JPH10333046A - 実体顕微鏡の双眼鏡筒 - Google Patents
実体顕微鏡の双眼鏡筒Info
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- JPH10333046A JPH10333046A JP9152990A JP15299097A JPH10333046A JP H10333046 A JPH10333046 A JP H10333046A JP 9152990 A JP9152990 A JP 9152990A JP 15299097 A JP15299097 A JP 15299097A JP H10333046 A JPH10333046 A JP H10333046A
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Abstract
鏡筒。 【解決手段】 各観察系は、対物レンズとの組合せによ
り物体像を形成するための結像レンズ(1)と、対物レ
ンズおよび結像レンズを介して形成される物体像を正立
化するための屋根型ミラー(2)と、屋根型ミラーを介
して正立化された物体像(5)を観察するための接眼レ
ンズ(6)とを備えている。そして、接眼レンズを介し
て物体像を観察する角度を変化させるために、屋根型ミ
ラーは所定の軸線を中心として回転可能に構成されてい
る。
Description
筒に関し、特に傾斜角(観察角度)が可変の双眼鏡筒お
よび所定の固定傾斜角を有する小型の双眼鏡筒に関する
ものである。
報(図6および図7参照)には、実体顕微鏡の双眼鏡筒
において、物体像を正立化するのにダハプリズムを用い
た構成が開示されている。この種の双眼鏡筒では、接眼
レンズを介して物体像を観察する角度(水平面に対する
接眼レンズの光軸の角度)すなわち傾斜角がたとえば4
5度に固定されている。
は、手術用の実体顕微鏡双眼鏡筒において、ダハプリズ
ムと接眼レンズとの間に菱形プリズムを介在させた構成
が開示されている。この種の双眼鏡筒では、菱形プリズ
ムの作用により観察者のアイポイントの位置を下げてお
り、傾斜角はたとえば45度に固定されている。
実体顕微鏡双眼鏡筒では、物体像を正立化するのにダハ
プリズムを用いており、傾斜角を変化させることができ
ないという不都合があった。また、傾斜角が固定された
従来の実体顕微鏡双眼鏡筒では、結像レンズの光軸に対
するダハプリズムの傾きに依存して傾斜角が決定される
が、たとえば45度の傾斜角を確保しようとすると、ダ
ハプリズムが大型化し、ひいては双眼鏡筒が大型化する
という不都合があった。
のであり、傾斜角が可変の傾斜タイプの実体顕微鏡双眼
鏡筒を提供することを目的とする。また、簡素で小型の
構成でありながら所定の大きさの傾斜角を確保すること
のできる、固定タイプの実体顕微鏡双眼鏡筒を提供する
ことを目的とする。
に、本発明の第1発明においては、一対の観察系を有す
る実体顕微鏡の双眼鏡筒において、前記一対の観察系の
各々は、物体側から順に、対物レンズとの組合せにより
物体像を形成するための結像レンズと、前記対物レンズ
および前記結像レンズを介して形成される物体像を正立
化するための屋根型ミラーと、前記屋根型ミラーを介し
て正立化された物体像を観察するための接眼レンズとを
備え、前記接眼レンズを介して物体像を観察する角度を
変化させるために、前記屋根型ミラーは所定の軸線を中
心として回転可能に構成されていることを特徴とする双
眼鏡筒を提供する。
根型ミラーと前記物体像の形成位置との間に配置され、
前記屋根型ミラーから第1の軸線に沿って入射した光線
を偶数回反射させた後に前記第1の軸線とは方向の異な
る第2の軸線に沿って射出するための方向変換手段をさ
らに備えている。この場合、前記方向変換手段と前記物
体像の形成位置との間に配置され、前記方向変換手段か
ら前記第2の軸線に沿って入射した光線を2回反射させ
た後に前記第2の軸線と同じ方向に沿って射出するため
の菱形プリズムをさらに備えていることが好ましい。
観察系を有する実体顕微鏡の双眼鏡筒において、前記一
対の観察系の各々は、物体側から順に、対物レンズとの
組合せにより物体像を形成するための結像レンズと、前
記対物レンズおよび前記結像レンズを介して形成される
物体像を正立化するための屋根型ミラーと、前記屋根型
ミラーから第1の軸線に沿って入射した光線を偶数回反
射させた後に前記第1の軸線とは方向の異なる第2の軸
線に沿って射出するための方向変換手段と、前記屋根型
ミラーを介して正立化された物体像を観察するための接
眼レンズとを備え、前記方向変換手段と前記接眼レンズ
との間の所定位置に形成された物体像を前記第2の軸線
に沿って前記接眼レンズを介して観察することを特徴と
する双眼鏡筒を提供する。
向変換手段と前記所定位置との間に配置され、前記方向
変換手段から前記第2の軸線に沿って入射した光線を2
回反射させた後に前記第2の軸線と同じ方向に沿って射
出するための菱形プリズムをさらに備えている。
物レンズおよび結像レンズを介して形成される物体像を
正立化するための正立系として屋根型ミラー(ダハミラ
ー)を用いている。したがって、ダハミラーを所定の軸
線を中心として回転させるだけで、結像性能に影響を及
ぼすことなく傾斜角を連続的に変化させることができ
る。その結果、観察者が観察しやすい姿勢をとることが
でき、実体顕微鏡の操作性が向上する。ちなみに、正立
系としてダハプリズムを用いた従来技術では、ダハプリ
ズムを所定の軸線を中心として回転させると、その入射
面および射出面で光の屈折が起こって結像性能に悪影響
を及ぼすため、傾斜角を変化させることができなかっ
た。
プの双眼鏡筒において、ダハミラーから入射した光線を
入射方向とは異なる方向に沿って射出するプリズムのよ
うな方向変換手段を備えている。したがって、結像レン
ズの光軸に対してたとえば45度傾斜するようにダハミ
ラーを配置することによってダハミラーを小型化して
も、結像レンズの光軸に対するダハミラーの配置に依存
することなく、方向変換手段としてのプリズムの作用に
より所望の傾斜角を確保することができる。すなわち、
第2発明によれば、簡素で小型の構成でありながら、所
望の傾斜角を確保することのできる固定タイプの双眼鏡
筒を実現することができる。
いて説明する。図1は、本発明の第1実施例にかかる実
体顕微鏡双眼鏡筒の構成を概略的に示す図であって、
(a)は双眼鏡筒の全体の側面図を、(b)は(a)の
矢印F1に沿って一対のダハミラー(屋根型ミラー)お
よび一対の結像レンズを見た図をそれぞれ示している。
また、図2は、図1の双眼鏡筒において傾斜角を変化さ
せる動作を説明する図である。
観察用のための一対の観察系を備え、各観察系は基本的
に同じ構成および動作を有する。したがって、以下、主
に一方の観察系の構成および動作について説明し、他方
の観察系の対応する構成要素の参照符号を括弧内に付記
する。各観察系は、物体側から順に、対物レンズ(不図
示)との組合せにより物体像を形成するための結像レン
ズ1(1’)と、対物レンズおよび結像レンズ1
(1’)を介して形成される物体像を正立化するための
ダハミラー2(2’)と、正立化された物体像を観察す
るための接眼レンズ6(6’)とから構成されている。
なお、対物レンズは、一対の観察系に対して共通であっ
てもよいし、各観察系に対して専用であってもよい。
物レンズおよび結像レンズ1(1’)を介して物体の正
立像5(5’)を形成し、形成された正立像5(5’)
は接眼レンズ6(6’)を介して拡大観察される。物体
からの軸上光線に基づいて各構成要素の位置関係をさら
に詳細に説明すると、結像レンズ1(1’)の光軸1A
(1A’)に沿ってダハミラー2(2’)に入射した光
線は、ダハミラー2(2’)の稜線上の点a(a’)で
反射される。ダハミラー2(2’)で軸線2A(2
A’)に沿って反射された光線は、接眼レンズ6
(6’)の光軸6A(6A’)に沿って接眼レンズ6
(6’)に入射する。
1(1’)の光軸1A(1A’)を中心として、ダハミ
ラー2(2’)と接眼レンズ6(6’)とを一体的に回
転させることにより、眼幅の調節を行うことができる。
あるいは、光軸1A(1A’)を中心として、結像レン
ズ1(1’)とダハミラー2(2’)と接眼レンズ6
(6’)とを一体的に回転させることにより、眼幅の調
節を行うことができる。さらに、図2に示すように、ダ
ハミラー2(2’)の稜線上の点a(a’)を通って図
2の紙面に垂直な軸線を中心として、ダハミラー2
(2’)をθだけ回転させるとともに接眼レンズ6
(6’)を同じ方向に2θだけ回転させることにより、
傾斜角を2θだけ変化させることができる。
立化するのにダハミラーを用いているので、ダハミラー
を所定軸線を中心として回転させるだけで、結像性能に
影響を及ぼすことなく傾斜角を連続的に変化させること
ができる。その結果、観察者が観察しやすい姿勢をとる
ことができ、実体顕微鏡の操作性が向上する。ちなみ
に、ダハプリズムを用いた従来の技術では、ダハプリズ
ムを所定軸線を中心として回転させると、その入射面お
よび射出面で光の屈折が起こって結像性能に悪影響を及
ぼすため、傾斜角を変化させることができなかった。
鏡筒の構成を概略的に示す図であって、(a)は双眼鏡
筒の全体の側面図を、(b)は(a)の矢印F2に沿っ
て一対のダハミラーおよび一対の結像レンズを見た図を
それぞれ示している。また、図4は、図3の双眼鏡筒に
おいて傾斜角を変化させる動作を説明する図である。第
2実施例は第1実施例と類似の構成を有するが、第2実
施例ではダハミラーと接眼レンズとの間に傾斜角変換用
のプリズムが付設されている点だけが第1実施例と基本
的に相違する。したがって、図3および図4では、第1
実施例と同様の機能を有する要素に図1および図2と同
じ参照符号を付している。以下、第1実施例との相違点
に着目して第2実施例を説明する。
づいて各構成要素の位置関係を詳細に説明すると、第2
実施例では、結像レンズ1(1’)の光軸1A(1
A’)に沿ってダハミラー2(2’)に入射した光線
は、ダハミラー2(2’)の一方の反射面上の点b
(b’)および他方の反射面上の点c(c’)で順次反
射された後に、軸線2A(2A’)に沿って射出され
る。軸線2A(2A’)に沿って傾斜角変換用のプリズ
ム3(3’)に入射した光線は、プリズム3(3’)の
第1反射面および第2反射面で順次反射された後に、軸
線2A(2A’)とは方向が異なる軸線3A(3A’)
に沿って射出される。軸線3A(3A’)に沿って射出
された光線は、接眼レンズ6(6’)の光軸6A(6
A’)に沿って接眼レンズ6(6’)に入射する。
とは異なり、結像レンズ1(1’)の光軸1A(1
A’)に沿った光線は、ダハミラー2(2’)の一方の
反射面上の点b(b’)および他方の反射面上の点c
(c’)で順次反射される。しかしながら、第2実施例
のダハミラー2(2’)の正立化作用は、第1実施例と
同じである。したがって、第2実施例においても、結像
レンズ1(1’)の光軸1A(1A’)を中心として、
ダハミラー2(2’)とプリズム3(3’)と接眼レン
ズ6(6’)とを一体的に回転させることにより、眼幅
の調節を行うことができる。あるいは、光軸1A(1
A’)を中心として、結像レンズ1(1’)とダハミラ
ー2(2’)とプリズム3(3’)と接眼レンズ6
(6’)とを一体的に回転させることにより、眼幅の調
節を行うことができる。
(2’)の稜線上の点d(d’)を通って図4の紙面に
垂直な軸線を中心として、ダハミラー2(2’)をθだ
け回転させるとともに傾斜角変換用のプリズム3
(3’)と接眼レンズ6(6’)とを同じ方向に2θだ
け一体的に回転させることにより、傾斜角を2θだけ変
化させることができる。なお、ダハミラー2(2’)の
稜線上の点d(d’)は、図3(a)の側面図におい
て、結像レンズ1(1’)の光軸1A(1A’)を通っ
て図3の紙面に垂直な面とダハミラー2(2’)の稜線
との交点である。このように、第2実施例においても、
第1実施例と同様に、ダハミラーを所定軸線を中心とし
て回転させるだけで結像性能に影響を及ぼすことなく傾
斜角を連続的に変化させることができるので、観察者が
観察しやすい姿勢をとることができ実体顕微鏡の操作性
が向上する。
定である場合、ダハミラー2(2’)の稜線が結像レン
ズ1(1’)の光軸1A(1A’)に対して45度傾斜
するように配置すると、ダハミラー2(2’)を小型化
することができる。しかしながらこの場合、ダハミラー
2(2’)と接眼レンズ6(6’)との間に傾斜角変換
用のプリズム3(3’)を介在させないと、傾斜角は0
度となり接眼レンズを介した物体像の観察が困難になっ
てしまう。換言すれば、第2実施例では、光軸1A(1
A’)に対してたとえば45度傾斜するようにダハミラ
ー2(2’)を配置することによってダハミラー2
(2’)を小型化しても、光軸1A(1A’)に対する
ダハミラー2(2’)の配置に依存することなく、傾斜
角変換用のプリズム3(3’)の作用により所望の傾斜
角を確保することができる。すなわち、簡素で小型の構
成でありながら、所望の傾斜角を確保することのできる
固定タイプの双眼鏡筒を実現することができる。
鏡筒の構成を概略的に示す図であって、(a)は双眼鏡
筒の全体の側面図を、(b)は(a)の矢印F3に沿っ
て一対のダハミラーおよび一対の結像レンズを見た図を
それぞれ示している。また、図6は、図5の双眼鏡筒に
おいて傾斜角を変化させる動作を説明する図である。第
3実施例は第2実施例と類似の構成を有するが、第3実
施例では傾斜角変換用のプリズムと接眼レンズとの間に
菱形プリズムがさらに付設されている点だけが第2実施
例と基本的に相違する。したがって、図5および図6で
は、第2実施例と同様の機能を有する要素に図3および
図4と同じ参照符号を付している。以下、第2実施例と
の相違点に着目して第3実施例を説明する。
づいて各構成要素の位置関係を詳細に説明すると、第3
実施例では、結像レンズ1(1’)の光軸1A(1
A’)に沿って入射した光線は、ダハミラー2(2’)
および傾斜角変換用のプリズム3(3’)を介して、軸
線3A(3A’)に沿って射出される。軸線3A(3
A’)に沿ってプリズム3(3’)から射出された光線
は、菱形プリズム4(4’)の第1反射面および第2反
射面で順次反射された後に、軸線3A(3A’)と同じ
方向の軸線4A(4A’)に沿って射出される。軸線4
A(4A’)に沿って射出された光線は、接眼レンズ6
(6’)の光軸6A(6A’)に沿って接眼レンズ6
(6’)に入射する。
実施例および第2実施例とは異なり、軸線3A(3
A’)を中心として、菱形プリズム4(4’)と接眼レ
ンズ6(6’)とを一体的に回転させることにより、眼
幅の調節を行うことができる。さらに、図6に示すよう
に、ダハミラー2(2’)の稜線上の点d(d’)を通
って図6の紙面に垂直な軸線を中心として、ダハミラー
2(2’)をθだけ回転させるとともに傾斜角変換用の
プリズム3(3’)と菱形プリズム4(4’)と接眼レ
ンズ6(6’)とを同じ方向に2θだけ一体的に回転さ
せることにより、傾斜角を2θだけ変化させることがで
きる。
実施例および第2実施例と同様に、ダハミラーを所定軸
線を中心として回転させるだけで結像性能に影響を及ぼ
すことなく傾斜角を連続的に変化させることができるの
で、観察者が観察しやすい姿勢をとることができ実体顕
微鏡の操作性が向上する。また、第3実施例においても
第2実施例と同様に、光軸1A(1A’)に対してたと
えば45度傾斜するようにダハミラー2(2’)を配置
することによってダハミラー2(2’)を小型化して
も、光軸1A(1A’)に対するダハミラー2(2’)
の配置に依存することなく、傾斜角変換用のプリズム3
(3’)の作用により所望の傾斜角を確保することがで
きる。
としてダハミラーを用いているので、ダハミラーを所定
の軸線を中心として回転させるだけで、結像性能に影響
を及ぼすことなく傾斜角を連続的に変化させることがで
きる。その結果、観察者が観察しやすい姿勢をとること
ができ、実体顕微鏡の操作性が向上する。
おいて、ダハミラーから入射した光線を入射方向とは異
なる方向に沿って射出するプリズムのような方向変換手
段を備えているので、ダハミラーを小型化することがで
きるように配置しても、この配置に依存することなく所
望の傾斜角を確保することができる。すなわち、簡素で
小型の構成でありながら、所望の傾斜角を確保すること
のできる固定タイプの双眼鏡筒を実現することができ
る。
筒の構成を概略的に示す図であって、(a)は双眼鏡筒
の全体の側面図を、(b)は(a)の矢印F1に沿って
一対のダハミラー(屋根型ミラー)および一対の結像レ
ンズを見た図をそれぞれ示している。
作を説明する図である。
概略的に示す図であって、(a)は双眼鏡筒の全体の側
面図を、(b)は(a)の矢印F2に沿って一対のダハ
ミラーおよび一対の結像レンズを見た図をそれぞれ示し
ている。
作を説明する図である。
概略的に示す図であって、(a)は双眼鏡筒の全体の側
面図を、(b)は(a)の矢印F3に沿って一対のダハ
ミラーおよび一対の結像レンズを見た図をそれぞれ示し
ている。
作を説明する図である。
Claims (5)
- 【請求項1】 一対の観察系を有する実体顕微鏡の双眼
鏡筒において、 前記一対の観察系の各々は、物体側から順に、 対物レンズとの組合せにより物体像を形成するための結
像レンズと、 前記対物レンズおよび前記結像レンズを介して形成され
る物体像を正立化するための屋根型ミラーと、 前記屋根型ミラーを介して正立化された物体像を観察す
るための接眼レンズとを備え、 前記接眼レンズを介して物体像を観察する角度を変化さ
せるために、前記屋根型ミラーは所定の軸線を中心とし
て回転可能に構成されていることを特徴とする双眼鏡
筒。 - 【請求項2】 前記屋根型ミラーと前記物体像の形成位
置との間に配置され、前記屋根型ミラーから第1の軸線
に沿って入射した光線を偶数回反射させた後に前記第1
の軸線とは方向の異なる第2の軸線に沿って射出するた
めの方向変換手段をさらに備えていることを特徴とする
請求項1に記載の双眼鏡筒。 - 【請求項3】 前記方向変換手段と前記物体像の形成位
置との間に配置され、前記方向変換手段から前記第2の
軸線に沿って入射した光線を2回反射させた後に前記第
2の軸線と同じ方向に沿って射出するための菱形プリズ
ムをさらに備えていることを特徴とする請求項2に記載
の双眼鏡筒。 - 【請求項4】 一対の観察系を有する実体顕微鏡の双眼
鏡筒において、 前記一対の観察系の各々は、物体側から順に、 対物レンズとの組合せにより物体像を形成するための結
像レンズと、 前記対物レンズおよび前記結像レンズを介して形成され
る物体像を正立化するための屋根型ミラーと、 前記屋根型ミラーから第1の軸線に沿って入射した光線
を偶数回反射させた後に前記第1の軸線とは方向の異な
る第2の軸線に沿って射出するための方向変換手段と、 前記屋根型ミラーを介して正立化された物体像を観察す
るための接眼レンズとを備え、 前記方向変換手段と前記接眼レンズとの間の所定位置に
形成された物体像を前記第2の軸線に沿って前記接眼レ
ンズを介して観察することを特徴とする双眼鏡筒。 - 【請求項5】 前記方向変換手段と前記所定位置との間
に配置され、前記方向変換手段から前記第2の軸線に沿
って入射した光線を2回反射させた後に前記第2の軸線
と同じ方向に沿って射出するための菱形プリズムをさら
に備えていることを特徴とする請求項4に記載の双眼鏡
筒。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9152990A JPH10333046A (ja) | 1997-05-27 | 1997-05-27 | 実体顕微鏡の双眼鏡筒 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9152990A JPH10333046A (ja) | 1997-05-27 | 1997-05-27 | 実体顕微鏡の双眼鏡筒 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10333046A true JPH10333046A (ja) | 1998-12-18 |
Family
ID=15552559
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9152990A Pending JPH10333046A (ja) | 1997-05-27 | 1997-05-27 | 実体顕微鏡の双眼鏡筒 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10333046A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011150190A (ja) * | 2010-01-22 | 2011-08-04 | Nikon Corp | 顕微鏡用鏡筒および当該鏡筒を備えた顕微鏡 |
-
1997
- 1997-05-27 JP JP9152990A patent/JPH10333046A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011150190A (ja) * | 2010-01-22 | 2011-08-04 | Nikon Corp | 顕微鏡用鏡筒および当該鏡筒を備えた顕微鏡 |
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A02 | Decision of refusal |
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