JPH10502821A - スターター培養容器及びそれを使用する方法 - Google Patents

スターター培養容器及びそれを使用する方法

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JPH10502821A JP8505307A JP50530796A JPH10502821A JP H10502821 A JPH10502821 A JP H10502821A JP 8505307 A JP8505307 A JP 8505307A JP 50530796 A JP50530796 A JP 50530796A JP H10502821 A JPH10502821 A JP H10502821A
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ジョン, フィリップ ドノヴァン,
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ザ グッドライフ カンパニー アンド フレンズ プロプライエタリー リミテッド
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Abstract

(57)【要約】 発酵乳製品のためのスターター培養物のための容器が開示されている。この容器は、発酵乳製品の生成のために、ある発酵乳を新鮮な発酵乳に変えるスターター培養物のシングルパッチを可能にする。発酵乳製品の生成のための方法も開示されている。

Description

【発明の詳細な説明】 スターター培養容器及びそれを使用する方法 技術分野 本発明は、発酵乳製品を製造する上で使用するための装置、及びこの装置を利 用してかかる乳製品を製造する方法に関する。この装置を使用する、ケフィール 及びヨーグルトの製造方法が、本発明の特定の実施例に記載されているが、本発 明は様々な発酵乳製品を製造するのに好適であることが認められよう。特に、本 発明は、発酵乳製品の自家製造のための方法に関するものである。 従来技術 発酵乳製品は、数百年間にわたって知られているものである。かかる乳製品に は、サワークリーム、バターミルク、ケフィール、クーミス及び様々なチーズが 包含される。 ヨーグルトは、千年来にわたり知られてきている発酵乳製品である。この乳製 品は、トルコの遊牧民が、紀元8世紀までに「ヨーグルト」と称されるものを製 造していた場所であるアジアに起源を有すると考えられている。 ヨーグルトの栄養価は、主にそれが製造されるもととなるミルクによって決ま るのであるが、ヨーグルトはミルクよりも容易に消化されるという点で、利点を 有している。さらにヨーグルトは、治療学的に価値を有し、腸疾患、肝及び胆嚢 疾患の治療ならびに皮膚及び口腔疾患の局所治療に使用される。 従って、ヨーグルトは、市場においてかなりの魅力を持つ製品であって、大量 生産によって入手可能である。しかしながら、特に市販されていない製品が所望 される場合に、ヨーグルトの自家製造にも興味が持たれている。 自家製造においては、通常、ミルクを前もって煮沸し、インキュベーション温 度にまで冷却し、次いでヨーグルト培養物を添加するというプロセスに従う。一 般的に、新鮮なヨーグルト培養物が、ミルクの各バッチ毎に使用される。 ヨーグルト培養物は、不活性の物質と凝集した微生物を含むものであることが 知られている。かかる培養物は、第一バッチのミルクからヨーグルトを調製する ために使用することができ、次いで、ヨーグルトに変換するために第二バッチの ミルクに移され、さらに次々と移し継がれる。 第一バッチのミルクから製造されたヨーグルトの一部もまた、第二バッチのミ ルクのスターター培養物として使用することができる。さらに移し続けることが できるが、最終的なヨーグルト部分は、スターター培養物ほどには有効なもので はないであろう。 ヨーグルトの自家製造は、後に続くバッチのミルクに凝集したスターター培養 物またはヨーグルトの一部を移す工程を含むプロセスを使用することによって容 易ならしめられるかもしれない。しかしながら、このように移すことを容易にす るための装置またはシステムは知られていない。 発明の要旨 本発明の目的は、スターター培養物を移すことを含む、ケフィール及びヨーグ ルトの製造プロセスにおいて、また他の発酵 乳製品を製造するためのプロセスにおいて使用可能な装置を提供することにある 。 本発明の1つの特徴は、発酵乳製品の製造用のスターター培養物用の容器を提 供することであり、かかる容器は、ミルクが前記スターター培養物に接触するこ とを許容するための複数の開口部をその容器壁に有している。 「スターター培養物」なる語には、遊離した微生物及び凝集した微生物が含ま れる。この用語には、発酵乳製品製造微生物を含む、発酵乳製品の一部をも包含 される。 「発酵乳製品」なる語には、時として「培養乳製品」と称される製品が包含さ れる。 容器はいかような形状も可能であり、発酵すべきミルクの容器のために適切な 寸法をもって形成される。容器は、小型の「弾丸形状」のものから、伸長した管 の形状まで様々に変化させることができる。 本発明の特定の実施態様において、容器は、少なくともその一部がミルク表面 の下に位置しつつ、ミルクの表面に浮かぶことが許容されるような材料で製造さ れることが好都合である。浮力を補助するために、容器の周囲に特に突出した部 材を備え、ミルク表面上に容器が支持されるようにすることができる。 容器は、ミルクより密度の高い材料で製造されることが有利である場合に、ミ ルクの中に沈めて使用することもできる。沈めた容器の回収を容易にするために 、ミルクの表面より上へ容器から延びる部材を、容器に連結させておくことがで きる。典型的には、この部材は鎖などの可撓性部材である。ミルクよりも大きい 密度を有する材料から製造された容器は、好ましくは、ステンレス鋼で製造され たものである。 容器は、ミルクが入った器の首部により支持されるような寸 法にして、ミルクが入った器と共に使用することもできる。存在する場合には、 容器の周囲の外方向に突出した部材を、前記器の中で容器を支持するために使用 することできる。 容器の開口部は、ミルクをスターター培養物に接触させることを許容するだけ でなく、容器に通す水などの流体を流すことも許容する。これは、新鮮なミルク に容器を移すに先立って、容器中の固化したヨーグルトや他の発酵乳製品を減じ るために有益である。これは、後述でさらに詳説する。 容器は、好ましくはスターター培養物を容器に充填すること及び容器を洗浄す ることを容易にするために、蓋を有する。好ましくは、蓋には複数の開口部が備 えられる。蓋の開口部も、容器の開口部と連結して容器を通して流体が流れるこ とが許容される。 容器は、その頂部にカバーを有することができ、これは蓋を含む実施態様にお いて、蓋をも覆うものである。カバーは好ましくは容器とカバーとの間の接触点 近傍に縁部を含む。縁部は、ミルクの器の首部に容器が載置される際の支持体と して役立つことができ、あるいは、容器がミルクの表面に浮かんでいる場合に浮 力を補うのに役立てることができる。 容器に外方向へ突出する部材が包含される場合、かかる部材及び前記カバーの 縁部は、好ましくは同一平面上にある。 蓋及びカバーは、いかような好適な手段によって容器に固定してもよい。かか る手段には、糸を用いた係合、対応するスロットのタブの係合、または単なる摩 擦による係合などが包含される。好ましい係合手段は、蓋と容器、及びカバーと 容器との間の留め金で嵌合することである。 カバー及び容器の蓋は、典型的には円形であり、容器は円形の断面を有するも のである。好ましくは、容器は逆さにした円 錐形または逆さにした先端を欠いた円錐形である。 容器及び蓋の開口部は、いかような形状でもよい。好ましくは、開口部はスロ ットであり、その壁は好適には内側に、容器の内部に向かって曲がっている。蓋 が円形である実施態様において、スロットは蓋の中心に対して放射状に配置され るか、またはそれに対して同心円状に配置されるとよい。同様に、容器の好まし い形状において、スロットは、円錐形の先端欠失部の円の中心に対して放射状ま たは同心円状に配置することができ、一方、円錐形の湾曲した表面上では、スロ ットは典型的には円錐形の軸に対して同心円状にあるか、または円錐形の頂点か ら突き出す線上に位置する。 容器は開口部によって、ミルクを種菌と接触させるとともに、内部に水などの 流体を流すことができるようになっている。容器内に新しいミルクの導入する前 に、固化したヨーグルトその他の発酵乳製品を除去しておくことが望ましい。こ れについて、次に詳細に説明する。 容器は、種菌の充填、及び洗浄を迅速にするため、容器に蓋を設けることが望 ましい。この蓋には複数の開口が設けておくのが有利である。蓋の開口も、容器 の開口とともに、容器内に流体を流すためのものである。 容器の上部には、蓋をも囲むカバーを設けられる。このカバーには、容器との 結合部の近傍に縁部を設けておくと有利である。この縁部は種菌容器をミルク容 器に取り付ける場合の支持部材となり、また種菌容器をミルクの液面に浮遊させ る場合の浮力部材となる。 種菌容器に突出部を設ける場合は、カバーの縁部と同一面にすることが望まし い。 この蓋及びカバーは、容器に適切な手段で固定される。この ような固定手段として、ねじ込み結合、突出部と溝部の係合、あるいは単なる摩 擦結合がある。望ましい結合手段は、蓋と容器の間、及びカバーと容器の間をス ナップ結合する事である。 カバー、及び容器の蓋は円形断面とする。容器の望ましい形状は、倒立断頭円 錐形である。 容器及び蓋の開口は任意の形状でよい。望ましい開口は長孔である、容器壁は 内側に向かって傾斜した壁がが有利である。蓋が円形である場合は、開口部は中 心から半径方向に延びる長孔、又は同芯円状の長孔が有利である。同様に、容器 の好適な形態として、長孔は、断頭円錐端部の中心から放射状、円錐の頂点に対 して同芯円状に設けられる。 容器とカバーは、通常、合成樹脂材料で構成される。望ましい材料はABS/ ポリプロピレン共重合体である。容器は金属で製造可能。その場合ステンレス鋼 が望ましい。 上記のように、ある形態として、容器を細長い管状部材で構成することができ る。このような部材は、長手方向に複数の孔を設けた端部が閉じた管状体からな る。この孔は、ミルクが内部に流入して種菌と接触できる大きさである。通常こ の孔は直径1mmである。 管状容器の少なくとも一端は閉鎖可能な開放端として種菌を内部に充填できる ようにする。開放端の閉鎖はプラグの差込、キャップをかぶせることによって行 う。別の例として、分離時に開口部が形成される2つの容器を結合したものであ ってもよい。2つの分離体は、ねじ込み、スナップ結合など、適当な方法で結合 する。 管状容器は、柔軟性のある食品用の合成樹脂管などで製作するのが有利である 。管状容器は、合成樹脂、金属などの柔軟性のない材料で製作することもできる 。柔軟性のある管状容器の 寸法は、通常、長さが約45cm、外径が約14mmである。しかし、外径約1 4mmの管状容器の長さが100cmであればよい。 種菌を充填した管状容器は、ヨーグルト又は発酵乳製品製造に用いる市販のミ ルク容器に収容するのに適している。このような容器は、通常、2リットルの合 成樹脂製ミルク容器、20リットルの合成樹脂製バッグ、その他、密閉できる任 意の容量の容器が使用できる。発酵乳製品を製造するため、容器内の種菌が完全 にミルクに浸かるようにする。 第2の範疇として、本発明は、発酵乳製品の製造方法を提供する。その方法は 、次の各段階で構成される。 1)壁に複数の開口部を有する容器を、発酵乳製品を形成する微生物集合体を 接種した一定量のミルクと接触させ、 2)この一定量のミルクを、発酵乳製品製造用に接種し、 3)発酵乳製品を含む容器を、新しいミルク内に移行させて接種を行うこと 第2の範疇では、(3)の段階の反復を含む。 第2の範疇における段階(1)は、よく知られている技術である。例えば、ス トレプトコッカス(Streptococcus)及びリューコノストク(Leuconostoc)種は 、サワークリームやバターミルクの製造に使われ、ラクタバシルス・ブルガリウ ス(Lactabacillus bulgaricus)は、ブルガリア・バターミルクの製造に使われ る。 ステロコッカス(steptococcus)種は、時にはペニシリウム(Penicilium), ブレビバテリウム(Brevibacterium)又はラクトバシルス(Lactobacilus)種を 併用して、主としてチーズの製造に使用される。ヨーグルト製造に関する微生物 集合体には、L・ブルガリウス(L.bulgaricus)又はL・アシドフィリ ウス(L.acidophilius)のようなラクトバシルス(Lactobacilus)種、又はス トレプ・サーモフィリウス(Strep.thermophilus)又はストレプ・ラクティス (Strep.lactis)のようなストレプトコッシ(streptococci)が含まれる。ケフ ィールの製造には、種菌として、ストレプ・ラクティス(Strep.lactis)、ス トレプ・セモリス(Strep.cremoris)、及び数種のイースト菌、乳酸菌が使わ れる。 上記のように、第2の範疇における段階(1)では、接種は、微生物体が容器 を介して直接ミルクに添加される。即ち、まず、微生物は直接容器内に充填され 、次に容器がミルク内に導入される。接種に用いる微生物集合体は、発酵乳製品 に添加される。例えば、活力のある微生物集合体を含むヨーグルトを接種体とし て使用できる。 溶解性の接種体はよく知られている。 容器内の発酵乳製品は水で希釈することができる。 本発明の第3の範疇では、発酵乳製品の製造方法が提供される。この方法は次 の各段階から構成される。 1)壁に多数の孔を有する容器に発酵乳製品製造を司る微生物集合体を充填し 、 2)上記容器を一定量のミルクと接触させて発酵乳製造のための接種を行うこ と。 本発明の第4の範疇では、発酵乳製品製造方法として、次の各段階で構成され る。 1)壁に多数の孔を有する容器に、発酵乳製品製造を司る微生物集合体を充填 し、 2)上記容器を、一定量のミルクと接触させて接種を行い、 3)上記容器を、新鮮なミルクに移送して接種を行うこと、 第3の範疇には、段階(3)の反復を含む。 本発明の第2〜第4の範疇はヨーグルト又はケフィールの製造に使うと有利で ある。 本発明の第3及び第4の範疇でケフィール製造に使用する微生物集合体は、Bu g 01として、オーストラリア政府分析研究所にN94/53565の番号で寄託されてい る。第3又は第4の範疇に使用するラクトバシルス(Lactobacillus)菌の安定 した調製は、日本公開特許明細書、特開平4−330274に記載されている。 本発明の第二から第四の範疇の方法で使用されるミルクは、発酵乳製品の製造 に適したどのようなミルクであってもよく、豆、種子、またはナッツから調製さ れたミルクと同様に、バッファロー、牛、雌馬、山羊、ヤク、トナカイのミルク が含まれる。ミルクは、スキムミルク、ラクトース低減ミルクのような加工ミル クであってもよい。 第二から第四の範疇の方法で使用される容器は、第1の範疇による容器の全て の変形と高揚(preferment)を含んでいることが評価されるであろう。また、本 発明による容器の使用は、発酵乳製品の一つのバッチからミルクのフレッシュな バッチへスターター培養物を単純に移すことを可能とすることが評価されるであ ろう。第2の範疇の場合には、発酵乳製品の一部分が移され、一方、第3及び第 4の範疇の場合には集合した微生物の集合が移される。 スターター培養物を移すことは、単一の初期接種物から調製されるべき生成物 の多くのバッチを可能とする。Bug 01の場合は、スターター培養物は無限の回数 移すことができる。 第三及び第四の範疇の方法に於ける容器を充填するのに使用される組成物は、 粉体、粒状体、タブレットの形状であり得、または不活性支持体上に固定された 微生物を含有し得る。粉体 化またはペレット化された組成物は、ゼラチンカプセルのようなミルクに可溶の 容器に入れることができる。或いは、この組成物は凍結乾燥材料のブロックで提 供され得る。 第五の範疇では、本発明は発酵乳製品を作るためのキットを提供し、このキッ トは、 a)スターター培養物の容器であって、この容器は、ミルクが前述のスタータ ー培養物に接触することを可能とする複数の開口を有し、そして、 b)スターター培養物は、発酵乳製品を形成し得る集合した微生物の組成物を 有している。 第五の範疇の(a)の部分で規定される容器は、本発明の第1の範疇に関して上 述したあらゆる変形と高揚を有している。 第四の範疇の(b)の部分による組成物は、好ましくは容器で供給される。この ような容器には、セルロースのカプセル及び金属箔の袋と同様に上記で特定した ものが含まれる。 本発明による方法は、食物の生産に都合よく使用される。しかし、この方法の 発酵乳製品はまた、食物ではない用途も有している。特に、本発明の発酵乳製品 は、スキンケアまたはヘアケア組成物の基本的な原料または少なくとも成分とし て有利に使用することができる。 従って、本発明の第六番目の範疇によれば、肌または髪のトリートメントの組 成物を調製するための方法が提供され、この方法は、 1)本発明の第1、第2、第3、または第4の何れかの方法を使用した発酵乳 製品の調製、及び 2)(1)のステップからの発酵乳製品を、植物抽出物、植物の組織、防腐剤、 収れん剤、洗浄剤、軟化剤、剥離ミネラル(exfolient minerals)、ビタミン、 pH調整剤、増量剤、ま たは希釈剤から選択される他の成分の少なくとも一つと混合することを包含して いる。 前述の方法を使用して調製された組成物に使用するのに適した特定の成分は、 その技術分野の当業者によく知られている。例えば、植物抽出物には、ハーブ、 スパイス及び精油が含まれる。本発明の方法での使用に適したものの典型には、 ウイキョウ、コンフリー、キバナノクリンザクラ、キュウリ、ニワトコの花、、 マリーゴールド、バイオレット、アメリカマンサク、アーモンドオイル、アプリ コットオイル、ラベンダーオイル、オリーブ油、ペッパーミントエッセンス、ま たはサンフラワーオイルが含まれる。植物組織の調製物には、アプリコット、ア ボカド、レモン、オレンジ、ピーチまたはトマトの均質化物のような、フルーツ 、野菜または種子組織の均質化物が含まれる。この調製物は、フルーツ若しくは 野菜の果肉、またはフルーツ若しくは野菜の皮の調製物であり得る。他の典型的 な植物組織の調製物は、オートミールのようなシリアル調製物である。 植物抽出物または植物の調製物はまた、防腐剤、収れん剤、洗浄剤、軟化剤、 剥離無機物(exfolient)、pH調整剤として、またはビタミン及び/若しくは ミネラルの供給源として機能する。例えば、ニワトコの木の花は、収れん剤とし て機能するオイルを含み、レモンジュースは、防腐剤及び剥離剤の性質を有し、 オートミールは洗浄剤として機能し、アーモンドオイルは軟化剤としての性質を 有し、シダービネガーはpH調整剤として使用することができ、アボカドとアプ リコットの仁は、それぞれビタミンD及びビタミンEの良好な供給源であり、一 方、ポテトはカリウムが豊富である。 第六番目の範疇による方法によって作られた調製物に於ける成分として機能し 得る他の材料の例は、ミネラルの供給源とし てのケルプのような海藻、ビタミンとカリウムの供給源としての蜂蜜、ビタミン B群、ミネラル、リン及びカリウムの供給源としての醸造用のイースト、及び収 れん剤としてのフラースアースのようなクレーである。 本発明の様々な範疇は以下に説明されるであろう。スターター培養物容器は、 添付の図面を参照して、以下に手短に説明されるであろう。 図面の簡単な説明 図1は、容器及びカバーを部分的に破断した上方からの破断斜視図である。 図2は、図1に示した容器及びカバーの部分破断断面図である。 本発明を実施した最良の実施態様及び他の実施態様 本発明による装置の好ましい形状がまず例示され、続いて本発明の方法の実施 例が示される。 実施例1 スターター培養物の容器 同じ番号は同じ構成部分を表す図面を参照すれば、蓋2を有する容器1が示さ れている。この容器は、この容器と接触するそのエッジに縁部4を有するドーム の形状のカバー3によってカバーされている。 容器1は逆にした先端を切り落とした円錐の一般的形状であ り、コーンを形成し開口する基部に蓋2がぴったり合う。コーンの基部に続く環 状突出部5はカバー3と係合する。同様に蓋2も先端を切り落としたコーンの形 状を有し、蓋の端部からの環状突出部6を有している。 環状突出部5及び6はカバー3及び容器1の溝7及び8にそれぞれ係合し、パ チッとフィットする。環状突出部5は、図1の9で示されている半円状切欠部を 有しているのが好ましい。 図面に記載されている実施例では、容器及び蓋の曲面には、それぞれ10及び 11で示されているように、スロットのみが設けられている。容器を使用する他 のモードが図2に示されている。この容器は12のミルクの表面に浮かんで示さ れ、または13の器のネックに支持されて示されている。 図面に示されているカバー、蓋及び容器は、ABS/PPコポリマーによって 射出成型されている。 実施例2 ケフィールの調製 約15mlの容積を有し一般的に添付の図面に表された容器には、凍結乾燥し た顆粒としての約1gの菌01が入れられる。この容器は約300mlの低温殺 菌された牛のミルクを保持する器のネックに配置され、ミルクが容器内の顆粒に 接触するようにされている。ミルクは室温で24時間放置され、この時にミルク はケフィールに帰られることに注意する。 容器はケフィールから取り除かれ、冷却した流水で洗浄して菌01の顆粒が残 っている過剰のケフィールが除去される。洗浄された顆粒を入れた容器は、次に 新たなミルクのバッチに設置され、前述と同様に放置されて、結果としてケフィ ールを生 成する。 このプロセスは、少なくとも50回繰り返され、ミルクの各バッチから良質の ケフィールが生成される。 実施例3 ヨーグルトの調製物 実施例1で用いられた容器が、約5gのジャルナ バイオダイナミック(Jaln a biodynamic)ヨーグルトで満たされている。この満たされた容器は、約30 0mlの低温殺菌牛乳が入ったコンテナの首部に置かれ、その牛乳は容器内のヨ ーグルトに接している。牛乳は実施例1のような状態にされ、その後、牛乳がヨ ーグルトに変化する。 容器はヨーグルトから離され、容器の外部から余分なヨーグルトを取り除くた めに、蛇口から流れる水で容易を洗浄する。ヨーグルトの入った洗浄された容器 は、牛乳の新鮮なバッチに位置している。24時間、室温状態に保つと、ヨーグ ルトができあがる。 再度ヨーグルトを作るのに、前節で述べたプロセスが繰り返される。 実施例4 この実施例では、発酵乳製品の製造のための管状容器の使用が記述されている 。 約45cmの長さで約14mmODの管状容器が、Bug 01の新鮮な調製物約1 5gで満たされている。この満たされた容器はフルクリーム(full cream)牛 乳の20リットルのプラスチックバッグに入っており、容器は牛乳に十分浸され ている。そのバッグは、再封され、24時間室温の状態にされ、これによ り、時間発酵(time fermented)乳製品ができる。容器は取り除かれ洗浄されて 、ミルクのフレッシュコンテナ(fresh container)になる。ミルクのフレッシ ュコンテナは上述のようにインキュベートされ、発酵乳製品が再び作られる。Bu g01の最初の部分で満たされた同じ管状容器を使って、このプロセルが50回繰 り返される。 他のミルクを、上記実施例で使った低温殺菌ミルクに代えることができる。こ れらのミルクには、フルクリーム(full cream)牛乳、ソヤミルク(soya milk )(プレーンな、または、」VITASOYのような添加された)、山羊のミルク、低 脂肪ミルク、または、スキムミルク(skim milk)が含まれる。商業的に利用で きるヨーグルトスターター培養物やBug01の新鮮な培養物のような、他のスター ター培養物を使うこともできる。 ミルクをより高い温度の状態にしたり、接種の前に初期にミルクを温めたりす るような、異なるインキュベーション状態を使うこともできる。接種したミルク の状態の時間は、異なる濃度の製品を与えるように変えることができる。 以下の実施例は、皮膚や髪の手入れの調製物のベースのような、実施例1で詳 述した方法でのケフィール製品の使用を示している。このような調製物の効能は 、皮膚のケフィール洗浄、皮膚pHの調整に部分的に負っている。特に断りがなけ れば、調製物は、調合から7日以内に使われる。 実施例5 モイスチャライザ(Moisturisers アボカド(Avocado)とケフィールのモイスチャライザ 成分: アボカド1個 ティースプーン1杯の蜂蜜 ティースプーン1杯のレモンジュース ケフィール アボカド、蜂蜜、および、レモンジュースは、厚いペーストに混合される。十 分なケフィールを加え堅いクリームを生成し、少なくとも30分間冷凍される。 顔のうえでクリームが見えなくなるまでモイスチャライザがマッサージされる。 クリームが夜通し顔の上に残り、翌朝には消える。ハーブとケフィールのローション 多くのハーブが、しわの形成の防止に有効である。これらには、フェンネル( fennel)、コンフレイ(comfrey)、きゅうり、カウスリップフラワー(cowslip flowers)が含まれる。 成分: フェンネル ケフィール 最後にフェンネルがぶち切られて、十分なケフィールに混合されて、滑らかな ペーストが作られる。この状態で1時間放置され、フェンネルジュースがケフィ ールに混合される。(フェンネルの代わりに、上述したハーブのうちのどれをも 加えることができる。)このペーストはフェイスマスク(face mask)として使 われ、15分放置されて、ぬるま湯で洗い流される。ケフィールナイトクリーム(皮膚専用) 成分: テーブルスプーン2杯のケフィール 卵黄1個 テーブルスプーン1杯の蜂蜜 テーブルスプーン1杯のクリーム テーブルスプーン1/2杯のリンゴ酢 テーブルスプーン1/2杯のトマトジュース ケフィール、卵黄、および、クリームを混合する。リンゴ酢とトマトジュース を加え、よく混ぜる。蜂蜜を温めて、他の成分に加え、よくかき回す。調製物は 、夜、顔の上で使われる。もし、調製物が皮膚の上で乾きすぎていたら、さらな るクリームが混合を準備するのに使われる。エルダーフラワー(Elderflower)とケフィールのローション 成分: ティースプーン4杯のケフィール ティースプーン2杯のエルダーフラワーの煎じ出した もの(15gのハーブを500mlの沸騰水に加え、 漉すまえに5分間放置する。) ティースプーン1杯のアプリコットオイル ティースプーン2杯のアーモンドオイル この成分をグラスコンテナに封入し、振ることによってよく混合する。この調 製物は、乾燥した皮膚を正常にするモイスチャライザとして、昼夜使用される。ケフィールとマリーゴールド(Marigold)のローション 成分: ティースプーン2杯のケフィール ティースプーン2杯のアプリコットオイル ティースプーン1/2杯のアーモンドオイル ティースプーン1杯のマリーゴールドの煎じ出したも の(30gのマリーゴールドフラワーを500mlの 沸騰水に加える。これは冷ましてもよいが、漉しては いけない。) 他の全ての成分が、マリーゴールドの煎じ出したものに結合され、よく混合さ れる。一日または一晩用いられて、皮膚の酸性の外被のバランスを保つのを助け る。アーモンドとケフィールのクリーム 成分: テーブルスプーン2杯のアーモンドのあら粉(グラン ドアーモンド) ケフィール150g この成分をよく混合して、顔に直接つけて、約1時間放置して、湯で洗い流す 。この調製物は、特に、乾燥した皮膚や傷んだ皮膚に有効である。きゅうりとケフィールのスーサ(Soother) 成分: 小さなキュウリ1本 ケフィール100g きゅうりをスライスし、ケフィールと結合させて、ブレンダー(blender)を 使って混合する。この調製物は使用する前に1時間、冷凍しなければならない。 この調製物は顔や首に使うことができ、夜通し放置するのが好ましい。 実施例6 マスク オートミールとケフィールのマスク 成分; 0.5カップの未調理オートミール 250gのケフィール このマスクは、大きな毛孔を有する肌に使用するのに適している。上記成分は 混合され、少なくとも10時間冷凍される。そのマスクを使用するために、まず 顔面に、ローズマリーの葉を含有するボウル1杯の熱水によって蒸気が当てられ る。蒸気を逃がさないようにするために、タオルがボウルと頭との間に置かれる 。蒸気によって毛孔が開き、その後、上記マスクが顔面に塗られ、約1時間放置 された後、洗い流される。 ケフィールと桃のマスク 成分; 1個の大きな熟した桃(皮をむいてある) スプーン1杯の蜂蜜 ケフィール 桃はぶ厚く切られ、短時間混合した後、蜂蜜が添加される。クリーミーで展延 性に優れた濃度の調製品を得るために、十分な量のケフィールが添加される。も し、混合機が役に立たない 場合は、調製品は手で調合することができる。もし、濃度を上げたいならば、少 量のオートミールを添加することができる。 油性の肌のためのケフィールの粘土パック 成分; ティースプーン2杯のケフィール ティースプーン12杯の漂布土 ティースプーン2杯のじゃがいも水(水中のじゃが いもを煮沸し、このじゃがいもを裏漉しすることに よって得られる水) 上記成分は、滑らかなペースト状になるまで混合される。その調製品は、目以 外の顔面上に塗られ、約20分間放置される。そして、その調製品を残っている じゃがいも水とともに洗い流す。次に、顔面を乾燥させて適当な保湿剤を使って 顔面に潤いを与える。そのマスクは、油性で荒れた肌に使用するのに適している が、1週間に2回以上使用すべきでない。 ハッカとケフィールマスク 成分; 卓上スプーン1杯の漂布土 120グラムのケフィール ティースプーン1杯の蜂蜜 3滴のハッカエキス 1つまみの重炭酸ソーダ ケフィールは漂布土と混合された後、他の成分に添加される。その調製品は、 塗布しやすくするためにボール状の脱脂綿を使って顔面や首に塗られる。そのマ スクは約30分間顔面に放置された後、なまぬるい温水で洗い流される。そのマ スクは油性を中和してくれる。 トマトとケフィールのマスク 成分; 3個の熟したトマト(ジュースとして使用される) 120グラムのケフィール 50グラムのオートミール オートミールは少量の水とともに約20分間煮沸される。トマトジュースとケ フィールは混合された後、冷却したオートミールに添加されて攪拌され、滑らか なペースト状にされる。そのペーストは顔面と首に塗られて約30分間放置され 、その後、なまぬるい温水でゆっくり洗い流される。このマスクは、油性の肌と 頭が黒いにきびに適している。 実施例7 クレンジングブラシ オレンジとケフィールのクレンジングブラシ 成分; 卓上スプーン1.5杯のケフィール 卓上スプーン1杯のべにばな油 卓上スプーン1杯のすりつぶしたオレンジの果皮 卓上スプーン1杯のオートミール 全成分が混合されてペースト状にされる。このペーストは顔面に塗られて、円 を描くようにしてマッサージされる。目の部分は避けるべきである。そして、そ のペーストを温水で洗い流し、顔面を軽くたたいて乾燥させる。このブラシは油 性の肌に対しては1日に一度だけ、乾燥した肌に対しては1週間に2度使用する ことができる。 ケフィールとイースト(酵母)のブラシ 成分; 卓上スプーン1杯のケフィール ティスプーン2杯のアーモンドミール(アーモンド の粗びき粉) ティスプーン1杯の醸造酵母 ティスプーン1杯の流動性の蜂蜜 2滴のラベンダー油 上記成分を混合して顔面にゆっくりマッサージし、その後、このブラシをなま ぬるい温水で洗い流す。このブラシは、ほおの静脈が切れている場合は使用すべ きでない。醸造酵母は血液の循環を刺激するので症状を悪化させる。 実施例8 クレンジングローション バイオレットとケフィアとのローション 配合: ・フレッシュなバイオレットの花と葉とがテーブルス プーンで2杯またはドライなバイオレットの花と葉 がテーブルスプーンで1杯 ・沸騰水が150ml ・ケフィアが150ml 沸騰水がバイオレットに注がれ、混和物は冷まされる。冷まされた混和物はフ ィルターペーパーや他の適切な種類のフィルター手段によって濾過される。そし て濾過された液体にはケフィアが加えられ、完全に混練され、冷却される。この ローションは数日にわたって使用することができ、シミのある肌に用いるのに適 している。蜂蜜入りケフィアのクレンジングクリーム 配合: ・ケフィアがテーブルスプーンで16杯 ・洗浄されたニワトコ花の頭がテーブルスプーンで5 杯 ・溶かされた蜂蜜がテーブルスプーンで2杯半 ケフィアとニワトコ花とが低めに加熱されたポットの中に置かれ、そして半時 間煮られる。混合物は過剰に加熱されてはならず、さもないとケフィアが凝固し てしまう。混合物は加熱を停止され、約5時間放置される。そして混合物は再加 熱され、花の頭は濾しとられて溶かされた蜂蜜が加えられる。クリームは最終的 な組成物を一緒に数分間攪拌することにより調製される。このクリームは好まし くは冷却されて保存される。使用時には、このクリームは顔と首とに充分に塗ら れ、そして湿った生綿で取り除かれる。このクレンザーは全てのタイプの肌に適 する。ケフィアとレモンとのクレンザー 配合: ・ケフィアがテーブルスプーンで3杯 ・搾られた新鮮なレモン果汁がティスプーンで3杯 このクレンザーは材料を一緒に泡立てることにより調製される。調製物は適切 な密閉容器の中で冷蔵庫で保存可能である。クレンジング時には調製物は顔と首 とに塗られ、そして湿った生綿で拭き取られる。 実施例9 肛門治療のための調製物 ケフィアとオートミールとのペースト 配合: ・ケフィアがテーブルスプーンで4杯 ・薄片のオートミールがテーブルスプーンで2杯 材料が混練されてペースト状にされる。もし容易に塗り延ばすことができる粘 度を有する調製物の製造が要求される場合は、より多くのケフィアが加えられる 。このペーストは肛門に塗 り延ばされ、20分未満の間放置されて水で洗い落とされる。好ましくは、前述 の調製物の態様において軽く湿気が加えられる。このトリートメントは毎日用い ることができる。 実施例10 手の治療のための調製物 アーモンドケフィアクリーム 配合: ・アーモンドオイルをテーブルスプーンで1杯 ・ケフィアがカップ1杯 材料は充分混練され、そして就床時に手にもみ込まれる。トリートメントの効 用を高めるため、好ましくは綿のグローブが着用される。翌朝、調製物は手から 洗い流される。 実施例11 風呂水の添加剤 アプリコットとケフィアとのオイル 配合: ・溶かされたバターがテーブルスプーンで2杯 ・オリーブオイルがテーブルスプーンで2杯 ・リンゴ酒酢がティスプーンで1杯 ・マンサクエキスがテーブルスプーンで2杯 ・アプリコット果汁が3個分(好ましくはブレンダー を用いる) ・ケフィアを120g ・攪拌された卵2個 ・ミルクが500ml バターとオリーブオイルとが一緒に攪拌され、約1時間放置される。リンゴ酒 酢、マンサクエキス、アプリコット果汁及びケフィアが混ぜられながら加えられ る。卵とミルク半分とが次 にブレンダーの中の混合物に加えられる。完全に攪拌された後、残りのミルクが 加えられる。混合物は気密容器中で冷却状態を保たれる。混合物は1度の入浴に 1カップ分しか必要とされないので、6回分の入浴に充分足りる。 実施例12 ヘアーコンディショニング シーケルプ(Sae Kelp)とケフィアのコンディショナー 配合: ・卵黄が1個 ・ケフィアが120g ・すり下ろされたレモンの皮がティスプーンで1杯 ・シーケルプ粉末がティスプーンで1杯 卵黄が撹拌され、そしてケフィアが加えられ、その混合物にレモン皮とケルプ 粉末とが加えられる。使用時は、この調製物が髪と頭皮とにもみ込まれ、約30 分間放置される。望まれるならシャンプーに続いて、少量のレモン果汁が含まれ たすすぎ水で調製物が髪からすすがれる。ばさついた髪のためのケフィアのコンディショナー 配合: ・ケフィアがテーブルスプーンで2杯 ・卵が1個 材料が完全に混ざり合うまで一緒に泡立てられる。このコンディショナーは髪を シャンプーした後、髪にもみ込まれて約5分以上の間用いられる。そして、頭は 頭の回りに位置する暖かいタオルかシャワーキャップで包まれ、約15分間放置 される。このコンディショナーは温かい水で髪からすすがれる。 本発明の広い範囲と目的とから離れない範囲で例示された装置と方法に多くの 他の変更と修正がなされうることが認識される。 微生物寄託 乳酸菌とイースト培養菌とが混合されたBug 01の試料は、1 Suakin Street.Py mble.New South Wales 2073.Australiaにあるオーストラリア政府分析実験所に 、1994年11月8日に寄託され、そしてN94/53565の受託番号が付 与された。
【手続補正書】特許法第184条の8 【提出日】1996年5月3日 【補正内容】 明細書 スターター培養容器及びそれを使用する方法 技術分野 本発明は、発酵乳製品を製造する上で使用するための装置、及びこの装置を利 用してかかる乳製品を製造する方法に関する。この装置を使用する、ケフィール 及びヨーグルトの製造方法が、本発明の特定の実施例に記載されているが、本発 明は様々な発酵乳製品を製造するのに好適であることが認められよう。特に、本 発明は、発酵乳製品の自家製造のための方法に関するものである。 従来技術 発酵乳製品は、数百年間にわたって知られているものである。かかる乳製品に は、サワークリーム、バターミルク、ケフィール、クーミス及び様々なチーズが 包含される。 ヨーグルトは、千年来にわたり知られてきている発酵乳製品である。この乳製 品は、トルコの遊牧民が、紀元8世紀までに「ヨーグルト」と称されるものを製 造していた場所であるアジアに起源を有すると考えられている。 ヨーグルトの栄養価は、主にそれが製造されるもととなるミルクによって決ま るのであるが、ヨーグルトはミルクよりも容易に消化されるという点で、利点を 有している。さらにヨーグルトは、治療学的に価値を有し、腸疾患、肝及び胆嚢 疾患の治療ならびに皮膚及び口腔疾患の局所治療に使用される。 従って、ヨーグルトは、市場においてかなりの魅力を持つ製品であって、大量 生産によって入手可能である。しかしながら、特に市販されていない製品が所望 される場合に、ヨーグルトの自家製造にも興味が持たれている。 自家製造においては、通常、ミルクを前もって煮沸し、インキュベーション温 度にまで冷却し、次いでヨーグルト培養物を添加するというプロセスに従う。一 般的に、新鮮なヨーグルト培養物が、ミルクの各バッチ毎に使用される。 ヨーグルト培養物は、不活性の物質と凝集した微生物を含むものであることが 知られている。かかる培養物は、第一バッチのミルクからヨーグルトを調製する ために使用することができ、次いで、ヨーグルトに変換するために第二バッチの ミルクに移され、さらに次々と移し継がれる。 第一バッチのミルクから製造されたヨーグルトの一部もまた、第二バッチのミ ルクのスターター培養物として使用することができる。さらに移し続けることが できるが、最終的なヨーグルト部分は、スターター培養物ほどには有効なもので はないであろう。 ヨーグルトの自家製造は、後に続くバッチのミルクに凝集したスターター培養 物またはヨーグルトの一部を移す工程を含むプロセスを使用することによって容 易ならしめられるかもしれない。しかしながら、このように移すことを容易にす るための装置またはシステムは知られていない。 発明の要旨 本発明の目的は、スターター培養物を移すことを含む、ケフィール及びヨーグ ルトの製造プロセスにおいて、また他の発酵 乳製品を製造するためのプロセスにおいて使用可能な装置を提供することにある 。 本発明の1つの特徴は、発酵乳製品の製造用のスターター培養物用の容器を提 供することであり、かかる容器は、ミルクが前記スターター培養物に接触するこ とを許容するための複数の開口部をその容器壁に有しており、当該開口部の大き さは、溶器中の微生物形成の集塊形成発酵乳が漏れ出ないか、若しくは容器中で 形成された発酵乳製品が漏れにくいものであって、他方、ミルクや遊離した微生 物形成発酵乳製品は通過できるサイズとなっている。 「スターター培養物」なる語には、遊離した微生物及び凝集した微生物が含ま れる。この用語には、発酵乳製品製造微生物を含む、発酵乳製品の一部をも包含 される。 「発酵乳製品」なる語には、時として「培養乳製品」と称される製品が包含さ れる。 容器はいかような形状も可能であり、発酵すべきミルクの容器のために適切な 寸法をもって形成される。容器は、小型の「弾丸形状」のものから、伸長した管 の形状まで様々に変化させることができる。 本発明の特定の実施態様において、容器は、少なくともその一部がミルク表面 の下に位置しつつ、ミルクの表面に浮かぶことが許容されるような材料で製造さ れることが好都合である。浮力を補助するために、容器の周囲に特に突出した部 材を備え、ミルク表面上に容器が支持されるようにすることができる。 容器は、ミルクより密度の高い材料で製造されることが有利である場合に、ミ ルクの中に沈めて使用することもできる。沈めた容器の回収を容易にするために 、ミルクの表面より上へ容器から延びる部材を、容器に連結させておくことがで きる。典 型的には、この部材は鎖などの可撓性部材である。ミルクよりも大きい密度を有 する材料から製造された容器は、好ましくは、ステンレス鋼で製造されたもので ある。 容器は、ミルクが入った器の首部により支持されるような寸法にして、ミルク が入った器と共に使用することもできる。存在する場合には、容器の周囲の外方 向に突出した部材を、前記器の中で容器を支持するために使用することできる。 容器の開口部は、ミルクをスターター培養物に接触させることを許容するだけ でなく、容器に通す水などの流体を流すことも許容する。これは、新鮮なミルク に容器を移すに先立って、容器中の固化したヨーグルトや他の発酵乳製品を減じ るために有益である。これは、後述でさらに詳説する。 容器は、好ましくはスターター培養物を容器に充填すること及び容器を洗浄す ることを容易にするために、蓋を有する。好ましくは、蓋には複数の開口部が備 えられる。蓋の開口部も、容器の開口部と連結して容器を通して流体が流れるこ とが許容される。 容器は、その頂部にカバーを有することができ、これは蓋を含む実施態様にお いて、蓋をも覆うものである。カバーは好ましくは容器とカバーとの間の接触点 近傍に縁部を含む。縁部は、ミルクの器の首部に容器が載置される際の支持体と して役立つことができ、あるいは、容器がミルクの表面に浮かんでいる場合に浮 力を補うのに役立てることができる。 容器に外方向へ突出する部材が包含される場合、かかる部材及び前記カバーの 縁部は、好ましくは同一平面上にある。 蓋及びカバーは、いかような好適な手段によって容器に固定してもよい。かか る手段には、糸を用いた係合、対応するスロットのタブの係合、または単なる摩 擦による係合などが包含さ れる。好ましい係合手段は、蓋と容器、及びカバーと容器との間の留め金で嵌合 することである。 カバー及び容器の蓋は、典型的には円形であり、容器は円形の断面を有するも のである。好ましくは、容器は逆さにした円錐形または逆さにした先端を欠いた 円錐形である。 容器及び蓋の開口部は、いかような形状でもよい。好ましくは、開口部はスロ ットであり、その壁は好適には内側に、容器の内部に向かって曲がっている。蓋 が円形である実施態様において、スロットは蓋の中心に対して放射状に配置され るか、またはそれに対して同心円状に配置されるとよい。同様に、容器の好まし い形状において、スロットは、円錐形の先端欠失部の円の中心に対して放射状ま たは同心円状に配置することができ、一方、円錐形の湾曲した表面上では、スロ ットは典型的には円錐形の軸に対して同心円状にあるか、または円錐形の頂点か ら突き出す線上に位置する。 容器は開口部によって、ミルクを種菌と接触させるとともに、内部に水などの 流体を流すことができるようになっている。容器内に新しいミルクの導入する前 に、固化したヨーグルトその他の発酵乳製品を除去しておくことが望ましい。こ れについて、次に詳細に説明する。 容器は、種菌の充填、及び洗浄を迅速にするため、容器に蓋を設けることが望 ましい。この蓋には複数の開口が設けておくのが有利である。蓋の開口も、容器 の開口とともに、容器内に流体を流すためのものである。 容器の上部には、蓋をも囲むカバーを設けられる。このカバーには、容器との 結合部の近傍に縁部を設けておくと有利である。この縁部は種菌容器をミルク容 器に取り付ける場合の支持部材となり、また種菌容器をミルクの液面に浮遊させ る場合の 浮力部材となる。 種菌容器に突出部を設ける場合は、カバーの縁部と同一面にすることが望まし い。 この蓋及びカバーは、容器に適切な手段で固定される。このような固定手段と して、ねじ込み結合、突出部と溝部の係合、あるいは単なる摩擦結合がある。望 ましい結合手段は、蓋と容器の間、及びカバーと容器の間をスナップ結合する事 である。 カバー、及び容器の蓋は円形断面とする。容器の望ましい形状は、倒立断頭円 錐形である。 容器及び蓋の開口は任意の形状でよい。望ましい開口は長孔である、容器壁は 内側に向かって傾斜した壁がが有利である。蓋が円形である場合は、開口部は中 心から半径方向に延びる長孔、又は同芯円状の長孔が有利である。同様に、容器 の好適な形態として、長孔は、断頭円錐端部の中心から放射状、円錐の頂点に対 して同芯円状に設けられる。 容器とカバーは、通常、合成樹脂材料で構成される。望ましい材料はABS/ ポリプロピレン共重合体である。容器は金属で製造可能。その場合ステンレス鋼 が望ましい。 上記のように、ある形態として、容器を細長い管状部材で構成することができ る。このような部材は、長手方向に複数の孔を設けた端部が閉じた管状体からな る。この孔は、ミルクが内部に流入して種菌と接触できる大きさである。通常こ の孔は直径1mmである。 管状容器の少なくとも一端は閉鎖可能な開放端として種菌を内部に充填できる ようにする。開放端の閉鎖はプラグの差込、キャップをかぶせることによって行 う。別の例として、分離時に開口部が形成される2つの容器を結合したものであ ってもよい。2つの分離体は、ねじ込み、スナップ結合など、適当な方 法で結合する。 管状容器は、柔軟性のある食品用の合成樹脂管などで製作するのが有利である 。管状容器は、合成樹脂、金属などの柔軟性のない材料で製作することもできる 。柔軟性のある管状容器の寸法は、通常、長さが約45cm、外径が約14mm である。しかし、外径約14mmの管状容器の長さが100cmであればよい。 種菌を充填した管状容器は、ヨーグルト又は発酵乳製品製造に用いる市販のミ ルク容器に収容するのに適している。このような容器は、通常、2リットルの合 成樹脂製ミルク容器、20リットルの合成樹脂製バッグ、その他、密閉できる任 意の容量の容器が使用できる。発酵乳製品を製造するため、容器内の種菌が完全 にミルクに浸かるようにする。 第2の範疇として、本発明は、発酵乳製品の製造方法を提供する。その方法は 、次の各段階で構成される。 1)壁に複数の開口部を有する容器を、発酵乳製品を形成する微生物集合体を 接種した一定量のミルクと接触させ、そして前記ミルクを発酵乳を生成する微生 物と共に接種する工程であって、前記接種がミルクに発酵乳を生成する微生物を 直接添加または発酵乳を牛成する前記微生物を前記容器を介して添加するもので あり ; 2)この一定量のミルクを、発酵乳製品製造用に接種し、 3)発酵乳製品を含む容器を、新しいミルク内に移行させて接種を行うこと 第2の範疇では、(3)の段階の反復を含む。 第2の範疇における段階(1)は、よく知られている技術である。例えば、ス トレプトコッカス(Streptococcus)及びリューコノストク(Leuconostoc)種は 、サワークリームやバターミ ルクの製造に使われ、ラクタバシルス・ブルガリウス(Lactabacillus bulgaric us)は、ブルガリア・バターミルクの製造に使われる。 ステロコッカス(steptococcus)種は、時にはペニシリウム(Penicilium), ブレビバテリウム(Brevibacterium)又はラクトバシルス(Lactobacilus)種を 併用して、主としてチーズの製造に使用される。ヨーグルト製造に関する微生物 集合体には、L・ブルガリウス(L.bulgaricus)又はL・アシドフィリウス(L .acidophilius)のようなラクトバシルス(Lactobacilus)種、又はストレプ・ サーモフィリウス(Strep.thermophius)又はストレプ・ラクティス(Strep.l actis)のようなストレプトコッシ(streptococci)が含まれる。ケフィールの 製造には、種菌として、ストレプ・ラクティス(Strep.lactis)、ストレプ・ セモリス(Strep.cremoris)、及び数種のイースト菌、乳酸菌が使われる。 上記のように、第2の範疇における段階(1)では、接種は、微生物体が容器 を介して直接ミルクに添加される。即ち、まず、微生物は直接容器内に充填され 、次に容器がミルク内に導入される。接種に用いる微生物集合体は、発酵乳製品 に添加される。例えば、活力のある微生物集合体を含むヨーグルトを接種体とし て使用できる。 溶解性の接種体はよく知られている。 容器内の発酵乳製品は水で希釈することができる。 本発明の第3の範疇では、発酵乳製品の製造方法が提供される。この方法は次 の各段階から構成される。 1)壁に多数の孔を有する容器に発酵乳製品製造を司る微生物集合体を充填し 、 2)上記容器を一定量のミルクと接触させて発酵乳製造のた めの接種を行うこと。 本発明の第4の範疇では、発酵乳製品製造方法として、次の各段階で構成され る。 1)壁に多数の孔を有する容器に、発酵乳製品製造を司る微生物集合体を充填 し、 2)上記容器を、一定量のミルクと接触させて接種を行い、 3)上記容器を、新鮮なミルクに移送して接種を行うこと、 第3の範疇には、段階(3)の反復を含む。 本発明の第2〜第4の範疇はヨーグルト又はケフィールの製造に使うと有利で ある。 本発明の第3及び第4の範疇でケフィール製造に使用する微生物集合体は、Bu g 01として、オーストラリア政府分析研究所にN94/53565の番号で寄託されてい る。第3又は第4の範疇に使用するラクトバシルス(Lactobacillus)菌の安定 した調製は、日本公開特許明細書、特開平4−330274に記載されている。 本発明の第二から第四の範疇の方法で使用されるミルクは、発酵乳製品の製造 に適したどのようなミルクであってもよく、豆、種子、またはナッツから調製さ れたミルクと同様に、バッファロー、牛、雌馬、山羊、ヤク、トナカイのミルク が含まれる。ミルクは、スキムミルク、ラクトース低減ミルクのような加工ミル クであってもよい。 第二から第四の範疇の方法で使用される容器は、第1の範疇による容器の全て の変形と高揚(preferment)を含んでいることが評価されるであろう。また、本 発明による容器の使用は、発酵乳製品の一つのバッチからミルクのフレッシュな バッチへスターター培養物を単純に移すことを可能とすることが評価されるであ ろう。第2の範疇の場合には、発酵乳製品の一部分が 移され、一方、第3及び第4の範略の場合には集合した微生物の集合が移される 。 スターター培養物を移すことは、単一の初期接種物から調製されるべき生成物 の多くのバッチを可能とする。Bug 01の場合は、スターター培養物は無限の回数 移すことができる。 第三及び第四の範疇の方法に於ける容器を充填するのに使用される組成物は、 粉体、粒状体、タブレットの形状であり得、または不活性支持体上に固定された 微生物を含有し得る。粉体化またはペレット化された組成物は、ゼラチンカプセ ルのようなミルクに可溶の容器に入れることができる。或いは、この組成物は凍 結乾燥材料のブロックで提供され得る。 第五の範疇では、本発明は発酵乳製品を作るためのキットを提供し、このキッ トは、 a)スターター培養物の容器であって、この容器は、ミルクが前述のスタータ ー培養物に接触することを可能とする複数の開口を有し、そして、 b)スターター培養物は、発酵乳製品を形成し得る集合した微生物の組成物を 有している。 第五の範疇の(a)の部分で規定される容器は、本発明の第1の範疇に関して上 述したあらゆる変形と高揚を有している。 第四の範疇の(b)の部分による組成物は、好ましくは容器で供給される。この ような容器には、セルロースのカプセル及び金属箔の袋と同様に上記で特定した ものが含まれる。 本発明による方法は、食物の生産に都合よく使用される。しかし、この方法の 発酵乳製品はまた、食物ではない用途も有している。特に、本発明の発酵乳製品 は、スキンケアまたはヘアケア組成物の基本的な原料または少なくとも成分とし て有利に使用することができる。 従って、本発明の第六番目の範疇によれば、肌または髪のトリートメントの組 成物を調製するための方法が提供され、この方法は、 1)本発明の第1、第2、第3、または第4の何れかの方法を使用した発酵乳 製品の調製、及び 2)(1)のステップからの発酵乳製品を、植物抽出物、植物の組織、防腐剤、 収れん剤、洗浄剤、軟化剤、剥離ミネラル(exfolient minerals)、ビタミン、 pH調整剤、増量剤、または希釈剤から選択される他の成分の少なくとも一つと 混合することを包含している。 前述の方法を使用して調製された組成物に使用するのに適した特定の成分は、 その技術分野の当業者によく知られている。例えば、植物抽出物には、ハーブ、 スパイス及び精油が含まれる。本発明の方法での使用に適したものの典型には、 ウイキョウ、コンフリー、キバナノクリンザクラ、キュウリ、ニワトコの花、、 マリーゴールド、バイオレット、アメリカマンサク、アーモンドオイル、アプリ コットオイル、ラベンダーオイル、オリーブ油、ペッパーミントエッセンス、ま たはサンフラワーオイルが含まれる。植物組織の調製物には、アプリコット、ア ボカド、レモン、オレンジ、ピーチまたはトマトの均質化物のような、フルーツ 、野菜または種子組織の均質化物が含まれる。この調製物は、フルーツ若しくは 野菜の果肉、またはフルーツ若しくは野菜の皮の調製物であり得る。他の典型的 な植物組織の調製物は、オートミールのようなシリアル調製物である。 植物抽出物または植物の調製物はまた、防腐剤、収れん剤、洗浄剤、軟化剤、 剥離無機物(exfolient)、pH調整剤として、またはビタミン及び/若しくは ミネラルの供給源として機能する。例えば、ニワトコの木の花は、収れん剤とし て機能する オイルを含み、レモンジュースは、防腐剤及び剥離剤の性質を有し、オートミー ルは洗浄剤として機能し、アーモンドオイルは軟化剤としての性質を有し、シダ ービネガーはpH調整剤として使用することができ、アボカドとアプリコットの 仁は、それぞれビタミンD及びビタミンEの良好な供給源であり、一方、ポテト はカリウムが豊富である。 第六番目の範疇による方法によって作られた調製物に於ける成分として機能し 得る他の材料の例は、ミネラルの供給源としてのケルプのような海藻、ビタミン とカリウムの供給源としての蜂蜜、ビタミンB群、ミネラル、リン及びカリウム の供給源としての醸造用のイースト、及び収れん剤としてのフラースアースのよ うなクレーである。 本発明の様々な範疇は以下に説明されるであろう。スターター培養物容器は、 添付の図面を参照して、以下に手短に説明されるであろう。 図面の簡単な説明 図1は、容器及びカバーを部分的に破断した上方からの破断斜視図である。 図2は、図1に示した容器及びカバーの部分破断断面図である。 本発明を実施した最良の実施態様及び他の実施態様 本発明による装置の好ましい形状がまず例示され、続いて本発明の方法の実施 例が示される。 実施例1 スターター培養物の容器 同じ番号は同じ構成部分を表す図面を参照すれば、蓋2を有する容器1が示さ れている。この容器は、この容器と接触するそのエッジに縁部4を有するドーム の形状のカバー3によってカバーされている。 容器1は逆にした先端を切り落とした円錐の一般的形状であり、コーンを形成 し開口する基部に蓋2がぴったり合う。コーンの基部に続く環状突出部5はカバ ー3と係合する。同様に蓋2も先端を切り落としたコーンの形状を有し、蓋の端 部からの環状突出部6を有している。 環状突出部5及び6はカバー3及び容器1の溝7及び8にそれぞれ係合し、パ チッとフィットする。環状突出部5は、図1の9で示されている半円状切欠部を 有しているのが好ましい。 図面に記載されている実施例では、容器及び蓋の曲面には、それぞれ10及び 11で示されているように、スロットのみが設けられている。容器を使用する他 のモードが図2に示されている。この容器は12のミルクの表面に浮かんで示さ れ、または13の器のネックに支持されて示されている。 図面に示されているカバー、蓋及び容器は、ABS/PPコポリマーによって 射出成型されている。 実施例2 ケフィールの調製 約15mlの容積を有し一般的に添付の図面に表された容器には、凍結乾燥し た顆粒としての約1gの菌01が入れられる 。この容器は約300mlの低温殺菌された牛のミルクを保持する器のネックに 配置され、ミルクが容器内の顆粒に接触するようにされている。ミルクは室温で 24時間放置され、この時にミルクはケフィールに帰られることに注意する。 容器はケフィールから取り除かれ、冷却した流水で洗浄して菌01の顆粒が残 っている過剰のケフィールが除去される。洗浄された顆粒を入れた容器は、次に 新たなミルクのバッチに設置され、前述と同様に放置されて、結果としてケフィ ールを生成する。 このプロセスは、少なくとも50回繰り返され、ミルクの各バッチから良質の ケフィールが生成される。 実施例3 ヨーグルトの調製物 実施例1で用いられた容器が、約5gのジャルナ バイオダイナミック(Jaln a biodynamic)ヨーグルトで満たされている。この満たされた容器は、約30 0mlの低温殺菌牛乳が入ったコンテナの首部に置かれ、その牛乳は容器内のヨ ーグルトに接している。牛乳は実施例1のような状態にされ、その後、牛乳がヨ ーグルトに変化する。 容器はヨーグルトから離され、容器の外部から余分なヨーグルトを取り除くた めに、蛇口から流れる水で容易を洗浄する。ヨーグルトの入った洗浄された容器 は、牛乳の新鮮なバッチに位置している。24時間、室温状態に保つと、ヨーグ ルトができあがる。 再度ヨーグルトを作るのに、前節で述べたプロセスが繰り返される。 実施例4 この実施例では、発酵乳製品の製造のための管状容器の使用が記述されている 。 約45cmの長さで約14mmODの管状容器が、Bug 01の新鮮な調製物約1 5gで満たされている。この満たされた容器はフルクリーム(full cream)牛 乳の20リットルのプラスチックバッグに入っており、容器は牛乳に十分浸され ている。そのバッグは、再封され、24時間室温の状態にされ、これにより、時 間発酵(time fermented)乳製品ができる。容器は取り除かれ洗浄されて、ミ ルクのフレッシュコンテナ(fresh container)になる。ミルクのフレッシュコ ンテナは上述のようにインキュベートされ、発酵乳製品が再び作られる。Bug01 の最初の部分で満たされた同じ管状容器を使って、このプロセルが50回繰り返 される。 他のミルクを、上記実施例で使った低温殺菌ミルクに代えることができる。こ れらのミルクには、フルクリーム(full cream)牛乳、ソヤミルク(soya mil k)(プレーンな、または、」VITASOYのような添加された)、山羊のミルク、低 脂肪ミルク、または、スキムミルク(skim milk)が含まれる。商業的に利用で きるヨーグルトスターター培養物やBug01の新鮮な培養物のような、他のスター ター培養物を使うこともできる。 ミルクをより高い温度の状態にしたり、接種の前に初期にミルクを温めたりす るような、異なるインキュベーション状態を使うこともできる。接種したミルク の状態の時間は、異なる濃度の製品を与えるように変えることができる。 以下の実施例は、皮膚や髪の手入れの調製物のベースのような、実施例1で詳 述した方法でのケフィール製品の使用を示している。このような調製物の効能は 、皮膚のケフィール洗浄、 皮膚pHの調整に部分的に負っている。特に断りがなければ、調製物は、調合から 7日以内に使われる。 実施例5 モイスチャライザ(Moisturisers) アボカド(Avocado)とケフィールのモイスチャライザ 成分: アボカド1個 ティースプーン1杯の蜂蜜 ティースプーン1杯のレモンジュース ケフィール アボカド、蜂蜜、および、レモンジュースは、厚いペーストに混合される。十 分なケフィールを加え堅いクリームを生成し、少なくとも30分間冷凍される。 顔のうえでクリームが見えなくなるまでモイスチャライザがマッサージされる。 クリームが夜通し顔の上に残り、翌朝には消える。ハーブとケフィールのローション 多くのハーブが、しわの形成の防止に有効である。これらには、フェンネル( fennel)、コンフレイ(comfrey)、きゅうり、カウスリップフラワー(cowslip flowers)が含まれる。 成分: フェンネル ケフィール 最後にフェンネルがぶち切られて、十分なケフィールに混合 されて、滑らかなペーストが作られる。この状態で1時間放置され、フェンネル ジュースがケフィールに混合される。(フェンネルの代わりに、上述したハーブ のうちのどれをも加えることができる。)このペーストはフェイスマスク(face mask)として使われ、15分放置されて、ぬるま湯で洗い流される。ケフィールナイトクリーム(皮虜専用) 成分: テーブルスプーン2杯のケフィール 卵黄1個 テーブルスプーン1杯の蜂蜜 テーブルスプーン1杯のクリーム テーブルスプーン1/2杯のリンゴ酢 テーブルスプーン1/2杯のトマトジュース ケフィール、卵黄、および、クリームを混合する。リンゴ酢とトマトジュース を加え、よく混ぜる。蜂蜜を温めて、他の成分に加え、よくかき回す。調製物は 、夜、顔の上で使われる。もし、調製物が皮膚の上で乾きすぎていたら、さらな るクリームが混合を準備するのに使われる。エルダーフラワー(Elderflower)とケフィールのローション 成分: ティースプーン4杯のケフィール ティースプーン2杯のエルダーフラワーの煎じ出した もの(15gのハーブを500mlの沸騰水に加え、 漉すまえに5分間放置する。) ティースプーン1杯のアプリコットオイル ティースプーン2杯のアーモンドオイル この成分をグラスコンテナに封入し、振ることによってよく混合する。この調 製物は、乾燥した皮膚を正常にするモイスチャライザとして、昼夜使用される。ケフィールとマリーゴールド(Marigold)のローション 成分: ティースプーン2杯のケフィール ティースプーン2杯のアプリコットオイル ティースプーン1/2杯のアーモンドオイル ティースプーン1杯のマリーゴールドの煎じ出したも の(30gのマリーゴールドフラワーを500mlの 沸騰水に加える。これは冷ましてもよいが、漉しては いけない。) 他の全ての成分が、マリーゴールドの煎じ出したものに結合され、よく混合さ れる。一日または一晩用いられて、皮膚の酸性の外被のバランスを保つのを助け る。アーモンドとケフィールのクリーム 成分: テーブルスプーン2杯のアーモンドのあら粉(グラン ドアーモンド) ケフィール150g この成分をよく混合して、顔に直接つけて、約1時間放置して、湯で洗い流す 。この調製物は、特に、乾燥した皮膚や傷んだ皮膚に有効である。きゅうりとケフィールのスーサ(Soother) 成分: 小さなキュウリ1本 ケフィール100g きゅうりをスライスし、ケフィールと結合させて、ブレンダー(blender)を 使って混合する。この調製物は使用する前に1時間、冷凍しなければならない。 この調製物は顔や首に使うことができ、夜通し放置するのが好ましい。 実施例6 マスク オートミールとケフィールのマスク 成分; 0.5カップの未調理オートミール 250gのケフィール このマスクは、大きな毛孔を有する肌に使用するのに適している。上記成分は 混合され、少なくとも10時間冷凍される。そのマスクを使用するために、まず 顔面に、ローズマリーの葉を含有するボウル1杯の熱水によって蒸気が当てられ る。蒸気を逃がさないようにするために、タオルがボウルと頭との間に置かれる 。蒸気によって毛孔が開き、その後、上記マスクが顔面に塗られ、約1時間放置 された後、洗い流される。 ケフィールと桃のマスク 成分; 1個の大きな熟した桃(皮をむいてある) スプーン1杯の蜂蜜 ケフィール 桃はぶ厚く切られ、短時間混合した後、蜂蜜が添加される。クリーミーで展延 性に優れた濃度の調製品を得るために、十分な量のケフィールが添加される。も し、混合機が役に立たない場合は、調製品は手で調合することができる。もし、 濃度を上げたいならば、少量のオートミールを添加することができる。 油性の肌のためのケフィールの粘土パック 成分; ティースプーン2杯のケフィール ティースプーン12杯の漂布土 ティースプーン2杯のじゃがいも水(水中のじゃが いもを煮沸し、このじゃがいもを裏漉しすることに よって得られる水) 上記成分は、滑らかなペースト状になるまで混合される。その調製品は、目以 外の顔面上に塗られ、約20分間放置される。そして、その調製品を残っている じゃがいも水とともに洗い流す。次に、顔面を乾燥させて適当な保湿剤を使って 顔面に潤いを与える。そのマスクは、油性で荒れた肌に使用するのに適している が、1週間に2回以上使用すべきでない。 ハッカとケフィールマスク 成分; 卓上スプーン1杯の漂布土 120グラムのケフィール ティースプーン1杯の蜂蜜 3滴のハッカエキス 1つまみの重炭酸ソーダ ケフィールは漂布土と混合された後、他の成分に添加される。その調製品は、 塗布しやすくするためにボール状の脱脂綿を使って顔面や首に塗られる。そのマ スクは約30分間顔面に放置された後、なまぬるい温水で洗い流される。そのマ スクは油性を中和してくれる。 トマトとケフィールのマスク 成分; 3個の熟したトマト(ジュースとして使用される) 120グラムのケフィール 50グラムのオートミール オートミールは少量の水とともに約20分間煮沸される。トマトジュースとケ フィールは混合された後、冷却したオートミールに添加されて攪拌され、滑らか なペースト状にされる。そのペーストは顔面と首に塗られて約30分間放置され 、その後、なまぬるい温水でゆっくり洗い流される。このマスクは、油性の肌と 頭が黒いにきびに適している。 実施例7 クレンジングブラシ オレンジとケフィールのクレンジングブラシ 成分; 卓上スプーン1.5杯のケフィール 卓上スプーン1杯のべにばな油 卓上スプーン1杯のすりつぶしたオレンジの果皮 卓上スプーン1杯のオートミール 全成分が混合されてペースト状にされる。このペーストは顔面に塗られて、円 を描くようにしてマッサージされる。目の部分は避けるべきである。そして、そ のペーストを温水で洗い流し、顔面を軽くたたいて乾燥させる。このブラシは油 性の肌に対しては1日に一度だけ、乾燥した肌に対しては1週間に2度使用する ことができる。 ケフィールとイースト(酵母)のブラシ 成分; 卓上スプーン1杯のケフィール ティスプーン2杯のアーモンドミール(アーモンド の粗びき粉) ティスプーン1杯の醸造酵母 ティスプーン1杯の流動性の蜂蜜 2滴のラベンダー油 上記成分を混合して顔面にゆっくりマッサージし、その後、このブラシをなま ぬるい温水で洗い流す。このブラシは、ほおの静脈が切れている場合は使用すべ きでない。醸造酵母は血液の循環を刺激するので症状を悪化させる。 実施例8 クレンジングローション バイオレットとケフィアとのローション 配合: ・フレッシュなバイオレットの花と葉とがテーブルス プーンで2杯またはドライなバイオレットの花と葉 がテーブルスプーンで1杯 ・沸騰水が150ml ・ケフィアが150ml 沸騰水がバイオレットに注がれ、混和物は冷まされる。冷ま された混和物はフィルターペーパーや他の適切なフィルター手段によって濾過さ れる。そして濾過された液体にはケフィアが加えられ、完全に混練され、冷却さ れる。このローションは数日にわたって使用することができ、シミのある肌に用 いるのに適している。蜂蜜入りケフィアのクレンジングクリーム 配合: ・ケフィアがテーブルスプーンで16杯 ・洗浄されたニワトコ花の頭がテーブルスプーンで5 杯 ・溶かされた蜂蜜がテーブルスプーンで2杯半 ケフィアとニワトコ花とが低めに加熱されたポットの中に置かれ、そして半時 間煮られる。混合物は過剰に加熱されてはならず、さもないとケフィアが凝固し てしまう。混合物は加熱を停止され、約5時間放置される。そして混合物は再加 熱され、花の頭は濾しとられて溶かされた蜂蜜が加えられる。クリームは最終的 な組成物を一緒に数分間攪拌することにより調製される。このクリームは好まし くは冷却されて保存される。使用時には、このクリームは顔と首とに充分に塗ら れ、そして湿った生綿で取り除かれる。このクレンザーは全てのタイプの肌に適 する。ケフィアとレモンとのクレンザー 配合: ・ケフィアがテーブルスプーンで3杯 ・搾られた新鮮なレモン果汁がティスプーンで3杯 このクレンザーは材料を一緒に泡立てることにより調製される。調製物は適切 な密閉容器の中で冷蔵庫で保存可能である。クレンジング時には調製物は顔と首 とに塗られ、そして湿った生綿で拭き取られる。 実施例9 肛門治療のための調製物 ケフィアとオートミールとのペースト 配合: ・ケフィアがテーブルスプーンで4杯 ・薄片のオートミールがテーブルスプーンで2杯 材料が混練されてペースト状にされる。もし容易に塗り延ばすことができる粘 度を有する調製物の製造が要求される場合は、より多くのケフィアが加えられる 。このペーストは肛門に塗り延ばされ、20分未満の間放置されて水で洗い落と される。好ましくは、前述の調製物の態様において軽く湿気が加えられる。この トリートメントは毎日用いることができる。 実施例10 手の治療のための調製物 アーモンドケフィアクリーム 配合: ・アーモンドオイルをテーブルスプーンで1杯 ・ケフィアがカップ1杯 材料は充分混練され、そして就床時に手にもみ込まれる。トリートメントの効 用を高めるため、好ましくは綿のグローブが着用される。翌朝、調製物は手から 洗い流される。 実施例11 風呂水の添加剤 アプリコットとケフィアとのオイル 配合: ・溶かされたバターがテーブルスプーンで2杯 ・オリーブオイルがテーブルスプーンで2杯 ・リンゴ酒酢がティスプーンで1杯 ・マンサクエキスがテーブルスプーンで2杯 ・アプリコット果汁が3個分(好ましくはブレンダー を用いる) ・ケフィアを120g ・攪拌された卵2個 ・ミルクが500ml バターとオリーブオイルとが一緒に攪拌され、約1時間放置される。リンゴ酒 酢、マンサクエキス、アプリコット果汁及びケフィアが混ぜられながら加えられ る。卵とミルク半分とが次にブレンダーの中の混合物に加えられる。完全に攪拌 された後、残りのミルクが加えられる。混合物は気密容器中で冷却状態を保たれ る。混合物は1度の入浴に1カップ分しか必要とされないので、6回分の入浴に 充分足りる。 実施例12 ヘアーコンディショニング シーケルプ(Sae Kel)とケフィアのコンディショナー 配合: ・卵黄が1個 ・ケフィアが120g ・すり下ろされたレモンの皮がティスプーンで1杯 ・シーケルプ粉末がティスプーンで1杯 卵黄が撹拌され、そしてケフィアが加えられ、その混合物にレモン皮とケルプ 粉末とが加えられる。使用時は、この調製物が髪と頭皮とにもみ込まれ、約30 分間放置される。望まれるならシャンプーに続いて、少量のレモン果汁が含まれ たすすぎ水で調製物が髪からすすがれる。ばさついた髪のためのケフィアのコンディショナー 配合: ・ケフィアがテーブルスプーンで2杯 ・卵が1個 材料が完全に混ざり合うまで一緒に泡立てられる。このコンディショナーは髪を シャンプーした後、髪にもみ込まれて約5分以上の間用いられる。そして、頭は 頭の回りに位置する暖かいタオルかシャワーキャップで包まれ、約15分間放置 される。このコンディショナーは温かい水で髪からすすがれる。 本発明の広い範囲と目的とから離れない範囲で例示された装置と方法に多くの 他の変更と修正がなされうることが認識される。 微生物寄託 乳酸菌とイースト培養菌とが混合されたBug 01の試料は、1 Suakin Street.Py mble.New South Wales 2073.Australiaにあるオーストラリア政府分析実験所に 、1994年11月8日に寄託され、そしてN94/53565の受託番号が付 与された。 請求の範囲 1.発酵乳製品のためのスターター培養物の容器であって、前記容器が、ミルク と前記スターター培養物が接触することを許容する複数の開口部を器壁に備えており、前記開口部が、容器内の凝集した発酵乳を生成する微生物の漏出の防止、 または容器内に生成した発酵乳の漏出を制限するが、少なくともミルクと遊離し た発酵乳を生成する微生物の流れを許容する大きさである、 スターター培養物の 容器。 2.閉端と長手方向に沿って複数の開口部を有する管部材を含む請求の範囲第1 項に記載の容器。 3.前記容器が、前記容器にスターター培養物を充填するための少なくとも一つ の閉口可能な開口部をさらに含む請求の範囲第2項に記載の容器。 4.前記管部材が、約45cm〜約100cmの長さと約14mmの外径を有する可撓性のプ ラスチック材料から形成されている 請求の範囲第2項に記載の容器。 5.前記容器が、ミルクの密度より大きな密度を有する材料から形成されている 請求の範囲第1項に記載の容器。 6.前記容器は、蓋付のチャンバーを含む請求の範囲第1項に記載の容器。 7.前記容器が、前記ミルクに水没した容器を回収するための容器に設けられた 部材をさらに含む 請求の範囲第項に記載の容器。 8.前記開口部が、前記チャンバーと前記蓋の壁にスロットを含む請求の範囲第 6項に記載の容器。 9.発酵乳製品のためのスターター培養物の浮揚性容器であって、前記容器が; 先端を欠いた逆円錐形の一般的な形状をした、底部に蓋が嵌合する開口部を有 するチャンバーであって、前記チャンバーと蓋が複数のスロットを有しており; および 前記蓋を覆い、前記容器を支持するために環状に外方向に突設した縁を有した 、前記開口部に近接する前記チャンバーに結合するドーム状のカバーを含み、 前記チャンバーと蓋が、ミルクと前記スターター培養物が接触することを許容 する複数のスロットを有し、および 前記スロットが、容器内の擬集した発酵乳を生成する微生物の漏出の防止、ま たは容器内に生成した発酵乳の漏出を制限するが、少なくともミルクと遊離した 発酵乳を生成する微生物の流れを許容する大きさである、 発酵乳製品のためのスターター培養物の容器。 10.発酵乳製品の製造方法であって、以下の工程、 (1)複数の開口部を器壁に設けた容器にミルクを接触し、そして前記ミルクを発 酵乳を生成する微生物と共に接種する工程であって、前記接種がミルクに発酵乳 を生成する微生物を直接添加または発酵乳を生成する前記微生物を前記容器を介 して添加 するものであり ; (2)発酵乳製品を生成すべく前記ミルクをインキュベートし;および (3)発酵乳製品を含む前記容器に新鮮なミルクを移し、そして発酵乳製品を生成 すべく前記ミルクをインキュベートする、 工程を含む発酵乳製品の製造方法。 11.前記方法が、複数の工程(3)をさらに含む請求の範囲第10項に記載の方法。 12.前記容器が、閉端と長手方向に沿って複数の開口部を有する管部材を含む請 求の範囲第10項に記載の方法。 13.前記容器が、請求の範囲第9項に記載の容器である請求の箭囲第10項に記載 の方法。 14.発酵乳製品の製造方法であって、以下の工程、 (1)複数の開口部を器壁に設けた容器に、発酵乳製品を生成する凝集した微生物 の組成物を充填し;および (2)工程(1)の充填容器にミルクを入れ、発酵乳製品を生成すべく前記ミルクをイ ンキュベートする、 工程を含む発酵乳製品の製造方法。 15.前記容器が、閉端と長手方向に沿って複数の開口部を有する管部材を含む請 求の範囲第14項に記載の方法。 16.前記容器が、請求の範囲第9項に記載の容器である請求の範囲第14項に記載 の方法。 17.前記凝集した微生物の組成物が、受託番号No.N94/53565を有するBug 01で ある請求の範囲第14項に記載の方法。 18.発酵乳製品の製造方法であって、以下の工程、 (1)複数の開口部を器壁に設けた容器に、発酵乳製品を生成する凝集した微生物 の組成物を充填し; (2)工程(1)の充填容器にミルクを入れ、発酵乳製品を生成すべく前記ミルクをイ ンキュベートし;および (3)発酵乳製品を含む前記容器に新鮮なミルクを移し、そして発酵乳製品を生成 すべく前記ミルクをインキュベートする、 工程を含む発酵乳製品の製造方法。 19.前記方法が、複数の工程(3)をさらに含む請求の範囲第18項に記載の方法。 20.前記容器が、閉端と長手方向に沿って複数の開口部を有する管部材を含む請 求の範囲第18項に記載の方法。 21.前記容器が、請求の範囲第9項に記載の容器である請求の範囲第18項に記載 の方法。 22.前記凝集した微生物の組成物が、受託番号No.N94/53565を有するBug 01で ある請求の範囲第18項に記載の方法。 23.発酵乳製品の製造用キットであって、 (a)ミルクと前記スターター培養物が接触することを許容する複数の開口部を器 壁に備えている発酵乳製品のためのスターター培養物用容器;および (b)発酵乳製品を生成する凝集した微生物の組成物を含むスターター培養物、 を含む、発酵乳製品の製造用キット。 24.前記容器が、閉端と長手方向に沿って複数の開口部を有する管部材を含む請 求の範囲第23項に記載のキット。 25.前記容器が、請求の範囲第9項に記載の容器である請求の範囲第23項に記載 のキット。 26.前記凝集した微生物の組成物が、受託番号No.N94/53565を有するBug 01で ある請求の範囲第23項に記載のキット。 27.肌または髪を処理するための組成物の調製方法であって、 以下の工程、 (1)請求の範囲第10項乃至第22項のいずれかに記載の方法を用いて発酵乳製品を 調製し、および (2)工程(1)で得られた発酵乳製品に、植物抽出物、植物組織調製物、防腐剤、収 斂剤、洗浄剤、緩和薬、剥離剤、ミネラル、ビタミン、タンパク質、pH調整剤、 増量剤または希釈剤の少なくとも一つを組み合わせる、 工程を含む肌または髪を処理するための組成物の調製方法。 28.前記植物抽出物が、ハーブ、スパイスまたは精油である請求の範囲第27項に 記載の方法。 29.前記ハーブ、スパイスまたは精油が、フェンネル、コンフリー、キバナノク リンザクラ、キュウリ、ニワトコの花、キンセンカ、スミレ、アメリカマンサク 、アーモンドオイル、アプリコットオイル、ラベンダーオイル、オリーブオイル 、ペパーミントエッセンスまたはヒマワリオイルから選択される請求の範囲第28 項に記載の方法。 30.前記植物組織調製物が、果実、野菜または種組織、または穀類調製物の均質 化物である請求の範囲第27項に記載の方法。 31.前記果実、野菜または種組織が、アプリコット、アボガド、レモン、オレン ジ、モモまたはトマトから選択される請求の範囲第30項に記載の方法。 32.前記穀類調製物が、オートミールである請求の範囲第30項に記載の方法。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FR,GB,GR,IE,IT,LU,M C,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF,CG ,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE,SN, TD,TG),AP(KE,MW,SD,SZ,UG), AM,AT,AU,BB,BG,BR,BY,CA,C H,CN,CZ,DE,DK,EE,ES,FI,GB ,GE,HU,IS,JP,KE,KG,KP,KR, KZ,LK,LR,LT,LU,LV,MD,MG,M N,MW,MX,NO,NZ,PL,PT,RO,RU ,SD,SE,SG,SI,SK,TJ,TM,TT, UA,UG,US,UZ,VN

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.発酵乳製品のためのスターター培養物の容器であって、前記容器が、ミルク と前記スターター培養物が接触することを許容する複数の開口部を器壁に備えて いるスターター培養物の容器。 2.閉端と長手方向に沿って複数の開口部を有する管部材を含む請求の範囲第1 項に記載の容器。 3.前記容器が、前記容器にスターター培養物を充填するための少なくとも一つ の閉口可能な開口部をさらに含む請求の範囲第2項に記載の容器。 4.前記管部材が、約100cmの長さと約14mmの外径を有する請求の範囲第2項に 記載の容器。 5.前記管部材が、可撓性のプラスチックで形成されている請求の範囲第2項に 記載の容器。 6.前記容器は、蓋付のチャンバーを含む請求の範囲第1項に記載の容器。 7.前記蓋を覆うカバーをさらに含む請求の範囲第6項に記載の容器。 8.前記開口部が、前記チャンバーと前記蓋の壁にスロットを含む請求の範囲第 6項に記載の容器。 9.発酵乳製品のためのスターター培養物の容器であって、前記容器が; 先端を欠いた逆円錐形の一般的な形状をした、底部に蓋が嵌合する開口部を有 するチャンバー;および 前記蓋を覆い、前記容器を支持するために環状に外方向に突設した縁を有した 、前記開口部に近接する前記チャンバーに結合するドーム状のカバーを含み、 前記チャンバーと蓋が、ミルクと前記スターター培養物が接触することを許容 する複数のスロットを有する、 発酵乳製品のためのスターター培養物の容器。 10.発酵乳製品の製造方法であって、以下の工程、 (1)複数の開口部を器壁に設けた容器に、発酵乳製品を生成する微生物と共に接 種された所定量のミルクを接触せしめ; (2)発酵乳製品を生成すべく前記ミルクをインキュベートし;および (3)発酵乳製品を含む前記容器に新鮮なミルクを移し、そして発酵乳製品を生成 すべく前記ミルクをインキュベートする、 工程を含む発酵乳製品の製造方法。 11.前記方法が、複数の工程(3)をさらに含む請求の範囲第10項に記載の方法。 12.前記容器が、閉端と長手方向に沿って複数の開口部を有する管部材を含む請 求の範囲第10項に記載の方法。 13.前記容器が、請求の範囲第9項に記載の容器である請求の範囲第10項に記載 の方法。 14.発酵乳製品の製造方法であって、以下の工程、 (1)複数の開口部を器壁に設けた容器に、発酵乳製品を生成する凝集した微生物 の組成物を充填し;および (2)工程(1)の充填容器にミルクを入れ、発酵乳製品を生成すべく前記ミルクをイ ンキュベートする、 工程を含む発酵乳製品の製造方法。 15.前記容器が、閉端と長手方向に沿って複数の開口部を有する管部材を含む請 求の範囲第14項に記載の方法。 16.前記容器が、請求の範囲第9項に記載の容器である請求の範囲第14項に記載 の方法。 17.前記凝集した微生物の組成物が、受託番号No.N94/53565を有するBug 01で ある請求の範囲第14項に記載の方法。 18.発酵乳製品の製造方法であって、以下の工程、 (1)複数の開口部を器壁に設けた容器に、発酵乳製品を生成する凝集した微生物 の組成物を充填し; (2)工程(1)の充填容器にミルクを入れ、発酵乳製品を生成すべく前記ミルクをイ ンキュベートし;および (3)発酵乳製品を含む前記容器に新鮮なミルクを移し、そして発酵乳製品を生成 すべく前記ミルクをインキュベートする、 工程を含む発酵乳製品の製造方法。 19.前記方法が、複数の工程(3)をさらに含む請求の範囲第18項に記載の方法。 20.前記容器が、閉端と長手方向に沿って複数の開口部を有する管部材を含む請 求の範囲第18項に記載の方法。 21.前記容器が、請求の範囲第9項に記載の容器である請求の範囲第18項に記載 の方法。 22.前記凝集した微生物の組成物が、受託番号No.N94/53565を有するBug 01で ある請求の範囲第18項に記載の方法。 23.発酵乳製品の製造用キットであって、 (a)ミルクと前記スターター培養物が接触することを許容する複数の開口部を器 壁に備えている発酵乳製品のためのスターター培養物用容器;および (b)発酵乳製品を生成する凝集した微生物の組成物を含むスターター培養物、 を含む、発酵乳製品の製造用キット。 24.前記容器が、閉端と長手方向に沿って複数の開口部を有する管部材を含む請 求の範囲第23項に記載のキット。 25.前記容器が、請求の範囲第9項に記載の容器である請求の範囲第23項に記載 の方法。 26.前記凝集した微生物の組成物が、受託番号No.N94/53565を有するBug 01で ある請求の範囲第23項に記載の方法。 27.肌または髪を処理するための組成物の調製方法であって、以下の工程、 (1)請求の範囲第10項乃至第22項のいずれかに記載の方法を用いて発酵乳製品を 調製し、および (2)工程(1)で得られた発酵乳製品に、植物抽出物、植物組織調製物、防腐剤、収 斂剤、洗浄剤、緩和薬、剥離剤、ミネラル、ビタミン、タンパク質、pH調整剤、 増量剤または希釈剤の少なくとも一つを組み合わせる、 工程を含む肌または髪を処理するための組成物の調製方法。 28.前記植物抽出物が、ハーブ、スパイスまたは精油である請求の範囲第27項に 記載の方法。 29.前記ハーブ、スパイスまたは精油が、フェンネル、コンフリー、キバナノク リンザクラ、キュウリ、ニワトコの花、キンセンカ、スミレ、アメリカマンサク 、アーモンドオイル、アプリコットオイル、ラベンダーオイル、オリーブオイル 、ペパーミントエッセンスまたはヒマワリオイルから選択される請求の範囲第28 項に記載の方法。 30.前記植物組織調製物が、果実、野菜または種組織、あるいは穀類調製物の均 質化物である請求の範囲第27項に記載の方法。 31.前記果実、野菜または種組織が、アプリコット、アボガド、レモン、オレン ジ、モモまたはトマトから選択される請求の範囲第30項に記載の方法。 32.前記穀類調製物が、オートミールである請求の範囲第30項に記載の方法。
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