JPH1043668A - 手持ち式流体供給装置 - Google Patents
手持ち式流体供給装置Info
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- JPH1043668A JPH1043668A JP9131353A JP13135397A JPH1043668A JP H1043668 A JPH1043668 A JP H1043668A JP 9131353 A JP9131353 A JP 9131353A JP 13135397 A JP13135397 A JP 13135397A JP H1043668 A JPH1043668 A JP H1043668A
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- JP
- Japan
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- trigger
- housing
- nozzle
- valve
- fluid
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B67—OPENING, CLOSING OR CLEANING BOTTLES, JARS OR SIMILAR CONTAINERS; LIQUID HANDLING
- B67D—DISPENSING, DELIVERING OR TRANSFERRING LIQUIDS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B67D7/00—Apparatus or devices for transferring liquids from bulk storage containers or reservoirs into vehicles or into portable containers, e.g. for retail sale purposes
- B67D7/06—Details or accessories
- B67D7/58—Arrangements of pumps
- B67D7/60—Arrangements of pumps manually operable
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B05—SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
- B05B—SPRAYING APPARATUS; ATOMISING APPARATUS; NOZZLES
- B05B1/00—Nozzles, spray heads or other outlets, with or without auxiliary devices such as valves, heating means
- B05B1/30—Nozzles, spray heads or other outlets, with or without auxiliary devices such as valves, heating means designed to control volume of flow, e.g. with adjustable passages
- B05B1/3033—Nozzles, spray heads or other outlets, with or without auxiliary devices such as valves, heating means designed to control volume of flow, e.g. with adjustable passages the control being effected by relative coaxial longitudinal movement of the controlling element and the spray head
- B05B1/304—Nozzles, spray heads or other outlets, with or without auxiliary devices such as valves, heating means designed to control volume of flow, e.g. with adjustable passages the control being effected by relative coaxial longitudinal movement of the controlling element and the spray head the controlling element being a lift valve
- B05B1/3046—Nozzles, spray heads or other outlets, with or without auxiliary devices such as valves, heating means designed to control volume of flow, e.g. with adjustable passages the control being effected by relative coaxial longitudinal movement of the controlling element and the spray head the controlling element being a lift valve the valve element, e.g. a needle, co-operating with a valve seat located downstream of the valve element and its actuating means, generally in the proximity of the outlet orifice
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B05—SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
- B05B—SPRAYING APPARATUS; ATOMISING APPARATUS; NOZZLES
- B05B12/00—Arrangements for controlling delivery; Arrangements for controlling the spray area
- B05B12/002—Manually-actuated controlling means, e.g. push buttons, levers or triggers
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- Coating Apparatus (AREA)
- Nozzles (AREA)
- Containers And Packaging Bodies Having A Special Means To Remove Contents (AREA)
- Loading And Unloading Of Fuel Tanks Or Ships (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 従来技術の手持ち式流体供給装置を改良する
こと。 【解決手段】 手持ち式流体供給装置が、第１の本体部
分１１０と第２の本体部分１２０とを有するハウジング
１００と、流体供給源に接続された管路集成体８００
と、ノズル２００と流体供給源とを相互接続するように
ハウジング内に配設された弁装置３００とを具備してい
る。弁装置３００は、ノズル２００を閉止するためにバ
ネ部材３３０により弁座２３０に付勢された着座部材３
２２を有する弁ステム３４２を備えている。着座部材３
２２を弁座２３０に着座させるために必要なバネ力は弁
装置３００が平衡となるほど、それに比例して低減され
る。
こと。 【解決手段】 手持ち式流体供給装置が、第１の本体部
分１１０と第２の本体部分１２０とを有するハウジング
１００と、流体供給源に接続された管路集成体８００
と、ノズル２００と流体供給源とを相互接続するように
ハウジング内に配設された弁装置３００とを具備してい
る。弁装置３００は、ノズル２００を閉止するためにバ
ネ部材３３０により弁座２３０に付勢された着座部材３
２２を有する弁ステム３４２を備えている。着座部材３
２２を弁座２３０に着座させるために必要なバネ力は弁
装置３００が平衡となるほど、それに比例して低減され
る。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は一般的に手持ち式の
流体供給装置に関し、特に、手持ち式の溶融接着剤供給
ガンにおいて流体供給源から前記ガンに設けられた流体
供給ノズルへの流量を制御するトリガー作動式弁装置を
備えた流体供給装置に関する。
流体供給装置に関し、特に、手持ち式の溶融接着剤供給
ガンにおいて流体供給源から前記ガンに設けられた流体
供給ノズルへの流量を制御するトリガー作動式弁装置を
備えた流体供給装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】この種の手持ち式供給装置は多数市販さ
れており、ハンドル部と胴部とを備えたハウジングを有
している。胴部には、ハンドル部から離反する方向に向
けられた流体供給ノズルが配設されている。こうした供
給装置は、一般的に柔軟な管路を介して流体供給源に接
続されており、この流体供給源から手持ち式供給装置に
流体が供給される。この柔軟な管路は、然しながら、し
ばしば、供給装置の方向や操作など作業者の能力を阻害
して身体的な疲労をまねき、そして、これは生産性に悪
影響を与え、心皮トンネル症候群（Carpel Tunnel Synd
rome）その他の衰弱性疾患の原因であるとの疑いがあ
る。供給管を供給装置においてノズルから離反したハン
ドル部に接続することがこれまで示唆されてきており、
これにより、供給管から供給装置へ伝達されるトルクを
低減し、作業者のノズルを方向付ける能力が改善され
る。供給管を供給装置に回転自在に接続し、供給管が絡
まることを防止するとともに、供給管の軸線を中心とし
て供給装置を指向させる作業者の能力を改善したものも
ある。これらの装置には利点もあるが、従来技術の供給
装置は、流体供給管路および供給装置に接続された電気
ケーブルにより、供給装置の向きを変える作業者の能力
を阻害し続けており、これが作業者の疲労となるととも
に生産性を低下させている。
れており、ハンドル部と胴部とを備えたハウジングを有
している。胴部には、ハンドル部から離反する方向に向
けられた流体供給ノズルが配設されている。こうした供
給装置は、一般的に柔軟な管路を介して流体供給源に接
続されており、この流体供給源から手持ち式供給装置に
流体が供給される。この柔軟な管路は、然しながら、し
ばしば、供給装置の方向や操作など作業者の能力を阻害
して身体的な疲労をまねき、そして、これは生産性に悪
影響を与え、心皮トンネル症候群（Carpel Tunnel Synd
rome）その他の衰弱性疾患の原因であるとの疑いがあ
る。供給管を供給装置においてノズルから離反したハン
ドル部に接続することがこれまで示唆されてきており、
これにより、供給管から供給装置へ伝達されるトルクを
低減し、作業者のノズルを方向付ける能力が改善され
る。供給管を供給装置に回転自在に接続し、供給管が絡
まることを防止するとともに、供給管の軸線を中心とし
て供給装置を指向させる作業者の能力を改善したものも
ある。これらの装置には利点もあるが、従来技術の供給
装置は、流体供給管路および供給装置に接続された電気
ケーブルにより、供給装置の向きを変える作業者の能力
を阻害し続けており、これが作業者の疲労となるととも
に生産性を低下させている。
【０００３】米国特許第５３３２１５９号には、ハンド
ル部から離反するように延設されたノズルを備えた胴部
を有する典型的な手持ち式流体供給装置において、作業
者の疲労を低減するための２モード式トリガーを設けた
供給装置が開示されている。このトリガーの改良は、ノ
ズルが概ね鉛直な表面に向けられる通常の作業で使用さ
れる第１のトリガーをハンドル部に隣接して設け、ノズ
ルを水平面に対して上向き或いは下向きに容易に方向付
けられるように、ハンドルとして胴部を把持する他の使
用方法のために、胴部の上側に第２のトリガーを取り付
けている。この供給装置は、然しながら、第２のトリガ
ーが供給装置の胴部の上側から突出、露出しており、供
給管およびケーブルと干渉する。突出した第２のトリガ
ーは、また、意図せず不注意で作動させて財産や人に損
害を与える。
ル部から離反するように延設されたノズルを備えた胴部
を有する典型的な手持ち式流体供給装置において、作業
者の疲労を低減するための２モード式トリガーを設けた
供給装置が開示されている。このトリガーの改良は、ノ
ズルが概ね鉛直な表面に向けられる通常の作業で使用さ
れる第１のトリガーをハンドル部に隣接して設け、ノズ
ルを水平面に対して上向き或いは下向きに容易に方向付
けられるように、ハンドルとして胴部を把持する他の使
用方法のために、胴部の上側に第２のトリガーを取り付
けている。この供給装置は、然しながら、第２のトリガ
ーが供給装置の胴部の上側から突出、露出しており、供
給管およびケーブルと干渉する。突出した第２のトリガ
ーは、また、意図せず不注意で作動させて財産や人に損
害を与える。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】手持ち式供給装置のト
リガー装置を操作することは作業者の他の疲労の原因と
なる。ノズルから流体を供給するために、トリガーは通
常バネ部材を圧縮しなければならない。このバネ部材
は、トリガーが作動していない間はノズルを閉止するた
めに、弁の着座部材を弁座に付勢、押接している。トリ
ガー装置は、典型的には、上記バネ部材を圧縮するため
に必要なトリガー牽引力を低減するために、てこのよう
に取着されている。然しながら、供給装置のハウジング
の寸法、形状により、上記トリガー牽引力を低減できる
程度は制限される。トリガー牽引力を低減することによ
り作業者の疲労が低減され生産性が高くなる。
リガー装置を操作することは作業者の他の疲労の原因と
なる。ノズルから流体を供給するために、トリガーは通
常バネ部材を圧縮しなければならない。このバネ部材
は、トリガーが作動していない間はノズルを閉止するた
めに、弁の着座部材を弁座に付勢、押接している。トリ
ガー装置は、典型的には、上記バネ部材を圧縮するため
に必要なトリガー牽引力を低減するために、てこのよう
に取着されている。然しながら、供給装置のハウジング
の寸法、形状により、上記トリガー牽引力を低減できる
程度は制限される。トリガー牽引力を低減することによ
り作業者の疲労が低減され生産性が高くなる。
【０００５】加熱された流体供給管路により、例えば溶
融接着剤等の加熱された流体を供給する手持ち式流体供
給装置がある。この種の供給装置は、ハウジング内に加
熱された構成要素を含んでおり、また、流体の粘性を維
持するための温度制御手段を含んでいる。流体の粘性を
維持することは、ノズルから流体を正確に供給するため
に必要である。加熱された構成要素は、然しながら、供
給装置を取り扱えるようにするために断熱しなければな
らない。殊に、作業者がハンドグリップとして把持する
ハウジングの一部分に加熱された要素が収められている
場合に断熱が必要となる。断熱材を使用すると、然しな
がら、加熱された構成要素を十分に断熱するために必要
な断熱材を収めるためにハウジングの寸法を大きくしな
ければならない。加熱された流体用の手持ち式供給装置
の作業者は、差に、加熱された流体の供給管路やノズル
等の供給装置の高温の外部要素に曝されており、そして
これが人への重大な損傷を与える可能性がある。また、
補助空気供給管によりノズルへ加熱された空気を供給し
て、加熱された空気によりノズルから供給される流体の
流れを修正する応用例もある。補助空気供給管は、然し
ながら、また高温となり、従って職業上の危険の他の原
因となる。従って、供給装置の内外にある加熱された構
成要素および加熱された供給管路に作業者が曝されるこ
とを防止または低減した流体供給装置を提供する必要が
ある。
融接着剤等の加熱された流体を供給する手持ち式流体供
給装置がある。この種の供給装置は、ハウジング内に加
熱された構成要素を含んでおり、また、流体の粘性を維
持するための温度制御手段を含んでいる。流体の粘性を
維持することは、ノズルから流体を正確に供給するため
に必要である。加熱された構成要素は、然しながら、供
給装置を取り扱えるようにするために断熱しなければな
らない。殊に、作業者がハンドグリップとして把持する
ハウジングの一部分に加熱された要素が収められている
場合に断熱が必要となる。断熱材を使用すると、然しな
がら、加熱された構成要素を十分に断熱するために必要
な断熱材を収めるためにハウジングの寸法を大きくしな
ければならない。加熱された流体用の手持ち式供給装置
の作業者は、差に、加熱された流体の供給管路やノズル
等の供給装置の高温の外部要素に曝されており、そして
これが人への重大な損傷を与える可能性がある。また、
補助空気供給管によりノズルへ加熱された空気を供給し
て、加熱された空気によりノズルから供給される流体の
流れを修正する応用例もある。補助空気供給管は、然し
ながら、また高温となり、従って職業上の危険の他の原
因となる。従って、供給装置の内外にある加熱された構
成要素および加熱された供給管路に作業者が曝されるこ
とを防止または低減した流体供給装置を提供する必要が
ある。
【０００６】従来技術に鑑み、本発明は従来技術の手持
ち式流体供給装置を改良することを技術課題としてい
る。本発明の目的は、新規な手持ち式流体供給装置であ
って従来技術の問題を解決した供給装置を提供すること
である。本発明の他の目的は、安価で信頼性の高い新規
な手持ち式流体供給装置を提供することである。
ち式流体供給装置を改良することを技術課題としてい
る。本発明の目的は、新規な手持ち式流体供給装置であ
って従来技術の問題を解決した供給装置を提供すること
である。本発明の他の目的は、安価で信頼性の高い新規
な手持ち式流体供給装置を提供することである。
【０００７】本発明の他の目的は、独立に作動する第１
と第２のトリガーを有するトリガー装置であって、単一
のトリガー保護部材により保護され得るトリガー装置を
備えた新規な手持ち式流体供給装置を提供することであ
る。これにより、供給装置の作業者は、異なる方向に供
給装置を向けることが容易になる。更に、本発明の他の
目的は、供給装置の方向を向ける動作を改善し、かつ、
供給管路との干渉を低減したコネクタ装置を備えた新規
な手持ち式流体供給装置を提供することである。
と第２のトリガーを有するトリガー装置であって、単一
のトリガー保護部材により保護され得るトリガー装置を
備えた新規な手持ち式流体供給装置を提供することであ
る。これにより、供給装置の作業者は、異なる方向に供
給装置を向けることが容易になる。更に、本発明の他の
目的は、供給装置の方向を向ける動作を改善し、かつ、
供給管路との干渉を低減したコネクタ装置を備えた新規
な手持ち式流体供給装置を提供することである。
【０００８】更に、本発明の他の目的は、ノズルから流
体を供給するために必要なトリガー牽引力を低減する実
質的に平衡した弁装置を備えた新規な手持ち式流体供給
装置を提供することである。更に、本発明の他の目的
は、規格化された構成単位としての副組立体から成る新
規な手持ち式流体供給装置を提供することである。更
に、本発明の他の目的は、加熱された流体を供給するた
めに、供給装置の内外にある加熱された構成要素から作
業者を断熱、絶縁するように改良した新規な手持ち式流
体供給装置を提供することである。
体を供給するために必要なトリガー牽引力を低減する実
質的に平衡した弁装置を備えた新規な手持ち式流体供給
装置を提供することである。更に、本発明の他の目的
は、規格化された構成単位としての副組立体から成る新
規な手持ち式流体供給装置を提供することである。更
に、本発明の他の目的は、加熱された流体を供給するた
めに、供給装置の内外にある加熱された構成要素から作
業者を断熱、絶縁するように改良した新規な手持ち式流
体供給装置を提供することである。
【０００９】
【課題を解決するための手段】本発明は、流体源から流
体供給管路を介して供給された流体を供給するための新
規な手持ち式流体供給装置を提供する。この装置は、第
１の本体部分と第２の本体部分とを有するハウジング
と、流体供給源に接続された管路集成体と、前記ノズル
と前記流体供給源とを相互接続するようにハウジング内
に配設され、前記ノズルにより供給される流体を制御す
るために作動可能な弁装置とを具備している。前記弁装
置は、前記ノズルを閉止するためにバネ部材により弁座
に付勢された着座部材を有する弁ステムを備えている。
着座部材を前記弁座に着座させるために必要なバネ力
は、前記弁装置が平衡となるほど、それに比例して低減
される。前記弁装置は、前記ハウジングの一側部に配設
された第１のトリガー、または、ハウジングにおいて前
記第１のトリガーと同じ側部に配設された第２のトリガ
ーにより作動させることができる。前記第１のトリガー
は、前記ハウジングの第１本体部分がハンドグリップと
して用いられるときに前記弁装置を作動させるために使
用可能であり、前記第２のトリガーが、前記ハウジング
の第２の本体部分がハンドグリップとして用いられると
きに前記弁装置を作動させるために使用可能となってい
る。共通のトリガー保護部材が、前記ハウジングの第１
の本体部分と、前記ハウジングの第２の本体部分の間を
相互接続するように配設されており、前記トリガー保護
部材が前記第１と第２のトリガーを保護するように囲繞
している。コネクタ装置が、流体供給管路を前記ノズル
に接続しており、前記コネクタ装置は、ボールソケット
内に配設されたボール部を有する管コネクタを有してお
り、前記ボールソケットが前記ボール部の外面の周囲に
配設されたシール部材を有している。前記シール部材
は、また、ボール座とボール保持部との間に配設されて
おり、前記管コネクタが前記ボールソケットに対して回
転および回動自在となっている。こうして供給装置の方
向を向ける動作が改善され、作業員の疲労が適用され
る。前記手持ち式の流体供給装置が加熱された流体を供
給するために適用される場合には、ハウジング内に断熱
材を設けて作業員がハウジング内の加熱された要素から
断熱、遮断され、または、加熱された供給管路に作業者
が曝されないようにコネクタ装置を配置する。
体供給管路を介して供給された流体を供給するための新
規な手持ち式流体供給装置を提供する。この装置は、第
１の本体部分と第２の本体部分とを有するハウジング
と、流体供給源に接続された管路集成体と、前記ノズル
と前記流体供給源とを相互接続するようにハウジング内
に配設され、前記ノズルにより供給される流体を制御す
るために作動可能な弁装置とを具備している。前記弁装
置は、前記ノズルを閉止するためにバネ部材により弁座
に付勢された着座部材を有する弁ステムを備えている。
着座部材を前記弁座に着座させるために必要なバネ力
は、前記弁装置が平衡となるほど、それに比例して低減
される。前記弁装置は、前記ハウジングの一側部に配設
された第１のトリガー、または、ハウジングにおいて前
記第１のトリガーと同じ側部に配設された第２のトリガ
ーにより作動させることができる。前記第１のトリガー
は、前記ハウジングの第１本体部分がハンドグリップと
して用いられるときに前記弁装置を作動させるために使
用可能であり、前記第２のトリガーが、前記ハウジング
の第２の本体部分がハンドグリップとして用いられると
きに前記弁装置を作動させるために使用可能となってい
る。共通のトリガー保護部材が、前記ハウジングの第１
の本体部分と、前記ハウジングの第２の本体部分の間を
相互接続するように配設されており、前記トリガー保護
部材が前記第１と第２のトリガーを保護するように囲繞
している。コネクタ装置が、流体供給管路を前記ノズル
に接続しており、前記コネクタ装置は、ボールソケット
内に配設されたボール部を有する管コネクタを有してお
り、前記ボールソケットが前記ボール部の外面の周囲に
配設されたシール部材を有している。前記シール部材
は、また、ボール座とボール保持部との間に配設されて
おり、前記管コネクタが前記ボールソケットに対して回
転および回動自在となっている。こうして供給装置の方
向を向ける動作が改善され、作業員の疲労が適用され
る。前記手持ち式の流体供給装置が加熱された流体を供
給するために適用される場合には、ハウジング内に断熱
材を設けて作業員がハウジング内の加熱された要素から
断熱、遮断され、または、加熱された供給管路に作業者
が曝されないようにコネクタ装置を配置する。
【００１０】本発明の他の目的、特徴、利点は、添付図
面を参照して説明する本発明の実施形態の記載から明ら
かとなる。添付図面において、同様の構成要素には同じ
参照番号が付されている。
面を参照して説明する本発明の実施形態の記載から明ら
かとなる。添付図面において、同様の構成要素には同じ
参照番号が付されている。
【００１１】
【発明の実施の形態】図１を参照すると、流体供給装置
には流体源（図示せず）から流体供給管路Ｓを介して流
体が供給される。流体供給装置は、流体供給源からの流
体を計量供給するためのノズル２００を備えたハウジン
グ１００と、ハウジング内に配設されノズル２００と前
記流体供給源との間に接続された弁装置３００と、弁装
置３００を作動させノズル２００により供給される流体
を制御するためのトリガー装置４００とを具備してい
る。手持ち式の溶融接着剤アプリケータとの関連で複数
の実施形態が開示されるが、本発明の目的、特徴、利点
は、塗料吹付装置、燃料供給装置および空気式工具を含
む他の形式の手持ち式供給装置へも適用される。
には流体源（図示せず）から流体供給管路Ｓを介して流
体が供給される。流体供給装置は、流体供給源からの流
体を計量供給するためのノズル２００を備えたハウジン
グ１００と、ハウジング内に配設されノズル２００と前
記流体供給源との間に接続された弁装置３００と、弁装
置３００を作動させノズル２００により供給される流体
を制御するためのトリガー装置４００とを具備してい
る。手持ち式の溶融接着剤アプリケータとの関連で複数
の実施形態が開示されるが、本発明の目的、特徴、利点
は、塗料吹付装置、燃料供給装置および空気式工具を含
む他の形式の手持ち式供給装置へも適用される。
【００１２】ハウジング１００は第１と第２の本体部分
１１０、１２０を含んでいる。第１と第２の本体部分
は、弁装置３００および他の構成要素をハウジング内に
収めるための少なくとも１つの内部空間を有している。
本実施形態では、第１の本体部分１１０はハンドル部Ｈ
にて構成され、第２の本体部分は胴部Ｂにて構成されて
いる。胴部Ｂの先端にはハンドル部Ｈから離反する方向
に延びるノズル２００が配設されている。ハンドル部Ｈ
および胴部Ｂは、以下に説明するように、二者択一の操
作モードでハウジングを容易に取り扱い或いは把持でき
るように人間工学的形状を有している。本実施形態で
は、ハウジング１００は胴部Ｂとハンドル部Ｈとの間に
架設されたトリガー保護部材としてのトリガーガード１
３０を備えている。トリガーガード１３０はトリガー装
置４００を囲繞し、トリガー装置４００への容易な接近
を許容しながら、トリガーが意図せずに作動することを
防止している。ハウジング１００は、トリガーの裏側に
トリガーの動作を阻害する異物が入り込むことを防止す
るためのフランジ１３４、１３６を備えていてもよい。
１１０、１２０を含んでいる。第１と第２の本体部分
は、弁装置３００および他の構成要素をハウジング内に
収めるための少なくとも１つの内部空間を有している。
本実施形態では、第１の本体部分１１０はハンドル部Ｈ
にて構成され、第２の本体部分は胴部Ｂにて構成されて
いる。胴部Ｂの先端にはハンドル部Ｈから離反する方向
に延びるノズル２００が配設されている。ハンドル部Ｈ
および胴部Ｂは、以下に説明するように、二者択一の操
作モードでハウジングを容易に取り扱い或いは把持でき
るように人間工学的形状を有している。本実施形態で
は、ハウジング１００は胴部Ｂとハンドル部Ｈとの間に
架設されたトリガー保護部材としてのトリガーガード１
３０を備えている。トリガーガード１３０はトリガー装
置４００を囲繞し、トリガー装置４００への容易な接近
を許容しながら、トリガーが意図せずに作動することを
防止している。ハウジング１００は、トリガーの裏側に
トリガーの動作を阻害する異物が入り込むことを防止す
るためのフランジ１３４、１３６を備えていてもよい。
【００１３】本実施形態では、ハウジング１００は２の
整合したハウジング部から成り、これらがハウジング副
組立体またはハウジングモジュールを形成している。ハ
ウジング部の各々は、図１においてハウジングのハンド
ル部に関して示すように、内周面１０２と、外周面１０
４とを含んでいる。ハウジング部は、嵌め合わせたハウ
ジング部を貫通する複数の孔１２６にネジを通すことに
より嵌め合わせた状態で固定される。ハウジング部は、
代替的に、弾性スナップクリップなどの周知の締結手段
により固定してもよい。図２を参照すると、一方のハウ
ジング部の整合面１０２、１０４に設けられた突出部１
０３と、整合するハウジング部の整合面１０２、１０４
に設けられた相補形状の凹部１０５を図示している。ハ
ウジング部の相補形状の突出部と凹部により、強固で正
確に嵌め合わせたハウジング組立体となり、ハウジング
の内部空間に液体や異物が侵入することが防止される。
本実施形態では、ハウジングは、強く軽量で、ノズルか
ら供給される流体による腐食に強い合成樹脂材料から成
形される。他の実施形態では、他の適用で使用するため
に必要な金属材料から組み立てられ或いは鋳造される。
整合したハウジング部から成り、これらがハウジング副
組立体またはハウジングモジュールを形成している。ハ
ウジング部の各々は、図１においてハウジングのハンド
ル部に関して示すように、内周面１０２と、外周面１０
４とを含んでいる。ハウジング部は、嵌め合わせたハウ
ジング部を貫通する複数の孔１２６にネジを通すことに
より嵌め合わせた状態で固定される。ハウジング部は、
代替的に、弾性スナップクリップなどの周知の締結手段
により固定してもよい。図２を参照すると、一方のハウ
ジング部の整合面１０２、１０４に設けられた突出部１
０３と、整合するハウジング部の整合面１０２、１０４
に設けられた相補形状の凹部１０５を図示している。ハ
ウジング部の相補形状の突出部と凹部により、強固で正
確に嵌め合わせたハウジング組立体となり、ハウジング
の内部空間に液体や異物が侵入することが防止される。
本実施形態では、ハウジングは、強く軽量で、ノズルか
ら供給される流体による腐食に強い合成樹脂材料から成
形される。他の実施形態では、他の適用で使用するため
に必要な金属材料から組み立てられ或いは鋳造される。
【００１４】図３を参照すると、ハウジング１００に
は、流体供給管路のコネクタ装置５００を接続するため
の接続部１４０が図示されている。ハウジングの後端部
には、更に、空気供給管路のコネクタ６００と電気装置
用のコネクタ７００を設けてもよい。接続部１４０は、
電気ケーブルと供給管路により生じる干渉とそれによる
疲労を可及的に小さくするために、ハンドル部Ｈおよび
胴部Ｂの連結部の近傍で、かつ、ノズル２００から離反
した位置に配設されている。接続部１４０をこの位置に
設けることにより、作業者を供給管路および電気ケーブ
ルの全重量を支持することから解放するために、天井ま
たは他の支持手段から作業者の上方につり下げられた供
給管路および電気ケーブルの接続が容易になる。供給装
置のバランスをよくするために、接続部１４０は、ま
た、胴部Ｂおよびハンドル部Ｈの間で概ね対称となるよ
うに配置されており、以下に説明するように二者択一の
操作モードを容易にする。１つの実施形態において、接
続部１４０は、ハウジングモジュールを形成する整合し
たハウジング部の一方または両者の一体的部分として形
成されている。
は、流体供給管路のコネクタ装置５００を接続するため
の接続部１４０が図示されている。ハウジングの後端部
には、更に、空気供給管路のコネクタ６００と電気装置
用のコネクタ７００を設けてもよい。接続部１４０は、
電気ケーブルと供給管路により生じる干渉とそれによる
疲労を可及的に小さくするために、ハンドル部Ｈおよび
胴部Ｂの連結部の近傍で、かつ、ノズル２００から離反
した位置に配設されている。接続部１４０をこの位置に
設けることにより、作業者を供給管路および電気ケーブ
ルの全重量を支持することから解放するために、天井ま
たは他の支持手段から作業者の上方につり下げられた供
給管路および電気ケーブルの接続が容易になる。供給装
置のバランスをよくするために、接続部１４０は、ま
た、胴部Ｂおよびハンドル部Ｈの間で概ね対称となるよ
うに配置されており、以下に説明するように二者択一の
操作モードを容易にする。１つの実施形態において、接
続部１４０は、ハウジングモジュールを形成する整合し
たハウジング部の一方または両者の一体的部分として形
成されている。
【００１５】圧縮空気と流体とを混合するように適合し
た図１０に示すスワールノズルから、供給される流体の
流れを修正するために高温の圧縮空気を使用する応用例
がある。１つの実施形態において、トリガーガード１３
０を中空状に形成して、接続部１４０の空気供給コネク
タ６００と、図１に示す装置の先端部に設けられたノズ
ル２００との間で高温空気供給ホース４０を配管しても
よい。外部の高温空気供給ホース（図示せず）を、加熱
された流体供給管路Ｓの周囲に配設し、かつ、接続部１
４０の空気供給コネクタ６００に接続してもよい。中空
のトリガーガード１３０は、ハウジングのハンドル部Ｈ
の内部空間に連通しており、胴部Ｂのノズルへの通路を
形成している。一例として示す実施形態において、中空
のトリガーガードは、胴部Ｂのノズル近傍に配設された
ポート１３２を有しており、該ポートを通じてホース４
０が配管され図１０に示すようにスワールノズルから垂
設されたホース接続管２１０に接続される。中空のトリ
ガーガード１３０により高温の空気供給ホース４０が作
業者から隔離されるとともに、ホース４０の熱を保持
し、かつ、干渉するであろう胴部Ｂから垂れ下がること
が防止される。ホース４０の周囲に断熱材を設け断熱効
果を高めてもよい。
た図１０に示すスワールノズルから、供給される流体の
流れを修正するために高温の圧縮空気を使用する応用例
がある。１つの実施形態において、トリガーガード１３
０を中空状に形成して、接続部１４０の空気供給コネク
タ６００と、図１に示す装置の先端部に設けられたノズ
ル２００との間で高温空気供給ホース４０を配管しても
よい。外部の高温空気供給ホース（図示せず）を、加熱
された流体供給管路Ｓの周囲に配設し、かつ、接続部１
４０の空気供給コネクタ６００に接続してもよい。中空
のトリガーガード１３０は、ハウジングのハンドル部Ｈ
の内部空間に連通しており、胴部Ｂのノズルへの通路を
形成している。一例として示す実施形態において、中空
のトリガーガードは、胴部Ｂのノズル近傍に配設された
ポート１３２を有しており、該ポートを通じてホース４
０が配管され図１０に示すようにスワールノズルから垂
設されたホース接続管２１０に接続される。中空のトリ
ガーガード１３０により高温の空気供給ホース４０が作
業者から隔離されるとともに、ホース４０の熱を保持
し、かつ、干渉するであろう胴部Ｂから垂れ下がること
が防止される。ホース４０の周囲に断熱材を設け断熱効
果を高めてもよい。
【００１６】図９、１０に示すように、作業者がノズル
２００に接触することを防止するために、ノズル２００
の周囲に断熱ブーツ９００を設けてもよい。断熱ブーツ
９００は、また、ノズル２００が作業環境において閉塞
し或いは干渉することを防止する。図９に、断熱ブーツ
９００により保護された典型的なビードタイプのノズル
２００を示す。断熱ブーツ９００はノズル２００の周囲
に設けられたテーパ部９１０を有し、かつ、ノズル先端
２４０を目視する妨げとなることを低減し、また、本実
施形態では、更によく見えるようにノズル先端から僅か
に後退させ、かつ、ノズル２００が作業領域内に突き出
すようにしている。断熱ブーツ９００をノズル２００に
接続するために、断熱ブーツ９００は接続端部９２０を
有している。本実施形態では、接続端部９２０には、小
径部９３２を有する弾性の環状フランジ９３０が設けら
れている。小径部９３２は、リップ２５０にスナップ式
に嵌合され、かつ、ノズル２００の座２５２に着座し
て、断熱ブーツ９００をノズル２００の周囲に保持す
る。代替実施形態において、環状フランジ９２０に内ネ
ジを形成し、ノズル２００に外ネジを設けて両者を係合
させてもよい。本実施形態において、断熱ブーツ９００
のノズル２００への取付安定性を増すために、断熱ブー
ツ９００のテーパ部９１０は、ノズル２００の外面２４
２に着座する内面９１２を有している。１つの実施形態
において、断熱ブーツ９００は、ノズル２００の領域に
蓄積された熱を排出するために、例えば、断熱ブーツ９
００の下面に複数の小孔９０４が形成されている。図１
０に代替形状の断熱ブーツ９００を示す。この断熱ブー
ツ９００は、ホース４０が接続されるリブ付のホース接
続管２１０を有するスワールノズルの周囲に取り付けら
れる。ホース４０からは、既述したようにノズルからの
流体の流れを修正するための高温空気が供給される。断
熱ブーツ９００は、ホース接続管２４０を包囲する下部
９４０と、断熱ブーツ９００をホース接続部２１０に対
して位置決めするために下部９４０に形成されたスロッ
ト９４４とを有している。断熱ブーツ９００は、小径部
９３２を備えた弾性の環状フランジ９３０を有してい
る。小径部９３２は、ノズル２００の一部にスナップ式
に嵌合され、断熱ブーツ９００をノズル２００の周囲に
保持する。更に、スロット９４４は、断熱ブーツ９００
をノズル２００の周囲に保持するために、ホース接続部
２１０の一部と係合する大きさに形成されている。断熱
ブーツ９００は、テフロン（登録商標）、ビトン（登録
商標）、またはガラス繊維の織物による強化樹脂複合材
料などの断熱材から形成されており、成形または他の製
造方法により形成される。
２００に接触することを防止するために、ノズル２００
の周囲に断熱ブーツ９００を設けてもよい。断熱ブーツ
９００は、また、ノズル２００が作業環境において閉塞
し或いは干渉することを防止する。図９に、断熱ブーツ
９００により保護された典型的なビードタイプのノズル
２００を示す。断熱ブーツ９００はノズル２００の周囲
に設けられたテーパ部９１０を有し、かつ、ノズル先端
２４０を目視する妨げとなることを低減し、また、本実
施形態では、更によく見えるようにノズル先端から僅か
に後退させ、かつ、ノズル２００が作業領域内に突き出
すようにしている。断熱ブーツ９００をノズル２００に
接続するために、断熱ブーツ９００は接続端部９２０を
有している。本実施形態では、接続端部９２０には、小
径部９３２を有する弾性の環状フランジ９３０が設けら
れている。小径部９３２は、リップ２５０にスナップ式
に嵌合され、かつ、ノズル２００の座２５２に着座し
て、断熱ブーツ９００をノズル２００の周囲に保持す
る。代替実施形態において、環状フランジ９２０に内ネ
ジを形成し、ノズル２００に外ネジを設けて両者を係合
させてもよい。本実施形態において、断熱ブーツ９００
のノズル２００への取付安定性を増すために、断熱ブー
ツ９００のテーパ部９１０は、ノズル２００の外面２４
２に着座する内面９１２を有している。１つの実施形態
において、断熱ブーツ９００は、ノズル２００の領域に
蓄積された熱を排出するために、例えば、断熱ブーツ９
００の下面に複数の小孔９０４が形成されている。図１
０に代替形状の断熱ブーツ９００を示す。この断熱ブー
ツ９００は、ホース４０が接続されるリブ付のホース接
続管２１０を有するスワールノズルの周囲に取り付けら
れる。ホース４０からは、既述したようにノズルからの
流体の流れを修正するための高温空気が供給される。断
熱ブーツ９００は、ホース接続管２４０を包囲する下部
９４０と、断熱ブーツ９００をホース接続部２１０に対
して位置決めするために下部９４０に形成されたスロッ
ト９４４とを有している。断熱ブーツ９００は、小径部
９３２を備えた弾性の環状フランジ９３０を有してい
る。小径部９３２は、ノズル２００の一部にスナップ式
に嵌合され、断熱ブーツ９００をノズル２００の周囲に
保持する。更に、スロット９４４は、断熱ブーツ９００
をノズル２００の周囲に保持するために、ホース接続部
２１０の一部と係合する大きさに形成されている。断熱
ブーツ９００は、テフロン（登録商標）、ビトン（登録
商標）、またはガラス繊維の織物による強化樹脂複合材
料などの断熱材から形成されており、成形または他の製
造方法により形成される。
【００１７】トリガー装置４００が移動することによ
り、流体源とノズル装置２００との間に接続された弁装
置３００が作動する。本実施形態では、トリガー装置４
００は、ハウジング１００の一側部に配設された第１の
トリガー４１０と、ハウジング１００において第１のト
リガー４１０の反対側に配設された第２のトリガー４２
０とを具備している。この構成において、第１と第２の
トリガーは共通のトリガーガード１３０により保護され
得る。このトリガーガードはハウジングの大きさと複雑
さを低減し、かつ、相対的に小型の供給装置を提供す
る。第１のトリガー４１０は、第１の本体部分１１０を
ハンドグリップとして使用する際に弁装置３００を作動
させるために利用可能な一次トリガーであり、第２のト
リガー４３０は供給装置の他の操作モードにおいて第２
の本体部分１２０をハンドグリップとして利用する際に
弁装置３００を作動させるために利用可能な二次トリガ
ーである。このトリガーは、鉛直方向または水平方向の
いずれか一方での供給装置の操作を容易にし、これは、
また、作業者の疲労を低減する。本実施形態において、
第１のトリガー４１０はビボット軸４１２を中心として
ハウジングに対して回動自在に連結されている。ピボッ
ト軸４１２はハウジングまたはハウジング内の構造に支
持されたビボットピンとすることができる。本実施形態
では、ピボット軸４１２はハウジング内に取り付けられ
た本体部材８００を貫通して延びている。第２のトリガ
ー４３０は、また、ピボット軸４３２を中心としてハウ
ジングに対して回動自在に連結されている。ピボット軸
４３２はハウジングまたはハウジング内の構造に支持さ
れたビボットピンとすることができる。本実施形態で
は、ピボット軸４３２はハウジングの反対側から延設さ
れたフランジ４３３を貫通して延びている。第１のトリ
ガー４１０は、以下に説明するように、第１の本体部分
１１０の方へ回動または移動したときに、弁装置３００
を作動させるための係合面４１６を有している。第２の
トリガー４３０もまた、第２の本体部分１２０の方へ回
動または移動したときに、弁装置３００を作動させるた
めの係合面４３６を有している。好ましい実施形態で
は、ピボット軸４１２、４３２は、てこの作用を最大と
し、かつ、弁装置３００を作動させるために要求される
力またはトリガー牽引力を最小とするように配置されて
いる。これは、また、作業者の疲労を低減する。
り、流体源とノズル装置２００との間に接続された弁装
置３００が作動する。本実施形態では、トリガー装置４
００は、ハウジング１００の一側部に配設された第１の
トリガー４１０と、ハウジング１００において第１のト
リガー４１０の反対側に配設された第２のトリガー４２
０とを具備している。この構成において、第１と第２の
トリガーは共通のトリガーガード１３０により保護され
得る。このトリガーガードはハウジングの大きさと複雑
さを低減し、かつ、相対的に小型の供給装置を提供す
る。第１のトリガー４１０は、第１の本体部分１１０を
ハンドグリップとして使用する際に弁装置３００を作動
させるために利用可能な一次トリガーであり、第２のト
リガー４３０は供給装置の他の操作モードにおいて第２
の本体部分１２０をハンドグリップとして利用する際に
弁装置３００を作動させるために利用可能な二次トリガ
ーである。このトリガーは、鉛直方向または水平方向の
いずれか一方での供給装置の操作を容易にし、これは、
また、作業者の疲労を低減する。本実施形態において、
第１のトリガー４１０はビボット軸４１２を中心として
ハウジングに対して回動自在に連結されている。ピボッ
ト軸４１２はハウジングまたはハウジング内の構造に支
持されたビボットピンとすることができる。本実施形態
では、ピボット軸４１２はハウジング内に取り付けられ
た本体部材８００を貫通して延びている。第２のトリガ
ー４３０は、また、ピボット軸４３２を中心としてハウ
ジングに対して回動自在に連結されている。ピボット軸
４３２はハウジングまたはハウジング内の構造に支持さ
れたビボットピンとすることができる。本実施形態で
は、ピボット軸４３２はハウジングの反対側から延設さ
れたフランジ４３３を貫通して延びている。第１のトリ
ガー４１０は、以下に説明するように、第１の本体部分
１１０の方へ回動または移動したときに、弁装置３００
を作動させるための係合面４１６を有している。第２の
トリガー４３０もまた、第２の本体部分１２０の方へ回
動または移動したときに、弁装置３００を作動させるた
めの係合面４３６を有している。好ましい実施形態で
は、ピボット軸４１２、４３２は、てこの作用を最大と
し、かつ、弁装置３００を作動させるために要求される
力またはトリガー牽引力を最小とするように配置されて
いる。これは、また、作業者の疲労を低減する。
【００１８】図４、５の実施形態において、第１のトリ
ガー４１０は第２のトリガー４３０内に配設されている
が、第２のトリガーを第１のトリガー内に配設してもよ
い。第１のトリガー４１０は、ハウジング内に取り付け
られている本体部材８００に形成された対応の凹所に回
動自在に支持された対応の取付タブ４２２を備えた弾性
フランジ４２０を有しており、第１のトリガー４１０は
タブ４２２を貫通する軸４１２を中心として回動自在と
なっている。第２のトリガー４３０は、ハウジングのフ
ランジ４３３に形成された対応の凹所４４２に回動自在
に支持されたピン４２４を備えた弾性フランジ４４０を
有しており、第２のトリガー４３０はピン４２４を貫通
する軸４３２を中心として回動自在となっている。既述
した２つの整合するハウジング部の組み立てに際してト
リガー装置は容易にハウジング内に取り付けることがで
きる。代替的に、ピン４２４の各々は、対応するハウジ
ングフランジ４３３から第２のトリガー４３０のフラン
ジ４４０に形成された対応の支持孔内に延びている。第
１と第２のトリガーの各々は、弁装置３００を作動させ
るために独立して操作可能となっている。一方のトリガ
ーを回動させるために、他方のトリガーを回転させる必
要はない。つまり、このとき他方のトリガーは回動しな
い。代替的に、第１と第２のトリガーの一方を他方のト
リガー内に配設することなく、両方をハウジングに独立
して回動自在に取り付けてもよい。第１と第２のトリガ
ーは、好ましくは、作業者の疲労を低減するためにプラ
スチック材料にて人間工学に基づく輪郭に成形される。
代替的に前記トリガーは、金属材料から形成または鋳造
してもよい。一例として示す図４、５の２つの部品から
成る二重トリガー組立体は、供給装置のトリガー副組立
体またはトリガーモジュールを形成しており、これは、
比較的安価で、組立が単純、容易であり、操作上の信頼
性が高く、単一のトリガーガードにより保護することが
できる。
ガー４１０は第２のトリガー４３０内に配設されている
が、第２のトリガーを第１のトリガー内に配設してもよ
い。第１のトリガー４１０は、ハウジング内に取り付け
られている本体部材８００に形成された対応の凹所に回
動自在に支持された対応の取付タブ４２２を備えた弾性
フランジ４２０を有しており、第１のトリガー４１０は
タブ４２２を貫通する軸４１２を中心として回動自在と
なっている。第２のトリガー４３０は、ハウジングのフ
ランジ４３３に形成された対応の凹所４４２に回動自在
に支持されたピン４２４を備えた弾性フランジ４４０を
有しており、第２のトリガー４３０はピン４２４を貫通
する軸４３２を中心として回動自在となっている。既述
した２つの整合するハウジング部の組み立てに際してト
リガー装置は容易にハウジング内に取り付けることがで
きる。代替的に、ピン４２４の各々は、対応するハウジ
ングフランジ４３３から第２のトリガー４３０のフラン
ジ４４０に形成された対応の支持孔内に延びている。第
１と第２のトリガーの各々は、弁装置３００を作動させ
るために独立して操作可能となっている。一方のトリガ
ーを回動させるために、他方のトリガーを回転させる必
要はない。つまり、このとき他方のトリガーは回動しな
い。代替的に、第１と第２のトリガーの一方を他方のト
リガー内に配設することなく、両方をハウジングに独立
して回動自在に取り付けてもよい。第１と第２のトリガ
ーは、好ましくは、作業者の疲労を低減するためにプラ
スチック材料にて人間工学に基づく輪郭に成形される。
代替的に前記トリガーは、金属材料から形成または鋳造
してもよい。一例として示す図４、５の２つの部品から
成る二重トリガー組立体は、供給装置のトリガー副組立
体またはトリガーモジュールを形成しており、これは、
比較的安価で、組立が単純、容易であり、操作上の信頼
性が高く、単一のトリガーガードにより保護することが
できる。
【００１９】図１には、流体源（図示せず）からハウジ
ング１００の接続部１４０に配設されたコネクタ装置５
００へ流体を供給するための供給管路Ｓが図示されてい
る。コネクタ装置５００は管路集成体８００を介してノ
ズル２００に接続されており、管路集成体８００は弁装
置３００を介してノズル２００に接続されている。溶融
した接着剤用のアプリケータの実施形態では、管路集成
体８００は、金属等の熱伝導性材料から形成された本体
部材から成り、管路８２０と１または複数の加熱要素
（図示せず）を具備している。管路集成体８００は、代
替的に、電気コネクタ７００を介してハウジングに接続
された電気ケーブルによりハウジング外に配設された温
度制御装置に温度データを提供するための１または複数
の温度センサを具備していてもよい。管路集成体８００
はハウジング内に配設することが可能であり、かつ、弁
装置３００およびコネクタ装置５００に容易に接続する
ことができる。
ング１００の接続部１４０に配設されたコネクタ装置５
００へ流体を供給するための供給管路Ｓが図示されてい
る。コネクタ装置５００は管路集成体８００を介してノ
ズル２００に接続されており、管路集成体８００は弁装
置３００を介してノズル２００に接続されている。溶融
した接着剤用のアプリケータの実施形態では、管路集成
体８００は、金属等の熱伝導性材料から形成された本体
部材から成り、管路８２０と１または複数の加熱要素
（図示せず）を具備している。管路集成体８００は、代
替的に、電気コネクタ７００を介してハウジングに接続
された電気ケーブルによりハウジング外に配設された温
度制御装置に温度データを提供するための１または複数
の温度センサを具備していてもよい。管路集成体８００
はハウジング内に配設することが可能であり、かつ、弁
装置３００およびコネクタ装置５００に容易に接続する
ことができる。
【００２０】本実施形態において、コネクタ装置５００
はスイベルコネクタであり、ハウジング１００は供給管
路Ｓに対して回転または回動することができる。図６を
参照すると、コネクタ装置５００は管コネクタ５１０
と、ボールソケット集成体内に配設されたボール部５１
４を具備している。管コネクタには供給管路Ｓを接続す
るためのネジ部５１２が形成されている。ボールソケッ
ト集成体は、ボール座５２２とボール保持部５２４とを
具備している。ボール座とボール保持部との間には、環
状のシール部材５３０が配設されており、シール部材は
ボール部５１４の外周部の周囲に配設されてシール機能
を果たす。１つの実施形態において、シール部材はゴム
状の弾性材料から成るＯリングまたはクアドリングを具
備し、他の実施形態では、シール部材５３０は、バネに
より付勢されたカップシール５３０より成るシール部材
５３０とすることができる。カップシールは、カリフォ
ルニア州所在のフーロン(Furon) 社から市販されている
オムニシール(Omniseal 登録商標)103A に類似してい
る。ボールソケット集成体は、管路集成体８００の一部
と一体的に形成されたソケットハウジング５４０内に配
設されている。然しながら、ソケットハウジングは別部
材にて形成して管路集成体８００に取り付けてもよい。
ソケットハウジング５４０は、ボールソケット集成体を
配設するための空洞と、ソケットハウジング５４０内に
ボールソケット集成体を保持するための保持プレート５
４６とを有している。前記空洞は流体ポート５４４を含
んでいる。前記保持プレート５４６は、ポート孔５４８
を有している。板バネ、ディスクバネまたはコイルバネ
から成るバネ部材５５０がソケットハウジング５４０内
に配設されており、ボールソケット集成体を保持プレー
ト５４６へ付勢している。本実施形態では、ボール座５
２２およびボール保持部５２４は、供給管路Ｓと管路集
成体８００との間で良好な熱輸送を提供する軸受メタル
または他の金属から成る。代替的に、ボール座５２２お
よびボール保持部５２４をトーロン(Torlon 登録商標)
その他の合成樹脂から形成してもよい。ハウジング５４
０および保持プレート５４６は、同様に、熱を適用する
ために熱伝導性材料から形成することができる。１つの
実施形態では、スイベルコネクタは３６０°の回転を許
容し、かつ、約３０°から３５°の回動動作、或いは代
替的に、３５°から４０°の回動動作を許容する。保持
プレート５４６のポート孔５４８は、回動動作を大きく
するための斜面が形成されている。他の実施形態では、
ポート孔５４８は、１つの軸線に沿った回動動作の範囲
を大きくするために長円状の端部５４９を有している。
この構成は、供給装置を前後に回動させるために特に有
効である。代替的に、停止部材（図示せず）を設けて両
方向への回転動作の範囲を限定して、供給ケーブルが過
度に絡まることを防止してもよい。本実施形態では、供
給管路Ｓはネジが形成された接続部材Ｔを具備している
が、代替的に他の迅速係合、解除手段を具備してもよ
い。柔軟なブーツ９００は、代替的に、供給管路Ｓから
ハウジング１００を覆うように形成して、コネクタ装置
５００を流体の噴霧および粒子材料から保護してもよ
い。スイベル式のコネクタ装置５００は、こうして、大
きな動作範囲を提供し、かつ、ノズル２００から離反し
前記ハンドル部の接合部の近傍に配設されて、供給装置
をバランスよく保持することを可能とする。これは、ま
た、管路およびケーブルに邪魔されることを低減すると
ともに作業者の疲労を低減する。
はスイベルコネクタであり、ハウジング１００は供給管
路Ｓに対して回転または回動することができる。図６を
参照すると、コネクタ装置５００は管コネクタ５１０
と、ボールソケット集成体内に配設されたボール部５１
４を具備している。管コネクタには供給管路Ｓを接続す
るためのネジ部５１２が形成されている。ボールソケッ
ト集成体は、ボール座５２２とボール保持部５２４とを
具備している。ボール座とボール保持部との間には、環
状のシール部材５３０が配設されており、シール部材は
ボール部５１４の外周部の周囲に配設されてシール機能
を果たす。１つの実施形態において、シール部材はゴム
状の弾性材料から成るＯリングまたはクアドリングを具
備し、他の実施形態では、シール部材５３０は、バネに
より付勢されたカップシール５３０より成るシール部材
５３０とすることができる。カップシールは、カリフォ
ルニア州所在のフーロン(Furon) 社から市販されている
オムニシール(Omniseal 登録商標)103A に類似してい
る。ボールソケット集成体は、管路集成体８００の一部
と一体的に形成されたソケットハウジング５４０内に配
設されている。然しながら、ソケットハウジングは別部
材にて形成して管路集成体８００に取り付けてもよい。
ソケットハウジング５４０は、ボールソケット集成体を
配設するための空洞と、ソケットハウジング５４０内に
ボールソケット集成体を保持するための保持プレート５
４６とを有している。前記空洞は流体ポート５４４を含
んでいる。前記保持プレート５４６は、ポート孔５４８
を有している。板バネ、ディスクバネまたはコイルバネ
から成るバネ部材５５０がソケットハウジング５４０内
に配設されており、ボールソケット集成体を保持プレー
ト５４６へ付勢している。本実施形態では、ボール座５
２２およびボール保持部５２４は、供給管路Ｓと管路集
成体８００との間で良好な熱輸送を提供する軸受メタル
または他の金属から成る。代替的に、ボール座５２２お
よびボール保持部５２４をトーロン(Torlon 登録商標)
その他の合成樹脂から形成してもよい。ハウジング５４
０および保持プレート５４６は、同様に、熱を適用する
ために熱伝導性材料から形成することができる。１つの
実施形態では、スイベルコネクタは３６０°の回転を許
容し、かつ、約３０°から３５°の回動動作、或いは代
替的に、３５°から４０°の回動動作を許容する。保持
プレート５４６のポート孔５４８は、回動動作を大きく
するための斜面が形成されている。他の実施形態では、
ポート孔５４８は、１つの軸線に沿った回動動作の範囲
を大きくするために長円状の端部５４９を有している。
この構成は、供給装置を前後に回動させるために特に有
効である。代替的に、停止部材（図示せず）を設けて両
方向への回転動作の範囲を限定して、供給ケーブルが過
度に絡まることを防止してもよい。本実施形態では、供
給管路Ｓはネジが形成された接続部材Ｔを具備している
が、代替的に他の迅速係合、解除手段を具備してもよ
い。柔軟なブーツ９００は、代替的に、供給管路Ｓから
ハウジング１００を覆うように形成して、コネクタ装置
５００を流体の噴霧および粒子材料から保護してもよ
い。スイベル式のコネクタ装置５００は、こうして、大
きな動作範囲を提供し、かつ、ノズル２００から離反し
前記ハンドル部の接合部の近傍に配設されて、供給装置
をバランスよく保持することを可能とする。これは、ま
た、管路およびケーブルに邪魔されることを低減すると
ともに作業者の疲労を低減する。
【００２１】図８には、本実施形態による弁装置３００
の部分断面図が図示されている。弁装置３００は、オリ
フィス２２０を有するノズル２００に接続されている。
弁装置３００は、図１に示すように、管路集成体８００
とノズル２００を相互接続する。弁装置３００は弁本体
３１０を具備している。弁本体３１０には、流体入口ポ
ート３１２が配設されている。流体入口ポート３１２
は、内部空洞３１４に連通している。内部空洞３１４は
オリフィス２２０に連通している。弁ステム３２０が、
弁本体３１０の内部空洞３１４内に摺動自在に配設され
ており、かつ、流体がノズル２００から供給されること
を防止するために、バネ３３０によりノズル２００の弁
座２３０へ付勢された着座部材３２２を有している。弁
ステム３２０は、ブッシュ３４０により本体３１０内に
おいて位置決めされている。環状のシール部材３４２が
弁ステム３２０と弁本体３１０との間に配設されてい
る。シール材は、弁ステム３２０の周囲をシールするた
めに、ゴム状の弾性部材から成るＯリングまたはクアド
リングまたは上述した種のカップシールとすることがで
きる。バネ部材３３０は、弁本体３１０に連結されカバ
ー３５２により閉じられたバネ保持部３５０内に配設さ
れいる。弁装置３００は、分解組立が容易なボルトその
他の締結手段により管路集成体８００に連結されてい
る。図１を参照すると、弁アクチュエータ３６０に連結
された弁ステム３２０の端部３２４は、第１と第２のト
リガーの係合面４１６、４３６に係合可能な横断部材３
６２が配設されている。第１と第２のトリガー４１０、
４３０の何れか一方が回動すると、弁ステムがバネ部材
３３０の付勢力に対抗してスライドし、ノズル内で弁座
２３０から着座部材３２２が離反し、供給管路Ｓにより
供給された流体をオリフィス２２０から供給可能とな
る。
の部分断面図が図示されている。弁装置３００は、オリ
フィス２２０を有するノズル２００に接続されている。
弁装置３００は、図１に示すように、管路集成体８００
とノズル２００を相互接続する。弁装置３００は弁本体
３１０を具備している。弁本体３１０には、流体入口ポ
ート３１２が配設されている。流体入口ポート３１２
は、内部空洞３１４に連通している。内部空洞３１４は
オリフィス２２０に連通している。弁ステム３２０が、
弁本体３１０の内部空洞３１４内に摺動自在に配設され
ており、かつ、流体がノズル２００から供給されること
を防止するために、バネ３３０によりノズル２００の弁
座２３０へ付勢された着座部材３２２を有している。弁
ステム３２０は、ブッシュ３４０により本体３１０内に
おいて位置決めされている。環状のシール部材３４２が
弁ステム３２０と弁本体３１０との間に配設されてい
る。シール材は、弁ステム３２０の周囲をシールするた
めに、ゴム状の弾性部材から成るＯリングまたはクアド
リングまたは上述した種のカップシールとすることがで
きる。バネ部材３３０は、弁本体３１０に連結されカバ
ー３５２により閉じられたバネ保持部３５０内に配設さ
れいる。弁装置３００は、分解組立が容易なボルトその
他の締結手段により管路集成体８００に連結されてい
る。図１を参照すると、弁アクチュエータ３６０に連結
された弁ステム３２０の端部３２４は、第１と第２のト
リガーの係合面４１６、４３６に係合可能な横断部材３
６２が配設されている。第１と第２のトリガー４１０、
４３０の何れか一方が回動すると、弁ステムがバネ部材
３３０の付勢力に対抗してスライドし、ノズル内で弁座
２３０から着座部材３２２が離反し、供給管路Ｓにより
供給された流体をオリフィス２２０から供給可能とな
る。
【００２２】バネ部材３３０は、トリガーを解放したと
きに、着座部材３２２を弁座２３０へ着座させるのに十
分なバネ力を有している。着座部材３２２を着座させる
ために必要な力は、複数の要因により決定されるが、特
に流体の粘性、流量、オリフィス形状などの影響を受け
る。溶融した接着剤への応用例では、バネ力は１０から
１３ポンドである。上記バネ力に打ち勝つトリガーの作
動力または牽引力は、横断部材３６２に対するピボット
軸の配置を最適化することによるトリガーのてこの作用
により２から４ポンドに低減される。ハウジング１００
の内部寸法または形状は、てこの作用によるトリガーの
牽引力の程度を制限する。
きに、着座部材３２２を弁座２３０へ着座させるのに十
分なバネ力を有している。着座部材３２２を着座させる
ために必要な力は、複数の要因により決定されるが、特
に流体の粘性、流量、オリフィス形状などの影響を受け
る。溶融した接着剤への応用例では、バネ力は１０から
１３ポンドである。上記バネ力に打ち勝つトリガーの作
動力または牽引力は、横断部材３６２に対するピボット
軸の配置を最適化することによるトリガーのてこの作用
により２から４ポンドに低減される。ハウジング１００
の内部寸法または形状は、てこの作用によるトリガーの
牽引力の程度を制限する。
【００２３】ノズルを閉止するために必要なバネの付勢
力が低下すると、このバネ力に打ち勝ち着座部材３２２
を弁座から離反させるために必要なトリガーの牽引力も
比例して低下する。本実施形態では、バネ部材３３０の
バネ力は、実質的に釣り合った平衡型弁装置３００を提
供することにより最小とすることができる。弁装置３０
０は、弁座２３０での着座部材３２２の断面積Ａ１が、
シール部材３４２での弁ステム３２０の断面積Ａ２と等
しくなるとき平衡となる。着座部材３２２と弁ステム３
２０の断面積Ａ１、Ａ２の不釣り合いから生じる弁の不
平衡は、トリガーに与えられる付加的な牽引力により相
殺されなければならない。トリガーへの付加的な牽引力
は、弁座２３０へ着座部材３２２を着座させようとする
圧力に起因する不釣り合いを直接相殺するために必要と
なるか、或いは、弁座２３０から着座部材３２２を離反
させようとする圧力に起因する力に対抗するために強く
したバネ力から生じる不釣り合いを相殺するために必要
となる。バネ部材３３０に必要となるバネ力は、従っ
て、弁装置３００が平衡となるほど、それに比例して低
減され、かつ、弁装置が平衡となるとバネ力を最小とす
ることができる。
力が低下すると、このバネ力に打ち勝ち着座部材３２２
を弁座から離反させるために必要なトリガーの牽引力も
比例して低下する。本実施形態では、バネ部材３３０の
バネ力は、実質的に釣り合った平衡型弁装置３００を提
供することにより最小とすることができる。弁装置３０
０は、弁座２３０での着座部材３２２の断面積Ａ１が、
シール部材３４２での弁ステム３２０の断面積Ａ２と等
しくなるとき平衡となる。着座部材３２２と弁ステム３
２０の断面積Ａ１、Ａ２の不釣り合いから生じる弁の不
平衡は、トリガーに与えられる付加的な牽引力により相
殺されなければならない。トリガーへの付加的な牽引力
は、弁座２３０へ着座部材３２２を着座させようとする
圧力に起因する不釣り合いを直接相殺するために必要と
なるか、或いは、弁座２３０から着座部材３２２を離反
させようとする圧力に起因する力に対抗するために強く
したバネ力から生じる不釣り合いを相殺するために必要
となる。バネ部材３３０に必要となるバネ力は、従っ
て、弁装置３００が平衡となるほど、それに比例して低
減され、かつ、弁装置が平衡となるとバネ力を最小とす
ることができる。
【００２４】１つの実施形態において、弁アクチュエー
タ３６０は、弁ステム３２０に連結された本体３６１
と、ネジまたは他の締結手段により横断部材３６２に連
結されたアクチュエータステム３６４とを具備してい
る。横断部材３６２は、本体３６１に形成された長円形
状のスロット３６６内で移動可能となっており、アクチ
ュエータステムは、本体３６１に形成さた軸線方向のボ
ア内で移動可能となっている。バネ部材（図示せず）が
横断部材３６２およびアクチュエータステム３６４を本
体３６１の中心軸線に沿って弁装置３００へ付勢してい
る。トリガー４１０または４３０が横断部材３６２に係
合すると、横断部材３６２およびアクチュエータステム
３６４が前記バネ部材の付勢力に対抗して本体３６１に
対して移動して、本体３６１を移動させることなく電気
スイッチ７３０が作動する。電気スイッチ７３０が作動
した後、トリガー４１０または４３０を移動させ続ける
と、横断部材がスロット３６６の端部に係合し、弁ステ
ム３２０に連結された本体３６１が移動して、着座部材
３２２が弁座２３０から離反しノズルが開く。着座部材
３２２が弁座２３０から離反する前に、アクチュエータ
ステム３６４が移動して電気スイッチ７３０が作動す
る。１つの実施形態では、電気スイッチ７３０は、流体
供給管路Ｓから流体を供給するための流体供給ポンプ
（図示せず）および補助空気を供給するための空気供給
弁を作動させる。流体供給ポンプおよび空気供給弁は、
着座部材３２２を弁座２３０から離反させてノズルを開
く前に作動させておかなければならない。トリガーが解
放されると、アクチュエータステム３６４が電気スイッ
チ７３０の作動を停止させて、流体供給ポンプおよび空
気供給弁の作動が停止する前に、着座部材３２２が先ず
弁座２３０に着座してノズル２００を閉じる。
タ３６０は、弁ステム３２０に連結された本体３６１
と、ネジまたは他の締結手段により横断部材３６２に連
結されたアクチュエータステム３６４とを具備してい
る。横断部材３６２は、本体３６１に形成された長円形
状のスロット３６６内で移動可能となっており、アクチ
ュエータステムは、本体３６１に形成さた軸線方向のボ
ア内で移動可能となっている。バネ部材（図示せず）が
横断部材３６２およびアクチュエータステム３６４を本
体３６１の中心軸線に沿って弁装置３００へ付勢してい
る。トリガー４１０または４３０が横断部材３６２に係
合すると、横断部材３６２およびアクチュエータステム
３６４が前記バネ部材の付勢力に対抗して本体３６１に
対して移動して、本体３６１を移動させることなく電気
スイッチ７３０が作動する。電気スイッチ７３０が作動
した後、トリガー４１０または４３０を移動させ続ける
と、横断部材がスロット３６６の端部に係合し、弁ステ
ム３２０に連結された本体３６１が移動して、着座部材
３２２が弁座２３０から離反しノズルが開く。着座部材
３２２が弁座２３０から離反する前に、アクチュエータ
ステム３６４が移動して電気スイッチ７３０が作動す
る。１つの実施形態では、電気スイッチ７３０は、流体
供給管路Ｓから流体を供給するための流体供給ポンプ
（図示せず）および補助空気を供給するための空気供給
弁を作動させる。流体供給ポンプおよび空気供給弁は、
着座部材３２２を弁座２３０から離反させてノズルを開
く前に作動させておかなければならない。トリガーが解
放されると、アクチュエータステム３６４が電気スイッ
チ７３０の作動を停止させて、流体供給ポンプおよび空
気供給弁の作動が停止する前に、着座部材３２２が先ず
弁座２３０に着座してノズル２００を閉じる。
【００２５】ハンドル部Ｈおよび胴部Ｂの内部空間に断
熱材を配設して、ハウジング１００内に取り付けられた
加熱された構成要素の断熱を改善してもよい。一例とし
て、加熱された本体部材８００と、スイベル式のコネク
タ装置５００と、弁装置３００の表面に断熱コーティン
グ８５０を設けることができる。更に、断熱コーティン
グ８５０をハウジング１００の内表面に適用して更に断
熱性を高めてもよい。図１は、図を見易くするために、
加熱された構成要素の一部およびハウジングの一部のみ
に断熱コーティング８５０が設けられているように図示
されている。この目的のために有効な断熱コーティング
材料はセラミックテープ、断熱性のポリマー、およびセ
ラミック複合材料などが含まれる。セラミック複合材料
は、ミズリー州所在のセントルイスファクトリーサプラ
イ社(St. Louis Factory Supply,Inc.,) から市販され
ているミラクルサーム(Miracle Therm 登録商標) が一
例として挙げられる。０．０１５ｉｎのマイクロサーム
液体を加熱される要素およびハウジングの内面に塗布す
ることによりＲ−２０相当の断熱が得られる。更に、加
熱された要素とハウジングとの間の隙間にも断熱材を充
填してもよい。この目的に効果的な充填式の断熱材は、
マサチューセッツ州所在のクレーン社(CraneCo.,)から
市販されているノーメックス ４５０(Nomex 450 登録
商標) やクレーングラス２３０(Craneglas 230 登録商
標) などの不織布断熱材や、イリノイ州所在のアイミー
テック社(Imi-Tech)から市販されているソリミド(Solim
ide 登録商標) などの断熱フォーム材料である。更に他
の実施形態では、ハウジング内の加熱された構成要素か
ら断熱するために、ハウジングのハンドグリップ部の外
面に断熱材を補助断熱材または代替的な断熱材として配
設してもよい。断熱材をハウジングのハンドグリップに
一体的に形成し、或いは、着脱可能な断熱カバーとして
配設することができる。着脱自在の断熱カバーの場合に
は、容易に冷却することや、該カバーおよび供給装置の
補修が容易になる。ハンドグリップ部の外面に設けられ
た断熱材は、また、把持性能を改善しかつ衝撃抵抗を高
める。
熱材を配設して、ハウジング１００内に取り付けられた
加熱された構成要素の断熱を改善してもよい。一例とし
て、加熱された本体部材８００と、スイベル式のコネク
タ装置５００と、弁装置３００の表面に断熱コーティン
グ８５０を設けることができる。更に、断熱コーティン
グ８５０をハウジング１００の内表面に適用して更に断
熱性を高めてもよい。図１は、図を見易くするために、
加熱された構成要素の一部およびハウジングの一部のみ
に断熱コーティング８５０が設けられているように図示
されている。この目的のために有効な断熱コーティング
材料はセラミックテープ、断熱性のポリマー、およびセ
ラミック複合材料などが含まれる。セラミック複合材料
は、ミズリー州所在のセントルイスファクトリーサプラ
イ社(St. Louis Factory Supply,Inc.,) から市販され
ているミラクルサーム(Miracle Therm 登録商標) が一
例として挙げられる。０．０１５ｉｎのマイクロサーム
液体を加熱される要素およびハウジングの内面に塗布す
ることによりＲ−２０相当の断熱が得られる。更に、加
熱された要素とハウジングとの間の隙間にも断熱材を充
填してもよい。この目的に効果的な充填式の断熱材は、
マサチューセッツ州所在のクレーン社(CraneCo.,)から
市販されているノーメックス ４５０(Nomex 450 登録
商標) やクレーングラス２３０(Craneglas 230 登録商
標) などの不織布断熱材や、イリノイ州所在のアイミー
テック社(Imi-Tech)から市販されているソリミド(Solim
ide 登録商標) などの断熱フォーム材料である。更に他
の実施形態では、ハウジング内の加熱された構成要素か
ら断熱するために、ハウジングのハンドグリップ部の外
面に断熱材を補助断熱材または代替的な断熱材として配
設してもよい。断熱材をハウジングのハンドグリップに
一体的に形成し、或いは、着脱可能な断熱カバーとして
配設することができる。着脱自在の断熱カバーの場合に
は、容易に冷却することや、該カバーおよび供給装置の
補修が容易になる。ハンドグリップ部の外面に設けられ
た断熱材は、また、把持性能を改善しかつ衝撃抵抗を高
める。
【００２６】既述した本発明の説明から当業者は現在最
善の形態の本発明を実施、使用することができるが、本
発明の精神と範囲とを逸脱することなく、種々の変形、
組合、修正、および、等価物をなすことが可能である。
本発明は、従って、ここに開示された実施形態に限定さ
れず、請求の範囲により決定される。
善の形態の本発明を実施、使用することができるが、本
発明の精神と範囲とを逸脱することなく、種々の変形、
組合、修正、および、等価物をなすことが可能である。
本発明は、従って、ここに開示された実施形態に限定さ
れず、請求の範囲により決定される。
【図１】本発明実施形態による手持ち式流体供給装置の
部分断面図である。
部分断面図である。
【図２】図１において矢視線ｂ−ｂに沿う断面図であ
る。
る。
【図３】図１において矢視線ｃ−ｃに沿う断面図であ
る。
る。
【図４】本発明実施形態によるトリガー装置の部分側面
図である。
図である。
【図５】図４のトリガー装置の部分正面図であり、流体
供給装置の一部が一点鎖線で示されている。
供給装置の一部が一点鎖線で示されている。
【図６】本発明実施形態によるスイベル式コネクタ装置
の部分断面図である。
の部分断面図である。
【図７】図６のコネクタ装置の平面図である。
【図８】本発明実施形態による平衡型弁装置およびノズ
ルの部分断面図である。
ルの部分断面図である。
【図９】本発明実施形態による流体を供給するノズルの
および断熱ブーツの部分断面図である。
および断熱ブーツの部分断面図である。
【図１０】他の実施形態による流体を供給するノズルの
および断熱ブーツの部分断面図である。
および断熱ブーツの部分断面図である。
１００…ハウジング １１０…第１の本体部分 １２０…第２の本体部分 １３０…トリガーガード ２００…ノズル ２３０…弁座 ３００…弁装置 ３２２…着座部材 ３２４…弁ステム ４００…トリガー装置 ５００…コネクタ装置
Claims (20)
- 【請求項１】 流体源から流体を供給するための手持ち
式の供給装置において、 第１の本体部分と第２の本体部分とを有するハウジング
と、 流体供給源に接続され流体を供給するためのノズルと、 前記ノズルと前記流体供給源とを相互接続するようにハ
ウジング内に配設され、前記ノズルにより供給される流
体を制御するために作動可能な弁装置と、 前記ハウジングの一側部に配設され、前記弁装置を作動
させる第１のトリガーと、 前記ハウジングにおいて前記第１のトリガーと同じ側部
に配設され前記弁装置を作動させる第２のトリガーとを
具備し、 前記第１のトリガーは、前記ハウジングの第１の本体部
分がハンドグリップとして用いられるときに前記弁装置
を作動させるために使用可能であり、前記第２のトリガ
ーが、前記ハウジングの第２の本体部分がハンドグリッ
プとして用いられるときに前記弁装置を作動させるため
に使用可能となっている手持ち式流体供給装置。 - 【請求項２】 前記第１のトリガーが前記第２のトリガ
ーに組み込まれており、前記第１のトリガーが前記ハウ
ジングに対して回動自在に連結され、前記第２のトリガ
ーが前記ハウジングに対して回動自在に連結されてお
り、前記第１のトリガーが前記第２のトリガーと独立し
て作動可能となっている請求項１に記載の供給装置。 - 【請求項３】 更に、流体供給管路を前記ノズルに接続
するためのコネクタ装置を具備し、前記コネクタ装置
が、ボールソケット内に配設されたボール部を有する管
コネクタを有しており、前記ボールソケットが前記ボー
ル部の外面の周囲に配設されたシール部材を有してお
り、前記シール部材が、ボール座とボール保持部との間
に配設されており、前記コネクタが前記ボールソケット
に対して回転および回動自在となっている請求項１に記
載の供給装置。 - 【請求項４】 前記ハウジングの第１の本体部分がハン
ドルであり、前記ハウジングの第２の本体部分が、前記
ハンドルから延設され流体供給端部を有する胴であり、
前記ハウジングが、更に、前記胴とハンドルの間を相互
接続するように配設されたトリガー保護部材を具備し、
前記トリガー保護部材が前記第１と第２のトリガーを囲
繞する請求項１に記載の供給装置。 - 【請求項５】 前記トリガー保護部材が、前記ハンドル
から前記ノズルへ空気供給管を配管するために、前記ノ
ズルの近傍にポート孔を有している請求項４に記載の供
給装置。 - 【請求項６】 前記弁装置が、前記ノズルを閉止するた
めにバネ部材により弁座に付勢された着座部材を有する
弁ステムを備えており、着座部材を前記弁座に着座させ
るために必要なバネ力が、前記弁装置が平衡となるほ
ど、それに比例して低減される請求項１に記載の供給装
置。 - 【請求項７】 弁ステムの断面積が、弁座における着座
部材の断面積に実質的に等しくなっており、以て、実質
的に平行な弁装置が構成される請求項６に記載の供給装
置。 - 【請求項８】 前記流体が溶融した接着剤であり、 前記装置が、更に、 前記第１の本体部分と前記第２の本体部分とを相互接続
し、前記第１のトリガーと前記第２のトリガーとを囲繞
するトリガー保護部材であって、前記ハンドルから前記
ノズルへ空気供給管を配管するために、前記ノズルの近
傍にポート孔を有する中空部材から成るトリガー保護部
材と、 前記流体源に接続され加熱された管路集成体であて、前
記弁装置が前記加熱された管路集成体を前記ノズルに接
続して成る管路集成体と、 流体供給源を前記加熱された管路集成体に接続するため
のコネクタ装置であって、ボールソケット内に配設され
たボール部を有する管コネクタを有しており、前記ボー
ルソケットが前記ボール部の外面の周囲に配設されたシ
ール部材を有しており、前記シール部材が、ボール座と
ボール保持部との間に配設されており、前記コネクタが
前記ボールソケットに対して回転および回動自在となっ
ている請求項６に記載の供給装置。 - 【請求項９】 前記第１の本体部分と第２の本体部分
が、ハウジングモジュールを形成し、前記第１のトリガ
ーと前記第２のトリガーがトリガーモジュールを形成
し、前記加熱された管路集成体が加熱された管路モージ
ュールを形成し、前記弁装置が弁モジュールを形成し、
前記コネクタ装置がコネクタモジュールを形成している
請求項８に記載の装置。 - 【請求項１０】 更に、加熱された構成要素を断熱する
ために前記ハウジング内に配設された断熱材を具備する
請求項８に記載の装置。 - 【請求項１１】 流体源から流体を供給するための手持
ち式の供給装置において、 第１の本体部分と第２の本体部分とを有するハウジング
と、 流体供給源に接続され、流体を供給するためのノズル
と、 前記ノズルと前記流体供給源とを相互接続するようにハ
ウジング内に配設され、前記ノズルを閉止するためにバ
ネ部材により弁座に付勢された着座部材を有する弁ステ
ムを備えており、着座部材を前記弁座に着座させるため
に必要なバネ力が、前記弁装置が平衡となるほど、それ
に比例して低減されている弁装置と、 前記ノズルを開くために、前記着座部材を前記バネ部材
の付勢力に対抗して前記弁座から離反させて前記ノズル
から流体を供給可能とするトリガー装置とを具備する手
持ち式流体供給装置。 - 【請求項１２】 前記弁ステムの断面積が、弁座におけ
る着座部材の断面積に実質的に等しくなっており、以
て、実質的に平行な弁装置が構成される請求項１１に記
載の供給装置。 - 【請求項１３】 前記トリガー装置が、前記ハウジング
の一側部に配設され前記弁装置を作動させる第１のトリ
ガーと、 ハウジングにおいて前記第１のトリガーと同じ側部に配
設され前記弁装置を作動させる第２のトリガーとを具備
し、 前記第１のトリガーは、前記ハウジングの第１本体部分
がハンドグリップとして用いられるときに前記弁装置を
作動させるために使用可能であり、前記第２のトリガー
が、前記ハウジングの第２の本体部分がハンドグリップ
として用いられるときに前記弁装置を作動させるために
使用可能となっている請求項１２に記載の流体供給装
置。 - 【請求項１４】 前記第１のトリガーが前記第２のトリ
ガーに組み込まれており、前記第１のトリガーが前記ハ
ウジングに対して回動自在に連結され、前記第２のトリ
ガーが前記ハウジングに対して回動自在に連結されてお
り、前記第１のトリガーが前記第２のトリガーと独立し
て作動可能となっている請求項１３に記載の供給装置。 - 【請求項１５】 前記ハウジングの第１の本体部分がハ
ンドルであり、前記ハウジングの第２の本体部分が、前
記ハンドルから延設され流体供給端部を有する胴であ
り、前記ハウジングが、更に、前記胴とハンドルの間を
相互接続するように配設されたトリガー保護部材を具備
し、前記トリガー保護部材が前記第１と第２のトリガー
を囲繞する請求項１３に記載の供給装置。 - 【請求項１６】 前記トリガー保護部材が、前記ハンド
ルから前記ノズルへ空気供給管を配管するために、前記
ノズルの近傍にポート孔を有している請求項１５に記載
の供給装置。 - 【請求項１７】 更に、流体供給源を前記加熱された管
路集成体に接続するためのコネクタ装置であって、ボー
ルソケット内に配設されたボール部を有する管コネクタ
を有しており、前記ボールソケットが前記ボール部の外
面の周囲に配設されたシール部材を有しており、前記シ
ール部材が、ボール座とボール保持部との間に配設され
ており、前記コネクタが前記ボールソケットに対して回
転および回動自在となっている請求項１１に記載の供給
装置。 - 【請求項１８】 前記流体が溶融した接着剤であり、 前記装置が、更に、 前記第１の本体部分と前記第２の本体部分とを相互接続
し、前記第１のトリガーと前記第２のトリガーとを囲繞
するトリガー保護部材であって、前記ハンドルから前記
ノズルへ空気供給管を配管するために、前記ノズルの近
傍にポート孔を有する中空部材から成るトリガー保護部
材と、 前記流体源に接続され加熱された管路集成体であて、前
記弁装置が前記加熱された管路集成体を前記ノズルに接
続して成る管路集成体と、 流体供給源を前記加熱された管路集成体に接続するため
のコネクタ装置であって、ボールソケット内に配設され
たボール部を有する管コネクタを有しており、前記ボー
ルソケットが前記ボール部の外面の周囲に配設されたシ
ール部材を有しており、前記シール部材が、ボール座と
ボール保持部との間に配設されており、前記コネクタが
前記ボールソケットに対して回転および回動自在となっ
ている請求項１３に記載の供給装置。 - 【請求項１９】 前記第１の本体部分と第２の本体部分
が、ハウジングモジュールを形成し、前記第１のトリガ
ーと前記第２のトリガーがトリガーモジュールを形成
し、前記加熱された管路集成体が加熱された管路モージ
ュールを形成し、前記弁装置が弁モジュールを形成し、
前記コネクタ装置がコネクタモジュールを形成している
請求項１８に記載の装置。 - 【請求項２０】 更に、加熱された構成要素を断熱する
ために前記ハウジング内に配設された断熱材を具備する
請求項１８に記載の装置。
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