JPH1038672A - 感震装置 - Google Patents
感震装置Info
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- JPH1038672A JPH1038672A JP19672996A JP19672996A JPH1038672A JP H1038672 A JPH1038672 A JP H1038672A JP 19672996 A JP19672996 A JP 19672996A JP 19672996 A JP19672996 A JP 19672996A JP H1038672 A JPH1038672 A JP H1038672A
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- Measurement Of Mechanical Vibrations Or Ultrasonic Waves (AREA)
- Geophysics And Detection Of Objects (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】簡単な構造で、振動の大きさに応じて、マイコ
ンの入力信号として直接使用できる程度の大きな電圧を
発生する感震装置を提供する。 【解決手段】振り子2は軸1を中心として揺動する。永
久磁石3は振り子2に取り付けられており、振り子2と
共に揺動する。また、永久磁石3は振り子2の揺動方向
と直交する方向に着磁されるとともに、振り子2の揺動
方向に於いて、N極とS極とが交互に配置されている。
一方、ヨーク4は磁性材料からなり、両端部に磁極4
a,4aが形成されている。磁極4a,4aは空隙9を
介して対向しており、マグネット3は空隙9内を揺動自
在に揺動するように配設されている。ここで、地震が発
生すると、地震の振動によって振り子2が揺動する。そ
して、振り子2と共に永久磁石3が揺動して、永久磁石
3からヨーク4に流れる磁束が変化して、ヨーク4に巻
回されたコイル5に電圧が発生する。
ンの入力信号として直接使用できる程度の大きな電圧を
発生する感震装置を提供する。 【解決手段】振り子2は軸1を中心として揺動する。永
久磁石3は振り子2に取り付けられており、振り子2と
共に揺動する。また、永久磁石3は振り子2の揺動方向
と直交する方向に着磁されるとともに、振り子2の揺動
方向に於いて、N極とS極とが交互に配置されている。
一方、ヨーク4は磁性材料からなり、両端部に磁極4
a,4aが形成されている。磁極4a,4aは空隙9を
介して対向しており、マグネット3は空隙9内を揺動自
在に揺動するように配設されている。ここで、地震が発
生すると、地震の振動によって振り子2が揺動する。そ
して、振り子2と共に永久磁石3が揺動して、永久磁石
3からヨーク4に流れる磁束が変化して、ヨーク4に巻
回されたコイル5に電圧が発生する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、地震による振動を
感知して信号を出力し、地震発生時にガス流路を遮断す
るガスメータに用いられる感震装置に関するものであ
る。
感知して信号を出力し、地震発生時にガス流路を遮断す
るガスメータに用いられる感震装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来より、地震発生後の二次災害を防止
するために、地震の振動を感知する感震装置を用いて、
地震が発生するとガス流路を遮断する家庭用ガスメータ
があった。この家庭用ガスメータに用いられる感震装置
としては、例えば、実開昭61−48634号公報に示
されるように、地震の振動によって転動した球がプラン
ジャを押し上げることによって、接点が開閉されるスイ
ッチ機構を備えたものがあった。
するために、地震の振動を感知する感震装置を用いて、
地震が発生するとガス流路を遮断する家庭用ガスメータ
があった。この家庭用ガスメータに用いられる感震装置
としては、例えば、実開昭61−48634号公報に示
されるように、地震の振動によって転動した球がプラン
ジャを押し上げることによって、接点が開閉されるスイ
ッチ機構を備えたものがあった。
【0003】また、特開平5−79896号公報に示さ
れるように圧電フィルムを用いたものもあり、振動によ
る圧電フィルムの変形によって発生する電圧から、地震
の振動を検出していた。しかしながら、上述した感震装
置の内、スイッチ機構を備えた感震装置の場合には、地
震の振動によって開閉されるスイッチ機構を有している
ので、その接点で接触不良等の不具合が発生する可能性
があり、信頼性が低いという問題点があった。
れるように圧電フィルムを用いたものもあり、振動によ
る圧電フィルムの変形によって発生する電圧から、地震
の振動を検出していた。しかしながら、上述した感震装
置の内、スイッチ機構を備えた感震装置の場合には、地
震の振動によって開閉されるスイッチ機構を有している
ので、その接点で接触不良等の不具合が発生する可能性
があり、信頼性が低いという問題点があった。
【0004】また、圧電フィルムを用いた感震装置の場
合には、その構造は非常に簡単であるが、地震のような
低周波振動を検出するためには、大きな静電容量が必要
となり、感震装置が大型化するという問題点があった。
また、地震の振動によって圧電フィルムに発生する電圧
は数百mV程度であり、例えば、この圧電フィルムの電
圧信号をマイコン等の制御回路の入力信号として用いる
場合、圧電フィルムに発生する電圧が低いため、アンプ
により増幅する必要がある。しかし、家庭用ガスメータ
等の用途では電池で長期間動作させるために消費電力の
制約があり、アンプを使用できないという問題点もあっ
た。
合には、その構造は非常に簡単であるが、地震のような
低周波振動を検出するためには、大きな静電容量が必要
となり、感震装置が大型化するという問題点があった。
また、地震の振動によって圧電フィルムに発生する電圧
は数百mV程度であり、例えば、この圧電フィルムの電
圧信号をマイコン等の制御回路の入力信号として用いる
場合、圧電フィルムに発生する電圧が低いため、アンプ
により増幅する必要がある。しかし、家庭用ガスメータ
等の用途では電池で長期間動作させるために消費電力の
制約があり、アンプを使用できないという問題点もあっ
た。
【0005】一方、特開平6−317680号公報に示
されるように、電子時計の電源に用いられる発電装置と
して、回転中心と重心とが偏心したアンバランス車と、
コイルとローター磁石を備えたローター及び高透磁率材
から形成された板状のステータからなり、ローター磁石
の回転運動により発電する機械−電気変換機と、アンバ
ランス車の回転を増速してローターに伝達する増速輪列
とを有し、ステータがローター磁石の外周を取り囲むよ
うに配設されたものがあった。
されるように、電子時計の電源に用いられる発電装置と
して、回転中心と重心とが偏心したアンバランス車と、
コイルとローター磁石を備えたローター及び高透磁率材
から形成された板状のステータからなり、ローター磁石
の回転運動により発電する機械−電気変換機と、アンバ
ランス車の回転を増速してローターに伝達する増速輪列
とを有し、ステータがローター磁石の外周を取り囲むよ
うに配設されたものがあった。
【0006】ここで、振動によってアンバランス車が回
転すると、増速輪列がアンバランス車の回転運動を増速
してローターに伝達し、機械−電気変換機がローター磁
石の回転運動を電圧に変換している。この時、ローター
の回転によって、コイルに発生する電圧Eは、コイルの
巻数をN、時間をt、磁心に流れる磁束数をΦとする
と、次式で表される。
転すると、増速輪列がアンバランス車の回転運動を増速
してローターに伝達し、機械−電気変換機がローター磁
石の回転運動を電圧に変換している。この時、ローター
の回転によって、コイルに発生する電圧Eは、コイルの
巻数をN、時間をt、磁心に流れる磁束数をΦとする
と、次式で表される。
【0007】E=N(dΦ/dt)・・・(1) また、ローターの回転速度をω、磁心に流れる磁束の最
大値をΦ0 とすると、磁束数Φは次式で表される。 Φ=Φ0 cosωt・・・(2) 式(2)より、磁束数Φの一次微分は次式で表される。
大値をΦ0 とすると、磁束数Φは次式で表される。 Φ=Φ0 cosωt・・・(2) 式(2)より、磁束数Φの一次微分は次式で表される。
【0008】 (dΦ/dt)=Φ0 ω(−sinωt)・・・(3) したがって、式(1)(3)より、コイルに発生する電
圧Eを大きくするためには、ローターの回転速度ω、磁
束の最大値Φ0 、コイルの巻数Nのいずれかを大きくす
れば良く、この発電装置では増速輪列を用いてローター
の回転速度ωを増速することにより電圧Eを大きくして
いた。
圧Eを大きくするためには、ローターの回転速度ω、磁
束の最大値Φ0 、コイルの巻数Nのいずれかを大きくす
れば良く、この発電装置では増速輪列を用いてローター
の回転速度ωを増速することにより電圧Eを大きくして
いた。
【0009】この発電装置を感震装置に用いた場合、増
速輪列を用いてローターの回転速度を増速することによ
り、マイコン等の制御回路の入力信号として直接使用で
きる程度の大きさの電圧をコイルに発生させることがで
きる。また、圧電フィルムを用いた感震装置に比べて、
装置の小型化が図れ、スイッチ機構を有しないので、装
置の信頼性を高めることができる。
速輪列を用いてローターの回転速度を増速することによ
り、マイコン等の制御回路の入力信号として直接使用で
きる程度の大きさの電圧をコイルに発生させることがで
きる。また、圧電フィルムを用いた感震装置に比べて、
装置の小型化が図れ、スイッチ機構を有しないので、装
置の信頼性を高めることができる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】上述した発電装置を感
震装置に用いた場合、増速輪列を用いてローターの回転
速度を増速することにより、マイコン等の制御回路の入
力信号として直接使用できる程度の大きさの電圧を得る
ことはできるが、増速輪列は多くの歯車を組み合わせて
構成されているので、歯車間の摩擦が発生して、地震の
微小な振動ではアンバランス車が回転せず、地震の発生
を検知できない可能性があるという問題点があった。ま
た、増速輪列を構成する部品数が多く、高い組立精度が
要求されるので、装置の組み立てに手間がかかるという
問題点もあった。
震装置に用いた場合、増速輪列を用いてローターの回転
速度を増速することにより、マイコン等の制御回路の入
力信号として直接使用できる程度の大きさの電圧を得る
ことはできるが、増速輪列は多くの歯車を組み合わせて
構成されているので、歯車間の摩擦が発生して、地震の
微小な振動ではアンバランス車が回転せず、地震の発生
を検知できない可能性があるという問題点があった。ま
た、増速輪列を構成する部品数が多く、高い組立精度が
要求されるので、装置の組み立てに手間がかかるという
問題点もあった。
【0011】本発明は上記問題点に鑑みて為されたもの
であり、請求項1の発明の目的とするところは、組み立
てが容易で、微小な振動も検知でき、振動の大きさに応
じて、マイコンの入力信号として直接使用できる程度の
大きさの電圧を発生することができる感震装置を提供す
るにある。請求項2乃至6の発明の目的は、コイルに発
生する電圧をさらに大きくした感震装置を提供するにあ
る。
であり、請求項1の発明の目的とするところは、組み立
てが容易で、微小な振動も検知でき、振動の大きさに応
じて、マイコンの入力信号として直接使用できる程度の
大きさの電圧を発生することができる感震装置を提供す
るにある。請求項2乃至6の発明の目的は、コイルに発
生する電圧をさらに大きくした感震装置を提供するにあ
る。
【0012】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明では、上
記目的を達成するために、振り子に取り付けられ、振り
子の揺動運動に応じて揺動する永久磁石と、磁性材料か
ら形成され、両端部に設けられた磁極が互いに対向する
ヨークと、ヨークに巻回されたコイルとを備え、永久磁
石が磁極の対向部に揺動自在に配設され、永久磁石の揺
動運動に応じてコイルに電圧が発生しているので、簡単
な構成で、振動の大きさに応じて、マイコン等の制御回
路の入力信号として直接使用できる程度の大きさの電圧
を発生することができる。また、振り子に永久磁石を取
り付けただけなので、摩擦が発生する部分が少なく、振
り子に加わる摩擦力を低減することができる。
記目的を達成するために、振り子に取り付けられ、振り
子の揺動運動に応じて揺動する永久磁石と、磁性材料か
ら形成され、両端部に設けられた磁極が互いに対向する
ヨークと、ヨークに巻回されたコイルとを備え、永久磁
石が磁極の対向部に揺動自在に配設され、永久磁石の揺
動運動に応じてコイルに電圧が発生しているので、簡単
な構成で、振動の大きさに応じて、マイコン等の制御回
路の入力信号として直接使用できる程度の大きさの電圧
を発生することができる。また、振り子に永久磁石を取
り付けただけなので、摩擦が発生する部分が少なく、振
り子に加わる摩擦力を低減することができる。
【0013】請求項2の発明では、請求項1の発明にお
いて、永久磁石が磁極の間を揺動しているので、ヨーク
に流れる磁束を大きくすることができる。請求項3の発
明では、請求項1の発明において、永久磁石が磁極対向
部の外側を揺動しているので、永久磁石とヨークとの間
隔を一定にすることができる。また、永久磁石とヨーク
の相対的な位置決めを容易に行うこともできる。
いて、永久磁石が磁極の間を揺動しているので、ヨーク
に流れる磁束を大きくすることができる。請求項3の発
明では、請求項1の発明において、永久磁石が磁極対向
部の外側を揺動しているので、永久磁石とヨークとの間
隔を一定にすることができる。また、永久磁石とヨーク
の相対的な位置決めを容易に行うこともできる。
【0014】請求項4の発明では、請求項1の発明にお
いて、磁極の永久磁石に対向する部位を永久磁石に突出
させているので、磁極に設けられた突出部に磁束を集中
させることができる。請求項5の発明では、請求項1の
発明において、永久磁石が振り子の揺動方向と交差する
方向に着磁されているので、ヨークに流れる磁束を更に
大きくすることができる。
いて、磁極の永久磁石に対向する部位を永久磁石に突出
させているので、磁極に設けられた突出部に磁束を集中
させることができる。請求項5の発明では、請求項1の
発明において、永久磁石が振り子の揺動方向と交差する
方向に着磁されているので、ヨークに流れる磁束を更に
大きくすることができる。
【0015】請求項6の発明では、請求項1の発明にお
いて、振り子の揺動方向において、永久磁石の極性が交
互に反転しているので、振り子の揺動運動に応じて、磁
束を大きく変化させることができる。
いて、振り子の揺動方向において、永久磁石の極性が交
互に反転しているので、振り子の揺動運動に応じて、磁
束を大きく変化させることができる。
【0016】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図面を参照
して説明する。 (実施形態1)本実施形態の感震装置は、図1(a)
(b)に示すように、2枚の支持板7,7によって支持
された軸1と、軸1に軸受6を介して揺動自在に取り付
けられた振り子2と、振り子2に取り付けられ、振り子
2と共に揺動する永久磁石3と、磁性材料から形成さ
れ、永久磁石3の上下端を挟むように配設された断面略
コ字状のヨーク4と、ヨーク4に巻回されたコイル5
と、ケース8とから構成されている。
して説明する。 (実施形態1)本実施形態の感震装置は、図1(a)
(b)に示すように、2枚の支持板7,7によって支持
された軸1と、軸1に軸受6を介して揺動自在に取り付
けられた振り子2と、振り子2に取り付けられ、振り子
2と共に揺動する永久磁石3と、磁性材料から形成さ
れ、永久磁石3の上下端を挟むように配設された断面略
コ字状のヨーク4と、ヨーク4に巻回されたコイル5
と、ケース8とから構成されている。
【0017】ここで、ヨーク4の両端部に形成された磁
極4a,4aは空隙9を介して互いに対向しており、永
久磁石3は両磁極4a,4a間の空隙9内を揺動自在に
揺動するように振り子2に取り付けられている。いま、
地震が発生すると、地震の振動によって、振り子2が軸
1を中心として揺動し、永久磁石3が振り子2と共に揺
動する。この時、永久磁石3から磁極4a,4aを介し
てヨーク4に流れる磁束が変化するので、コイル5に振
動の大きさに応じた電圧が発生する。
極4a,4aは空隙9を介して互いに対向しており、永
久磁石3は両磁極4a,4a間の空隙9内を揺動自在に
揺動するように振り子2に取り付けられている。いま、
地震が発生すると、地震の振動によって、振り子2が軸
1を中心として揺動し、永久磁石3が振り子2と共に揺
動する。この時、永久磁石3から磁極4a,4aを介し
てヨーク4に流れる磁束が変化するので、コイル5に振
動の大きさに応じた電圧が発生する。
【0018】ここで、永久磁石3は磁極4a,4aが対
向する空隙9内を揺動しているので、永久磁石3からヨ
ーク4に流れる磁束が大きくなり、コイル5に発生する
電圧を大きくすることができる。また、振り子2の揺動
方向と直交する方向に永久磁石3は着磁されているの
で、永久磁石3からヨーク4に流れる磁束が更に大きく
なり、コイル5に発生する電圧を更に大きくすることが
できる。
向する空隙9内を揺動しているので、永久磁石3からヨ
ーク4に流れる磁束が大きくなり、コイル5に発生する
電圧を大きくすることができる。また、振り子2の揺動
方向と直交する方向に永久磁石3は着磁されているの
で、永久磁石3からヨーク4に流れる磁束が更に大きく
なり、コイル5に発生する電圧を更に大きくすることが
できる。
【0019】一方、振り子2の揺動方向において、永久
磁石3はN極とS極とが交互に配置されているので、永
久磁石3が揺動すると、磁極4a,4aに対向する部位
の永久磁石3の極性が交互に反転する。したがって、永
久磁石3からヨーク4に流れる磁束が急激に変化し、コ
イル5に大きな電圧を発生させることができる。ところ
で、断面略L字状の扇形の振り子2の先端部2aは重り
の役割を果たしており、先端部2aは軸1の中心から見
て、ヨーク4の外側に位置しているので、振動によって
発生する振り子2の回転トルクを大きくすることがで
き、コイル5に大きな電圧を発生させることができる。
磁石3はN極とS極とが交互に配置されているので、永
久磁石3が揺動すると、磁極4a,4aに対向する部位
の永久磁石3の極性が交互に反転する。したがって、永
久磁石3からヨーク4に流れる磁束が急激に変化し、コ
イル5に大きな電圧を発生させることができる。ところ
で、断面略L字状の扇形の振り子2の先端部2aは重り
の役割を果たしており、先端部2aは軸1の中心から見
て、ヨーク4の外側に位置しているので、振動によって
発生する振り子2の回転トルクを大きくすることがで
き、コイル5に大きな電圧を発生させることができる。
【0020】このように、コイル5に大きな電圧を発生
させることができるので、アンプにより増幅することな
く、マイコン等の制御回路の入力信号として直接使用で
きる程度の大きさの電圧(例えば、5V/G)を得るこ
とができる。また、複雑な機構の増速輪列を用いていな
いので、容易に組み立てることができる。さらに、振り
子2は軸受6を介して軸1に揺動自在に取り付けられて
おり、軸受6以外に摩擦を生じる部位がないので、振り
子2に加わる摩擦力を低減することができ、地震の微小
な振動も検知することができる。 (実施形態2)実施形態1の感震装置では、振り子2の
軸1と先端部2aとの間の部位に永久磁石3が配設され
ているが、本実施形態では、図2(a)(b)に示すよ
うに、断面略T字状の扇形の振り子2の先端部2aは重
りの役割を果たしており、永久磁石3は先端部2aの下
面に突設されている。また、ヨーク4は磁性材料から形
成され、磁極4a,4aが永久磁石3の側面を挟むよう
に配設されている。
させることができるので、アンプにより増幅することな
く、マイコン等の制御回路の入力信号として直接使用で
きる程度の大きさの電圧(例えば、5V/G)を得るこ
とができる。また、複雑な機構の増速輪列を用いていな
いので、容易に組み立てることができる。さらに、振り
子2は軸受6を介して軸1に揺動自在に取り付けられて
おり、軸受6以外に摩擦を生じる部位がないので、振り
子2に加わる摩擦力を低減することができ、地震の微小
な振動も検知することができる。 (実施形態2)実施形態1の感震装置では、振り子2の
軸1と先端部2aとの間の部位に永久磁石3が配設され
ているが、本実施形態では、図2(a)(b)に示すよ
うに、断面略T字状の扇形の振り子2の先端部2aは重
りの役割を果たしており、永久磁石3は先端部2aの下
面に突設されている。また、ヨーク4は磁性材料から形
成され、磁極4a,4aが永久磁石3の側面を挟むよう
に配設されている。
【0021】ここで、振り子2の揺動方向に直交する方
向に、永久磁石3は着磁されているので、永久磁石3か
ら磁極4a,4aを介してヨーク4に流れる磁束を大き
くすることができる。また、振り子2の揺動方向におい
て、永久磁石3ではN極とS極とが交互に配置されてい
るので、永久磁石3が揺動すると、磁極4a,4aに対
向する部位の永久磁石3の極性が交互に反転する。した
がって、永久磁石3からヨーク4に流れる磁束が急激に
変化し、コイル5に大きな電圧を発生させることができ
る。
向に、永久磁石3は着磁されているので、永久磁石3か
ら磁極4a,4aを介してヨーク4に流れる磁束を大き
くすることができる。また、振り子2の揺動方向におい
て、永久磁石3ではN極とS極とが交互に配置されてい
るので、永久磁石3が揺動すると、磁極4a,4aに対
向する部位の永久磁石3の極性が交互に反転する。した
がって、永久磁石3からヨーク4に流れる磁束が急激に
変化し、コイル5に大きな電圧を発生させることができ
る。
【0022】このように、コイル5に発生する電圧を大
きくすることにより、アンプを用いて増幅することな
く、マイコン等の制御回路の入力信号として直接使用で
きる程度の大きさの電圧を得ることができる。尚、振り
子2、永久磁石3、ヨーク4以外の構成は、実施形態1
の感震装置と同様であるので、その説明は省略する。 (実施形態3)本実施形態の感震装置では、図3(a)
乃至(c)に示すように、振り子2に取り付けられ、振
り子2の揺動方向においてN極とS極とが交互に配置さ
れた永久磁石3と、磁性材料から形成され、両端部に磁
極4a,4aが設けられたヨーク4とを備えている。
きくすることにより、アンプを用いて増幅することな
く、マイコン等の制御回路の入力信号として直接使用で
きる程度の大きさの電圧を得ることができる。尚、振り
子2、永久磁石3、ヨーク4以外の構成は、実施形態1
の感震装置と同様であるので、その説明は省略する。 (実施形態3)本実施形態の感震装置では、図3(a)
乃至(c)に示すように、振り子2に取り付けられ、振
り子2の揺動方向においてN極とS極とが交互に配置さ
れた永久磁石3と、磁性材料から形成され、両端部に磁
極4a,4aが設けられたヨーク4とを備えている。
【0023】ここで、ヨーク4の磁極4a,4aには、
図3(c)に示すように、平面方向に突出する突出部4
b,4bが形成されており、両突出部4b,4bは空隙
9を介して互いに対向している。一方、永久磁石3は両
突出部4b,4bの対向部分の上方を揺動自在に揺動す
るように配設されている。したがって、永久磁石3から
ヨーク4に流れる磁束を両突出部4b,4bに集中させ
て、漏れ磁束を低減させ、磁気効率を向上させることが
できる。したがって、コイル5に発生する電圧を大きく
することができる。
図3(c)に示すように、平面方向に突出する突出部4
b,4bが形成されており、両突出部4b,4bは空隙
9を介して互いに対向している。一方、永久磁石3は両
突出部4b,4bの対向部分の上方を揺動自在に揺動す
るように配設されている。したがって、永久磁石3から
ヨーク4に流れる磁束を両突出部4b,4bに集中させ
て、漏れ磁束を低減させ、磁気効率を向上させることが
できる。したがって、コイル5に発生する電圧を大きく
することができる。
【0024】また、永久磁石3は両突出部4b,4bが
対向する空隙9の外側を揺動しているので、永久磁石3
とヨーク4との間隔を常に一定とすることができ、コイ
ル5に安定した電圧を発生させることができるととも
に、装置の動作を安定させることもできる。さらに、永
久磁石3が両磁極4a,4aの対向する空隙9内を揺動
する場合に比べて、永久磁石3とヨーク4との相対的な
位置決めを容易に行うことができ、組み立ても容易であ
る。
対向する空隙9の外側を揺動しているので、永久磁石3
とヨーク4との間隔を常に一定とすることができ、コイ
ル5に安定した電圧を発生させることができるととも
に、装置の動作を安定させることもできる。さらに、永
久磁石3が両磁極4a,4aの対向する空隙9内を揺動
する場合に比べて、永久磁石3とヨーク4との相対的な
位置決めを容易に行うことができ、組み立ても容易であ
る。
【0025】さらに、永久磁石3は、振り子2の揺動方
向において、N極とS極とが交互に配置されているの
で、振り子2と共に永久磁石3が揺動すると、永久磁石
3からヨーク4に流れる磁束が急激に変化し、コイル5
に大きな電圧を発生させることができる。このように、
コイル5に発生する電圧を大きくすることにより、アン
プを用いて増幅することなく、マイコン等の制御回路の
入力信号として直接使用できる程度の大きさの電圧を得
ることができる。
向において、N極とS極とが交互に配置されているの
で、振り子2と共に永久磁石3が揺動すると、永久磁石
3からヨーク4に流れる磁束が急激に変化し、コイル5
に大きな電圧を発生させることができる。このように、
コイル5に発生する電圧を大きくすることにより、アン
プを用いて増幅することなく、マイコン等の制御回路の
入力信号として直接使用できる程度の大きさの電圧を得
ることができる。
【0026】尚、永久磁石3とヨーク4以外の構成は実
施形態1の感震装置と同様であるので、その説明は省略
する。 (実施形態4)実施形態2の感震装置では、永久磁石3
は磁極4a,4aが対向する空隙9内を揺動自在に揺動
するように配設されているが、本実施形態では、図4
(a)(b)に示すように、永久磁石3は磁極4a,4
aが対向する空隙9の外側を揺動自在に揺動するように
配設されている。
施形態1の感震装置と同様であるので、その説明は省略
する。 (実施形態4)実施形態2の感震装置では、永久磁石3
は磁極4a,4aが対向する空隙9内を揺動自在に揺動
するように配設されているが、本実施形態では、図4
(a)(b)に示すように、永久磁石3は磁極4a,4
aが対向する空隙9の外側を揺動自在に揺動するように
配設されている。
【0027】ここで、ヨーク4は磁性材料から形成さ
れ、両端部に磁極4a,4aが形成されている。さら
に、磁極4a,4aには平面方向に突出する突出部4
b,4bが形成されており、突出部4b,4bは空隙9
を介して対向している。一方、永久磁石3は振り子2の
下面に突設されており、両突出部4b,4bが対向する
空隙9の上方を揺動自在に揺動するように配設されてい
るので、永久磁石3からヨーク4に流れる磁束を両突出
部4b,4bに集中させ、漏れ磁束を低減することがで
きるので、磁気効率が向上し、コイル5に発生する電圧
を大きくすることができる。
れ、両端部に磁極4a,4aが形成されている。さら
に、磁極4a,4aには平面方向に突出する突出部4
b,4bが形成されており、突出部4b,4bは空隙9
を介して対向している。一方、永久磁石3は振り子2の
下面に突設されており、両突出部4b,4bが対向する
空隙9の上方を揺動自在に揺動するように配設されてい
るので、永久磁石3からヨーク4に流れる磁束を両突出
部4b,4bに集中させ、漏れ磁束を低減することがで
きるので、磁気効率が向上し、コイル5に発生する電圧
を大きくすることができる。
【0028】また、永久磁石3は両突出部4b,4bが
対向する空隙9の外側を揺動しているので、実施形態3
の感震装置と同様に、永久磁石3とヨーク4との間隔を
常に一定とすることができ、コイル5に安定した電圧を
発生させることができるとともに、装置の動作を安定さ
せることができる。さらに、永久磁石3が両磁極4a,
4aの対向する空隙9内を揺動する場合に比べて、永久
磁石3とヨーク4との相対的な位置決めを容易に行うこ
とができ、組み立ても容易である。
対向する空隙9の外側を揺動しているので、実施形態3
の感震装置と同様に、永久磁石3とヨーク4との間隔を
常に一定とすることができ、コイル5に安定した電圧を
発生させることができるとともに、装置の動作を安定さ
せることができる。さらに、永久磁石3が両磁極4a,
4aの対向する空隙9内を揺動する場合に比べて、永久
磁石3とヨーク4との相対的な位置決めを容易に行うこ
とができ、組み立ても容易である。
【0029】ところで、永久磁石3は、振り子2の揺動
方向において、N極とS極とが交互に配置されているの
で、振り子2と共に永久磁石3が揺動すると、永久磁石
3からヨーク4に流れる磁束が急激に変化し、コイル5
に大きな電圧を発生させることができる。このように、
コイル5に発生する電圧を大きくすることにより、アン
プを用いて増幅することなく、マイコン等の制御回路の
入力信号として直接使用することができる程度の電圧を
発生させることができる。
方向において、N極とS極とが交互に配置されているの
で、振り子2と共に永久磁石3が揺動すると、永久磁石
3からヨーク4に流れる磁束が急激に変化し、コイル5
に大きな電圧を発生させることができる。このように、
コイル5に発生する電圧を大きくすることにより、アン
プを用いて増幅することなく、マイコン等の制御回路の
入力信号として直接使用することができる程度の電圧を
発生させることができる。
【0030】尚、永久磁石3及びヨーク4以外の構成は
実施形態1又は2の感震装置と同様であるので、その説
明は省略する。
実施形態1又は2の感震装置と同様であるので、その説
明は省略する。
【0031】
【発明の効果】請求項1の発明は、上述のように、振り
子に取り付けられ、振り子の揺動運動に応じて揺動する
永久磁石と、磁性材料から形成され、両端部に設けられ
た磁極が互いに対向するヨークと、ヨークに巻回された
コイルとを備え、永久磁石が磁極の対向部に揺動自在に
配設され、永久磁石の揺動運動に応じてコイルに電圧が
発生しているので、簡単な構成で、振動の大きさに応じ
て、マイコン等の制御回路の入力信号として直接使用で
きる程度の大きさの電圧を発生できるという効果があ
る。また、構造が簡単なので、容易に組み立てることが
できるという効果もある。更に、振り子に永久磁石を取
り付けただけの構造なので、摩擦が発生する部位が少な
く、振り子に加わる摩擦力を小さくでき、微小な振動も
検知できるという効果もある。
子に取り付けられ、振り子の揺動運動に応じて揺動する
永久磁石と、磁性材料から形成され、両端部に設けられ
た磁極が互いに対向するヨークと、ヨークに巻回された
コイルとを備え、永久磁石が磁極の対向部に揺動自在に
配設され、永久磁石の揺動運動に応じてコイルに電圧が
発生しているので、簡単な構成で、振動の大きさに応じ
て、マイコン等の制御回路の入力信号として直接使用で
きる程度の大きさの電圧を発生できるという効果があ
る。また、構造が簡単なので、容易に組み立てることが
できるという効果もある。更に、振り子に永久磁石を取
り付けただけの構造なので、摩擦が発生する部位が少な
く、振り子に加わる摩擦力を小さくでき、微小な振動も
検知できるという効果もある。
【0032】請求項2の発明は、永久磁石が磁極の間を
揺動しているので、ヨークに流れる磁束を大きくするこ
とにより、コイルにより大きな電圧を発生させることが
できるという効果がある。請求項3の発明は、永久磁石
が磁極対向部の外側を揺動しているので、永久磁石とヨ
ークの間隔を一定とすることができ、コイルに安定した
電圧を発生させることができるという効果がある。ま
た、永久磁石とヨークの相対的な位置決めを容易に行え
るという効果もある。
揺動しているので、ヨークに流れる磁束を大きくするこ
とにより、コイルにより大きな電圧を発生させることが
できるという効果がある。請求項3の発明は、永久磁石
が磁極対向部の外側を揺動しているので、永久磁石とヨ
ークの間隔を一定とすることができ、コイルに安定した
電圧を発生させることができるという効果がある。ま
た、永久磁石とヨークの相対的な位置決めを容易に行え
るという効果もある。
【0033】請求項4の発明は、磁極の永久磁石に対向
する部位を永久磁石に突出させているので、磁極に設け
られた突出部に磁束を集中させ、漏れ磁束を低減するこ
とにより、磁気効率を向上させることができるという効
果がある。請求項5の発明は、永久磁石が振り子の揺動
方向と交差する方向に着磁されているので、ヨークに流
れる磁束を大きくすることにより、コイルに発生する電
圧をさらに大きくすることができるという効果がある。
する部位を永久磁石に突出させているので、磁極に設け
られた突出部に磁束を集中させ、漏れ磁束を低減するこ
とにより、磁気効率を向上させることができるという効
果がある。請求項5の発明は、永久磁石が振り子の揺動
方向と交差する方向に着磁されているので、ヨークに流
れる磁束を大きくすることにより、コイルに発生する電
圧をさらに大きくすることができるという効果がある。
【0034】請求項6の発明は、振り子の揺動方向にお
いて、永久磁石の極性が交互に反転しているので、振り
子の揺動運動によって発生する磁束の変化を大きくする
ことにより、コイルに発生する電圧を更に大きくできる
という効果がある。
いて、永久磁石の極性が交互に反転しているので、振り
子の揺動運動によって発生する磁束の変化を大きくする
ことにより、コイルに発生する電圧を更に大きくできる
という効果がある。
【図1】実施形態1の感震装置を示し、(a)は断面
図、(b)は側面図である。
図、(b)は側面図である。
【図2】実施形態2の感震装置を示し、(a)は断面
図、(b)は側面図である。
図、(b)は側面図である。
【図3】実施形態3の感震装置を示し、(a)は正面
図、(b)は側断面図、(c)はA−A’断面図であ
る。
図、(b)は側断面図、(c)はA−A’断面図であ
る。
【図4】実施形態4の感震装置を示し、(a)は断面
図、(b)は側面図である。
図、(b)は側面図である。
1 軸 2 振り子 3 永久磁石 4 ヨーク 4a 磁極 5 コイル 9 空隙
Claims (6)
- 【請求項1】振り子に取り付けられ、前記振り子の揺動
運動に応じて揺動する永久磁石と、磁性材料から形成さ
れ、両端部に設けられた磁極が互いに対向するヨーク
と、前記ヨークに巻回されたコイルとを備え、前記永久
磁石が前記磁極の対向部に揺動自在に配設され、前記永
久磁石の揺動運動に応じて前記コイルに電圧が発生して
成ることを特徴とする感震装置。 - 【請求項2】前記永久磁石が前記磁極の間を揺動するこ
とを特徴とする請求項1記載の感震装置。 - 【請求項3】前記永久磁石が前記磁極対向部の外側を揺
動することを特徴とする請求項1記載の感震装置。 - 【請求項4】前記磁極の前記永久磁石に対向する部位を
前記永久磁石に突出させて成ることを特徴とする請求項
1記載の感震装置。 - 【請求項5】前記永久磁石が前記振り子の揺動方向と交
差する方向に着磁されて成ることを特徴とする請求項1
記載の感震装置。 - 【請求項6】前記振り子の揺動方向において、前記永久
磁石の極性が交互に反転することを特徴とする請求項1
記載の感震装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19672996A JPH1038672A (ja) | 1996-07-25 | 1996-07-25 | 感震装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19672996A JPH1038672A (ja) | 1996-07-25 | 1996-07-25 | 感震装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1038672A true JPH1038672A (ja) | 1998-02-13 |
Family
ID=16362629
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19672996A Withdrawn JPH1038672A (ja) | 1996-07-25 | 1996-07-25 | 感震装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1038672A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002357665A (ja) * | 2001-05-31 | 2002-12-13 | Univ Tokyo | 平行な磁場中に配置された永久磁石を有する振り子を用いた無定位回転型振動検出器 |
WO2006025200A1 (ja) * | 2004-08-31 | 2006-03-09 | Star Micronics Co., Ltd. | 振動検出装置 |
CN105549072A (zh) * | 2016-02-03 | 2016-05-04 | 中国地震局地震预测研究所 | 强震宽频带地震计的开锁摆系统 |
CN105572724A (zh) * | 2016-03-09 | 2016-05-11 | 北京吉利客科技股份有限公司 | 垂直向摆体的开锁摆系统 |
CN105676275A (zh) * | 2016-02-03 | 2016-06-15 | 中国地震局地震预测研究所 | 超宽频带地震计的开锁摆系统 |
CN106932818A (zh) * | 2017-05-09 | 2017-07-07 | 中国地震局工程力学研究所 | 一种用于检测旋转地震动的地震仪 |
-
1996
- 1996-07-25 JP JP19672996A patent/JPH1038672A/ja not_active Withdrawn
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002357665A (ja) * | 2001-05-31 | 2002-12-13 | Univ Tokyo | 平行な磁場中に配置された永久磁石を有する振り子を用いた無定位回転型振動検出器 |
WO2006025200A1 (ja) * | 2004-08-31 | 2006-03-09 | Star Micronics Co., Ltd. | 振動検出装置 |
JP2006071319A (ja) * | 2004-08-31 | 2006-03-16 | Star Micronics Co Ltd | 振動検出装置 |
CN105549072A (zh) * | 2016-02-03 | 2016-05-04 | 中国地震局地震预测研究所 | 强震宽频带地震计的开锁摆系统 |
CN105676275A (zh) * | 2016-02-03 | 2016-06-15 | 中国地震局地震预测研究所 | 超宽频带地震计的开锁摆系统 |
CN105572724A (zh) * | 2016-03-09 | 2016-05-11 | 北京吉利客科技股份有限公司 | 垂直向摆体的开锁摆系统 |
CN106932818A (zh) * | 2017-05-09 | 2017-07-07 | 中国地震局工程力学研究所 | 一种用于检测旋转地震动的地震仪 |
CN106932818B (zh) * | 2017-05-09 | 2023-02-17 | 中国地震局工程力学研究所 | 一种用于检测旋转地震动的地震仪 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20031007 |