JPH1048A - 液体散布機の洗滌装置 - Google Patents

液体散布機の洗滌装置

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Publication number
JPH1048A
JPH1048A JP15258596A JP15258596A JPH1048A JP H1048 A JPH1048 A JP H1048A JP 15258596 A JP15258596 A JP 15258596A JP 15258596 A JP15258596 A JP 15258596A JP H1048 A JPH1048 A JP H1048A
Authority
JP
Japan
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cleaning
liquid
hydraulic circuit
nozzle
spraying
Prior art date
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Pending
Application number
JP15258596A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideo Takimoto
秀夫 滝本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Iseki and Co Ltd
Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
Original Assignee
Iseki and Co Ltd
Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Iseki and Co Ltd, Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd filed Critical Iseki and Co Ltd
Priority to JP15258596A priority Critical patent/JPH1048A/ja
Publication of JPH1048A publication Critical patent/JPH1048A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】液体散布機において、薬液散布後の液圧回路2
内の洗滌を効率的に行う。 【解決手段】ポンプPの駆動により吐出される液体を先
端のノズル1から噴出散布させる液圧回路2を有した液
体散布機において、散布終了後の液圧回路2に洗滌水を
吐出させて洗滌させる洗滌モードスイッチSW1と、こ
の液圧回路2内の洗滌水に残留する薬剤の有無を検出す
る残薬センサー3とを設けてなる洗滌装置の構成。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、液体散布機の洗
滌装置に関し、液体噴霧機や、土壌中に高圧で薬液や液
肥等を注入するリキッドマスター等に利用できるもの
で、液体散布使用後の液体散布装置の液圧回路内を効率
的に水洗しようとするものである。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】液体散布機は、薬液や
液肥等を散布するものであるから、酸性が強く、散布作
業後は散布機に洗滌水を通して洗滌することによって、
散布機の保管中における腐触を防止するようにしてい
る。しかしながら、散布機の液圧回路内の薬液等が完全
に洗滌されるために、どの程度まで洗滌を続けてよいか
どうか不明であり、効率的な洗滌は行い難いものであ
る。
【0003】
【課題を解決するための手段】この発明は、ポンプPの
駆動により吐出される液体を先端のノズル1から噴出散
布させる液圧回路2を有した液体散布機において、散布
終了後の液圧回路2に洗滌水を吐出させて洗滌させる洗
滌モードスイッチSW1と、この液圧回路2内の洗滌水
に残留する薬剤の有無を検出する残薬センサー3とを設
けてなる洗滌装置の構成とする。
【0004】
【発明の効果】ポンプPの駆動によって液体散布機によ
る薬液散布が行われる。ポンプPから吐出される液体
は、液圧回路2を通って先端のノズル1から噴霧され
る。この薬液散布作業が終ると、洗滌モードスイッチS
W1をONして、ポンプPにより洗滌水を吸入して液圧
回路2内に吐出しながらノズル1から噴霧させることに
よって、洗滌を行わせる。
【0005】このような水洗によって散布機内の液圧回
路2では各所の薬液が洗滌排出される。この状況は液圧
回路2に設けられる残薬センサー3が洗滌水中の残薬の
有無を検出していて、この残薬センサー3が残薬を検出
する間は洗滌を継続し、残薬を検出しなくなると洗滌作
用を停止させる。このように散布機の液圧回路2を通る
洗滌水中の残薬の有無を検出する残薬センサー3によっ
て、液圧回路2自体の洗滌結果を知るものであるから、
効率的な洗滌を行うことができる。
【0006】
【実施例】トラクタ車体4に薬液散布機を装着して、土
壌面や、作物等に薬液を噴霧散布する形態について説明
する。車体4は、ステアリングハンドル5で操向できる
前車輪6や、後車輪7を有して、前部のボンネット8下
に搭載のエンジンに伝動駆動して走行しうる。9は操縦
席で、左右のフェンダー10間に設けられ、この上方に
はルーフ11を有した安全フレーム12を設けている。
【0007】液体散布機は、車体4の後部に装着され、
リフトアームによって昇降されるロアリンクやトップリ
ンク等による三点リンク機構13によって装着支持され
る。この三点リンク機構13に装着される作業フレーム
14に、液体を収容するタンク15を設け、又、該タン
ク15から液体を吸入して液圧回路2へ吐出させるポン
プPを設け、更に後部下側には、上下回動可能のアーム
17を設け、この先端に左右横方向のノズルパイプ18
を取付け、ノズルパイプ18に沿って噴霧ノズル1を配
列している。又、このようなノズルパイプ18は、横方
向に複数に分けて配置している。各ノズルパイプ18の
上側にはノズルカバー19を設けている。
【0008】車体4のPTO軸16によってポンプPを
駆動することによって、タンク15内の薬液をフィルタ
ー20を経て吸入しながら、液圧回路2の調圧弁21側
へ吐出し、この調圧弁21から調圧タンク22側へ送り
出し、各ノズルパイプ18へ分配して、ノズル1から下
方へ向けて噴霧する。この調圧弁21で設定された余液
は戻りパイプ23を経てタンク15内へ還元される。
【0009】前記ポンプPは、プランジャー形態のポン
プで、クランク軸24の回転により、プランジャー25
がシリンダー26内を往復動され、吸込口27から吸入
した液体を吐出室28へ吐出して液圧回路2側へ圧送す
る。このシリンダー26の吸込口27側と吐出室28側
とにチェックバルブ29,30を設けている。前記残薬
センサー3はこの吐出室28内に設けられる。
【0010】残薬センサー3は、ポンプP内に吸入され
る洗滌水中の薬液の性分を検出するもので、例えば洗滌
水のPH(水素イオン濃度)を検出することによって、
洗滌水内における残留薬液を検出できる構成としてい
る。この残薬センサー3は、ポンプP以外の液圧回路2
の途中個所に設けるもよく、又、ノズルパイプ18等の
未端部分に設けるもよい。
【0011】散布機の洗滌制御装置CPUは、マイコン
を有し、入力側には、洗滌モードスイッチSW1、及び
残薬センサー3を設けて自動洗滌を行わせ、残薬センサ
ー3が残薬を検出しなくなると、各ノズルパイプ18の
入口部に設けられるソレノイドバルブV1〜V4を閉鎖
して、洗滌作用を停止することができる。又、この他に
手動操作で洗滌を行わせることのできる操作スイッチS
W2や、洗滌回数を設定する回数スイッチSW3、洗滌
水量を設定する水量スイッチSW4等を設けている。
【0012】洗滌制御装置CPUによる洗滌を行うとき
は、タンク15内の薬液を排出して洗滌水を供給する
か、又はポンプPの吸水口を別の洗滌タンク等に挿込ん
で、このポンプPを駆動すると共に、洗滌モードスイッ
チSW1をONする。ポンプPで吸入する洗滌水は、液
圧回路2を通って各ノズルパイプ18のノズル1から噴
出される。このとき、図のフローチャートのように各ノ
ズルパイプ18のソレノイドバルブV1〜V4が同時に
開かれることなく、単位時間(10秒)毎にV1→V2
→V3→V4の順に単一ソレノイドバルブ毎に開いて、
各ゾズルパイプ18のノズル1から噴霧させて、液圧回
路2内の残留薬液を洗滌排出する。
【0013】このようにして、残薬センサー3が薬液を
検出しなくなる(PHセンサーでは中性を検出する)
と、ソレノイドバルブV1〜V4が閉鎖されて、洗滌作
用を停止することとなる。なお、このような洗滌制御装
置CPUによる自動洗滌停止に限らず、単なる残薬セン
サー3により、洗滌終了を報知させるだけの構成でもよ
く、この場合は人為的操作で洗滌作用を停止させる。
【0014】図5、図6において、上例と異なる点は、
作物を検出する作物センサー31と、この作物センサー
31の作物検出により、液肥を土壌中に注入させるノズ
ル1と、ソレノイドバルブ32とを有したリキッドマス
タの液圧回路2の構成とし、作物センサー31が畝C面
を被覆するマルチフィルムF上における作物の植生を検
出することにより、この直横の畝C斜面にノズル1をマ
ルチフィルムFの外側から内側に挿し込むと共に、ソレ
ノイドバルブ32を開いて、前記液圧回路2からの液圧
で液肥を畝C土壌中に注入させ、作物の根元近くに有効
な施肥を行う。
【0015】トラクタ車体の後部に連結されるフレーム
33にセンタフレーム34とサイドフレーム35とを連
結し、センタフレーム34は畝C上面に亘わせ、この左
右両端部に上下回動可能のサイドフレーム34を畝Cの
斜面に沿わせて設け、センタフレーム34には前記液圧
回路2のソレノイドバルブ32を設けると共に、左右両
側に対向される発信器と受信器とからなり、作物Gを検
出しうる赤外線センサーからなる作物センサー31を取
付けている。
【0016】左右両側のサイドフレーム35には、前後
一対の接地ロール36を畝C傾斜に沿わせて回転自在に
設け、これら前後の接地ロール36間にノズル1を傾斜
に対して直角状に打ち込んでマルチフィルムFの外面か
ら内側の畝C面にノズル1を挿込み、液肥を注入しうる
構成としている。図7、図8において、上例と異なる点
は、ゴルフ場の芝面等に薬液をスポンジロールの如き塗
布ロール37によって塗着するもので、塗布薬液両を減
少させて、有効に薬液塗布を行うものである。車体4の
後端下部に噴霧ブーム38を支持フレーム39で取付
け、この噴霧ブーム38には噴霧ノズル1を配置してい
る。この噴霧ブーム38には車体4側のポンプや液圧回
路のホース40を経て連通し、噴霧バルブを開くことに
よってノズル1から薬液を噴出できる。42はホース4
0を巻きつけるホースリールである。
【0017】前記噴霧ブーム38の下側に沿って、スポ
ンジ材からなる塗布ロール37を回転自在に設け、この
塗布ロール37の下面に各ノズル1から噴出される薬液
をしみ込ませて、この塗布ロール37を芝面に接圧させ
て回転することにより、しみ込ませた塗布ロール37の
薬液を芝面に塗着できる。41は塗布ロール37を回転
自在に支持するロール支持フレームで、車体4側に連結
している。
【図面の簡単な説明】
【図1】液体散布機の配管図。
【図2】洗滌制御装置のブロック図と、その制御フロー
チャート。
【図3】トラクタ散布機の側面図。
【図4】ポンプ部の側面図。
【図5】畝土壌面に液肥を注入するリキッドマスタの平
面図。
【図6】その背面図。
【図7】薬液塗布装置の斜視図。
【図8】その一部の拡大斜視図と、その側面図。
【符号の説明】
1 ノズル 2 液圧回路 3 残薬センサー P ポンプ SW1 洗滌モードスイッチ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ポンプPの駆動により吐出される液体を
    先端のノズル1から噴出散布させる液圧回路2を有した
    液体散布機において、散布終了後の液圧回路2に洗滌水
    を吐出させて洗滌させる洗滌モードスイッチSW1と、
    この液圧回路2内の洗滌水に残留する薬剤の有無を検出
    する残薬センサー3とを設けてなる洗滌装置。
JP15258596A 1996-06-13 1996-06-13 液体散布機の洗滌装置 Pending JPH1048A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15258596A JPH1048A (ja) 1996-06-13 1996-06-13 液体散布機の洗滌装置

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JP15258596A JPH1048A (ja) 1996-06-13 1996-06-13 液体散布機の洗滌装置

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Publication Number Publication Date
JPH1048A true JPH1048A (ja) 1998-01-06

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ID=15543687

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JP15258596A Pending JPH1048A (ja) 1996-06-13 1996-06-13 液体散布機の洗滌装置

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JP (1) JPH1048A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6657352B1 (en) 1999-12-27 2003-12-02 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Alternator and method of manufacture therefor
JP2014100115A (ja) * 2012-11-21 2014-06-05 Makita Corp 噴霧器
CN108308155A (zh) * 2018-03-30 2018-07-24 南充市农业科学院 田间药效试验喷雾器

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6657352B1 (en) 1999-12-27 2003-12-02 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Alternator and method of manufacture therefor
JP2014100115A (ja) * 2012-11-21 2014-06-05 Makita Corp 噴霧器
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