JPH10502225A - 受信した伝送内容に関するデータの収集システム - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 この発明は、参加者によって受け取られた伝送内容に関連したデータを収集するデータ収集システムに関する。参加者は、処理ユニット（２１）と手持ちユニット（２８）を備えた遠隔データ収集ユニット（２０）を有する。伝送内容はアンテナ（４２）を介して受け取られ、入力信号のライン７から１２に含まれる符号化データが検索されてデータ制御部（２７）に送られる。コマーシャルを見ていることに関するデータは、参加者がコマーシャルの間手持ちユニット（２８）のボタン（３７）を押し続けるとき、格納され始める。収集ユニットの特有の識別情報とともに現在検索された符号化データと、現在の時間とが、着脱自在なスマートカード（３０）に格納される。飽和したときスマートカードは、格納されたデータが参加者が最初にデータ収集ユニットを取得したときに得たデータとの関連を検索される中央制御装置に送られる。

Description

【発明の詳細な説明】 受信した伝送内容に関するデータの収集システム 本発明はデータを収集するためのデータ収集システムに関する。より詳しくは 、参加者によって受信された伝送内容、例えば参加者の受信した伝送内容の注目 に関するデータを収集するシステムに関する。本発明はまた、テレビ広告および 番組を見ることに関するデータを収集するシステムに関する。 テレビ放送網を介して伝送された情報あるいは商品を得るため、それがテレビ 番組であろうと広告であろうと、データを見ている視聴者に関するデータを得る ことが難しいという問題がある。さらに、このような番組や広告を視聴者の社会 的位置付けに関連させるデータを得ることも問題である。 上述したデータのどちらかを得るために、種々のシステムが用いられている。 例えば、直接会ったり、電話などで一日でテレビを見る時間、番組の種類や見た 広告、好まれる時間帯や曜日などを問い合わせるために、マーケット調査員を雇 うことができる。この種のデータの精度は、回答者の正直さと記憶にかなり左右 されることが理解されるであろう。他の例では、視聴者自身を録画することによ り、あるいは視聴者がテレビをつけている間の時間、全て録画することにより、 視聴パターンを調査する。しかしこれらの例題は侵害的である上、相当な手作業 の解析を必要とする一般的なデータしか得られない。 それに加え、参加者への伝送内容あるいは参加者による伝送内容の情報を転送 したり、取り扱うことは、このような転送の範囲を制限するため高価な装置を必 要としていた。 本発明の目的は、上述した問題を解決し、改良されたデータ収集システムを提 供することである。 また本発明の目的は、伝送内容に含まれる情報のより容易な入手あるいは取り 扱いを行なうことである。 本発明によれば、受信された伝送内容に応じて参加者に関するデータを収集す るデータ収集システムであって、そのシステムは次の構成を備える。 遠距離参加者に使用時には分配されている複数のデータ収集ユニットを備え、 各データ収集ユニットは特有の識別情報を有するとともに、 伝送内容を受け取る受信手段と、 情報格納手段と、 ユニットの手動操作に応答して伝送内容の一部のデータを、前記ユニットの情 報格納手段に格納する応答手段とを備え、 前記システムはさらに、前記特有の識別情報に応じてシステムの参加者に関連 したデータを格納するための手段と、データ収集ユニット情報格納手段の特有の 識別情報を読む手段と、前記ユニットの手動操作に応答して格納されるデータを 読む手段とを有する中央制御装置を備える。 このようにして、複数のデータ収集ユニットの情報格納手段が、中央制御装置 によって読まれ、受信された伝送内容に応答して参加者を表す情報がシステム参 加者に関連した格納データと関連付けられる。提供されたデータに基づいて、広 告等のある伝送内容に応答して参加者の数を参加者に関連した社会的位置付けと もに、確認することができる。例として、特定の広告を見た参加者の数と、例え ば特定の広告を見た男性の数とを確かめることができる。 好ましくは、データ収集ユニットはディスプレイ手段を備える。 このように、データの格納は参加者に視覚的に示されることができる。 前記情報格納手段によって格納されたデータの量が所定の容量に達した時、前 記ユニットが前記ディスプレイ手段を起動し、所定の表示を表示することが好ま しい。 この結果、参加者は前記情報格納ユニットに含まれるデータが中央制御装置に 転送されるべき時期を知ることができる。 ひとつの実施形態において、前記所定の容量は、１から１２週間の期間の間、 参加者によって格納されたデータの平均的な量に対応する。 これは、格納されたデータにとって好都合なターンラウンドタイムであること がわかった。 好ましい実施形態では、データ収集システムはさらにメモリを備え、前記応答 手段は前記ユニットの手動操作に応答し、伝送内容の一部のデータが前記ユニッ トの前記メモリ手段によって格納される。 この結果、前記伝送内容の中にさらに特別なデータ、例えば電話番号や住所な どが格納できる。 好都合には、データ収集システムがさらに、データ収集システムを起動させて 、格納されたデータを表示させる手動ディスプレイスイッチを備える。 この結果、後の使用において、さらに特別なデータが容易に検索される。 ひとつの実施形態において、前記情報格納手段は、前記中央制御装置の位置 に物理的な送信を可能にするために、前記データ収集ユニットから離脱可能であ る。 これにより、前記読む手段によって特に便利なデータ収集が可能となる。 好ましくは、前記情報格納手段はスマートカードを備える。 スマートカードは、情報を格納するために、データ収集ユニットをシ ンプルにかつ低価格で製造および運用するのに、便利で、使いやすく、価格も低 い。 他の実施形態において、前記読む手段は前記情報格納手段とリモート通信する 電子受信手段を備える。 したがって、読み取りは、電子通信、例えばモデム等の手段を介して遠隔操作 される。これは、前記読む手段による便利なデータ収集を可能にする。 前記データ収集ユニットはプッシュスイッチを手動操作することによって手動 で動作することが好ましい。 ひとつの実施形態において、前記応答手段は前記ユニットの連続的な手動動 作の間のみ前記情報格納手段に前記データを格納する。 この結果、参加者はデータの格納を確保するために物理的な動作を行ない、維 持しなければならない。 前記応答手段は前記情報格納手段に前記データを格納する間、時間の単位を割 り当てることが好ましい。 これは、データの簡単な収集を可能にする。 好都合には、前記時間の単位は１秒である。 好ましい実施形態では、前記読む手段はデータを格納する間割り当てられた、 蓄積した時間の単位を読み、前記中央制御装置は蓄積された合計の単位に従った 値を割り当てる。 このようにして、参加者は参加する動機を与えられる。 好都合には、前記値は金銭、利益、ディスカウント、ディスカウントポイント の価値、金銭的価値である。 このように、金銭またはこれに等しいいくつかの形態あるいは他の形態が可能 である。 好ましくは、前記受信手段は伝送内容を解読する手段を備え、前記伝 送内容が伝送内容を確認するための符号化領域を含む。 符号によって、ある伝送内容に関連した参加者のための調査を行なう方法を提 供することができるので、符号を含む伝送内容を使用することにより、中央制御 装置に返送された情報格納ユニット上のデータは、容易に解析される。 ひとつの実施形態において、前記符号化領域は送信時間と日付情報を含み、前 記応答手段は送信時間と日付情報を、前記情報格納手段に格納されたデータとと もに格納する。 好ましくは、前記データ収集ユニットはさらにクロック手段を備え、前記応答 手段は単位時間と日付を、前記情報格納手段に格納されたデータとともに格納す る。 したがって、情報格納ユニットから中央制御装置によって読まれたデータの解 析は、遅れ時間が実際の伝送時間に対して参加者の応答に発生したか否かを示す ことができる。このようにして、伝送内容、すなわちテレビ広告がコマーシャル 中継時に見たのか又はビデオで撮った録画したものかを知ることができる。 好都合には、各データ収集ユニットは別々の手動操作手持ちユニットを有し、 前記応答手段は手持ちユニットの手動操作に応答する。 したがって、参加者は手持ちユニットを持ち、操作するだけでよい。このユニ ットは好都合には、テレビのリモコンと同じようなサイズである。 前記手持ちユニットは赤外線通信リンクの手段によって応答手段と通信するこ とが好ましい。 ひとつの実施形態において、前記手持ちユニットは前記参加者所在地において 現在の使用者の数に関した使用者データを前記応答手段に供給することができ、 前記応答手段が前記情報格納手段に格納されたデータ とともに前記使用者データを格納する。 他の実施形態において、前記手持ちユニットは、左専用スイッチと右専用スイ ッチを有し、これにより前記応答手段が前記左および／または右専用スイッチの 手動操作に応答する。 これにより、より興味ある参加が促進される。 好ましくは、前記応答手段は、前記伝送内容に含まれるスイッチデータに従っ て前記左および／または右専用スイッチの手動操作に応答するのみである。 したがって、参加者がスイッチを間違って押すことによりデータ収集システム を誤用すると、遮断手段がデータ収集を禁止する。このような禁止は一時的ある いは永久である。 ある場合では、データ収集ユニットは前記スイッチによって駆動される左ライ トおよび右ライトである。 好ましくは、データー収集ユニットはさらに、プリンタ手段を備える。 本発明の例を、添付した図面を参照して、以下に説明する。 第１図は、本発明の第１実施形態の中央制御装置を示す。 第２図は、参加者所在地にある本発明の第１実施形態のデータ収集ユニットを 示す。 第３図は、本発明の第１実施形態のシステムの概略的な図である。 第４図は、参加者所在地にある本発明の第２実施形態のデータ収集ユニットを 示す。 第５図は、本発明の第２実施形態の処理ユニットを示す。 第６図は、本発明の第２実施形態の手持ちユニットを示す。 第７図は、図５に示された処理ユニットの回路を示す。 第８図は、本発明の他の実施形態の手持ちユニットを示す。 テレビ広告に関連して本発明を以下に説明するが、これは一例に過ぎ ない。 図１を参照すると、中央制御装置１は、この制御装置のための制御プログラム を格納するためのリードオンリメモリ３に接続された中央演算処理装置（ＣＰＵ ）２を有する。ＣＰＵ２はまた、プリンタ４、キーボード５およびスクリーン６ の形態である従来の周辺装置にも接続されている。ＣＰＵ２はまた、参加者デー タ格納部７、視覚データ格納部８および伝送データ格納部１１にも接続されてい る。これらは、明確にするために別々に示されているが、勿論、単一のメモリユ ニットの分割された部分であってもよい。専用印刷ユニット９も、バウチャ（vo ucher）やクーポンを印刷するために接続されている。この印刷ユニットの機能 をプリンタ４に含ませることができる。また、読取りユニット１０がＣＰＵ２に 接続されており、その機能を以下に説明する。 当業者が理解するように、上述したコンポーネントは、読取りユニット１０の 例外があるが、コンピュータと協働する標準のコンポーネントであり、これらの コンポーネントの詳しい内部接続、機能および作用は明白である。全てのコンポ ーネントは適当なバスによって接続される。 図３を参照すると、放送用のテレビ広告は処理ユニット５１によって処理され る。このユニットでは、広告の内容に先立って、広告コードと放映時間コードが 入力される。広告は通常、ビデオテープの形態である。広告コードによって、例 えば石鹸ブランドＸＸＸのためのアベイラブル３（available３）の第３のコマ ーシャルである広告を認識することができる。 英国での伝送システムに基づいた例でしかないが、符号は、次のようにテレビ 信号の中に含まれる。従来公知のように、テレビ伝送画面は、同期パルスによっ て調整された多数の線を有している。英国では、画像データに用いられる線はイ ンターレースされ、合計６２５本の走査線を 形成する。垂直帰線期間として知られる２５本の線に相当する付加期間が設けら れ、これにより受像機は次の画面の最上部に戻るようになっている。上述した符 号はこれらの２５本の線、おそらく７番目〜１２番目の線の中に設けられる。受 信されたテレビ画面の中に含まれるこれら６本の線の場所は正確であり、したが ってこの中の符号は使用のために抽出できる。 各線は４５バイトの情報を含み、５０Ｈｚの周波数において６本の線に対して 、１秒当たり１３，５００バイトが伝送可能であり、これは広告コードと時間符 号のためにはかなり十分である。広告の実行時間にわたって、符号が周期的に繰 り返されることが好ましい。 符号は広告者や放送者においてキーボード入力によって広告のビデオテープに 付加可能であることが理解されるであろう。さらに、時間符号は広告者の代理人 すなわち設備において広告のビデオテープに付加可能である。しかし時間符号は 、放送スケジュールの変更を考慮することができるため、実際の放送時間に放送 者において付加することが好ましい。 このようにして広告コードと時間符号とともに広告が、放送場所５２からルー ト５３に沿って複数の参加者所在地５４₁〜５４_nへ放送される。ルート５３は例 えば、送信機や衛星から、あるいはケーブルを介する放送の形態をとるだけであ る。 図２は参加者所在地における構成を示している。各参加者のシステムは処理ユ ニット２１と手持ちユニット２８を備えたデータ収集ユニット２０を有する。処 理ユニット２１は、ルート５３を介して伝送内容を受信するライン、この場合ア ンテナ線４２に接続された入力端２２を有する。入力端２２は、テレビ４１が接 続された出力端４０へのコネクタを有する。このように処理ユニット２１は、テ レビに伝送された内容を受信するアンテナから回路内へ接続され、テレビ内ある いはテレビの下の 床に適当に配置される。 入力端２２はまた、ＶＨＦ復調回路２３に接続される。同調信号はスプリッタ ２４を通り、同期信号を分離される。同期信号はタイミング制御ユニット２５へ 送られる。そして入ってきた信号は、検索データユニット２６へ送られ、検索デ ータユニット２６はタイミング制御ユニット２５から受信されたタイミング信号 に従って、上述した７番目から１２番目の線を検索する。検索されたデータは、 データ制御部２７へ送られる。データ制御部はディスプレイ４３に接続される。 着脱可能なスマートカード３０は処理ユニット２１のソケットに挿し込まれ、デ ータ制御部２７との通信リンクが達成される。この通信リンクはライン３１によ って示される。 手持ちユニット２８はライン３２によって処理ユニット２１の入力端２９に接 続される。この入力端はまたデータ制御部２７に接続される。手持ちユニット２ ８は、３３、３４、３５、３６によって示されるように、単一の押しボタンスイ ッチ３７とともに少なくとも４つのスイッチの列を有する。 データ収集ユニットの接続と使用は次の通りである。データ収集ユニットを受 け取った参加者は最初に、アンテナ線を入力端２２に接続し、ケーブルを出力端 ４０からテレビ４１に接続する。そして未使用のスマートカード３０が処理ユニ ット２１に挿入される。スマートカードのオンボードプロセッサのプログラムに 従って、初期処理が行われる。このような処理はユニットチェックの形式を採用 することができ、ディスプレイ４１は、処理ユニットが動作可能であることを参 加者に示すように動作する。 広告を表示するデータの格納を開始するため、テレビのスイッチが入れられる 。手持ちユニット２８は４つのスイッチ３３、３４、３５、３ ６を有し、これらは特定の視聴者に割り当てられている。このように、テレビの スイッチが入れられると、これらの４つのスイッチのひとつが作動され、誰がテ レビを見ているかが確認される。テレビを見ている人の構成が変化すると、適当 なスイッチが作動あるいは停止する。 割り当てられた視聴者を示す信号はライン３２を介してデータ制御部２７に送 られ、データ制御部は現在のテレビ視聴者のデータを取得する。広告がテレビに 表われている時、ユニット２８を有する視聴者が押しボタン３７を押して、この 押し状態を維持する。 ボタン３７を押していることを示す信号は、ライン３２を介してデータ制御部 ２７に送られる。この結果、データ制御部は、データ収集ユニットの特有の識別 情報とともにテレビ信号からユニット２６によって現在検索されている符号デー タと、開始時間としての現在時間とをスマートカードに送る。視聴者の構成もス マートカードに送られる。 データ制御部２７がボタン３７が押されたことを示す信号を受信しなくなった 時、終了時間としての現在時間がスマートカードに送られる。スマートカードの オンボードマイクロプロセッサは、受信したデータを分類し、広告に対する視聴 者の視聴時間を計算する。そして、データがオンボードメモリに格納される。 ボタン３７をテープで張り付けるような視聴者による悪用を避けるため、手持 ちユニット２８の電源をバッテリ（図示せず）からとってもよい。これにより、 このような行為がバッテリの急激な減少をもたらし、この結果システムを悪用す る使用者はバッテリを頻繁に交換しなけらばならなくなる。これに代えて、例え ば１０分を越えてボタンを押し続ける場合に手持ちユニット３７をスイッチオフ する、単なる遮断機構を設けてもよい。 このように広告が終了した後、視聴者が広告を見てボタン３７を押し たかどうかによって、多数の広告スロットが格納される。各広告スロットは広告 コード、放映時間コード、視聴時間、視聴者、特有の識別情報、および放映コー ド化時間と比較される格納された現在時間とを格納する。データを格納する方法 と格納は手持ちユニット２８のプロバイダに従って選択されることは明らかであ る。 スマートカードは、所定のシステムに従って視聴時間からポイントに変換する 式を含むことができる。この変換は、格納された各広告スロット毎に行なわれ、 あるいは視聴時間の合計が保持される。処理装置２１は、スマートカード３０を チェックして、多数のポイントが検索されてディスプレイ４３上に表示されるよ うに構成されてもよい。 処理ユニット２１はスマートカードを周期的にチェックし、実質的に最大容量 に対応した十分に減少したメモリ容量をオンボードメモリが有するか否かをチェ ックする。そして、処理ユニット２１はディスプレイを点滅させたり、ディスプ レイ４３に他の信号を表示させたりして、装填されたスマートカードが中央制御 装置１に知らされて他のスマートカードと交換されるべきことを視聴者に警告す る。 手持ちユニット２８は、受信された伝送内容から検索データユニット２６によ って検索された情報を取得するために用いられてもよい。視聴者が、例えば電話 番号のように、個人的に興味がある情報をテレビ画面上で見るとき、手持ちユニ ット２８のボタン４４を押すことにより、信号がライン３２を介してデータ制御 部２７へ送られる。この結果、その電話番号が受信伝送内容から検索され、ディ スプレイ４３上に表示される。電話番号が広告コードと同様に受信伝送内容に含 まれることが理解されるであろう。処理ユニット２１は、情報を紙に印刷するた めに、印刷駆動ユニットを有してもよい。処理ユニットはまた、あるいは別の構 成として、ディスプレイ４３上の格納データを検索するためにスクロー リングボタンを有してもよい。 データ収集システムの全体的な作用を以下に説明する。最初に、システムの潜 在的な参加者は、公知のマーケットリサーチの問い合わせと同様にして、社会的 位置付けに関する質問を含む質問書を送られる。例えば、このような質問は参加 者、家庭的事項、経済情報等の個人的な特徴に向けられる。質問書はまた、デー タ収集ユニットを用いることにより、参加者が例えば経済的利得、たぶんバウチ ャ、利益、クーポン、割引、割引ポイント、あるいは現金等の価値を得ることを 説明するであろう。 システムに参加することに興味がある参加者は質問書を返送する。新しい参加 者は個別の識別情報コードを割り当てられ、参加者のデータは、書き込まれた質 問書から検索されて、識別情報コードと関連付けられて参加者データ格納部７に エントリされる。このようなデータのエントリは、他のデータエントリを用いて もよいが、キーボード５を用いて行われる。その後、参加者は個別の識別情報コ ードを割り当てられたデータ収集ユニット２１、２８を送られる。さらに新しい 参加者がシステムに参加するとき、その参加者についての情報データベースが構 築される。 参加者が広告を見るとき、図２を参照して上述したように、データが十分に格 納されたスマートカード３０が中央制御装置１に返送される。返送されたスマー トカードは読取りユニット１０内に挿入され、読取りユニット１０では、格納さ れた広告スロットのデータがＣＰＵ２の制御によって読まれる。カードに格納さ れたデータが読まれ、識別情報コードに従って視覚データ格納部８に転送される 。ＣＰＵ２は多くの方法によってデータの価値をチェックできる。例えば、この 実施形態では、スマートカードに格納された広告スロットの広告コードと放映時 間コードが、伝送データ格納部１１に予め格納されている広告コードと放映時間 コードに一致するか否かがチェックできる。この方法において、ビデオ テープではなくて、実際の放映の間に広告の全てあるいは一部を視聴者が見たこ とを確認することができる。参加者がデータ収集システムを誤用しないようにす るために、他のチェックが可能であることは明白である。 スマートカードが有効であることを中央制御装置１が確認するとき、中央制御 装置は検索された有効データの量をチェックし、所定の式に従って、検索された データに値を割り当てる。そして、スマートカード上の特有の識別情報に従って 参加者データ格納部７にアクセスすることにより、中央制御装置はカードを返送 した参加者の名前と住所を得、また所望であれば、適当な手紙と例えばバウチャ を、プリンタ９によって自動的に印刷する。 増加した数の参加者からスマートカードが返送されたとき、視覚データの正確 なデータベースが視覚データ格納部８内に構築される。視覚データ格納部８内の データは生データとして処理され、あるいはこれに代えて、特有の識別情報を用 いることによって、参加者データ格納部内のデータに関連付けて参照されること ができる。 このようにして、適当なサーチパラメータを用いることにより、中央制御装置 は、伝送データ格納部１１とともに格納部７、８にアクセスし、種々の情報を抽 出することができる。次の事項は、検索することができるデータの例である。 ａ）特定の日に広告を見た参加者の数 ｂ）特定の日にある広告コードおよび／または放映時間コードの広告を見た参 加者の数 ｃ）参加者のデータの選択された社会的位置付けに従ったａ）またはｂ）のさ らなる解析 このような情報によって、広告者、放送者、およびその代理人は、概 略的に言えば多くの人に広告のインパクトを与えたかを評価でき、あるいはより 細かく言えば社会的位置付けられたグループに広告のインパクトを与えたかを評 価できる。実際、コマーシャルのねらいが効果的になる。個人や住人は、直接の マーケッティングの目的、すなわち実際、データ保護法および他のプライバシー 保護法の範囲内において中央制御装置に保持された名前、住所および情報の売買 のために、中央制御装置内に選択され、あるいは外される。 本発明の上記実施形態が可能な範囲で修正可能であることが理解されるであろ う。例えば、読取りユニット１０は受け取られたスマートカードを読むが、読取 りユニットは例えばモデム等を用いることにより、参加者所在地においてデータ 収集ユニットを読むことができる。さらに、参加者データと視覚データの細かさ の度合いは、要求されるように選択可能である。例えば、スイッチ３３〜３６は 、手持ちユニット２８が部屋のなかの視聴者の構成が処理ユニット２１へ通信で きないように、省略できる。さらに、手持ちユニット２８と処理ユニット２１間 の通信は赤外線送受信器によって行うことができる。 図４〜図７は本発明の第２の実施形態を示す。図４〜図６を参照すると、参加 者所在地における構成が示されている。データ収集ユニットは、処理ユニット１ ００と手持ちユニット１０１を備える。処理ユニット１００は参加者のテレビ１ ０２の上面に配置され、ケーブル１０４によっていわゆるスカート（ＳＣＡＲＴ ）コネクタに接続される。テレビはアンテナ１０３を介して信号を受信するため に接続されている。 図５から理解されるように、矩形の処理ユニット１００の前面は、赤外線受信 窓１０５の上に位置するディスプレイ領域１０６と、スマートカード受信スロッ ト１２７とを有する。ディスプレイ領域１０６と、窓１０５の右側には、パワー 表示器１０７とオンオフスイッチ１０８とが 設けられる。 図６から理解されるように、手持ちユニット１０１は、手に都合よくフィット するような輪郭に成形され、あるいは一端が狭く成形された略矩形を有するボッ クスである。狭く成形された端部には、窓１０５に向けられたとき手持ちユニッ ト１０１と処理ユニット１００の間の通信をする、赤外線発信窓１０９が設けら れる。狭く成形された端部がはじまる部分であって、手持ちユニット１０１の長 さの略２／３の部分には、ユニット１０１の左端には左押しボタン１１０が、ユ ニット１０１の右端には右押しボタン１１１が設けられる。狭く成形された端部 から離れた端部には、電話番号リコールボタン１１２と、テキストリコールボタ ン１１３と、これに隣接して設けられた傾斜アップダウンボタン１１４とが設け られる。これらのボタンの機能については後述する。 複数のライト１１５、この例では５つのライトが、ユニット１０１の上面に設 けられる。これらのライトは、テレビを見ている視聴者の識別情報を確認するた めに番号を付けることができる。 従来公知のように、広告の伝送の前に、暗号化された情報を広告に組み込むこ とができる。この場合、データは垂直帰線期間の１本のライン、大体７〜９およ び１８〜２２番目のラインに含まれる。このような情報の挿入は通常、ライブラ リロギング（Library Logging）、すなわちリアルタイムでの伝送に先立ってマ ルチタスクのコンピュータとデータブリッジ装置（data bridging equipment） を用いたダビングスィートステージ（dubbing suite stage）において行われる 。このような情報が組み込まれる詳細な方法は本発明には関係しない。しかし、 「ITU-R(CCIR) Teletext SystemＢ」を使用するための「Independent Televisio n Commision Rules of Operation」を参照されたい。 本発明において情報は、垂直帰線期間の線に表われるように常に伝送 される８０文字の形態をとる。情報の最初の１５文字は電子確認伝送数（electr onic verification of transmission number）（ＥＶＴ数）である。最初の３つ の文字と数字は広告を準備した代理人を示す。そして前のスラッシュ（／）が設 けられる。次の４つの文字と数字は、製品が広告される依頼者を示し、その後に は特定の広告を示す３つの数字が設けられる。そして後のスラッシュ（／）が設 けられる。次の３つの数字はコマーシャルの長さを示す。例えばＡＤＶ／ＫＬＮ Ｘ０１２／０２０は、代理人コードＡＤＶがＫＬＮＸとして特定される製品のた めに広告番号０１２を準備し、広告が２０秒続くことを示す。 伝送された情報内の残りの文字は、レシピ、イエスノーの投票、ライトの点滅 、勝利番号等の本文、電話番号、住所等の情報のための領域と、リアルタイム伝 送クロックとである。 図７を参照すると、処理ユニット１００はケーブル１０４に接続されたデコー ダ部１２０を有する。中央演算処理装置（ＣＰＵ）１２１は、リアルタイムクロ ック１６０からの信号とともにデコーダ部１２０によって解読される情報を受信 するために接続される。デコーダ部はシステムを守るために複数の設定キーを有 する暗号アルゴリズムを組み込むことができることが理解されるであろう。ＣＰ Ｕ１２１はまた、ディスプレイ１０６とオプションのプリンタ駆動装置とプリン タ１２２に接続される。赤外線センサ１２３は窓１０５に配置され、赤外線デコ ーダ１２４を介してＣＰＵ１２１に接続される。ＣＰＵ１２１はまた、インター フェース１２６を介してスマートカード１２５にも接続される。スマートカード １２５は、前面にあるスロット１２７を介して処理ユニット内に装填される。ま た、メモリ１２８とフラッシュＥＰＲＯＭ１２９はＣＰＵ１２１に接続される。 処理ユニット１００は、符号１３０によって概略的に示される主電源によって電 力を供給される。 テレビ内のシステムを使用するために、顧客すなわち参加者は中央制御装置を 用いて登録しなければならず、この例では図１に示される中央制御装置を用いる ことができる。参加者の趣味はテレビの視聴者のリサーチの目的で記録され、解 析される。詳しい家庭情報とライフスタイルの調査表は、家庭および個人会員に よって完成される。調査表が受け取られ、彼らの詳細が格納部７内のデータベー スに入力されると、個人用の手持ちユニットと処理ユニットが彼らに送られる。 このユニットは特定の個人コードあるいは家庭に対応した数字を有する。ユニッ トが接続され、スマートカードが挿入されると、電源スイッチ１０８の操作によ って、ソフトウェアが誰がテレビを見ているかを尋ねる。手持ちユニットのボタ ンの適当な操作によって、処理ユニットを見ている人と通信することができる。 これを実行する方法は種々の形態をとることができ、その詳細は当業者にとって 明白である。例えば、側部に名前が付けられたボタンを用いることができる。 そしてデータ収集ユニットは準備完了となる。広告がテレビ１０２上に表われ ると、視聴者は広告が続いている全ての間、ボタン１１０か１１１のいずれかを 押す。これは次の方法で、視聴者がポイント数を獲得する効果を有するであろう 。ＣＰＵ１２１がボタン１１０または１１１が押されたことを示す信号を赤外線 デコーダセンサ１２４から受けたとき、ＣＰＵ１２１はデコーダ１２０によって 解読された情報をスマートカード１２５上に格納する。 スマートカード１２５に格納された情報は、多くの見出しを有する。単純な形 態において、見出しはＥＶＴ数と、伝送された実際の時間と、ＣＰＵ１２１によ って供給された日付および実際の時間とである。実際に格納されるデータは、暗 号でない形態あるいは暗号の形態であり得る。当然、伝送クロックによるＣＰＵ のクロックのリセットが、毎日あるい は毎週のある時に要求されるであろう。見られているコマーシャルの各秒は１ポ イント割り当てられ、これらのポイント数の登録はディスプレイ１０６に表示さ れる。累積した合計も表示される。 スマートカード１２５が満杯になると、ＣＰＵ１２１はディスプレイ１０６に ”ＣＡＲＤＦＵＬＬ”のメッセージを表示させる。典型的には、スマートカード は、広告を約２週間見たと推定される２５，０００点に関連した情報を格納する ことができる。視聴者は満杯になったスマートカードを取り出し、他のカードと 交換する。満杯のカードは、中央制御装置に転送され、第１の実施形態と同様に ダウンロードされる。 中央制御装置において、ポイント数はスマートカード上の特有の識別情報コー ドに割り当てられる。ポイント数の定期的な報告書が使用者あるいはトークン（ tokens）に送られることができる。 本発明のより洗練された形態では、手持ちユニット１０１’が図８に示される ように設けられる。図６と図８において共通の要素は共通の符号で示す。この例 では、さらなるヘッダが上述したヘッダの横に格納される。例えば、それらは集 められたポイント数、電話番号／住所、賭け点、投票、購入物、クーポン、およ び本文を含む。 視聴者が、オプションの他の情報を格納したり、転送された情報に、例えば投 票する等の相互作用を望んだ場合、ＹＥＳボタン１５０を押す。付加的な情報は その後スマートカード１２５に格納され、適当であれば、この情報はフラッシュ メモリＥＰＲＯＭ１２９内に格納される。典型的には、容量が例えば本文で９６ ０文字の１０個の電話番号に達すると、ＥＰＲＯＭ１２９はオーバーライトされ る。使用者は、選択ボタン１５１とアップダウンボタン１１４を押すことにより 、格納された情報についてスクロールすることができる。 情報が中央制御装置にダウンロードされたとき、スマートカード上の 特有の識別コードに対して、テレビと相互作用する投票、賭事および他の形態が 関連付けられ、これにより、投票の傾向、購入等が有効にされた購入や賭事と関 連付けられる。 したがって視聴者とテレビの間の相互作用により、単純かつ経済的にかなり多 くの応答が可能となることが理解される。 ポイント数の発行はまた、商品の通販提供者に直接関連する。さらに、特別セ ールが供給者によって実行され、使用者は、ボタン１１０または１１１を押すこ とによって広告の間に商品を購入する希望があることを示すことができる。 詐欺的な使用を防止するための防衛手段の形態として、処理ユニット１００は 、ＥＶＴ数と協働する右または左のライトフラグに従って点灯する左右のライト を有することができる。このように使用者はポイント数を格納するために、左の ボタンまたは右のボタンを押さなければならない。フラグに従って適当なボタン を押すことはＣＰＵによって監視され、両方のボタンが押下されていないことが チェックされる。実際、両方のライトが点灯されている場合には特別ボーナスを 与えることができる。 このように本発明によれば、紙やペンを必要とせず、記録する必要がないので 、視聴者は書き留めた電話番号に電話をかけるために見ることを中断する必要が ない。さらに、視聴者は、マーケットリサーチや直接的なマーケッティングの目 的のためにマーケッティングデータベースが構築される間に、単に見ているだけ でポイント数を獲得することができる。放送者にとって、本発明によれば、最も 人気のある番組／広告のリサーチを行なうことができる。 上述した説明はテレビの広告に向けられていたが、本発明は番組の内容に適用 することができる。伝送内容の語句は、少なくともテレビ伝送 およびラジオ伝送における形態をとることができ、またその内容は衛星伝送、ロ ーカルアンテナあるいはケーブル、電話線等の放送網を介して伝送されることが できることが理解されるであろう。

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 ＥＰ(ＡＴ，ＢＥ，ＣＨ，ＤＥ， ＤＫ，ＥＳ，ＦＲ，ＧＢ，ＧＲ，ＩＥ，ＩＴ，ＬＵ，Ｍ Ｃ，ＮＬ，ＰＴ，ＳＥ)，ＯＡ(ＢＦ，ＢＪ，ＣＦ，ＣＧ ，ＣＩ，ＣＭ，ＧＡ，ＧＮ，ＭＬ，ＭＲ，ＮＥ，ＳＮ， ＴＤ，ＴＧ)，ＡＰ(ＫＥ，ＭＷ，ＳＤ，ＳＺ，ＵＧ)， ＡＭ，ＡＴ，ＡＵ，ＢＢ，ＢＧ，ＢＲ，ＢＹ，ＣＡ，Ｃ Ｈ，ＣＮ，ＣＺ，ＤＥ，ＤＫ，ＥＥ，ＥＳ，ＦＩ，ＧＢ ，ＧＥ，ＨＵ，ＩＳ，ＪＰ，ＫＥ，ＫＧ，ＫＰ，ＫＲ， ＫＺ，ＬＫ，ＬＲ，ＬＴ，ＬＵ，ＬＶ，ＭＤ，ＭＧ，Ｍ Ｎ，ＭＷ，ＭＸ，ＮＯ，ＮＺ，ＰＬ，ＰＴ，ＲＯ，ＲＵ ，ＳＤ，ＳＥ，ＳＧ，ＳＩ，ＳＫ，ＴＪ，ＴＭ，ＴＴ， ＵＡ，ＵＧ，ＵＳ，ＵＺ，ＶＮ (72)発明者 グリーン， スティーヴン ブラッドフォ ード イギリス国，ケント ティーエヌ16 ３エ イチイー，ビギン ヒル， サザランド アヴェニュー ２エー (72)発明者 マーフィー， ピーター エドワード ポ ール イギリス国，ロンドン エスイー９ ２ジ ェイエル，エルタム、 エイヴリ ヒル ロード 260

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １．受信された伝送内容に応じて参加者に関するデータを収集するデータ収集シ ステムであって、 遠距離参加者に使用時には分配されている複数のデータ収集ユニットを備え、 各データ収集ユニットは特有の識別情報を有するとともに、 伝送内容を受け取る受信手段と、 情報格納手段と、 ユニットの手動操作に応答して伝送内容の一部のデータを、前記ユニットの情 報格納手段に格納する応答手段とを備え、 前記システムはさらに、前記特有の識別情報に応じてシステムの参加者に関連 したデータを格納するための手段と、データ収集ユニット情報格納手段の特有の 識別情報を読む手段と、前記ユニットの手動操作に応答して格納されるデータを 読む手段とを有する中央制御装置を備える。 ２．データ収集ユニットがさらにディスプレイ手段を備える請求の範囲第１項に 記載のシステム。 ３．前記情報格納手段によって格納されたデータの量が所定の容量に達した時、 前記ユニットが前記ディスプレイ手段を起動し、所定の表示を表示する請求の範 囲第２項に記載のシステム。 ４．前記所定の容量が、１から１２週間の期間の間、参加者によって格納された データの平均的な量に対応する請求の範囲第３項に記載のシステム。 ５．データ収集システムがさらにメモリを備え、前記応答手段が前記ユニットの 手動操作に応答し、伝送内容の一部のデータが前記ユニットの前記メモリ手段に よって格納される請求の範囲第２から４項のいずれかに記載のシステム。 ６．データ収集システムがさらに、データ収集システムを起動させて、格納され たデータを表示させる手動ディスプレイスイッチを備える請求の範囲第２から５ 項のいずれかに記載のシステム。 ７．前記情報格納手段が、前記中央制御装置の位置に物理的な送信を可能にする ために、前記データ収集ユニットから離脱可能である、請求の範囲の前述のいず れかの項に記載のシステム。 ８．前記情報格納手段がスマートカードを備える、請求の範囲の前述のいずれか の項に記載のシステム。 ９．前記読む手段が前記情報格納手段とリモート通信する電子受信手段を備える 請求の範囲の第１から６項に記載のシステム。 １０．前記データ収集ユニットがプッシュスイッチを手動操作することによって 手動で動作する、請求の範囲の前述のいずれかの項に記載のシステム。 １１．前記応答手段が前記ユニットの連続的な手動動作の間のみ前記情報格納手 段に前記データを格納する、請求の範囲の前述のいずれかの項に記載のシステム 。 １２．前記応答手段が前記情報格納手段に前記データを格納する間、時間の単位 を割り当てる、請求の範囲の前述のいずれかの請求項に記載のシステム。 １３．前記時間の単位が１秒である請求の範囲第１２項に記載のシステム。 １４．前記読む手段がデータを格納する間割り当てられた、蓄積した時間の単位 を読み、前記中央制御装置が蓄積された合計の単位に従った値を割り当てる請求 の範囲第１２または１３項に記載のシステム。 １５．前記値が金銭、利益、ディスカウント、ディスカウントポイントの価値、 金銭的価値である請求の範囲第１４項に記載のシステム。 １６．前記受信手段が伝送内容を解読する手段を備え、前記伝送内容が伝送内容 を確認するための符号化領域を含む、請求の範囲の前述のいずれかの項に記載の システム。 １７．前記符号化領域が送信時間と日付情報を含み、前記応答手段が送信時間と 日付情報を、前記情報格納手段に格納されたデータとともに格納する請求の範囲 第１６項に記載のシステム。 １８．前記データ収集ユニットがさらにクロック手段を備え、前記応答手段が単 位時間と日付を、前記情報格納手段に格納されたデータとともに格納する請求の 範囲第１６または１７項に記載のシステム。 １９．各データ収集ユニットが別々の手動操作手持ちユニットを有し、前記応答 手段が手持ちユニットの手動操作に応答する、請求の範囲の前述のいずれかの項 に記載のシステム。 ２０．前記手持ちユニットが赤外線通信リンクの手段によって応答手段と通信す る請求の範囲第１９項に記載のシステム。 ２１．前記手持ちユニットが前記参加者所在地において現在の使用者の数に関し た使用者データを前記応答手段に供給することができ、前記応答手段が前記情報 格納手段に格納されたデータとともに前記使用者データを格納する請求の範囲第 １９または２０項に記載のシステム。 ２２．前記手持ちユニットが、左専用スイッチと右専用スイッチを有し、これに より前記応答手段が前記左および／または右専用スイッチの手動操作に応答する 請求の範囲第１９から２１項のいずれかに記載のシステム。 ２３．前記応答手段が、前記伝送内容に含まれるスイッチデータに従って前記左 および／または右専用スイッチの手動操作に応答するのみである請求の範囲第２ ２項に記載のシステム。 ２４．前記データ収集ユニットが、前記スイッチに従って起動される左 ライトと右ライトを有する請求の範囲第２３項に記載のシステム。 ２５．前記データ収集ユニットがさらにプリンタ手段を備える、請求の範囲の前 述のいずれかの項に記載のシステム。