JPH104781A - つつじ類の栽培方法 - Google Patents
つつじ類の栽培方法Info
- Publication number
- JPH104781A JPH104781A JP8167216A JP16721696A JPH104781A JP H104781 A JPH104781 A JP H104781A JP 8167216 A JP8167216 A JP 8167216A JP 16721696 A JP16721696 A JP 16721696A JP H104781 A JPH104781 A JP H104781A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- azalea
- azaleas
- tying
- endless
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- Pending
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- Cultivation Of Plants (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 本発明はつつじ類の栽培方法において、エン
ドレス環状の結束具を事前に設置しておくことにより収
穫時の結束を簡単にする。。 【解決手段】 つつじ類の栽培において、事前にエンド
レス環状の結束具を設置し、その結束具を引き上げ、枝
の戻る力を利用して植木を結束させることを特徴とす
る。
ドレス環状の結束具を事前に設置しておくことにより収
穫時の結束を簡単にする。。 【解決手段】 つつじ類の栽培において、事前にエンド
レス環状の結束具を設置し、その結束具を引き上げ、枝
の戻る力を利用して植木を結束させることを特徴とす
る。
Description
【０００１】
【発明に属する技術分野】本発明はつつじ類の結束に関
し、特に結束前にエンドレス環状の結束具を設置する栽
培方法に関する。
し、特に結束前にエンドレス環状の結束具を設置する栽
培方法に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来のつつじ類の栽培方法は、以下に述
べる段階を経て堀上げられて、出荷される。
べる段階を経て堀上げられて、出荷される。
【０００３】最初の段階である苗の生産は、７月から８
月にかけて挿し穂を土壌消毒を行った苗畑に挿し木し、
しかるのち、灌水を行い、蒸散によるしおれを防ぎ、灌
水の手間を省く事を目的に農業用ビニールをトンネル状
に覆う。なお、挿し木から、１１月までは前記農業用ビ
ニールの上０．１メートルのところに高温防止を目的に
寒冷紗を覆い、１１月には前記寒冷紗をはずし、保温の
ため１ミリメートルの厚さのマットを覆い、３月に前記
マットをはずし、５月に前記農業用ビニールをはずし、
前記挿し穂を苗としている。
月にかけて挿し穂を土壌消毒を行った苗畑に挿し木し、
しかるのち、灌水を行い、蒸散によるしおれを防ぎ、灌
水の手間を省く事を目的に農業用ビニールをトンネル状
に覆う。なお、挿し木から、１１月までは前記農業用ビ
ニールの上０．１メートルのところに高温防止を目的に
寒冷紗を覆い、１１月には前記寒冷紗をはずし、保温の
ため１ミリメートルの厚さのマットを覆い、３月に前記
マットをはずし、５月に前記農業用ビニールをはずし、
前記挿し穂を苗としている。
【０００４】次の段階である圃場への定植は、あらかじ
め土壌改良、施肥、耕耘、畝立てをした圃場に、前記苗
を５月に０．３メートルから０．４メートル四方の間隔
で１畝当たり４列を人力により、結束具を設置せずに１
人１時間に２００本程度を植え付けをすることである。
め土壌改良、施肥、耕耘、畝立てをした圃場に、前記苗
を５月に０．３メートルから０．４メートル四方の間隔
で１畝当たり４列を人力により、結束具を設置せずに１
人１時間に２００本程度を植え付けをすることである。
【０００５】次の段階である苗を定植した圃場での栽培
管理は、適時に灌水、施肥、病害虫防除を行い成長を促
し、また、芽の伸長が終わったときから、次の伸長が始
まるまでの間に必要があれば、樹形を整えるため刈り込
みを行う。前記苗は、樹高０．３メートルから０．６メ
ートル、葉張０．３メートルから０．６メートルになる
まで栽培管理を行う。
管理は、適時に灌水、施肥、病害虫防除を行い成長を促
し、また、芽の伸長が終わったときから、次の伸長が始
まるまでの間に必要があれば、樹形を整えるため刈り込
みを行う。前記苗は、樹高０．３メートルから０．６メ
ートル、葉張０．３メートルから０．６メートルになる
まで栽培管理を行う。
【０００６】最後の段階である掘り取りは、樹高０．３
メートルから０．６メートル、葉張０．３メートルから
０．６メートルに生長した前記苗を、エンドレス結束紐
をもちいて、葉張が適度な体積になるまで前記結束紐を
使用して圧縮し、それを人力で水平方向に結ぶことによ
り１人１００本を４０分程度で結束を行い、スコップを
用いて人力により１人１００本を１時間程度で掘り取っ
ている。ここで、つつじ類の栽培方法において結束する
事は輸送時の体積を著しく減少させる効果がある。
メートルから０．６メートル、葉張０．３メートルから
０．６メートルに生長した前記苗を、エンドレス結束紐
をもちいて、葉張が適度な体積になるまで前記結束紐を
使用して圧縮し、それを人力で水平方向に結ぶことによ
り１人１００本を４０分程度で結束を行い、スコップを
用いて人力により１人１００本を１時間程度で掘り取っ
ている。ここで、つつじ類の栽培方法において結束する
事は輸送時の体積を著しく減少させる効果がある。
【０００７】
【発明が解決しようとする課題】従来のつつじ類の栽培
方法においては、掘り取り時にエンドレス結束紐を結ぶ
事により結束していたため、１人１００本結束し掘り取
るには１００分程度の時間と労力が必要とになるという
問題点があった。
方法においては、掘り取り時にエンドレス結束紐を結ぶ
事により結束していたため、１人１００本結束し掘り取
るには１００分程度の時間と労力が必要とになるという
問題点があった。
【０００８】本発明は、つつじ類の掘り取り時の時間と
労力を、今まで１人１００本結束し掘り取るには１００
分程度必要であったのを、１人１００本結束し掘り取る
には７０分程度で終了し、輸送時においても、枝が元に
戻る力を利用する事により、エンドレス環状の結束具が
はずれるというような事は極めて発生しにくい。それに
より、掘り取り時の時間と労力を軽減させることを目的
としており、その栽培方法を提供する事を目的としてい
る。
労力を、今まで１人１００本結束し掘り取るには１００
分程度必要であったのを、１人１００本結束し掘り取る
には７０分程度で終了し、輸送時においても、枝が元に
戻る力を利用する事により、エンドレス環状の結束具が
はずれるというような事は極めて発生しにくい。それに
より、掘り取り時の時間と労力を軽減させることを目的
としており、その栽培方法を提供する事を目的としてい
る。
【０００９】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のつつじ類の栽培方法においては、５月に苗
の定植を行い、活着を確認した１０月にエンドレス環状
の結束具を定植した苗が、輪の中にくるように設置し、
収穫時に葉張が狭くなるようにエンドレス環状の結束具
を葉が群生している部位の中間まで引き上げ、枝が元に
戻る力を利用してつつじ類を結束するという栽培方法で
ある。ここでいう葉張とは、つつじ類の四方面に伸長し
た枝葉の幅をいう。そして、つつじ類とは、オオムラサ
キツツジ、キリシマツツジ、クルメツツジ、サツキツツ
ジ、ヒラドツツジ、ヤマツツジ、リュウキュウツツジを
いう。
に、本発明のつつじ類の栽培方法においては、５月に苗
の定植を行い、活着を確認した１０月にエンドレス環状
の結束具を定植した苗が、輪の中にくるように設置し、
収穫時に葉張が狭くなるようにエンドレス環状の結束具
を葉が群生している部位の中間まで引き上げ、枝が元に
戻る力を利用してつつじ類を結束するという栽培方法で
ある。ここでいう葉張とは、つつじ類の四方面に伸長し
た枝葉の幅をいう。そして、つつじ類とは、オオムラサ
キツツジ、キリシマツツジ、クルメツツジ、サツキツツ
ジ、ヒラドツツジ、ヤマツツジ、リュウキュウツツジを
いう。
【００１０】
【発明の実施の形態】発明の実施の形態を実施例にもと
づき図面を参照して説明する。樹高０．１５メートル程
度、葉張り０．０５メートル程度のつつじ１を５月に図
１のように圃場へ定植し、前記つつじ１に直径０．１３
メートル程度のエンドレス環状の結束具２を地面に接し
ている状態で、図２のようにつつじ１が結束具２の環内
に存在するよう、つつじ１を圧縮せず設置する。なお、
結束具２をつつじ１に設置する時期は、つつじ１の葉張
りが０．１３メートル未満が適当である。結束する時期
は、図３のようにつつじ１が高さ０．３メートル、葉張
り０．４メートル程度に伸長した状態であり、結束具２
の直径である０．１３メートル程度の数倍になった状態
であり、つつじ１が図３の状態になるまでは図１の状態
から２年程度必要である。
づき図面を参照して説明する。樹高０．１５メートル程
度、葉張り０．０５メートル程度のつつじ１を５月に図
１のように圃場へ定植し、前記つつじ１に直径０．１３
メートル程度のエンドレス環状の結束具２を地面に接し
ている状態で、図２のようにつつじ１が結束具２の環内
に存在するよう、つつじ１を圧縮せず設置する。なお、
結束具２をつつじ１に設置する時期は、つつじ１の葉張
りが０．１３メートル未満が適当である。結束する時期
は、図３のようにつつじ１が高さ０．３メートル、葉張
り０．４メートル程度に伸長した状態であり、結束具２
の直径である０．１３メートル程度の数倍になった状態
であり、つつじ１が図３の状態になるまでは図１の状態
から２年程度必要である。
【００１１】結束の方法は、図３の状態になったつつじ
１にあらかじめ設置しておいた結束具２を葉が群生して
いる部位の中間である地上から０．２メートル程度まで
引き上げ、枝が元に戻る力を利用してつつじ１を結束し
た状態である。なお、結束具２の直径０．１３メートル
程度のものは、結束時のつつじ１の樹高が０．４メート
ル程度、葉張りが０．５メートル程度のものまでに使用
できる。結束時のつつじ１の樹高が０．４メートルから
０．６メートル、葉張り０．５メートルから０．６メー
トルのものは結束具２の直径を０．１５メートル程度の
ものを使用する。
１にあらかじめ設置しておいた結束具２を葉が群生して
いる部位の中間である地上から０．２メートル程度まで
引き上げ、枝が元に戻る力を利用してつつじ１を結束し
た状態である。なお、結束具２の直径０．１３メートル
程度のものは、結束時のつつじ１の樹高が０．４メート
ル程度、葉張りが０．５メートル程度のものまでに使用
できる。結束時のつつじ１の樹高が０．４メートルから
０．６メートル、葉張り０．５メートルから０．６メー
トルのものは結束具２の直径を０．１５メートル程度の
ものを使用する。
【００１２】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているので、以下に記載されるような効果を奏する。
ているので、以下に記載されるような効果を奏する。
【００１３】収穫時に事前に設置しておいたエンドレス
環状の結束具を使用することにより、結束作業の時間が
著しく短縮される。
環状の結束具を使用することにより、結束作業の時間が
著しく短縮される。
【００１４】そして、エンドレス環状の結束具で結束す
ることにより結束時のつつじ類に加えられる力が、エン
ドレス結束紐で縛った場合よりも少なくてすみ、そのこ
とによりよく発生するつつじの縛り痛みが減少する。
ることにより結束時のつつじ類に加えられる力が、エン
ドレス結束紐で縛った場合よりも少なくてすみ、そのこ
とによりよく発生するつつじの縛り痛みが減少する。
【００１５】さらに、エンドレス環状の結束具で結束す
ることにより、結束後の樹形が均一になり、輸送が容易
となる。
ることにより、結束後の樹形が均一になり、輸送が容易
となる。
【図１】つつじ１の５月の定植時の図。
【図２】本発明による栽培方法におけるエンドレス環状
の結束具２をつつじ１に設置した図。
の結束具２をつつじ１に設置した図。
【図３】収穫時におけるエンドレス環状の結束具２とつ
つじ１の大きさを比較した図。
つじ１の大きさを比較した図。
【図４】本発明によるつつじ類の栽培方法におけるエン
ドレス環状の結束具２を使用した結果のつつじ１とエン
ドレス環状の結束具２の状態を表した図。
ドレス環状の結束具２を使用した結果のつつじ１とエン
ドレス環状の結束具２の状態を表した図。
１ つつじ ２ エンドレス環状の結束具
Claims (1)
- 【請求項１】 つつじ類の苗を定植したのち芽が伸長す
るまでの間に、エンドレス環状の結束具を前記苗が結束
具の環内に存在させて、地面上に設置し、しかるのち、
定植した苗が結束具の直径の数倍の葉張になったとき、
前記エンドレス環状の結束具を葉が群生している部位の
中間まで引き上げ、枝が元に戻る力を利用して前記つつ
じ類を結束することを特徴とする栽培方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8167216A JPH104781A (ja) | 1996-06-27 | 1996-06-27 | つつじ類の栽培方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8167216A JPH104781A (ja) | 1996-06-27 | 1996-06-27 | つつじ類の栽培方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH104781A true JPH104781A (ja) | 1998-01-13 |
Family
ID=15845592
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8167216A Pending JPH104781A (ja) | 1996-06-27 | 1996-06-27 | つつじ類の栽培方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH104781A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4708502A (en) * | 1985-03-26 | 1987-11-24 | Seiko Espon Kabushiki Kaisha | Mounting mechanism for a print head |
| CN103636470A (zh) * | 2013-11-14 | 2014-03-19 | 石家庄市农林科学研究院 | 一种用于高山杜鹃古树桩迁地移植的栽培基质 |
| CN104350925A (zh) * | 2014-11-15 | 2015-02-18 | 云南省农业科学院花卉研究所 | 一种提高盆栽高山杜鹃花芽数量及改善花芽质量的方法 |
| CN111133949A (zh) * | 2020-03-01 | 2020-05-12 | 长江大学 | 一种丛生香樟树的培育方法 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH04356142A (ja) * | 1991-05-30 | 1992-12-09 | Hideaki Watanabe | 樹木等の枝葉の結束具 |
-
1996
- 1996-06-27 JP JP8167216A patent/JPH104781A/ja active Pending
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH04356142A (ja) * | 1991-05-30 | 1992-12-09 | Hideaki Watanabe | 樹木等の枝葉の結束具 |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4708502A (en) * | 1985-03-26 | 1987-11-24 | Seiko Espon Kabushiki Kaisha | Mounting mechanism for a print head |
| CN103636470A (zh) * | 2013-11-14 | 2014-03-19 | 石家庄市农林科学研究院 | 一种用于高山杜鹃古树桩迁地移植的栽培基质 |
| CN104350925A (zh) * | 2014-11-15 | 2015-02-18 | 云南省农业科学院花卉研究所 | 一种提高盆栽高山杜鹃花芽数量及改善花芽质量的方法 |
| CN111133949A (zh) * | 2020-03-01 | 2020-05-12 | 长江大学 | 一种丛生香樟树的培育方法 |
| CN111133949B (zh) * | 2020-03-01 | 2021-06-01 | 长江大学 | 一种丛生香樟树的培育方法 |
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