JPH103460A - 共用メモリの二重化システム - Google Patents

共用メモリの二重化システム

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JPH103460A
JPH103460A JP8157877A JP15787796A JPH103460A JP H103460 A JPH103460 A JP H103460A JP 8157877 A JP8157877 A JP 8157877A JP 15787796 A JP15787796 A JP 15787796A JP H103460 A JPH103460 A JP H103460A
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JP
Japan
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speed coupling
data
shared memory
coupling mechanism
computer
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JP8157877A
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English (en)
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Yasutaka Arita
恭隆 有田
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Hitachi Ltd
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Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明の目的は、オーバーヘッドを低減して必
要な二重化を行える共用メモリの二重化システムを提供
するにある。 【解決手段】第1の高速結合機構300は、第1の共用
メモリ310と、この第1の共用メモリ310へのデー
タ書込みや第2の共用メモリ410へのデータ転送を制
御する第1のプロセッサ320とを備えており、データ
を二重化するか否かを定義する使用定義情報が登録され
ている。第2の高速結合機構400は、第2の共用メモ
リ410と、この第2の共用メモリ410へのデータ書
込みや第1の共用メモリ310へのデータ転送を制御す
る第2のプロセッサ420とを備えており、データを二
重化するか否かを定義する使用定義情報が登録されてい
る。計算機100,200からのデータは、第1の高速
結合機構300に送られ、第1のプロセッサ310は、
使用定義情報に基づいて、第1及び第2の共用メモリ3
10,410にデータを書込むように構成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の計算機が共
用する共用メモリを二重化して構成した共用メモリの二
重化システムに関する。
【0002】
【従来の技術】近年の大型計算機システムでは、複数の
計算機が拡張記憶領域として使用するメモリを共用する
システムが実用化されている。このような複数の計算機
を備えたシステムで、共用メモリに記憶するデータの信
頼性を向上させる施策として、例えば、富士通ジャーナ
ル,Vol.17,No.2,1991,p.16−3
5の中の,特に、p.17の図8に記載のように、共用
メモリを二重化させることが一般的である。共用メモリ
を二重化するには、同じメモリ容量をもった共用メモリ
を、計算機のハードウエアリソースとは独立に対で設
け、かつ、共用メモリ内のデータが同じになるように、
共用メモリの使用方法を定義し、各計算機が共用メモリ
へのアクセス制御を実行するようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述した共用メモリの
二重化システムにおいては、記憶すべきデータは、一対
の共用メモリにおいて必ず同一データとして、データの
一貫性を維持するようにしている。しかしながら、記憶
すべきデータの中には、必ずしも二重化する必要のない
データもあり、これらのデータについても従来は、二重
化していたため、オーバーヘッドが増加するという問題
があった。
【0004】本発明の目的は、オーバーヘッドを低減し
て必要な二重化を行える共用メモリの二重化システムを
提供するにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、複数の計算機と、第1及び第2の共用メ
モリを有し、データを二重化して記憶する共用メモリの
二重化システムにおいて、上記第1の共用メモリとこの
第1の共用メモリへのデータ書込みや上記第2の共用メ
モリへのデータ転送を制御する第1のプロセッサとを備
え、データを二重化するか否かを定義する使用定義情報
が登録される第1の高速結合機構と、上記第2の共用メ
モリとこの第2の共用メモリへのデータ書込みや上記第
1の共用メモリへのデータ転送を制御する第2のプロセ
ッサとを備え、データを二重化するか否かを定義する使
用定義情報が登録される第2の高速結合機構とを備え、
上記第1及び第2のプロセッサは、上記使用定義情報に
基づいて、上記第1及び第2の共用メモリにデータを書
込むようにしたものであり、かかる構成により、二重化
の必要なデータについてのみ二重化することにより、二
重化のためのオーバーヘッドを低減し得るものとなる。
【0006】上記共用メモリの二重化システムにおい
て、好ましくは、上記第1及び第2の高速結合機構は、
上記計算機のハードウエアリソースとはそれぞれ独立し
て構成するようにしたものである。
【0007】上記共用メモリの二重化システムにおい
て、好ましくは、上記第1の高速結合機構は、上記計算
機のハードウエアリソースとは独立して構成されている
とともに、上記計算機の一つは、ハードウエア資源を論
理分割する論理分割手段を備え、この論理分割手段によ
り、この計算機のハードウエアを論理分割して、論理計
算機と上記第2の高速結合機構を構成するようにしたも
のであり、かかる構成により、計算機のハードウエアリ
ソースを有効に活用した効率的な二重化システムを構築
し得るものとなる。
【0008】上記共用メモリの二重化システムにおい
て、好ましくは、上記第1及び第2の高速結合機構は、
所定の周期で相互に監視電文を送信し、この監視電文に
対する相手方の高速結合機構からの応答の有無に応じ
て、相手方の異常検知を行うようにしたものであり、か
かる構成により、計算機からのアクセスなしに異常検知
を行い得るものとなる。
【0009】上記共用メモリの二重化システムにおい
て、好ましくは、上記第1の高速結合機構を正とし、上
記第2の高速結合機構を副として、上記使用定義情報に
基づく二重化の必要のないデータに対しては、上記第1
の高速結合機構に書込むようにしたものであり、かかる
構成により、第2の高速結合機構の共用メモリの容量を
第1の高速結合機構の共用メモリの容量よりも小さくし
得るものとなる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、図1乃至図4を用いて、本
発明の一実施形態による共用メモリの二重化システムに
ついて説明する。図1は、本発明の一実施形態による共
用メモリの二重化システムの概略構成を示すブロック図
である。
【0011】本実施形態における共用メモリの二重化シ
ステムは、それぞれ、独立した2個の計算機100,2
00と、高速結合機構300,400と、コンソール5
00から構成されている。
【0012】計算機100は、ローカルメモリ110と
プロセッサ120と通信機構130とを備えている。プ
ロセッサ120は、記憶されたプログラムに従って制御
され、ローカルメモリ110に記憶されたデータの処理
を行う。処理されたデータは、通信機構130を介して
外部に送信される。計算機200は、ローカルメモリ2
10とプロセッサ220と通信機構230とを備えてお
り、その機能は、計算機100と同様である。
【0013】高速結合機構300,400は、それぞ
れ、計算機100,200のハードウエアリソースとは
独立しており、データ共用およびデータ転送を高速に実
現するとともに、さらに、データを二重化するための処
理を行う。そのために、高速結合機構300は、共用メ
モリ310とプロセッサ320と通信機構330とを備
えている。また、高速結合機構400は、共用メモリ4
10とプロセッサ420と通信機構430とを備えてい
る。即ち、本実施形態においては、共用メモリ310,
410を有する高速結合機構300,400は、単にメ
モリを備えるだけでなく、それぞれ、プロセッサ32
0,420を備えるようにした点に特徴がある。そし
て、二重化の制御は、これらのプロセッサ320,42
0により行うようにしているため、計算機100,20
0のプロセッサ120,220は、二重化のための制御
を行う必要はないものである。
【0014】計算機100,200は、それぞれ、高速
結合機構300,400を対として、共用メモリ31
0,410を二重化する。
【0015】コンソール500は、計算機100,20
0や、高速結合機構300,400に対して、高速結合
機構の共用メモリの使用定義情報を入力したり、予め入
力してある使用定義情報を出力表示したりする。使用定
義情報の詳細については、図2を用いて後述する。使用
定義情報について簡単に説明すると、記憶すべきデータ
毎に、共用メモリ310,410に対して二重化して記
憶するか否かの情報である。使用定義情報は、コンソー
ル500から入力され、それぞれ、高速結合機構30
0,400に記憶される。高速結合機構300,400
は、使用定義情報に基づいて、計算機100,200か
ら送られてくるデータを二重化して記憶したり、二重化
することなく、一重のまま記憶するようにしている。
【0016】計算機100の通信機構130と高速結合
機構300の通信機構330は、通信パス610に接続
されており、データの送受を行う。計算機100の通信
機構130と高速結合機構400の通信機構430は、
通信パス620に接続されており、データの送受を行
う。また、計算機200の通信機構230と高速結合機
構300の通信機構330は、通信パス630に接続さ
れており、データの送受を行う。計算機200の通信機
構230と高速結合機構400の通信機構430は、通
信パス640に接続されており、データの送受を行う。
さらに、高速結合機構300の通信機構330と高速結
合機構400の通信機構430は、通信パス650によ
り接続されており、データの送受を行う。
【0017】次に、図2を用いて、高速結合機構の共用
メモリの使用定義情報の一例について説明する。図2
は、本発明の一実施形態による共用メモリの二重化シス
テムにおける高速結合機構の共用メモリの使用定義情報
の説明図である。
【0018】これは、計算機100,200が、高速結
合機構300,400を対として共用メモリ310,4
10を二重化する場合の高速結合機構300,400の
使用定義情報の例である。それぞれの高速結合機構の使
用データ毎に、必要な記憶容量を定義し、それぞれのデ
ータを二重化して記憶する二重化対称データとするか、
又は、二重化しないで記憶する単一データとするかを定
義する。さらに、高速結合機構300,400のいずれ
に対して記憶するかを定義する。
【0019】例えば、図2に示す例において、高速結合
機構使用データ「A」は、必要な記憶容量が64KBで
あり、二重化対称のデータである。従って、高速結合機
構300,400の両方に対して二重化して記憶され
る。同様にして、高速結合機構使用データ「B」は、必
要な記憶容量が128KBであり、二重化対称のデータ
である。従って、高速結合機構300,400の両方に
対して二重化して記憶される。一方、高速結合機構使用
データ「C」は、必要な記憶容量が32KBであり、単
一データであり、高速結合機構300にのみ記憶され
る。また、高速結合機構使用データ「D」や「XX」
も、単一データであり、高速結合機構300にのみ記憶
される。
【0020】単一データについては、全て、高速結合機
構300に記憶するようにしてあるため、高速結合機構
300の総記憶容量を8GBとするのに対して、高速結
合機構400の総記憶容量は、4GBと少なく構成でき
る。即ち、全てのデータを二重化するのでなく、二重化
するデータと単一データとを混在して記憶できるように
することにより、共用メモリの容量を小さくすることが
できる。従来は、例えば、上述の例では、8GBのメモ
リを2個必要としたのに対して、一方のメモリ容量を4
GBとすることができるため、2重化のコストを低減す
ることができる。
【0021】また、全てのデータを二重化するのでな
く、必要なデータについてのみ二重化することができる
ので、従来のように全てのデータを二重化する場合に比
べて、プロセッサのオーバーヘッドを低減できる。
【0022】また、二重化の制御は、計算機100,2
00とは独立した高速結合機構300,400の中のプ
ロセッサ320,420により行うため、計算機10
0,200は二重化の処理を行う必要がなく、計算機1
00,200自体のオーバーヘッドを少なくすることが
できる。
【0023】また、コンソール500から使用定義情報
を入力する際に、図2に示したように、それぞれのデー
タの必要容量をチェックしながら、高速結合機構30
0,400に対する割り付けを行うことにより、高速結
合機構300,400のそれぞれの共用メモリ330,
430の総容量に対して、高速結合機構300,400
を使用するデータの総必要容量が超えるか否かを確認で
きる。
【0024】ここで、高速結合機構300,400のそ
れぞれの共用メモリ330,430の総容量に対して、
高速結合機構300,400を使用するデータの総必要
容量が上回るように定義された場合には、コンソール5
00に対して警告する。
【0025】また、高速結合機構300,400のプロ
セッサ320,420においては、計算機100,20
0のデータ操作に伴う処理を担うために必要なプロセッ
サ性能をそれぞれに準備すればよい。
【0026】図2に示した共用メモリの使用定義情報
は、コンソール500から入力され、高速結合機構30
0,400にそれぞれ記憶される。
【0027】なお、ここでは、単一データを全て高速結
合機構300内の共用メモリに記憶するようにしている
が、単一データを高速結合機構300及び高速結合機構
400にほぼ均等に割り付けることにより、高速結合機
構300,400を同一の記憶容量のものを使用するよ
うにしてもよい。
【0028】次に、図3を用いて、高速結合機構30
0,400間における二重化対象データの一致制御処理
について説明する。図3は、本発明の一実施形態による
共用メモリの二重化システムにおける二重化対象データ
の一致制御処理のシーケンス図である。
【0029】ここで、高速結合機構300を正とし、高
速結合機構400を副とし、図2で定義した二重化対象
データである「A」を高速結合機構300,400間で
一致制御させる場合の処理シーケンスについて説明す
る。
【0030】計算機200は、高速結合機構300に対
して、データ「A」の更新要求を行う。即ち、計算機2
00のプロセッサ220は、通信機構230を制御し
て、通信パス630を介して、高速結合機構300の通
信機構330に対して、更新対象領域のロック要求と更
新データ「A」を送信する。
【0031】この更新要求を受けた高速結合機構300
は、更新対象領域のロック確保を行う。即ち、高速結合
機構300のプロセッサ320は、通信機構330が受
信した更新データ「A」に対するロック要求に基づい
て、共用メモリ310に対してデータ「A」に対応した
更新対象領域のロック確保を行う。ロック確保が完了す
ると、高速結合機構300は、論理計算機200に対し
てデータ「A」の更新要求を受け付け、ロック確保が完
了したことを通知する。
【0032】また、高速結合機構300のプロセッサ3
20は、通信機構330が受信したロック要求がデータ
「A」に対する更新要求であることから、予め高速結合
機構300に記憶されている構成定義情報に基づいて、
データ「A」が二重化対象データであることから、通信
機構330で受信した計算機200からの更新対象領域
のロック要求と更新データ「A」を、通信パス650を
介して、高速結合機構400の通信機構430にスルー
する。
【0033】この更新要求を受けた高速結合機構400
は、更新対象領域のロック確保を行う。即ち、高速結合
機構400のプロセッサ420は、通信機構430が受
信した更新データ「A」に対するロック要求に基づい
て、共用メモリ410に対してデータ「A」に対応した
更新対象領域のロック確保を行う。ロック確保が完了す
ると、高速結合機構400は、論理計算機300に対し
てデータ「A」の更新要求を受け付け、ロック確保が完
了したことを通知する。
【0034】高速結合機構300のプロセッサ320
は、受信した更新データ「A」を共用メモリ310の更
新対象領域に書込む。書込みが終了すると、プロセッサ
320は、通信機構330を制御して、通信パス630
を介して、計算機300の通信機構230に書込み完了
を通知する。
【0035】これを受けた論理計算機200は、高速結
合機構300に対してデータ「A」の更新対象領域のロ
ック解放要求を発行する。即ち、即ち、計算機200の
プロセッサ220は、通信機構230を制御して、通信
パス630を介して、高速結合機構300の通信機構3
30に対して、更新対象領域のロック解放要求を送信す
る。
【0036】高速結合機構300のプロセッサ320
は、データ「A」に対応した領域のロック解放を行い、
論理計算機200に対してデータ「A」の更新対象領域
のロック解放が完了したことを通知する。
【0037】また、同様にして、高速結合機構400の
プロセッサ420は、高速結合機構300における書込
み処理とは非同期で、受信した更新データ「A」を共用
メモリ410の更新対象領域に書込む。書込みが終了す
ると、プロセッサ420は、通信機構430を制御し
て、通信パス650を介して、計算機300の通信機構
330に書込み完了を通知する。
【0038】これを受けた論理計算機300は、高速結
合機構400に対してデータ「A」の更新対象領域のロ
ック解放要求を発行する。即ち、即ち、計算機300の
プロセッサ320は、計算機200から高速結合機構3
00に対するロック開放要求をコピーし、通信機構33
0を制御して、通信パス650を介して、高速結合機構
400の通信機構430に対して、更新対象領域のロッ
ク解放要求を送信する。
【0039】高速結合機構400のプロセッサ420
は、データ「A」に対応した領域のロック解放を行い、
論理計算機300に対してデータ「A」の更新対象領域
のロック解放が完了したことを通知する。
【0040】以上の一連の処理によって、高速結合機構
300の共用メモリ310及び高速結合機構400の共
用メモリ410の間に、更新データ「A」の二重化が終
了する。
【0041】さらに、論理計算機200から高速結合機
構300に対するデータ「A」の更新処理中に、計算機
100から高速結合機構300に対してデータ「A」の
更新要求が発行された場合について、以下に説明する。
このシーケンスは、図3中において、点線で示されてい
る。
【0042】計算機100から高速結合機構300に対
して、データ「A」の更新要求として、更新対象領域の
ロック要求と更新データを発行する。この時、高速結合
機構300の共用メモリ310のデータ「A」の領域
は、計算機200からのロック要求によりロックされて
おり、このロック要求を受けた高速結合機構300は、
論理計算機200から高速結合機構300へのデータ
「A」の更新要求に対する処理を実行中であるため、論
理計算機200から高速結合機構300へのデータ
「A」の更新要求処理が完了するまで、つまり論理計算
機200から高速結合機構300へのデータ「A」の更
新要求におけるロック解放が完了するまで、計算機10
0からのデータ「A」の更新要求を処理待ちとする。
【0043】論理計算機200から高速結合機構300
へのデータ「A」の更新要求におけるロック解放が完了
すると、高速結合機構300は、データ「A」の更新要
求のロック確保を行い、計算機100に対してデータ
「A」の更新要求のロック確保が完了したことを通知す
るとともに、処理待ちとしておいた計算機100からの
データ「A」の更新要求を実行する。
【0044】また、データ「A」は、二重化対象データ
であるため、高速結合機構300は、高速結合機構40
0に対して、データ「A」の更新要求として、更新対象
領域のロック要求と更新データを発行する。高速結合機
構400は、データ「A」の更新要求のロック確保を行
い、高速結合機構300に対してデータ「A」の更新要
求のロック確保が完了したことを通知するとともに、高
速結合機構300からのデータ「A」の更新要求を実行
する。
【0045】データ「A」の高速結合機構300の共用
メモリ310への書込みが終了すると、高速結合機構3
00は、計算機100に書込み終了を送信する。書込み
終了を受けた計算機100は、高速結合機構300に対
してロック解放要求を発行する。高速結合機構300
は、共用メモリ310のロック解放を実行し、解放が完
了すると、ロック解放完了を計算機100に送信する。
【0046】また、同様にして、データ「A」の高速結
合機構400の共用メモリ410への書込みが終了する
と、高速結合機構400は、高速結合機構300に書込
み終了を送信する。書込み終了を受けた高速結合機構3
00は、高速結合機構400に対してロック解放要求を
発行する。高速結合機構400は、共用メモリ410の
ロック解放を実行し、解放が完了すると、ロック解放完
了を高速結合機構300に送信する。
【0047】以上により、高速結合機構300と高速結
合機構400との間で、データ「A」が更新され、二重
化が完了する。
【0048】以上説明したように、データの二重化は、
高速結合機構300,400のプロセッサ320,42
0の制御によって実行されるため、計算機100あるい
は計算機200は、データの二重化について意識するこ
となく、高速結合機構400,300間で直接、かつ、
効率的に、二重化対象データの一致制御が可能となる。
【0049】次に、図4を用いて、高速結合機構40
0,300間におけるヘルスチェック処理について説明
する。図4は、本発明の一実施形態による共用メモリの
二重化システムにおけるヘルスチェック処理のシーケン
ス図である。
【0050】ここで、最初に、高速結合機構300が高
速結合機構400をヘルスチェックする場合の処理シー
ケンスについて説明する。高速結合機構300は、所定
の時間間隔T1で監視電文を高速結合機構400に対し
て送信するとともに、同時に、監視電文に対する受信応
答タイマを起動する。高速結合機構400は、この監視
電文を受信すると、高速結合機構300に対して監視電
文に対する受信応答である監視応答電文を返送する。こ
の監視応答電文を受信した高速結合機構300は、受信
応答タイマをリセットする。高速結合機構300は、送
信した監視電文に対して、監視応答電文が送られてくる
ことにより、高速結合機構400が正常に動作している
と判断できる。
【0051】監視電文の送信は、所定時間間隔T1毎に
行われるため、T1時間経過後に、再度、高速結合機構
300は、高速結合機構400に対して監視電文を送信
する。
【0052】ここで、高速結合機構400に障害が発生
すると、高速結合機構300から高速結合機構400に
対して監視電文を送信したにも拘らず、高速結合機構4
00は、監視応答電文を送信できないため、高速結合機
構300は、監視する受信応答タイマ時間内に受信でき
ないこととなり、高速結合機構300は、高速結合機構
400を使用する計算機100あるいは計算機200に
対して、高速結合機構400に対する監視タイムアウト
が発生したことを通知する。
【0053】この通知を受信した計算機100あるいは
計算機200は、高速結合機構400に対する要求を閉
塞する。
【0054】また、高速結合機構400は、所定の時間
間隔T2で監視電文を高速結合機構300に対して送信
するとともに、同時に、監視電文に対する受信応答タイ
マを起動する。高速結合機構300は、この監視電文を
受信すると、高速結合機構400に対して監視電文に対
する受信応答である監視応答電文を返送する。この監視
応答電文を受信した高速結合機構400は、受信応答タ
イマをリセットする。高速結合機構400は、送信した
監視電文に対して、監視応答電文が送られてくることに
より、高速結合機構300が正常に動作していると判断
できる。監視応答電文を受信応答タイマ時間内に受信で
きない場合には、監視タイムアウトが発生したことを計
算機100,200に通知する。
【0055】ここで、高速結合機構300が、監視電文
を送信する周期T1は、例えば、100msとしてい
る。それに対して、高速結合機構300が、監視電文を
送信する周期T2は、周期T1より長い、例えば、200
〜300msとしている。
【0056】以上のように、二重化した高速結合機構4
00,300間でヘルスチェックを行うことで、計算機
100あるいは計算機200から高速結合機構400,
300へのアクセスなしに、高速結合機構400,30
0の異常検知が可能となる。
【0057】以上説明したように、本実施形態によれ
ば、必要なデータについてのみ二重化することができる
ので、従来のように全てのデータを二重化する場合に比
べて、プロセッサのオーバーヘッドを低減できる。
【0058】また、単一データについては、全て、一方
の高速結合機構の共用メモリに記憶するようにしてある
ため、他方の共用メモリの容量を小さくすることがで
き、データの2重化のコストを低減することができる。
【0059】また、二重化の制御は、計算機とは独立し
た高速結合機構の中のプロセッサにより行うため、計算
機は二重化の処理を行う必要がなく、計算機自体のオー
バーヘッドを少なくすることができる。
【0060】また、計算機自体は、データの二重化につ
いて意識することなく、高速結合機構間で直接効率的に
二重化対象のデータの一致制御が可能となる。
【0061】さらに、二重化した高速結合機構間でヘル
スチェックを行うことで、計算機から高速結合機構への
アクセスなしに、高速結合機構の異常検知が可能とな
り、計算機のオーバーヘッドを低減できる。
【0062】次に、図5,図6を用いて、本発明の他の
実施形態による共用メモリの二重化システムについて説
明する。図5は、本発明の他の実施形態による共用メモ
リの二重化システムのブロック図である。図1と同一符
号は、同一部分を表している。
【0063】本実施形態における特徴とする点は、計算
機1000を論理分割して、論理計算機1200と高速
結合機構1400を構成するようにしている点である。
計算機が、そのメモリ容量,プロセッサ数,通信機構の
ポート数等の点で余裕がある場合には、計算機を論理分
割して、異なる機能を持つものとして使用することがで
きる。
【0064】ここで、論理計算機1200は、図1に示
した計算機200と同一の機能を有するものであり、ロ
ーカルメモリ1210とプロセッサ1220と通信機構
1230とを備えている。プロセッサ1220は、記憶
されたプログラムに従って制御され、ローカルメモリ1
210に記憶されたデータの処理を行う。処理されたデ
ータは、通信機構1230を介して外部に送信される。
【0065】また、高速結合機構1400は、図1に示
した高速結合機構400と同一の機能を有するものであ
り、データ共用およびデータ転送を高速に実現するとと
もに、さらに、データを二重化するための処理を行う。
そのために、高速結合機構1400は、共用メモリ14
10とプロセッサ1420と通信機構1430とを備え
ている。
【0066】さらに、計算機1000を論理分割するた
めに、計算機1000は、ハードウエア資源分割管理機
構1600を備えている。ハードウエア資源分割管理機
構1600は、計算機1000のハードウエアリソース
を、論理計算機1200と、高速結合機構1400に分
割制御するものであり、予め、論理分割のための構成定
義情報が登録されている。
【0067】ここで、図6を用いて、ハードウエア資源
分割管理機構1600に登録されている構成定義情報に
ついて説明する。図6は、本発明の他の実施形態による
共用メモリの二重化システムにおけるハードウエア資源
分割の定義情報の説明図である。
【0068】ここで、計算機1000のハードウエアリ
ソースの総数は、例えば、メモリが6GBであり、プロ
セッサが3プロセッサであり、通信機構が10ポートで
あるととすると、これらのハードウエアリソースをそれ
ぞれ論理計算機1200と、高速結合機構1400に割
り当てる。即ち、論理計算機1200に対して、メモリ
が2GBであり、プロセッサが1プロセッサであり、通
信機構が4ポートを割当て、高速結合機構1400に対
して、メモリが4GBであり、プロセッサが2プロセッ
サであり、通信機構が6ポートを割当てるように、ハー
ドウエア資源分割管理機構1600により、計算機10
00を論理分割する。この構成定義情報の入力操作は、
コンソール500から行う。
【0069】このように、計算機1000を論理分割し
て、論理計算機1200と高速結合機構1400を構成
して、データの二重化を行う場合について、図5を用い
て説明する。なお、データを二重化するか単一データと
して取り扱うかを定める使用定義情報は、コンソール5
00を用いて、図2において説明したように、高速結合
機構300及び高速結合機構1400に登録されている
ものとする。
【0070】ここで、高速結合機構300を正とし、高
速結合機構1400を副とし、図2で定義した二重化対
象データである「A」を高速結合機構300,1400
間で一致制御させる場合の処理シーケンスについて説明
する。
【0071】計算機1200は、高速結合機構300に
対して、データ「A」の更新要求を行い、更新対象領域
のロック要求と更新データ「A」を送信する。この更新
要求を受けた高速結合機構300は、更新対象領域のロ
ック確保を行う。ロック確保が完了すると、高速結合機
構300は、論理計算機1200に対してデータ「A」
の更新要求を受け付け、ロック確保が完了したことを通
知する。
【0072】また、高速結合機構300は、データ
「A」が二重化対象データであることから、受信した計
算機1200からの更新対象領域のロック要求と更新デ
ータ「A」を、高速結合機構1400にスルーする。
【0073】この更新要求を受けた高速結合機構140
0は、更新対象領域のロック確保を行う。ロック確保が
完了すると、高速結合機構1400は、論理計算機30
0に対してデータ「A」の更新要求を受け付け、ロック
確保が完了したことを通知する。
【0074】高速結合機構300は、受信した更新デー
タ「A」を共用メモリ310の更新対象領域に書込む。
書込みが終了すると、プロセッサ320は、計算機30
0に書込み完了を通知する。これを受けた論理計算機1
200は、高速結合機構300に対してデータ「A」の
更新対象領域のロック解放要求を発行する。
【0075】高速結合機構300は、データ「A」に対
応した領域のロック解放を行い、論理計算機1200に
対してデータ「A」の更新対象領域のロック解放が完了
したことを通知する。
【0076】また、同様にして、高速結合機構1400
は、高速結合機構300における書込み処理とは非同期
で、受信した更新データ「A」を共用メモリ1410の
更新対象領域に書込む。書込みが終了すると、プロセッ
サ1420は、計算機300に書込み完了を通知する。
これを受けた論理計算機300は、高速結合機構140
0に対してデータ「A」の更新対象領域のロック解放要
求を発行する。
【0077】高速結合機構1400は、データ「A」に
対応した領域のロック解放を行い、論理計算機300に
対してデータ「A」の更新対象領域のロック解放が完了
したことを通知する。
【0078】以上の一連の処理によって、高速結合機構
300の共用メモリ310及び高速結合機構1400の
共用メモリ1410の間に、更新データ「A」の二重化
が終了する。
【0079】さらに、論理計算機1200から高速結合
機構300に対するデータ「A」の更新処理中に、計算
機100から高速結合機構300に対してデータ「A」
の更新要求が発行された場合については、図3に点線で
示したように、計算機1200からの書込みの終了によ
るロック解放完了を待ってロックを行い、書込みを行う
ようにしている。
【0080】以上により、高速結合機構300と高速結
合機構1400との間で、データ「A」が更新され、二
重化が完了する。
【0081】以上説明したように、データの二重化は、
高速結合機構300,1400のプロセッサ320,1
420の制御によって実行されるため、計算機100あ
るいは計算機1200は、データの二重化について意識
することなく、高速結合機構1400,300間で直
接、かつ、効率的に、二重化対象データの一致制御が可
能となる。
【0082】以上説明したように、計算機を論理分割し
て高速結合機構を構成し、高速結合機構の共用メモリの
メモリ容量、プロセッサ能力、さらには通信機構のパス
接続本数をそれぞれの高速結合機構に必要とするだけ準
備することで、計算機のハードウエアリソースを有効に
活用した効率のよい共用メモリの機能を二重化した複合
システムを構築できる。
【0083】以上説明したように、本実施形態によれ
ば、必要なデータについてのみ二重化することができる
ので、従来のように全てのデータを二重化する場合に比
べて、プロセッサのオーバーヘッドを低減できる。
【0084】また、計算機を論理分割して、共用メモリ
のための高速結合機構を構成することにより、計算機の
ハードウエアリソースを有効に活用した共用メモリの二
重化が可能となる。
【0085】また、単一データについては、全て、一方
の高速結合機構の共用メモリに記憶するようにしてある
ため、他方の共用メモリの容量を小さくすることがで
き、データの2重化のコストを低減することができる。
【0086】また、二重化の制御は、計算機とは独立し
た高速結合機構の中のプロセッサにより行うため、計算
機は二重化の処理を行う必要がなく、計算機自体のオー
バーヘッドを少なくすることができる。
【0087】また、計算機自体は、データの二重化につ
いて意識することなく、高速結合機構間で直接効率的に
二重化対象のデータの一致制御が可能となる。
【0088】さらに、二重化した高速結合機構間でヘル
スチェックを行うことで、計算機から高速結合機構への
アクセスなしに、高速結合機構の異常検知が可能とな
り、計算機のオーバーヘッドを低減できる。
【0089】
【発明の効果】本発明によれば、共用メモリの二重化シ
ステムにおけるオーバーヘッドを低減して必要な二重化
を行えるようになる。
【0090】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態による共用メモリの二重化
システムの概略構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の一実施形態による共用メモリの二重化
システムにおける高速結合機構の共用メモリの使用定義
情報の説明図である。
【図3】本発明の一実施形態による共用メモリの二重化
システムにおける二重化対象データの一致制御処理のシ
ーケンス図である。
【図4】本発明の一実施形態による共用メモリの二重化
システムにおけるヘルスチェック処理のシーケンス図で
ある。
【図5】本発明の他の実施形態による共用メモリの二重
化システムのブロック図である。
【図6】本発明の他の実施形態による共用メモリの二重
化システムにおけるハードウエア資源分割の定義情報の
説明図である。
【符号の説明】
100,200,1000…計算機 110,210,1210…ローカルメモリ 120,220,320,420,1220,1420
…プロセッサ 130,230,330,430,1230,1430
…通信機構 300,400,1400…高速結合機構 310,410,1410…共用メモリ 500…コンソール 610,620,630,640,650…通信パス 1200…論理計算機 1600…ハードウエア資源分割管理機構

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の計算機と、第1及び第2の共用メ
    モリを有し、データを二重化して記憶する共用メモリの
    二重化システムにおいて、 上記第1の共用メモリとこの第1の共用メモリへのデー
    タ書込みや上記第2の共用メモリへのデータ転送を制御
    する第1のプロセッサとを備え、データを二重化するか
    否かを定義する使用定義情報が登録される第1の高速結
    合機構と、 上記第2の共用メモリとこの第2の共用メモリへのデー
    タ書込みや上記第1の共用メモリへのデータ転送を制御
    する第2のプロセッサとを備え、データを二重化するか
    否かを定義する使用定義情報が登録される第2の高速結
    合機構とを備え、 上記第1及び第2のプロセッサは、上記使用定義情報に
    基づいて、上記第1及び第2の共用メモリにデータを書
    込むことを特徴とする共用メモリの二重化システム。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の共用メモリの二重化シス
    テムにおいて、 上記第1及び第2の高速結合機構は、上記計算機のハー
    ドウエアリソースとはそれぞれ独立して構成されている
    ことを特徴とする共用メモリの二重化システム。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の共用メモリの二重化シス
    テムにおいて、 上記第1の高速結合機構は、上記計算機のハードウエア
    リソースとは独立して構成されているとともに、 上記計算機の一つは、ハードウエア資源を論理分割する
    論理分割手段を備え、 この論理分割手段により、この計算機のハードウエアを
    論理分割して、論理計算機と上記第2の高速結合機構を
    構成することを特徴とする共用メモリの二重化システ
    ム。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の共用メモリの二重化シス
    テムにおいて、 上記第1及び第2の高速結合機構は、所定の周期で相互
    に監視電文を送信し、この監視電文に対する相手方の高
    速結合機構からの応答の有無に応じて、相手方の異常検
    知を行うことを特徴とする共用メモリの二重化システ
    ム。
  5. 【請求項5】 請求項1記載の共用メモリの二重化シス
    テムにおいて、 上記第1の高速結合機構を正とし、上記第2の高速結合
    機構を副として、 上記使用定義情報に基づく二重化の必要のないデータに
    対しては、上記第1の高速結合機構に書込むことによ
    り、上記第2の高速結合機構の共用メモリの容量を上記
    第1の高速結合機構の共用メモリの容量よりも小さく構
    成することを特徴とする共用メモリの二重化システム。
JP8157877A 1996-06-19 1996-06-19 共用メモリの二重化システム Pending JPH103460A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4670669A (en) * 1984-08-13 1987-06-02 International Business Machines Corporation Charge pumping structure for a substrate bias generator

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4670669A (en) * 1984-08-13 1987-06-02 International Business Machines Corporation Charge pumping structure for a substrate bias generator

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