JPH10341221A - ファイル伝送システム - Google Patents

ファイル伝送システム

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JPH10341221A
JPH10341221A JP16326897A JP16326897A JPH10341221A JP H10341221 A JPH10341221 A JP H10341221A JP 16326897 A JP16326897 A JP 16326897A JP 16326897 A JP16326897 A JP 16326897A JP H10341221 A JPH10341221 A JP H10341221A
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JP
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Application number
JP16326897A
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English (en)
Inventor
Kumiko Shirasu
久美子 白須
Kazumasa Nakamura
和正 中村
Nobuhiro Takahashi
信裕 高橋
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Kokusai Electric Corp
Original Assignee
Kokusai Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 より高い確率でファイルを適切に伝送するこ
とができるファイル伝送システムを提供する。 【解決手段】 配信装置1において、分割手段3がファ
イルを複数のブロックに分割し、検出情報作成手段4が
各ブロックについての伝送誤りを検出するための検出情
報を作成し、送信制御手段5及び送信手段6が同一のブ
ロックを複数回送信するとともに、検出情報を送信する
一方、端末8において、受信手段9が配信装置1から送
信されたブロック及び検出情報を受信し、検出手段11
及び選択手段12が検出情報に基づいて、受信した同一
のブロック中から正常に伝送されたブロックを選択し、
再構成手段13が選択されたブロックによりファイルを
再構成する。したがって、複数回送られてくる同一のブ
ロックの中の少なくとも一つが正常に伝送されていれ
ば、正常なファイルを再構成することができるので、正
常なファイルを伝送する確率が向上する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、送信側装置から同
一のファイルを受信側装置へ複数回送信するファイル伝
送システムに関し、特に、ファイルを複数のブロックに
分割して送信するファイル伝送システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、送信側装置から受信側装置へ
無線或いは有線といった伝送路を介してファイルを伝送
するファイル伝送システムが知られているが、このよう
なファイル伝送システムには、伝送路において伝送する
ファイルに伝送誤りが発生する可能性があるので、受信
側装置で同一ファイルを複数回送信することにより、受
信側装置で伝送誤りのないファイルを受信できるように
するものがある。そして、ファイル伝送システムにおい
ては、伝送路を介してデータを伝送する際に使用する電
文に含められるデータ量が決まっているために、送信側
装置でファイルを複数のブロックに分割して送信すると
いったことが行われている。
【0003】このようなファイル伝送システムの一例と
して銀行、証券会社等において使用されているファイル
伝送システムを図7を参照して説明する。このファイル
伝送システムでは、配信センタの配信装置20(送信側
装置)から分岐装置21を介して各支店等に備えられた
端末22(受信側装置)へ、金融情報、証券情報等とい
った情報のファイルを送信したり、端末22を動作させ
るプログラムをバージョンアップさせるためのプログラ
ムファイルを送信するといったことに使われている。な
お、配信装置20から端末22へは単方向の通信が行わ
れている。
【0004】このファイル伝送システムでは、配信装置
20が送信対象のファイルを複数のブロックに分割し、
図8に示すように、送信するファイル名と、当該送信す
るファイルの各ブロックに含まれているテキスト数とを
含んだ開始電文を送信し、次にファイルを分割した各ブ
ロックの電文を送信し、最後にファイルの送信が終了し
たことを示す終了電文を送信することを同一のファイル
について複数回繰り返し行う。
【0005】そして、分岐装置21が配信装置20から
送信された各電文を複数の端末22に送信し、分岐装置
21から送信された各電文を端末22が受信し、図9に
示す処理を行って伝送誤りが発生していないファイルを
選択する。すなわち、端末22が、分岐装置21から開
始電文を受信する(ステップS31)と、開始電文に含
まれている各ブロックに含まれているテキスト数を合計
してファイルに含まれる総テキスト数を求め、変数とし
て退避保持する(ステップS32)。そして、終了電文
を受信するまで、受信した各ブロックに含まれているテ
キスト数を累計し(ステップS33、34)、終了電文
を受け取った場合には、変数として退避した総テキスト
数と、受信した各ブロックに含まれていたテキスト数の
累計とを比較し(ステップS35)、一致する場合に
は、伝送誤りが発生していないことを表しているので、
当該受信した各ブロックを元のファイルへ再構成する
(ステップS36)一方、一致しない場合には、伝送誤
りが発生していることを表しているので当該受信したフ
ァイルを破棄する(ステップS37)。このような処理
が複数回送信されてくる同一ファイルについて行われる
ために、端末が伝送誤りがないファイルを高確率で得る
ことができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
たような従来のファイル伝送システムでは、複数回送信
される同一のファイルのそれぞれにおいて、いずれかの
ブロックで伝送誤りが生じた場合には、伝送誤りのない
ファイルを受信側装置へ伝送することができないといっ
た事態が発生してしまう。このような事態が発生してし
まうと、送信側装置と受信側装置との間で双方向の通信
を行っている場合にあっては、受信側装置がファイルの
再送を要求する等といった更なる処理を行わなければ事
態を解決することができず、また、送信側装置から受信
側装置へ単方向の通信を行っている場合にあっては、受
信側装置はファイルの再送を要求することができないた
めに、事態を解決することすらできない。
【0007】本発明は、上記した従来の事情に鑑みてな
されたもので、より高い確率でファイルを適切に伝送す
ることができるファイル伝送システムを提供することを
目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明に係るファイル伝送システムは、送信側装置と
受信側装置とを備え、送信側装置から同一のファイルを
受信側装置へ複数回送信するファイル伝送システムにお
いて、前記送信側装置は、ファイルを複数のブロックに
分割する分割手段と、各ブロックについての伝送誤りを
検出するための検出情報を作成する検出情報作成手段
と、同一のブロックを複数回送信するとともに、検出情
報を送信する送信手段と、を備え、前記受信側装置は、
送信側装置から送信されたブロック及び検出情報を受信
する受信手段と、検出情報に基づいて、受信した同一の
ブロック中から正常に伝送されたブロックを選択する選
択手段と、選択されたブロックによりファイルを再構成
する再構成手段と、を備えたことを特徴とする。ここ
で、検出情報としては、ブロック中に含まれているテキ
スト(文字列)数、ブロック中に含まれている所定の大
きさのデータ単位の数といった受信装置側で受信したブ
ロックの大きさが変わっていることによって伝送誤りを
検出することのできる情報であってもよく、また、一般
に知られている誤り検出符号、誤り訂正符号等といった
ブロックに発生した伝送誤りを検出することができる情
報であってもよい。
【0009】上記したファイル伝送システムでは、送信
側装置において、分割手段がファイルを複数のブロック
に分割し、検出情報作成手段が各ブロックについての伝
送誤りを検出するための検出情報を作成し、送信手段が
同一のブロックを複数回送信するとともに、検出情報を
送信する一方、受信側装置において、受信手段が送信側
装置から送信されたブロック及び検出情報を受信し、選
択手段が検出情報に基づいて、受信した同一のブロック
中から正常に伝送されたブロックを選択し、再構成手段
が選択されたブロックによりファイルを再構成する。し
たがって、複数回送られてくる同一のブロックの中の少
なくとも一つが正常に伝送されていれば、正常なファイ
ルを再構成することができるので、正常なファイルを伝
送する確率が向上する。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の第1実施例に係るファイ
ル伝送システムを図1を参照して説明する。このファイ
ル伝送システムは、配信装置(送信側装置)1と、分岐
装置7と、複数の端末(受信側装置)8と、を備え、配
信装置1と分岐装置7、分岐装置7と複数の端末8と
は、伝送路を介して接続されている。そして、配信装置
1から分岐装置7を介して端末8へは、単方向のファイ
ルの伝送を行うものとなっている。
【0011】配信装置1は、ファイル格納手段2と、分
割手段3と、検出情報作成手段4と、送信制御手段5
と、送信手段6と、を備えている。ファイル格納手段2
は、例えば、端末8のプログラムをバージョンアップす
るためのプログラムファイル等といった端末8に送信す
るためのファイルを格納する。分割手段3は、ファイル
格納手段2に格納されたファイルを複数のブロックに分
割する。なお、本実施例では、ブロックとして、配信装
置1から端末8へのデータ伝送の規則(所謂、プロトコ
ル)を満たすものとなっている。
【0012】検出情報作成手段4は、分割手段3がファ
イルを複数のブロックに分割する際に、各ブロック中に
含まれているテキスト数(文字列数)を算出する。ここ
で、この算出したテキスト数をブロックを送信する際に
送信し、受信側で当該テキスト数と受信したブロック中
のテキスト数を比較することにより伝送路でデータの欠
落が発生したか否かを検出することができる。
【0013】送信制御手段5は、図2に示すような電文
として、検出情報作成手段4によって算出された各ブロ
ック中に含まれているテキスト数を送信手段6に送信さ
せるとともに、分割手段3によって分割された各ブロッ
クを複数回送信手段6に送信させる。すなわち、送信制
御手段5は、まず、配信するファイルの数(同一のファ
イルを送信する回数)と、ファイル名と、各ブロックの
テキスト数とを含む開始電文を送信手段6に送信させ、
次に、ファイルを構成する各ブロックの電文を送信手段
6に送信させ、複数回同一のファイルを構成する各ブロ
ックの電文を送信手段6に送信させ、最後に送信を終了
することを表す終了電文を送信手段6に送信させる。
【0014】分岐装置7は、配信装置1の送信手段6か
ら送信された電文を受信し、受信した電文を複数の端末
8に送信する。
【0015】端末8は、受信手段9と、メモリ10と、
検出手段11と、選択手段12と、再構成手段13とを
備えている。受信手段9は、分岐装置7から送信される
電文を受信し、受信した電文を一時的にバッファに保持
する。そして、検出手段11の指示に従って受信した電
文のブロックをメモリ10に保持させる。メモリ10
は、受信手段9による指示に従ってブロックを識別可能
に保持するとともに、後述して説明する検出手段11に
よって作成されたテーブル10aを保持する。
【0016】検出手段11は、受信手段9によって開始
電文が受信されたことに基づいて、ファイルを構成する
各ブロック毎に、当該ブロックに含まれているべきテキ
スト数(以下、送信時テキスト数という。)と、複数回
送信されたそれぞれのブロックに実際に含まれていたテ
キスト数(以下、受信時テキスト数という。)と、を対
応付けて管理する図3に示すテーブル10aをメモリ1
0に作成し、開始電文に含まれているテキスト数をテー
ブル10a中の送信時テキスト数として設定する。そし
て、検出手段11は、受信手段9によって受信されてい
る電文のブロックに含まれているテキストの数を検出
し、テーブル10aに受信時テキスト数として設定す
る。また、検出手段11は、受信手段9に受信した複数
のブロックを何度目に受信したファイルの何番目のブロ
ックであるかを識別可能にメモリ10に格納させる指示
を行う。
【0017】選択手段12は、テーブル10aのすべて
の項目が埋まった後に、メモリ10中のテーブル10a
に基づいて、ファイルを構成する各ブロックのそれぞれ
について、送信時テキスト数と受信時テキスト数とが一
致するブロックを選択し、該当するブロックをメモリ1
0から取り出す。再構成手段13は、選択手段13によ
って選択されてメモリ10から取り出された複数のブロ
ックによりファイルを再構成する。
【0018】ここで、請求項にいう送信手段は、主に上
記した送信制御手段5及び送信手段6によって構成さ
れ、請求項にいう選択手段は、主に上記した検出手段1
1及び選択手段12によって構成されている。
【0019】次に、第1実施例に係るデータ伝送システ
ムの動作を説明する。配信装置1では、ファイル格納手
段2に格納されている送信対象のファイルを分割手段3
が複数のブロックに分割し、ブロックに分割する際に、
検出情報作成手段4が各ブロックに含まれているテキス
ト数を算出し、送信制御手段5が送信手段6により図2
に示すように電文を分岐装置7へ送信すると、分岐装置
7が送信手段6から電文を受信して、受信した電文を端
末8へ送信する。
【0020】このように分岐手段7から送信された電文
を受信すると、端末8は、受信した電文のブロックから
ファイルを再構成する図4に示すファイル受信処理を行
う。このファイル受信処理では、受信手段9によって開
始電文が受信されたことに基づいて、検出手段11がメ
モリ10に図3に示すテーブル10aを作成し(ステッ
プS1、S2)、開始電文中に含まれている各ブロック
のテキスト数をテーブル10aに設定する(ステップS
3)。
【0021】そして、iカウンタが開始電文中の配信す
るファイル数に一致するまで、すなわち、複数回送信さ
れる同一ファイルのそれぞれに対して以下のファイル毎
処理を行う(ステップS4)。なお、iカウンタは、初
期値として”0”が設定されている。このファイル毎処
理では、受信手段9がブロックの電文を受信し始めた時
点から、検出手段11が受信されているブロック中のテ
キスト数をカウントし(ステップS5、S6)、ブロッ
クの受信が終了するまで繰り返し行い(ステップS
7)、ブロックが終了した場合には、検出手段11が検
出したテキスト数をテーブル10aの受信側テキスト数
に設定する(ステップS8)。
【0022】次いで、このような処理(ステップS5〜
S8)をファイルの他のブロックについても行い(ステ
ップS9)、すべてのブロックに対して処理を終了した
場合には、iカウンタに1を加算し(ステップS1
0)、次に受信される同一のファイルに対して上記した
処理(ステップS4〜S10)を行う。
【0023】そして、複数回受信される同一ファイルの
それぞれに対して上記したファイル毎処理を行った場合
には、選択手段12がファイルを構成する各ブロックと
して、テーブル10aの送信側テキスト数と、受信側テ
キスト数とが一致しているブロック、すなわち伝送にお
いてテキストが欠落していないブロックを選択し、該当
するブロックをメモリ10から取り出し、再構成手段1
3が選択手段12によって取り出された複数のブロック
によりファイルを再構成する(ステップS11)。
【0024】したがって、複数回伝送される同一のブロ
ックの中の少なくとも一つが正常に伝送されていれば、
正常なファイルを再構成することができ、正常なファイ
ルを伝送する確率がより高くなる。
【0025】次に、本発明の第2実施例に係るファイル
伝送システムを図1を参照して説明する。なお、上記し
た第1実施例に係るファイル伝送システムと同一部分に
は同一番号を付し、重複する説明を省略する。このファ
イル伝送システムは、配信装置(送信側装置)1と、分
岐装置7と、複数の端末(受信側装置)14と、を備え
ており、配信装置1から分岐装置7を介して端末14へ
は、単方向のファイルの伝送を行っている。
【0026】配信装置1は、ファイル格納手段2と、分
割手段3と、検出情報作成手段4と、送信制御手段5
と、送信手段6と、を備えている。端末装置14は、受
信手段9と、メモリ10と、検出手段15と、選択手段
16と、再構成手段13と、を備えている。
【0027】検出手段15は、受信手段9によって開始
電文が受信されたことに基づいて、ファイルを構成する
各ブロック毎に、当該ブロックに含まれているべきテキ
スト数(送信時テキスト数)と、当該送信時テキスト数
と一致するテキスト数を含んだブロックを受信手段9が
受信したか否かを示すフラグとを対応付けて管理する図
5に示すテーブル10bをメモリ10に作成し、開始電
文に含まれているテキスト数をテーブル10b中の送信
時テキスト数として設定する。
【0028】そして、検出手段15は、受信手段9によ
ってブロックを受信するに際して、テーブル10b中の
当該ブロックに対応するフラグを見て、フラグが”O
K”であるブロックについては、受信手段9に当該ブロ
ックを破棄させる一方、フラグが”OK”でないブロッ
クについては、ブロック中のテキスト数をカウントし、
テーブル10b中の送信時テキスト数と一致するか否か
を検出し、一致する場合には、伝送中にテキストの欠落
が生じていないことを表しているので、当該ブロックを
メモリ10にファイルの何番目のブロックであるかを識
別可能に格納させる指示を受信手段9に通知するととも
に、該当するブロックのテーブル10b中のフラッグ
を”OK”とする。なお、一致していない場合には、検
出手段15は当該ブロックを受信手段9に破棄させる。
選択手段16は、メモリ10に格納されている複数のブ
ロックを取り出す。ここで、請求項にいう選択手段は、
主に上記した検出手段15及び選択手段16によって構
成される。
【0029】次に、上記したファイル伝送システムの動
作を説明する。なお、上記した第1実施例と異なってい
る端末14のファイル受信処理を図6を参照して説明す
る。
【0030】まず、受信手段9によって開始電文が受信
されたことに基づいて、検出手段15がメモリ10に図
5に示すテーブル10bを作成し(ステップS15、S
16)、開始電文中に含まれている各ブロックのテキス
ト数をテーブル10bに設定する(ステップS17)。
【0031】そして、iカウンタが開始電文中の配信す
るファイル数に一致するまで、すなわち、複数回送信さ
れる同一ファイルのそれぞれに対して以下のファイル毎
処理を行う(ステップS18)。なお、iカウンタは、
初期値として”0”が設定されている。このファイル毎
処理では、検出手段15が受信手段9によって受信され
るブロックに対応するテーブル10bのフラグに”O
K”が設定されているか否かを検出する(ステップ1
9)。
【0032】”OK”が設定されていないと検出された
場合には、受信手段9がブロックの電文を受信し始めた
時点から、検出手段15が受信されているブロック中の
テキスト数をカウントし(ステップS20、S21)、
ブロックの受信が終了するまで繰り返し行う(ステップ
S22)。次いで、ブロックの受信が終了した後に、検
出手段15が、カウントしたテキスト数と、テーブル1
0bの送信側テキスト数とが一致しているか否かを検出
し(ステップS23)、一致している場合には、当該ブ
ロックをメモリ10に格納させる指示を受信手段9に出
すとともに、テーブルの当該ブロックに対応するフラグ
に”OK”を設定する(ステップS24)一方、一致し
ていない場合には、当該ブロックを破棄させる指示を受
信手段9に出す。
【0033】一方、”OK”が設定されていないと検出
された場合には、テキストの欠落が生じていないブロッ
クを既に受信していることを表しているので、検出手段
15が次に受信するブロックを破棄させる指示を受信手
段9に出す(ステップS25)。これにより、次に受信
するブロックについて、テキスト数をカウントする等と
いった処理等を行わずに済む。
【0034】次いで、このような処理(ステップS19
〜S25)をファイルの他のブロックについても行い
(ステップS26)、すべてのブロックに対して処理を
終了した場合には、iカウンタに1を加算し(ステップ
S27)、次に受信される同一のファイルに対して上記
した処理(ステップS18〜S27)を行う。
【0035】そして、複数回受信される同一ファイルの
それぞれに対して上記したファイル毎処理を行った場合
には、選択手段16が複数のブロックをメモリ10から
取り出し、再構成手段13が選択手段16によって取り
出された複数のブロックによりファイルを再構成する。
【0036】したがって、このファイル伝送システムで
は、上記した第1実施例に係るファイル伝送システムの
効果に加え、更に、メモリ10に格納するブロック数を
減らすことができるために、メモリ10として必要とす
る容量を減らすことができるとともに、テキスト数をカ
ウントする等といった処理を減らすことができる。
【0037】なお、上記した第1及び第2実施例では、
ファイルを構成するブロックをファイル単位で連続して
複数回送信するようにしていたが、ファイルを構成する
ブロック単位で複数回ずつ送信していくようにしてもよ
く、要は、ファイルを構成するブロックのそれぞれを複
数回送信するようにすればよい。また、上記した第1及
び第2実施例では、送信側装置から受信側装置へ単方向
の伝送を行っていたが、本発明はこれに限らず、送信側
装置と受信側装置との間で双方向の伝送を行っている場
合であっても適用することができる。
【0038】なお、上記した各機能手段は、プロセッサ
が(ROM、RAM等に予め格納された)制御プログラ
ムを実行することにより構成されるが、本発明ではこれ
に限らず、これら各機能手段を独立したハードウエア回
路として構成してもよい。
【0039】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係るファ
イル伝送システムによると、複数回送信される同一のブ
ロックの中から正常に伝送されたブロックを選択し、当
該ブロックによりファイルを再構成するようにしたため
に、同一のブロックの中の少なくとも一つが正常に伝送
されていれば、正常なファイルを再構成することができ
る。このため、正常なファイルを伝送する確率が向上す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係るファイル伝送システムの構成図
である。
【図2】 本発明の第1実施例に係る電文の伝送を説明
する図である。
【図3】 本発明の第1実施例に係るテーブルである。
【図4】 本発明の第1実施例に係るファイル受信処理
を説明するフローチャートである。
【図5】 本発明の第2実施例に係るテーブルである。
【図6】 本発明の第2実施例に係るファイル受信処理
を説明するフローチャートである。
【図7】 従来例のファイル伝送システムの構成図であ
る。
【図8】 従来例のファイル伝送システムにおける電文
の伝送を説明する図である。
【図9】 従来例のファイル伝送システムのファイル受
信処理を説明するフローチャートである。
【符号の説明】
1・・配信装置、 2・・ファイル格納手
段、3・・分割手段、 4・・検出情報
作成手段、5・・送信制御手段、 6・・送
信手段、7・・分岐手段、 8、14・
・端末9・・受信手段、 10・・メモ
リ、10a、10b・・テーブル、 11、15・・検
出手段、12、16・・選択手段、 13・・再構
成手段。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】送信側装置と受信側装置とを備え、送信側
    装置から同一のファイルを受信側装置へ複数回送信する
    ファイル伝送システムにおいて、 前記送信側装置は、 ファイルを複数のブロックに分割する分割手段と、 各ブロックについての伝送誤りを検出するための検出情
    報を作成する検出情報作成手段と、 同一のブロックを複数回送信するとともに、検出情報を
    送信する送信手段と、を備え、 前記受信側装置は、 送信側装置から送信されたブロック及び検出情報を受信
    する受信手段と、 検出情報に基づいて、受信した同一のブロック中から正
    常に伝送されたブロックを選択する選択手段と、 選択されたブロックによりファイルを再構成する再構成
    手段と、を備えたことを特徴とするファイル伝送システ
    ム。
JP16326897A 1997-06-05 1997-06-05 ファイル伝送システム Pending JPH10341221A (ja)

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