JPH104445A - 携帯無線機 - Google Patents
携帯無線機Info
- Publication number
- JPH104445A JPH104445A JP17579096A JP17579096A JPH104445A JP H104445 A JPH104445 A JP H104445A JP 17579096 A JP17579096 A JP 17579096A JP 17579096 A JP17579096 A JP 17579096A JP H104445 A JPH104445 A JP H104445A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- counterbore
- housing
- sintered metal
- portable radio
- rear case
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Casings For Electric Apparatus (AREA)
- Telephone Set Structure (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】筐体内部の電子部品の損傷を防止し、内圧と外
圧との圧力調整が行える携帯無線機を可能とする。 【解決手段】密閉構造の筐体11の所要部分に通風孔1
6を穿設し、該通風孔に焼結金属18を設けることによ
り、防水構造を維持しつつ、内圧と外圧との圧力差が生
じた場合に自ずと圧力調整が行える。
圧との圧力調整が行える携帯無線機を可能とする。 【解決手段】密閉構造の筐体11の所要部分に通風孔1
6を穿設し、該通風孔に焼結金属18を設けることによ
り、防水構造を維持しつつ、内圧と外圧との圧力差が生
じた場合に自ずと圧力調整が行える。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、携帯無線機等携帯
用電子機器に関するものである。
用電子機器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】携帯無線機等携帯用電子機器には、野外
で使用され、雨水に曝されるものがある。野外で使用さ
れる携帯用電子機器は該携帯用電子機器内部に雨水等が
浸入して筐体内部の電子機器が故障するのを防止する為
に、シール部材等を用いて前記携帯用電子機器の筐体を
完全な防水密閉構造としている。
で使用され、雨水に曝されるものがある。野外で使用さ
れる携帯用電子機器は該携帯用電子機器内部に雨水等が
浸入して筐体内部の電子機器が故障するのを防止する為
に、シール部材等を用いて前記携帯用電子機器の筐体を
完全な防水密閉構造としている。
【0003】図2に於いて携帯無線機の概略について説
明する。
明する。
【0004】携帯無線機1は、該携帯無線機1本体2の
下方に着脱可能な電源部3を有している。前記本体2の
内部には図示しない配線基板が設けられ、該配線基板に
は送受信回路等所要の電子回路が形成される。前記本体
2の正面にはスピーカ部4が設けられ、1つの側面には
電源スイッチ5が設けられ、上面にはアンテナ6が突設
され、更に音量、周波数等の調節を行う操作摘み7,8
が設けられている。
下方に着脱可能な電源部3を有している。前記本体2の
内部には図示しない配線基板が設けられ、該配線基板に
は送受信回路等所要の電子回路が形成される。前記本体
2の正面にはスピーカ部4が設けられ、1つの側面には
電源スイッチ5が設けられ、上面にはアンテナ6が突設
され、更に音量、周波数等の調節を行う操作摘み7,8
が設けられている。
【0005】特に図示しないが、従来の携帯無線機の筐
体はフロントケース、リアケースの2部分から構成さ
れ、前記フロントケースと前記リアケースとの接合部に
は該接合部全周に亘ってゴムパッキン等のシール部材が
設けられ、前記フロントケースと前記リアケースとは前
記シール部材を介して合体される。
体はフロントケース、リアケースの2部分から構成さ
れ、前記フロントケースと前記リアケースとの接合部に
は該接合部全周に亘ってゴムパッキン等のシール部材が
設けられ、前記フロントケースと前記リアケースとは前
記シール部材を介して合体される。
【0006】従って前記携帯無線機の筐体は完全な防水
密閉構造となっており、前記筐体内部の圧力は常に一定
に保たれている。
密閉構造となっており、前記筐体内部の圧力は常に一定
に保たれている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】然し乍ら上記した従来
の携帯無線機では、筐体内部の圧力は常に一定に保たれ
ているので、外部の圧力が変化した場合即ち、内圧と外
圧との圧力差が急激に生じた場合、例えばスピーカコー
ン紙が変形する等筐体内部の電子部品が損傷する虞れが
ある等の不具合があった。
の携帯無線機では、筐体内部の圧力は常に一定に保たれ
ているので、外部の圧力が変化した場合即ち、内圧と外
圧との圧力差が急激に生じた場合、例えばスピーカコー
ン紙が変形する等筐体内部の電子部品が損傷する虞れが
ある等の不具合があった。
【0008】本発明は上記実情に鑑みなしたものであっ
て、筐体内部の電子部品の損傷を防止し、内圧と外圧と
の圧力調整が行える携帯無線機を提供しようとするもの
である。
て、筐体内部の電子部品の損傷を防止し、内圧と外圧と
の圧力調整が行える携帯無線機を提供しようとするもの
である。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、密閉構造の筐
体の所要部分に通風孔を穿設し、該通風孔に焼結金属を
設けた携帯無線機に係るものであり、焼結金属を用いる
ことにより防水構造を保持でき、前記焼結金属により空
気のみの出入りを可能とし、外圧と内圧との圧力調整が
行える。
体の所要部分に通風孔を穿設し、該通風孔に焼結金属を
設けた携帯無線機に係るものであり、焼結金属を用いる
ことにより防水構造を保持でき、前記焼結金属により空
気のみの出入りを可能とし、外圧と内圧との圧力調整が
行える。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。
て図面を参照して説明する。
【0011】図1中10は携帯無線機を示し、該携帯無
線機10の筐体11は箱型のフロントケース12、箱型
のリアケース13が合体して構成され、前記フロントケ
ース12と前記リアケース13との接合部14には、該
接合部全周に亘ってゴムパッキン等のシール部材15が
設けられている。
線機10の筐体11は箱型のフロントケース12、箱型
のリアケース13が合体して構成され、前記フロントケ
ース12と前記リアケース13との接合部14には、該
接合部全周に亘ってゴムパッキン等のシール部材15が
設けられている。
【0012】前記携帯無線機10は前述した携帯無線機
1と略同様に構成され、前記携帯無線機10の内部には
図示しないスピーカ部、操作部、送受信部等が設けられ
ている。
1と略同様に構成され、前記携帯無線機10の内部には
図示しないスピーカ部、操作部、送受信部等が設けられ
ている。
【0013】前記携帯無線機10の背面となる前記リア
ケース13の底面の略中央には通風孔16が穿設され、
該通風孔16には前記リアケース13の内側に座ぐり1
7が設けられている。該座ぐり17には、該座ぐり17
と嵌合可能で焼結金属で成形された閉塞部材18が設け
られる。
ケース13の底面の略中央には通風孔16が穿設され、
該通風孔16には前記リアケース13の内側に座ぐり1
7が設けられている。該座ぐり17には、該座ぐり17
と嵌合可能で焼結金属で成形された閉塞部材18が設け
られる。
【0014】該閉塞部材18を前記座ぐり17に嵌合固
着し、前記フロントケース12と前記リアケース13と
を前記シール部材15を介して合体させる。
着し、前記フロントケース12と前記リアケース13と
を前記シール部材15を介して合体させる。
【0015】前記閉塞部材18は焼結金属製であるので
防水構造を保ちつつ、僅かな通気性を有している為、内
圧、外圧の圧力差が生じた場合でも自ずと圧力調整が行
われる。
防水構造を保ちつつ、僅かな通気性を有している為、内
圧、外圧の圧力差が生じた場合でも自ずと圧力調整が行
われる。
【0016】尚、閉塞部材はフロントケース或は筐体の
底面等任意の位置に設けられることは言う迄もない。
底面等任意の位置に設けられることは言う迄もない。
【0017】
【発明の効果】以上述べた如く本発明によれば、焼結金
属を用いることにより携帯無線機の防水構造を維持し、
且内圧と外圧との急激な圧力変化が起こった場合でも空
気の出入りが惹起されて圧力差が解消され、従って携帯
無線機内部の電子部品等の損傷が防止される。
属を用いることにより携帯無線機の防水構造を維持し、
且内圧と外圧との急激な圧力変化が起こった場合でも空
気の出入りが惹起されて圧力差が解消され、従って携帯
無線機内部の電子部品等の損傷が防止される。
【図1】本発明の実施の形態を示す断面図である。
【図2】携帯無線機の概略を示す斜視図である。
10 携帯無線機 11 筐体 12 フロントケース 13 リアケース 14 接合部 15 シール部材 16 通風孔 17 座ぐり 18 閉塞部材
Claims (1)
- 【請求項1】 密閉構造の筐体の所要部分に通風孔を穿
設し、該通風孔に焼結金属を設けたことを特徴とする携
帯無線機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17579096A JPH104445A (ja) | 1996-06-14 | 1996-06-14 | 携帯無線機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17579096A JPH104445A (ja) | 1996-06-14 | 1996-06-14 | 携帯無線機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH104445A true JPH104445A (ja) | 1998-01-06 |
Family
ID=16002303
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17579096A Pending JPH104445A (ja) | 1996-06-14 | 1996-06-14 | 携帯無線機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH104445A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4685749A (en) * | 1983-10-20 | 1987-08-11 | Nippondenso Co., Ltd. | Hydraulic pressure control device for use in vehicle anti-skid braking system |
JP2015177583A (ja) * | 2014-03-13 | 2015-10-05 | 矢崎総業株式会社 | コイルユニット及び非接触給電装置 |
WO2018171064A1 (zh) * | 2017-03-21 | 2018-09-27 | 华为技术有限公司 | 密封装置 |
-
1996
- 1996-06-14 JP JP17579096A patent/JPH104445A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4685749A (en) * | 1983-10-20 | 1987-08-11 | Nippondenso Co., Ltd. | Hydraulic pressure control device for use in vehicle anti-skid braking system |
JP2015177583A (ja) * | 2014-03-13 | 2015-10-05 | 矢崎総業株式会社 | コイルユニット及び非接触給電装置 |
WO2018171064A1 (zh) * | 2017-03-21 | 2018-09-27 | 华为技术有限公司 | 密封装置 |
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