JPH1038564A - 航空機搭載型レーザ離隔距離計測システム - Google Patents

航空機搭載型レーザ離隔距離計測システム

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JPH1038564A
JPH1038564A JP19175196A JP19175196A JPH1038564A JP H1038564 A JPH1038564 A JP H1038564A JP 19175196 A JP19175196 A JP 19175196A JP 19175196 A JP19175196 A JP 19175196A JP H1038564 A JPH1038564 A JP H1038564A
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Susumu Murashima
晋 村島
Masaaki Oshima
正明 大島
Shuichi Ashitachi
修一 蘆立
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 航空機の進行方向で航空機の下側に存在する
物体の位置に関する情報を漏れなく計測し、さらに計測
時の外気温情報を同時に記録する。 【解決手段】 レーザ測距装置11は、第1乃至第nの
レーザ21−1〜21−nと、これら第1乃至第nのレ
ーザ21−1〜21−nにそれぞれ対応して設けられた
第1乃至第nの検知器22−1〜22−nとを有する。
レーザと検知器とをn組設置し、レーザと検知器の1対
1対の組は、航空機の進行方向に対してそれぞれ異なる
視野を有し、かつ航空機の進行方向の航空機の下側を漏
れなく埋めるように取り付けられている。また、第1乃
至第nのレーザ21−1〜21−nはレーザ光を同時に
照射する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は航空機による送電線
巡視業務に関し、特に送電線に近接する樹木等の物体と
の離隔距離を計測する航空機搭載型レーザ離隔距離計測
システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の航空機搭載型レーザ離隔距離計測
システムとしては、例えば、図5にそのブロック図を示
すような構成のものが挙げられる。
【0003】図示の航空機搭載型レーザ離隔距離計測シ
ステムは、レーザ測距装置11´と、走査装置12と、
動揺検出装置13と、位置検出装置14と、記録装置1
5と、制御装置16と、信号処理装置17とから構成さ
れ、これらの中の信号処理装置17を除く部分(図の点
線で囲んだ部分)、すなわち、レーザ測距装置11´、
走査装置12、動揺検出装置13、位置検出装置14、
記録装置15、および制御装置16が航空機に搭載され
る。
【0004】レーザ測距装置11´は、走査範囲内に存
在する物体に関する距離情報を検出してこの距離情報を
示す距離検出信号を出力する。走査装置12は、物体に
関する角度情報を検出してこの角度情報を示す角度検出
信号を出力する。動揺検出装置13は、航空機の動揺に
関する動揺情報を検出してこの動揺情報を示す動揺検出
信号を検出する。位置検出装置14は、航空機の位置に
関する位置情報を検出してこの検出情報を示す位置検出
信号を出力する。記録装置15は、距離検出信号、角度
検出信号、動揺検出信号、及び位置検出信号を記録す
る。制御装置16は、レーザ測距装置11´、走査装置
12、動揺検出装置13、位置検出装置14、及び記録
装置15を制御する。信号処理装置17は、送電線(図
示せず)とこの送電線に接近する物体間の離隔距離を算
出する。
【0005】図6に示すように、レーザ測距装置11´
は一対で一組であるレーザ21と検知器22とからな
り、レーザ21と検知器22との取り付け位置と視野の
関係は図6に示す通りである。
【0006】図7に、従来の航空機搭載型離隔距離測定
システムにより計測を行う場合の航空機の進行方向に関
するレーザ照射範囲を模式的に示す。図7に示す通り、
進行方向に垂直な方向にレーザ光を1次元走査する。
【0007】最初に、航空機から遠距離の範囲(例え
ば、飛行速度が50km/hの場合、航空機から50m
以上の距離)について考える。この場合、1走査前のレ
ーザ光の照射範囲と現在走査中のレーザ光の照射範囲が
重なる。したがって、航空機の進行方向に対してレーザ
光が照射されない範囲は存在せず、走査範囲の全ての目
標物の距離情報を取得することができる。ここで、必要
以上にレーザ光を広げると、レーザの単位面積当たりの
強度が低下し、遠距離の距離情報を取得できなくなる。
このため、レーザ光のビーム広がり角は、遠距離の情報
が取得できる限界以上に広げることはできない。
【0008】次に、航空機に近い距離(例えば、航空機
から50m未満の距離)について考える。上述した理由
によりレーザ光のビーム広がり角を必要以上に広げるこ
とができない。そのため、1走査前のレーザ光の照射範
囲と現在走査中のレーザ光の照射範囲とが重ならず、参
照符号B1で示すような、航空機の進行方向に対してレ
ーザ光が照射されない範囲が存在する。このため、この
レーザ光の照射されない部分の目標物に関する距離情報
を取得することができない。
【0009】なお、1次元走査の走査方向については、
走査する速度を考慮に入れて、レーザ光のビーム広がり
角以下の角度間隔でレーザ光を繰り返し照射する。この
ことにより、いかなる距離においても1次元走査の方向
にはレーザ光が照射されない範囲は存在しない。
【0010】また、信号処理装置17により、送電線と
この送電線に接近する物体間の離隔距離を算出する。こ
の場合、計測時の外気温を別途計測し、手で入力するこ
とにより、送電線の弛度計算を行う。
【0011】因みに、このような航空機搭載型レーザ離
隔距離計測システムに関連する公知技術としては、例え
ば、特開平7−43109号公報(以下、第1の先行技
術と呼ぶ)には、送電線保守業務のうち、接近樹木の離
隔調査、伐採等の保安伐採業務の効率化をはかるための
「接近樹木離隔検出装置」が開示されたいる。そのため
に、第1の先行技術では、レーザ測距装置部、記録部、
制御部、ジャイロ加速度計部、タイマー部、可視TVカ
メラ部、GPS部、異常接近箇所アラーム発生部を有す
る機上搭載装置をヘリコプター等航空機に載せ、送電線
の上空を飛行しながら送電線周辺の距離データを取得
し、そのデータを地上装置のデータ処理解析部によって
処理する。接近樹木離隔距離の算出、送電線架空方向の
縦断面図・横断面図の出力、送電線架空状況の温度変化
シミュレーション等送電線の管理に必要なデータ及び帳
票を人員が山野深く立入ることなく広範囲にわたって短
時間に得ることができる。
【0012】また、特開平6−18657号公報(以
下、第2の先行技術と呼ぶ)には、ブラインド領域の発
生を防止すると共に不要物標の捕捉が生じないようにす
ることにより、好適な衝突予防、システム構成の簡素化
を実現するようにした「車載用衝突予防レーダ装置」が
開示されている。この第2の先行技術では、サイドロー
ブを複数個用い、近似的に矩形の等反射電力範囲を実現
する。この矩形領域は、車線幅×最大探知距離の領域で
ある。車両前方にブラインド領域が発生せず、また車線
外に存在する物標を捕捉することがなくなる。この矩形
領域を他車等の物標がよぎった場合に、受信電力が一定
となるため、これを単にしきい値判定するのみで他車の
進入等を検知でき、かつその種類を検出することができ
る。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】図5および第1の先行
技術に示した従来の航空機搭載型レーザ離隔距離計測シ
ステムには以下に述べるような問題点がある。
【0014】第1の問題点は、航空機に近い距離では、
レーザ光のビーム広がり角を必要以上に広げることがで
きないために、航空機の進行方向に対して1走査前のレ
ーザ光の照射範囲と現在走査中のレーザ光の照射範囲と
が重ならず、レーザ光が照射されない範囲が存在するこ
とである。その理由は次の通りである。すなわち、この
種の航空機搭載型レーザ離隔距離計測システムは、送電
線とこの送電線に接近する物体間の離隔距離を算出し、
危険な距離内に存在する物体を検出することが目的であ
る。しかしながら、図5および第1の先行技術に示した
従来の航空機搭載型レーザ離隔距離計測システムでは、
レーザ光が照射されない範囲に高い樹木等が存在する場
合には、その情報が取得できないこととなる。その結
果、近い将来、取得できなかった物体が送電線に接近
し、放電や接触等の事故が発生した場合には、危険な上
に送電業務に重大な支障を与えることが予想されるから
である。
【0015】第2の問題点は、計測時の外気温を別途計
測し、手入力により送電線の弛度計算を行っていること
である。その理由は、外気温を別途計測するため、計測
時の正確な外気温とは誤差があること、さらにその外気
温をパラメータとして送電線の弛度計算を行うため、算
出された離隔距離にも誤差が含まれるからである。
【0016】また、第2の先行技術は、ブラインド領域
の発生をなくす点において、目的が本発明と似てはいる
が、発明が適用される分野と目的を達成するための手段
が異なる。すなわち、第2の先行技術では車両前方の物
標(他車等)を検出するための装置であるのに対して、
本発明は送電線巡視のための装置である。また、第2の
先行技術はレーダを使用しているので放射パターンとし
てメインローブの他にサイドローブも存在するが、本発
明はレーザを使用しているのでサイドローブのようなも
のが存在しない。
【0017】本発明は、このような問題点を解決すべく
なされたもので、その技術的課題は、航空機の進行方向
の高級機下側の全ての範囲にレーザ光を照射して、航空
機に近い距離の物体に関する情報も取得できるようにし
た航空機搭載型レーザ離隔距離計測システムを提供する
ことにある。
【0018】本発明の他の技術的課題は、計測時の外気
温情報を同時に記録できる航空機搭載型レーザ離隔距離
計測システムを提供することにある。
【0019】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の態様によ
れば、航空機に搭載され、走査範囲内に存在する物体に
関する距離情報を検出して該距離情報を示す距離検出信
号を出力するレーザ測距装置を含み、前記航空機の下側
に存在する前記物体との離隔距離を計測する航空機搭載
型レーザ離隔距離計測システムにおいて、前記レーザ測
距装置は、複数のレーザと、これら複数のレーザにそれ
ぞれ対応して設けられた複数の検知器とを有し、レーザ
と検知器の1対1対の組は、前記航空機の進行方向に対
してそれぞれ異なる視野を有し、かつ前記航空機の進行
方向の前記航空機の下側を漏れなく埋めるように取り付
けられ、前記複数のレーザはレーザ光を同時に照射する
ことを特徴とする航空機搭載型レーザ離隔距離計測シス
テムが得られる。
【0020】本発明の第2の態様によれば、航空機に搭
載され、走査範囲内に存在する物体に関する距離情報を
検出して該距離情報を示す距離検出信号を出力するレー
ザ測距装置を含み、前記航空機の下側に存在する前記物
体との離隔距離を計測する航空機搭載型レーザ離隔距離
計測システムにおいて、前記レーザ測距装置は、1台の
レーザと、複数台の検知器とから成り、前記複数台の検
知器は、前記航空機の進行方向に対して異なる視野を有
し、かつ前記航空機の進行方向の前記航空機の下側を漏
れなく埋めるように取り付けられていることを特徴とす
る航空機搭載型レーザ離隔距離計測システムが得られ
る。
【0021】上記航空機搭載型レーザ離隔距離計測シス
テムにおいて、計測時の外気温に関する外温度情報を検
出して該外温度情報を示す外気温検出信号を出力する気
温測定装置を含むことが好ましい。
【0022】
【作用】本発明では、これまで存在したレーザ光が照射
されない範囲にもレーザ光を照射することを可能とした
ため、これまで情報を取得できなかった航空機の進行方
向で航空機に近い距離の物体に関する情報も取得でき
る。
【0023】また、計測時に外気温情報を取得できるよ
うにしたため、外気温をパラメータとして算出していた
離隔距離の精度を向上させることができる。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して詳細に説明する。
【0025】図1は、本発明の一実施の形態による航空
機搭載型レーザ離隔距離計測システムをブロック図によ
り示したものである。図示の航空機搭載型レーザ離隔距
離計測システムは、レーザ測距装置の機能が変更され、
且つ気温計測装置18が付加されている点を除いて、図
5に示したものと同様の構成を有する。したがって、レ
ーザ測距装置に参照符号11を付してある。
【0026】すなわち、図示の航空機搭載型レーザ離隔
距離計測システムは、レーザ測距装置11、走査装置1
2、動揺検出装置13、位置検出装置14、記録装置1
5、制御装置16、信号処理装置17、及び気温測定装
置18を含み、図1の点線で示すように、レーザ測距装
置11、走査装置12、動揺検出装置13、位置検出装
置14、記録装置15、制御装置16、及び気温測定装
置18はヘリコプター等の航空機に搭載される。
【0027】図2にレーザ測距装置11を構成するレー
ザと検知器の取り付け状態を模式的に示す。レーザ測距
装置11は、第1乃至第n(nは2以上の整数)のレー
ザ21−1,21−2,…,21−(n−m),…,2
1−(n−1),21−nと、これら第1乃至第nのレ
ーザ21−1〜21−nにそれぞれ対応して設けられた
第1乃至第nの検知器22−1,22−2,…,22−
(n−m),…,22−(n−1),22−nとを有す
る。すなわち、レーザと検知器をn組設置し、レーザと
検知器の1対1対の組は、図4のL1からLnに示され
るように、航空機の進行方向に対してそれぞれ異なる視
野を有し、かつ航空機の進行方向の航空機の下側を漏れ
なく埋めるように取り付けられている。また、第1乃至
第nのレーザ21−1〜21−nはレーザ光を同時に照
射する。
【0028】このような構成とすることにより、図4に
示すとおり、図7のB1で示すような航空機の進行方向
で航空機に近い距離におけるレーザ光が照射されない部
分がなくなり、航空機の進行方向で航空機の下側に存在
する物体の位置に関する情報を漏れなく計測することが
できる。
【0029】図3にレーザ測距装置の変形例を示し、参
照符号11Aを付してある。レーザ測距装置11Aは1
台のレーザ21Aと、第1乃至第nの検知器22−1〜
22−nとから成る。第1乃至第nの検知器22−1〜
22−nは航空機の進行方向に対してそれぞれ異なる視
野を有し、かつ航空機の進行方向の航空機の下側をもれ
なく埋めるように取り付けられている。このように構成
することによっても、図2に示したものと同様の機能を
および作用効果を達成することは明らかである。
【0030】また、気温測定装置18は、本システムに
よる計測時の外気温に関する外気温情報を検出して、こ
の外気温情報を示す外気温検出信号を出力する。この外
気温検出信号は、記録装置15に、距離検出信号、角度
検出信号、動揺検出信号、および位置検出信号と同時に
記録される。
【0031】本発明は上述した実施形態に限定せず、本
発明の趣旨を逸脱しない範囲内で種々の変更・変形が可
能である。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように本発明では、レーザ
測距装置の構成品であるレーザと検知器とを複数組設置
し、レーザと検知器の1対1対の組は航空機の進行方向
に対して異なる視野を有し、かつ航空機の進行方向の航
空機の下側を漏れなく埋めるように取り付けられ、さら
にレーザ光を同時に照射できるように構成したので、航
空機の進行信号で航空機に近い距離におけるレーザ光が
照射されない部分が無くなり、航空機の進行方向で航空
機の下側に存在する物体の位置に関する情報を漏れなく
計測することができる。
【0033】さらに、記憶計測装置により本システムに
よる計測時の外気温に関する情報を検出して外気温検出
信号を出力し、この外気温検出信号を記録装置に、距離
検出信号、角度検出信号、動揺検出信号、および位置検
出信号と同時に記録することにより、送電線の弛度計算
を行う際の温度パラメータの精度が向上し、それに基づ
いて算出された離隔距離精度も向上させることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態による航空機搭載型レー
ザ離隔距離計測システムの構成を示すブロック図であ
る。
【図2】図1に示した航空機搭載型レーザ離隔距離計測
システムに使用されるレーザ測距装置の一例を構成する
レーザと検知器の取り付けの状態を模式的に示した図で
ある。
【図3】図1に示した航空機搭載型レーザ離隔距離計測
システムに使用されるレーザ測距装置の他の例を構成す
るレーザと検知器の取り付けの状態を模式的に示した図
である。
【図4】図1に示した航空機搭載型レーザ離隔距離計測
システムにより計測を行う場合の航空機の進行方向に関
するレーザ照射範囲を模式的に示した図である。
【図5】従来の航空機搭載型レーザ離隔距離計測システ
ムの構成を示すブロック図である。
【図6】図5に示した航空機搭載型レーザ離隔距離計測
システムに使用されるレーザ測距装置を構成するレーザ
と検知器の取り付けの状態を模式的に示した図である。
【図7】図5に示した航空機搭載型レーザ離隔距離計測
システムにより計測を行う場合の航空機の進行方向に関
するレーザ照射範囲を模式的に示した図である。
【符号の説明】
11,11A レーザ測距装置 12 走査装置 13 動揺検出装置 14 位置検出装置 15 記録装置 16 制御装置 17 信号処理装置 18 気温計測装置 21−1〜21−n,21A レーザ 22−1〜22−n 検知器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 蘆立 修一 神奈川県横浜市鶴見区江ヶ崎町4番1号 東京電力株式会社電力技術研究所内

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 航空機に搭載され、走査範囲内に存在す
    る物体に関する距離情報を検出して該距離情報を示す距
    離検出信号を出力するレーザ測距装置を含み、前記航空
    機の下側に存在する前記物体との離隔距離を計測する航
    空機搭載型レーザ離隔距離計測システムにおいて、 前記レーザ測距装置は、複数のレーザと、これら複数の
    レーザにそれぞれ対応して設けられた複数の検知器とを
    有し、レーザと検知器の1対1対の組は前記航空機の進
    行方向に対して異なる視野を有し、かつ前記航空機の進
    行方向の前記航空機の下側を漏れなく埋めるように取り
    付けられ、前記複数のレーザはレーザ光を同時に照射す
    ることを特徴とする航空機搭載型レーザ離隔距離計測シ
    ステム。
  2. 【請求項2】 前記航空機搭載型レーザ離隔距離計測シ
    ステムは、さらに、前記航空機に搭載された、 前記物体に関する角度情報を検出して該距離情報を示す
    角度検出信号を出力する走査装置と、 前記航空機の動揺に関する動揺情報を検出して該動揺情
    報を示す動揺検出信号を出力する動揺検出装置と、 前記航空機の位置に関する位置情報を検出して該位置情
    報を示す位置検出信号を出力する位置検出装置と、 前記距離検出信号、前記角度検出信号、前記動揺検出信
    号、及び前記位置検出信号を記録する記録装置と、 前記レーザ測距装置、前記走査装置、前記動揺検出装
    置、前記位置検出装置及び前記記録装置を制御する制御
    装置と、 を含むことを特徴とする請求項1に記載の航空機搭載型
    レーザ離隔距離計測システム。
  3. 【請求項3】 前記記録装置によって記録された距離情
    報、角度情報、動揺情報、および位置情報を処理し、送
    電線と該送電線に接近する物体間の離隔距離を算出する
    信号処理装置を、さらに含むことを特徴とする請求項2
    に記載の航空機搭載型レーザ離隔距離計測システム。
  4. 【請求項4】 前記航空機搭載型レーザ離隔距離計測シ
    ステムは、さらに、前記航空機に搭載された、 前記物体に関する角度情報を検出して該距離情報を示す
    角度検出信号を出力する走査装置と、 前記航空機の動揺に関する動揺情報を検出して該動揺情
    報を示す動揺検出信号を出力する動揺検出装置と、 前記航空機の位置に関する位置情報を検出して該位置情
    報を示す位置検出信号を出力する位置検出装置と、 計測時の外気温に関する外温度情報を検出して該外温度
    情報を示す外気温検出信号を出力する気温測定装置と、 前記距離検出信号、前記角度検出信号、前記動揺検出信
    号、前記位置検出信号、及び前記外気温検出信号を記録
    する記録装置と、 前記レーザ測距装置、前記走査装置、前記動揺検出装
    置、前記位置検出装置、前記記録装置および前記気温測
    定装置を制御する制御装置と、 を含むことを特徴とする請求項1に記載の航空機搭載型
    レーザ離隔距離計測システム。
  5. 【請求項5】 前記記録装置によって記録された距離情
    報、角度情報、動揺情報、位置情報、および外温度情報
    を処理し、前記外温度情報で示される外気温をパラーメ
    タとして送電線の弛度計算を行い、該送電線と該送電線
    に接近する物体間の離隔距離を算出する信号処理装置
    を、さらに含むことを特徴とする請求項4に記載の航空
    機搭載型レーザ離隔距離計測システム。
  6. 【請求項6】 航空機に搭載され、走査範囲内に存在す
    る物体に関する距離情報を検出して該距離情報を示す距
    離検出信号を出力するレーザ測距装置を含み、前記航空
    機の下側に存在する前記物体との離隔距離を計測する航
    空機搭載型レーザ離隔距離計測システムにおいて、 前記レーザ測距装置は、1台のレーザと、複数台の検知
    器とから成り、前記複数台の検知器は、前記航空機の進
    行方向に対して異なる視野を有し、かつ前記航空機の進
    行方向の前記航空機の下側を漏れなく埋めるように取り
    付けられていることを特徴とする航空機搭載型レーザ離
    隔距離計測システム。
  7. 【請求項7】 前記航空機搭載型レーザ離隔距離計測シ
    ステムは、さらに、前記航空機に搭載された、 前記物体に関する角度情報を検出して該距離情報を示す
    角度検出信号を出力する走査装置と、 前記航空機の動揺に関する動揺情報を検出して該動揺情
    報を示す動揺検出信号を出力する動揺検出装置と、 前記航空機の位置に関する位置情報を検出して該位置情
    報を示す位置検出信号を出力する位置検出装置と、 前記距離検出信号、前記角度検出信号、前記動揺検出信
    号、及び前記位置検出信号を記録する記録装置と、 前記レーザ測距装置、前記走査装置、前記動揺検出装
    置、前記位置検出装置及び前記記録装置を制御する制御
    装置と、 を含むことを特徴とする請求項6に記載の航空機搭載型
    レーザ離隔距離計測システム。
  8. 【請求項8】 前記記録装置によって記録された距離情
    報、角度情報、動揺情報、および位置情報を処理し、送
    電線と該送電線に接近する物体間の離隔距離を算出する
    信号処理装置を、さらに含むことを特徴とする請求項7
    に記載の航空機搭載型レーザ離隔距離計測システム。
  9. 【請求項9】 前記航空機搭載型レーザ離隔距離計測シ
    ステムは、さらに、前記航空機に搭載された、 前記物体に関する角度情報を検出して該距離情報を示す
    角度検出信号を出力する走査装置と、 前記航空機の動揺に関する動揺情報を検出して該動揺情
    報を示す動揺検出信号を出力する動揺検出装置と、 前記航空機の位置に関する位置情報を検出して該位置情
    報を示す位置検出信号を出力する位置検出装置と、 計測時の外気温に関する外温度情報を検出して該外温度
    情報を示す外気温検出信号を出力する気温測定装置と、 前記距離検出信号、前記角度検出信号、前記動揺検出信
    号、前記位置検出信号、及び前記外気温検出信号を記録
    する記録装置と、 前記レーザ測距装置、前記走査装置、前記動揺検出装
    置、前記位置検出装置、前記記録装置および前記気温測
    定装置を制御する制御装置と、 を含むことを特徴とする請求項6に記載の航空機搭載型
    レーザ離隔距離計測システム。
  10. 【請求項10】 前記記録装置によって記録された距離
    情報、角度情報、動揺情報、位置情報、および外温度情
    報を処理し、前記外温度情報で示される外気温をパラー
    メタとして送電線の弛度計算を行い、該送電線と該送電
    線に接近する物体間の離隔距離を算出する信号処理装置
    を、さらに含むことを特徴とする請求項9に記載の航空
    機搭載型レーザ離隔距離計測システム。
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JP2009244164A (ja) * 2008-03-31 2009-10-22 Tokyo Electric Power Co Inc:The 位置計測装置及び位置計測処理方法
JP2012225706A (ja) * 2011-04-18 2012-11-15 Aero Asahi Corp 航空レーザ測量システム

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