JPH1040206A - データ通信装置 - Google Patents

データ通信装置

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JPH1040206A
JPH1040206A JP19722596A JP19722596A JPH1040206A JP H1040206 A JPH1040206 A JP H1040206A JP 19722596 A JP19722596 A JP 19722596A JP 19722596 A JP19722596 A JP 19722596A JP H1040206 A JPH1040206 A JP H1040206A
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JP
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mode
address
command
communication
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JP19722596A
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English (en)
Inventor
Tsutomu Mitsuyoshi
勉 三▲吉▼
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ホスト機器に対してデイジーチェーン状に接
続されている機器のアドレスを自動的に付与することが
できなかったり、できたとしても機器毎にハードウェア
を変えなくてはならなかった。 【解決手段】 モード決定手段92が初期コマンド受信
モードであるときは、SW回路115を開いた状態にし
ておくことで、下位機器であるビデオカメラ4に情報が
伝達されないようにしておき、コマンドを受信したら、
情報種別判定手段96で初期設定コマンドであることを
確認し、アドレス獲得手段97で付与されたアドレスを
獲得し、SW回路115を閉じ、ビデオカメラ4へコマ
ンドが伝達されるようにする。こうすることで、各機器
に一意的にアドレスを付与することが可能になる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、データ通信を行う
装置に関するものであり、特に1台の通信ホストに対し
て複数の通信機器がデイジーチェーン状に接続される通
信システムを構成するデータ通信装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、通信のホスト機器(通信ホスト)
に対して周辺機器がデイジーチェーン状に接続され、ホ
スト機器と周辺機器間で通信が行われるという通信方式
の代表的なものにSCSI(Small Computer System In
terface)があるが、この方式においては、各機器のア
ドレスを設定するのにユーザーがあらかじめディップス
イッチ等で設定しなくてはならなかった。
【0003】また、機器のアドレスを自動設定するため
に技術として特開平5−37535号公報のようなもの
があるが、機器毎にパワーオンリセット時間をハードウ
ェアで別々に設定してアドレスを付与しなくてはならな
いものであった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】以上に示した従来の技
術においては、以下のような課題があった。
【0005】SCSI方式においては、ユーザーが各機
器に対してアドレスをマニュアルで設定しなくてはなら
ないため、手間がかかり、また誤って同じアドレスを違
う機器に設定してしまったために通信ができない等とい
った不都合が生じることがある。
【0006】また、特開平5−37535号公報のよう
な方式では、機器毎にパワーオンリセット時間を決定す
るハードウェアを変えなくてはならず、大量生産には向
かないものである。
【0007】そこで、本発明は上記課題を解決し、ホス
ト機器に対してデイジーチェーン方式で接続された周辺
機器のアドレス付与を自動的に行い、またハードウェア
を各機器で変更する必要のないデータ通信装置を提供す
ることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、モード決定手段がアドレス設定モードであ
るとき、情報遮断手段が情報を遮断して下位の機器に情
報が伝送されないようにしておき、情報を受信したら、
アドレス獲得手段で付与されたアドレスを獲得し、情報
遮断手段の遮断をやめるように構成したものである。
【0009】これにより、アドレス付与を自動的に行う
データ通信装置が得られる。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明のデータ通信装置は、通信
ホストからの情報を受信する情報受信手段と、情報受信
手段に入力された情報をそのまま下位の機器に送出する
場合と、下位の機器に情報が届かないように遮断する場
合とを切り替える情報遮断手段と、現在の情報受信モー
ドが、アドレス設定モードか通常情報受信モードかを決
定し、アドレス設定モードにおいては情報遮断手段に対
して情報を遮断するように指示するモード決定手段と、
アドレス設定モードである場合に、情報受信手段が受信
した情報に含まれるアドレス情報を付与されるべきアド
レスとして受信して記憶し、通常情報受信モードに変更
させるアドレス獲得手段と、通常情報受信モードである
場合に、情報受信手段が受信した情報に含まれるアドレ
ス情報をアドレス獲得手段が記憶しているアドレス情報
と比較し、一致した場合のみ受信した情報を有効とする
アドレス比較手段とを具備する。これにより、通信ホス
トに近い上位の機器から順次アドレスを自動に設定でき
る。
【0011】また、本発明は、上記発明に加えて、情報
受信手段から得られた情報の種別が所定のものでない場
合、アドレス獲得手段に対してアドレス情報を付与され
るべきアドレスとして受信させないように指示する情報
種別判定手段を具備する。これにより、間違ったアドレ
スが付与されることを防ぐことができる。
【0012】また、本発明は、上記発明に加えて、情報
受信手段が通信ホストからの情報を受信していない時間
を測定し、通信停止時間が所定の時間を越えた場合に、
モード決定手段に対して情報受信モードをアドレス設定
モードに切り替えさせるタイマ手段を具備する。これに
より、アドレスを自動に再設定することができる。
【0013】また、本発明は、上記発明に加えて、前方
機器または通信ホストとの接続が切断されたことを検出
し、情報受信モードをアドレス設定モードに切り替えさ
せる前方切断検出手段、または後方機器との接続が切断
されたことを検出し、情報受信モードをアドレス設定モ
ードに切り替えさせる後方切断検出手段を具備する。こ
れにより、接続状態の変化に対しても対応することがで
きる。
【0014】以下、本発明の実施の形態について図面を
参照しながら説明する。図1は本発明の一実施の形態に
よるデータ通信装置としてのビデオカメラを複数台と、
パーソナルコンピュータ(以下、PCと称す)とを接続
したときのシステム構成を示す図であり、1は通信ホス
トであるPCで、2〜4は本実施の形態で定めるデータ
通信機能を持ったビデオカメラであり、PC1に一番近
い装置がビデオカメラ2、2番目がビデオカメラ3、3
番目がビデオカメラ4となり、PC1(通信ホスト)に
近い装置を上位の装置と称し、反対を下位の装置と称す
る。つまり、ビデオカメラ2はビデオカメラ3に比べて
上位にあり、ビデオカメラ4はビデオカメラ3に比べて
下位にあるということになる。なお、本実施の形態では
PC1を通信のホストとして説明するが、実際はPCに
限ったものではなく、システム内に1台の通信ホストが
存在すればよく、また接続されているビデオカメラも本
実施の形態では3台として説明するが、実際は1台〜3
2台まで接続することが可能で、後述する通信プロトコ
ルを変更すれば接続可能な機器数をさらに増やすことも
可能である。
【0015】本実施の形態のシステムにおいては、PC
1が接続されているビデオカメラに対して初期設定とし
てアドレスを付与し、付与したアドレスを使って各ビデ
オカメラにコマンドを送出したり、各ビデオカメラが再
生する画像情報を読み出したりすることができる。ユー
ザーはPC1を操作することで各ビデオカメラの操作を
行ったり、各ビデオカメラが再生する画像を見たり加工
したりすることができる。
【0016】図2はビデオカメラ3の内部構成を示すブ
ロック図であり、11は画像情報等を記録しておく磁気
テープ、12は磁気テープ11を格納するカセット、1
3は磁気テープ11を駆動し、映像データや音声データ
やシステムデータを記録、再生する記録再生回路で、1
4は画像をディジタルデータとして取り込むカメラ部、
15は音声を取り込んでディジタル音声信号にして出力
するマイク部、16はカメラ部14に取り込まれたディ
ジタル画像データを符号化し、マイク部15から得られ
るディジタル音声データと共に記録再生回路13へ出力
したり、記録再生回路13が出力する符号化された映像
データを復号し、音声データと共に画像を出力する信号
処理部である。
【0017】ここで、磁気テープ11、カセット12
と、磁気テープ11上への信号の記録方式は、HDディ
ジタルVCR協議会が定めた民生用ディジタルVCRの
SD規格(以下、DV規格と称す)によるものとする
が、VHS規格や8mm規格のようなアナログの記録方
式であっても信号処理部16の内部処理においてディジ
タル画像データを扱うような構成にすれば問題はなく、
また本実施の形態においては記録媒体を磁気テープとし
ているが、フラッシュメモリ等の半導体メモリや、磁気
ディスクや光磁気ディスクや光ディスク等のディスク装
置など少なくとも画像情報が記録できる媒体であれば問
題はなく、機能は制限される(画像の記録はできない)
が再生専用の記録媒体であっても実現可能である。
【0018】17は液晶などとその駆動回路からなり、
信号処理部16から出力された画像情報を表示する表示
部で、18は信号処理部16から得られる音声データを
アナログ信号に変換して出力する音声出力部、19は再
生、停止等のVTRの機能やズーム等のカメラの機能に
関するユーザーの意図を入力する入力部、20は入力部
19からの指示を受け、記録再生回路13、信号処理部
16の動作を制御し、表示部17に信号処理部からの画
像とは別に文字等の表示を行わせるシステム制御部で、
21はPC1からのコマンドを受信し、システム制御部
20に指示を出力したり、PC1に対して画像情報やシ
ステム制御部20の持つ情報を出力したりする通信制御
部、22は通信制御部21の指示に従って、信号処理部
16から出力されるディジタル画像データを記憶する画
像メモリ、23は前方機器であるビデオカメラ2や後方
機器であるビデオカメラ3と接続され、装置内の電圧レ
ベルと通信線上の電圧レベルとをコンバートするハード
ウェア等からなる通信インターフェースである。システ
ム制御部20と通信制御部21は一般にはワンチップマ
イクロコンピュータと組み込みソフトウェアからなる場
合が多く、本実施の形態においてもワンチップマイクロ
コンピュータと組み込みソフトウェアからなるものとす
る。なお、ビデオカメラ2、4についても同一の構成で
あるものとする。
【0019】ビデオカメラ3は通常のビデオカメラとし
ての機能と、静止画通信装置としての機能を持つが、ま
ずビデオカメラとして使用する場合の動作として、動画
像の撮影時、磁気テープ11の再生時について説明す
る。
【0020】撮影モードがユーザーによって選択されて
いるという情報が入力部19よりシステム制御部20に
入力されているとき、カメラ部14は受像した画像をデ
ィジタル画像データとして信号処理部16に出力し、マ
イク部15は1/30秒間のディジタル音声データを一
つの単位として信号処理部16に出力する。信号処理部
16では入力されたディジタル画像データに対して符号
化処理を行い、ディジタル音声データと共にエラー訂正
符号の付加処理等を行って記録再生回路13に出力す
る。また同時に符号化処理を行わない画像データを表示
部17に送り、表示部17はD/A変換してアナログ信
号にして液晶画面に表示させる。音声データは音声出力
部18には送らない。
【0021】ユーザーが入力部19より撮影の指示を入
力したら、システム制御部20が記録再生回路13に指
示し、磁気テープ11を駆動させて信号処理部16より
入力される信号を記録させることによって撮影が行われ
る。
【0022】再生モードがユーザーによって選択されて
いるという情報が入力部19よりシステム制御部20に
入力されているとき、カメラ部14の機能は停止し、信
号処理部16は記録再生回路13の出力を受ける。記録
再生回路13からの出力がない場合は表示部17に対し
てブルーバック(画面全体が青色)の信号を送り、音声
出力部18には何も送らない。
【0023】システム制御部20は、入力部19より再
生の指示が入力されると、記録再生回路13に指示をし
て磁気テープ11を駆動させ、磁気テープ11上に記録
されている映像データ、音声データを再生させる。信号
処理部16は再生された映像、音声データを受け、それ
ぞれのデータのエラー訂正処理や映像データの復号化等
を行い、撮影モード時と同様にディジタル画像データを
表示部17に送り液晶画面に表示させ、また、ディジタ
ル音声データを音声出力部18に送って音声を出力させ
る。同時にシステム制御部20は表示部17に信号を送
り、再生中である旨を再生画像にスーパーインポーズさ
せて表示させる。
【0024】入力部19より停止の指示が入力されたと
きは、システム制御部20が停止の指示を記録再生回路
13に送り、磁気テープ11の駆動を停止させ、信号処
理部16の画像出力をブルーバックにさせる。再生中と
同様に表示部17には停止している旨の表示をさせる。
【0025】次に、静止画通信装置としての動作の概略
を説明する。PC1と各ビデオカメラを接続する接続線
は、いわゆるRS−232C規格に準拠した調歩同期式
のシリアルインターフェースで、一般的なPCのシリア
ルポートと接続することになるが、使用する信号線は接
地線(以下、GNDと称す)、後方→前方の信号線(以
下、RXと称する)、前方→後方の信号線(以下、TX
と称する)の3線で、基本的に他の信号線は使用しな
い。
【0026】本実施の形態におけるシステムでは、通信
ホストであるPC1が通信をコントロールするので、ビ
デオカメラの方から通信を開始することはなく、初期状
態(通信が行われていない状態)から通信を開始する際
には、PC1がアドレス付与のためのコマンドを送信す
る。接続されている各ビデオカメラのアドレス付与が終
了したら、PC1は通常のコマンドを送信することがで
きる。コマンドは大きく分けて3種類あり、初期設定コ
マンドと、通信速度変更コマンドと、機器制御コマンド
とに分かれる。
【0027】それぞれのコマンドの詳細は後述するが、
各コマンドは通信インターフェース23を通して通信制
御部21が受信して解析し、機器制御コマンドであれば
システム制御部20に信号を送り、再生、停止などの機
器制御を行う。静止画データ要求コマンドを受信したと
きは、再生中の静止画データを保持している画像メモリ
22にアクセスし、得られた静止画データをPC1に送
信する。このようにして通信機能が実現される。
【0028】次に、本実施の形態におけるビデオカメラ
とPC1との通信で使用されるプロトコルについて説明
する。一般性を持たせるために、通信においてPC1の
立場の機器を通信ホスト、各ビデオカメラの立場の機器
を通信デバイスと称することにする。
【0029】物理層は前述したようにいわゆるRS−2
32C規格に準拠したもので、通信速度は9600bp
s(bps:bits per second=1秒あたりに送信するビッ
ト数)を標準にして、19200bpsと38400b
psとが存在する。
【0030】次にリンク層について説明する。本実施の
形態におけるプロトコルにおいて使用されるパケットの
構造は、図3に示すような構造になっている。図3は本
発明の一実施の形態における通信プロトコルで使用され
るパケットの構造を示す図である。
【0031】31はSOH(Start of Header)で、パ
ケットの開始を表すコード(01h)が入る(8ビッ
ト)。32はDA(Device Address)で、通信デバイス
のアドレスを示す。デバイスアドレスは80h〜9Fh
とし、1台のデバイスに対して1つの値が設定されるた
め、前述したように本実施の形態におけるシステムにお
いては32台までしか通信デバイスを接続できないが、
デバイスアドレスとして許される値の範囲を変えてやる
ことで、最大256台まで通信デバイスを接続するプロ
トコルにすることが可能である(8ビット)。33には
DAのビット反転したものが入り、DAが正しいかどう
かを確認するのに用いる。
【0032】34はDL(Data Length)で、後述する
コマンド/データ部のデータ長を表し、バイナリ16ビ
ットで下位8ビットを先に、上位8ビットを後に送信す
る。35はDT(Data Type)で、後述するコマンド/
データ部の内容の種類を示す(8ビット)。DTの内容
については図4に示す。図4はDTの内容を示すマップ
図である。41(最上位ビット)はC/R(コマンド/
レスポンス)ビットで、通信ホストから出力されるパケ
ットである場合は0となり、通信デバイスから出力され
るパケットの場合は1となる。42はデータ種別で、
(表1)にDTの値とコマンド/データ部の内容との対
応を示す。
【0033】
【表1】
【0034】36はコマンド/データ部で、後述するコ
マンドや、データを格納する。長さはDLによって指定
されるので、任意の長さ(0〜65535バイト)が可
能である。37はエラーチェックのための16ビットC
RC(Cyclic Redundancy Check)であり、いわゆるC
RC−CCITT方式のものを用いる。適用範囲は38
で示すようにDL〜コマンド/データ部とする。
【0035】次にトランザクション層について説明す
る。図5は、正常にコマンドが通信された時の通信ホス
トと通信デバイスとのパケットのやりとりを示す図であ
る。本プロトコルにおいては、通信ホストは1度に1台
の通信デバイスとしか通信ができない。また、通信デバ
イス同士の通信はできない。
【0036】図5において、通常のコマンドのやりとり
は、通信ホストから出力されるコマンドによって開始さ
れ、コマンドパケットの内容(DA)によって指定され
たデバイスはCRCを検査して通信に誤りがなければA
CKコードを通信ホストに対して出力する。ACKコー
ドは06h(8ビット)で表される。続いてデバイスは
コマンドパケットを受信して100ms以内にレスポン
スのパケットを返す。デバイスはレスポンスを出力する
前にACKを出力しなくてはならないので、当然ACK
も100ms以内に返答する必要がある。
【0037】デバイスからのレスポンスを受け取ったホ
ストは、やはりCRCを検査して誤りがなければACK
コードを返答する。ACKコードはデバイスの出力する
ものと同じであり、通信ホストはレスポンスを受け取っ
て100ms以内にACKを出力しなくてはならない。
そして、このACKをもって一連の通信が終了すること
になる。
【0038】また、図5はコマンドパケット、レスポン
スパケットが共に正常に通信された場合の例であった
が、正常に通信されなかった場合の例を図6、図7に示
す。図6は、通信ホストから出力されるコマンドに誤り
があった場合の通信ホストと通信デバイスとのパケット
のやりとりを示す図であり、図7はデバイスが出力する
レスポンスに誤りがあった場合の通信ホストと通信デバ
イスとのパケットのやりとりを示す図である。
【0039】図6において、ホストからのコマンドが正
常に受信されなかった(CRC値が一致しなかった)場
合、デバイスはACKコードを出力するかわりにNAK
コードを出力する。NAKコードは15h(8ビット)
で表される。NAKコードを受信したホストは、100
ms以内にコマンドを再送する。デバイスは再送された
パケットが正しければACKコードを出力し、通常の通
信を継続する。再送されたパケットがまた誤っていた場
合は再びNAKコードを返し、再送を要求することにな
るが、デバイスは正しいパケットが受信できるまでNA
Kを返答し続けなくてはならない。ホストは所定の回数
以上NAKを受信したら通信を諦めてもよい。通信を諦
める時は100ms以上の時間NAKに対する再送を行
わないようにする。
【0040】図7において、デバイスからのレスポンス
が正常に受信されなかった(CRC値が一致しなかっ
た)場合、ホストは先ほどと同様ACKコードを出力す
るかわりにNAKコードを出力する。NAKコードを受
信したデバイスは、100ms以内にレスポンスを再送
する。ホストは再送されたパケットが正しければACK
コードを出力し、通常の通信を継続する。再送されたパ
ケットがまた誤っていた場合は再びNAKコードを返
し、再送を要求することになるが、デバイスはNAKを
受信した場合は必ずレスポンスの再送をしなくてはなら
ない。ホストは所定の回数以上NAKを送信したら通信
を諦めてもよい。通信を諦める時は100ms以上の時
間誤ったレスポンスパケットに対するNAKコードの送
信を行わないようにする。
【0041】また、コマンドパケット中のSOH、DA
及びそのビット反転が誤った場合、全てのデバイスはA
CKもNAKも出力してはならない。レスポンスパケッ
ト中のSOH31、DA32及びそのビット反転が誤っ
た場合、ホストは原則としてNAKを出力し、再送を要
求する。
【0042】以上のようにして、ホストとデバイスとの
コマンドとレスポンスのやりとりが行われる。なお、後
述する静止画データコマンドがホストから出力された場
合、レスポンスに対するACK出力後、デバイスは静止
画データパケットを送信し、1パケット送信終了したら
ホストはACKを返し、デバイスが1画面分の静止画デ
ータパケットを送信し、ホストがそのパケットに対する
ACKを出力した時点で通信が終了する。静止画データ
パケットに誤りが含まれていた場合はコマンド、レスポ
ンスと同様にホストがNAKを出力し、デバイスが再送
を行う。静止画データコマンドの詳細は後述する。
【0043】次にコマンドの種類について説明する。コ
マンドは大きく分けて3種類あり、初期設定コマンド
と、通信速度変更コマンドと、機器制御コマンドとに分
かれる。初期設定コマンドは、通信が成立していない状
態(以下、初期状態と称す)において通信を開始するた
めに使用されるコマンドで、アドレスの付与と対応して
いる通信速度の調査を行う。通信速度変更コマンドは通
常初期設定コマンドの直後に使用され、通信速度の設定
を行う。機器制御コマンドは機器制御、静止画データ転
送要求、接続確認に用いられる。
【0044】なお、デバイスは3秒以上ホストからの通
信が行われない(検出できない)状態が継続するか、ま
たは前方機器の接続が切断されたと検出された時に初期
状態になる。詳細は後述する。
【0045】まず、初期設定コマンドについて説明す
る。初期状態においてホストは接続されているデバイス
のアドレスを設定する必要があるため、初期設定コマン
ドを送信する。図8は初期設定コマンドパケットの内容
を示す図であり、32はDA、33はDAのビット反転
で、初期設定コマンドにおいてはこの値でアドレスを設
定する。つまり、デバイスは受信した初期設定コマンド
のDAを自分のアドレスとする。34はDLで、初期設
定コマンドのコマンド/データ部は後述するように1バ
イトであるので、0001hが入ることになる。35は
DTで、初期設定コマンドのDTは(表1)に示される
ように01hとなる。51は対応速度を示し、各ビット
のセット(1)リセット(0)でホストが対応している
速度を示すことにしている。各ビットに割り当てられて
いる速度を(表2)に示す。
【0046】
【表2】
【0047】初期設定コマンドを受信したデバイスは初
期設定レスポンスを送信するが、DT、対応速度以外は
全て初期設定コマンドの値と同一になる。DTは(表
1)に示しているように81hとなり、対応速度はホス
トが対応している速度で、かつ自身も対応している速度
に対応しているビットをセットするようにしてレスポン
スを作成し、送信する。具体例は後述する。
【0048】初期状態において初期設定コマンドのみを
使用できるとし、通信中状態においては初期設定コマン
ド以外のコマンドのみを使用できるとしているように区
別しているのは、通信中状態において9600bpsで
通信を行っている場合、誤って初期状態のデバイスが通
常のコマンドを受信し、そのコマンドのDAを自分のア
ドレスとして記憶してしまうことが考えられ、その場合
にアドレスの重複が発生する可能性があるからである。
【0049】次に通信速度変更コマンドについて説明す
る。図9は通信速度変更コマンドパケットの内容を示す
図であり、32はDA、33はDAのビット反転で、速
度変更をさせたいデバイスのアドレスを設定する。34
はDLで、通信速度変更コマンドのコマンド/データ部
は後述するように2バイトであるので、0002hが入
ることになる。35はDTで、通信速度変更コマンドの
DTは(表1)に示されるように02hとなる。61は
変更速度を示し、ホストは(表2)に示されたビット割
り当てで変更したい速度のビットを1ビットだけセット
して送信する。62はウェイト時間を示し、デバイスが
通信速度変更コマンドを受信してから何もパケットを受
信しない場合に、初期化が行われてしまうまでの時間を
秒で指定する。これは、通信が行われないときには通常
3秒でデバイスは初期化するが、速度変更後他のデバイ
スに対して送信されている通信速度変更コマンドは、通
信速度が異なるために受信する事ができないため、接続
されているデバイスの台数が多い場合、全てのデバイス
に通信速度変更コマンドが送信されている間に初期化し
てしまうデバイスが存在してしまうことになり、通信が
できなくなってしまうためであり、各デバイスは通信速
度変更コマンドの受信後のみ初期化までの時間を変更す
る必要がある。
【0050】通信速度変更コマンドを受信したデバイス
は通信速度変更レスポンスを送信するが、DT以外は全
て通信速度変更コマンドの値と同一になる。DTは(表
1)に示しているように82hとなる。具体例は後述す
る。
【0051】次に、機器制御コマンドについて説明す
る。図10は機器制御コマンドパケットの内容を示す図
であり、32はDA、33はDAのビット反転で、制御
したいデバイスのアドレスを設定する。34はDLで、
機器制御コマンドのコマンド/データ部は後述するよう
に可変長(0バイト〜2バイト)であるので、長さに応
じた値が入ることになる。35はDTで、機器制御コマ
ンドのDTは(表1)に示されるように03hとなる。
71は0バイトから2バイトのコマンドコードを示し、
コード割り当ては(表3)に示す。但し表内の×印はデ
ータがない(例えば停止コマンドは1バイトだけ)こと
を示す。
【0052】
【表3】
【0053】機器制御コマンドを受信したデバイスはコ
マンドコードを解析して実行し、機器制御レスポンスを
送信するが、コマンドコードの1バイト目のMSBを実
行結果を示すビットとし、指示されたコマンドが実行で
きたら1にし、指示されたコマンドが実行できなければ
0にし、その他のビットについてはコマンドコードをそ
のままレスポンスとする。DTは(表1)に示している
ように83hとなり、その他のコードはコマンドと同一
になる。但し、接続確認コマンドは0バイトであるの
で、DTを83hにする以外はコマンドと全く同一のコ
ードを出力することになる。
【0054】接続確認コマンドはコマンド/データ部が
0バイトであることからもわかるようにいわゆるNOP
(No Operation)コマンドである。ホストは、接続され
ているどのデバイスにもコマンドを送信する必要がない
とき、何も出力しない状態が3秒間継続すると全てのデ
バイスが初期状態になってしまうので、それを回避する
ためにこの接続確認コマンドを送信する。DAで指定さ
れたデバイスはもちろん、それ以外のデバイスにも通信
が行われていることは検出できるので、初期状態になっ
てしまうことは避けることができることになる。またホ
ストは、接続されている各機器が動作しているかどうか
を随時確認するために、接続確認コマンドのDAを変化
させ、接続されている全てのデバイスからのレスポンス
を受信することができるようにする。そして接続が切断
されたデバイスが検出されたら、3秒間コードを出力し
ないことで全てのデバイスが初期状態になるようにし、
改めて初期設定コマンドを送信し始めるようにすること
で、常に接続状態を正確に把握できるようにする。
【0055】静止画データ要求コマンドを受信したデバ
イスは、前述したように静止画データパケットを連続的
に送信することになる。DVフォーマットにおけるディ
ジタルインターフェース規格においては、1フレームの
映像/音声/システムデータは80バイトのブロックが
映像については1350個、音声については90個、シ
ステムデータについては50個からなるので、本システ
ムにおいても80バイトのブロックを単位に静止画デー
タを送信し、送信順序もディジタルインターフェース規
格に準ずるものとし、ヘッダーのブロック10個と併せ
て1フレームあたり1500個の80バイトブロックを
送信するものとする。
【0056】図11は静止画データパケットの構造を示
す図であり、32はDA、33はDAのビット反転で、
静止画パケットを出力するデバイスのアドレスを示す。
34はDLで、ここでは1パケットあたり80バイトブ
ロックを6個送信するので、480バイト=1E0hが
入る。35はDTで、(表1)に示したように84hと
なる。81は静止画データで、80バイトブロックが6
個入り、480バイトの長さを持つので、1フレームの
静止画データ(音声、システムデータも含んだデータ)
を送信するのに250回静止画パケットを送信しなくて
はならない。
【0057】以上が本実施の形態で使用されるプロトコ
ルの説明であるが、次にビデオカメラ3の通信インター
フェース23と通信制御部21との構造について説明す
る。
【0058】図12は通信インターフェース23と通信
制御部21との構造を示すブロック図であり、91はホ
スト(PC1)から送信されるコードを受信する受信手
段、92は後述する受信モードを決定し、コマンドを受
信するモード(初期コマンド受信モード/通常コマンド
受信モード)の場合はSOH(01h)を検出したら続
くコードを全て出力し、受信禁止モードにおいてはいか
なるコードを受信しても何も出力せず、ACK受信モー
ドにおいてはACKコード及びNAKコードを受信した
場合にモード変更や再送要求、静止画データパケット送
信の処理を行うモード決定手段である。
【0059】93はホスト(PC1)に対してACK、
NAKコードやレスポンス、静止画データパケットを出
力する送信手段、94はモード決定手段92から送られ
たコードからパケットを切り出し、DAのビット反転検
査を行い、DAのビット反転が不正であった場合は何も
出力せず、DAのビット反転が正常であった場合、通常
コマンド受信モードにおいてはアドレス比較手段98
へ、初期コマンド受信モードにおいては情報種別判定手
段96に送るパケット検査手段で、96はパケット検査
手段94が出力したパケットのDTを検査し、初期設定
コマンドでない場合には何も出力せず、初期設定コマン
ドのみを出力する情報種別判定手段、95はパケットの
CRCを検査し、エラーがあった場合はNAKコードを
送信するように送信手段93に指示し、エラーがなかっ
た場合はACKコードを送信するように送信手段93に
指示し、情報種別判定手段96から送られたパケットに
ついてはアドレス獲得手段97に送り、アドレス比較手
段98から送られたパケットについてはコマンド判定手
段99に送るCRC検査手段、97はCRC検査手段9
5が出力したパケットのDAを記憶し、レスポンスを作
成するための出力を行うアドレス獲得手段、98はパケ
ット検査手段94から送られたパケットのDAをアドレ
ス獲得手段97が記憶しているアドレスと比較し、違っ
ていれば何も出力せず、一致していた場合のみパケット
を出力するアドレス比較手段、99はCRC検査手段9
5から送られたコマンドパケットを解析し、然るべき指
示をシステム制御部20に与えると共にレスポンス作成
の指示を出力するコマンド判定手段、100はレスポン
スパケット、静止画データパケットを作成し、送信手段
93に出力するパケット作成手段、101は画像メモリ
22に蓄えられている静止画データのうち1パケット分
に相当するデータを取り込み、パケット作成手段100
に送るデータ獲得手段、102は受信手段91にデータ
が送られない時間を測定し、一般には3秒を経過した時
点、通信速度変更コマンド受信後はコマンド判定手段9
9から送られた値を経過した時点でモード変更手段に初
期コマンド受信モードに変更するよう指示をするタイマ
手段である。
【0060】なお、受信モードはプロトコルを説明する
際に用いた初期状態/通信中状態とは異なり、初期コマ
ンド受信モード/通常コマンド受信モード/受信禁止モ
ード/ACK受信モードがある。初期状態においては初
期コマンド受信モードとなるが、通信中状態においては
3つの受信モードに分かれることになる。初期コマンド
受信モードにおいては初期設定コマンドのみを受信し
(それ以外は反応しない)、通常コマンド受信モードに
おいては初期設定コマンド以外のコマンドを受信し、受
信禁止モードにおいてはいかなるコードも受信せず、A
CK受信モードにおいてはACKコードまたはNAKコ
ードを受信する。
【0061】モード遷移の規則について図13を用いて
説明する。図13は受信モードの状態遷移図である。状
態121は初期コマンド受信モードで、状態122は通
常コマンド受信モードで、状態123は受信禁止モード
で、状態124はACK受信モードである。矢印125
は初期設定コマンドの受信を意味し、矢印126はAC
K、レスポンス送信を意味し、矢印127はACK受信
を意味し、矢印128はNAK送信を意味し、矢印12
9は通常コマンド(初期設定コマンド以外のコマンド)
受信を意味し、矢印130は初期化を意味し、矢印13
1は不正コード受信を意味し、矢印132はNAK受信
→コマンド、静止画データパケット再送、ACK受信→
静止画データパケット送信を意味する。
【0062】電源ON時は初期コマンド受信モードであ
るが、初期設定コマンドを受信すると矢印125に従っ
て受信禁止モードになり、ACK出力し、レスポンスを
出力すると矢印126に従ってACK受信モードにな
る。その後ACKを受信したら通信が終了し、通常コマ
ンド受信モードになる。次に通常コマンドを受信すると
きは、最初にコマンドを受信したとき、矢印129に従
って受信禁止モードになる以降は初期コマンド受信モー
ドからの状態遷移と同じである。
【0063】コマンドパケットが不正であった場合は、
受信禁止モードになっていた時はNAK出力し、矢印1
28に従って元のモードに戻り、コマンド受信モードで
あったとき(SOHが不正)は矢印131に従ってモー
ドを継続する。またACK受信モードにおいてNAKを
受信したときは再びレスポンスを送信してACK受信モ
ードを継続する。また、いずれのモードにあっても初期
化(タイマ手段102におけるタイムアウト、または前
方あるいは後方の接続切断)が起こった場合は矢印13
0に従って初期コマンド受信モードになる。
【0064】静止画データ送信の場合は、通常コマンド
受信モードから静止画データ要求コマンドを受信し、通
常コマンド受信の場合と同様にACK、レスポンスを送
信し、ACK受信モードになる。ACK受信モードでA
CKを受信すると、静止画データパケットを送信し、再
びACK受信モードとなる。全ての静止画データを送信
し終わったら矢印127に従ってACK受信後通常コマ
ンド受信モードになる。
【0065】以上が通信制御部21の構成であるが、次
に通信インターフェース部23の構成について説明す
る。
【0066】図12において、111は前方機器へ接続
するケーブルの接続が切断したかどうかを検出し、接続
されていればモード決定手段92への出力レベルをLに
し、接続されていなければモード決定手段92への出力
レベルをHにする前方切断検出回路、112は後方機器
へ接続するケーブルの接続が切断したかどうかを検出
し、前方切断検出回路111と同様の結果を出力する後
方切断検出回路で、これらは従来より使用されているコ
ネクタに接続/切断スイッチが取り付けられたものでも
よいし、通信線にさらに1本線を増やし、切断検出用の
線としてもよい。
【0067】113はRS−232Cで使用される信号
線のレベルは最大−15V〜+15Vと広いので、入力
される信号のレベルをマイコンで扱えるレベル(0V〜
5Vまたは3V)に変換し、出力する信号のレベルをマ
イコンで扱えるレベルからRS−232Cの規格にあっ
たレベルに変換するレベル変換回路で、114は後方機
器から送られた信号(無信号の場合はHレベル)と、送
信手段93が出力する信号(同じく無信号の場合はHレ
ベル)との論理和をとってレベル変換回路113に出力
するANDゲートで、115はモード決定手段92が初
期状態を示している場合はスイッチを開き、PC1から
送られるコードを後方に通さないようにし、モード決定
手段92が通信中状態を示している場合はスイッチを閉
じ、PC1から送られるコードを後方に通すようにする
SW回路である。
【0068】次に具体的な通信の例について通信インタ
ーフェース23と通信制御部21の動作と併せて説明す
る。モード決定手段92は、電源ONまたはリセット直
後は初期状態であるため、初期コマンド受信モードを示
している。初期コマンド受信モードにおいては、アドレ
ス獲得手段97はアドレスを記憶しておらず、SW回路
115は開いた状態になっている。
【0069】初期コマンド受信モードにおいて初期設定
コマンドの通信時の動作について説明する。図1のよう
に各機器が接続されている状態であるので、前方切断検
出回路111、後方切断検出回路112の出力は共にL
レベルである。
【0070】PC1から送られてきた初期設定コマンド
パケットは、レベル変換回路113を通して受信手段9
1で受信される。以下、モード決定手段92以降の処理
を図14を用いて説明する。図14は初期コマンド受信
モードにおいて初期設定コマンドを受信するときにおけ
る通信制御手段21の処理の流れを示すフローチャート
である。
【0071】モード決定手段92は、ステップ199に
おいて初期コマンド受信モードであることを設定する。
ステップ200において受信した1バイトがSOH(0
1h)であるかどうかを確認する。SOHでなければS
OHが受信されるまで待ち続ける。SOHであればステ
ップ201に進む。ステップ201では、SOH以降の
データがパケットの形をなすまで受信し続ける。具体的
にはDLを見て、コマンド/データ部の最終バイトから
2バイト受信した時点で1つのパケットが受信できたと
し、ステップ202へ移る。ステップ202では、パケ
ットを受信したので、しばらく受信禁止モードにする。
ステップ203では、パケット検査手段94において受
信したパケットのDAのビット反転が正しいかを検査
し、正しくなければステップ199に移って次のパケッ
トが来るまで待つ。正しければパケットを情報種別判定
手段96に送り、ステップ204に移る。情報種別判定
手段96はステップ204においてDTの検査を行う。
DTが初期設定コマンド(01h)を示していない場合
はステップ199に移って次のパケットの受信を待ち、
DTが初期設定コマンドを示している場合はステップ2
05に移る。
【0072】ステップ205では、CRC検査手段95
においてCRC検査を行い、正しければステップ207
でACK出力を行うよう送信手段93に指示し、正しく
なければステップ206で送信手段93にNAK出力を
行うよう送信手段93に指示する。ステップ208でア
ドレス獲得手段はDAを記憶し、ステップ209でパケ
ット作成手段100がレスポンスパケットを作成し、送
信手段93に送り、ステップ210でレスポンスの送信
を行う。
【0073】送信手段93がレスポンスの送信を行った
ことを確認したモード決定手段92は、ステップ211
でACK受信モードにし、ステップ212、213で、
ACKまたはNAKの受信を待つ。NAKを受信したと
きはステップ210に戻ってもう一度レスポンスを送信
し、再びACK受信モードでACKまたはNAKの受信
を待つ。ACKを受信したときはステップ214で通常
コマンド受信モードにし、ステップ215で後方切断検
出回路112からの入力がLであったとき(後方に機器
が接続されている場合)、ステップ216でSW回路1
15を閉じるように指示し、処理を終了する。こうする
ことで、後方の機器(ビデオカメラ4)が次にPC1が
送信する初期設定コマンドを受信することができ、アド
レスを獲得することが可能になる。後方切断検出回路1
12からの入力がHであったとき(後方に機器が接続さ
れていない場合)、そのまま処理を終了する。
【0074】ステップ216について、初期設定コマン
ドを受信してからSW回路115を閉じることにより、
同時に複数の機器に初期設定コマンドが受信されること
を防ぐことができるため、複数の機器が接続されていて
も1つ1つの機器に固有のアドレスを付与することがで
きる。
【0075】以上のようにして、初期状態において初期
設定コマンドを受信し、自身に割り当てられたアドレス
をアドレス獲得手段97に記憶しておく。
【0076】次に通常コマンド受信モードにおけるコマ
ンドの受信時の動作について図15を用いて説明する。
図15は通常コマンド受信モードにおいてコマンドを受
信するときにおける通信制御手段21の処理の流れを示
すフローチャートである。
【0077】図15におけるステップ220〜ステップ
223は、図14におけるステップ199〜ステップ2
02と同様である。ステップ224において、パケット
検査手段94の処理はステップ203と同様であるが、
DAのビット反転が正しかったとき、パケットを情報種
別判定手段96ではなくアドレス比較手段98に出力し
てステップ225に移る。ステップ225において、ア
ドレス比較手段98は送られたパケットのDAがアドレ
ス獲得手段97が保持しているアドレスと一致するかど
うか比較し、一致していたらパケットをCRC検査手段
95に送り、ステップ226に進む。一致していなけれ
ばステップ220に進み、次のパケットが来るまで待
つ。ステップ226では、ステップ205と同様にCR
C検査手段95がパケットのCRCを検査し、エラーが
なければステップ228でACKを送信手段93に出力
し、パケットをコマンド判定手段99に出力し、エラー
があればステップ227でNAKを送信手段93に出力
する。ステップ229ではコマンド判定手段99がDT
を検査し、通信速度変更コマンドかどうかを調べる。通
信速度変更コマンドであった場合、ステップ230に移
り、そうでなかった場合、ステップ231で機器制御コ
マンドかどうかを調べ、そうであればステップ232に
移り、そうでなければ何もしないで ステップ233に
移る。
【0078】ステップ230においてコマンド判定手段
99は、受信手段91、送信手段93に対して通信速度
を設定された速度に変更するための指示を送り、タイマ
手段102に対しては設定されたウェイト時間を設定す
る。初期設定コマンドで各ビデオカメラが対応している
速度がわかるので、PC1が各ビデオカメラの通信速度
を自由に変更することができる。
【0079】ステップ232においてコマンド判定手段
99は、コマンド/データ部を見て停止や再生等ビデオ
カメラのデッキ制御のコマンドであれば、システム制御
部20にその旨を送ってやることで実行可能で、接続確
認であれば何もせずにステップ233に進む。静止画デ
ータ要求コマンドである場合はシステム制御部20に対
して画像メモリ22に1フレームの画像をメモリさせる
よう指示し、またデータ獲得手段101にデータ出力を
行うように指示し、さらにモード決定手段92にも静止
画データ要求コマンドを受信したことを連絡してステッ
プ233に進む。レスポンスの後のACK受信(ステッ
プ236)後の処理については後述する。
【0080】ステップ233ではパケット作成手段10
0がレスポンスを作成し送信手段93に送り、ステップ
234で送信手段93がレスポンスを出力し、ステップ
235でレスポンスを送信したことを検出したモード決
定手段92がモードをACK受信モードに変更する。以
下、ステップ236〜238はそれぞれステップ212
〜214と同様の処理を行う。
【0081】以上のようにして通常コマンド受信モード
においてコマンド受信の処理が行われるが、静止画デー
タ要求コマンドを受信したときの処理について図16を
用いて説明する。図16は静止画データを送信するとき
の通信制御手段21の処理の流れを示すフローチャート
である。
【0082】ステップ240へは図15のステップ23
6においてACK受信された時に、コマンドが静止画デ
ータ要求コマンドであったときに来ることになる。モー
ド決定手段92はコマンド待ちモードでなくACK受信
モードとし、ステップ241で静止画データパケットの
最終パケットが出力されたかどうかを検査し、出力され
ていれば処理を終了し、ステップ247で通常コマンド
受信モードに戻る。そうでなければ送信手段93に送信
の許可を与える。ステップ242においてデータ獲得手
段101で画像メモリ22から得ていた静止画データを
パケット作成手段100がパケットにし、送信手段93
に渡す。送信手段93は送信の許可を得ているので、ス
テップ243において静止画データパケットを送信す
る。静止画データパケットを送信したことを検出したモ
ード決定手段92はステップ244で、ACK受信モー
ドにする。そしてステップ245でACKを受信する
と、ステップ241に戻って次のパケットの送信を行
う。ステップ246でNAKを受信するとステップ24
3に戻って送信手段93が保持しているパケットを再送
する。よって送信手段93はACKを受信するまでは送
信したパケットを保持しておかなくてはならない。
【0083】以上のようにして静止画データパケットを
送信する。モード決定手段92は送信してACKをもら
ったパケットの個数をカウントし、全てのパケットの送
信が終了したらデータ送信を終了しなくてはならない。
【0084】次にタイマ手段102の動作について説明
する。タイマ手段102は常にカウンタをカウントアッ
プし、所定値(3秒経過に相当する)になったときタイ
ムアウトとし、モード決定手段92に初期コマンド受信
モードになるように指示をする。しかし、受信手段91
に何らかのデータが受信されたらカウンタをクリアする
ので、3秒以内に何らかのデータが受信されていればタ
イムアウトになることはない。
【0085】次に前方切断検出回路111と後方切断検
出回路112の動作について説明する。前方切断検出回
路111が前方の接続の切断を検出すると、PC1との
通信が途切れたことになるのでモード決定手段92に指
示し、初期コマンド受信モードにする。
【0086】後方切断検出回路112が後方の接続の接
続中から切断、または切断中から接続のいずれかの変化
を検出したとき、モード決定手段92に指示して初期コ
マンド受信モードにする。そうすることによって、通信
ホストであるPC1はビデオカメラ3に対する接続確認
コマンド等のコマンドを送信したとき、ACKもレスポ
ンスも返ってこないのでシステムに何か問題が生じたと
いうことを検出することができ、3秒間通信を停止して
全ての機器をタイムアウトにし、改めて初期設定コマン
ドを送信してアドレス付与をやり直すことができるた
め、PC1は常にビデオカメラの接続状態を正確に把握
することができる。
【0087】ここで、図12における各手段と本発明に
おける構成要素との対応を示す。第1の発明において、
受信手段91は情報受信手段に対応し、SW回路115
が情報遮断手段に対応し、モード決定手段92がモード
決定手段に対応し、アドレス獲得手段97がアドレス獲
得手段に対応し、アドレス比較手段98がアドレス比較
手段に対応する。
【0088】第2の発明においては、情報種別判定手段
96が情報種別判定手段に対応する。また、第3の発明
においてはタイマ手段102がタイマ手段に対応する。
また、第4の発明においては前方切断検出回路111が
前方切断検出回路に対応し、後方切断検出回路112が
後方切断検出回路に対応する。
【0089】また、初期コマンド受信モードが第1の発
明におけるアドレス設定モードに対応し、通常コマンド
受信モード、受信禁止モード、ACK受信モードが通常
情報受信モードに対応する。
【0090】以上が本発明の一実施の形態であるが、1
台のホストに対して複数のデバイスがデイジーチェーン
状に接続されるシステムであれば通信されるデータの内
容は問わない。
【0091】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本第1
の発明のデータ通信装置によれば、デイジーチェーン接
続された機器に自動的にアドレスを付与することが可能
になるので、ユーザーに余計な手間を煩わせることのな
い使いやすい通信システムを実現することができる。
【0092】また、本第2の発明によって、基本の速度
でしか通信を行うことができない機器をシステム内に組
み込んでもアドレスの付与に間違いが生じなくなるの
で、処理速度の遅い機器の存在を許すことができるとい
う効果がある。
【0093】また、本第3の発明のデータ通信装置によ
って、通信が所定時間遮断されたときに初期状態に戻る
ことができるので、特に初期状態に戻すための特別なコ
マンド等を付加する必要がないため、機器、ホスト側両
方のソフトウェアの作成が容易になる。
【0094】また、本第4の発明のデータ通信装置によ
って、前後の通信が遮断されたときにそれを検出し、初
期状態になることが可能なので、接続に変更があったこ
とをホストが検出することが可能になり、自動的にアド
レスの再設定をさせることが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態であるデータ通信装置と
してのビデオカメラを複数台とPCとを接続したときの
システム構成を示す図
【図2】ビデオカメラの内部構成を示すブロック図
【図3】本発明の一実施の形態における通信プロトコル
で使用されるパケットの構造を示す図
【図4】DTの内容を示すマップ図
【図5】正常にコマンドが通信された時の通信ホストと
通信デバイスとのパケットのやりとりを示す図
【図6】ホストから出力されるコマンドに誤りがあった
場合の通信ホストと通信デバイスとのパケットのやりと
りを示す図
【図7】デバイスが出力するレスポンスに誤りがあった
場合の通信ホストと通信デバイスとのパケットのやりと
りを示す図
【図8】初期設定コマンドパケットの内容を示す図
【図9】通信速度変更コマンドパケットの内容を示す図
【図10】機器制御コマンドパケットの内容を示す図
【図11】静止画データパケットの構造を示す図
【図12】通信インターフェースと通信制御部との構造
を示すブロック図
【図13】受信モードの状態遷移図
【図14】初期コマンド受信モードにおいて初期設定コ
マンドを受信するときにおける通信制御手段21の処理
の流れを示すフローチャート
【図15】通常コマンド受信モードにおいてコマンドを
受信するときにおける通信制御手段21の処理の流れを
示すフローチャート
【図16】静止画データを送信するときの通信制御手段
21の処理の流れを示すフローチャート
【符号の説明】
1 パーソナルコンピュータ 2〜4 ビデオカメラ 11 磁気テープ 12 カセット 13 記録再生回路 14 カメラ部 15 マイク部 16 信号処理部 17 表示部 18 音声出力部 19 入力部 20 システム制御部 21 通信制御部 22 画像メモリ 23 通信インターフェース 91 受信手段 92 モード決定手段 93 送信手段 94 パケット検査手段 95 CRC検査手段 96 情報種別判定手段 97 アドレス獲得手段 98 アドレス比較手段 99 コマンド判定手段 100 パケット作成手段 101 データ獲得手段 102 タイマ手段 111 前方切断検出回路 112 後方切断検出回路 113 レベル変換回路 114 ANDゲート 115 SW回路

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1台の通信ホストに対してデイジーチェ
    ーン状に接続されるデータ通信装置であって、 前記通信ホストからの情報を受信する情報受信手段と、 前記情報受信手段に入力された情報をそのまま下位の機
    器に送出する場合と、下位の機器に情報が届かないよう
    に遮断する場合とを切り替える情報遮断手段と、 現在の情報受信モードが、アドレス設定モードか通常情
    報受信モードかを決定し、アドレス設定モードにおいて
    は前記情報遮断手段に対して情報を遮断するように指示
    するモード決定手段と、 前記モード決定手段が前記アドレス設定モードを示して
    いる場合に、前記情報受信手段が受信した情報に含まれ
    るアドレス情報を付与されるべきアドレスとして受信し
    て記憶し、前記モード決定手段に対して前記情報受信モ
    ードを前記通常情報受信モードに変更させるアドレス獲
    得手段と、 前記モード決定手段が前記通常情報受信モードを示して
    いる場合に、前記情報受信手段が受信した情報に含まれ
    るアドレス情報を前記アドレス獲得手段が記憶している
    アドレス情報と比較し、前記アドレス情報が一致した場
    合のみ前記情報を出力するアドレス比較手段とを具備す
    ることを特徴とするデータ通信装置。
  2. 【請求項2】 情報受信手段から得られた情報の種別が
    所定のものでない場合、アドレス獲得手段に対して前記
    アドレス情報を付与されるべきアドレスとして受信させ
    ないように指示する情報種別判定手段を具備することを
    特徴とする請求項1記載のデータ通信装置。
  3. 【請求項3】 情報受信手段が通信ホストからの情報を
    受信していない時間を測定し、通信停止時間が所定の時
    間を越えた場合に、モード決定手段に対して情報受信モ
    ードをアドレス設定モードに切り替えさせるタイマ手段
    を具備することを特徴とする請求項1または2記載のデ
    ータ通信装置。
  4. 【請求項4】 前方機器または通信ホストとの接続が切
    断されたことを検出し、モード決定手段に対して情報受
    信モードをアドレス設定モードに切り替えさせる前方切
    断検出手段を具備することを特徴とする請求項1ないし
    3のいずれかに記載のデータ通信装置。
  5. 【請求項5】 後方機器との接続が切断されたことを検
    出し、モード決定手段に対して情報受信モードをアドレ
    ス設定モードに切り替えさせる後方切断検出手段を具備
    することを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記
    載のデータ通信装置。
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