JPH10500167A - 特選の金属触媒を有する移染防止組成物 - Google Patents

特選の金属触媒を有する移染防止組成物

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JPH10500167A
JPH10500167A JP7529659A JP52965995A JPH10500167A JP H10500167 A JPH10500167 A JP H10500167A JP 7529659 A JP7529659 A JP 7529659A JP 52965995 A JP52965995 A JP 52965995A JP H10500167 A JPH10500167 A JP H10500167A
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Abstract

(57)【要約】 本発明は、(i)ポルフィリンおよび/またはフタロシアニンの群から選ばれる特定の金属触媒の1種以上、(ii)有効量の漂白剤を含む移染防止組成物に関する。

Description

【発明の詳細な説明】 特選の金属触媒を有する移染防止組成物 技術分野 本発明は、洗浄時の布帛間の染料移動を抑制するための組成物および方法に関 する。より詳細には、本発明は、特に選択された金属触媒を含んでなることを特 徴とする、洗浄時の布帛間の染料移動を抑制するための組成物および方法に関す る。 背景技術 現代の布帛洗濯操作時に生ずる最もしつこくそして困難な問題の1つは、染料 を洗濯液に放出するいくつかの着色布帛の傾向である。次いで、その染料は、そ の洗濯液で洗浄されるべき他の布帛上に移動する。 この問題を克服する1つの方法は、洗浄液中の他の物品に結合するようになる 機会を有する前に染色布帛から洗い出される不堅牢染料を漂白する方法であろう 。 懸濁または可溶化された染料は、既知の漂白剤を使用することによって溶液中 で或る程度酸化することができる。 しかしながら、同時に、布帛上に実際に残る染料を漂白しないこと、即ち、色 損傷を生じさせないことが重要である。 米国特許第4,077,768号明細書は、酸化漂白剤と鉄ポルフィンなどの 触媒化合物との併用によって染料移動を抑制するための方法を記載している。 1991年10月9日出願の同時係属EP特許出願第91202655.6号 明細書は、過酸化水素を発生できる酵素系およびポルフィン触媒を含む移染防止 組成物に関する。 有効量の迅速放出漂白剤の存在下での特に選択された金属触媒は、染料移動を 抑制する際に非常に効率的であることが今や見出された。 従って、最適の染料移動抑制性を有する移染防止組成物が提供される。 別の態様によれば、本発明は、着色布帛を包含する洗濯操作のための効率的な 方法を提供する。 発明の開示 本発明は、 (i)ポルフィリンおよび/またはフタロシアニンの群から選ばれる特定の金 属触媒の1種以上、 (ii)有効量の漂白剤 を含む移染防止組成物に関する。 発明を実施するための最良の形態 ここで「特定の金属触媒」なる用語は、以下に定義のようなポルフィリンおよ び/またはフタロシアニンの群から選ばれる特定の金属触媒の1種以上を包含す る。 (A)下記の式I 〔式中、Mは酸化に耐えることができる遷移金属であり、所望ならば、4個の窒 素基に加えて1個以上の軸配位子にも結合してもよく、各YおよびY0は独立に H、フルオロまたはクロロであり、各R環は (式中、XおよびX0は独立にHまたは水溶化基ではない電気陰性基であり、例 えば、XおよびX0は独立にフルオロ、クロロ、ブロモ、またはNO2であり、X1 、X2およびX3は独立にHまたは電気陰性基、例えば、水溶化電気陰性基、例 えば、非限定例として、フルオロ、クロロ、ブロモ、SO3H、COCHまたは NO2を含む)であり、但し (1)X1、X2およびX3のどれも水溶化基ではない時には、各ポルフィリ ン環上の少なくとも1個のYおよびY0はH以外であり、 (2)YおよびY0が両方ともHである時には、X1、X2およびX3の少なくと も1個であるが2個以下は水溶化基、例えば、SO3HまたはCOOHであり且 つXおよびX0および水溶化基ではないX1、X2およびX3の少なくとも2個は独 立に水溶化基ではない電気陰性基、例えば、フルオロ、クロロ、ブロモまたはN O2であり、 (3)X1、X2およびX3の2個以下が水溶化基である〕 を有するポルフィリンまたはそれらの水溶性塩(前記水溶化基は対応水溶性塩形 である)。 式Iの特定の亜族の化合物は、式IaおよびIbの化合物である。 式Iaの化合物は、 (a)各ポルフィリン環上のYおよびY0の少なくとも1個がフルオロまたは クロロであり且つ他のものがH、フルオロまたはクロロであり、 (b)XおよびX0が独立にH、フルオロ、クロロ、ブロモまたはNO2であり 、 (c)X1、X2およびX3が独立にH、フルオロ、クロロ、ブロモ、SO3H、 COOHまたはNO2であり、但しX1、X2およびX3の2個以下がSO3Hまた はCOOHであり、且つ (d)Mが上に定義の通りである 構造式Iに関するものである。 式Ibの化合物は、 (a)YおよびY0が独立にH、フルオロまたはクロロであり、 (b)XおよびX0が独立にH、フルオロ、クロロ、ブロモまたはNO2であり 、 (c)X1、X2およびX3が独立にH、フルオロ、クロロ、ブロモ、SO3H、 COOHまたはNO2であり、但し(i)X1、X2およびX3の少なくとも1個で あるが2個以下がSO3HまたはCOOHであり、且つ(ii)X、X0、X1、X2 およびX3の少なくとも2個がフルオロ、クロロ、ブロモまたはNO2であり、且 つ (d)Mが上に定義の通りである 構造式Iに関するものである。 式Iaの好ましい化合物は、下記の特徴の1以上を有する。 (a)各ポルフィリン環上のYとY0との両方ともフルオロまたはクロロであ り、 (b)X、X0、X1、X2およびX3の少なくとも2個がフルオロまたはクロロ であり、より特に、XおよびX0がフルオロまたはクロロであり、 (c)MがFe、Cr、Mn、Co、Ru、Rh、Mo、Vである。 式Iaのより好ましい化合物は、下記の特徴の1以上を有する。 (a)各ポルフィリン環上のYとY0との両方ともクロロであり、 (b)X、X0、X1、X2およびX3の少なくとも2個がクロロであり、より特 に、XおよびX0がクロロであり、 (c)MがFe、Mnである。 式Ibの好ましい化合物は、下記の特徴の1以上を有する。 (a)各ポルフィリン環上のYおよびY0が独立にHまたはクロロであり、 (b)X1、X2およびX3の1個がSO3Hであり、 (c)X、X0、X1、X2およびX3の少なくとも2個がフルオロまたはクロロ であり、 (d)MがFe、Cr、Mn、Co、Ru、Rh、Mo、Vである。 式Ibのより好ましい化合物は、下記の特徴の1以上を有する。 (a)各ポルフィリン環上のYおよびY0が独立にHまたはクロロであり、 (b)X1、X2およびX3の1個がSO3Hであり、 (c)X、X0、X1、X2およびX3の少なくとも2個がクロロであり、より特 に、XおよびX0がクロロであり、 (d)MがMn、Feである。 式Ibの別の好ましいサブクラスの化合物は、各ポルフィリン環上のYおよび Y0の1つがH以外であるもの、より特に、YとY0との両方ともフルオロまたは クロロであるものである。 前記のような各R環に関しては、各R環は、前記のように規定される最小置換 を含有するであろうが、各R環上の最小より多い置換の位置決めおよび数は、変 化してもよい。好ましくは、各R環は、同じである。 一般に、X1、X2およびX3の1個だけが水溶化基であることが好ましい。ま た、YおよびY0の1個がH以外であるべきである時に、両方ともH以外であ ることがより特に好ましい。 1987年4月17日の出願第039,566号明細書に記載の式Ibのサブ クラスの化合物(式中、YおよびY0はであり、XおよびX0は各々クロロであり 、X1およびX2はHであり、R3は水溶化基を含めて電子陰性基である)は、遊 離酸形および配位子の有無のもの、例えば、クロリド配位子形である。 SO3HまたはCOOH基を有する本発明の化合物は、水溶性であり且つ本発 明は、このような基がアルカリ金属(ナトリウム、カリウムまたはリチウム)、 アルカリ土類金属、アンモニウム陽イオンなどの塩基の陽イオン、好ましくはア ルカリ金属またはアンモニウム陽イオンとの水溶性塩形であるこのような水溶性 化合物も包含する。このような塩形は、式Iの化合物を常法によって塩基と反応 させることによって生成してもよい。 Mは、酸化に耐えることができるいかなる遷移金属であってもよい。好ましい 金属の例としては、Fe、Cr、Mn、V、Rh、RuおよびCoが挙げられる 。特に好ましい金属は、FeおよびMnである。追加的に、金属は、配位子に結 合してもよい。軸配位子、通常1個または2個(しかし時々それ以上)は、事実 上、技術上既知のようにMと加水分解性単結合を形成できるいかなる基であって もよい。例示として軸配位子の例としては、−OCH3、−OH、アミン、ハラ イドイオン、特にクロリドおよび水が挙げられる。 (B)式(1) (式中、MはFe、Cr、Mn、Co、Ru、Rh、Mo、Vから選ばれる)に 示すようなフタロシアニン核(MPc)の1〜16位における周辺炭素原子の少 なくとも1個が非置換であるか原子または基の組み合わせで置換されている、置 換フタロシアニンおよびそれらのスルホン化誘導体(但し、フタロシアニンは波 長650nm〜800nmで電磁線を吸収する)。 本発明のフタロシアニンにおいては、フタロシアニン核は、Mで表わされる金 属と複合化する。Mで表わされる好ましい金属は、Fe、Mn、Co、Rh、C r、Ru、MoまたはVである。 本発明で使用するフタロシアニンにおいては、酸素を介してフタロシアニン核 に結合される有機側基の各々は、独立に、1つのフタロシアニン核が2個以上の 異なる有機基を担持してもよいように芳香族、ヘテロ芳香族、脂肪族および脂環 式基から選ばれる。 各有機側基は、独立に、単環式および二環式芳香族およびヘテロ芳香族基から 選ばれることが好ましい。 好適な単環式および二環式芳香族およびヘテロ芳香族基の例は、フェニル、ナ フチル、特にナフト−2−イル、ピリジル、チオフェニル、フラニル、キノリニ ル、チアゾリル、ベンゾチアゾリルおよびピリミジル(それらの各々は置換して もよい)である。 有機側基が脂肪族または脂環式基である場合には、C1 〜20アルキル、特にC1 〜10 アルキル、C2 〜20アルケニル、特にC3 〜10アルケニルおよびC4 〜8シクロ アルキル、特にシクロヘキシル(それらの各々は置換してもよい)から選ばれる ことが好ましい。 有機側基用の任意の置換基は、好ましくは、C1 〜20アルキル、特にC1 〜4ア ルキル、C1 〜20アルコキシ、特にC1 〜4アルコキシ、C1 〜20アルケニル、特に C2 〜4アルケニル、C1 〜20アルキルチオ、特にC1 〜4アルキルチオ、C1 〜20ア ルコキシカルボニル、特にC1 〜4アルコキシカルボニル、ヒドロキシC1 〜4アル コキシ、アリール、特にフェニル、C1 〜4アルキルアリール、特にベンジル、ア リールチオ、特にフェニルチオ、ハロゲン、特にフルオロ、クロロおよびブロモ 、−CN、−NO2、−CF3、−COR2、−COOR2、−CONR23、−S O22、−SO2NR23および−OR2〔式中、R2およびR3は独立に−H、ア ルキル、特にC1 〜4アルキル、アリール、特にフェニル、C1 〜4アルキルアリー ル、特にベンジルおよび−SO3A(式中、AはHまたは金属またはアンモニウ ムイオンまたは置換アンモニウムイオンである)から選ばれる〕から選ばれる。 本発明で使用するフタロシアニンにおいては、周辺炭素原子の4〜16個は、 酸素原子を介して有機側基に結合することが好ましく且つすべての16個の周辺 炭素原子は、酸素原子を介して有機側基に結合することが特に好ましい。 フタロシアニン核の残りの周辺炭素原子のいずれかに結合できる好適な原子ま たは基の例は、水素、ハロゲン、スルホネート基 −SO3A(式中、AはH、 または金属またはアンモニウムイオンまたは置換アンモニウムイオンである)、 および前記され且つ以下Rで表わされる有機側基のいずれかである。残りの周辺 炭素原子に結合される原子または基は、−H、−F、−Cl、−Br、−I、− SO3H、−SO3Na、−SO3K、−SO3Liおよび−SO3NH4またはそれ らの組み合わせから選ばれる。これらの原子または基は、−H、−Cl、−Br 、−SO3H、−SO3Naまたは−SO3NH4であることが特に好ましい。 フタロシアニン核および/または有機側基に直接結合された50個までのSO3 A基、好ましくは40個までのSO3A基、より好ましくは30個までのSO3 A基を担持する本発明で使用するフタロシアニンのスルホン化誘導体は、本発明 に好ましい群の化合物である。 好ましい基において、SO3A基の平均数は、好ましくは、2〜40、より好 ましくは2〜30、特に好ましくは16〜30である。また、各有機側基の場合 には、少なくとも1個のSO3Aがあることが好ましい(各有機基はSO3Aを担 持しないか、1個以上のSO3Aを担持してもよいが)。 Aが金属イオンである場合には、好ましくは、アルカリ金属イオンまたはアル カリ土類金属イオン、特にナトリウムイオン、カリウムイオン、リチウムイオン などのアルカリ金属イオンである。Aがアンモニウムイオンである場合には、好 ましくは、+NH4または化合物の水溶性を高める置換アンモニウムイオンである 。化合物の水溶性を高める好適な置換アンモニウムイオンの例は、モノ、ジ、ト リおよびテトラアルキルおよびヒドロキシアルキルアンモニウムイオン(アルキ ル基は好ましくは1〜4個の炭素原子を有する)、例えば、+N(CH34+N (C254+N(C24OH)4+NH3CH3+NH2(CH32および+N H(CH33である。 Aで表わされる置換アンモニウムイオンは、好ましくは、前記のような脂肪ア ルキル基1個を有し、残りの基は好ましくはHまたはC1 〜4アルキル、特にHま たはメチルである。好適なアンモニウムイオンとしては、2−エチルヘキシル アンモニウム、1,1,3,3−テトラメチルブチルアンモニウムおよび3,5 ,5−トリメチルヘキシルアンモニウムが挙げられる。 式(1)の化合物においては、フタロシアニン核の1〜16位における周辺炭 素原子の各々は、基Yに結合され且つ各Yは、独立に−H、ハロゲン、−SO3A (式中、Aは前に定義の通りである)およびOR(式中、Rは前に定義のような 有機側基である)から選ばれる。 本発明の更に他の特徴によれば、式(2) MPc(O−R)ab(SO3A)d 式(2) (式中、MPcは式(1)に定義のようなフタロシアニン核であり、各Rは独立 に有機基であり、各Xは独立にハロゲンまたは水素であり、O−RおよびX基は フタロシアニン核の16個の周辺炭素原子の1個以上に結合され、Aは前記のよ うにH、金属、アンモニウムまたは置換アンモニウムから選ばれ、aは1〜16 であり、bは0〜15であり、dは平均値0.1〜50であり、a+bは1〜1 6である) のフタロシアニン化合物が提供される。 式(2)のフタロシアニンにおいては、MはMとして前記した金属のいずれか である。 式(2)のフタロシアニンにおいては、MがFe、Mnであることが特に好ま しい。 式(2)のフタロシアニンにおいては、Rで表わされる基の各々は、前記式( 1)に関して前に定義した有機側基のいずれかから選んでもよい。 式(2)のフタロシアニンにおいては、aは4〜16、より好ましくは5〜1 6であることが好ましい。aは16であることが特に好ましい。 式(2)のフタロシアニンにおいては、Xで表わされる各ハロゲンは好ましく は独立に−F、−Cl、−Brおよび−Iから選ばれ且つXで表わされる各ハロ ゲンは独立に−Clまたは−Brであることが特に好ましい。 式(2)のフタロシアニンにおいては、bは0〜12、より好ましくは0〜1 1であることが好ましい。 a+bが<16である時には、基O−RまたはXを担持していない16個の周 辺炭素原子の残りは、スルホネート基 −SO3AまたはRで表わされる基を担 持してもよい。しかしながら、a+bの和は、16であることが好ましい。また 、aは4、8、12または16、特に8、12または16であることが好ましい 。 式(2)のフタロシアニンにおいては、Aで表わされる金属イオンは、好まし くは、アルカリ金属イオンまたはアルカリ土類金属イオンであり、より好ましく はリチウム、ナトリウムおよびカリウムイオンから選ばれる。aはナトリウム、 アンモニウムイオンまたは水素であることが特に好ましい。 式(2)のフタロシアニンにおいては、dは平均値2〜40であることが好ま しい。dは平均値2〜30であることがより好ましく、dは平均値16〜30で あることが特に好ましい。 本発明の更に他の特徴によれば、式(3) MPc(O−R1ab 式(3) (式中、MPcは式(1)に定義の通りであり、各R1は場合によって置換され るアリールおよび場合によって置換されるヘテロアリールから選ばれ、Xはハロ ゲンまたはHであり、aは1〜16の整数であり、bは0〜15の整数であり、 a+bは16に等しい) のフタロシアニン化合物が提供される。 式(3)の好ましいフタロシアニン化合物は、 (1)MがMn、Fe、Coから選ばれ、Xがハロゲンであり、aが4、8ま たは12であり、bが12、8または4であるもの、 (2)MがMn、Fe、co、Vから選ばれ、Xがハロゲンであり、aが4、 8または12であり、bが12、8、4であるもの、 (3)MがMn、Feから選ばれ、Xが水素であり、aが8または12であり 、bが8または4であるもの、 (4)MがFe、Mn、Niから選ばれ、aが5〜16であり、bが11〜0 であるもの、 (5)MがFe、Mn、Niから選ばれ、aが1〜3であり、bが15〜3で あるもの、 (6)MがFe、Mn、Co、NiおよびVから選ばれ、Xがハロゲンであり 、aが1〜16であり、bが15〜0であるもの、 (7)MがFe、Mn、Co、Ni、およびVから選ばれ、aが1〜14であ り、bが15〜2であるもの(但し、少なくとも1個のXはHであり且つ1個の Xはハロゲンである) である。 式(3)のフタロシアニンにおいては、R1で表わされる基の各々は、独立に 単環式または二環式芳香族またはヘテロ芳香族基から選ばれることが好ましい。 好適な芳香族およびヘテロ芳香族基の例は、Rの場合に前記したものである。R1 で表わされる基は、より好ましくは、フェニルまたはナフチル、特に2−ナフ チルである。R1基に好ましい置換基は、Rの場合に記載した通りである。 式(3)のフタロシアニンにおいては、aは4〜16の整数であり且つbは1 2〜0の整数であることが好ましい。また、aは4、8、12または16、より 好ましくは8、12または16であり且つbは12、8、4または0であること が好ましい。 式(3)のフタロシアニンにおいては、Mで表わされる金属は、Fe、Mn、 Co、Cr、Ru、Rh、Mo、Vであることが好ましい。 フタロシアニンは、特に1〜16位のいずれかが非置換である(即ち、1〜 16の周辺炭素原子が水素原子を担持する)時にPc核上、または有機側基Rま たはR1のいずれかの上、またはPc核と有機側基との両方の上に直接スルホン 化できる。 洗浄液中の本発明の特に選択された金属触媒の好ましいモル範囲は、10-8モ ル〜10-3モル、より好ましくは10-6〜10-4モルである。有効量の漂白剤 本発明に係る移染防止組成物は、有効量の漂白剤を含む。 本発明によれば、有効量の漂白剤は、定義によって、漂白剤触媒と組み合わせ て当業者によって確認される最適条件下で達成できる染料酸化の最大(Z)%の 40%〜100%、好ましくは40%〜60%、より好ましくは60%〜80% 、最も好ましくは80%〜100%である染料酸化の水準をもたらす漂白剤の必 要量である。 本発明に好適な漂白剤は、活性化または非活性化漂白剤であることができる。 好ましくは、本発明に好適な漂白剤としては、過酸素漂白剤が挙げられる。好 適な水溶性固体過酸素漂白剤の例としては、過酸化水素放出剤、例えば、過酸化 水素、ペルボレート、例えば、ペルボレート1水和物、ペルボレート4水和物、 ペルサルフェート、ペルカーボネート、ペルオキシジサルフェート、ペルホスフ ェートおよび過酸化水素化物が挙げられる。好ましい漂白剤は、ペルカーボネー トおよびペルボレートである。 過酸化水素放出剤は、テトラアセチルエチレンジアミン(TAED)、ノナノ イルオキシベンゼンスルホネート(米国特許第4,412,934号明細書に記 載のNOBS)、3,5,5−トリメチルヘキサノールオキシベンゼンスルホネ ート(EP第120,591号明細書に記載のISONOBS)、ペンタアセチ ルグルコース(PAG)などの漂白活性剤(それらは過加水分解して活性漂白種 として過酸を生成して、改善された漂白効果をもたらす)と併用できる。 また、過酸化水素は、開始時、または洗浄および/またはすすぎプロセス時に 過酸化水素を発生できる酵素系(即ち、酵素およびそのための基質)を加えるこ とによって存在してもよい。このような酵素系は、1991年10月9日出願の EP特許出願第91202655.6号明細書に開示されている。 本発明に好適な他の過酸素漂白剤としては、過カルボン酸などの有機ペルオキ シ酸が挙げられる。 試験法 所定の触媒濃度、温度およびpHの場合には、下記の2種の試験法が、染料酸 化の最大の水準、即ち、Zを与える最適の漂白剤量を算定するために使用できる 。(a)溶液中染料漂白 洗剤溶液中、染料の初濃度(例えば、40ppm)および触媒の初濃度を固定 する。当業者に既知の方法に従ってUV−Vis分光光度計を使用して、この溶 液の吸光度スペクトルを記録する。所定の濃度の漂白剤(H22、オキソン、ペ ルカーボネート、ペルボレート、活性化漂白剤など)を加え、染料と触媒とを含 有する溶液を攪拌する。30分間攪拌後、溶液の吸光度スペクトルを再度記録す る。次いで、染料酸化の量は、染料の場合の吸光度極大の変化から求めることが できる。実験条件を同じに保って、漂白剤の量を変化して最大染料酸化を達成す る。(b)布帛から別の布帛への染料移動の減少 洗濯機またはラウンダーオメーターのいずれかにおいて、既知のブリード布帛 および既知の非着色ピックアップトレーサー(例えば、綿)を洗浄負荷に加える 。洗浄サイクルを模擬した後、当業者に既知の方法に従ってトレーサーによって ピックアップされた染料の量を測定する。今や別個の洗濯機に、同量のブリード 布帛およびピックアップトレーサー、固定量の触媒を加え、漂白剤量を変化させ る。ピックアップトレーサー上への染料移動の水準を測定し、漂白剤の量を変化 させ て染料移動を最小限にする。このようにして、最適の漂白剤濃度を決定すること ができる。 洗剤補助剤 広範囲の界面活性剤は、洗剤組成物で使用できる。これらの界面活性剤の種の 典型的なリストは、陰イオン界面活性剤、非イオン界面活性剤、両性界面活性剤 および双性界面活性剤であり、1972年5月23日にノリスに発行の米国特許 第3,664,961号明細書に与えられている。 陰イオン界面活性剤の混合物、特に5:1から1:2、好ましくは3:1から 2:3、より好ましくは3:1から1:1の重量比のスルホネート界面活性剤と サルフェート界面活性剤との混合物が、ここで特に好適である。好ましいスルホ ネートとしては、アルキル基中に9〜15個、特に11〜13個の炭素原子を有 するアルキルベンゼンスルホネート、および脂肪酸がC12〜C18脂肪源、好まし くはC16〜C18脂肪源に由来するα−スルホン化メチル脂肪酸エステルが挙げら れる。各々の場合に、陽イオンは、アルカリ金属、好ましくはナトリウムである 。好ましいサルフェート界面活性剤は、アルキル基中に12〜18個の炭素原子 を有するアルキルサルフェート(場合によってアルキル基中に10〜20個、好 ましくは10〜16個の炭素原子を有し且つ平均エトキシ化度1〜6を有するエ トキシサルフェートとの混合物)である。ここで好ましいアルキルサルフェート の例は、タローアルキルサルフェート、ココナツアルキルサルフェート、および C14 〜15アキルサルフェートである。各々の場合の陽イオンは、再度、アルカリ 金属陽イオン、好ましくはナトリウムである。 本発明で有用な1つの種類の非イオン界面活性剤は、平均親水性親油性バラン ス(HLB)8〜17、好ましくは9.5〜13.5、より好ましくは10〜1 2.5を有する界面活性剤を与えるための疎水部分とエチレンオキシドとの縮合 物である。疎水(親油)部分は、性状が脂肪族または芳香族であってもよく且 つ特定の疎水基と縮合するポリオキシエチレン基の長さは、親水性エレメントと 疎水性エレメントとの間の所望のバランス度を有する水溶性化合物を生成するよ うに容易に調整できる。 この種の特に好ましい非イオン界面活性剤は、アルコール1モル当たり3〜8 モルのエチレンオキシドを含有するC9〜C15第一級アルコールエトキシレート 、特にアルコール1モル当たり6〜8モルのエチレンオキシドを含有するC14〜 C15第一級アルコールおよびアルコール1モル当たり3〜5モルのエチレンオキ シドを含有するC12〜C14第一級アルコールである。 別の種類の非イオン界面活性剤は、一般式 RO(Cn2nO)tx (式中、Zはグルコースに由来する部分であり、Rは12〜18個の炭素原子を 有する飽和アルキル疎水基であり、tは0〜10であり、nは2または3であり 、xは1.3〜4である) のアルキルポリグルコシド化合物(化合物は未反応脂肪アルコール10%未満お よび短鎖アルキルポリグルコシド50%未満を包含する)からなる。この種の化 合物および洗剤での用途は、EP−B第0070077号明細書、第00759 96号明細書および第0094118号明細書に開示されている。 さらに式 (式中、R1はHであるか、R1はC1 〜4ヒドロカルビル、2−ヒドロキシエチル 、2−ヒドロキシプロピルまたはそれらの混合物であり、R2はC5 〜31ヒドロカ ルビルであり、Zは鎖に直結された少なくとも3個のヒドロキシルを有する線状 ヒドロカルビル鎖を有するポリヒドロキシヒドロカルビル、またはそのア ルコキシ化誘導体である) のポリヒドロキシ脂肪酸アミド界面活性剤は、非イオン界面活性剤として好適で ある。好ましくは、R1はメチルであり、R2はC11 〜15アルキルまたはアルケニ ル直鎖、例えば、ココナツアルキルまたはそれらの混合物であり、Zは還元アミ ノ化反応においてグルコース、フルクトース、マルトース、ラクトースなどの還 元糖から誘導される。 本発明に係る組成物は、ビルダー系を更に含んでもよい。アルミノシリケート 物質、シリケート、ポリカルボキシレートおよび脂肪酸、エチレンジアミンテト ラアセテートなどの物質、アミノポリホスホネートなどの金属イオン封鎖剤、特 にエチレンジアミンテトラメチレンホスホン酸およびジエチレントリアミンペン タメチレンホスホン酸を含めていかなる通常のビルダー系も、ここで使用するの に好適である。自明の環境上の理由で余り好ましくないが、ホスフェートビルダ ーも、ここで使用できる。 好適なビルダーは、無機イオン交換物質、通常無機水和アルミノシリケート物 質、より特に水和合成ゼオライト、例えば、水和ゼオライトA、X、BまたはH Sであることができる。 別の好適な無機ビルダー物質は、層状シリケート、例えば、SKS−6(ヘキ スト)である。SKS−6は、ケイ酸ナトリウム(Na2Si25)からなる結 晶性層状シリケートである。 ここで使用するのに好適なポリカルボキシレートビルダーとしては、クエン酸 (好ましくは水溶性塩の形)、式 R−CH(COOH)CH2(COOH)( 式中、RはC10 〜20アルキルまたはアルケニル、好ましくはC12 〜16であるか、 Rはヒドロキシル、スルホスルホキシルまたはスルホン置換基で置換できる)の コハク酸の誘導体が挙げられる。特定例としては、コハク酸ラウリル、コハク酸 ミリスチル、コハク酸パルミチル、コハク酸2−ドデセニル、コハク酸2−テト ラデセニルが挙げられる。スクシネートビルダーは、好ましくは、ナトリウム塩 、カリウム塩、アンモニウム塩およびアルカノールアンモニウム塩を含めて水溶 性塩の形で使用される。 他の好適なポリカルボキシレートは、オキソジスクシネートおよびタルトレー トモノコハク酸とタルトレートジコハク酸との混合物、例えば、米国特許第4, 663,071号明細書に記載のものである。 特に本発明の液体実施物の場合には、ここで使用するのに好適な脂肪酸ビルダ ーは、飽和または不飽和C10 〜18脂肪酸、並びに対応石鹸である。 好ましい飽和種は、アルキル鎖中に12〜16個の炭素原子を有する。好まし い不飽和脂肪酸は、オレイン酸である。 粒状組成物で使用するのに好ましいビルダー系は、ゼオライトAなどの水不溶 性アルミノシリケートビルダーとクエン酸などの水溶性カルボキシレートキレー ト化剤との混合物を包含する。 本発明の目的で粒状組成物で使用するためのビルダー系の一部分を構成できる 他のビルダー物質としては、アルカリ金属の炭酸塩、重炭酸塩、ケイ酸塩などの 無機物質、および有機ホスホネート、アミノポリアルキレンホスホネート、アミ ノポリカルボキシレートなどの有機物質が挙げられる。 他の好適な水溶性有機塩は、単独重合体または共重合体酸またはそれらの塩( ポリカルボン酸は2個以下の炭素原子によって互いに分離された少なくとも2個 のカルボキシル基を含む)である。 この種の重合体は、英国特許第1,596,756号明細書に開示されている 。このような塩の例は、分子量2000〜5000のポリアクリレートおよびそ れらと無水マレイン酸との共重合体(このような共重合体は分子量20,000 〜70,000、特に約40,000を有する)である。 洗浄性ビルダー塩は、通常、組成物の10〜80重量%、好ましくは20〜 70重量%、最も通常30〜60重量%の量で配合する。 洗剤組成物で使用されている他の成分、例えば、漂白剤、増泡剤または抑泡剤 、酵素およびそのための安定剤または活性剤、汚れ沈殿防止剤、防汚剤、光学増 白剤、研磨剤、殺細菌剤、曇り抑制剤、着色剤、および香料は、使用してもよい 。 或る種のカラーケア上の利益も与えるテクノロジーとの組み合わせは、特に好 ましい。これらのテクノロジーの例は、ポリビニルピロリドン重合体および染料 移動抑制性を有する他の重合体である。前記テクノロジーの別の例は、色維持/ 若返り用セルラーゼである。 他の例は、1992年1月31日出願のEP第92870017.8号明細書 に開示の重合体および1992年1月31日出願のEP第92870018.6 号明細書に開示の酵素酸化捕捉剤である。1992年1月31日出願のEP第9 2870019.4号明細書に開示のアミンベース触媒安定剤も、特に好適であ る。 本発明に係る洗剤組成物は、液体、ペーストまたは粒状形であることができる 。本発明に係る粒状組成物は、「コンパクト形態」であることもでき、即ち、通 常の粒状洗剤より比較的高い密度、即ち、550〜950g/lを有していても よく、このような場合には、本発明に係る粒状洗剤組成物は、通常の粒状洗剤と 比較して少量の「無機充填剤塩」を含有するであろうし、典型的な充填剤塩は、 硫酸および塩化物のアルカリ土類金属塩、典型的には、硫酸ナトリウムであり、 「コンパクト」洗剤は、典型的には、充填剤塩10%以下を含む。本発明に係る 液体組成物は、「濃縮形態」であることもできる。このような場合には、本発明 に係る液体洗剤組成物は、通常の液体洗剤と比較して少量の水を含有するであろ う。 また、本発明は、着色布帛を包含する布帛洗濯操作時に遭遇する可溶化懸濁染 料の1つの布帛から別の布帛への染料移動の抑制法に関する。 この方法は、布帛を前記のような洗濯液と接触することからなる。 本発明の方法は、好都合には、洗浄法のコースで行う。洗浄法は、好ましくは 、5℃〜75℃、特に20〜60℃で行うが、重合体は、95℃までで有効であ る。処理液のpHは、好ましくは、7〜11、特に7.5〜10.5である。 本発明の方法および組成物は、洗濯操作時に添加剤としても使用できる。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. (i)ポルフィリンおよび/またはフタロシアニンの群から選ばれる特 定の金属触媒の1種以上、 〔ただし、前記ポルフィリンは式I 〔式中、Mは酸化に耐えることができる遷移金属であり、所望ならば、4個の窒 素基に加えて1個以上の軸配位子にも結合していてもよく、各YおよびY0は独 立にH、フルオロまたはクロロであり、各R環は (式中、XおよびX0は独立にHまたは水溶化基ではない電気陰性基であり、例 えば、XおよびX0は独立にフルオロ、クロロ、ブロモ、またはNO2であり、X1 、X2およびX3は独立にHまたは電気陰性基、例えば、水溶化電気陰性基、例 えば、非限定例として、フルオロ、クロロ、ブロモ、SO3H、COCHまたは NO2を含む)であり、但し (1)X1、X2およびX3のどれも水溶化基ではない時には、各ポルフィリ ン環上の少なくとも1個のYおよびY0はH以外であり、 (2)YおよびY0が両方ともHである時には、X1、X2およびX3の少なくと も1個であるが2個以下は水溶化基、例えば、SO3HまたはCOOHであり且 つXおよびX0および水溶化基ではないX1、X2およびX3の少なくとも2個は独 立に水溶化基ではない電気陰性基、例えば、フルオロ、クロロ、ブロモまたはN O2であり、 (3)X1、X2およびX3の2個以下が水溶化基である〕 を有するもの、またはそれらの水溶性塩(前記水溶化基は対応水溶性塩形である )であり、〕 〔ただし、前記フタロシアニンは式(1) (式中、MはFe、Cr、Mn、Co、Ru、Rh、Mo、Vから選ばれる)を 有し、フタロシアニン核(MPc)の1〜16位における周辺炭素原子の少なく とも1個が非置換であるか原子または基の組み合わせで置換されているものおよ びそれらのスルホン化誘導体(但し、フタロシアニンは波長650nm〜800nm で電磁線を吸収するものである)〕 (ii)有効量の漂白剤 を含んでなることを特徴とする、移染防止組成物。 2. ポルフィリンが下記の特徴、 (a)各ポルフィリン環上のYおよびY0独立にHまたはクロロであること、 (b)X1、X2およびX3の1個がSO3Hであること、 (c)X、X0、X1、X2およびX3の少なくとも2個がクロロであり、より特 に、XおよびX0はクロロであること、および (d)MがMn、Feであること の1以上を有する、請求項1に記載の洗剤抑制組成物。 3. フタロシアニンが式(2) MPc(O−R)ab(SO3A)d 式(2) (式中、MPcは式(1)に定義のようなフタロシアニン核であり、各Rは独立 に有機基であり、各Xは独立にハロゲンまたは水素であり、O−RおよびX基は フタロシアニン核の16個の周辺炭素原子の1個以上に結合され、Aは前記のよ うにH、金属、アンモニウムまたは置換アンモニウムから選ばれ、aは1〜16 であり、bは0〜15であり、dは平均値0.1〜50であり、a+bは1〜1 6である) を有する、請求項1に記載の洗剤抑制組成物。 4. フタロシアニンが式(3) MPc(O−R1ab 式(3) (式中、MPcは式(1)に定義の通りであり、各R1は場合によって置換され るアリールおよび場合によって置換されるヘテロアリールから選ばれ、Xはハロ ゲンまたはHであり、aは1〜16の整数であり、bは0〜15の整数であり、 a+bは16に等しい) を有する、請求項1に記載の洗剤抑制組成物。 5. 金属触媒の洗浄液濃度が、10-8〜10-3モル、好ましくは10-6〜1 0-4モルである、請求項1ないし4のいずれか1項に記載の移染防止組成物。 6. 漂白剤が活性化漂白剤または非活性化漂白剤から選ばれる、請求項1な いし5のいずれか1項に記載の移染防止組成物。 7. 無粉塵性粒状物または液体の形の洗剤添加剤である、請求項1ないし6 のいずれか1項に記載の移染防止組成物。 8. 前の請求項のいずれか1項に記載の移染防止組成物を含み、酵素、界面 活性剤、ビルダーおよび他の通常の洗剤成分を更に含んでなることを特徴とする 、洗剤組成物。 9. 前の請求項のいずれか1項に記載の移染防止組成物を含み、セルラーゼ を更に含むことを特徴とする、洗剤組成物。
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