JPH10502023A - 繊維ウェブのティッシュへのクリンプ - Google Patents

繊維ウェブのティッシュへのクリンプ

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JPH10502023A JP8502501A JP50250196A JPH10502023A JP H10502023 A JPH10502023 A JP H10502023A JP 8502501 A JP8502501 A JP 8502501A JP 50250196 A JP50250196 A JP 50250196A JP H10502023 A JPH10502023 A JP H10502023A
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Abstract

(57)【要約】 本発明は、互いに接合された複数の吸収層(10、16)を備えた吸収コア(16)を有する吸収物品に関する。特に、本発明は、一方の吸収層(16)が他の吸収層(10)よりも製造方向において短く、クリンプ(14)によって他の吸収層(10)に接合されている、吸収構造体に関する。本発明は又、繊維ウェブの中央パッチをティッシュにクリンプする方法に関する。

Description

【発明の詳細な説明】 繊維ウェブのティッシュへのクリンプ 発明の分野 本発明は、互いに接合された複数の吸収層を備えた吸収コアを有する吸収物品 に関する。特に、本発明は、吸収層の1つが他の吸収層の少なくとも1つよりも 吸収物品の製造方向において短く、クリンプによって他の吸収層の少なくとも1 つに接合されている、吸収構造体に関する。本発明は又、従来は必要であった接 着剤に取って代わるため、繊維ウェブの中央パッチをティッシュにクリンプする 方法、及び本発明のこのような吸収構造体又は実施例を作る方法に関する。 発明の背景 米国特許第3,661,680号は、ティッシュ、エアフィールド、及びティ ッシュの層状構造を有する吸収コアを作るための方法を開示している。しかしな がら、この方法は、加圧ロールによって、或いは所定の長さ方向線に沿ってクリ ンプすることによって、吸収コアを結合することを示している。架橋繊維及び超 吸収ポリマーについて言及されていない。 欧州特許出願A−593号は、繊維パッド間に配置された所定のティッシュに よるパッドの結合性の改良に関する。従って、これは、本発明による基本的なコ ア構造について最も近い従来技術である。しかしながら、圧縮して稠密にするこ とについてのみ言及されており、繊維パッドをティッシュに結合するクリンプに ついては言及されていない。 欧州特許出願A−21662号は、繊維パッドをティッシュに型押しする特別 なパターンの使用による吸上の改良に関する。しかしながら、コアの結合性に関 する利益が示されておらず、吸収コア構造を作る方法は、クリンプに言及してお らず、パターン付き加圧ロールを示しているにすぎない。 欧州特許出願A−214190号は、層間に捕捉された粒子を固定化するため 、ティッシュの複数層のクリンプを開示している。長さ方向のクリンプ線の基本 的な原理は開示されているが、架橋繊維パッチについては言及されていない。 欧州特許出願A−214867号は、型押しされた吸上線を有する繊維構造体 を開示している。これは、コアの結合性に関するものではなく、製品内での構造 体の配置に関するものである。ティッシュの繊維材料へのクリンプについて言及 されておらず、架橋繊維について開示されていない。 欧州特許出願A−399564号は、架橋セルロースのウェブの所定の密度に よる吸上の改良を開示している。カレンダリングによる稠密化は開示されている が、ティッシュのパッドクリンプ又はコア結合性の改良について議論されていな い。 吸収物品を作るとき、吸収材料(例えば、ティッシュ)の連続バンド上に、吸 収パッチの不連続なパッチを配置するのが望ましい。これは特に、現在ますます 使用され始めている、非常に有効であるが高価な架橋繊維に当てはまる。特に、 高速機械を使用するとき、不連続なパッチを連続バンドに接合しなければならず 、搬送するのが難しいであろう。これは典型的には、パッチをティッシュに接着 することによって行われてきた。 しかしながら、接着剤送出及び塗布設備のオン・オフ特性のため、パッチの先 端と後端は接着するのが問題となり、また、接着剤の汚染のため、製造効率を減 少させることがある。従って、パッチは、先端と後端をティッシュに取付けるこ となしに残した状態で、中央においてのみティッシュに接着していた。しかしな がら、このようにすると、製造の際、パッチが飛び易くなり、生産性を一層減少 させることとなった。これらの問題は全て、吸収コアの製造方法が、既に結合さ れた材料のバンドの上下を入れ変える変向箇所(これは、特別の製品を得るのに 有用であることが分かっている)を有する場合に、一層悪化する。 従って、本発明が解決すべき問題は、第1の吸収構造体、ティッシュ、及び一 方向においてティッシュよりも短く、ティッシュの周囲を超えて延びていない、 第2の繊維吸収構造体を有する吸収コアを提供することである。ティッシュは、 クリンプによって第2の吸収構造体に接合される。 好ましくは、クリンプは、1又は幾つかの別々の線に沿って行われる。本発明 にとって必須ではないが、ティッシュと第2の吸収構造体との界面に接着剤が付 けられていないことが好ましい。 本発明の別の観点は、上述の吸収コアを製造するための連続方法であって、連 続ティッシュをコンベアベルトの上に置く工程と、第2の吸収構造体を連続ティ ッシュの前記第2の側に次々と形成し付着させる工程と、クリンプ加工によって ティッシュと第2の吸収構造体を接合する工程と、第1の吸収構造体を連続バン ドとして形成し、ティッシュの前記第1の側に配置する工程と、ティッシュと第 1の吸収構造体の連続バンドを、第2の吸収構造体の1つと次の1つとの間で切 断する工程とを備えている連続方法である。 発明の概要 本発明は、第1の軸線、及び第1の軸線と直交する第2の軸線に沿って延び、 第1の軸線の方向に製造される吸収コアに関する。吸収コアは、吸収コアの軸線 と同じ第1及び第2の軸線を有する第1の吸収構造体と、ティッシュと、第2の 吸収構造体とを備えている。ティッシュは、第1及び第2の表面を有し、第1の 吸収構造体と実質的に同じ長さを第1の軸線に沿って有している。 第2の吸収構造体は、第1の軸線に沿ってティッシュよりも短く、第1の軸線 の方向において(好ましくは、いかなる方向においても)ティッシュの周囲を超 えて延びていない。第2の吸収構造体は通常、好ましくは架橋繊維を含む繊維吸 収構造体である。第1の吸収構造体は、種々の吸収構造体から選定されるが、好 ましくは、特に最も好ましくは粒状形態のポリマー吸収ゲル化材料と結合した繊 維を含む。これらの吸収ゲル化材料は、第2の吸収構造体中に存在してもよい。 第1の吸収構造体は、ティッシュの第1の表面と連続し、第1の軸線に沿って ティッシュと同延である。吸収コアは、ティッシュの第2の表面と第2の吸収構 造体がクリンプによって接合されるように構成されている。 本発明による好ましい実施例では、第2の吸収構造体は、ティッシュの周囲ま では延びていない。しかしながら、クリンプは、第1の軸線に沿って、第2の吸 収構造体の少なくとも一端まで延びており、好ましくは、クリンプは、第1の軸 線に沿って、第2の吸収構造体の両端まで延びており、製造の簡単化のため、ク リンプは、連続し、第1の軸線に沿ってティッシュの長さ全体に沿って延びてい るのが最も好ましい。 クリンプは、第1の軸線に沿った1又は幾つかの別個の線を形成し、好ましく は、接着剤による表面の目詰まりを防止し、接着剤加熱、接着剤送出及び接着剤 塗布設備の除去により製造、及び接着剤塗布の所要のオン・オフ周期と関連した 問題を改良するために、ティッシュの第2の表面上に接着剤を置くように使用さ れる。 従って、本発明は又、本発明の吸収コアを製造するための連続方法に関する。 この方法は、連続ティッシュをコンベアベルトの上に置く工程と、第2の吸収構 造体を連続ティッシュの前記第2の側に次々と形成し付着させる工程と、クリン プ加工によってティッシュと第2の吸収構造体を接合する工程と、第1の吸収構 造体を連続バンドとして形成し、ティッシュの前記第1の側に配置する工程と、 ティッシュと第1の吸収構造体の連続バンドを、第2の吸収構造体の1つと次の 1つとの間で切断する工程とを備えている。 本発明による吸収コアは、あるゆる種類の吸収製品(特に、乳児用、幼児用、 大人用の使い捨て吸収おむつ、並びに、失禁用インサート又は衛生ナプキン)に 使用することができる。 図面の簡単な説明 第1図は、第2の吸収構造体に連続的にクリンプされたティッシュの平面図を 示している。第2図は、第1図の線2−2に沿った、本発明の実施例の横断面図 である。第3図は、第1図の線3−3に沿った、本発明の実施例の横断面図であ る。、第4図は、互いに接着された、従来技術のティッシュと第2の吸収構造体 の平面図である。第5図は、第4図の線5−5に沿った、従来技術の実施例の横 断面図である。第6図は、第4図の線6−6に沿った、従来技術の実施例の横断 面図である。 発明の詳細な説明 第1図は、第1の軸線100及び第1の軸線と直交する第2の軸線200を有 する連続ティッシュ10を示している。ティッシュ10は、軸線100、200 をティッシュ10と共有する第2の吸収構造体16の上に位置している。ティッ シュ10と第2の吸収構造体16は、クリンプ線14によって接合されている。 製造の際の移動方向は、第1の軸線100と平行である。第2図において本発明 によるコアのこの部分の横断面を見ると、第2の吸収構造体16が、ティッシュ 10の第2の表面の上に配置され、クリンプ線14に沿ってティッシュ10に接 合されているのが分かる。図面には示されていないが、本発明の吸収コアの部分 は、ティッシュ10の第1の側(即ち、第2の側の反対側)に配置された、連続 した第1の吸収構造体である。 第1図の線3−3に沿った別の横断面には、第2の吸収構造体16とティッシ ュ10がクリンプ処理で互いに圧縮されているクリンプ線14が示されている。 第4図は、ティッシュ10の第1の軸線100及び第2の軸線200と第2の 吸収構造体16を有する、従来技術の構造体を示している。しかしながら、この 従来技術の実施例では、第2の吸収構造体16とティッシュ10との接合が、第 2の吸収構造体16とティッシュ10との間の、非接着端部18を備えた接着線 12によって行われている。 第5図から分かるように、第2の吸収構造体の非接着端部18は、ティッシュ を第1の軸線100と平行な方向に移動させると、ティッシュ10から容易に持 ち上がるであろう。また、吸収コアの一方の側に堆積した液体が、接着線12の 幅と長さにわたって連通を阻止している平面を通って連通しなければならないの で、接着線12の幅/長さを考慮しなければならない。 ここで使用される語“使い捨て吸収物品”とは、身体排出物を吸収し収容する 物品のことをいい、より詳細には、種々の身体排出物を吸収し収容するため、装 着者の身体に当てて或いは身体に近接して配置された物品のことをいい、洗濯し たり吸収物品として再使用したりすることを意図していない吸収物品のことをい う。(即ち、一度使用した後は、廃棄することを意図しており、好ましくは、周 囲環境に適合するように再処理され捨てられる。)本発明の使い捨て吸収物品の 例は、成人用失禁ブリーフ、幼児用又は乳児用おむつである。本発明が容易に適 合するおむつの種類の例が、米国特許第RE26,151号、米国特許第3,8 60,003号及び同第7,704,115号に示されている。 一般に、本発明による吸収コアは、あらゆる使い捨て吸収物品に有用である。 ここで使用される語“吸収コア”とは、使い捨て吸収物品における、あらゆる 吸収手段のことをいう。本発明によれば、吸収コアは、ティッシュによって分離 された第1および第2の吸収構造体を備えている。しかしながら、吸収物品の特 別の使用に適当であると思われる場合には、別の吸収層を吸収コアにクリンプし てもよい。 以下において、吸収おむつについてしばしば言及するが、衛生ナプキン、生理 用パッド、パンティライナ、或いは失禁用インサートが、本発明による吸収物品 を利用することができる最終製品を示していることに関して誤解すべきではない 。 おむつの外面は通常、おむつの使用の際、装着者から最も離れた表面である。 バックシートは好ましくは、外面の大部分を形成している。内面は、外面と対向 したおむつの表面であり、好ましくはトップシートによって形成されている。お むつの内面は好ましくは、外面と同延であり、内面は一般に、おむつの使用時に 装着者の接触する部分の大半を占めている。外面と内面は典型的には、吸収コア を有しており、トップシートとバックシートが、コア周囲を超えて延び、互いに 接合されている。 本発明の第1および第2の構造体は、一般に圧縮性で快適であり、装着者の皮 膚を刺激せず、かつ、経血や他の身体排出物のような液体を吸収し保持すること ができる吸収手段を備えている。吸収構造体は、種々の寸法と形状(例えば、矩 形、砂時計形、非対称形、T形等)で製造され、一般にエアフェルトと呼ばれる 微粉砕された木材パルプのような、使い捨て吸収物品において通常使用される種 々の液体吸収材料で作られている。他の適当な吸収材料の例として、セルロース の詰綿、架橋セルロース繊維を含む溶融ポリマー、ティッシュラップやティッシ ュラミネートを含むティッシュ、吸収性フォーム、吸収ゲル化材料、或いは、こ れらの材料と等価な、又はこれらの材料を組み合わせた他の材料がある。吸収コ アの形体および構造は、変えることができる。(例えば、キャリパ帯域、親水性 勾配、超吸収性勾配(粒状超吸収剤の濃度又は粒径)、或いは低平均密度・低平 均坪量の捕捉帯域を変えたり、1層又はそれ以上の層又は構造を備えてもよい。 )しかしながら、吸収コアの総吸収容量は、幼児から大人に至る装着者に適応さ せるように変えることができる。 おむつの好ましい実施例は、砂時計形の吸収コアを有している。本発明の吸収 コアに容易に適合する典型的な吸収構造体が、米国特許第4,610,678号 、同第4,673,402号、及び同第4,888,231号に記載されている 。吸収コアは又、米国特許第4,834,735号(低密度・低坪量の捕捉帯域 を 有する高密度吸収部材)に記載されており、商業的に成功を収めた吸収部材から 適合させてもよい。他の好ましい吸収コアが、米国特許第4,685,915号 及び同第4,781,710号に、異なる吸収容量、密度、又は液体捕捉速度の 領域を有する繊維構造体を備えたものとして記載されている。本発明に有用な別 の薄い吸収コアが、米国特許第4,600,458号に記載されている。別の好 ましい吸収コアの設計が、30%以上超吸収剤を含む超吸収混合物をもち、エア フェルトの頂部に超吸収剤の実質的にない、架橋されたセルロースパッチを備え ている。 好ましくは、第2の吸収構造体は、架橋繊維(特に、架橋セルロース繊維)を 備えている。一般に、第1および第2の吸収構造体は、公知のものと同じ吸収材 料を含んでいる。本発明による第1の吸収構造体と第2の吸収構造体との相違は 、吸収コアを設計する特定の吸収物品に関連した特定の機能に対する、それぞれ の構造体の適合で決まる。 本発明による第1の吸収構造体と第2の吸収構造体との間に使用されるティッ シュは、通常のクリンプ可能なティッシュである。典型的には、木材パルプ繊維 を含むティッシュが使用されるが、ティッシュ繊維は、合成繊維並びに天然繊維 を含んでもよく、或いは、ティッシュは、種々のティッシュ材料から成る幾つか の層を含むラミネート、又は、例えば層間に超吸収ポリマーのような粒状材料を 含むラミネート構造体でもよい。 吸収コアは、バックシートの上に置かれ、好ましくは、コア取付手段によって バックシートに接合されている。 バックシートは、液体(例えば、尿)に対して不透過性であり、他の可撓性の 液体不透過性材料を使用してもよいが、好ましくは、薄いプラスチックフィルム (好ましくは、熱可塑性フィルム)で製造されている。ここで使用される語“可 撓性”は、材料が柔軟であり、人体の体型に適合するような性質をいう。バック シートは、吸収コアに吸収され収容された身体排出物が、シーツや下着のような 、おむつに接触している物品を汚さないようにする。 かくして、バックシートは、ポリエチレンやポリプロピレンの熱可塑性フィル ムようなポリマーフィルム、或いは被膜で被覆された不織布材料のような複合材 料から成るのがよい。経済上、美観上、及び環境上の理由のため、バックシート は好ましくは、約0.051mm以下(より好ましくは、0.020mm〜0. 036mm)の平均呼称厚さ(即ち、計算厚さ)を有する。バックシートは好ま しくは、可撓性のポリエチレンフィルムである。本発明のバックシートとして使 用される典型的なフィルムは、米国オハイオ州テール・オート、或いは独国ミュ ンヘン、D−8000、BP−ケミカル・プラス・テック・ロートビューヘンス トラーセのトレデガー・インダストリーズ社によって製造されている。 吸収物品の内面を形成するトップシートは、柔軟で柔らかな感触のもであり、 装着者の皮膚に刺激を与えない。更に、トップシートは、その厚さを通して液体 (例えば、尿)を容易にしみ込ませる、液体透過性のものである。適当なトップ シートは、多孔質フォーム、網状フォーム、孔開きプラスチックフィルム、天然 繊維の織布や不織布(例えば、木綿や綿花)、合成繊維(例えば、ポリエステル やポリプロピレン繊維)のような種々の材料、或いは天然繊維と合成繊維の組合 せによって製造される。トップシートは好ましくは、吸収コアに含まれた液体か ら装着者の皮膚を隔離する材料で形成される。 おむつは好ましくは更に、液体および他の身体排出物の良好な収容を提供する ための、1以上の弾性化脚部カフスを備えている。弾性化脚部カフスは各々、脚 部領域における身体排出物の漏洩を減少させるための幾つかの異なる実施例を備 えている。(脚部カフスは、脚部バンド、側部フラップ、障壁カフス、或いは弾 性カフスとも呼ばれる。)米国特許第3,860,003号(使い捨ておむつ用 の収縮可能な側部分)は、弾性化脚部カフス(ガスケットカフス)を形成するた め、側部フラップおよび弾性部材を有する収縮可能な脚部開口を提供する、使い 捨ておむつを開示している。米国特許第4,909,803号(弾性フラップを 有する使い捨て吸収物品)は、脚部領域の収容を向上させるため、“スタンド・ アップ”弾性フラップを有する使い捨ておむつを開示している。米国特許第4, 695,278号(二重カフスを有する吸収物品)は、ガスケットカフスと障壁 カフスをもつ二重カフスを有する使い捨ておむつを開示している。米国特許第4 ,704,115号(使い捨て腰部収容下着)は、下着内に自由液体を収容する ように構成された側縁部漏れ防護ガターを有する使い捨ておむつ又は失禁用下着 を開示している。 また、おむつは更に、改良されたフィットおよび収容を提供する弾性腰部要素 、或いは公知のようなおむつ又は失禁用下着に典型的に設けられる他の要素を備 えている。 本発明によるクリンプ加工では通常、ハンマーとアンビルロールとの間に高圧 を加え、ティッシュと第2の吸収構造体を圧縮して局部的な高密度パターンを形 成し、ティッシュと第2の吸収構造体の繊維を互いに押しつけ、粘着及び接着力 により、第2の吸収構造体をティッシュに効果的に接合する。 クリンプ加工のパターンに対して特別な条件はない。しかしながら、吸収物品 における高密度線がこのような吸収物品での液体分布に有益であることが知られ ており、クリンプ線が高密度の線を示しているので、吸収コアに別々に形成され た高密度線によって与えられる液体分配機能の一部又は全てを遂行するように、 クリンプ線を形成するのがよい。また、クリンプ線を、液体の分配や美観上の観 点から有益である他の公知のパターンと代えてもよい。 クリンプ加工では、熱間又は冷間クリンプロールを使用してもよい。クリンプ 加工の主要な目的は、製造の際に分離しないように、第2の吸収構造体の端部を ティッシュに確実に保持することである。しかしながら、適当に形成した場合に は、クリンプ線は、吸収物品の使用時にも第2の吸収構造体をティッシュに保持 し続け、他のコア付着手段を必要とすることなしに、コアの一体性を向上させる 。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI D21H 27/30 7633−3B D21H 1/02 A 9164−4C A61F 13/18 301 (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FR,GB,GR,IE,IT,LU,M C,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF,CG ,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE,SN, TD,TG),AP(KE,MW,SD,SZ,UG), AM,AU,BB,BG,BR,BY,CA,CN,C Z,EE,FI,GE,HU,IS,JP,KG,KP ,KR,KZ,LK,LR,LT,LV,MD,MG, MN,MX,NO,NZ,PL,RO,RU,SG,S I,SK,TJ,TT,UA,US,UZ,VN (72)発明者 シュミット,ジョン クリスチャン ドイツ連邦共和国 オイスクリッヒェン− キルヒハイム、タルスペレンシュトラー セ、66

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. 第1の軸線、及び第1の軸線と直交する第2の軸線に沿って延び、第1 の軸線の方向に製造される、吸収コアであって、 吸収コアの軸線と同じ第1及び第2の軸線を有する第1の吸収構造体と、 第1及び第2の表面を有し、第1の吸収構造体と実質的に同じ長さを有するテ ィッシュと、 吸収コアの軸線と同じ第1及び第2の軸線を有し、繊維質であり、第1の軸線 に沿ってティッシュよりも短く、第1の軸線の方向においてティッシュの周囲を 超えて延びていない、第2の吸収構造体とを備え、 第1の吸収構造体が、ティッシュの第1の表面と連続し、第1の軸線に沿って ティッシュと同延であり、吸収コアが、ティッシュの第2の表面と第2の吸収構 造体がクリンプによって接合されるように、構成されていることを特徴とする吸 収コア。 2. 前記第2の吸収構造体が、いかなる方向においてもティッシュの周囲ま で延びていないことを特徴とする請求の範囲第1項に記載の吸収コア。 3. 前記第2の吸収構造体が、架橋繊維を含むことを特徴とする請求の範囲 第1項又は第2項に記載の吸収コア。 4. 前記第1の吸収構造体、及び好ましくは前記第2の吸収構造体が、ポリ マー吸収ゲル化材料を含むことを特徴とする請求の範囲第1項〜第3項のいずれ か1項に記載の吸収コア。 5. 前記クリンプが、第1の軸線に沿って、第2の吸収構造体の少なくとも 一端まで延びており、好ましくは、前記クリンプが、第1の軸線に沿って、ティ ッシュの長さ全体にわたって延びていることを特徴とする請求の範囲第1項〜第 4項のいずれか1項に記載の吸収コア。 6. 前記クリンプが、第1の軸線に沿って、1又は幾つかの別々の線を形成 していることを特徴とする請求の範囲第1項〜第5項のいずれか1項に記載の吸 収コア。 7. 前記ティッシュの前記第2の表面には、接着剤が付けられていないこと を特徴とする請求の範囲第1項〜第6項のいずれか1項に記載の吸収コア。 8. 乳児用、幼児用、大人用の使い捨て吸収おむつ、失禁用インサート、或 いは衛生ナプキンに含まれていることを特徴とする請求の範囲第1項〜第7項の いずれか1項に記載の吸収コア。 9. 請求の範囲第1項の吸収コアを製造するための連続方法であって、 連続ティッシュをコンベアベルトの上に置く工程と、 第2の吸収構造体を連続ティッシュの前記第2の側に次々と形成し付着させる 工程と、 クリンプ加工によってティッシュと第2の吸収構造体を接合する工程と、 第1の吸収構造体を連続バンドとして形成し、ティッシュの前記第1の側に配 置する工程と、 ティッシュと第1の吸収構造体の連続バンドを、第2の吸収構造体の1つと次 の1つとの間で切断する工程と、を備えていることを特徴とする連続方法。 10. 前記クリンプ加工が、第2の吸収構造体の1つと次の1つとの間で連 続していることを特徴とする請求の範囲第9項に記載の連続方法。
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