間、プレスする
ことができる。圧力要件は、製造される個々の複合材料に従って異なる。しかし
一般に約500psi〜約1500psiの圧力を使用できる。
本発明の自己剥離性結合剤系は、多種のリグノセルロース材料の結合に使用で
きる。好ましくは本発明の系は、工業用材製品を製造するための多層の木材系支
持体の接着に用いられる。少なくとも1つの支持体を以下の群から選択すること
が好ましい:木材のチップまたは繊維、紙、もみ殻、草、トウモロコシの皮、バ
ガス、のこ屑、コルクなど。リグノセルロース材料は合板、積層ベニヤ材、ウェ
ハーボード、パーチクルボード、繊維板、チップボードおよびオリエンテッド木
材製品などの製品の製造に用いられる。
以下の実施例を参照して本発明を説明する。
実施例1
ろう/脂肪酸組成物を下記により調製した:まず、200gの石油炭化水素ろ
う、インドラワックス(登録商標)001(インダストリアル・ロー・マテリア
ルズから入手)を溶融した。次いでこの溶融ろうを200gのMO5オレイン酸
けウィッコ・ケミカルから入手)と、静電ブレンダー(static blen
der)内において混和した。すなわち1:1の比率。この混和物を100℃で
2分間混合した。
ポリイソシアネート系結合剤を下記により調製した:425gのルビネート(
登録商標)MF−1840(ICIアメリカンズから入手)を75gのMO5オ
レイン酸と静電ブレンダー内で混和した。この混和物を25℃で2分間混合した
。
バージニアマツ(Virginia Pine)、イエローマツ(Yello
w Pine)、ガムおよびホワイトオーク(White Oak)を含有する
混合ウェハー5.5kgに、上記ろう/脂肪酸組成物を、スプレイイング・シス
テムス−ロバート・ミラー・アソシエーションから入手される噴霧器(air
atomizer)で付与した。その際、このろう/オレイン酸組成物はウェハ
ーに1.25%の添加量で付与された。次いで前記で調製したポリイソシアネー
ト系結合剤を、リグノセルロースウェハーに噴霧により2.0%の添加量で付与
した。
処理済みウェハーを、次いで39pcfの密度をもつ11″×11″×7/16
″のボードを成形するのに十分な量のウェハーを用いて、マット状にした。この
マットをロートン(Lawton)プレス機の金属プラテンに乗せた。次いでマ
ットを204℃の温度で750psiにおいて20秒/16th in.間、プ
レスした。
21の一連の実験で本発明の組成物により得た剥離性を分析し、結果を表1に
示す。結果はプレスのプラテンに粘着したリグノセルロース材料の量に基づいて
、下記のように定量化される:5=完璧(粘着なし);4=優(粘着はないが、
やや剥離しにくい);3=より多量のリグノセルロース材料が移行;2=若干の
部分粘着;1=完全な粘着。
実施例2
200gの石油炭化水素ろう、インドラワックス(登録商標)001を、20
0gのステアリン酸(ウィッコ・ケミカルから入手)と実施例1に述べた方法で
混和することにより、1:1 ろう/脂肪酸組成物を調製した。
425gのルビネート(登録商標)MF−1840を75gのMO5オレイン
酸と、実施例1に述べた方法で混和することにより、結合剤を調製した。
このろう/脂肪酸組成物を、実施例1に示した混合ウェハー5.5kgに、1
.25%の添加量で噴霧することにより付与した。次いでイソシアネート組成物
をコイル・インダストリーズ回転ディスクヘッドにより2.0%の添加量で付与
した。
39pcfの密度をもつ11″×11″×1/4″のボードを得るのに十分な量
の処理済みウェハーを、ロートンプレスのプラテンに乗せた。マットを232℃
の温度で750psiにおいて20秒/16th in.間、プレスした。
50のボードにつき実験を行い、プラテンを実施例1に記載したように剥離性
につき分析した。結果を下記の表2に示す。
実施例1および2の両方から分かるように、本発明の組成物はプレスのプラテ
ンからの処理済みリグノセルロース材料の卓越した剥離性をもたらす。試料の工
業的ボード強度(Industrial board strength)は1
25psiであった。したがって両実施例で製造されたボードの物理的特性は卓
越していた。
実施例3
下記により、ろう/脂肪酸組成物を調製した:300gのインドラワックス(
登録商標)001を溶融した。次いでこの溶融したろうを300gのMO5オレ
イン酸(ウィッコ・ケミカルから入手)と静電ブレンダーで混和した。すなわち
1:1混合物。この混和物を100℃で2分間混合した。結合剤としては15
0gのルビネート(登録商標)MF−1840を用いた。
このろう/脂肪酸ブレンドをアスペン(Aspen)ウェハー5.5kgに、
実施例1に記載した噴霧器で付与した。このろう/オレイン酸系は1.0%の添
加量で付与された。次いでルビネート(登録商標)MF−1840結合剤を2.
0%の添加量で噴霧器によりウェハーに付与した。
この処理済みウェハーを、39pcfの密度をもつ11″×11″×1/4″の
ボードを成形するのに十分な量のウェハーを用いてマット状にした。次いでこの
マットをロートンプレスの金属プラテンに乗せた。このマットを次いで199℃
の温度で750psiにおいて25秒間プレスした。
3つの一連の実験においてこの組成物により得た剥離性を表3に示す。
次いでこの実験を繰り返した。今回は400gのオレイン酸と200gのイン
ドラワックス(登録商標)001、すなわち2:1混合物から調製したろう/オ
レイン酸成分を用いた。
10の一連の実験においてこの組成物により得た剥離性を分析し、結果を表4
に示す。
表3および4から分かるように、ろう/脂肪酸ブレンドの添加によって、別個
の剥離剤を含有しないイソシアネート系結合剤によって得られる剥離性が改良さ
れた。
本発明はその精神または本質的特性から逸脱しない他の具体的形態で実施する
ことができる。したがって本発明の範囲を示すものとしては、以上の具体例より
むしろ請求の範囲を参照すべきである。
【手続補正書】特許法第184条の8
【提出日】1996年5月28日
【補正内容】
英文明細書第7頁末節ないし第9頁末行(翻訳文明細書第7頁第10行ないし 第9頁第4行)を以下のとおり差し替える。
本発明によるリグノセルロース材料から成形品を製造する方法は、有機ポリイ
ソシアネート系結合剤およびろう/脂肪酸組成物を直接にリグノセルロース材料
に付与し、この処理済みリグノセルロース材料を結合させるのに十分な温度およ
び圧力で、それに十分な時間プレスすることを含む。一般にこれらの物質を別個
にリグノセルロース材料に付与し、その際ろう/脂肪酸成分を最初に付与する。
しかし適切な条件下では、これらの成分を同時に付与してもよい。一般にこれら
の物質を噴霧(atomization)により、または回転ディスクアプリケ
ーターから、リグノセルロース材料に付与する。リグノセルロース材料に対する
ろう/脂肪酸組成物の典型的な添加量は、約1〜約3重量%、好ましくは約1〜
約2重量%である。有機ポリイソシアネートの典型的な添加量は、約1〜約10
重量%、好ましくは約2〜約6重量%である。
本発明の結合剤系で処理したのち、リグノセルロース材料をマット状にし、好
適なプレスの金属プラテンに乗せる。処理済みリグノセルロース材料を、規定の
サイズおよび密度のボードを得るのに十分な温度および圧力で、それに適した時
間プレスする。プレス温度は約121〜約260℃の範囲であってよい。材料を
約10秒/16th in.(10秒/40th cm)〜約30秒/16th
in.(30秒/40th cm)の期間、プレスすることができる。圧力要件
は、製造される個々の複合材料に従って異なる。しかし一般に約500psi(
3.4MPa)〜約1500psi(10.3MPa)の圧力を使用できる。
本発明の自己剥離性結合剤系は、多種のリグノセルロース材料の結合に使用で
きる。好ましくは本発明の系は、工業用材製品を製造するための多層の木材系支
持体の接着に用いられる。少なくとも1つの支持体を以下の群から選択すること
が好ましい:木材のチップまたは繊維、紙、もみ殻、草、トウモロコシの皮、バ
ガス、のこ屑、コルクなど。リグノセルロース材料は合板、積層ベニヤ材、ウェ
ハーボード、パーチクルボード、繊維板、チップボードおよびオリエンテッド木
材製品などの製品の製造に用いられる。
以下の実施例を参照して本発明を説明する。
実施例1
ろう/脂肪酸組成物を下記により調製した:まず、200gの石油炭化水素ろ
う、インドラワックス(登録商標)001(インダストリアル・ロー・マテリア
ルスから入手)を溶融した。次いでこの溶融ろうを200gのMO5オレイン酸
けウィッコ・ケミカルから入手)と、静電ブレンダー(static blen
der)内において混和した。すなわち1:1の比率。この混和物を100℃で
2分間混合した。
ポリイソシアネート系結合剤を下記により調製した:425gのルビネート(
登録商標)MF−1840(ICIアメリカンズから入手)を75gのMO5オ
レイン酸と静電ブレンダー内で混和した。この混和物を25℃で2分間混合した
。
バージニアマツ(Virginia Pine)、イエローマツ(Yellow
Pine)、ガムおよびホワイトオーク(White Oak)を含有する混
合ウェハー5.5kgに、上記ろう/脂肪酸組成物を、スプレイイング・システ
ムスーロバート・ミラー・アソシエーションから入手される噴霧器(air a
tomizer)で付与した。その際、このろう/オレイン酸組成物はウェハー
に1.25%の添加量で付与された。次いで前記で調製したポリイソシアネート
系結合剤を、リグノセルロースウェハーに噴霧により2.0%の添加量で付与し
た。
処理済みウェハーを、次いで39pcf(624kg/m3)の密度をもつ1
1″×11″×7/16″(28cm×28cm×1cm)のボードを成形するの
に十分な量のウェハーを用いて、マット状にした。このマットをロートン(La
wton)プレス機の金属プラテンに乗せた。次いでマットを204℃の温度で
750psi(5.2MPa)において20秒/16th in.(20秒/4
0th cm)間、プレスした。
21の一連の実験で本発明の組成物により得た剥離性を分析し、結果を表1に
示す。結果はプレスのプラテンに粘着したリグノセルロース材料の量に基づいて
、ド記のように定量化される:5=完璧(粘着なし);4=優(粘着はないが、
やや剥離しにくい);3=より多量のリグノセルロース材料が移行;2=若干の
部分粘着;1=完全な粘着。
英文明細書第11頁(翻訳文明細書第10頁第7行ないし末行)を以下のとお り差し替える。
このろう/脂肪酸組成物を、実施例1に示した混合ウェハー5.5kgに、1
.25%の添加量で噴霧することにより付与した。次いでイソシアネート組成物
をコイル・インダストリーズ回転ディスクヘッドにより2.0%の添加量で付与
した。
39pcf(624kg/m3)の密度をもつ11″×11″×1/4″(28
cm×28cm×0.6cm)のボードを得るのに十分な量の処理済みウェハー
を、ロートンプレスのプラテンに乗せた。マットを232℃の温度で750ps
i(5.2MPa)において20秒/16th in.(20秒/40th c
m)間、プレスした。
50のボードにつき実験を行い、プラテンを実施例1に記載したように剥離性
につき分析した。結果を下記の表2に示す。
英文明細書第13および14頁(翻訳文明細書第12および13頁)を以下の とおり差し替える。
実施例1および2の両方から分かるように、本発明の組成物はプレスのプラテ
ンからの処理済みリグノセルロース材料の卓越した剥離性をもたらす。試料の工
業的ボード強度(Industrial board strength)は1
25psi(862KPa)であった。したがって両実施例で製造されたホード
の物理的特性は卓越していた。
実施例3
下記により、ろう/脂肪酸組成物を調製した:300gのインドラワックス(
登録商標)001を溶融した。次いでこの溶融したろうを300gのMO5オレ
イン酸(ウィッコ・ケミカルから入手)と静電ブレンダーで混和した。すなわち
1:1混合物。この混和物を100℃で2分間混合した。結合剤としては150
gのルビネート(登録商標)MF−1840を用いた。
このろう/脂肪酸ブレンドをアスペン(Aspen)ウェハー5.5kgに、
実施例1に記載した噴霧器で付与した。このろう/オレイン酸系は1.0%の添
加量で付与された。次いでルビネート(登録商標)MF−1840結合剤を2.
0%の添加量で噴霧器によりウェハーに付与した。
この処理済みウェハーを、39pcf(624kg/m3)の密度をもつ11
″×11″×1/4″(28cm×28cm×0.6cm)のボードを成形するの
に十分な量のウェハーを用いてマット状にした。次いでこのマットをロートンプ
レスの金属プラテンに乗せた。このマットを次いで199℃の温度で750ps
i(5.2MPa)において25秒間プレスした。
3つの一連の実験においてこの組成物により得た剥離性を表3に示す。
次いでこの実験を繰り返した。今回は400gのオレイン酸と200gのイン
トラワックス(登録商標)001、すなわち2:1混合物から調製したろう/オ
レイン酸成分を用いた。
10の一連の実験においてこの組成物により得た剥離性を分析し、結果を表4
に示す。
請求の範囲の全文を以下のとおり差し替える。
請求の範囲
1.(a)有機ポリイソシアネート系結合剤約60〜約99重量%;ならびに
(b)(i)ろうおよび(ii)脂肪酸を含む組成物約40〜約1重量%
を含み、その際、ろうが脂肪酸および有機ポリイソシアネートの両方と親和性で
ある、自己剥離性結合剤系。
2.ポリイソシアネートが4,4′−ジフェニルメタンジイソシアネート、2
,4′−ジフェニルメタンジイソシアネート、ポリマーMDI、およびMDI変
異体よりなる群から選択される、請求項1に記載の自己剥離性結合剤系。
3.脂肪酸が炭素原子8〜24個の脂肪族鎖を含む、請求項1または2に記載
の自己剥離性結合剤系。
4.脂肪酸がステアリン酸、オレイン酸、ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミ
チン酸、リノール酸、リノレン酸、およびその混合物よりなる群から選択される
、請求項3に記載の自己剥離性結合剤系。
5.脂肪酸が金属性脂肪酸である、請求項3に記載の自己剥離性結合剤組成物
。
6.金属性脂肪酸がオレイン酸、ステアリン酸、ラウリン酸、ミリスチン酸、
パルミチン酸、リノール酸、リノレン酸よりなる群から選択される脂肪酸の金属
塩である、請求項5に記載の自己剥離性結合剤組成物。
7.金属塩がアルミニウム、バリウム、カルシウム、リチウム、マグネシウム
、カリウム、ナトリウムおよび亜鉛よりなる群から選択される金属を含む、請求
項6に記載の自己剥離性結合剤系。
8.ろうがモンタンワックス、石油炭化水素ろう、および乳化炭化水素ろうよ
りなる群から選択される、請求項1〜7のいずれか1項に記載の自己剥離性結合
剤系。
9.成分(b)が25〜75重量%の脂肪酸を含む、請求項1〜8のいずれか
1項に記載の自己剥離性結合剤系。
10.成分(b)が50重量%の脂肪酸を含む、請求項9に記載の自己剥離性
結合剤系。
11.成分(a)がさらに剥離剤を含む、請求項1〜10のいずれか1項に記
載の自己剥離性結合剤系。
12.該剥離剤がオレイン酸およびオレイン酸/脂肪酸ブレンドよりなる群か
ら選択される脂肪酸である、請求項11に記載の自己剥離性結合剤系。
13.該脂肪酸を成分(a)の1〜30重量%の量で使用する、請求項12に
記載の自己剥離性結合剤系。
14.該脂肪酸を成分(a)の10〜20重量%の量で使用する、請求項13
に記載の自己剥離性結合剤系。
15.該脂肪酸がオレイン酸である、請求項12に記載の自己剥離性結合剤系
。
16.成分(b)がさらに触媒、界面活性剤、難燃剤および生物致死薬よりな
る群から選択される添加剤を含む、請求項1〜15のいずれか1項に記載の自己
剥離性結合剤系。
17.(a)(i)有機ポリイソシアネートおよび(ii)剥離剤を含む組成
物約60〜約99重量%;ならびに(b)(i)ろうおよび(ii)脂肪酸を含
む組成物約40〜約1重量%を含み、その際、ろうが脂肪酸および有機ポリイソ
シアネートの両方と親和性である、自己剥離性結合剤系。
18.成形されたリグノセルロース物品の製造方法であって:
リグノセルロース材料に、請求項1〜17のいずれか1項に記載の自己剥離性
結合剤系を付与し;そして
該材料を接着が起こるのに十分な期間、それに十分な温度および圧力でプレス
する
ことを含む方法。
19.請求項18に記載の方法により製造される成形されたリグノセルロース
物品。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1.(a)有機ポリイソシアネート系結合剤;ならびに(b)(i)ろうおよ び(ii)脂肪酸を含む組成物 を含む自己剥離性結合剤系。 2.ポリイソシアネートが4,4′−ジフェニルメタンジイソシアネート、2 ,4′−ジフェニルメタンジイソシアネート、ポリマーMDI、およびMDI変 異体よりなる群から選択される、請求項1に記載の自己剥離性結合剤系。 3.脂肪酸が炭素原子8〜24個の脂肪族鎖を含む、請求項1に記載の自己剥 離性結合剤系。 4.脂肪酸がステアリン酸、オレイン酸、ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミ チン酸、リノール酸、リノレン酸、およびその混合物よりなる群から選択される 、請求項3に記載の自己剥離性結合剤系。 5.脂肪酸が金属性脂肪酸である、請求項3に記載の自己剥離性結合剤組成物 。 6.金属性脂肪酸がオレイン酸、ステアリン酸、ラウリン酸、ミリスチン酸、 パルミチン酸、リノール酸、リノレン酸よりなる群から選択される脂肪酸の金属 塩である、請求項5に記載の自己剥離性結合剤組成物。 7.金属塩がアルミニウム、バリウム、カルシウム、リチウム、マグネシウム 、カリウム、ナトリウムおよび亜鉛よりなる群から選択される金属を含む、請求 項6に記載の自己剥離性結合剤系。 8.ろうがモンタンワックス、石油炭化水素ろう、および乳化炭化水素ろうよ りなる群から選択される、請求項1に記載の自己剥離性結合剤系。 9.25〜75重量%の脂肪酸を含む、請求項1に記載の自己剥離性結合剤系 。 10.50重量%の脂肪酸を含む、請求項9に記載の自己剥離性結合剤系。 11.有機ポリイソシアネート系結合剤がさらに剥離剤を含む、請求項1に記 載の自己剥離性結合剤系。 12.該剥離剤がオレイン酸およびオレイン酸/脂肪酸ブレンドよりなる群か ら選択される脂肪酸である、請求項11に記載の自己剥離性結合剤系。 13.該脂肪酸を1〜30重量%の量で含む、請求項12に記載の自己剥離性 結合剤系。 14.該脂肪酸を10〜20重量%の量で含む、請求項13に記載の自己剥離 性結合剤系。 15.該脂肪酸がオレイン酸である、請求項12に記載の自己剥離性結合剤系 。 16.さらに触媒、界面活性剤、難燃剤および生物致死薬よりなる群から選択 される添加剤を含む、請求項1に記載の自己剥離性結合剤系。 17.(a)(i)有機ポリイソシアネートおよび(ii)剥離剤を含む組成 物;ならびに(b)(i)ろうおよび(ii)脂肪酸を含む組成物 を含む自己剥離性結合剤系。 18.成形されたリグノセルロース物品の製造方法であって: リグノセルロース材料に、(a)有機ポリイソシアネート;ならびに(b)( i)ろうおよび(ii)脂肪酸を含む組成物 を含む自己剥離性結合剤系を付与し;そして 該材料を接着が起こるのに十分な期間、それに十分な温度および圧力でプレス する ことを含む方法。 19.ポリイソシアネートが4,4′−シフェニルメタンジイソシアネート、 2,4′−ジフェニルメタンジイソシアネート、ポリマーMDI、MDI変異体 よりなる群から選択される、請求項18に記載の方法。 20.脂肪酸が炭素原子8〜24個の脂肪族鎖を含む、請求項18に記載の方 法。 21.脂肪酸がステアリン酸、オレイン酸、ラウリン酸、ミリスチン酸、パル ミチン酸、リノール酸、リノレン酸、およびその混合物よりなる群から選択され る、請求項20に記載の方法。 22.脂肪酸が金属性脂肪酸である、請求項20に記載の方法。 23.金属性脂肪酸がオレイン酸、ステアリン酸、ラウリン酸、ミリスチン酸 、パルミチン酸、リノール酸およびリノレン酸よりなる群から選択される脂肪酸 の金属塩である、請求項22に記載の方法。 24.金属塩がアルミニウム、バリウム、カルシウム、リチウム、マグネシウ ム、カリウム、ナトリウムおよび亜鉛よりなる群から選択される金属を含む、請 求項23に記載の方法。 25.ろうがモンタンワックス、石油炭化水素ろう、および乳化炭化水素ろう よりなる群から選択される、請求項20に記載の方法。 26.(b)が25〜75重量%の脂肪酸を含む、請求項18に記載の方法。 27.(b)が50重量%の脂肪酸を含む、請求項26に記載の方法。 28.有機ポリイソシアネート系結合剤がさらに剥離剤を含む、請求項18に 記載の方法。 29.該剥離剤がオレイン酸およびオレイン酸/脂肪酸ブレンドよりなる群か ら選択される脂肪酸である、請求項28に記載の方法。 30.ポリイソシアネート系結合剤が該脂肪酸を1〜30重量%の量で含む、 請求項29に記載の方法。 31.ポリイソシアネート系結合剤が該脂肪酸を10〜20重量%の量で含む 、請求項30に記載の方法。 32.該脂肪酸がオレイン酸である、請求項29に記載の方法。 33.請求項18に記載の方法により製造される成形されたリグノセルロース 物品。
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