JPH10328259A - 足揉み器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 ［課題］ 主に足の股の全周を揉むことにより股を細く
するための足揉み器に関するものである。 ［解決手段］ 足の股に対して着脱自在に抱持すべく連
結部を設けると共に、駆動具を取り付ける取付部を設け
てなる抱持具の取付部に、抱持具を作動させ股を揉むた
めの駆動具を設けたことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、主に足の股のぜい
肉等を取り除く、足痩せの器具に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】従来の技術として、同様な形態のものは
ないが、例えば実開昭５６−１７１０３４号公報記載の
ような、本体内に水平軸の周りで前端部に沿うように下
端から上端にかけて略９０゜度の範囲内で回転可能に回
動板を設け、この回転板上には左右に夫々本体の前端部
から突出するように開閉可能な２つの揉み子とこの揉み
子間に位置する押し棒を設け、前記揉み子を開閉動作さ
せる機構と押し棒を突出引っ込み動作させる機構を設け
ると共に、揉み子が最大限閉じた時は押し棒は略最大限
引っ込み、揉み子が最大限開いたときは押し棒は略最大
限突出するように構成したことを特徴とする電気足揉み
機が開示されている。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような形態では、例えば足の股の後半分を揉むことはで
きるが、前半分を揉むことができない。また、揉み子で
が球形であり、股の一点一点を徐々に揉むことしかでき
ない。さらに、この電気足揉機は、主に足の筋肉痛を柔
らげるものであり、積極的に股を細くするようなもので
はない。さらにまた、一般に走ることにより足の股を細
くする方法も行われているが、逆に筋肉を太くしてしま
うし、バイブレーターにより細くする方法も試みられて
いるが効果が出ていない。本発明は従来の問題点に鑑み
なされたもので、主に足の股の全周を揉むことにより股
を細くするための足揉み器に関するものである。

【０００４】

【課題を解決するための手段】上記目的を達成する手段
として、足の股に対して着脱自在に抱持すべく連結部を
設けると共に、駆動具を取り付ける取付部を設けてなる
抱持具の取付部に、抱持具を作動させ股を揉むための駆
動具を設ける。また、連結部を伸縮可能にする。さら
に、両足の股を抱持する２つの抱持具を支持軸に並設す
ると共に、支持軸に駆動具を設け抱持具を左右方向に移
動させる。さらにまた、駆動具に動きの大小を調整する
調整部を設ける。

【０００５】

【発明の実施の形態】以下、本発明を図面に基づいて詳
細に説明する。足揉み器１は、足の股に対して着脱自在
に抱持すべく適度な弾性を有する平板を円弧状に形成し
た枠２ａの内側に滑り止め用のゴムシート２ｂを貼り付
けてなり、下端にフック状の連結片２ｃを設けると共
に、上端に後述する駆動具を取り付けるための棒状の取
付部２ｄを突設してなる左抱持枠２Ａと、同様な枠２ａ
１にゴムシート２ｂ１を貼り付けてなり、下端に同形な
連結片２ｃ１を設けると共に、上端に上記取付部２ｄに
一体的に固着する蝶番２ｅを設けてなる右抱持枠２Ｂと
からなる抱持具２の取付部２ｄを、電動ドライバー３ａ
の先端に円盤３ｂを設けた駆動具３の円盤３ｂの外周側
に回動可能に取り付けてなるもので、連結片２ｃ・２ｃ
１間に伸縮自在な輪ゴム２ｃ２を設け連結部２ｃ３を構
成している。なお、取付部２ｄを円盤３ｂに取り付ける
場合、挿入孔３ｂ１に取付部２ｄを挿入した後、フラン
ジ２ｄ１を溶接等にて固定する。

【０００６】上記実施例の足揉み器１の使用例として、
まず、輪ゴム２ｃ２を連結片２ｃ１より取り外し、枠２
ａ１を蝶番２ｅを支点として上方に上げ、股Ｍを中に入
れ、枠２ａ１を下げ、再度輪ゴム２ｃ２を連結片２ｃ１
に係止して固定する。この状態で電動ドライバー３ａを
持ち、スイッチＯＮすることにより円盤３ｂが回動し、
取付部２ｄが水平円運動する。この水平円運動により抱
持具２全体が左右に揺動すると共に、上部が回動するこ
とにより足の股Ｍを全体的に揉みほぐすもので両手で足
の股Ｍ全体を揉みほぐすのと同様な効果（足の股Ｍを細
くする）がある。

【０００７】つぎに、第２実施例を説明すると、この足
揉み器２１は角パイプにより門型に形成した枠４の支持
軸４ａの中央に、内側外周に歯型を形成してなる歯車５
ａを相対向すべく支持ピン５ｂにて支持すると共に、各
歯車５ａの外側に、先端に前記と同様な抱持具２１ａを
吊設したスライドパイプ５ｃ・５ｃを連結軸５ｄ・５ｄ
にて左右に移動可能に形成し、各ピン５ｅにて連結して
なり、歯車５ａ・５ａ間に電動モーター５ｆの先端に設
けた連動歯車５ｇを挿着してなる駆動具５を設けてなる
ものである。なお、取付部２２ｄとスライドパイプ５ｃ
との吊設方法としては、適度に取付部２２ｄが左右に傾
斜するように支持軸４ａの下部にスライド孔４ａ１を穿
設すると共に、スライドパイプ５ｃ内に取付部２２ｄの
頭片２２ｄ１を入れ吊設してなるものであるが、同様な
機能であれば他の方法でもよい。

【０００８】この足揉み器２１の使用例としては、両足
の股Ｍ１・Ｍ２を抱持具２１ａに取り付け、電動モータ
ー５ｆを作動させることにより連動歯車５ｇが回動し、
歯車５ａ・５ａを回転させ、連結軸５ｄ・５ｄがスライ
ドパイプ５ｃ・５ｃを左右方向に移動させることによ
り、抱持具２１ａも同様に移動するものである。

【０００９】つづいて、第３・第４実施例を説明する
と、第１実施例と同様な円盤３ｂに複数の挿入孔による
調整部３３ｂ１を設けることにより抱持具の動きを調整
できる。また、第２実施例と同様な歯車３５ａ・３５ａ
にも複数のピン孔による調整部３５ｅ１を設けることに
より２つの抱持具の左右の動き量を調整できる。

【００１０】なお、前記各実施例において同様な機能で
あれば細部の変更は問題ない。特に、連結部の輪ゴムは
ベルトでもよく、円盤と支持部（スライドパイプと支持
部）は必要に応じて傾斜しないように形成してもよく、
また支持部の下端を傾斜可能に形成することも一考であ
る。さらに、駆動具も電動モーターの能力・形状等、必
要に応じて選定するものである。また、使用方法とし
て、使用者は椅子等に座って使用するのが望ましく、一
人（自分自身）でも作動できるものである。

【００１１】

【発明の効果】１）．足の股を手で揉みほぐすのと同様
に、抱持具により股の新陳代謝を促進させ、股を細くす
ることができる。 ２）．股の大きさに合わせて抱持具を取り付けることが
できる。 ３）．両足の股を同時に細くすることができる。 ４）．揉む量を調整できる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の第１実施例を示す足揉み器の正面図。

【図２】本発明の第１実施例を示す足揉み器の側面図。

【図３】本発明の第１実施例を示す足揉み器の円盤の一
部縦断正面図。

【図４】本発明の第１実施例を示す足揉み器の使用状態
図。

【図５】本発明の第２実施例を示す足揉み器の一部縦断
正面図。

【図６】本発明の第２実施例を示す足揉み器の要部の一
部縦断平面図。

【図７】本発明の第２実施例を示す足揉み器の要部の一
部縦断正面図。

【図８】本発明の第３実施例を示す足揉み器の調整部の
一部縦断正面図。

【図９】本発明の第４実施例を示す足揉み器の調整部の
一部縦断正面図。

【符号の説明】

１−−−足揉み器 ２−−−抱持具 ３−−−駆動具 ４−−−枠 ５−−−駆動具 Ｍ−−−股

Claims (4)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 足の股に対して着脱自在に抱持すべく連
   結部を設けると共に、駆動具を取り付ける取付部を設け
   てなる抱持具の取付部に、抱持具を作動させ股を揉むた
   めの駆動具を設けたことを特徴とする足揉み器。
2. 【請求項２】 連結部を伸縮可能にしたことを特徴とす
   る請求項１記載の足揉み器。
3. 【請求項３】 両足の股を抱持する２つの請求項１又は
   請求項２記載の抱持具を支持軸に並設すると共に、支持
   軸に駆動具を設け抱持具を左右方向に移動させてなるこ
   とを特徴とする足揉み器。
4. 【請求項４】 駆動具に動きの大小を調整する調整部を
   設けたことを特徴とする請求項１・請求項２又は請求項
   ３記載の足揉み器。