JPH1042225A - テレビジョン受信機の曇り止め構造 - Google Patents

テレビジョン受信機の曇り止め構造

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JPH1042225A
JPH1042225A JP21434196A JP21434196A JPH1042225A JP H1042225 A JPH1042225 A JP H1042225A JP 21434196 A JP21434196 A JP 21434196A JP 21434196 A JP21434196 A JP 21434196A JP H1042225 A JPH1042225 A JP H1042225A
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一夫 米田
Hiroyuki Isozaki
博之 磯崎
Hiroaki Watanabe
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡易な方法で、しかも曇り止め効果を長時間
持続させるとともに、長期間の使用においても曇り止め
効果が低下しないテレビジョン受信機の曇り止め構造を
提供する。 【解決手段】 テレビジョン受信機の液晶画面21に、
該液晶画面21と接着可能な粘着層61と、親水性物質
からなる防曇層62と、この防曇層に向けてのみ通気性
を有する表面保護層63とからなる防曇フィルム6を貼
着する。これにより、水蒸気の水滴Sは、表面保護層6
3から防曇層62へ通気されて、防曇層62の親水性物
質に順次吸着・吸収されることとなり、液晶画面21の
曇りが防止される。また、仮に親水性物質が飽和状態に
達しても、水蒸気の水滴Sは、表面保護層63と防曇層
62と間に膜状に保持されるため、やはり液晶画面21
の曇りが防がれる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明はテレビジョン受信
機の曇り止め構造に関し、さらに詳細には、例えば、浴
室内等に配設されるテレビジョン受信機の湯気による曇
りを防止する技術に関する。
【0002】
【従来の技術】近頃では、浴室等の湯水を使用する場所
にテレビジョン受信機が設置される場合があるが、この
ような湯水を使用する場所に設置されるテレビジョン受
信機においては、湯水の使用時に、湯気となって立ちの
ぼった水蒸気の水滴がテレビジョン受信機の画面上に付
着することによって画面に曇りを生じ、その結果、テレ
ビジョン画像が見辛くなるという問題がある。
【0003】そのため、浴室内にテレビジョン受信機を
設置する者は、そのような曇りを除去するために、曇り
が生じる度毎に湯水や石鹸水をかけて曇りの元となる水
滴を流し落としたりしているが、この方法では比較的短
時間の間に再び水蒸気の水滴が画面上に付着してしま
い、入浴中にテレビジョンを見ているような場合には、
画面が曇る度にこの作業を何度も繰り返す必要があり、
根本的な曇り除去とはなり得なかった。
【0004】そこで、最近では、親水性物質の水分吸着
作用(親水作用)を利用して、例えば、テレビジョン受
信機の画面上に親水性物質を塗布するといった曇り止め
処理が提案されている。つまり、この方法では、湯気と
なって立ちのぼりテレビジョン受信機の画面に付着した
水蒸気の水滴は、当該画面上に塗布された親水性物質に
吸着ないし吸収され、それによってテレビジョン受信機
の画面の曇りが防止される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の方法では、一時的な曇り止め効果は期待でき
るものの曇り止め効果の持続時間が短かいという問題が
ある。
【0006】すなわち、上述のようにテレビジョン受信
機の画面に親水性物質を塗布する方法では、湯水や石鹸
水をかける場合に比べると、ある程度の曇り止め効果の
持続が見込まれるものの、浴室のように湯水を大量に使
用する環境下で、しかも画面等に直接湯水がかかるよう
な場合には、親水性物質の親水作用も比較的短時間に飽
和状態に達してしまう。そのため、このような曇り止め
方法でも、結果的には曇り止め効果の持続時間も十分に
満足の行くものとはならず、やはり従来と同様に、入浴
中にテレビジョン受信機の画面が曇ってしまうという問
題は解消できなかった。
【0007】しかも、このようにテレビジョン受信機の
画面に親水性物質を塗布するだけでは耐久性の問題を生
じ、長期間にわたる使用では親水性物質が部分的に剥離
ないしは劣化等してしまい、均一かつ安定した曇り止め
効果が得られなかった。
【0008】本発明はかかる従来の問題点に鑑みてなさ
れたものであって、その目的とするところは、簡易な方
法で、しかも曇り止め効果を長時間持続させるととも
に、長期間の使用においても曇り止め効果が低下しない
テレビジョン受信機の曇り止め構造を提供することにあ
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明のテレビジョン受信機の曇り止め構造は、テ
レビジョン受信機の画面上に防曇フィルムが貼着されて
なるテレビジョン受信機の曇り止め構造であって、上記
防曇フィルムは、下層に上記テレビジョン受信機の画面
と接着可能な粘着層が形成され、中間層に親水性物質か
らなる防曇層が形成され、最外層に上記防曇層に向けて
のみ通気性を有する表面保護層が形成されてなることを
特徴とする。
【0010】そして、ここで使用される防曇フィルムと
しては、上記粘着層および表面保護層が柔軟性シートの
形態とされ、これらの間に親水性物質が薄膜状に塗布さ
れてなる防曇層が形成されていることが好ましい。
【0011】そのため、本テレビジョン受信機の曇り止
め構造においては、テレビジョン受信機の画面上に防曇
フィルムを貼着しておくことにより、湯気として立ちの
ぼった水蒸気の水滴が、表面保護層から防曇層へ通気さ
れて、防曇層を形成する親水性物質に順次吸着・吸収さ
れ、画面上の曇りが防がれる。そして、親水性物質が飽
和状態に達すると、今度は、表面保護層を通過した水蒸
気の水滴は、防曇層と表面保護層の間に膜状にほぼ均一
な状態で保持される。そのため、親水性物質の飽和量を
越えて水蒸気の水滴が表面保護層を通過しても、そのよ
うな余分な水分は防曇層と表面保護層の間に保持される
ので、この場合においても画面上の曇りが防止される。
【0012】また、本発明においては、親水性物質(防
曇層)上に表面保護層が形成されるので、親水性物質の
剥離・劣化が防止され、耐久性に優れた曇り止め構造を
実現できる。
【0013】 〔発明の詳細な説明〕
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて説明する。
【0014】本発明に係るテレビジョン受信機の曇り止
め構造は、湯水を使用する場所(例えば浴室や洗面所
等)に設置されるテレビジョン受信機の曇り止め構造に
関し、図1ないし図5においては、特に、曇り止め処理
を行うテレビジョン受信機としてテレビジョン受信機付
きリモートコントローラ(以下「テレビリモコン」と称
する)1を使用した場合について説明する。
【0015】このテレビリモコン1は、テレビジョン受
信機と、風呂釜やシャワー等に湯水を供給する給湯器
(図示せず)を遠隔制御するリモートコントローラとを
上下に配置して一体化させたものであって、図1に示す
ように、テレビ受信部2とリモコン部3を収容してなる
装置本体4に、化粧枠5を装着することにより構成され
る。
【0016】そして、このテレビリモコン1は、図2に
示すように、浴室の壁Wに穿設された貫通孔Wa内に嵌
挿されるステーパイプ73を介して屋外に配設される配
線接続用の屋外カバー11と連結される。この連結にあ
たっては、壁Wとの接触部にパッキン71,72が介装
される。また、上記ステーパイプ73内には、テレビリ
モコン1と屋外カバーとを接続する導線12が配設さ
れ、この導線12によってテレビリモコン1に電源が供
給される一方、テレビリモコン1のリモコン部3からの
制御信号が上記給湯器に伝送される。
【0017】また、テレビリモコン1のテレビ受信部2
は、従来周知のカラー液晶画面21を備えたテレビジョ
ン受信機で構成され、図3に示すように、上記化粧枠5
の表面にテレビ受信部2の操作用の各種スイッチ等2a
〜2eが配設されている。すなわち、図示例において
は、テレビ受信部2の電源をオン・オフする電源スイッ
チ2a、チャンネル切替え用のチャンネルスイッチ2
b、音量調節用の音量スイッチ2c、上記液晶画面21
の明るさの調整用の輝度スイッチ2d、およびテレビ音
声を発するスピーカ2e等が設けられている。
【0018】同様にテレビリモコン1のリモコン部3
も、従来周知のリモートコントローラで構成され、上記
化粧枠5の表面に遠隔制御用の各種スイッチ等3a〜3
eが配設されている。すなわち、図示例では、該リモコ
ン部3の運転をオン・オフする運転スイッチ3a、他の
リモートコントローラのブザーを鳴らすための呼出スイ
ッチ3b、浴槽内への湯の落とし込みを自動的に行わせ
るための自動運転スイッチ3c、浴槽内の湯温を上下さ
せるための温度設定スイッチ3d、浴槽内の湯量や湯温
等を表示する表示画面3e等が設けられている。なお、
51は図1に示すように開閉可能な隠し蓋であり、この
隠し蓋51内には上記3a〜3e以外の種々の遠隔制御
用のスイッチ(例えば、給湯温度の設定スイッチ等)が
配設されている。
【0019】そして、本発明においては、上記テレビリ
モコン1が上述のように浴室内に設置されることから、
このテレビリモコン1の液晶画面21に曇り止め処理が
施される。つまり、この曇り止め処理は、図1に示すよ
うに、テレビリモコン1の組み立て時に、予め防曇フィ
ルム6を液晶画面21上に貼着することにより行われ
る。
【0020】具体的には、テレビリモコン1の製造段階
における上記装置本体4への化粧枠5の装着前に、テレ
ビ受信部2の液晶画面21を構成するディスプレイパネ
ル22の表面のほぼ全面にわたって防曇フィルム6が貼
着される。なお、このディスプレイパネル22として通
常はアクリル樹脂製の透明パネルが用いられることか
ら、上記防曇フィルム6は、このディスプレイパネル2
2に傷防止処理が施された後に貼着される。
【0021】ここで、このようにして製造されたテレビ
リモコン1の内部を簡略化した側面断面図を図4に示
す。この図4にも示されるように、ディスプレイパネル
22の全面にわたって防曇フィルム6が貼着されるとと
もに、その上から化粧枠5が装着されている。つまり、
ここでは、上記防曇フィルム6の周縁部6aが化粧枠5
の画面用開口部5aの周縁部の下部に位置されており、
上記防曇フィルム6は、周縁部6aからの剥離が防止さ
れている。なお、図4において、23はテレビ受信部2
の電子部品が配設されたプリント基板で、33はリモコ
ン部3の電子部品が配設されたプリント基板を示してい
る。また、テレビ受信部2およびリモコン部3はそれぞ
れ図示しない防水処理が施されている。
【0022】以上のように、本発明をテビリモコン1に
適用する場合には、曇り止め処理がテレビリモコン1の
製造段階で予め施こされることから、上述のしたような
テレビリモコン1の浴室への取付け時には、設置業者は
曇り止め処理に関する特別の工程を必要とせずに容易に
施工し得る。
【0023】ところで、この防曇フィルム6は透明な薄
い膜状のフィルム(例えば厚さ120ミクロン程度)と
され、図5(a) に示すように、下層に液晶画面21と接
着可能な粘着性を有する粘着層61が形成されるととも
に、中間層に親水性物質からなる防曇層62が形成さ
れ、さらに最外層に上記防曇層62に向けてのみ通気性
を有する表面保護層63が形成されている。
【0024】そして、この防曇フィルム6は、柔軟性を
有するシート状に形成された粘着層61および表面保護
層63の間に、親水性物質を薄膜状に塗布することによ
り防曇層62が形成されている。具体的には、防曇フィ
ルム6の各層61〜63は、粘着層61がシート状に形
成されたアクリル系樹脂、防曇層62が薄膜状に塗布さ
れたトリアセテート樹脂、さらに表面保護層63がシー
ト状に形成され、かつ一方向(防曇層62に向かう方
向)にのみ通気性を有するポリエチレン樹脂とされる。
【0025】そのため、図5(a) の矢符に示すように、
上記液晶画面21に防曇フィルム6の粘着層61を押し
当てることにより、防曇フィルム6が液晶画面21に容
易に貼着され得る。その際、防曇フィルム6は柔軟性を
有するシート状の粘着層61等から構成されることから
フィルム全体としても柔軟性を有し、上記液晶画面21
に多少の凹凸があっても防曇フィルム6を密着状に貼り
付けることが可能であり、上記液晶画面21の形状に合
わせて確実に防曇フィルム6を貼着できる。
【0026】しかも、防曇層62の外側に表面保護層6
3が形成されることから、従来のように画面上に直接親
水性物質を塗布するだけの場合に比べて耐久性の面にお
いて優れている。したがって、本発明の場合において
は、防曇層62の外側に表面保護層63を設けたことに
よって、長期間の使用により親水性物質からなる防曇層
62が部分的あるいは全体的に剥離するという事態を防
ぐことができ、長期間にわたり均一で安定した曇り止め
効果の持続が見込まれる。
【0027】しかして、このように粘着層61、防曇層
62、表面保護層63の三層から構成される防曇フィル
ム6の曇り止め作用を以下に説明する。なお、ここで図
5(b) に示す符号Sは水蒸気の水滴を示すものとする。
【0028】すなわち、図5(b) に示すように、浴室内
で湯気として立ちのぼった水蒸気の水滴Sは、表面保護
層63から防曇層62へ通気されて防曇層62を形成す
る親水性物質に順次吸着される。その際、水滴Sは親水
性物質の親水作用によって、該親水性物質が飽和状態に
達するまで順次防曇層62内に吸収され、液晶画面21
の湯気による曇りが防がれる。
【0029】そして、この親水性物質が飽和状態に達し
てもなお水蒸気の水滴Sが発生しているような場合に
は、表面保護層63を通過した水蒸気の水滴Sは、上記
防曇層62の表面62aと表面保護層63の裏面63a
の間に形成された微小空間X内に導かれて、この微小空
間X内に保持される。つまり、親水性物質に吸収しきれ
ない余分の水分は防曇層62と表面保護層63との間に
膜状にほぼ均一な状態で保持される。
【0030】なお、その際、表面保護層63の通気方向
は、上述したように一方向(防曇層62に向かう方向)
とされることから、一旦この防曇層62と表面保護層6
3との間に保持された水分が表面保護層63の通気方向
に抗して外部に流出することはなく、したがって、この
ように親水性物質が飽和状態に達した場合においても、
余分な水分が防曇層62と表面保護層63との間にむら
なく保持され、液晶画面21が曇ることはない。
【0031】以上より、上記防曇フィルム6を貼着して
なる液晶画面21は、防曇層62の親水性物質が飽和状
態に達した場合においても曇ることがないため、たとえ
湯水を大量に使用する環境下で、しかも液晶画面21に
直接湯水がかかるような場合においても該液晶画面21
の曇りが防止され、かつ曇り止め効果も長時間にわたっ
て持続される。
【0032】なお、上述した実施形態はあくまでも、本
発明の好適な実施形態を示すためのものであって、本発
明はこれに限定されることなく、その範囲内で種々設計
変更可能である。
【0033】例えば、上記の説明においては、液晶画面
21への防曇フィルム6の貼着作業がテレビリモコン1
の製造段階で行われるとしたが、防曇フィルム6の貼着
はテレビリモコン1の浴室への施工後に行うことも可能
である。なお、その場合、上記防曇フィルム6の粘着層
61のさらに下層に、該粘着層61と着脱可能な剥離層
を設けておいて(図示省略)、防曇フィルム6の貼着時
にこの剥離層を剥離するようにしておくことが好まし
い。
【0034】また、上述の例においては、防曇フィルム
6の各層61〜63が、それぞれアクリル系樹脂、トリ
アセテート樹脂、ポリエチレン樹脂とされているが、こ
れらの各層61〜63はいずれもこれらの樹脂に限られ
ることなく、それぞれ同じ作用効果を奏する他の物質に
代替可能である。
【0035】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明のテレビジ
ョン受信機の曇り止め構造は、テレビジョン受信機の画
面上に、上記画面に接着可能な粘着層と、親水性物質か
らなる防曇層と、上記防曇層に向けてのみ通気性を有す
る表面保護層が形成された防曇フィルムが貼着されてな
ることから、曇りの原因となる水蒸気の水滴は表面保護
層を通過して防曇層に吸着・吸収される。また、その一
方で、防曇層の親水性物質が飽和状態となっても、水蒸
気の水滴は防曇層と表面保護層との間に保持される。
【0036】そのため、本発明のテレビジョン受信機の
曇り止め構造によれば、長時間にわたって曇り止め効果
が持続し、しかも、防曇層が表面保護層によって保護さ
れているため長期間の使用においても均一で安定した曇
り止め効果が得られる。
【0037】しかも、曇り止め処理が上述のようにテレ
ビジョン受信機の画面に防曇フィルムを貼着するだけで
済むことから、簡易に曇り止め処理を行うことができ、
ひいては曇り止め処理がなされるテレビジョン受信機の
製造コストを安価に抑えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るテレビジョン受信機の曇り止め構
造を適用したテレビリモコンの製造工程の一例を示す分
解斜視図である。
【図2】同テレビリモコンの浴室への施工状態を示す側
面図である。
【図3】同テレビリモコンの外観を示す正面図である。
【図4】図3のIV-IV 線に沿って内部構造を簡略化して
示す断面図である。
【図5】本発明に係るテレビジョン受信機の曇り止め構
造の防曇フィルムを示し、図5(a) は該防曇フィルムの
貼付方法を示す側面拡大断面図であり、図5(b) は該防
曇フィルムの親水作用を説明する側面拡大断面図であ
る。
【符号の説明】
1 テレビリモコン 2 テレビ受信部 21 液晶画面(画面) 3 リモコン部 4 装置本体 5 化粧枠 6 防曇フィルム 6a 周縁部 61 粘着層 62 防曇層 63 表面保護層 S 水滴
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 米田 一夫 兵庫県神戸市中央区江戸町93番地 株式会 社ノーリツ内 (72)発明者 磯崎 博之 愛知県小牧市大字上末2233番地の1 愛知 カシオ株式会社内 (72)発明者 渡邊 弘明 愛知県小牧市大字上末2233番地の1 愛知 カシオ株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 テレビジョン受信機の画面上に防曇フィ
    ルムが貼着されてなるテレビジョン受信機の曇り止め構
    造であって、 上記防曇フィルムは、下層に上記テレビジョン受信機の
    画面と接着可能な粘着層が形成され、中間層に親水性物
    質からなる防曇層が形成され、最外層に上記防曇層に向
    けてのみ通気性を有する表面保護層が形成されてなるこ
    とを特徴とするテレビジョン受信機の曇り止め構造。
  2. 【請求項2】 上記粘着層および表面保護層が柔軟性シ
    ートの形態とされ、これらの間に親水性物質が薄膜状に
    塗布されてなる防曇層が形成されたことを特徴とする請
    求項1に記載のテレビジョン受信機の曇り止め構造。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2008211554A (ja) * 2007-02-27 2008-09-11 Tokyo Gas Co Ltd 浴室tvシステム
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