JPH10500549A - 調整可能な閾値及びトラッキング・ヒステリシスを有する差動コンパレータ - Google Patents

調整可能な閾値及びトラッキング・ヒステリシスを有する差動コンパレータ

Info

Publication number
JPH10500549A
JPH10500549A JP8518713A JP51871396A JPH10500549A JP H10500549 A JPH10500549 A JP H10500549A JP 8518713 A JP8518713 A JP 8518713A JP 51871396 A JP51871396 A JP 51871396A JP H10500549 A JPH10500549 A JP H10500549A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
current switch
current
transistor
switch
transistors
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8518713A
Other languages
English (en)
Inventor
ボナッキオ、アンソニー、アール
Original Assignee
インターナシヨナル・ビジネス・マシーンズ・コーポレーシヨン
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by インターナシヨナル・ビジネス・マシーンズ・コーポレーシヨン filed Critical インターナシヨナル・ビジネス・マシーンズ・コーポレーシヨン
Publication of JPH10500549A publication Critical patent/JPH10500549A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03KPULSE TECHNIQUE
    • H03K3/00Circuits for generating electric pulses; Monostable, bistable or multistable circuits
    • H03K3/02Generators characterised by the type of circuit or by the means used for producing pulses
    • H03K3/26Generators characterised by the type of circuit or by the means used for producing pulses by the use, as active elements, of bipolar transistors with internal or external positive feedback
    • H03K3/28Generators characterised by the type of circuit or by the means used for producing pulses by the use, as active elements, of bipolar transistors with internal or external positive feedback using means other than a transformer for feedback
    • H03K3/281Generators characterised by the type of circuit or by the means used for producing pulses by the use, as active elements, of bipolar transistors with internal or external positive feedback using means other than a transformer for feedback using at least two transistors so coupled that the input of one is derived from the output of another, e.g. multivibrator
    • H03K3/286Generators characterised by the type of circuit or by the means used for producing pulses by the use, as active elements, of bipolar transistors with internal or external positive feedback using means other than a transformer for feedback using at least two transistors so coupled that the input of one is derived from the output of another, e.g. multivibrator bistable
    • H03K3/2893Bistables with hysteresis, e.g. Schmitt trigger
    • H03K3/2897Bistables with hysteresis, e.g. Schmitt trigger with an input circuit of differential configuration
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03KPULSE TECHNIQUE
    • H03K3/00Circuits for generating electric pulses; Monostable, bistable or multistable circuits
    • H03K3/02Generators characterised by the type of circuit or by the means used for producing pulses
    • H03K3/023Generators characterised by the type of circuit or by the means used for producing pulses by the use of differential amplifiers or comparators, with internal or external positive feedback
    • H03K3/0233Bistable circuits
    • H03K3/02337Bistables with hysteresis, e.g. Schmitt trigger

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Manipulation Of Pulses (AREA)

Abstract

(57)【要約】 本発明のプログラマブル・コンパレータ回路は一対の差動入力を有し、それらの入力は、それぞれの同様の抵抗ネットワークを通して、それら入力の差と閾値電圧とを比較するために第1電流スイッチをオンにする。その閾値電圧は、選択された電流が前記抵抗ネットワークの1つを流れる時に生じる電圧によって設定され、従って第1電流スイッチを形成するトランジスタの1つ及び第2電流スイッチを流れるバイアス電流が、第2電流スイッチを形成するトランジスタの1つを流れるヒステリシス電流を設定する。前記第1電流スイッチの出力に接続された正帰還手段が第2電流スイッチを制御する。

Description

【発明の詳細な説明】 調整可能な閾値及びトラッキング・ヒ ステリシスを有する差動コンパレータ 技術分野 本発明は、概して云えば、差動コンパレータに関するものであり、更に詳しく 云えば、アナログ差動信号と任意の閾値との明確な比較を行うと共に差動入力が 閾値よりも大きいか或いは小さいかに関する表示を行う差動コンパレータに関す るものである。 背景技術 アナログ信号の処理では、信号が或指定されたレベル又は閾値を越えるかどう かを決定し得ることを要求されることが多い。これを達成するためのコンパレー タとして、負帰還を持たない高利得の差動増幅器が、正の入力を入力信号に及び 負の入力を所望の閾値に接続することによって使用されることがある。多くのア ナログ・システムでは、入力に現れる雑音を除去するために、入力信号は基準電 位、例えば、グラウンドに関して差動的にされる。従って、差動入力信号を直接 に処理し得るコンパレータが望ましい。 高性能ハード・ディスク・ドライブの読取チャネルのようなアナログ・システ ムでは、閾値は固定されず、むしろ、入 力信号の平均振幅が変化するに従って変化する。これらの変化は、読取ヘッド、 磁気媒体等における時間的及び位置的変動のために生じる。上記の理由により、 そのようなシステムでは、差動信号が使用される。従って、調整可能な閾値を有 する差動コンパレータが望ましい。 更に、そのようなコンパレータの出力を処理するために必要なディジタル論理 装置は、そのコンパレータの出力における確固とした信号を必要とする。そのコ ンパレータの出力が2つの論理レベルの中間に留まる場合、或いは、それがそれ らの論理レベルの間で急激に切り替わる場合、ディジタル論理装置はその出力を 解釈することができない。この問題は、入力信号がそのコンパレータの閾値電圧 に近接している時に特に著しい。 今や、この業界は、上記の問題すべてを回避するコンパレータ回路を切望して いる。現在入手可能なコンパレータはこれらの望ましい特徴に欠けているため、 差動入力信号を直接処理することができるのみならず調整可能な閾値を持ったコ ンパレータに対する要望がある。 発明の開示 従って、本発明は、調整可能な閾値及びその閾値が調整される時にその閾値を 追跡するヒステリシスを備えた差動コンパレータを提供する。 本発明は、それぞれの同じ抵抗ネットワークを通して接続 された一対の差動入力を有し、第1電流スイッチにおける活性装置をオンにする ためのプログラマブル・コンパレータ回路である。その電流スイッチにおけるこ の装置をオンにすることは、それらの入力の差とそれらの抵抗ネットワークの1 つを流れる選択された値の電流によって設定された閾値電圧との比較を可能にす る。これは、第1電流スイッチを形成するトランジスタの1つ及び第2電流スイ ッチを流れるバイアス電流を設定し、第2電流スイッチをオンにし、従って、第 2電流スイッチを形成するトランジスタの1つを流れるヒステリシス電流を設定 する。前記第1電流スイッチの出力からの正帰還手段を設けることによって、第 2電流スイッチの制御が確保される。 図面の簡単な説明 第1図は、概略形式で示された本発明の簡単な実施例である。 第2図は、概略形式で示された本発明の好適な実施例である。 発明を実施するための最良の形態 図面、特に、第1図を参照すると、本発明のコンパレータ回路の簡単な実施例 が概略形式で示される。この構成図は本発明のコンパレータ回路10を示し、一 対のNPNバイポーラ型エミッタ結合トランジスタ12及び13を含む。それら のトランジスタのエミッタは、ヒステリシス電流源15を通してグラウンド14 に接続される。トランジスタ12及び13のコレクタは、それぞれのヒステリシ ス抵抗16及び17を通してそれぞれの差動入力18及び19にそれぞれ接続さ れ、それらのベースは、それぞれのダイオード対D1、D2及びD3、D4を通 して出力20及び21にそれぞれ接続される。 更に、回路10は、一対のNPNバイポーラ型エミッタ結合の主増幅トランジ スタ22及び23から成る第2のエミッタ結合スイッチを含む。これらの主増幅 トランジスタ22及び23のエミッタはバイアス電流源24を通してグラウンド 14に接続される。これらの増幅トランジスタ22及び23のコレクタは、それ ぞれの電流抵抗26及び27を通して供給電圧VDDに及びそれぞれの出力NPN バイポーラ型駆動トランジスタ28及び29のベースにそれぞれ接続される。主 増幅トランジスタ22及び23のベースは、それぞれの閾値抵抗30及び31を 通してスイッチング・トランジスタ12及び13のコレクタにそれぞれ接続され る。更に、増幅トランジスタ23のベースは閾値電流源33を通してグラウンド 14に接続される。 出力駆動トランジスタ28及び29はそれらのコレクタを電圧源VDDに接続さ れ、それらのエミッタをそれぞれの出力20及び21に及びそれぞれのダイオー ド対D1、D2及びD3、D4を通してそれぞれのスイッチング・トランジスタ 12及び13のベースにそれぞれ接続される。 上記の回路は次のように動作する。変動する差動入力電圧信号が、それぞれ、 入力18及び19に印加されるものと仮定する。この説明の便宜上、当初、入力 18に印加された信号の電圧は、入力19に印加された信号の電圧よりもずっと 高いものと仮定する。入力18に印加されたその高い電圧は増幅トランジスタ2 2をオンにさせ、電圧源VDDから電流抵抗26、トランジスタ22、及び電流源 24を通してグラウンド14に電流が流れるのを可能にする。トランジスタ22 がオンになる時、駆動トランジスタ28のベースに印加された電圧は降下させら れる。トランジスタ28はエミッタ・フォロワとして動作するので、それのベー ス電圧の降下はそれのエミッタにおける電圧及びトランジスタ12のベースにお ける電圧も降下させ、そしてトランジスタ12はオフに保持される。 同時に、トランジスタ23は、入力19からそれのベースに印加された低い入 力電圧によってオフに保持される。トランジスタ23はオフであるため、駆動ト ランジスタ29のベースに印加された電圧は高いままであり、トランジスタ13 はオンのままであり、そして電流が入力19からヒステリシス抵抗17、トラン ジスタ13、及びヒステリシス電流源15を通してグラウンド14に流れる。閾 値電流源33は、すべての回路状態の下で、入力19からヒステリシス抵抗17 及び閾値抵抗31の両方を通して一定の電流を流し続けるこ とに注意すべきである。 その印加された入力電圧信号が変化する時、それらの間の差は減少する。そし て、2つの入力の間の電圧差が閾値抵抗31及びヒステリシス抵抗17にまたが る合計電圧に近づく時、主増幅トランジスタ22及び23の両方は導通し始め、 その増幅器はそれのリニア・モードに入る。 そのリニア・モードにおける主増幅器によって、トランジスタ12及び13よ り成るヒステリシス・スイッチもそれのリニア・モードに入る。それは、そのヒ ステリシス・スイッチ・トランジスタ12及び13のコレクタと、それらコレク タの各々が接続されるそれぞれの増幅トランジスタ22及び23のベースとの間 のフィードバック・ループのためである。トランジスタ12及び22の間及びト ランジスタ13及び23の間のこれらのフィードバックは正帰還であり、そのフ ィードバックが一定の利得に達する時、ネットワーク全体をスイッチさせる。こ れは、ほぼ、トランジスタ22及び23のベースに印加される電圧が等しくなる 時点で生じる。 入力18及び19に印加される差動電圧が変化し続ける時、即ち、入力19が 入力18と閾値抵抗31及びヒステリシス抵抗17にまたがる全電圧との和より も更に正になる時、増幅トランジスタ23は更に十分にオンになり、トランジス タ22はオフになる。今や、VDDからバイアス電流源24を通してグラウンド1 4に流れる電流は、VDDから電流抵抗27、トランジスタ23、及びバイアス電 流源24を通してグラウ ンド14に流れるようにスイッチする。トランジスタ23をオンにすることによ って、駆動トランジスタ29のベースに印加された電圧は降下させられる。トラ ンジスタ29はエミッタ・フォロワとして動作するので、それのベース電圧の降 下は、それのエミッタにおける電圧及びトランジスタ13のベースにおける電圧 を降下させ、トランジスタ13をオフにする。 今やトランジスタ22がオフであることによって、駆動トランジスタ28のベ ースに印加される電圧は高くなり、トランジスタ12をオンにする。今や入力1 8からヒステリシス抵抗16、トランジスタ12、及びヒステリシス電流源15 を通してグラウンド14に電流が流れる。閾値電流源33は、すべての回路状態 の下で、入力19からヒステリシス抵抗17及び閾値抵抗31の両方を通して一 定の電流を流し続けることに注意して欲しい。 入力19における入力電圧VPが入力18における入力電圧VNに関して減少 する場合、電流は最終的に前述の初期状態に戻るであろう。しかし、これが生じ る閾値電圧は、その回路が初期状態からスイッチした電圧とは異なる。これは、 電流IHがヒステリシス抵抗17ではなくヒステリシス抵抗16を流れるためで ある。これは、増幅トランジスタ22のベースを入力電圧VNより低い電圧IH Hにさせる。一方、増幅トランジスタ23のベースは入力電圧VPよりもIT( RH+RT)だけ低い。この状態からのスイッチ・ポイントは、 これらのベース電圧がほぼ等しい時、又は即ち、 (VP−VN)=IT(RH+RT)−IHH の場合に生じる。これは、前述の初期状態からの (VP−VN)=IT(RH+RT)+IHH の時のスイッチ・ポイントとは対照的である。 従って、アナログ差動信号と任意の閾値レベルとの明確な比較を行い得るコン パレータ回路を教示したことになる。又、その回路は、差動入力が閾値よりも大 きい(論理的1の出力)か或いは小さい(論理的0の出力)かの論理的表示を可 能にする。 そのコンパレータがヒステリシス電流源15及びヒステリシス抵抗(RH)1 6を流れる電流IHに等しい電圧においてスイッチ・ポイントを有するというこ と、即ち、閾値IT(RH+RT)の上及び下のIHHがその結果として2IHHの ヒステリシス幅を生じるということは簡単に証明可能である。これは、そのコン パレータのヒステリシスが閾値電圧に無関係に設定可能であるか、或いは単にIT 、IH、RT、及びRHの適当な値を選択することによってその閾値電圧に追従す るように設定可能であることを意味する。 その回路を分析すれば、次のような基準を満たすことによって、コンパレータ の閾値が外部供給電圧VTHに比例すること及びヒステリシスがαVTHであること (但し、αはその閾値とヒステリシスとの間の所望の比例定数である)は容易に 証明されるであろう。 コンパレータの好適な実施例が第2図に示される。この第2図において、本発 明のコンパレータ回路は、エミッタがヒステリシス電流源115を通してグラウ ンド114に接続された一対のNPNバイポーラ型エミッタ結合トランジスタ1 12及び113より成るヒステリシス電流スイッチを含む。トランジスタ112 及び113のコレクタは、それぞれのヒステリシス抵抗116及び117を通し て一対のNPNバイポーラ型エミッタ・フォロワ・トランジスタ140及び14 1のエミッタにそれぞれ接続される。従って、トランジスタ112のコレクタは エミッタ・フォロワ・トランジスタ140のエミッタに接続され、補助スイッチ ・トランジスタ113のコレクタはエミッタ・フォロワ・トランジスタ141の エミッタに接続される。それぞれの差動入力118及び119は、それぞれ、こ れらのエミッタ・フォロワ・トランジスタ140及び141のベースに接続され る。スイッチング・トランジスタ112及び113は、それぞれのダイオード対 D7、D8及びD13、D14を通して出力120及び121にそれぞれ接続さ れる。 ベースがスイッチング・トランジスタ112及び113のベースと共通に接続 されたNPNバイポーラ型トランジスタ142及び143によって、補助エミッ タ結合電流スイッチが形成される。この補助電流スイッチはエミッタ・フォロワ ・トランジスタ140及び141とグラウンド114との間に接続される。更に 詳しく云えば、補助トランジスタ142 及び143のエミッタは別の電流源115aを通してグラウンド114に結合さ れ、それらのコレクタはエミッタ・フォロワ・トランジスタ140及び141の それぞれのエミッタに交差結合される。従って、トランジスタ142のコレクタ はエミッタ・フォロワ・トランジスタ141のエミッタに接続され、補助スイッ チ・トランジスタ143のコレクタはエミッタ・フォロワ・トランジスタ140 のエミッタに接続される。 第1図に示された回路と同様に、第2図に示された回路は、更に、一対のNP Nバイポーラ型エミッタ結合の主増幅トランジスタ122及び123を含んでい る。これらの主増幅トランジスタ122及び123のエミッタはバイアス電流源 124を通してグラウンド114に接続される。これらの増幅トランジスタ12 2及び123のコレクタは、それぞれの電流抵抗126及び127を通して供給 電圧VDDに及びそれぞれの出力駆動NPNバイポーラ型トランジスタ128及び 129のベースにそれぞれ接続される。主増幅トランジスタ122及び123の ベースは、それぞれの閾値抵抗130及び131を通してスイッチング・トラン ジスタ112及び113のコレクタにそれぞれ接続される。増幅トランジスタ1 23のベースは、更に、閾値電流源133を通してグラウンド114に接続され る。 出力駆動トランジスタ128及び129はそれらのコレクタを電圧源VDDに接 続され、それらのエミッタをそれぞれの 出力120及び121に、及びそれぞれのダイオード対D7、D8及びD13、 D14を通してそれぞれのスイッチング・トランジスタ112及び113のベー スにそれぞれ接続される。 エミッタ・フォロワ・トランジスタ140及び141、及びトランジスタ14 2及び143から成る補助電流スイッチの付加は本発明のコンパレータ回路の動 作を大きく改善する。エミッタ・フォロワ・トランジスタ140及び141でも って入力電圧VN及びVPをバッファすることによって、これらのポイントを駆 動する回路における実効負荷は減少する。又、これらの装置の付加の結果、2つ のエミッタ・フォロワ・トランジスタ140及び141においてベース・エミッ タ電圧Vbc のレベル・シフトが生じ、それらのエミツタ・フォロワ・トランジ スタ140及び141の間の如何なるベース・エミッタ電圧Vbcの不一致も閾値 電圧からのオフセットとして現れる。Vbcの最小差は、それらの2つの装置を流 れる電流が等しく保持される場合に生じるであろう。第2及び第3のスイッチ、 即ち、トランジスタ112及び113から成る電流スイッチ及びトランジスタ1 42及び143から成る電流スイッチを通過するバイアス電流レベルを選択的に 設定することによって、エミッタ・フォロワ・トランジスタ140及び141を 流れる電流をすべての動作状態の下で一定となるようにすることが可能である。 上述のように、補助電流スイッチ・トランジスタ142及 び143のコレクタを交差接続することによって、電流源115aを流れる余分 なヒステリシス電流IHは、オンである主増幅トランジスタを駆動するエミッタ ・フォロワ・トランジスタによって制御される。この電流は、その回路を流れる すべてのバイアス及びベース電流が供給される時、エミッタ・フォロワ・トラン ジスタ140及び141における合計電流が完全に等しくなることを保証するよ うに選択される。形成された実際の回路では、閾値電圧は外部閾値電圧及び基準 電圧の間の電圧差の80%であり、ヒステリシスの実際の幅は名目的には閾値電 圧の20%であった。 それらの回路はNPNバイポーラ型トランジスタを使用して実現されるものと して示されたけれども、適当な電圧変更によってPNPバイポーラ型トランジス タが代用可能であることを注意すべきである。又、MOSFETのような電界効 果型トランジスタ(FET)も使用可能であるが、そのようなFET装置を使用 する場合、回路速度及び精度は減少することがある。 従って、本発明は、回路に対する差動入力の電圧を変更することによって調整 することができる所定の閾値電圧と差動入力とを比較する完全な差動コンパレー タ回路を教示するものである。更に、本発明のコンパレータは、1よりも小さい 係数によって閾値に追従するヒステリシスを与える。 産業上の利用可能性 これで、本発明の好適な実施例の説明を終わる。ここで開示した本発明の技術 範囲から逸脱することなく、上記のプロセスの変更を行うことは可能であるので 、上記の説明に含まれた、或いは添付図面に示されたすべての事項は限定的意味 においてではなく、例示的な意味において解釈されることが意図されている。従 って、今や、請求の範囲に示された本発明の精神及び技術範囲から逸脱すること なく、他の代替案及び修正案が当業者には明らかとなるであろう。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.各々がそれぞれの抵抗ネットワークを通して第1電流スイッチに接続された 一対の差動入力にして、前記入力の間の差動電圧と前記それぞれの抵抗ネットワ ークのうちの選択された1つを流れる電流により設定された閾値電圧とを比較す るために前記第1電流スイッチをオンにするための、及び前記第1電流スイッチ を形成するトランジスタの1つ及び第2電流スイッチを流れるバイアス電流を設 定して前記第2電流スイッチをオンにするための、及び前記第2電流スイッチを 形成するトランジスタの1つを流れるヒステリシス電流を設定するための差動入 力と、 前記第1電流スイッチの出力に接続され、前記第2電流スイッチを制御するた めの正帰還手段と、 を含むプログラマブル・コンパレータ回路。 2.各々が閾値抵抗及びヒステリシス抵抗を含む一対の抵抗ネットワークと、 各々がそれぞれの抵抗ネットワークを通して第1トランジスタ対を含む第1電 流スイッチに接続された一対の差動入力にして、前記入力の間の差動電圧と前記 それぞれの抵抗ネットワークのうちの選択された1つを流れる電流により設定さ れた閾値電圧とを比較するために前記第1電流スイッチをオンにするための、及 び前記第1電流スイッチを形成するトランジスタの1つ及び第2トランジスタ対 を含む第2電流スイ ッチを流れるバイアス電流を設定して前記第2電流スイッチをオンにするための 、及び前記第2電流スイッチを形成するトランジスタの1つを流れるヒステリシ ス電流を設定するための差動入力と、 前記第1電流スイッチの出力に接続され、前記抵抗ネットワークにおけるヒス テリシス抵抗にまたがる電圧降下に等しい予測可能なヒステリシス電圧を生じさ せるように前記第2電流スイッチを制御するための正帰還手段と、 を含むプログラマブル・コンパレータ回路。 3.第3トランジスタ対を含む第3電流スイッチが設けられ、 前記差動入力はそれぞれ前記第3電流スイッチのトランジスタを通して電流源 に接続され、 前記正帰還手段は前記第3電流スイッチのトランジスタを制御するように交差 結合される ことを特徴とする請求の範囲第1項に記載の回路。 4.各々がそれぞれの同様の抵抗ネットワークを通して第1トランジスタ対を含 む第1電流スイッチに接続された一対の差動入力にして、前記入力の間の差と前 記それぞれの抵抗ネツトワークの1つにまたがる前記入力のうちの選択された1 つによって設定された閾値電圧とを比較するために前記第1電流スイッチをオン にするための、及び前記第1電流スイッチを形成するトランジスタの1つ及び第 2トランジスタ対を含む第2電流スイッチを流れるバイアス電流を設定して前記 第2電流スイッチをオンにするための、及び前記第2電流ス イッチを形成するトランジスタの1つを流れるヒステリシス電流を設定するため の差動入力と、 前記第1電流スイッチの出力に接続され、前記抵抗ネットワークのうちの他方 にまたがる電圧降下に等しい予測可能なヒステリシスを生じさせるように前記第 2電流スイッチを制御するための正帰還手段と、 を含むプログラマブル・コンパレータ回路。 5.第3トランジスタ対を含む第3電流スイッチが設けられ、 前記差動入力はそれぞれ前記第3電流スイッチのトランジスタを通してグラウ ンドに接続され、 前記正帰還手段は前記第3電流スイッチのトランジスタを制御するように交差 結合される ことを特徴とする請求の範囲第1項に記載の回路。 6.前記トランジスタはバイポーラ型トランジスタであることを特徴とする請求 の範囲第1項に記載の回路。 7.前記電流スイッチの各々は一対のエミッタ結合NPNバイポーラ型トランジ スタを含むことを特徴とする請求の範囲第1項に記載の回路。 8.前記それぞれの同様の抵抗ネットワークは第1及び第2抵抗を含み、 前記第1電流スイッチはNPNバイポーラ型エミッタ結合トランジスタの第1 の対を含み、 前記第2電流スイッチはNPNバイポーラ型トランジスタの第2の対を含み、 前記第2電流スイッチを制御するために前記第1電流スイッチの出力に接続さ れた前記正帰還手段は前記第2抵抗を含む ことを特徴とする請求の範囲第4項に記載のプログラマブル・コンパレータ回 路。 9.一対のエミッタ・フォロワ・トランジスタが設けられ、前記エミッタ・フォ ロワ・トランジスタの各々はそれぞれ前記ネットワークの各々における第1抵抗 と前記入力との間に接続されることを特徴とする請求の範囲第4項に記載のプロ グラマブル・コンパレータ回路。 10.第3電流スイッチが設けられ、前記第3電流スイッチの出力はそれぞれの エミッタ・フォロワ・トランジスタの各々と前記ネットワークの各々における前 記第1抵抗との間のそれぞれの接続点に交差結合されることを特徴とする請求の 範囲第9項に記載のプログラマブル・コンパレータ回路。 11.前記ヒステリシス電流は前記閾値電流に比例することを特徴とする請求の 範囲第4項に記載のプログラマブル・コンパレータ回路。 12.前記第2及び第3電流スイッチのバイアス電流レベルは前記エミッタ・フ ォロワ・トランジスタにおいて一定の電流を供給するように設定されることを特 徴とする請求の範囲第10項に記載のプログラマブル・コンパレータ回路。
JP8518713A 1994-12-16 1994-12-16 調整可能な閾値及びトラッキング・ヒステリシスを有する差動コンパレータ Pending JPH10500549A (ja)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
PCT/US1994/014459 WO1996019042A1 (en) 1994-12-16 1994-12-16 Differential comparator with adjustable threshold and tracking hysteresis

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10500549A true JPH10500549A (ja) 1998-01-13

Family

ID=22243403

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8518713A Pending JPH10500549A (ja) 1994-12-16 1994-12-16 調整可能な閾値及びトラッキング・ヒステリシスを有する差動コンパレータ

Country Status (4)

Country Link
EP (1) EP0797871A1 (ja)
JP (1) JPH10500549A (ja)
KR (1) KR100239016B1 (ja)
WO (1) WO1996019042A1 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6272185B1 (en) * 1998-05-04 2001-08-07 Nortel Networks Limited Method and apparatus for performing data pulse detection
US6529564B1 (en) 1999-01-28 2003-03-04 Nortel Networks Limited Data pulse receiver
CN111726109A (zh) * 2020-07-09 2020-09-29 南京优倍电气有限公司 一种回差比例可调的任意阈值处理电路
KR20240033762A (ko) 2022-09-05 2024-03-13 김남국 밀링머신의 밀링커터

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3757137A (en) * 1969-12-18 1973-09-04 Rca Corp Low voltage reference circuit
US5039888A (en) * 1989-11-14 1991-08-13 Harris Corporation Method and circuit arrangement for providing programmable hysteresis to a differential comparator
JP2607729B2 (ja) * 1990-04-21 1997-05-07 株式会社東芝 ヒステリシスコンパレータ

Also Published As

Publication number Publication date
KR100239016B1 (ko) 2000-01-15
KR980700730A (ko) 1998-03-30
EP0797871A1 (en) 1997-10-01
WO1996019042A1 (en) 1996-06-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6630864B2 (en) Linear variable gain amplifiers
US4555673A (en) Differential amplifier with rail-to-rail input capability and controlled transconductance
US6429700B1 (en) Driver circuit with output common mode voltage control
US4959623A (en) Low impedance buffer circuit
KR20010082344A (ko) 레벨 시프트 회로
EP0481631A2 (en) Wide dynamic range transconductance stage
JP3303260B2 (ja) 制御回路
US4431972A (en) Push-pull amplifier
US5614852A (en) Wide common mode range comparator and method
US4868417A (en) Complementary voltage comparator
EP0522786B1 (en) Dynamic biasing for class A amplifier
US4482868A (en) Output stage for a driver circuit having low quiescent output current
JPH10500549A (ja) 調整可能な閾値及びトラッキング・ヒステリシスを有する差動コンパレータ
US5642062A (en) Comparator circuit operating on variable current
EP0043257B1 (en) Operational amplifier with programmable gain
EP0782252B1 (en) Amplifier output stage having enhanced drive capability
US4757275A (en) Wideband closed loop amplifier
US5903175A (en) D-type latch circuit and device using the same
US5343165A (en) Amplifier having a symmetrical output characteristic
JPS60257610A (ja) 能動負荷回路
US6879213B2 (en) Rail to rail class AB output for an amplifier
US6366169B1 (en) Fast rail-to-rail class AB output stage having stable output bias current and linear performance
US5057790A (en) High efficiency class A amplifier
US4803442A (en) Low power buffer amplifier
US5146181A (en) BiCMOS output stage with improved output voltage signal