JPH1035483A - 空気浮上装置 - Google Patents
空気浮上装置Info
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- JPH1035483A JPH1035483A JP20890896A JP20890896A JPH1035483A JP H1035483 A JPH1035483 A JP H1035483A JP 20890896 A JP20890896 A JP 20890896A JP 20890896 A JP20890896 A JP 20890896A JP H1035483 A JPH1035483 A JP H1035483A
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- Japan
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- support
- brake
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 空気浮上して移動する支持台をブレーキ操作
で床面の設定位置に迅速かつ確実に停止可能にする。 【解決手段】 高圧空気を床面に向けて噴出させるエア
ーブロワAを有すると共に、該エアーブロワAからの高
圧空気の噴出で床上に移動自在に浮上する支持台1に該
支持台1を床面の設定位置に停止させるブレーキ手段B
を設ける。
で床面の設定位置に迅速かつ確実に停止可能にする。 【解決手段】 高圧空気を床面に向けて噴出させるエア
ーブロワAを有すると共に、該エアーブロワAからの高
圧空気の噴出で床上に移動自在に浮上する支持台1に該
支持台1を床面の設定位置に停止させるブレーキ手段B
を設ける。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、劇場などのエア
ースケート式客席などに利用される空気浮上装置に関す
る。
ースケート式客席などに利用される空気浮上装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来から、劇場の舞台上のセットの位置
や向きを静かに変えるために、エアーベアリングワゴン
と呼ばれる空気浮上装置が用いられているが、この空気
浮上装置は、高圧空気を床面に向けて噴出させるエアー
ブロワと、このエアーブロワを有して高圧空気の噴出に
より床上に移動可能に浮上する、例えば、ワゴンと呼ば
れる支持台とから構成されている。
や向きを静かに変えるために、エアーベアリングワゴン
と呼ばれる空気浮上装置が用いられているが、この空気
浮上装置は、高圧空気を床面に向けて噴出させるエアー
ブロワと、このエアーブロワを有して高圧空気の噴出に
より床上に移動可能に浮上する、例えば、ワゴンと呼ば
れる支持台とから構成されている。
【0003】したがって、この空気浮上装置によれば、
支持台がホバークラフトのように空気の噴出力を利用し
て床上に浮上するために、大重量の支持台であってもこ
れを大きな抵抗なく人力で任意の方向,位置へ移動でき
ることになり、所望位置で空気の噴出を停止することに
よって、支持台を床上に迅速,正確に配置できることに
なる利点がある。
支持台がホバークラフトのように空気の噴出力を利用し
て床上に浮上するために、大重量の支持台であってもこ
れを大きな抵抗なく人力で任意の方向,位置へ移動でき
ることになり、所望位置で空気の噴出を停止することに
よって、支持台を床上に迅速,正確に配置できることに
なる利点がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、かかる
従来の空気浮上装置にあっては、支持台の床上での人力
による移動操作が軽快に行える反面、支持台における総
重量が大きくなる場合には、該支持台の移動時の慣性が
大きくなり、したがって、これを人力で停止させるには
極めて大きな力が必要となり、人力が不足する場合に
は、支持台を所望位置に停止させるのが容易でなくなる
不具合があった。
従来の空気浮上装置にあっては、支持台の床上での人力
による移動操作が軽快に行える反面、支持台における総
重量が大きくなる場合には、該支持台の移動時の慣性が
大きくなり、したがって、これを人力で停止させるには
極めて大きな力が必要となり、人力が不足する場合に
は、支持台を所望位置に停止させるのが容易でなくなる
不具合があった。
【0005】この発明は、このような事情を鑑みて創案
されたものであって、その目的とするところは、空気浮
上して移動する支持台を床上の所望位置に迅速かつ確実
に停止させ得るようにした空気浮上装置を提供すること
である。
されたものであって、その目的とするところは、空気浮
上して移動する支持台を床上の所望位置に迅速かつ確実
に停止させ得るようにした空気浮上装置を提供すること
である。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記したした目的達成の
ために、この発明にかかる空気浮上装置の構成を、基本
的には、高圧空気を床面に向けて噴出させるエアーブロ
ワと、該エアーブロワからの高圧空気の噴出で床上に移
動自在に浮上する支持台とを有してなり、該支持台に該
支持台の移動を停止させるブレーキ手段を設けてなると
する。
ために、この発明にかかる空気浮上装置の構成を、基本
的には、高圧空気を床面に向けて噴出させるエアーブロ
ワと、該エアーブロワからの高圧空気の噴出で床上に移
動自在に浮上する支持台とを有してなり、該支持台に該
支持台の移動を停止させるブレーキ手段を設けてなると
する。
【0007】そして、より具体的には、ブレーキ手段
は、支持台に回動操作可能に取り付けられたブレーキレ
バーと、該ブレーキレバーの回動により昇降可能に支持
台に支持されて下端に摩擦パッドを有する昇降杆とを有
してなると、あるいは、手動操作可能な開閉バルブを介
してコンプレッサに接続された空気圧シリンダと、該空
気圧シリンダによって昇降可能に支持台に支持されて下
端に摩擦パッドを有する昇降杆とを有してなるとし、さ
らには、ブレーキ操作によって付勢される電磁ソレノイ
ドと、該電磁ソレノイドによって昇降可能に支持台に支
持されて下端に摩擦パッドを有する昇降杆とを有してな
るトランスする。
は、支持台に回動操作可能に取り付けられたブレーキレ
バーと、該ブレーキレバーの回動により昇降可能に支持
台に支持されて下端に摩擦パッドを有する昇降杆とを有
してなると、あるいは、手動操作可能な開閉バルブを介
してコンプレッサに接続された空気圧シリンダと、該空
気圧シリンダによって昇降可能に支持台に支持されて下
端に摩擦パッドを有する昇降杆とを有してなるとし、さ
らには、ブレーキ操作によって付勢される電磁ソレノイ
ドと、該電磁ソレノイドによって昇降可能に支持台に支
持されて下端に摩擦パッドを有する昇降杆とを有してな
るトランスする。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、図示した一実施の形態に基
づいて、この発明を説明するが、図1は、この発明の空
気浮上装置の全体を示す正面図であり、同図において、
1は、床2上に設置されたエアースケート式客席ワゴン
などの支持台であり、この支持台1上には、周知の複数
のエアーブロワAが設置され、その支持台1の下方に高
圧空気を導出するエアーホースHが設置されている。な
お、この支持台1の周辺にはエアースレッド(図示しな
い)が垂下取付されている。
づいて、この発明を説明するが、図1は、この発明の空
気浮上装置の全体を示す正面図であり、同図において、
1は、床2上に設置されたエアースケート式客席ワゴン
などの支持台であり、この支持台1上には、周知の複数
のエアーブロワAが設置され、その支持台1の下方に高
圧空気を導出するエアーホースHが設置されている。な
お、この支持台1の周辺にはエアースレッド(図示しな
い)が垂下取付されている。
【0009】支持台1は、例えば、左右に組み立てた枠
部材1aの上端面に天板1bを載置し固定したものから
なり、その天板1bの一部には、図2および図3に示す
ように、板金を溶接して形成された複数のコ字状の取付
フレーム3が垂下固定されている。
部材1aの上端面に天板1bを載置し固定したものから
なり、その天板1bの一部には、図2および図3に示す
ように、板金を溶接して形成された複数のコ字状の取付
フレーム3が垂下固定されている。
【0010】そして、この取付フレーム3の天板3aの
中央部には長孔4を持ったガイド筒5が垂下固定され、
このガイド筒5内には下端面に摩擦パッドとしてのゴム
パッド6が取り付けられた支持部材7を支持する昇降杆
8が、摺動自在に嵌挿されている。
中央部には長孔4を持ったガイド筒5が垂下固定され、
このガイド筒5内には下端面に摩擦パッドとしてのゴム
パッド6が取り付けられた支持部材7を支持する昇降杆
8が、摺動自在に嵌挿されている。
【0011】また、9は、ガイド筒5の外周面に摺動自
在に嵌挿された昇降筒であり、この昇降筒9にはこれの
直径方向に枢軸10が貫通するように支持されており、
この枢軸10は、ガイド筒5の長孔4および前記昇降杆
8に水平に形成された貫通孔11を貫通している。ま
た、Sは、支持部材7と昇降筒9との間に介装された圧
縮スプリングである。
在に嵌挿された昇降筒であり、この昇降筒9にはこれの
直径方向に枢軸10が貫通するように支持されており、
この枢軸10は、ガイド筒5の長孔4および前記昇降杆
8に水平に形成された貫通孔11を貫通している。ま
た、Sは、支持部材7と昇降筒9との間に介装された圧
縮スプリングである。
【0012】そして、その枢軸10の前記昇降筒9の外
側方向へ突出する部位には、一対の作動リンク12の各
一端がこれに設けられた長円孔13部分で回動可能に支
持されている。
側方向へ突出する部位には、一対の作動リンク12の各
一端がこれに設けられた長円孔13部分で回動可能に支
持されている。
【0013】また、取付フレーム3の各垂下板3bの側
縁には先端に支軸14を有するブラケット15が溶接な
どにより取り付けられており、その支軸14には作動リ
ンク12の各他端が回動可能に枢支されている。
縁には先端に支軸14を有するブラケット15が溶接な
どにより取り付けられており、その支軸14には作動リ
ンク12の各他端が回動可能に枢支されている。
【0014】さらに、支軸14には回動リンク16がこ
れの中央部にて回動自在に枢支されており、この回動リ
ンク16の一端には水平移動可能な水平リンク17の一
端に設けられた長孔18内を摺動するピン19が取り付
けられている。
れの中央部にて回動自在に枢支されており、この回動リ
ンク16の一端には水平移動可能な水平リンク17の一
端に設けられた長孔18内を摺動するピン19が取り付
けられている。
【0015】また、水平リンク17のうち左右方向に隣
接するもの同志がリンクバー20を介して相互に連結さ
れている。
接するもの同志がリンクバー20を介して相互に連結さ
れている。
【0016】一方、回動リンク16のうち右端にあるも
のの他端には、水平リンク21の一端を回動自在に支持
するピン22が取り付けられており、また、回動リンク
16を除く他の回動リンク16の他端には水平リンク2
1の一端に設けられた長孔23内を摺動するピン24が
取り付けられている。
のの他端には、水平リンク21の一端を回動自在に支持
するピン22が取り付けられており、また、回動リンク
16を除く他の回動リンク16の他端には水平リンク2
1の一端に設けられた長孔23内を摺動するピン24が
取り付けられている。
【0017】また、隣接する各水平リンク21,21
は、リンクバー25を介して互いに連結されている。そ
して、ピン22には斜めリンク26の一端部に設けられ
た長孔27が嵌挿されており、この斜めリンク26の他
端部は、図1に示すような斜めリンクバー28および接
続リンク29を介して操作リンク30の一端に枢支され
ている。
は、リンクバー25を介して互いに連結されている。そ
して、ピン22には斜めリンク26の一端部に設けられ
た長孔27が嵌挿されており、この斜めリンク26の他
端部は、図1に示すような斜めリンクバー28および接
続リンク29を介して操作リンク30の一端に枢支され
ている。
【0018】また、この操作リンク30は、支持台1の
側部に回動自在に支持された支軸31に中央部が固定さ
れており、この支軸31端にはブレーキレバー32の下
端が連結されている。なお、このブレーキレバー32は
の各リンク12,16,17および昇降杆8などととも
にブレーキ手段Bを構成している。
側部に回動自在に支持された支軸31に中央部が固定さ
れており、この支軸31端にはブレーキレバー32の下
端が連結されている。なお、このブレーキレバー32は
の各リンク12,16,17および昇降杆8などととも
にブレーキ手段Bを構成している。
【0019】かかる構成になる空気浮上装置では、支持
台1上のエアーブロワを駆動し、空気ホースを通して高
圧空気を床面方向に噴出させることによって、支持台1
を床上面から浮上させることができる。
台1上のエアーブロワを駆動し、空気ホースを通して高
圧空気を床面方向に噴出させることによって、支持台1
を床上面から浮上させることができる。
【0020】そして、かかる浮上中の支持台1を人力に
よって床上の所望位置に移動させ、そこでブレーキ手段
Bを作動させることで、その支持台1を容易,確実に所
望位置に設定できることになる。
よって床上の所望位置に移動させ、そこでブレーキ手段
Bを作動させることで、その支持台1を容易,確実に所
望位置に設定できることになる。
【0021】すなわち、ブレーキ手段Bでは、まず、図
1中の右側のブレーキレバー32を支軸31を中心とし
て時計方向に回動操作することによって、操作リンク3
0を同方向に回動させる。こうすることで、斜めリンク
バー28を介して回動リンク16が、また、斜めリンク
バー28を介して隣り合う他の回動リンク16がそれぞ
れ支軸14を中心に回動する。
1中の右側のブレーキレバー32を支軸31を中心とし
て時計方向に回動操作することによって、操作リンク3
0を同方向に回動させる。こうすることで、斜めリンク
バー28を介して回動リンク16が、また、斜めリンク
バー28を介して隣り合う他の回動リンク16がそれぞ
れ支軸14を中心に回動する。
【0022】このため、リンクバー20が左方向へ移動
するとともに、各支軸14に一端が固定されている各作
動リンク12がその支軸14を中心に反時計方向に回動
し、その各作動リンク12の他端が緩やかな円弧を描い
て下降する。
するとともに、各支軸14に一端が固定されている各作
動リンク12がその支軸14を中心に反時計方向に回動
し、その各作動リンク12の他端が緩やかな円弧を描い
て下降する。
【0023】この下降動作により枢軸10は、ガイド筒
5の長孔4に沿って下降し、その枢軸10に枢支されて
いる昇降筒9および昇降杆8が下降する。これにより、
その昇降杆8下端の支持部材7に取り付けられたゴムパ
ッド6が下降して、床面に接触する。
5の長孔4に沿って下降し、その枢軸10に枢支されて
いる昇降筒9および昇降杆8が下降する。これにより、
その昇降杆8下端の支持部材7に取り付けられたゴムパ
ッド6が下降して、床面に接触する。
【0024】この動作によってゴムパッド6と床面との
大きな摩擦抵抗を受けて、床上に浮上している支持台1
が急速に停止することとなる。従って、支持台1が大き
な慣性を受けて移動していても、これを所望の位置に正
しく、かつ、迅速に停止させることができる。
大きな摩擦抵抗を受けて、床上に浮上している支持台1
が急速に停止することとなる。従って、支持台1が大き
な慣性を受けて移動していても、これを所望の位置に正
しく、かつ、迅速に停止させることができる。
【0025】図4は、この発明の実施の他の形態を示す
要部の概念図であって、これは、支持台1の複数箇所に
ガイドリング40を埋設固定しておき、該ガイドリング
40内に、図2および図3に示したものと同様に、下端
にゴムパッド6を取り付けた昇降杆8を摺動自在に挿入
したものからなる。
要部の概念図であって、これは、支持台1の複数箇所に
ガイドリング40を埋設固定しておき、該ガイドリング
40内に、図2および図3に示したものと同様に、下端
にゴムパッド6を取り付けた昇降杆8を摺動自在に挿入
したものからなる。
【0026】また、昇降杆8の上端には、空気圧シリン
ダ41のピストンロッド41a端が取り付けられてお
り、このピストンロッド41aを出入自在に保持する固
定側のシリンダ41bの内部には、ピストンロッド41
aのピストン41cによって空気圧室Rが隔成されてい
る。
ダ41のピストンロッド41a端が取り付けられてお
り、このピストンロッド41aを出入自在に保持する固
定側のシリンダ41bの内部には、ピストンロッド41
aのピストン41cによって空気圧室Rが隔成されてい
る。
【0027】さらに、シリンダ41bには、これの空気
圧室R内にコンプレッサからの圧縮空気を供給したり、
停止したりする外部操作可能な開閉バルブ42が、給気
パイプ43を介して連結されている。
圧室R内にコンプレッサからの圧縮空気を供給したり、
停止したりする外部操作可能な開閉バルブ42が、給気
パイプ43を介して連結されている。
【0028】従って、かかる第2の実施の形態になるも
のでは、支持台1の移動を係止する際に、開閉バルブ4
2を開操作すると、コンプレッサから高圧の空気(圧縮
気)が給気パイプ43を介してシリンダ41b内の空気
圧室Rに入り込む。
のでは、支持台1の移動を係止する際に、開閉バルブ4
2を開操作すると、コンプレッサから高圧の空気(圧縮
気)が給気パイプ43を介してシリンダ41b内の空気
圧室Rに入り込む。
【0029】このため、この高圧の空気を受けてピスト
ン41cがシリンダ41b内を下降し、ピストンロッド
41aがシリンダ41bから突出して下降する。この動
作によって、昇降杆8も同様に下降してこの昇降杆8下
端のゴムパッド6が床面に接触することになり、前記と
同様に支持台1の移動をブレーキ停止させることが可能
になる。
ン41cがシリンダ41b内を下降し、ピストンロッド
41aがシリンダ41bから突出して下降する。この動
作によって、昇降杆8も同様に下降してこの昇降杆8下
端のゴムパッド6が床面に接触することになり、前記と
同様に支持台1の移動をブレーキ停止させることが可能
になる。
【0030】この実施の形態では、空気圧シリンダ41
の動作を利用するため、ブレーキ動作の感度は高く、支
持台1の急速停止には極めて有効である。また、空気自
身は圧縮性があるため、摩擦接触時における衝撃吸収効
果を合わせて呈し、滑らかなブレーキ停止が期待できる
こととなる。
の動作を利用するため、ブレーキ動作の感度は高く、支
持台1の急速停止には極めて有効である。また、空気自
身は圧縮性があるため、摩擦接触時における衝撃吸収効
果を合わせて呈し、滑らかなブレーキ停止が期待できる
こととなる。
【0031】前記した第二の実施の形態では、空気圧を
利用してブレーキ機能を果すものについて説明したが、
空気圧シリンダ41に代えて電磁ソレノイドを用いるこ
とができ、これによって、さらなる設備の簡素化とロー
コスト化を図りながら、所定のブレーキ効果を得ること
ができるという効果が得られる。
利用してブレーキ機能を果すものについて説明したが、
空気圧シリンダ41に代えて電磁ソレノイドを用いるこ
とができ、これによって、さらなる設備の簡素化とロー
コスト化を図りながら、所定のブレーキ効果を得ること
ができるという効果が得られる。
【0032】
【発明の効果】以上のように、請求項1の発明によれ
ば、高圧空気を床面に向けて噴出させるエアーブロワ
と、該エアーブロワからの高圧空気の噴出で床上に移動
自在に浮上する支持台とを有し、支持台に該支持台の移
動を停止させるブレーキ手段を有するように構成したの
で、空気浮上して移動している支持台をブレーキ操作に
よって床上の所望位置に迅速かつ確実に停止させ得る効
果が得られる。
ば、高圧空気を床面に向けて噴出させるエアーブロワ
と、該エアーブロワからの高圧空気の噴出で床上に移動
自在に浮上する支持台とを有し、支持台に該支持台の移
動を停止させるブレーキ手段を有するように構成したの
で、空気浮上して移動している支持台をブレーキ操作に
よって床上の所望位置に迅速かつ確実に停止させ得る効
果が得られる。
【0033】また、請求項2の発明によれば、ブレーキ
手段を支持台に回動操作可能に取り付けられたブレーキ
レバーと、該ブレーキレバーの回動により昇降可能に支
持台に支持されて下端に摩擦パッドを有する昇降杆とか
ら構成したので、簡単かつローコストな構成にて支持台
のブレーキ停止を行えるという効果が得られる。
手段を支持台に回動操作可能に取り付けられたブレーキ
レバーと、該ブレーキレバーの回動により昇降可能に支
持台に支持されて下端に摩擦パッドを有する昇降杆とか
ら構成したので、簡単かつローコストな構成にて支持台
のブレーキ停止を行えるという効果が得られる。
【0034】また、請求項3の発明によれば、ブレーキ
手段を手動操作可能な開閉バルブを介してコンプレッサ
に接続された空気圧シリンダと、該空気圧シリンダによ
って昇降可能に支持台に支持されて下端に摩擦パッドを
有する昇降杆とから構成したので、空気圧を利用して迅
速かつスムースに支持台の移動を停止して、これを予定
した位置に正しく位置決めできるという効果が得られ
る。
手段を手動操作可能な開閉バルブを介してコンプレッサ
に接続された空気圧シリンダと、該空気圧シリンダによ
って昇降可能に支持台に支持されて下端に摩擦パッドを
有する昇降杆とから構成したので、空気圧を利用して迅
速かつスムースに支持台の移動を停止して、これを予定
した位置に正しく位置決めできるという効果が得られ
る。
【0035】また、請求項4の発明によれば、ブレーキ
手段をブレーキ操作によって付勢される電磁ソレノイド
と、該電磁ソレノイドによって昇降可能に支持台に支持
されて下端に摩擦パッドを有する昇降杆とから構成した
ので、大掛りな設備を用意することなく、ローコストか
つ簡単な電気回路にて、応答性のよい支持台のブレーキ
ングを実現できるという効果が得られる。
手段をブレーキ操作によって付勢される電磁ソレノイド
と、該電磁ソレノイドによって昇降可能に支持台に支持
されて下端に摩擦パッドを有する昇降杆とから構成した
ので、大掛りな設備を用意することなく、ローコストか
つ簡単な電気回路にて、応答性のよい支持台のブレーキ
ングを実現できるという効果が得られる。
【図1】この発明の実施の一形態による空気浮上装置の
全体を示す正面図である。
全体を示す正面図である。
【図2】図1におけるブレーキ機構付近を拡大して示す
正面図である。
正面図である。
【図3】図2に示すブレーキ機構付近の一部を破断した
側面図である。
側面図である。
【図4】この発明の実施の他の形態による空気浮上装置
の要部を示す概念図である。
の要部を示す概念図である。
A エアーブロワ B ブレーキ手段 1 支持台 6 ゴムパッド(摩擦パッド) 8 昇降杆 32 ブレーキレバー 41 空気圧シリンダ 42 開閉バルブ
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成8年8月30日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】発明の名称
【補正方法】変更
【補正内容】
【発明の名称】 空気浮上装置
Claims (4)
- 【請求項1】 高圧空気を床面に向けて噴出させるエア
ーブロワと、該エアーブロワからの高圧空気の噴出で床
上に移動自在に浮上する支持台とを有してなり、該支持
台に該支持台の移動を停止させるブレーキ手段を設けて
なることを特徴とする空気浮上装置。 - 【請求項2】 ブレーキ手段が支持台に回動操作可能に
取り付けられたブレーキレバーと、該ブレーキレバーの
回動により昇降可能に支持台に支持されて下端に摩擦パ
ッドを有する昇降杆とを有してなる請求項1の空気浮上
装置。 - 【請求項3】 ブレーキ手段が手動操作可能な開閉バル
ブを介してコンプレッサに接続された空気圧シリンダ
と、該空気圧シリンダによって昇降可能に支持台に支持
されて下端に摩擦パッドを有する昇降杆とを有してなる
請求項1の空気浮上装置。 - 【請求項4】 ブレーキ手段がブレーキ操作によって付
勢される電磁ソレノイドと、該電磁ソレノイドによって
昇降可能に支持台に支持されて下端に摩擦パッドを有す
る昇降杆とを有してなる請求項1の空気浮上装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20890896A JPH1035483A (ja) | 1996-07-19 | 1996-07-19 | 空気浮上装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20890896A JPH1035483A (ja) | 1996-07-19 | 1996-07-19 | 空気浮上装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1035483A true JPH1035483A (ja) | 1998-02-10 |
Family
ID=16564120
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20890896A Pending JPH1035483A (ja) | 1996-07-19 | 1996-07-19 | 空気浮上装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1035483A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP3106166A1 (en) | 2008-02-29 | 2016-12-21 | VM Therapeutics LLC | Compounds for treating pain syndrome and other disorders |
-
1996
- 1996-07-19 JP JP20890896A patent/JPH1035483A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP3106166A1 (en) | 2008-02-29 | 2016-12-21 | VM Therapeutics LLC | Compounds for treating pain syndrome and other disorders |
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Legal Events
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712 Effective date: 20050314 |
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A131 | Notification of reasons for refusal |
Effective date: 20051115 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 |
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A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20060328 |