JPH1049755A - 電子式金銭登録機 - Google Patents

電子式金銭登録機

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JPH1049755A
JPH1049755A JP20603796A JP20603796A JPH1049755A JP H1049755 A JPH1049755 A JP H1049755A JP 20603796 A JP20603796 A JP 20603796A JP 20603796 A JP20603796 A JP 20603796A JP H1049755 A JPH1049755 A JP H1049755A
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JP
Japan
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stamp
amount
receipt
stamps
stored
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Pending
Application number
JP20603796A
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English (en)
Inventor
Kenichi Wakabayashi
健一 若林
Terumi Uchida
輝実 内田
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Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 領収金額に対応する印紙金額に基づいて印紙
を管理し、印紙の選択作業を伴うオペレータの領収書発
行作業を容易にする。 【解決手段】 登録機1は、商品情報と金額とを対応付
けて予め記憶し、売上登録された商品情報に対応する金
額を累計して売上金額を求め、プリンタ10によって売
上金額を所定の記録紙に印字し、領収書として発行す
る。ROM3またはRAM4の印紙テーブルには、領収
金額に対応付けて印紙金額が記憶される。またRAM4
のプリントバッファには金額毎の印紙枚数が記憶され
る。領収書の発行毎に、領収金額に対応する金額分の印
紙が選択され、選択された印紙の枚数が金額毎に減算さ
れ、かつ選択された印紙金額および枚数がプリンタ10
から出力される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、商品の売上登録処
理を行う電子式金銭登録機に関する。
【0002】
【従来の技術】電子式金銭登録機(以下、「登録機」と
もいう)は、店舗などに設置されて商品の売上登録処
理、すなわち商品取引の記録、金銭管理などの処理を電
子的に行う機器であり、一般にECR(Electronic Cas
h Register)などと称され、具体的には営業記録レポー
ト、領収書(レシート)および伝票などを作成する。ま
た、店頭販売情報を中心に発注、仕入れ、検品、顧客な
どの小売営業活動の必要情報を捉えてコンピュータ・シ
ステムを活用して商品を管理するシステム、いわゆるP
OS(Point Of Sale)システムを実現可能とした登録
機が使用されている。
【0003】このような電子式金銭登録機の先行技術
が、たとえば特開平5−325044号公報に開示され
ている。該公報では、商品販売登録後にレシートの発行
が指示されると、前記登録による合計金額が印画された
レシートを発行し、さらに領収書の発行が指示される
と、前記合計金額が所定の金額以上かあるいは未満かを
判断し、以上のときには受取人欄、金額欄、日付欄とと
もに収入印紙貼付欄が印画された領収書を発行し、未満
のときには収入印紙貼付欄以外の欄が印画された領収書
を発行している。また、領収書が発行されると、該領収
書に印画されたデータを含む領収書レコードを作成し
て、発行済みの領収書の履歴データを管理している。
【0004】また特開平7−14073号公報には、前
記公報の技術と同様に、領収金額に基づいて収入印紙が
必要か否かを判断しており、必要であるときには、その
旨をオペレータに報知する技術、および収入印紙の貼付
位置を示す図形を領収書に印画する技術が開示されてい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前記2つの公報の先行
技術ではいずれも、必要な収入印紙金額をオペレータに
報知することができるが、該金額の収入印紙が在庫の印
紙の中にあるかどうかを報知することはできない。この
ためオペレータは、たとえば400円の印紙が必要な場
合には、まず400円の印紙を探し、該印紙がない場
合、次に2枚の200円の印紙を探す必要がある。すな
わち、前記先行技術では領収書の発行に伴う収入印紙の
出入を管理するようにはしていないので、オペレータは
収入印紙の選択に手間がかかる。
【0006】本発明の目的は、領収金額に対応する印紙
金額に基づいて印紙を管理し、印紙の選択作業を伴うオ
ペレータの領収書発行作業を容易にすることができる電
子式金銭登録機を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、商品情報と金
額とを対応付けて予め記憶し、売上登録された商品情報
に対応する金額を累計して売上金額を求め、印画手段に
よって売上金額を領収金額として所定の記録紙に印画し
て領収書を発行する電子式金銭登録機において、領収金
額に対応付けて印紙金額を記憶する印紙金額記憶手段
と、領収書の発行毎に、領収金額に対応する印紙金額記
憶手段に記憶された印紙金額に基づいて、印紙を管理す
る印紙管理手段とを含むことを特徴とする電子式金銭登
録機である。本発明に従えば、領収書の発行毎に、領収
金額に対応する印紙金額が印紙金額記憶手段から得ら
れ、該印紙金額に基づいて、印紙が管理される。したが
って、電子式金銭登録機自身で印紙を管理することがで
きる。
【0008】また本発明は、前記印紙管理手段は、印紙
枚数を金額毎に記憶する印紙枚数記憶手段と、領収金額
に対応する金額分の印紙を、印紙枚数記憶手段に記憶さ
れた印紙から選択する選択手段と、選択された印紙の枚
数を、印紙枚数記憶手段に記憶された枚数から金額毎に
減算する減算手段とを含み、前記電子式金銭登録機は、
選択手段によって選択された印紙の金額および枚数を表
示する表示手段をさらに含むことを特徴とする。本発明
に従えば、領収書が発行されると、領収金額に対応する
金額分の印紙が印紙枚数記憶手段に記憶された印紙から
選択され、選択された印紙の枚数が、印紙枚数記憶手段
に記憶された枚数から金額毎に減算され、かつ選択され
た印紙の金額および枚数が表示手段に表示される。した
がって、印紙の管理を確実かつ容易に行うことができ
る。また、オペレータに必要な印紙を報知することがで
きる。
【0009】また本発明は、前記印画手段は、領収金額
に対応する印紙金額が0のときには、印紙が不要である
ことを示す印紙不要メッセージを印画し、領収金額に対
応する印紙金額が0以外のときには、前記選択手段で選
択された印紙を貼付けるための枠を印画することを特徴
とする。本発明に従えば、領収金額が0のときに印画さ
れる印紙不要メッセージによって、オペレータに印紙が
不要であることを報知することができる。また領収金額
が0以外のときに印画される枠によって、印紙を所定の
位置に貼付けるようにオペレータに指示することができ
る。
【0010】また本発明は、前記印画手段は、印紙枚数
記憶手段に記憶された印紙枚数を金額毎に印画すること
を特徴とする。本発明に従えば、印紙枚数記憶手段に記
憶された印紙の枚数を印画することによって、オペレー
タに印紙の在庫数を報知することができる。
【0011】また本発明は、前記表示手段は、印紙枚数
記憶手段に記憶された印紙枚数を金額毎に表示すること
を特徴とする。本発明に従えば、印紙枚数記憶手段に記
憶された印紙の枚数を表示することによって、オペレー
タに印紙の在庫数を報知することができる。
【0012】また本発明は、領収金額に対応する印紙金
額が0以外のときに発行される領収書の売上登録に関す
る取引情報を記憶する取引情報記憶手段をさらに含み、
前記印画手段は、取引情報記憶手段に記憶された取引情
報を印画することを特徴とする。本発明に従えば、印画
された取引情報によって、使用した印紙の金額や枚数を
確認することができ、印紙の管理を充実させることがで
きる。
【0013】また本発明は、印紙金額記憶手段に、領収
金額と、該領収金額に対応する印紙金額とを入力して設
定する設定手段をさらに含むことを特徴とする。本発明
に従えば、オペレータが、領収金額と、該領収金額に対
応する印紙金額とを設定することができるので、領収金
額に対応する印紙金額が変更されたときであっても、印
紙を正確に管理することができる。
【0014】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の一実施の形態で
ある電子式金銭登録機1の電気的構成を示すブロック図
である。登録機1は、CPU(中央演算処理装置)2、
ROM(リードオンリメモリ)3、RAM(ランダムア
クセスメモリ)4、CKDC(クロックキーディスプレ
イコントローラ)5、モード切換スイッチ6、ブザー
7、キーボード8、ディスプレイ9、プリンタ10、光
I/F(インタフェイス)11、水晶発振回路12およ
びドロワ13を含んで構成される。
【0015】CPU2は、登録機1全体の動作を制御す
る。CKDC5は、モード切換スイッチ6、ブザー7、
キーボード8およびディスプレイ9の動作を制御する。
【0016】ROM3には、登録機1の動作プログラ
ム、不変の表示メッセージおよび印画メッセージデータ
などが予め格納されている。動作プログラムとしては、
後述する登録、点検/精算、設定などのモードの実行時
における周辺装置であるRAM4、CKDC5、プリン
タ10、光I/F(インタフェイス)11、水晶発振回
路12およびドロワ13の動作を制御するマイクロ命令
が格納される。RAM4は表示用のバッファとして用い
られる他に、該RAM4には変更可能な各種設定データ
や各種カウンタフラグなどが格納されている。
【0017】モード切換スイッチ6は、上述したモード
を含む複数のモードを切り換えるためのスイッチであ
る。ブザー7は、エラー発生時においてブザー音を発生
する。キーボード8からは、たとえば登録モードでは登
録データが入力され、設定モードでは設定データが入力
される。ディスプレイ9には、登録モードで入力された
登録データにかかわる情報や各種メッセージなどが表示
される。
【0018】プリンタ10からは、登録モードで入力さ
れた登録データにかかわる情報が所定の用紙に印画され
てレシートとして出力される。また、領収書が印画出力
される。光I/Fは、登録機1を遠隔操作するときに用
いられ、所定の遠隔制御装置との間で、光制御信号の授
受を行う。水晶発振回路12は、登録機1の動作タイミ
ングの基準となる時刻を計時する。ドロワ13は、金
銭、小切手、収入印紙などを収納する。
【0019】図2は、前記モード切換スイッチ6および
キーボード8を含む操作パネル14を示す平面図であ
る。スイッチ6は、オペレータが所有する鍵が挿入され
る挿入口を有し、挿入した鍵を回動することによって、
鍵が配置された位置に設定されたモードの処理の実行が
指定される。たとえば、オペレータ毎に異なる形状の鍵
を所有させることによって、オペレータ毎に異なるモー
ドでの操作を実施させることができる。
【0020】登録位置に配置された登録モードでは、売
上金額や個数などを登録する売上登録処理が実行され
る。点検/精算位置に配置された点検/精算モードで
は、売上金額の点検とたとえば1日の売上高の精算との
処理、あるいは売上金額の点検と任意の期間の売上高の
精算との処理が実行される。設定位置に配置された設定
モードでは、登録機1の各種処理手順や機能の設定処理
が実行される。また、時刻モードでは時刻が表示され、
登録機1の電源を切る場合には切位置に鍵が配置され
る。
【0021】キーボード8は複数のキーK1〜K23を
含んで構成され、キーを押下することなどによって、各
キーK1〜K23に設定された動作の実行が指定され
る。「レシート」キーK1からはロール状のレシート用
紙の紙送りが指定され、「記録紙」キーK5からは他の
用紙の紙送りが指定される。「後」レシートキーK2か
らは登録処理終了後のレシート発行が指定される。
【0022】「入」キーK3は商品の金額とは別の入金
時に使用され、「払」キーK4は商品の金額とは別の支
払い時に使用される。「%」キーK6は商品金額の割引
や割増時に使用され、「戻」キーK7は商品の返品時に
使用される。「−」キーK8は商品金額の値引き時に使
用され、「訂」キーK9は誤った登録の取り消し時に使
用される。
【0023】「#/時刻」キーK10は顧客番号や時刻
表示時に使用され、「×」キーK11は同じ商品を2個
以上登録するときやデータを設定するときに使用され
る。「・」キーK12は数値入力時の小数点入力に使用
され、「CL」キーK13は数値入力時の誤った入力の
取り消しや、警告音を停止するときに使用される。複数
の「置数」キーK14は、単価、金額、数量、オペレー
タコードなどの数値入力時に使用され、キーK14のう
ちのキーK14aは、金額などの数値入力時において2
桁を1回の操作で入力するときやデータ設定時の設定終
了時に使用される。
【0024】「PLU」キーK15は単品管理される商
品の登録時に使用され、「非課税」キーK16は外税ま
たは内税対象商品を非課税として売るときに使用され
る。「掛」キーK17は掛け売りで取引を登録する時に
使用され、「信」キーK18はクレジットカード、商品
券、小切手などでの支払い時に使用される。「小計」キ
ーK19は小計の算出および表示時に使用され、「現/
預」キーK20は現金売りや現金預かり時に使用され
る。
【0025】複数の「部門」キーK21は、個々の商品
の売上の登録時に使用され、キー毎に設定される部門に
対応付けられて商品が管理される。「レシート発行/停
止」キーK22からはレシートの発行または発行停止が
指定され、「領収書」キーK23からは領収書の発行が
指定される。
【0026】図3は、前記ディスプレイ9の表示画面9
aを示す平面図である。画面9aは、マトリクス表示部
15、セグメント表示部16および複数のインジケータ
部17を含んで構成される。マトリクス表示部15には
文字や記号が表示され、たとえば12文字が表示可能で
ある。セグメント表示部16には数字が表示され、たと
えば10桁の数字が表示可能である。複数のインジケー
タ部17のうちの1つは、たとえば登録機1が遠隔制御
装置と通信状態にあるときに点灯し、他の各インジケー
タ部17も同様にして登録機1の状態に応じて点灯し、
これによって登録機1の状態をオペレータに報知する。
【0027】図4は、前記ROM3の構成を示す図であ
る。ROM3は、コントロールプログラム21、第1印
紙テーブル22および各種テーブル23を含んで構成さ
れる。コントロールプログラム21には、各種設定処理
や登録処理の他に、ブザー7、ディスプレイ9、プリン
タ10、光I/F11およびドロワ13などの周辺装置
を制御するためのマイクロ命令が記憶される。テーブル
23には、たとえば予め定められた不変の表示メッセー
ジおよび印画メッセージが記憶される。
【0028】第1印紙テーブル22には、領収金額24
と印紙金額25とが対応付けて記憶される。該テーブル
22には登録機1の作成時において定められた金額関係
が記憶され、不変のものである。たとえば、0円から3
万円まで、3万円を越えて100万円まで、100万円
を越えて200万円まで、200万円を越えて300万
円まで、300万円を越えて500万円までの領収金額
24に、0円、200円、400円、600円、100
0円の印紙金額25が順番に対応付けて記憶される。
【0029】図5は、前記RAM4の構成を示す図であ
る。RAM4は、表示バッファ26、現在のオペレータ
コード27、オペレータコード28、設定データ29、
第2印紙テーブル30、印紙テーブルフラグ(FLG)
31、印紙フラグ32、印紙貼付金額33、集計データ
34、取引データメモリ35、領収書発行一連番号3
6、プリントバッファ37、およびワークバッファ38
を含んで構成される。
【0030】表示バッファ26はディスプレイ9に表示
するデータを格納するために使用され、該バッファ26
には、キーボード8から入力された数値データ、予め固
定的に設定されたメッセージデータ、RAM4内から読
み出された設定データなどが格納される。該データは、
バッファ26に格納された後、ディスプレイ9に表示さ
れる。
【0031】現在のオペレータコード27は、現在操作
中のオペレータを識別するためのコード39である。た
とえば、図6(A)に示されるような3桁の数値のコー
ド39である。該コード39はオペレータ毎に異なり、
たとえば1日の最初やオペレータが交代するときに入力
される。
【0032】オペレータコード28は、登録機1を操作
可能な全オペレータのコードである。たとえば、図6
(B)に示されるように、全オペレータのコード39に
オペレータ名40が対応付けられている。
【0033】設定データ29は、図6(C)に示される
ように、各部門毎の商品名41、商品の単価42および
その他のデータ43を含む。その他のデータ43として
は、外税や内税などの税区分、符号、最大桁数、値引き
金額、割引または割増率、消費税率、登録機毎に付され
るコードなどを含む。これらの設定データ29は、登録
処理時に使用される。
【0034】第2印紙テーブル30には、領収金額24
と印紙金額25とが対応付けて記憶される。前記テーブ
ル22は登録機1の作成時において定められた金額関係
が記憶された不変のものであるのに対して、本テーブル
30では、金額関係が任意に設定できる。したがって、
たとえば税法の改正によって領収金額24に対する印紙
金額25が変更されたときに利用される。該テーブル3
0は前記テーブル22と同様にして構成され、図6
(D)に示されるように、たとえば0円から3万円ま
で、3万円を越えて100万円まで、100万円を越え
て200万円まで、200万円を越えて300万円ま
で、300万円を越えて500万円までの領収金額24
に、0円、400円、800円、1200円、2000
円の印紙金額25が順番に対応付けて記憶される。
【0035】印紙テーブルフラグ31は、前記第2印紙
テーブル30に金額が設定されると「1」がセットさ
れ、該フラグ31が「1」のときにはテーブル30を参
照して印紙金額が決定され、該フラグ31が「0」のと
きにはテーブル22を参照して印紙金額が決定される。
【0036】印紙フラグ32は、印紙金額を示し、領収
書の額面金額と、印紙テーブル22,30の領収金額2
4とを比較して0,1,2などの数値が設定され、実際
に領収書に貼付ける印紙の金額および枚数を決定するた
めに使用される。
【0037】印紙貼付金額33は、領収書の額面金額に
よって決定される印紙の貼付けを必要としない最高金額
であり、領収書の発行時において印紙の貼付けが必要か
どうかを判断するために使用される。
【0038】集計データ34は図6(E)に示されるよ
うに、登録操作などによって生じる部門別の売上金額、
取引回数、部門合計などのデータである。たとえば、1
日の終わりに行われる精算処理によって印画された後、
初期化される。
【0039】取引データメモリ35は図6(F)に示さ
れるように、登録処理完了後の取引の課税対象金額、す
なわち額面金額45を、発行したレシート番号44に対
応付けて格納するメモリであり、レシート発行後の領収
書発行時において、レシート番号44を入力するだけで
額面金額45を自動的に読み出して印画するようにし
て、額面金額45の入力誤りを防止している。領収書発
行一連番号36は、領収書の発行毎にカウントアップさ
れる。
【0040】プリントバッファ37は、プリンタ10で
印画するデータを格納するためのバッファであり、登録
締め操作時の締めデータ、設定完了時の設定データ、点
検/精算時の集計データ、領収書発行記録データ、印紙
使用枚数データ、印紙在庫数データ、印紙使用を伴う取
引データなどが格納される。該データは、プリントバッ
ファ37に格納された後、プリンタ10で印画される。
【0041】ワークバッファ38は、アプリケーション
プログラムを実行するときおよび周辺装置の動作を制御
するときに使用される各種フラグ、カウンタ、バッフ
ァ、各種売上データ、設定データなどの一時保管領域と
して使用される。
【0042】図7(A)は、第2印紙テーブル30への
金額入力手順を説明するための図である。まず、第2印
紙テーブル30を設定するためのJOBコードをキーK
14,K12,K11を用いて入力する。たとえば、
「2399」とキーK14で入力した後に、キーK1
2,K11をこの順番に続けて押下する。この操作によ
ってJOBコードが確定する。
【0043】次に、領収金額24および印紙金額25を
キーK14を用いて順番に入力する。この操作を繰り返
すことで、複数組みの金額が入力される。全ての金額の
入力が終了すると、キーK20を押下して設定の完了が
指定される。該キーK20の押下によって前記RAM4
の第2印紙テーブル30にデータが格納される。また同
時に、印紙テーブルフラグ31に「1」が設定される。
【0044】図7(B)は、印紙の貼付けを必要としな
い最高金額入力手順を説明するための図である。まず、
印紙の貼付けを必要としない最高金額を設定するための
JOBコードをキーK14,K12,K11を用いて入
力する。たとえば、「2321」とキーK14で入力し
た後に、キーK12,K11をこの順番に続けて押下す
る。この操作によってJOBコードが確定する。
【0045】次に、印紙の貼付けを必要としない最高金
額をキーK14を用いて入力する。金額の入力が終了す
ると、キーK20を押下して設定の完了が指定される。
該キーK20の押下によって前記RAM4の印紙貼付金
額33が確定される。
【0046】図8は、登録機1の登録モードの動作を示
すフローチャートである。ステップa1では、登録処理
を実行する。ステップa2では、「現/預」キーK20
が押下される。ステップa3では、登録処理されたデー
タを基にして、集計データを累計処理するとともに、取
引データのレシート番号44および課税対象金額である
額面金額45を取引データとして、取引データメモリ3
5に格納する。
【0047】ステップa4では、「領収書」キーK23
が押下されたかどうかを判断し、押下されたと判断する
とステップa5に移り、押下されないと判断するとステ
ップa9に移る。ステップa5では、「×」キーK11
が押下されたかどうかを判断し、押下された、すなわち
直前の取引の登録処理に対する領収書の発行が指示され
たと判断するとステップa6に移り、領収書を発行す
る。押下されていないと判断するとステップa7に移
る。
【0048】ステップa7では、領収書の発行を取り消
すための「CL」キーK13が押下されたかどうかを判
断し、押下されたと判断するとステップa4に移り、押
下されないと判断するとキー入力のミスであると判断し
てステップa8に移り、ブザー7からたとえば比較的高
音のワンショットブザー音が発せられる。ステップa8
の処理が終了すると、ステップa5に移る。
【0049】ステップa9では、「置数」キーK14が
押下されたかどうかを判断し、押下されたと判断すると
ステップa10に移り、押下されないと判断するとステ
ップa11に移り、他の処理を実行するためのフローチ
ャートに進む。
【0050】ステップa10では、「領収書」キーK2
3が押下されたかどうかを判断し、押下されたと判断す
ると、領収金額の入力であると判断してステップa6に
移り、押下されないと判断するとステップa12に移
る。ステップa12では、「×」キーK11が押下され
たかどうかを判断し、押下されたと判断すると、以前に
取引されたレシート番号44の入力と判断してステップ
a13に移り、取引データメモリ35に格納されたレシ
ート番号44に対応する課税対象金額である額面金額4
5を読出し、取引データとしてディスプレイ9に表示す
る。押下されないと判断するとステップa1に移る。
【0051】ステップa14では、「領収書」キーK2
3が押下されたかどうかを判断し、押下されたと判断す
るとステップa6に移り、押下されないと判断するとス
テップa15に移る。ステップa15では、「CL」キ
ーK13が押下されたかどうかを判断し、押下されたと
判断すると入力されたレシート番号44が誤っていたも
のとして表示が初期化され、ステップa4に移る。押下
されないと判断するとステップa16に移り、キー入力
ミスであると判断して、ブザー7から、たとえば比較的
高音のワンショットブザー音が発せられる。ステップa
16の処理が終了するとステップa14に移る。
【0052】図9および図10は、領収書発行動作を示
すフローチャートである。ステップb1では、直前の取
引の課税対象金額、「置数」キーK14を用いて入力さ
れた金額、および以前の取引の課税対象金額によって確
定した金額などである領収書の額面金額45が、予め設
定した印紙貼付金額33を越えているかどうかを判断す
る。越えていると判断するとステップb2に移り、越え
ていないと判断するとステップb29に移る。
【0053】ステップb2では、印紙テーブルフラグ3
1が「1」であるかどうかを判断する。「1」であると
判断したステップb4では、第2印紙テーブル30を用
いて印紙を選択する。「1」でないと判断したステップ
b3では、第1印紙テーブル22を用いて印紙を選択す
る。
【0054】ステップb3,b4の処理が終了したステ
ップb5では、領収書の額面金額45に該当するテーブ
ル22またはテーブル30の領収金額24のランクコー
ドを印紙フラグ32にセットする。本形態では、第1〜
第4のランクコードを設定するようにしている。
【0055】ステップb6では、RAM4の集計データ
バッファの印紙の在庫数データが格納されているアドレ
スから「1」を減算した番地に、印紙フラグ32にセッ
トされたランクコードを加算した番地のデータを読出
す。このとき読出される在庫数データは、領収書に貼付
けるべき印紙の在庫数量である。
【0056】ステップb7では、読出された在庫数デー
タが「0」であるかどうか、すなわち在庫があるかどう
かを判断する。たとえば、印紙金額が400円であり、
400円の印紙がすくなくとも1枚あるかどうかを判断
する。「0」であり在庫がないと判断するとステップb
15に移り、「0」でなく在庫があると判断するとステ
ップb8に移る。
【0057】ステップb8では、たとえば400円の印
紙の在庫数データから「1」を減算して、在庫数データ
を更新する。ステップb9では、印紙フラグ32を読取
る。ステップb10では、印紙フラグ32に対応する印
紙メッセージ、印紙金額、印紙貼付枠を設定する。ここ
で印紙貼付枠は、印紙が1枚であることから1つであ
る。ステップb11では、設定された領収書金額、印紙
メッセージ、印紙金額および印紙貼付枠を含んだ領収書
を印画する。
【0058】ステップb12では、印画終了後に領収書
控を発行するモードに設定されているかどうかを判断す
る。領収書控を発行すると判断するとステップb13に
移り、控を印画する。控の印画が終了する、または控を
発行しないと判断するとステップb14に移る。ステッ
プb14では、領収書発行集計データ34を更新し、記
録する。
【0059】前記ステップb7で400円の印紙の在庫
数が「0」であり、領収書へ貼付ける印紙が1枚では無
理であると判断したステップb15では、前記ステップ
b5でセットされた印紙フラグ32が「1」であるかど
うかを判断する。「1」であり、印紙金額が印紙貼付金
額33、すなわち最低金額であって、複数枚の貼付けが
できないと判断したステップb16では、印紙の在庫が
ないことを報知し、かつ貼付けるべき金額の印紙の在庫
数データから「1」を減算して、ステップb9に移る。
【0060】前記ステップb15で印紙フラグ32が
「1」でないと判断したステップb17では、印紙フラ
グ32が「2」であるかどうかを判断する。「2」であ
ると判断するとステップb18に移り、「2」でないと
判断するとステップb22に移る。
【0061】ステップb18では、印紙テーブル22ま
たは印紙テーブル30の第2ランクの印紙が2枚あるか
どうかを判断する。たとえば、印紙金額が400円であ
り、400円の印紙がないけれども、200円の印紙が
2枚あるかどうかを判断する。2枚あると判断するとス
テップb19に移り、ないと判断するとステップb21
に移る。
【0062】ステップb19では、200円の印紙の在
庫数データから「2」を減算して、在庫数データを更新
する。ステップb20では、貼付ける印紙に対応する印
紙メッセージ、印紙金額、印紙貼付枠が設定される。ス
テップb20の動作が終了すると、前記ステップb11
に移る。
【0063】前記ステップb18で200円の印紙が2
枚ないと判断したステップb21では、200円の印紙
の在庫がないことを報知し、かつ貼付けるべき金額の印
紙の在庫数データから「1」を減算して、ステップb9
に移る。
【0064】前記ステップb17で印紙フラグが「2」
でないと判断したステップb22では、印紙フラグが
「3」であるかどうかを判断する。「3」であると判断
するとステップb23に移り、「3」でないと判断する
とステップb26に移る。
【0065】ステップb23では、印紙テーブル22ま
たは印紙テーブル30の第1および第2ランクの印紙が
各1枚あるかどうかを判断する。たとえば、印紙金額が
600円であり、600円の印紙がないけれども、40
0円の印紙と200円の印紙とが各1枚あるかどうかを
判断する。あると判断するとステップb24に移り、な
いと判断するとステップb25に移る。
【0066】ステップb24では、400円の印紙の在
庫数データおよび200円の印紙の在庫数データから
「1」をそれぞれ減算して、在庫数データを更新し、貼
付ける印紙に対応する印紙メッセージ、印紙金額、印紙
貼付枠を設定する。ステップb24の動作が終了する
と、前記ステップb9に移る。
【0067】前記ステップb23で400円および20
0円の印紙がないと判断したステップb25では、印紙
の在庫がないことを報知し、かつ貼付けるべき金額の印
紙の在庫数データから「1」を減算して、ステップb9
に移る。
【0068】前記ステップb22で印紙フラグが「3」
でないと判断したステップb26では、印紙テーブル2
2または印紙テーブル30の第4ランクの印紙があるか
どうかを判断する。たとえば、印紙金額は1000円、
すなわち最高金額であり、1000円の印紙があるかど
うかを判断する。あると判断するとステップb27に移
り、ないと判断するとステップb28に移る。
【0069】ステップb27では、1000円の印紙の
在庫数データから「1」を減算して、在庫数データを更
新し、前記ステップb9に移る。ステップb28では、
印紙の在庫がないことを報知し、ステップb27に移
る。
【0070】前記ステップb1で領収書の額面金額45
が予め設定した印紙貼付金額33を越えていないと判断
したステップb29では、印紙フラグ32に「0」をセ
ットする。ステップb30では、印紙メッセージを設定
する。ステップb30の動作が終了すると、ステップb
11に移る。
【0071】なお、前記ステップb5のランクコードの
設定の仕方を以下に説明する。図11は、ランクコード
の設定の仕方を説明するためのフローチャートである。
ステップc1では、領収書の額面金額から第2ランクの
領収金額を引算する。ステップc2では、その結果が
「0」または「−(負)」であるかどうかを判断する。
「0」または「−」であれば第2ランク以下であり、ス
テップc8に進み、たとえば3万円を越え100万円ま
での第1ランクのコードを設定して処理を終了する。
「0」または「−」でなければステップc3に進む。
【0072】ステップc3では、領収書の額面金額から
第3ランクの領収金額を引算する。ステップc4では、
その結果が「0」または「−」であるかどうかを判断す
る。「0」または「−」であれば第3ランク以下であ
り、ステップc9に進み、たとえば100万円を越え2
00万円までの第2ランクのコードを設定して処理を終
了する。「0」または「−」でなければステップc5に
進む。
【0073】ステップc5では、領収書の額面金額から
第4ランクの領収金額を引算する。ステップc6では、
その結果が「0」または「−」であるかどうかを判断す
る。「0」または「−」であれば第4ランク以下であ
り、ステップc10に進み、たとえば200万円を越え
300万円までの第3ランクのコードを設定して処理を
終了する。「0」または「−」でなければステップc7
に進み、たとえば300万円を越える第4ランクのコー
ドを設定して処理を終了する。このようにしてランクコ
ードを設定している。
【0074】また、前記ステップb6では、RAM4の
集計データバッファの印紙の在庫数データが格納されて
いるアドレスから「1」を減算した番地に、印紙フラグ
32にセットされていたランクコードを加算した番地の
データを読出している。具体的には、ランクコードは第
1〜第4ランクに分けられ、図12に示されるような集
計データバッファ46に、各ランクに対応した番地47
に印紙在庫数量48がそれぞれ格納されている。集計デ
ータバッファ46は、図5では示さなかったけれども、
RAM4を構成する1要素である。
【0075】たとえば、ランクコードが「1」のときに
は印紙在庫番地は「XXX0」を指定する必要がある。
したがって、印紙在庫アドレス(「XXX0」を示す)
から「1」を減算しておき、先に設定されたランクコー
ド「1」〜「4」を加算することによって、ランクコー
ドを利用して容易に印紙在庫番地を指定することができ
る。
【0076】さらに、ステップb16,b21,b25
において、貼付けるべき金額の印紙の在庫数データから
「1」を減算しているが、これは本発明では、収入印紙
数量の入出管理を行うようにしているので、領収書の額
面金額に応じて本来貼付けるべき印紙(1枚)の在庫が
ない場合でも領収書の発行を行わなければならない。該
ステップで在庫がないことを報知することによって、当
然領収書発行のために他の金銭登録機などから印紙が補
充される。したがって、在庫数量が一時的には「−」に
なるが、領収書の発行によって「0」または「+
(正)」になり、適正な在庫管理が可能となる。
【0077】図13は、印紙の貼付けが必要であること
を表示している表示画面9aを示す平面図である。図1
3(A)は200円の印紙を2枚貼付けることを示し、
図13(B)は400円の印紙を1枚貼付けることを示
し、図13(C)は200円と400円との印紙を1枚
ずつ貼付けることを示している。なお領収書の発行動作
実行中は、インジケータ部17のたとえば「領収」で区
分されたインジケータ17aを点灯させて、オペレータ
に領収書発行中であることが報知される。
【0078】図14〜図16は、領収書51および領収
書控52の一例を示す平面図である。領収書51は、店
名などが捺印されるスタンプ欄53、領収書であること
を示すタイトル欄54、領収した旨を示すメッセージ欄
55、領収書の発行年月日や時刻さらにオペレータコー
ドを記載する日付け欄56、登録機1の識別番号欄6
8、操作したオペレータのオペレータ名欄57、領収書
発行後とにカウントアップされる領収書番号欄58、取
引先名欄59、入力された金額または取引における課税
対象金額を記載する領収金額欄60、但し書き欄61、
印紙欄62、および領収金額による印紙金額を記載する
メッセージ欄65を含んで構成される。
【0079】印紙欄62には、領収金額によって印紙を
貼付けることを示す印紙貼付枠63や印紙金額64が描
かれている。
【0080】領収書控52は、前記領収書51と類似し
ており、スタンプ欄53、領収書控であることを示すタ
イトル欄66、日付け欄56、識別番号欄68、オペレ
ータ名欄57、領収書番号欄58、取引先名欄59、領
収金額欄60、但し書き欄61、および領収書に貼付け
た印紙金額および枚数を記載するメッセージ欄67を含
んで構成される。
【0081】図14に示される例は、400円の印紙を
1枚貼付ける例であり、枠63は1つだけ描かれる。図
15に示される例は、200円の印紙を2枚貼付ける例
であり、枠63は2つ描かれる。図16に示される例
は、印紙を貼付けない例であり、したがって印紙欄62
は設定されない。このため枠63は印画されず、またメ
ッセージ欄65,67には印紙の貼付けが不要であるこ
とが記載される。
【0082】なお、領収書51と領収書控52とは、ま
ず領収書51が印画されてカットされて顧客に渡され、
次に領収書控52が印画される。また、領収書控52を
印画出力しないようにしてもかまわない。
【0083】図17は、点検/精算モード時に出力され
る精算レポート71の一例を示す平面図である。精算レ
ポート71は、精算を行った年月日、時刻およびオペレ
ータコードを含む日付欄72、精算レポートであること
を示す第1タイトル欄73、部門を示す第2タイトル欄
74、部門毎に設けられる売上数欄75と売上金額欄7
6、グループ別の部門売上数欄78と売上金額欄79、
売上金額合計欄80、および現金在高欄81,82を含
んで構成される。
【0084】さらに精算レポート71は、発行した領収
書に関するデータを含む。すなわち、領収書発行枚数欄
83、領収書発行金額欄84、印紙の貼付けを伴う領収
書の発行件数である印紙枚数欄85、その印紙合計金額
欄86、使用印紙詳細欄87、在庫印紙詳細欄88およ
び領収書詳細欄91を含んで構成される。
【0085】使用印紙詳細欄87および在庫印紙詳細欄
88には、各印紙金額89と枚数90とが対応付けられ
て記載されている。領収書詳細欄91は発行した領収書
の数だけ設けられ、該欄91には、領収書番号92、発
行年月日および時刻93、オペレータコード94、登録
機識別番号95、領収金額96、印紙金額97および印
紙枚数98が記載されている。
【0086】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、領収書の
発行毎に、領収金額に対応する印紙金額に基づいて、印
紙を管理するようにしたので、電子式金銭登録機自身で
印紙を管理することができ、管理が容易となる。
【0087】また、領収書が発行されると、領収金額に
対応する金額分の印紙を選択し、該印紙の枚数を、記憶
された枚数から金額毎に減算し、かつ該印紙の金額およ
び枚数を表示するようにしたので、印紙の管理を確実か
つ容易に行い、オペレータに必要な印紙を知らしめるこ
とができる。
【0088】また、領収金額が0のときに印紙不要メッ
セージを印画するようにしたので、オペレータに印紙が
不要であることを報知することができ、領収金額が0以
外のときに枠を印画するようにしたので、印紙を所定の
位置に貼り付けるようにオペレータに指定することがで
きる。
【0089】また、印紙の枚数を印画する、あるいは表
示するようにしたので、オペレータに印紙の在庫数を報
知することができる。
【0090】また、取引情報を印画するようにしたの
で、使用した印紙の金額や枚数を確認することができ、
印紙の管理を充実させることができる。
【0091】また、領収金額と該領収金額に対応する印
紙金額とをオペレータが設定できるようにしたので、領
収金額に対応する印紙金額が変更されたときであって
も、印紙を正確に管理することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態である電子式金銭登録機
1の電気的構成を示すブロック図である。
【図2】モード切換スイッチ6およびキーボード8を含
む操作パネル14を示す平面図である。
【図3】ディスプレイ9の表示画面9aを示す平面図で
ある。
【図4】ROM3の構成を示す図である。
【図5】RAM4の構成を示す図である。
【図6】RAM4の構成を詳細に示す図である。
【図7】図7(A)は、第2印紙テーブル30への金額
入力手順を説明するための図であり、図7(B)は印紙
貼付けの最低金額入力手順を説明するための図である。
【図8】登録機1の登録モードの動作を示すフローチャ
ートである。
【図9】領収書発行動作を示すフローチャートである。
【図10】領収書発行動作を示すフローチャートであ
る。
【図11】ランクコードの設定の仕方を説明するための
フローチャートである。
【図12】集計データバッファ46を示す図である。
【図13】印紙の貼り付けが必要であることを表示して
いる表示画面9aを示す平面図である。
【図14】領収書51および領収書控52の一例を示す
平面図である。
【図15】領収書51および領収書控52の一例を示す
平面図である。
【図16】領収書51および領収書控52の一例を示す
平面図である。
【図17】点検/精算モード時に出力される、精算レポ
ート71の一例を示す平面図である。
【符号の説明】
1 電子式金銭登録機 2 CPU 3 ROM 4 RAM 5 CKDC 6 モード切換スイッチ 7 ブザー 8 キーボード 9 ディスプレイ 10 プリンタ 11 光I/F 12 水晶発振回路 13 ドロワ 14 操作パネル

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 商品情報と金額とを対応付けて予め記憶
    し、売上登録された商品情報に対応する金額を累計して
    売上金額を求め、印画手段によって売上金額を領収金額
    として所定の記録紙に印画して領収書を発行する電子式
    金銭登録機において、 領収金額に対応付けて印紙金額を記憶する印紙金額記憶
    手段と、 領収書の発行毎に、領収金額に対応する印紙金額記憶手
    段に記憶された印紙金額に基づいて、印紙を管理する印
    紙管理手段とを含むことを特徴とする電子式金銭登録
    機。
  2. 【請求項2】 前記印紙管理手段は、 印紙枚数を金額毎に記憶する印紙枚数記憶手段と、 領収金額に対応する金額分の印紙を、印紙枚数記憶手段
    に記憶された印紙から選択する選択手段と、 選択された印紙の枚数を、印紙枚数記憶手段に記憶され
    た枚数から金額毎に減算する減算手段とを含み、 前記電子式金銭登録機は、選択手段によって選択された
    印紙の金額および枚数を表示する表示手段をさらに含む
    ことを特徴とする請求項1記載の電子式金銭登録機。
  3. 【請求項3】 前記印画手段は、領収金額に対応する印
    紙金額が0のときには、印紙が不要であることを示す印
    紙不要メッセージを印画し、領収金額に対応する印紙金
    額が0以外のときには、前記選択手段で選択された印紙
    を貼付けるための枠を印画することを特徴とする請求項
    2記載の電子式金銭登録機。
  4. 【請求項4】 前記印画手段は、印紙枚数記憶手段に記
    憶された印紙枚数を金額毎に印画することを特徴とする
    請求項2記載の電子式金銭登録機。
  5. 【請求項5】 前記表示手段は、印紙枚数記憶手段に記
    憶された印紙枚数を金額毎に表示することを特徴とする
    請求項2記載の電子式金銭登録機。
  6. 【請求項6】 領収金額に対応する印紙金額が0以外の
    ときに発行される領収書の売上登録に関する取引情報を
    記憶する取引情報記憶手段をさらに含み、 前記印画手段は、取引情報記憶手段に記憶された取引情
    報を印画することを特徴とする請求項2記載の電子式金
    銭登録機。
  7. 【請求項7】 印紙金額記憶手段に、領収金額と、該領
    収金額に対応する印紙金額とを入力して設定する設定手
    段をさらに含むことを特徴とする請求項1記載の電子式
    金銭登録機。
JP20603796A 1996-08-05 1996-08-05 電子式金銭登録機 Pending JPH1049755A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017134524A (ja) * 2016-01-26 2017-08-03 シャープ株式会社 売上集計装置及びプログラム

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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