JPH1043501A - ドレーン分離装置 - Google Patents
ドレーン分離装置Info
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- JPH1043501A JPH1043501A JP21923496A JP21923496A JPH1043501A JP H1043501 A JPH1043501 A JP H1043501A JP 21923496 A JP21923496 A JP 21923496A JP 21923496 A JP21923496 A JP 21923496A JP H1043501 A JPH1043501 A JP H1043501A
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- Sampling And Sample Adjustment (AREA)
- Vaporization, Distillation, Condensation, Sublimation, And Cold Traps (AREA)
Abstract
とができるようにし、ドレーンが分析計へ混入するのを
防ぐ。 【解決手段】 ドレーンセパレータ4で分離されたドレ
ーンおよびクーラ14で分離されたドレーンはドレーン
ポット8に入り、排出口10から排出される。測定ガス
導入ラインの負圧が上昇した場合、水封ブレークパイプ
30から水封用内パイプ22aのドレーンが安全ポット
16aに吸い上げられる。Q1<Q2に設定されている
ので、水封用内パイプ22a内の全ドレーンが安全ポッ
ト16aに吸引されたところで負圧が破られる。
Description
燃焼排ガスを測定ガスとして分析計に導入する導入ライ
ンに設けられ、その測定ガス中の水分を除去するための
ドレーン分離装置に関するものである。
示す。煙道ガスなどの測定ガスは例えば250℃程度の
飽和湿度の状態にある。そのような測定ガスが、導入パ
イプ2により、フィルタ5を備え、気密状態にある室温
のドレーンセパレータ4へ導かれる。ドレーンセパレー
タ4では測定ガスの温度が250℃程度から室温まで低
下することにより結露した水分が除去されるとともに、
フィルタ5により固形分も除去される。ドレーンセパレ
ータ4で除去された水分は第1のドレーン排出パイプ6
によってドレーンポット8へ排出される。ドレーンポッ
ト8では底部から所定の高さに排出口10が設けられて
いて、余剰ドレーンは排出される。ドレーンポット8に
は一定量のドレーン12が溜められており、ドレーン排
出パイプ6の下端はそのドレーン12中に浸されてい
る。
ンセパレータ4の上端の5℃程度に保たれたクーラ14
に導かれている。クーラ14では、冷却により分離され
たドレーンが安全ポット16で受けられ、第2のドレー
ン排出パイプ18を経てドレーンポット12に排出され
る。安全ポット16も気密状態に保たれ、ドレーン排出
パイプ18の上端には安全ポット16の内部の上部でク
ーラ14から分離されたドレーンを受ける受け口20を
備え、ドレーン排出パイプ18の下端はドレーンポット
8内に設けられた水封用内筒22内のドレーンに浸され
ている。水封用内筒22のドレーンの量CC1は安全ポ
ット16内の下部から受け口20までの距離で決まる容
量CC2よりも小さく設定されている。クーラ14を経
た測定ガスの導入路は開閉弁24を経てポンプ26で分
析計につながっている。
で冷されてドレーンが除去された後、クーラ14で再び
冷却されてドレーンが除去された後、分析計へ導かれて
分析に供される。ドレーンセパレータ4で除去されたド
レーンと、クーラ14で除去されたドレーンがともにド
レーンポット8へ排出される。
上昇したり、導入パイプ2が詰ったりすることにより、
測定ガス導入ラインの負圧が上昇したとき、水封用内筒
22内のドレーンが安全ポット16へ吸引される。安全
ポット16の容量CC2が水封用内筒22のドレーンの
量CC1より大きく設定されていることにより、水封用
内筒22のドレーンがなくなってドレーン排出パイプ1
8が大気と導通し、負圧を破る。これにより、分析計へ
ドレーンが混入するのを防いでいる。
合は、上記のように安全ポット16が機能し、負圧を破
ってドレーンが分析計へ混入するのを防止することがで
きる。しかし、負圧が徐々に上昇した場合には、クーラ
14で除去されたドレーンがドレーン排出パイプ18内
に入り、そのドレーンが水封用内筒22内のドレーンの
量に加算されて安全ポット16に溜ることになる結果、
水封用内筒22で大気と導通しなくなり、負圧を破るこ
とができなくなる。その結果、ドレーンが安全ポット1
6から分析計内部に混入する不都合が生じる。そこで、
本発明は負圧が徐々に上昇した場合でも負圧を破ること
ができるようにし、ドレーンが分析計へ混入するのを防
ぐことを目的とするものである。
ガスを分析計に導入する導入ラインに設けられたクーラ
と、そのクーラで分離されたドレーンを気密状態の安全
ポットで受けてドレーンポットへ排出するドレーン分離
装置において、ドレーンを安全ポット内で受けてドレー
ンポットへ排出するドレーン排出パイプは安全ポット内
の上部でクーラから流出するドレーンをドレーン排出パ
イプの上端の受け口で受けるとともに、そのドレーン排
出パイプの下端が大気に開放されたドレーンポットのド
レーンに浸されており、安全ポット内の下部には新たに
設けた水封ブレークパイプの上端が設けられ、その水封
ブレークパイプの下端がドレーンポット内に設けられた
水封用内パイプの一定量のドレーンを介して大気に開放
されており、安全ポット内でのドレーン排出パイプの受
け口と水封ブレークパイプの上端との距離で決まる安全
ポットの容量がドレーンポット内の水封用内パイプの一
定量よりも大きく設定されている。
ン排出パイプとは別に、水封ブレークパイプを設けたの
で、測定ガス導入ラインの負圧が徐々に上昇した場合で
も、その間にクーラで分離されたドレーンはドレーン排
出パイプを経てドレーンポットに排出されるので、水封
用内パイプの一定量のドレーンの量に負圧が上昇してい
る期間のドレーンの量が加算されることがない。そのた
め、水封用内パイプの一定量が安全ポット内に吸引され
たときに、測定ガス導入ラインの負圧が破られ、ドレー
ンが分析計に混入するのを防止することができる。
には同一の符号を用いる。煙道ガスなどの測定ガスは、
例えば250℃程度の飽和湿度の状態にあり、導入パイ
プ2により、フィルタ5を備え、気密状態にある室温の
ドレーンセパレータ4へ導かれる。ドレーンセパレータ
4では測定ガスの温度が250℃程度から室温まで低下
することにより結露した水分が除去されるとともに、フ
ィルタ5により固形分も除去される。ドレーンセパレー
タ4で除去された水分は第1のドレーン排出パイプ6に
よってドレーンポット8へ排出される。ドレーンポット
8では底部から所定の高さに排出口10が設けられてい
て、余剰ドレーンは排出される。ドレーンポット8には
一定量のドレーン12が溜められており、ドレーン排出
パイプ6の下端はそのドレーン12中に浸されている。
保たれたクーラ14に導かれている。クーラ14で冷却
されて測定ガスから分離されたドレーンが安全ポット1
6aで受けられる。ドレーンを安全ポット16a内で受
けてドレーンポット8へ排出する第2のドレーン排出パ
イプ18aは、その上端に安全ポット16a内の上部で
クーラ14から流出するドレーンを受ける受け口20を
備えており、ドレーン排出パイプ18aの下端は大気に
開放されたドレーンポット10のドレーン12に浸され
ている。
けた水封ブレークパイプ30の上端が設けられ、水封ブ
レークパイプ30の下端がドレーンポット8内に設けら
れた水封用内パイプ22aの一定量のドレーンを介して
大気に開放される。
プ18aの受け口20と水封ブレークパイプ30の上端
との距離で決まる安全ポットの容量Q2が、ドレーンポ
ット8内の水封用内パイプ22aの一定量Q1よりも大
きく設定されている。
レーンセパレータ4で分離されたドレーンおよびクーラ
14で分離されたドレーンはドレーンポット8に入り、
排出口10から排出される。ポンプ26の上流側、すな
わち測定ガス導入ラインは負圧状態であり、ドレーン排
出パイプ6,18a及び水封ブレークパイプ30にはそ
の負圧に対応した高さまでドレーンが吸い上げられてい
る。
合、水封ブレークパイプ30から水封用内パイプ22a
のドレーンが安全ポット16aに吸い上げられる。Q1
<Q2に設定されているので、水封用内パイプ22a内
の全ドレーンが安全ポット16aに吸引されたところで
負圧が破られる。その結果、ポンプ26によってドレー
ンが分析計へ吸い込まれることは避けられる。
たクーラ14でのドレーンは、ドレーン排出パイプ18
aを経てドレーンポット8へ排出されるので、水封用内
パイプ22aのドレーンに加算されることはなく、水封
用内パイプ22a内の全ドレーンが安全ポット16aに
吸引されたところで負圧が破られる。これはドレーン排
出パイプ18aとは別に水封ブレークパイプ30を設け
たためである。
ットへのドレーン排出パイプとは別に、下端がドレーン
ポット内に設けられた水封用内パイプの一定量のドレー
ンを介して大気に開放される水封ブレークパイプを設
け、安全ポットの容量がドレーンポット内の水封用内パ
イプの一定量よりも大きく設定したので、測定ガス導入
ラインの負圧が徐々に上昇した場合でも、その間にクー
ラで分離されたドレーンはドレーン排出パイプを経てド
レーンポットに排出され、水封用内パイプの一定量のド
レーンの量に負圧が上昇している期間のドレーンの量が
加算されることがなくなり、水封用内パイプの一定量が
安全ポット内に吸引されたときに、測定ガス導入ライン
の負圧が破られ、ドレーンが分析計に混入するのを防止
することができる。
る。
Claims (1)
- 【請求項1】 煙道排ガスの測定ガスを分析計に導入す
る導入ラインに設けられたクーラと、そのクーラで分離
されたドレーンを気密状態の安全ポットで受けてドレー
ンポットへ排出するドレーン分離装置において、 前記安全ポット内の上部でクーラから流出するドレーン
をドレーン排出パイプの上端の受け口で受けるととも
に、そのドレーン排出パイプの下端が大気に開放された
ドレーンポットのドレーンに浸されており、 前記安全ポット内の下部にはドレーン排出パイプとは別
に設けられた水封ブレークパイプの上端が配置され、そ
の水封ブレークパイプの下端がドレーンポット内に設け
られた水封用内パイプの一定量のドレーンを介して大気
に開放されるようになっており、 前記安全ポット内でのドレーン排出パイプの受け口と水
封ブレークパイプの上端との距離で決まる安全ポットの
容量がドレーンポット内の前記水封用内パイプの一定量
よりも大きく設定されていることを特徴とするドレーン
分離装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21923496A JP3799672B2 (ja) | 1996-07-31 | 1996-07-31 | ドレーン分離装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21923496A JP3799672B2 (ja) | 1996-07-31 | 1996-07-31 | ドレーン分離装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1043501A true JPH1043501A (ja) | 1998-02-17 |
JP3799672B2 JP3799672B2 (ja) | 2006-07-19 |
Family
ID=16732317
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP21923496A Expired - Fee Related JP3799672B2 (ja) | 1996-07-31 | 1996-07-31 | ドレーン分離装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3799672B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010054443A (ja) * | 2008-08-29 | 2010-03-11 | Horiba Ltd | 排ガス測定装置および排ガス測定方法 |
JP2021015028A (ja) * | 2019-07-11 | 2021-02-12 | 株式会社島津製作所 | ガス分析装置 |
-
1996
- 1996-07-31 JP JP21923496A patent/JP3799672B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010054443A (ja) * | 2008-08-29 | 2010-03-11 | Horiba Ltd | 排ガス測定装置および排ガス測定方法 |
JP2021015028A (ja) * | 2019-07-11 | 2021-02-12 | 株式会社島津製作所 | ガス分析装置 |
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Publication number | Publication date |
---|---|
JP3799672B2 (ja) | 2006-07-19 |
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