JPH10502730A - 頭上電線を監視するための装置 - Google Patents

頭上電線を監視するための装置

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JPH10502730A
JPH10502730A JP8501980A JP50198096A JPH10502730A JP H10502730 A JPH10502730 A JP H10502730A JP 8501980 A JP8501980 A JP 8501980A JP 50198096 A JP50198096 A JP 50198096A JP H10502730 A JPH10502730 A JP H10502730A
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JP8501980A
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イヴエルセン,ハーコン
モルト,ヘルゲ
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ハフスルンド エイエスエイ
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    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01BMEASURING LENGTH, THICKNESS OR SIMILAR LINEAR DIMENSIONS; MEASURING ANGLES; MEASURING AREAS; MEASURING IRREGULARITIES OF SURFACES OR CONTOURS
    • G01B21/00Measuring arrangements or details thereof, where the measuring technique is not covered by the other groups of this subclass, unspecified or not relevant
    • G01B21/32Measuring arrangements or details thereof, where the measuring technique is not covered by the other groups of this subclass, unspecified or not relevant for measuring the deformation in a solid

Abstract

(57)【要約】 電柱またはマスト(1,2)間に伸びる電導体(3)の形式で懸垂する頭上の電線を監視するための、特に電気負荷の下での電導体(3)内の許容できない高温を検知するための装置であり、この場合電導体(3)のたるみ(H)はセンサー装置(7)を使用することにより決定される。センサー装置(7)は電磁波または音波に好感度であり、その伝播またはパターンは負荷の下での電導体(3)の伸びとそれに伴って増大するたるみ(H)により影響されることに適応する。

Description

【発明の詳細な説明】 頭上電線を監視するための装置 本発明は、電柱またはマスト間に伸びる電導体の形式で懸垂する頭上電線を監 視するための、特に電気的負荷の下での電導体内の許容できない高温を検知する ための装置に関するものであり、その場合、電導体のたるみはセンサー装置を使 用することにより測定される。 以下の記述において、電線という語句は、2点間の直線である幾何学的線とは 対照的な金属の単一電導体または送電線を指す。 電線及びケーブルの熱的過負荷に対する現存の保護方法は電導体内の電流の計 測に基づいており、この根拠に基づいて熱負荷が計算される。さらに如何に多種 類の型の電線が負荷をかけ得るかについての基準が発展してきている。その基準 も現存の保護方法も多くの仮定に基づいている。このことは電導体内の与えられ た電流値における電導体内で得られる理論温度を計算することができるためにな されなければならない。 これらの仮定は主として次のもの、すなわち、或程度の風速、周囲への熱輻射 (これはまた家、木、雲等、周囲の物体の温度と電導体の表面条件に依存する) 、並びに太陽(これは標高と雲量に依存する)及び他の熱源から受けることが可 能な熱輻射である。 このような仮定は現実の世界ではほとんど満足しないことは事実である。した がって送電線の実際の操作にお いては、安全側に使用するために多くの安全係数が使用される。もしこれらの仮 定のすべてと無関係な、風や天候に関する物理量を計測することが可能なら、今 日普通である負荷よりも高い負荷で電線を利用することも可能であろう。負荷ま たは消費が年々定常的に増大しつつある時、(向上させることをベースに)あら かじめ計算された時点において、より高い容量を持つ新しい送電線に投資するこ とが必要となろう。 現存の送電線において、より高い電流値を持つ負荷をかけることを可能にする 新しい計測方法を提供することが本発明の重要な目的の一つである。この場合、 この目的に対応して上記の投資を延期することが可能となろう。 さらに、屋外の温度が最低の時、通常最高の負荷が発生し得る。通常は送電線 の取替えのためのその年の最寒日の負荷がベースとして取られる。現実の状況と 上に議論した仮定との間の最も大きいずれはそのような寒い日に発生するだろう 。 これらのすべての不確かな仮定を避けるために、電線が物理的に計測し得る材 料定数の関数と対応してのみ、増大する温度で伸びるだろうという物理的関係を 利用することにより、保護を与えることが可能であろう。電線のたるみ、二つの 支点の間で引っ張られる時の電線の既知の重量と電線内の懸垂力、及び電線の温 度の間に既知の関係がある。これらの既知の関係から変化する温度における電線 のたるみを計算することは可能である。これ は過去においては非常に面倒な計算であったが、しかし今日においてはこれは個 人用電子計算機(パソコン)での有効な計算プログラムにより非常に簡単に行う ことができる。 米国特許第5,140,257からマストに支持される送電線またはケーブル中の電流 容量または最大電流負荷を測定するためのシステムが知られている。かくしてそ の米国特許は本発明と同じ目的と問題に向けられている。過去において知られた システムにおいて、とりわけ一つの支点における角度計測による電線のたるみの 測定及び、その次に行われる計算とが結合している。これは送電線の負荷状態を 監視する時、たるみを決定するのには面倒で不正確な方法である。 同様の目的のための監視システムの今一つの例が米国特許第5,235,861に開示 される。そこにおける監視は電線の張力の計測に基づいている。さらに送電のた めの電導体または、電線の周囲に取り付けられることに適応するセンサー・モジ ュールを記述している米国特許第4,786,862が参照される。そのモジュールに対 する電力供給は電磁誘導により電導体から直接引き出される。 いくつかの可能な実施例の一つにおいて、本発明はとりわけ関連する監視の目 的のためにレーザー光線を使用しており、その関連のレーザー・ユニット及びシ ステムは長い間、特に大型の構造物の変形及び(または)運動を監視するために 使用されてきたと述べることは適切で ある。レーザー光線のそのような使用例はとりわけ次の特許明細書、すなわちド イツ特許明細書番号DE2,043,436、欧州特許明細書番号EP352,464及び国際特許明 細書番号85/00222に開示される。レーザー光線のこれらの既知の使用法のどれも が上記のような懸垂送電線に関係する実際的利益をもたらさない。 上記のようなレーザー光線に基づく実施例に加えて、本発明はまた、一般に、 非常に興味ある実施例として可視または不可視光線による映像用カメラの使用を 伴う、電磁波または音波の使用に基づいている他の実施例を含んでいる。 かくして上記米国特許第5,140,257により表される最も近い先行技術を出発点 として捕らえると、本発明による装置の新規で特有の特徴は、まずセンサー装置 が電磁波または音波に対して好感度であり、その波の伝播またはパターンは負荷 状態での電導体の伸びとそれによって、増大するたるみにより影響されることに 適応することにより構成される。 ここで与えられる解決手段は、電導体のたるみの変化とその温度との間の、既 知の物理的数学的関係に基づいている。そのたるみの変化は、放射されたレーザ ー光線により、すなわちより一般的には変化し得る伝播またはパターンを持つ電 磁波または音波を使用することにより監視される。そのたるみの予定の限界量を 超過する時、その変化は予定の位置または点に取り付けられた1個以 上のセンサーにより検知される。これらの点は関係する電線の予定の温度限界に 対応する。この方法によるセンサーの作動は対応する信号を監視もしくは操作ス テーションまたは他の形式の自動アラームもしくはスイッチ・オフ装置へ送るよ うにする。 本発明による装置を使用する時に得られる重要な利点として次のものがあげら れる。 1.電線の容量のより良い利用と、さらにそれによる電線の技術的寿命。 2.周囲の変化する状態下での負荷限界に対する、より信頼性のある基準。現存 の通常の実用例によればそのような基準は単純な経験的な仮定に基づいている。 3.経済的にはこの新しい監視形式は電線の容量がさらによく利用されることが できることを意味する。このことはまた、電線の強化または再製作のための投資 を延期することを可能にする。 増大する容量と延期される投資との間の関係は、送電網において増大する全負 荷に関して見積もられた予測によって与えられる。そのような投資に関する決定 は派生的手続(利権処理、土地所有権契約、収用等)のため予め適当な時期にな されなければならない。これらの事情に照らして、電線の負荷能力に関する技術 的仮定に含まれる不確実性は、そのような場合に間接的に考慮に入れられる。こ こに述べられるような本発明による装置に基づく保護によれば、この不確実性は 相当な程度まで低減 することができる。この新しい装置を使用すれば、電線の強化は冷却状態が最も 弱い部分において行うことができる。このことはネットワークにおける投資の部 分の付加的延期が得られることを意味する。 4.保護機能の精度は装置に結合された実際の部分及び、ユニットにおいて使用 される構成要素の精度と無関係であろう。(計測された量のアナログ・シミュレ ーションは行われない)。その精度は電線に対する(電気的ではない)現存の物 理的状態及び、電線温度を測定するために使用される計算プログラムの中でなさ れ得る概算に依存するのみであろう。 以下の記述の中で本発明を次の図面の中で単純化された概念的手法で図示され た典型的実施例を参照してより詳細に説明する。 第1図は第1実施例として2本の電柱またはマストの間の電線のスパンの監視 を立面図で示したものである。 第2図は本発明による第2実施例の対応する立面図を示す。 第3図は電線スパンに対して、横方向に伝播するレーザー光線及び監視装置の ための2本の別の柱を備えた第3の実施例を示す。 第4図は第3実施例に関連する案を示すが監視装置用として1本のみの別の柱 を備えたものである。 第5図は特に第1図の実施例を使用するためのレーザー・ユニットのデザイン の一例を示す。 第6図はレーザー光線の横断面形状とそのレーザー光線用反射器にそれぞれ関 連する或幾何学的関係を説明するために供するものである。 第7図は特に第2図に図示されるような上記第2実施例用として意図された電 線上の反射器の付属品の一例を示す。 第8図は第1図及び第2図と同様な方法で電線スパンに取り付けられた電磁波 または、おそらくは音波用の送信器に基づく本発明の一実施例を示す。 第9図は電線スパンを監視するためのカメラに基づく本発明の別の実施例を示 す。 第10図は第9図の装置により構成することができるカメラと関連する電子及 び、電力供給回路を示すブロック線図である。 第11図は電線カメラ及び、シリンダ・レンズに基づく本発明によるさらに別 の実施例の概念図を示す。 第1図から第4図までのすべてに示された状況は2本の電柱またはマスト1及 び2の間の電線のスパン3に基礎を置いており、そしてこの場合関係する送電線 が図面に示すように両側に伸びている。第1図における電線3については、たる みHとして定義されている。既知のとおり、これは両電柱1及び2における電線 3の両支点を結ぶ直線(第1図における一点鎖線)に関して垂直方向に下向きに 測定される。第1図から第4図までにおいて、如何に電線3が伸びて電線が受け る特に高温化等の、負 荷は、したがって電線の伸びの原因となる電流増加の形式の電気的負荷が、結果 として図示のたるみHより大きいたるみのより低い曲線で示され得る破線及び参 照番号3’で図示される。 第1図から第4図までに示される実施例をそれぞれ以下により詳細に説明する 。 第一の実施例−第1図: 2本の電柱1及び2の間の電線3の最も低い点において、十分に増幅された電 流が電線内を流れる時、レーザー光線6を放射するレーザー・ユニット5が取り 付けられている。第5図を参照して下により詳細に説明するように、レーザー・ ユニット5はそれが吊り下げられている電線3から電力を供給される大きな利点 を持つことができる。レーザー光線6は電線3を支持する電柱のうちの一つに向 かって放射される。レーザー光線6は通常発生している電線3の偏位のため電柱 1の与えられた一部分に対して、横切るように照らされた線または、アーチが常 に形作られている。これはレーザー光線6の横断面形状で行わなければならない が、それは第6図を参照して下により詳細に説明することとする。 電線3の負荷、特に温度が上昇する時、電柱1上の照らされた直線状の部分は 下方へ移動し得る。この運動と電線の温度変化との間の関係は既知の公式または 現存の計算プログラムにより計算することができる。もし電柱の一領域がそのよ うな計算によるスケールを備えているなら、関係するスパンにおける電線3の平 均温度は読み 取られることができる。しかしながら予定の臨界温度が得られた時(例えば80 〜90℃)、自動的に記録することができることはより重要(そしてより有用) である。 この状況は破線3’で表されると考えることができる。ただし、レーザー・ユ ニットの位置5’は最初の位置におけるレーザー光線6より低いレベルでのレー ザー光線6’の伝播を意味する。 臨界温度に対応する電柱1上の計算された点において、レーザー光線6’を受 けることに適当なセンサー7が取り付けられている。レーザー光線がセンサー7 に当たる時、状態の発生を示す信号は本質的に既知の方法で与えられることがで きる。その信号は操作者がいる操作本部へ送信されるか、遠隔制御システムが、 危険な状況が発生する前に電線3の端部におけるスイッチが開くという効果を生 じるよう直接自動的コマンドを行うかのどちらかである。もし1以上の温度レベ ルにおいて警報が望まれるなら、これは警報が望まれる温度に対応する電柱1上 の点の各レベルに対するセンサーを取り付けることにより容易に実行することが できる。第1図にはセンサー7より低い高さに位置する別のそのようなセンサー 7Aが図示されている。 電柱1上の1以上のセンサー7,7Aがセンサーの出力信号を遠隔操作または 監視ステーションへ送信するための図示のようなケーブル9に接続されている。 本発明による特別の実施例においては、これらの出力信号は関 係するセンサー7により受信されるレーザー光線6’から直接引き出されるレー ザー光の形式であり、そのためこのセンサーは受信されるレーザー光を電気信号 に変換するための装置なしの単純な設計とすることができる。そのような場合、 ケーブル9は光ファイバーを用いたケーブルである。最後に第1図は、電柱1上 に取り付けられ、監視装置の全体設置に通常必要な実際の働きが可能である制御 箱10を示しており、その際制御箱10はまた通常ケーブル9、おそらくは光フ ァイバーを用いたケーブルの中の分離した電導体に接続されることができる。 第二実施例−第2図: レーザー光線16を放射するユニット15はここでは関係するスパンにおける 電柱の一つ(1)に取り付けられる。電線3の最も低い点において、レーザー・ ユニット15を支える同じ電柱1上のセンサー17にレーザー光線16’を導く ことのできる反射器13が取り付けられている。光線16は、電線3がその電線 にとって臨界温度に対応するたるみを持つ時、反射器13’がその光線を遮り、 第一実施例と同様の方法で光を送信される信号に変換するセンサー7にその光線 を導くよう配置されなければならない。 第三実施例−第3図: レーザー・ユニット25は電線3からあらかじめ決められた距離に送電線1, 2,3に対して横方向に分離した柱21に取り付けられている。レーザー光線2 6は臨 界温度において、電線のたるみに対応するレベルで電線と交差する方向に放射さ れる。臨界温度に到達した時、電線3’(おそらくはそれに取り付けられた反射 器)は反対側にある分離した柱22の適当な位置に取り付けられたセンサー27 により、受信される光線26を遮るだろう。信号の送信は第一実施例及び第二実 施例と同様の方法で実行されるだろう。かくして臨界温度において、この実施例 のセンサー27からの出力信号は、レーザー光線26がセンサーの側へ入射する ことによって発信される。 第四実施例−第4図: これはレーザー・ユニット25Aを支える1本だけの柱21Aを備えた、第三 実施例の変形であるが、ここでは電線3は反射器23を備えている。その柱に取 り付けられたセンサー27Aは、全体負荷、特に上述の電気負荷の結果として、 低くたるんだ電線3’にレーザー光線26Aが放射された時、その結果生じる反 射レーザー光線26Bを受信する役目を持つ。 第5図は第1図の実施例に対応して、電線3により支えられるレーザー・ユニ ット5を幾分より詳細に示している。そのユニットは第5図でケーシング35に より表されるように非常に丸みのある外形を持つ。ケーシングは例えば、電線3 に取り付けるため上部に、例えばクランプ装置の形式の付属部材を持つ実質的に 楕円形として、成形することができる。図面には操作中電線3の周囲の 電場及びおそらくは磁場に対して、レーザー・ユニット内の構成要素を保護する ためのスクリーン装置32が図示されている。かくして実際のレーザー構成要素 はスクリーン32の内側に取り付けることができる。レーザー・ユニットにより 放射されるレーザー光線が矢印45で表されている。上述のように、レーザー・ ユニット5は、電線3が電流を支える時、電線3からの電力供給を受けることが できることは実質的利点であり、この目的のため電線3へのカップリング装置3 1において、すなわち好ましくは電線3自身からレーザー・ユニットに必要な電 力を引き出す誘導カップリングが図示されている。 第6図は電線3が横方向の風の影響による横方向の偏位をし得る状況と関連し た或幾何学的関係を図示している。この幾何学的関係は第1図に示すように第一 実施例と、第2図に示すような第二実施例の両方にあてはまる。かくして第一の 場合、レーザー・ユニット5は電線3とともに揺れ動き、これは原理的にたるみ Hを半径とする円弧に沿って、そして2本の電柱1及び2における電線の両支点 を結ぶ直線を中心として揺動する。レーザー光線6及びおそらくは6’がたとえ 電線が通常の中央位置から偏位するとしても電柱1と特別のセンサー7にあたる ようにするため、レーザー光線6が横方向に或程度の広がりを持つ横断面、すな わち最も好ましくは第6図に示すような円弧の形状を持つことは実質的な利点で ある。その円弧形状は下側または、外側円弧状輪廓55及び十 分大きな角度範囲にわたって、レーザー光線断面の主境界線を形成する内側円弧 56で示される。かくしてこの円弧断面に対して示される半径3Rは、たるみH に実質的に関係する、すなわちレーザー光線の横断面が電柱1の領域内にあると 考えられる時に対応している。明らかなように、それは第1図における電線曲線 3’に対応する限界たるみを検知する目的のため、決定的重要性を持つレーザー 光線横断面のこの下側境界線輪廓55である。したがって、レーザー光線の幾何 学または、横断面形状の内側または上側境界線は、例えば円弧56の代わりに破 線57で示すようにすることができる。 第2図の第二実施例において、すぐ上で述べたような幾何学関係は十分対応す る方法で、反射器13に適用することができる。第2図におけるレーザー光線1 6が伸びて下がり、揺動しながら反射器13、すなわち電線3’での反射器位置 13’にあたるようにするために、反射器は横方向の広がり、すなわち第6図を 参照してレーザー光線に関して説明される好ましい横断面形状を持たなければな らない。 最後に第7図は有利な反射器13がどの様にして、電線3にがっちりと取り付 けることができるかを示しており、その際、反射器13のための取付け部材65 は電線3の長手方向に或程度の広がりを持ち、そのような長さに沿って反射器を クランプできるようにしてある。取付け部材65は十分丸みのある形状を有し、 これは第5図 におけるレーザー・ユニット5のためのケーシング35が、丸みを持つのと同じ 理由のためであることは留意すべきである。第7図において、反射器の側面から 示されているが、その反射面は第6図との関連で上に説明される有利な幾何学形 状に従って、成形することができることが理解されるだろう。特に第6図におけ る輪廓55により表されるような円弧形状は、付加的に反射器13において望ま しくない電位の一点集中を避けることに貢献するだろう。 第8図の実施例において、前の図面のように、再び2本の電柱1及び2並びに 電線3が示されている。好ましくは電線3の中央部分において、超音波であって もよい電磁波、おそらくは音波のための送信器ユニット85がここでは取り付け られている。もし電磁波(無線)が使用されるなら、電柱1の2個の受信器また はセンサー87及び、88がユニット85から放射物を受信し、協力して、それ ぞれの受信器87及び88により受信される両波の間の時間差を測定することに 適応する。電柱1のこれら2個の受信器87及び88の間の高さ間隔は既知であ り、本質的に既知の原理に基づいて、その際送信器ユニット85の正確な位置を 決定することは十分の可能である。たるみが例えば3’で示される電線の位置ま で変化した時、送信器ユニットは受信器87及び88における時間差の対応する 変化をもたらす別の位置85’を取るだろう。送信器ユニット85の位置または 高さの変 化を示す結果的出力信号は、その時次の処理及び可能なアクションのための計測 ステーションまたは、その類似物へ送信される。操作の完全にアナログ的な方法 は送信器ユニット85からの電磁波の代わりに、超音波の放射に基づくことがで きることは明らかである。明らかにこの場合、受信器センサー87及び88は音 波を検知することに適応しなければならない。 送信器ユニット85は連続波信号を放射することができ、上述の時間差は受信 器センサー87及び88において位相関係から決定することができる。位置決定 、すなわちたるみはまた送信器ユニット85からのパルス信号を基礎とした既知 の方法により決定することができる。 第8図に対応する実施例での実際的操作における重要な利点は、たるみが時間 について連続的に記録され得ることであり、これに対して第1図から第4図まで を基礎とする実施例の大部分は点検知を行うが、そこには電線が検知点の上か下 のどちらに位置するか、決定すべき問題がある。 第9図において、三つの電導体(位相)を備えた送電線が図示されており、そ のうちの一つは前記の実施例のように3で示してある。電線スパン3に対して、 電柱1及び2がまた示されている。電柱1には好ましくは電線3の中央部分が、 視野内に位置するように向けられた視野90を持つビデオ・カメラ97が、取り 付けられている。電線3のこの位置は、カメラ97により映像される ことに適応した目的物93を備えている。その対象物または図97はここでは、 センサー装置を構成するカメラ97により、確実で信頼できる検知のために適し た十分決定された幾何学的形状を持つべきである。電子ユニット99はまたカメ ラ97と連繋して電柱1に示されている。 カメラにより記録される映像は、本質的に既知の方法で映像中の特別の幾何学 的図形を探索するため、適当な映像処理アルゴリズムを使用することにより、デ ジタル的に処理されるだろう。電線の高さすなわち、たるみもその時関係する映 像中の図形の位置から計算されることができる。 ここで使用することのできるデジタル・ビデオカメラ97は典型的には512×5 82画素の解像度を有し、もし20×22.7m2の視野を与えるレンズが選ばれるなら、 4cmの最小識別能力が得られるだろう。したがって電線3に垂下されるべき幾何 学的形状はその形状または、対象物を検知するのを可能にする方法で、カメラに とって可視範囲であるように最小40cmの横方向寸法を持つべきである。このカメ ラ・ベースの実施例による計測の精度は+/−10〜20cmと予測され、そのことは カメラ97における視野とレンズに依存する。 第9図におけるビデオ・カメラ97からの出力信号に基づく必要な処理または 映像処理は、第10図のブロック線図に従ってユニット内で行うことができる。 ここで の構成要素は第9図における電子ユニット99を、部分的にまたは全体的に構成 することができる。 カメラ97としては例えばCCDカメラを使用することができる。これは処理 の第一段階としてすでに知られた方法で、デジタル出力信号を映像記憶装置(フ レーム・グラバー)101へ送信する。ブロック103は、第10図のブロック 線図の形成で見られるように、システム内の映像記憶装置101や、他の構成要 素と共同するため一つの回路板上に構成してもよい、適当にプログラムされたコ ンピュータを表す。コンピータ103は映像処理ユニット全体と、おそらくはま たカメラ自身の中央制御のために備えられていると考えることができる。 コンピュータ103用のプログラムは、リンクし合う有効なプログラム・モジ ュールに基礎を置くことができる。ここではとりわけ当業界の専門家にとって本 質的に既知の、または自明のパターン認識に対する処理または、映像処理のアル ゴリズムの問題がある。 処理の結果である情報は、モデム105及び無線送信器107を介して、例え ば電力分配のため操作センターまたはその類似部へ送信することができる。カメ ラ97−映像記憶装置101のための純粋な静止映像は、ラジオを通じて低速チ ャンネル上に送信することができる。さらに第10図はたるみ以外のタイプの計 測量のためのセンサー115A〜Cを示しており、それらのセンサーはまた同じ チャンネル(モデム105−ラジオ107) を通じて対応する情報信号を、送信するためコンピュータ103に接続すること ができる。 ブロック線図における電力供給は、中央電流供給ユニット110と、バッテリ ー111と、エネルギー供給(外側)112及び、光投射器またはブリッツ・ラ ンプ100のための特別電流供給回路113により構成される。 ランプ100は、原理上カメラ97は現存の周辺の光、特に昼光によってのみ 満足に操作することができるので、第9図に示していない。貧弱な光の状態の下 で、特に夜間に電線3を監視するために、第10図に示すように光投射器または 、ブリッツ光100の形式の人工照明を与えることは基本的な利点である。これ は好ましくはカメラ94と映像記憶装置101と同期され、そのため映像は最適 の光の状態の下で記録され、記憶される。必要な照明はまた、レーザーまたは他 の形式の光源により提供することができる。 いくつかの例において、本発明の実用上有利となり得るビデオ・カメラの特別 の形式は、いわゆるライン・カメラである。周知のように、ライン・カメラは原 理上、映像面にわたってではなく、線に沿って映像化するために備えられる。当 面の関連では、さらに円柱レンズを備えたライン・カメラを組み合わせることが 大きな利点である。この形式のカメラは映像すべき光源、好ましくはレーザー・ ユニット、すなわちすでに上に述べた一形式 のユニットまたは構成要素を必要とする。特に、第1図に示す基本的配置はここ に述べるように、ライン・カメラの解像に非常によく使用され得ることを述べて おく。そのような場合、レーザー・ユニット5からの光線6が「視界の線」を構 成することは決定的なことではない。 原理上、垂直軸を持つシリンダ式レンズを同時使用するライン・カメラは、広 げられた検知範囲に対して視野を広げる。既知の方法で円柱レンズは、セクター 内のすべての点を一線中に集中させ得る。この解像は、光源またはレーザーが映 像化される点は、強度の差を利用するための基礎として使用することができるた め、変化するたるみのより精密な検知の可能性を含んでいる。この実施例はセク ターの範囲内でたるみの連続計測を行い得る。 第11図は概念的及び単純化された方法で、ライン・カメラに基づく実施例を 示す。柱2において一般に129で示すライン・カメラは電線3を監視するため に垂下し、この場合電線スパンの約半分だけが示されている。電線3においては 、ライン・カメラ129の視野に入っている、光源、特にレーザーの形式の送信 ユニット125が取り付けられている。送電線は、たるみが増加した別の位置3 ’で示され、この場合レーザー・ユニットはこれに対応して位置125’まで降 下している。レーザー・ユニット125のそれぞれの位置から、光線の伝播がど のようにしてカメラ129に入って行くかが、異なった一点鎖線で示されている 。その関連で、このカメラ は上述のように多少普通の対物レンズ131と円柱レンズ132を含むことがで きる。映像化は比較的狭く、そして垂直方向に或程度の伸長部を有するフィール ドまたは平面133内で行われる。上方位置におけるレーザー・ユニット125 を表す光点が例えば映像平面133内の一点135として映像化されるだろう。 これに対して位置125’におけるレーザー・ユニットからの光点は映像平面1 33内の135’において映像されるだろう。映像平面133に結合する適当な 検知要素により、電線3のたるみの連続計測を実施することがかくして可能であ ろう。 本発明が基礎を置く基本的アイデアがここに述べられ、そして一例として示さ れている実施例に関連する変更及び変形を可能にすることは明らかである。特に 送信器ユニット、反射器または映像対象は電線スパンの中央に位置する必要はな いが、送電線の近隣の地形、ビルディング等のような局所的状況に依存して、中 央部分からずらすことができる。例えば峡湾スパンまたは他の接近し難い場所に 設置された送電線スパンのような、特別の状況はまたセンサー装置や、おそらく は送信器ユニットの配置全体の変更につながるかもしれない。特にカメラの実施 例に関連して述べたような信号処理に関しては、上記のような処理に加えて、付 加的なそして他の形式の信号処理、例えば送信ユニット等からのパルス放射に基 づくフィルタリングや相互関連技術も使用することができる。
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Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.電柱またはマスト(1,2)の間に伸びる電導体(3)の形式で懸垂する頭 上の電線を監視するための、特に電気負荷の下での電導体(3)内の許容できな い高温を検知するための装置であって、電導体のたるみ(H)がセンサー装置( 7,17,27,87,88,97)を使用することにより決定される装置にお いて、センサー装置(7,17,27,87,88,97)は電磁波または音波 に対して好感度であり、その電磁波または音波の伝播または、パターンは負荷の 下での電導体(3)の伸び及び、それによって増大するたるみ(H)により影響 されることに適応することを特徴とする装置。 2.前記波動用の送信器ユニット(5,85)は電導体(3)に、好ましくは電 線スパンの最低点に取り付けられていること、及び その送信器ユニットへの電力供給は電導体回りの磁場及び(または)電場を介 して電導体自身から取り出されることに適応していること を特徴とする請求の範囲1に記載された装置。 3.センサー装置(7,7A,17,87,88,97)が、電線スパンの一端 を支える電柱(1)に取り付けられていることを特徴とする請求の範囲1または 2に記載された装置。 4.センサー装置(27,27A)は電導体(3)に対して横方向に向くよう分 離した電柱(22,21A)ま たは、他の支持構造物に取り付けられていることを特徴とする請求の範囲1また は2に記載された装置。 5.センサー装置は異なった高さに取り付けられた、少なくとも2個のセンサー (7,7A,87,88)により構成されていることを特徴とする請求の範囲3 または4に記載された装置。 6.送信器ユニット(5)は本質的に既知のように、電位の集中を避けるため丸 みのある外形を持つことを特徴とする請求の範囲2から5までのいずれか一つに 記載された装置。(第5図) 7.送信器ユニット(5)は電導体(3)が作り出す電場または、磁場から送信 器ユニット内の構成要素を保護するためのスクリーン装置(32)を含んでいる ことを特徴とする請求の範囲2から6までのいずれか一つに記載された装置。( 第5図) 8.送信器ユニットはレーザー・ユニットにより放射されたレーザー光線(6, 16,26)に対して、好感度のセンサー装置(7,17,27)と共同するこ とに適応するレーザー・ユニット(5,15,25)であり、そのレーザー光線 の通路(6’,16’,26)は負荷の下での電線の伸びと、それに伴って増加 したたるみ(H)に影響され、そしてレーザー光線は好ましくは間隔を置いて弧 を描いて延び、おそらくはパルスにすることに適応することを特徴とする請求の 範囲2から7までのいずれか一つに記載された装置。 9.レーザー・ユニット(5,25)は通常電柱またはマスト(1,22)、好 ましくは電柱またはマストに取り付けたセンサー装置の高さより高い位置を的と していることを特徴とする請求の範囲8に記載された装置。 10.センサー装置(17)と同様にレーザー・ユニット(15)は電線スパン の一端を支える電柱(1)に取り付けられており、そのレーザー光線(16)は 調整されて電線スパン(3)の最低部の下と与えられた距離を持つこと、及びレ ーザー光線(16)のための反射器(13)は前記最低部に取り付けられている ことを特徴とする請求の範囲8に記載された装置。(第2図) 11.レーザー・ユニット(25,25A)は電導体(3)に対して横方向に向 くよう分離した電柱(21,21A)または、他の支持構造物に取り付けられて おり、そのレーザー光線(26,26A)は一般に電導体(3)の下を与えられ た距離で横切る方向に向けられていることを特徴とする請求の範囲8に記載され た装置。 12.センサー装置(7,7A)からのレーザー光の形式の出力信号は、光ファ イバーのケーブル(9)を介して、遠隔監視ステーションへ直接送信されること を特徴とする請求の範囲第8項から第11項までのいずれか一つに記載された装 置。(第1図) 13.レーザー・ユニット(5,15)は少なくとも下側部分に下向きの円弧の 横断面形状を有し、好ましくは検知されるべきたるみ(H)に対応する半径(3 R)の 形状を有するレーザー光線(6,16)を、放射することに適応していることを 特徴とする請求の範囲8、9、10、または第12項のいずれか一つに記載され た装置。(第6図) 14.反射器(13)は、電導体(3)にがっちりと取り付けられている(65 )ことを特徴とする請求の範囲10、12、または13のいずれか一つに記載さ れた装置。(第7図) 15.反射器(13)の反射面は少なくとも下側部分に、検出されるべきたるみ (H)に対応する半径(3R)を持ち、そして実質的に2本の電柱(1,2)に おける電線スパンの支点を通る直線を中心に下向きの円弧形状(55)を備えて いることを特徴とする請求の範囲10、12または14のいずれか一つに記載さ れた装置。(第6図) 16.センサー装置(27A)はレーザー・ユニット(25A)と同じ電柱(2 1A)に取り付けられていること、及び反射器(23)は電導体(3)に取り付 けられていることを特徴とする請求の範囲11、12または14のいずれか一つ に記載された装置。(第4図) 17.センサー装置(27)は、レーザー・ユニット(25)用の電柱(21) に関して、電導体(3)の反対側の別の離れた電柱(22)に取り付けられてい ることを特徴とする請求の範囲11、12または14に記載された装置。(第3 図) 18.送信器ユニット(85)は無線波または、超音波を放射することに適応し ていること、及び少なくとも2個のセンサー(87,88)に到達する時その波 動の時間差がたるみを決定するための基礎とされ、その場合センサー(87,8 8)間の間隔は既知であることを特徴とする請求の範囲2及び5、そしておそら くは6及び7のうちの一つに記載された装置。(第8図) 19.センサー装置はカメラ(97)の形式を持つこと、うまく決定された幾何 学的形状を持つ映像対象物(93)は、好ましくは電線スパンの最低位置にある そのカメラの視野(90)内の導体(3)に取り付けられていること、及びその カメラと関連してたるみを決定するための、本質的に既知の方法で映像処理また は、パターン認識用装置(101,103)が備えられていることを特徴とする 請求の範囲1及びおそらくは3、4または5のいずれか一つに記載された装置。 20.好ましくはブリッツ光の形式の映像対象物(93)を照らすための送信器 ユニット(100)が備えられていることを特徴とする請求の範囲第19項に記 載された装置。 21.送信器ユニットは光源であり、好ましくはレーザー・ユニット(125) であること、及びセンサー装置は垂直方向に向いた軸を有するシリンダ式レンズ (132)を組み込んだライン・カメラ(129)であることを特徴とする請求 の範囲2から7までのいずれか一つに 記載された装置。
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