JPH1039745A - 天体表示装置 - Google Patents

天体表示装置

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JPH1039745A
JPH1039745A JP8191096A JP19109696A JPH1039745A JP H1039745 A JPH1039745 A JP H1039745A JP 8191096 A JP8191096 A JP 8191096A JP 19109696 A JP19109696 A JP 19109696A JP H1039745 A JPH1039745 A JP H1039745A
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JP
Japan
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data
astronomical
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current
display device
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Application number
JP8191096A
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English (en)
Inventor
Hitoshi Fushimi
均 伏見
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Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
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Publication date
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  • Photometry And Measurement Of Optical Pulse Characteristics (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡易な構成で、観測条件に関係なく、手軽に
天体観測を支援できるようにすることを課題とする。 【解決手段】 ROM17の天体データ変換テーブル1
7Bを参照して、GPS受信部10、迎角検出センサ1
3、及び方位検出センサ14から入力したGPSデータ
(時刻、経度、緯度、高度)とセンサデータ(迎角、方
位)とに基づいて天体データに変換し、表示ドライバ5
Aの駆動制御によりゴーグルLCD表示部6A,6Aに
天体画像を表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、天体表示装置に関
し、詳細には、星や星座からなる天体を光学的に表示す
る天体表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】実際の天体を観測する場合には、星座早
見盤等の備品を参照して、実際に天体を眺めながら、所
望の星や星座等を探す方法が一般的である。
【0003】また、最近は、天体望遠鏡をコンピュータ
に接続させたシステムがあり、そのコンピュータの支援
により、所望の星や星座を識別したり、追尾することが
可能になっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、星座早見盤
等の備品を用いた場合には、天体を観測する際の基準と
なる方向をまず測定するなどの作業が必要となり、その
要領を得ていないと面倒であった。
【0005】また、コンピュータ支援によるシステムで
は、そのシステム構成が大規模となることから、設置場
所が限定されるなどの観測条件が多くなり、使い勝手が
悪かった。
【0006】本発明は、上述した従来例による問題点を
解消するため、簡易な構成で、観測条件に関係なく、手
軽に天体観測を支援してくれる天体表示装置を提供する
ことを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明に係
る天体表示装置は、天体画像を含む天体データを表示す
る表示手段と、位置、時刻、方位、及び仰角の各データ
毎に天体データが対応させて記憶されている記憶手段
と、現在位置、現在時刻、現在方位、及び現在仰角を検
出する検出手段と、この検出手段により検出された現在
位置、現在時刻、現在方位、及び現在仰角に対応する天
体データを前記記憶手段から読み出して前記表示手段に
供給する表示制御手段と、を有することを特徴とする。
【0008】この請求項1記載の発明によれば、表示手
段は天体画像を含む天体データを表示し、記憶手段は位
置、時刻、方位、及び仰角の各データ毎に天体データが
対応させて記憶しており、検出手段は現在位置、現在時
刻、現在方位、及び現在仰角を検出し、表示制御手段は
この検出手段により検出された現在位置、現在時刻、現
在方位、及び現在仰角に対応する天体データを記憶手段
から読み出して表示手段に供給する。
【0009】従って、検出された現在位置、現在時刻、
現在方位、及び現在仰角に対応する天体データを記憶手
段から読み出して表示手段に供給する構成としているの
で、使用者の現在位置および現在方位などの状況に対応
して、実際には見えるであろう天体データ(たとえば、
星、星座などの天体画像または星座名など)を表示させ
ることが可能となる。
【0010】請求項2記載の発明に係る天体表示装置
は、天体の名称を表す天体名データおよび天体の形状を
表す天体画像を含む天体データを表示する表示手段と、
位置、時刻、方位、及び仰角の各データ毎に天体データ
が対応させて記憶されている記憶手段と、天体データを
指定する指定手段と、現在位置、現在時刻、現在方位、
及び現在仰角を検出する検出手段と、この検出手段によ
り検出された位置、時刻、方位、及び仰角の各データ対
応する天体データを前記記憶手段から読み出して前記表
示手段に表示するとともに、前記指定手段により指定さ
れた天体データに基づいて、この指定された天体データ
と他の天体データとを識別可能な表示形態に表示制御す
る表示制御手段と、を有することを特徴とする。
【0011】この請求項2記載の発明によれば、表示手
段は天体の名称を表す天体名データおよび天体の形状を
表す天体画像を含む天体データを表示し、記憶手段は位
置、時刻、方位、及び仰角の各データ毎に天体データが
対応させて記憶しており、指定手段は天体データを指定
し、検出手段は現在位置、現在時刻、現在方位、及び現
在仰角を検出し、表示制御手段は、この検出手段により
検出された位置、時刻、方位、及び仰角の各データ対応
する天体データを記憶手段から読み出して表示手段に表
示するとともに、指定手段により指定された天体データ
に基づいて、この指定された天体データと他の天体デー
タとを識別可能な表示形態に表示制御する。
【0012】従って、検出された位置、時刻、方位、及
び仰角の各データ対応する天体データを記憶手段から読
み出して表示手段で表示するとともに、使用者による指
定手段により指定された天体データに基づいて、この指
定された天体データと他の天体データとを識別可能な表
示形態に表示制御する構成としているので、使用者の現
在位置および現在方位などの状況に対応して、実際には
見えるであろう天体データ(たとえば、星、星座などの
天体画像または星座名など)を表示させることができる
一方で、その表示されている天体データのうち、使用者
により指定された天体データとその指定された天体デー
タ以外の他の天体データとを区別して表示させることが
できる。このため、見たい天体データを迅速かつ容易に
見つけ出すことができる。
【0013】請求項3記載の発明に係る天体表示装置
は、請求項1または2記載の発明において、前記表示手
段、前記記憶手段、前記検出手段、前記表示制御手段の
うち、前記表示手段および前記検出手段は、使用者の頭
部に着脱自在に装着する頭部装着体に設けられているこ
とを特徴とする。
【0014】従って、頭部装着体に表示手段と検出手段
とを設けるようにしたので、頭部装着体を使用者の頭部
に装着した状態で使用者が見上げた方向に対して、現在
位置および現在方位などの状況に対応して、実際には見
えるであろう天体データ(たとえば、星、星座などの天
体画像または星座名など)を表示させることができる。
【0015】請求項4記載の発明に係る天体表示装置
は、請求項1から3のいずれかに記載の発明において、
前記表示手段は、前記天体データを可視表示する可視表
示手段であることを特徴とする。
【0016】従って、天体データを可視表示するように
したので、外部表示機器に接続せずに、装置上での表示
から天体データを確認することができる。
【0017】請求項5記載の発明に係る天体表示装置
は、請求項1から3のいずれかに記載の発明において、
前記表示手段は、前記天体データをスクリーン部に対し
可視投影する投影手段であり、このスクリーン部は、前
記頭部装着体のうち、その装着した状態における視界内
の位置に設けられていることを特徴とする。
【0018】従って、天体データをスクリーン部に投影
するようにしたので、外部表示機器に接続せず、装置上
での投影から天体データを確認することができる。
【0019】請求項6記載の発明に係る電子機器は、請
求項4又は5に記載の発明において、前記スクリーン部
は、光透過型の構造を有していることを特徴とする。
【0020】従って、スクリーン部を光透過型にしたの
で、スクリーン部に投影された天体データとそのスクリ
ーン部を通して見える実際の天体とを重ねて見ることが
できる。
【0021】請求項7記載の発明に係る天体表示装置
は、請求項4又は5に記載の発明において、前記スクリ
ーン部は、前記頭部装着体の装着状態で視界外に可動自
在に取り付けられていることを特徴とする。
【0022】従って、スクリーン部を視界外に可動でき
るようにしたので、スクリーン部に投影された天体デー
タを、そのスクリーン部を視界外に可動させ、実際の天
体と比較することができる。
【0023】請求項8記載の発明に係る天体表示装置
は、請求項1に記載の発明において前記検出手段は、外
部から送られてくる現在位置、現在時刻、現在方位、及
び現在仰角データのうちの少なくとも現在位置、現在時
刻を受信する受信手段と、この受信手段により受信され
た少なくとも現在位置、現在時刻の各データを検出する
データ検出手段と、を備えていることを特徴とする。
【0024】請求項8記載の発明によれば、受信手段は
外部から送られてくる現在位置、現在時刻、現在方位、
及び現在仰角データのうちの少なくとも現在位置、現在
時刻を受信し、データ検出手段はこの受信手段により受
信された少なくとも現在位置、現在時刻の各データを検
出する。
【0025】従って、外部から現在位置、現在時刻、現
在方位、及び現在仰角データのうちの少なくとも現在位
置、現在時刻を受信するようにしても、使用者の現在位
置および現在方位などの状況に対応して、実際には見え
るであろう天体データ(たとえば、星、星座などの天体
画像または星座名など)を表示させることが可能とな
る。
【0026】
【発明の実施の形態】以下に添付図面を参照して、本発
明に係る好適な実施の形態を詳細に説明する。 実施の形態1.図1は本発明の実施の形態1による天体
表示装置の形状を示す外観斜視図であり、図2は図1に
示した天体表示装置の断面図である。図1において、1
Aは頭部装着式の天体表示装置を示している。
【0027】この天体表示装置1Aは、図1及び図2に
示したように、ユーザの頭部形状に倣って曲面状に形成
され、かつ前方に延設させた鍔部2dを有する頭部装着
体2と、その頭部装着体2の両側部2b,2bに軸部
4,4により回動自在に取り付けられたコ字状の光透過
型ゴーグル部(以下にゴーグル部と称する)3と、頭部
装着体2にケーブルCBを介して接続されるキー入力部
15とを具備している。
【0028】頭部装着体2の内部には、GPS受信部1
0、迎角検出センサ13、方位検出センサ14、表示ド
ライバ5A、信号処理部20等のユニットが設けられて
いる。
【0029】ゴーグル部3には、頭部装着体2の装着状
態でユーザの両眼にそれぞれ対向するように、表示ドラ
イバ5Aに表示駆動されるゴーグルLCD表示部6A,
6Aが配設されている。このゴーグルLCD表示部6
A,6Aは、スクリーン部を形成している。頭部装着体
2の鍔部2aには、ゴーグルLCD表示部6A,6A間
を仕切る仕切板2aが設けられており、この仕切板2a
によってユーザの一方の眼に対向させたゴーグルLCD
表示部とは別のゴーグルLCD表示部がその一方の眼の
視界FOVに入らないように設定されている。
【0030】このように、ゴーグルLCD表示部6A,
6Aの如く同一画像を2つ表示させ、片目で一方のゴー
グルLCD表示部6Aだけを見れるように構成している
のは、両眼とゴーグルLCD表示部6A,6A間の距離
が短くても見やすくするためである。したがって、その
距離が長くできれば、ゴーグルLCD表示部はひとつで
済み、仕切板2aが不要となる。また、表示ドライバ5
AもゴーグルLCD表示部をひとつだけ駆動させる簡易
な構成となる。
【0031】キー入力部15は、データ入力用のキー部
15aと、本実施の形態による天体表示を行う際に各種
データを表示させるためのLCD表示部16とを有して
いる。
【0032】次に、天体表示装置1Aの内部構成につい
て説明する。図3は図1に示した天体表示装置の内部構
成を示すブロック図、図4は実施の形態1による天体デ
ータ変換テーブルのメモリ内容を示す図、及び図5は実
施の形態1によるRAMの要部のメモリ内容を示す図で
ある。
【0033】GPS受信部10は、図示せぬアンテナで
GPS衛星からのGPS電波を捕捉してGPS情報を入
力し、迎角検出センサ13はジャイロ等の構成を用いて
頭部装着体2の傾きから迎角を検出し迎角信号を入力
し、方位検出センサ14は頭部装着体2の傾きから方位
を検出して方位信号を入力する。
【0034】信号処理部20は、例えば、時刻検出部1
1、経度・緯度・高度検出部12、ROM17、RAM
18、及びCPU19を備えている。
【0035】時刻検出部11は、GPS受信部10に入
力されたGPS情報から時刻データを検出してCPU1
9に供給し、経度・緯度・高度検出部12は、GPS受
信部10に入力されたGPS情報から経度データ、緯度
データ、及び高度データをそれぞれ検出してCPU19
に供給する。
【0036】ROM17は、プログラムメモリ17A、
天体データ変換テーブル17B等を具備している。プロ
グラムメモリ17Aは、CPU19を動作させるための
各種制御プログラムを格納しており、その制御プログラ
ムには、例えば図11に示したフローチャートに従うメ
イン処理プログラム、図12に示したフローチャートに
従う天体表示処理プログラム、図13に示した星座指定
表示処理プログラムが含まれている。
【0037】天体データ変換テーブル17Bは、図4に
示したように、位置データ、日時データ、方位データ、
及び迎角データよりなる入力データと、星座名データ、
星名データ、及び視野データよりなる出力データとを対
応させて、その入力である位置、日時、方位、迎角のす
べての組合せ(No.1〜No.NまでのN通り;Nは
自然数)に対して出力できるように記憶している。この
天体データ変換テーブル17Bは、後述するGPSデー
タ及びセンサデータからゴーグルLCD表示部6A,6
Aに表示する天体画像の天体データに変換するためのテ
ーブルである。
【0038】まず、入力データについて説明する。位置
データは、経度・緯度・高度検出部12により検出され
る各経度データ、緯度データ、高度データに対応できる
データであり、入力データのNo.1の例では、東経:
135゜、北緯:40゜、高度:100mをそれぞれ示
すデータとなる。日時データは、時刻検出部11により
検出される時刻データに対応できるデータであり、入力
データのNo.1の例では、6月5日20:50を日時
として示すデータとなる。方位データ、迎角データは、
それぞれ方位検出センサ14、迎角検出センサ13によ
り検出される方位データ、迎角データに対応できるデー
タであり、入力データのNo.1の例では、方位:北、
迎角:45゜をそれぞれ示すデータとなる。
【0039】続いて、出力データについて説明する。星
座名データは、同No.の入力データの条件下で天体に
観測される星座の名前を示すデータであり、No.1の
出力データの例では、子熊座、大熊座、カシオペア座の
各星座名データとなる。星名データは、同No.の入力
データの条件下で天体に観測される星の名前を示すデー
タであり、No.1の出力データの例では、例えば北極
座のデータとなる。視野データは、同出力データNo.
の各星座及びその近傍の星の天体での配置をビットパタ
ーンで記憶されるデータである。この視野データにおい
て、例えば出力データNo.1の場合には、子熊座、大
熊座、カシオペア座にはそれぞれ視野データDT1、D
T2、DT3が対応している。
【0040】再び図3の説明に戻り、RAM18は、例
えば、入力データメモリ18A、天体データメモリ18
B、検出データメモリ18C、表示メモリ18Dを備え
ていいる。入力データメモリ18Aは、キー入力部15
のキー操作によって入力される星座名もしくは星名のデ
ータ等を格納する。
【0041】天体データメモリ18Bは、天体データ変
換テーブル17Bの天体データNo.データを格納する
メモリであり、図5の例では、天体データNo.1デー
タを格納している。検出データメモリ18Cは、図5に
示したように、時刻検出部11で検出した時刻データと
経度・緯度・高度検出部12で検出した緯度データ、経
度データ、及び高度データとからなるGPSデータ、な
らびに方位検出センサ13、迎角検出センサ14でそれ
ぞれ検出された迎角データ、方位データからなるセンサ
データを格納する。
【0042】CPU19は、ROM17のプログラムメ
モリ17Aに格納された各YSU制御プログラムに従っ
て装置全体を制御するユニットであり、GPS受信部1
0、時刻検出部11、経度・緯度・高度検出部12、キ
ー入力部15、表示ドライバ5A、ROM17、RAM
18等に内部バスやケーブルCBを介して結合されてい
る。このCPU19は、上述したように結合された各ユ
ニットとの間でデータ授受を行うことで天体の画像表示
等を実行する。
【0043】次に、動作について説明する。図6は実施
の形態1によるLCD表示部の天体表示モードにおける
表示例を示す図、図7は実施の形態1によるLCD表示
部の天体表示モードにおける表示例を示す図、図8は実
施の形態1によるゴーグルLCD表示部の天体表示モー
ドにおける表示例を示す図、図9は実施の形態1による
LCD表示部の星座指定モードにおける表示例を示す
図、及び図10は実施の形態1によるゴーグル表示部の
星座指定モードにおける表示例を示す図である。
【0044】図11は実施の形態1におけるメイン処理
を説明するフローチャート、図12は実施の形態1にお
ける天体表示処理を説明するフローチャート、図13は
実施の形態1における星座指定表示処理を説明するフロ
ーチャート、及び図14は実施の形態1におけるゴーグ
ル部3Aの可動動作を説明する図である。
【0045】まず、装置の状態として、すでに図示せぬ
バッテリより電源が供給され、イニシャライズが済んで
いるものとする。まず、ステップS1において、モード
入力の有無が検出される。このモードの種類は2種類あ
り、ひとつは天体表示モードであり、もうひとつは星座
指定モードである。
【0046】天体表示モードとは、現在装置が位置する
場所から見えるであろう天体をゴーグルLCD表示部6
A,6Aに表示するためのモードであり、星座指定モー
ドとは、ユーザ指定の星座もしくは星を他の星座や星と
は識別できるようにゴーグルLCD表示部6A,6Aに
表示するためのモードである。
【0047】上記ステップS1において、モード入力が
検出されなかった場合には、処理はステップS5に移行
する。このステップS5では、電源オフ等の終了指示が
確認され、終了指示がなければ、ステップS1に戻る
が、終了指示があれば、終了処理が実行される。
【0048】また、ステップS1において、モード入力
が検出された場合には、処理はステップS2に移行し、
今度はその入力モードの種類を判別する。このステップ
S2において、天体表示モードであるという判別結果が
得られた場合には、処理はステップS3に移行して、天
体表示処理を実行する。また、星座指定モードであると
いう判別結果が得られた場合には、処理はステップS4
に移行して、星座指定表示処理を実行する。このよう
に、天体表示処理(ステップS3)もしくは星座指定表
示処理(図13)が済むと、処理はステップS5に移行
する。このステップS5では、前述した如く、終了指示
がなければ、ステップS1に戻るが、終了指示があれ
ば、終了処理が実行される。
【0049】まず図12を参照してステップS3の天体
表示処理を詳述する。この天体表示処理では、最初に、
ステップS11において、GPS受信部10に入力され
たGPS電波に基づくGPSデータが時刻検出部11及
び経度・緯度・高度検出部12から入力される。
【0050】次に、ステップS12において、入力され
たGPSデータが検出データメモリ18Cに格納され
る。例えば、図5に示した内容のGPSデータが格納さ
れると、図6に示したように、キー入力部15のLCD
表示部16に表示される。すなわち、検出データメモリ
18Cには、経度データ「東経:135゜」、緯度デー
タ「北緯:40゜」、高度データ「高度:100m」、
及び時刻データ「年月日:1996年6月5日20:5
0」がGPSデータとして格納されるので、これらデー
タに基づいて東経:135゜、北緯:40゜、高度:1
00m、及び1996年6月5日20:50が表示され
る。
【0051】次に、ステップS13において、迎角検出
センサ13及び方位検出センサ14からそれぞれセンサ
データが入力され、続くステップS14において、その
入力されたセンサデータが検出データメモリ18Cに格
納される。例えば、図5に示した内容のセンサデータが
格納されると、図7に示したように、キー入力部15の
LCD表示部16に表示される。すなわち、検出データ
メモリ18Cには、方位データ「方位:北」、及び迎角
データ「迎角:45゜」がセンサデータとして格納され
るので、これらデータに基づいて方位:北、及び迎角:
45゜が表示される。
【0052】このように、検出データメモリ18Cに検
出データが揃うと、処理がステップS15に移行する。
このステップS15では、図4に示した天体データ変換
テーブル17Bを参照して、検出データメモリ18Cに
格納されたGPSデータ及びセンサデータを入力データ
として、その入力データをもつ天体データNo.データ
が天体データ変換テーブル17Bから検索される。この
ようにして検索された天体データNo.データは天体デ
ータメモリ18Bに格納される。
【0053】例えば、検出データメモリ18Cに図5に
示したGPSデータ及びセンサデータが格納された場合
には、そのGPSデータ及びセンサデータは、図4に示
したNo.1の入力データに該当するので、そのNo.
1が天体データとなる。したがって、その天体データN
o.データ「No.1」は、図5に示した如く、天体デ
ータメモリ18Bに格納される。このようにして天体デ
ータNo.が取得されると、処理はステップS16に移
行して、その天体データNo.の入力データ及び出力デ
ータに基づいてビットマップデータを作成する。この作
成により前述のGPSデータ及びセンサデータから天体
データへの変換が完了する。この作成されたビットマッ
プデータは、表示データとして表示メモリ18Dに格納
される。
【0054】次に、ステップS17において、表示メモ
リ18Dに格納された表示データが読み出され、表示ド
ライバ5Aの駆動によりゴーグルLCD表示部6A,6
Aに天体画像が表示される。例えば、天体データNo.
1に基づく天体画像であれば、図8に示した如く、子熊
座DSP1(大熊座の一部DSP2とカシオペア座の一
部DSP3も含む)が視野データに基づいて表示形成さ
れると共に、視野を特定する位置、年月日時刻、方位、
迎角、星座名等のガイダンス情報DSP4が入力データ
及び出力データの一部に基づいて表示形成される。
【0055】そして、処理はステップS18に移行し
て、モード切換え等の天体表示処理終了操作が確認さ
れ、その操作があれば終了処理によってメイン処理に戻
り、その操作がなければ次のステップS19においてス
テップS17による表示開始後の時間経過を判定する。
このステップS19において、一定時間の経過が確認さ
れると、GPSデータ及びセンサデータの更新のため
に、処理はステップS11に戻り、上述した天体表示動
作を繰り返し実行する。
【0056】ゴーグルLCD表示部6A,6Aに表示さ
れる天体画像において、図14(A)に示したように、
表示中の各星STRと実際の星STRとは視線方向DR
で一致しており、ゴーグル部3Aを矢印W方向に持ち上
げたとき、同図(B)に示したように、肉眼で実際の星
STRの位置を確認することができる。
【0057】次に、図13を参照してステップS4の星
座指定表示処理を詳述する。この星座指定表示処理で
は、まずステップS21において、RAM18内に予め
設けられた図示せぬ星座点滅フラグがオンにセットされ
る。さらに続くステップS22では、星名/星座名入力
処理が実行される。この場合には、キー入力部15のキ
ー部15aのキー操作に従って星名データや星座名デー
タが入力される。このようにして入力された星名データ
もしくは星座名データは入力データメモリ18Aに格納
されると共に、図9に示したように、入力された星座名
が「子熊座」であれば、その「子熊座」がLCD表示部
16に表示される。
【0058】次に、ステップS23では、入力星名デー
タ又は入力星座名データをもつ天体データNo.が天体
データ変換テーブル17Bから検索され、その検索され
た天体データNo.の出力データから視野データが読み
出される。続くステップS24において、その検索によ
り読み出された視野データが点滅表示対象としてRAM
18に一時記憶される。
【0059】このようにして処理はステップS25に移
行し、一時ウェイトしてキー部15aに予め設けられて
いる実行キーの操作を検出する。その間、実行キーの操
作がなければ、処理はステップS22に戻り、再度星名
もしくは星座名の入力を繰り返す。また、ステップS2
5において、実行キーの操作が検出されると、処理はス
テップS26に移行する。
【0060】ステップS26では、GPS受信部10に
入力されたGPS電波に基づくGPSデータが時刻検出
部11及び経度・緯度・高度検出部12から入力され
る。続くステップS27では、入力されたGPSデータ
が検出データメモリ18Cに格納される。例えば、図5
に示した内容のGPSデータが格納されると、天体表示
モードの場合と同様に、図6に示したように、キー入力
部15のLCD表示部16に表示される。
【0061】次に、ステップS28において、迎角検出
センサ13及び方位検出センサ14からそれぞれセンサ
データが入力される。続くステップS29において、そ
の入力されたセンサデータが検出データメモリ18Cに
格納される。例えば、図5に示した内容のセンサデータ
が格納されると、この場合にも天体表示モードと同様
に、図7に示したように、キー入力部15のLCD表示
部16に表示される。
【0062】このように、検出データメモリ18Cに検
出データが揃うと、処理がステップS30に移行する。
このステップS305では、前述した天体表示モードと
同様に、図4に示した天体データ変換テーブル17Bを
参照して、検出データメモリ18Cに格納されたGPS
データ及びセンサデータを入力データとして、その入力
データをもつ天体データNo.データが天体データ変換
テーブル17Bから検索される。このようにして検索さ
れた天体データNo.データは図5に示した如く天体デ
ータメモリ18Bに格納される。
【0063】このようにして天体データNo.が取得さ
れると、処理はステップS31に移行して、その天体デ
ータNo.の入力データ及び出力データに基づいてビッ
トマップデータを作成する。この作成により前述のGP
Sデータ及びセンサデータから天体データへの変換が完
了する。この作成されたビットマップデータは、表示デ
ータとして表示メモリ18Dに格納される。
【0064】次に、ステップS32において、表示メモ
リ18Dに格納された表示データが読み出され、表示ド
ライバ5Aの駆動によりゴーグルLCD表示部6A,6
Aに天体画像が表示される。この場合にも、前述の天体
表示モードと同様に、例えば、天体データNo.1に基
づく天体画像であれば、図10に示した如く、子熊座D
SP1(大熊座の一部DSP2とカシオペア座の一部D
SP3も含む)が視野データに基づいて表示形成される
と共に、視野を特定する位置、年月日時刻、方位、迎
角、星座名等のガイダンス情報DSP4が入力データ及
び出力データの一部に基づいて表示形成される。
【0065】この場合には、ゴーグルLCD表示部6
A,6Aに表示されている天体画像に、RAM18に一
時格納されている点滅対象の視野データ「子熊座」が含
まれていることから、処理はステップS34に移行す
る。なお、含まれていない場合には、処理はステップS
35に移行する。
【0066】上記ステップS34では、図10に示した
如く、点滅対象である子熊座DSP11が天体画像中で
他との識別のために点滅表示される。
【0067】そして、処理はステップS35に移行し
て、モード切換え等の天体表示処理終了操作が確認さ
れ、その操作があれば終了処理の前にステップBS37
において星座点滅フラグをオフにリセットすると共に、
点滅対象の視野データをRAM18から消去してからメ
イン処理に戻る。また、その終了操作がなければ次のス
テップS36においてステップS32による表示開始後
の時間経過を判定する。このステップS32において、
一定時間の経過が確認されると、GPSデータ及びセン
サデータの更新のために、処理はステップS22に戻
り、上述した星座指定表示動作を繰り返し実行する。
【0068】この場合にも、図14(A)に示したよう
に、表示中の各星STRと実際の星STRとが視線方向
DRで一致することは云うまでもない。
【0069】以上説明したように本実施の形態1によれ
ば、頭部装着体2を装着している時刻及びその頭部装着
体2の位置、ならびにスクリーン部6A,6Aの表示面
の方位及び迎角から、スクリーン部6A,6Aの表示面
の方向に配置される星座や星の天体画像をそのスクリー
ン部6A,6Aに表示するようにしたので、頭部装着体
2の装着状態で、スクリーン部6A,6Aに、天体を眺
める方向に実際に見えるべき星や星座を擬似的に表示す
ることが可能になる。
【0070】その結果、簡易な構成で、観測条件に関係
なく、手軽に天体観測を支援することが可能である。
【0071】また、キー入力部15から指定した星又は
星座については点滅表示するようにしたので、所望の星
又は星座を他の星や星座とは容易に識別することが可能
になる。
【0072】また、光透過型のスクリーン部6A,6A
に凝似的に表示される星や星座とそのスクリーン部6
A,6Aを介して実際に見える星や星座とが重なり、表
示中の星や星座の名前を合せて表示することができる。
これによって、所望の星や星座をスクリーン部6A,6
Aを介して天体から容易に見つけだすことが可能にな
る。
【0073】また、頭部装着体2を装着したままスクリ
ーン部6A,6Aを視界外に可動できるようにしたの
で、必要に応じて適宜スクリーン部6A,6Aを視界内
にセットして天体表示を行うことで天体観測を支援する
ことが可能になる。
【0074】実施の形態2.図15は本発明の実施の形
態2による天体表示装置の形状を示す外観斜視図であ
り、図16は図15に示した天体表示装置の断面図であ
る。図15において、1Bは天体表示装置を示してい
る。
【0075】この天体表示装置1Bは、図15及び図1
6に示したように、その全体構成を実施の形態1の天体
表示装置1と同様の形状及び構成にしているので、同一
部分には実施の形態1で扱う番号と同じ番号を各部に付
している。
【0076】また、実施の形態1との相違は、天体画像
の表示構成にある。具体的には、前述の実施の形態1に
よる天体表示装置1は、ゴーグルLCD表示部6A,6
Aを表示ドライバ5Aで表示駆動させる構成であった
が、この実施の形態2による天体表示装置2は、図1及
び図2に示したように、プロジェクタ部6Bを頭部装着
体2の内側に取り付け、そのプロジェクタ部3Bからゴ
ーグル部3Bのスクリーン部S,Sに対して、液晶表示
の場合と同様の要領で、同一画像を投影するように構成
されている。
【0077】上記プロジェクタ部6Bは図示せぬ信号処
理部20に結合され、その信号処理部20内のCPU1
9の制御で前述した図11〜図13のフローチャートに
従う制御プログラムの手順で動作する。
【0078】以上説明したように本実施の形態2によれ
ば、頭部装着体2を装着している時刻及びその頭部装着
体2の位置、ならびにスクリーン部S,Sの表示面の方
位及び迎角から、スクリーン部S,Sの表示面の方向に
配置される星座や星の天体画像をそのスクリーン部S,
Sに投影によって表示するようにしたので、頭部装着体
2の装着状態で、スクリーン部S,Sに、天体を眺める
方向に実際に見えるべき星や星座を擬似的に表示するこ
とが可能になる。
【0079】その結果、簡易な構成で、観測条件に関係
なく、手軽に天体観測を支援することが可能である。
【0080】また、キー入力部15により指定した星又
は星座については点滅投影するようにしたので、頭部装
着体2の装着状態で天体を眺める方向に実際に見えるべ
き星や星座をそのスクリーン部S,Sに擬似的に表示す
ることができ、特に、所望の星又は星座を他の星や星座
とは容易に識別することが可能になる。
【0081】また、光透過型のスクリーン部S,Sに凝
似的に表示される星や星座とそのスクリーン部S,Sを
介して実際に見える星や星座とが重なり、表示中の星や
星座の名前を合せて表示することができる。これによっ
て、所望の星や星座をスクリーン部S,Sを介して天体
から容易に見つけだすことが可能になる。
【0082】また、頭部装着体2を装着したままスクリ
ーン部S,Sを視界外に可動できるようにしたので、必
要に応じて適宜スクリーン部S,Sを視界内にセットし
て天体表示を行うことで天体観測を支援することが可能
になる。
【0083】さて、前述の実施の形態1,2では、スク
リーン部6A,6Aやスクリーン部S,Sを仕切板2a
によって仕切り、それぞれに同一の天体画像を表示する
ようにしていたが、本発明はこれに限定されるものでは
なく、仕切板2aをなくしてスクリーン部を一面だけ設
け、天体画像をひとつだけ表示するようにしてもよい。
この場合、実施の形態1についてはゴーグルLCD表示
部6A,6Aは一つだけで済み、実施の形態2について
はプロジェクタ部6Bからの投影は1画像分だけで済
む。
【0084】また、前述の実施の形態1,2では、天体
として星や星座の天体位置を定義していたが、本発明は
これに限定されるものではなく、太陽の日の出、日の入
りや月の欠け方等のサービス情報も天体データ変換テー
ブル17Bに記憶して、表示できるようにしてもよい。
【0085】
【発明の効果】以上説明したように請求項1記載の発明
によれば、検出された現在位置、現在時刻、現在方位、
及び現在仰角に対応する天体データを記憶手段から読み
出して表示手段に供給する構成としているので、使用者
の現在位置および現在方位などの状況に対応して、実際
には見えるであろう天体データ(たとえば、星、星座な
どの天体画像または星座名など)を表示させることがで
きる。その結果、簡易な構成で、観測条件に関係なく、
手軽に天体観測を支援することが可能な天体表示装置を
得られるという効果を奏する。
【0086】請求項2記載の発明によれば、検出された
位置、時刻、方位、及び仰角の各データ対応する天体デ
ータを記憶手段から読み出して表示手段で表示するとと
もに、使用者による指定手段により指定された天体デー
タに基づいて、この指定された天体データと他の天体デ
ータとを識別可能な表示形態に表示制御する構成として
いるので、使用者の現在位置および現在方位などの状況
に対応して、実際には見えるであろう天体データ(たと
えば、星、星座などの天体画像または星座名など)を表
示させることができる一方で、その表示されている天体
データのうち、使用者により指定された天体データとそ
の指定された天体データ以外の他の天体データとを区別
して表示させることができる。このため、見たい天体デ
ータを迅速かつ容易に見つけ出すことができる。その結
果、簡易な構成で、観測条件に関係なく、手軽に天体観
測を支援することが可能な天体表示装置を得られるとい
う効果を奏する。
【0087】請求項3記載の発明によれば、請求項1ま
たは2記載の発明において、頭部装着体に表示手段と検
出手段とを設けるようにしたので、頭部装着体を使用者
の頭部に装着した状態で使用者が見上げた方向に対し
て、現在位置および現在方位などの状況に対応して、実
際には見えるであろう天体データ(たとえば、星、星座
などの天体画像または星座名など)を表示させることが
できる天体表示装置を得られるという効果を奏する。
【0088】請求項4記載の発明によれば、天体データ
を可視表示するようにしたので、外部表示機器に接続せ
ずに、装置上での表示から天体データを確認することが
できる天体表示装置を得られるという効果を奏する。
【0089】請求項5記載の発明によれば、請求項1か
ら3のいずれかに記載の発明において、天体データをス
クリーン部に投影するようにしたので、外部表示機器に
接続せず、装置上での投影から天体データを確認するこ
とができる天体表示装置を得られるという効果を奏す
る。
【0090】請求項6記載の発明によれば、請求項4又
は5に記載の発明において、スクリーン部を光透過型に
したので、スクリーン部に投影された天体データとその
スクリーン部を通して見える実際の天体とを重ねて見る
ことができる天体表示装置を得られるという効果を奏す
る。
【0091】請求項7記載の発明によれば、請求項4又
は5に記載の発明において、スクリーン部を視界外に可
動できるようにしたので、スクリーン部に投影された天
体データを、そのスクリーン部を視界外に可動させ、実
際の天体と比較することができる天体表示装置を得られ
るという効果を奏する。
【0092】請求項8記載の発明によれば、請求項1に
記載の発明において、外部から現在位置、現在時刻、現
在方位、及び現在仰角データのうちの少なくとも現在位
置、現在時刻を受信するようにしても、使用者の現在位
置および現在方位などの状況に対応して、実際には見え
るであろう天体データ(たとえば、星、星座などの天体
画像または星座名など)を表示させることが可能な天体
表示装置を得られるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1による天体表示装置の形
状を示す外観斜視図である。
【図2】図1に示した天体表示装置の断面図である。
【図3】図1に示した天体表示装置の内部構成を示すブ
ロック図である。
【図4】実施の形態1による天体データ変換テーブルの
メモリ内容を示す図である。
【図5】実施の形態1によるRAMの要部のメモリ内容
を示す図である。
【図6】実施の形態1によるLCD表示部の天体表示モ
ードにおける表示例を示す図である。
【図7】実施の形態1によるLCD表示部の天体表示モ
ードにおける表示例を示す図である。
【図8】実施の形態1によるゴーグルLCD表示部の天
体表示モードにおける表示例を示す図である。
【図9】実施の形態1によるLCD表示部の星座指定モ
ードにおける表示例を示す図である。
【図10】実施の形態1によるゴーグル表示部の星座指
定モードにおける表示例を示す図である。
【図11】実施の形態1におけるメイン処理を説明する
フローチャートである。
【図12】実施の形態1における天体表示処理を説明す
るフローチャートである。
【図13】実施の形態1における星座指定表示処理を説
明するフローチャートである。
【図14】実施の形態1におけるゴーグル部の可動動作
を説明する図である。
【図15】本発明の実施の形態2による天体表示装置の
形状を示す外観斜視図である。
【図16】図15に示した天体表示装置の断面図であ
る。
【符号の説明】
1A,1B 天体表示装置 2 頭部装着体 3A,3B ゴーグル部 5A 表示ドライバ 6A ゴーグルLCD表示部 10 GPS受信部 11 時刻検出部 12 経度・緯度・高度検出部 13 迎角検出センサ 14 方位検出センサ 15 キー入力部 16 LCD表示部 17 ROM 17A プログラムメモリ 17B 天体データ変換テーブル 18 RAM 18B 天体データメモリ 18C 検出データメモリ 19 CPU

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】天体画像を含む天体データを表示する表示
    手段と、 位置、時刻、方位、及び仰角の各データ毎に天体データ
    が対応させて記憶されている記憶手段と、 現在位置、現在時刻、現在方位、及び現在仰角を検出す
    る検出手段と、この検出手段により検出された現在位
    置、現在時刻、現在方位、及び現在仰角に対応する天体
    データを前記記憶手段から読み出して前記表示手段に供
    給する表示制御手段と、 を有することを特徴とする天体表示装置。
  2. 【請求項2】天体の名称を表す天体名データおよび天体
    の形状を表す天体画像を含む天体データを表示する表示
    手段と、 位置、時刻、方位、及び仰角の各データ毎に天体データ
    が対応させて記憶されている記憶手段と、 天体データを指定する指定手段と、現在位置、現在時
    刻、現在方位、及び現在仰角を検出する検出手段と、こ
    の検出手段により検出された位置、時刻、方位、及び仰
    角の各データ対応する天体データを前記記憶手段から読
    み出して前記表示手段に表示するとともに、前記指定手
    段により指定された天体データに基づいて、この指定さ
    れた天体データと他の天体データとを識別可能な表示形
    態に表示制御する表示制御手段と、を有することを特徴
    とする天体表示装置。
  3. 【請求項3】請求項1または2記載の天体表示装置にお
    いて、前記表示手段、前記記憶手段、前記検出手段、前
    記表示制御手段のうち、前記表示手段および前記検出手
    段は、使用者の頭部に着脱自在に装着する頭部装着体に
    設けられていることを特徴とする天体表示装置。
  4. 【請求項4】請求項1から3のいずれかに記載の天体表
    示装置において、前記表示手段は、前記天体データを可
    視表示する可視表示手段であることを特徴とする天体表
    示装置。
  5. 【請求項5】請求項1から3のいずれかに記載の天体表
    示装置において、前記表示手段は、前記天体データをス
    クリーン部に対し可視投影する投影手段であり、このス
    クリーン部は、前記頭部装着体のうち、その装着した状
    態における視界内の位置に設けられていることを特徴と
    する天体表示装置。
  6. 【請求項6】請求項4又は5に記載の天体表示装置にお
    いて、前記スクリーン部は、光透過型の構造を有してい
    ることを特徴とする天体表示装置。
  7. 【請求項7】請求項4又は5に記載の天体表示装置にお
    いて、前記スクリーン部は、前記頭部装着体の装着状態
    で視界外に可動自在に取り付けられていることを特徴と
    する天体表示装置。
  8. 【請求項8】請求項1に記載の天体表示装置において、
    前記検出手段は、外部から送られてくる 現在位置、現
    在時刻、現在方位、及び現在仰角データのうちの少なく
    とも現在位置、現在時刻を受信する受信手段と、この受
    信手段により受信された少なくとも現在位置、現在時刻
    の各データを検出するデータ検出手段と、を備えている
    ことを特徴とする天体表示装置。
JP8191096A 1996-07-19 1996-07-19 天体表示装置 Pending JPH1039745A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1999049368A1 (fr) * 1998-03-20 1999-09-30 Hidemi Miura Horloge representant la carte du monde et les etoiles
WO2001046648A1 (fr) * 1999-12-21 2001-06-28 Hidemi Miura Systeme de navigation dote d'une carte du ciel
JP2009210875A (ja) * 2008-03-05 2009-09-17 Casio Comput Co Ltd 天体観測装置
JP2018018089A (ja) * 2012-06-18 2018-02-01 ソニー株式会社 情報処理装置、情報処理方法及びプログラム

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