JPH10327182A - パケット通信システムおよびそのための記録媒体 - Google Patents

パケット通信システムおよびそのための記録媒体

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JPH10327182A
JPH10327182A JP508298A JP508298A JPH10327182A JP H10327182 A JPH10327182 A JP H10327182A JP 508298 A JP508298 A JP 508298A JP 508298 A JP508298 A JP 508298A JP H10327182 A JPH10327182 A JP H10327182A
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JP
Japan
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packet
relay unit
relay
communication system
transmitted
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JP508298A
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Inventor
Noriko Katayama
規子 片山
Masayuki Hatanaka
正行 畑中
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ルータに接続された複数のゲートウェイの何
れとも通信可能にパケット通信するシステムを提供す
る。 【解決手段】 発信元コンピュータ1から発信されたパ
ケットは、ネットワーク2を介して発信元コンピュータ
1と通信可能に接続されたルータ3−2に送信される。
ルータ3−2とパケットの着信先コンピュータ7との間
には、ネットワーク4、ゲートウェイ5−1〜5−n、
ネットワーク6を経由して、パケットを伝送することの
できる複数n個の通信経路がある。ルータ3−2は、ル
ーティングテーブルを有し、このルーティングテーブル
を参照して複数n個のゲートウェイの内何れか1つを選
択し、ネットワーク4、選択したルータまたはゲートウ
ェイ例えば5−2およびネットワーク6を介して着信先
コンピュータ7へパケットを送信する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はパケット通信システ
ムに関し、特に、多重のネットワークに接続される複数
のコンピュータ間でパケットを送受信する際、発信元コ
ンピュータから送信されたパケットを受信するルータか
ら複数のゲートウェイまたはルータを介して着信先コン
ピュータへパケットを送信するパケット通信システムお
よびそのための記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】今日の情報化社会において、多重のネッ
トワークに接続される複数のコンピュータ間でパケット
を送受信するパケット通信システムが広く知られてい
る。係る一般的な通信システムを以下に図を用いて説明
する。図6は従来技術によるパケット通信システムの概
略構成図である。図6において、参照番号1は発信元コ
ンピュータ、2、4、6は多重層の各ネットワーク、3
−1、3−2、3−mは複数m個のネットワーク2と4
間の中継手段(ゲートウェイまたはルータ)、5−1、
5−2、5−nは複数n個のネットワーク4と6間の中
継手段(ゲートウェイまたはルータ)、7は着信先コン
ピュータをそれぞれ示す。
【0003】このようなパケット通信システムにおい
て、発信元コンピュータ1から発信されたパケットは、
少なくとも1つのネットワーク、例えばネットワーク2
を介して発信元コンピュータ1と通信可能に接続された
第1中継手段(ルータ)3−2に送信される。ルータ3
−2とパケットの着信先コンピュータ7との間には、ネ
ットワーク4、第2中継手段(ゲートウェイまたはルー
タ)5−1〜5−n、ネットワーク6を経由してパケッ
トを伝送することのできる複数n個の通信経路がある。
しかしながらルータ3−2は、予め設定された特定の例
えばゲートウェイまたはルータ5−1との間でしか通信
できない。これは、ルータ3−2が、ルータ3−2から
着信先コンピュータ7へパケットを伝送可能な通信経路
中で1つの、例えばゲートウェイまたはルータ5−1に
関する情報しか保持できないプロトコール、例えばRI
P(Routing Information Protocol)を用いて情報交換
を行っているからである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、上記
従来技術によるパケット通信システムにおいて、発信元
コンピュータから受信したパケットを着信先コンピュー
タへ送信する第1中継手段(ルータ)は、パケットを、
第1中継手段から受信し着信先コンピュータへ向けて送
信できる第2中継手段(ルータまたはゲートウェイ)が
複数個存在するにも係わらず、第2中継手段の中から特
定の1つのルータまたはゲートウェイを介してしか該パ
ケットを着信先コンピュータへ送信できない。それゆえ
第1中継手段と特定のルータまたはゲートウェイとの間
の通信経路のトラヒックが混雑してビジー状態となり、
通信不能な時間帯が生じるという問題がある。
【0005】それゆえ、本発明は上記問題を解決し、第
1中継手段に通信可能に接続される複数の第2中継手段
(ルータまたはゲートウェイ)の何れとも通信可能なパ
ケット通信システムおよびそのための記録媒体を提供す
ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記問題を解決する本発
明によるパケット通信システムは、多重のネットワーク
に接続される複数のコンピュータ間でパケットを送受信
するパケット通信システムにおいて、パケットを送信す
る発信元コンピュータに少なくとも1つのネットワーク
を介して接続される第1中継手段と、前記第1中継手段
と前記パケットの着信先コンピュータとの間で該パケッ
トが伝送される複数の通信経路上に配設され、該第1中
継手段の選択により該第1中継手段から送信される該パ
ケットを受信するとともに該着信先コンピュータへ該パ
ケットを送信する第2中継手段と、を備えたことを特徴
とする。
【0007】また本発明によるパケット通信システムに
おいて、前記第1中継手段は、前記複数の第2中継手段
から受信した情報に基づき前記パケットを送信する単一
の第2中継手段を選択する。また本発明によるパケット
通信システムにおいて、前記第1中継手段は、前記複数
の第2中継手段の各アドレスと、該第1中継手段が該複
数の第2中継手段を介して前記着信先コンピュータへパ
ケットを送信する回数に対する各第2中継手段を経由し
て該パケットを該着信先コンピュータへ送信する回数の
割合を示す各配分値と、各第2中継手段に対して設定さ
れた該配分値を設定値とし当該第2中継手段を経由して
該パケットが送信される回数を計数する各カウンタと、
を登録するためのルーティングテーブルを備える。
【0008】また本発明によるパケット通信システムに
おいて、前記第1中継手段は、前記ルーティングテーブ
ルの配分値を参照して前記パケットを送信する第2中継
手段を選択する。また本発明によるパケット通信システ
ムにおいて、前記第1中継手段は、前記ルーティングテ
ーブルの中から前記配分値の高い順に第2中継手段を選
択し、該選択した第2中継手段に前記パケットを送信
し、該第2中継手段に対応するカウンタが設定値に到達
する毎に次に高い配分値を有する第2中継手段に該パケ
ットを送信し、全てのカウンタが設定値に到達する毎に
該配分値を更新する。
【0009】また本発明によるパケット通信システムに
おいて、前記パケットの送信は、前記配分値に応じて時
間的に均等配分されて前記第1中継手段から前記第2中
継手段へ送信される。また本発明によるパケット通信シ
ステムにおいて、前記配分値の設定は、複数の第2中継
手段の可動率で重みづけられて設定される。
【0010】また本発明によるパケット通信システムに
おいて、前記配分値の設定は、前記第1中継手段から前
記着信先コンピュータへの通信経路の距離に応じて設定
される。また本発明によるパケット通信システムにおい
て、前記複数の中継手段を経由する各通信回線の通信速
度に応じて設定される。
【0011】また本発明によるパケット通信システムに
おいて、前記第1中継手段から前記パケットが送信され
る第2中継手段は、該第1中継手段が前記パケットを送
信する緊急度合いに応じて選択される。また本発明によ
るパケット通信システムにおいて、前記第1中継手段
は、前記ルーティングテーブル内の所定の情報を格納す
るキャッシュメモリを備える。
【0012】上記問題を解決する本発明によるパケット
通信システムのためのコンピュータ読取り可能な記録媒
体は、多重のネットワークに接続される複数のコンピュ
ータ間でパケットを送受信するパケット通信システムに
用いられるプログラムの記録媒体であって、パケットを
送信する発信元コンピュータに少なくとも1つのネット
ワークを介して接続される第1中継手段と、前記第1中
継手段と前記パケットの着信先コンピュータとの間で該
パケットが伝送される複数の通信経路上に配設され、該
第1中継手段の選択により該第1中継手段から送信され
る該パケットを受信するとともに該着信先コンピュータ
へ該パケットを送信する第2中継手段と、の内、一方ま
たは両方の手段としてコンピュータを機能させるための
プログラムを記録したことを特徴とする。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照しつつ本発
明の実施の形態を詳細に説明する。図1は本発明による
第1実施形態のパケット通信システムの構成図である。
図1において、参照番号1は発信元コンピュータ、2、
4、6は多重層の各ネットワーク、3−1、3−2、3
−mはネットワーク2と4間の複数m個の中継手段(ゲ
ートウェイまたはルータ)、5−1、5−2、5−nは
ネットワーク4と6間の複数n個の中継手段(ゲートウ
ェイまたはルータ)、7は着信先コンピュータをそれぞ
れ示す。
【0014】このようなパケット通信システムにおい
て、発信元コンピュータ1から発信されたパケットは、
少なくとも1つのネットワーク、例えばネットワーク2
を介して発信元コンピュータ1と通信可能に接続された
第1中継手段(ルータ)3−2に送信される。ルータ3
−2とパケットの着信先コンピュータ7との間には、ネ
ットワーク4、第2中継手段(ゲートウェイまたはルー
タ)5−1〜5−n、ネットワーク6を経由して、パケ
ットを伝送することのできる複数n個の通信経路があ
り、これら各通信経路上にはゲートウェイまたはルータ
5−1〜5−nが配設されている。ルータ3−2は、後
述するルーティングテーブルを有し、このルーティング
テーブルを参照して複数n個のルータまたはゲートウェ
イの内何れか1つを選択し、ネットワーク4、選択した
ルータまたはゲートウェイ例えば5−2およびネットワ
ーク6を介して着信先コンピュータ7へパケットを送信
する。これは、ルータ3−2が、ルータ3−2から着信
先コンピュータ7へパケットを伝送可能な通信経路中に
配設されたゲートウェイまたはルータ5−1〜5−nの
各々に関する情報を保持できるプロトコール、例えばO
SPF(Open Shortest Pass First)を用いて情報交換
を行っているからである。
【0015】図2は本発明による第2実施形態のパケッ
ト通信システムの構成図である。図2に示す第2実施形
態は図1に示す第1実施形態と略同一であるので、異な
る所のみを以下に記す。第2形態におけるルータ3−2
からネットワーク4を介してルータまたはゲートウェイ
5−1〜5−nへ送信されるパケットの単位時間当たり
の送信回数は、ルータまたはゲートウェイ5−1〜5−
nの各負荷状態に応じて異なる。図2に示すように、ゲ
ートウェイ5−2、5−n、5−1の順に、ゲートウェ
イの負荷率が5%、40%、80%と大きくなるのでパ
ケットの単位時間当たりの送信回数は負荷率に逆比例す
るよう配分値を決定している。
【0016】以上の第1および第2実施の形態におい
て、第1中継手段がルータ3−2、第2中継手段がゲー
トウェイ5−1〜5−nである例を用いて説明したが、
本発明はこれに限定されるものではなく、例えば第1中
継手段がルータ5−1、第2中継手段がネットワーク6
を介した図示しない他の複数のゲートウェイとすること
もでき、他にも多重ネットワーク内で多くの第1中継手
段と第2中継手段の組み合わせができる。
【0017】また、本発明の他の形態として、上述した
第1および第2の実施形態において、第1中継手段(ル
ータ)を発信元コンピュータに置き換え、発信元コンピ
ュータに前記ルータの機能をもたせるよう構成してもよ
い。次に本発明のルーティングテーブルについて以下に
説明する。
【0018】図3はルーティングテーブルの説明図であ
り、(A)は従来技術によるルーティングテーブルを示
す図であり、(B)は本発明によるルーティングテーブ
ルを示す図である。ルーティングテーブルは、ルータの
記憶部に格納されRUものである。図3−(A)に示す
ように、従来技術によるルーティングテーブルは、宛先
ネットワークアドレス、サブネットワークマスク、ゲー
トウェイアドレスおよび出口インターフェースから構成
される。宛先ネットワークアドレスには、例えば8桁で
示されるパケットの宛先(着信先コンピュータ)のアド
レスの内、上位6桁が格納され、サブネットワークマス
クにはそのアドレスをマスクした後の下位2桁がそれぞ
れ格納される。したがって、下位2桁の正しいデータは
相手側、ここではルーティングテーブルを格納するルー
タに接続され該ルータからパケットを受信するルータま
たはゲートウェイ側からは知ることができない。次に、
ゲートウェイアドレスには、一般的にルータの管理者が
そのルータに接続されるルータまたはゲートウェイのア
ドレスを設定し、必要が生じた時に書換える。あるい
は、プロトコールとして、例えばRIPを用いてルータ
に接続される複数の送信先のルータまたはゲートウェイ
の内の1つと通信してそのルータまたはゲートウェイの
アドレスを設定する。また、出口インターフェースに
は、ルータが接続される複数のネットワークの内、何れ
のネットワークに接続してパケットを送信するのかを示
す情報が格納されている。
【0019】図3−(B)に示すように、本発明による
ルーティングテーブルは、図3−(A)に示す従来技術
のルーティングテーブルと比して、ゲートウェイアドレ
スを、複数例えばG1、G2、G3の3個に置き換え、
かつ各ゲートウェイアドレスに対するパケット配分値、
カウンタを設けた点と、出口インターフェースを各ゲー
トウェイアドレスに対して設けた点とが異なる。また、
プロトコールとして、例えばOSPFを用いてルータに
接続される複数の送信先のルータまたはゲートウェイと
それぞれ通信して各ルータまたはゲートウェイのアドレ
スを上記ルーティングテーブル内に設定する。
【0020】次に、本発明によるパケット通信システム
におけるルーティングテーブルの管理について以下に説
明する。図4はパケットの複数経路を管理するルーチン
のフローチャートである。本フローチャートは、図3−
(A)に示す従来技術によるルーティングテーブルを有
するルータを図3−(B)に示す本発明によるルーティ
ングテーブルに変更する手順を主として示すものであ
る。先ず、ステップS1では、宛先は同一であるが異な
る通信経路を通る複数のルータまたはゲートウェイをル
ーティングテーブル内に追加登録する。ステップS2で
は、ステップS1におけるルーティングテーブル内のゲ
ートウェイの追加登録に伴い、ゲートウェイが切り換わ
ったとき、切り換わった後のゲートウェイ、そのゲート
ウェイに対応する配分値およびカウンタの設定値に係る
情報を即座にルータに伝えられるようにルータ内のキャ
ッシュにエントリする。
【0021】ステップS3では、現在のパケット配分値
を設定するときに図示しない負荷情報テーブル内にロッ
クフラグがセットされているか否かを判別し、その判別
結果がYESのときは、ステップS4へ進み、NOのと
きはステップS5へ進む。このロックフラグはルータの
管理者以外には配分値をマニュアルで設定できないよう
にするためのフラグである。ステップS4では、パケッ
ト配分値に固定値を設定する。ステップS5では、パケ
ット配分値に負荷情報から計算された現在の配分値を設
定する。
【0022】次に、本発明によるパケット通信システム
におけるパケット送信時のゲートウェイ選択ルーチンに
ついて以下に説明する。図5はパケット送信時のゲート
ウェイ選択ルーチンのフローチャートである。本フロー
チャートにおいては、ルータに接続され着信先へパケッ
トを伝送できる複数の通信経路上の中継手段にはゲート
ウェイまたはルータがあるが、説明の便宜上ゲートウェ
イのみが存在するものとして以下説明する。
【0023】先ず、ステップS11では、ルータから宛
先(着信先)へ送信可能なゲートウェイが複数存在する
か否かを判別し、具体的には最大指標(maxindex)=1
かまたは≧2かを判別し、maxindex=1のときは単数と
判断しステップS13へ進み、maxindex≧2のときは複
数と判断しステップS12へ進む。ステップS12で
は、現在指標(curindex)が指すカウンタがパケット配
分値より小さいか否かを判別し、その判別結果がYES
のときはステップS14へ進み、NOのときはステップ
S15へ進む。ステップS13では、存在する1つのゲ
ートウェイをルーティングテーブル内のゲートウェイと
して設定し、本ルーチンを終了する。
【0024】ステップS14では、curindexが指すゲー
トウェイをルーティングテーブル内のゲートウェイとし
て設定し、本ルーチンを終了する。ステップS15で
は、図3に示す例ではcurindexが指すゲートウェイはG
2であるので、一歩歩進させて(curindexに1を加算し
て)ゲートウェイG3を指すようにする。次いでステッ
プS16では、curindex<maxindexか否かを判別し、そ
の判別結果がYESのときはステップS12へ戻り、す
なわちゲートウェイG1へ戻り、NOのとき(curindex
≧maxindex)はステップS17へ進む。
【0025】ステップS17では、各ゲートウェイ情報
をクリアしてcurindexを0にクリアするとともに、全て
のゲートウェイに対応するカウンタをリセットする。次
いでステップS18では、ゲートウェイ情報毎にパケッ
ト配分値を再設定するときに、図示しない負荷情報テー
ブルにロックフラグが設定されているか否かを判別し、
その判別結果がYESのときはステップS19へ進み、
NOのときはステップS20へ進む。ステップS19で
は、パケット配分値に固定値を設定し、ステップS12
へ戻り、ステップS20では、パケット配分値に負荷情
報から計算された現在の配分値を設定する。
【0026】次に、本発明によるルーティングテーブル
内の配分値の設定について説明する。本発明によるパケ
ット通信システムにおいて、第1中継手段(ルータ)3
−2は、図3を用いて説明したルーティングテーブルを
有する。ルーティングテーブル内には、複数の第2中継
手段(ゲートウェイ)5−1〜5−nの各アドレスと、
ルータ3−2が複数のゲートウェイを介して着信先コン
ピュータ7へパケットを送信する回数に対する各ゲート
ウェイを経由してパケットを着信先コンピュータ7へ送
信する回数の割合を示す各配分値と、各ゲートウェイに
対して設定された配分値を設定値としそのゲートウェイ
を経由してパケットが送信される回数を計数する各カウ
ンタと、が登録される。
【0027】ルータ3−2は、ルーティングテーブルの
配分値を参照してパケットを送信するゲートウェイ5−
2を選択する。また本発明によるパケット通信システム
において、ルータ3−2は、ルーティングテーブルの中
から配分値の高い順にゲートウェイを選択し、選択した
ゲートウェイ5−2にパケットを送信し、ゲートウェイ
5−2に対応するカウンタが設定値に到達する毎に次に
高い配分値を有するゲートウェイ5−nにパケットを送
信し、全てのカウンタが設定値に到達する毎に配分値を
更新する。
【0028】また本発明によるパケット通信システムに
おいて、パケットの送信は、配分値に応じて時間的に均
等配分されてルータ3−2から各ゲートウェイ5−1〜
5−nへ送信される。また本発明によるパケット通信シ
ステムにおいて、配分値の設定は、複数のゲートウェイ
の可動率で重みづけられて設定される。この可動率は、
例えばネットワーク内に設けられたゲートウェイ管理局
にルータから各ゲートウェイを通過したパケットの単位
時間当たりの回数を問い合わせることにより行う。この
問い合わせは、例えばプロトコールSNMP(Simple N
etwork Management Protocol)を用いて行う。
【0029】また本発明によるパケット通信システムに
おいて、配分値の設定は、ルータ3−2から着信先コン
ピュータ7への通信経路の距離に応じて設定される。ま
た本発明によるパケット通信システムにおいて、複数の
ゲートウェイ5−1〜5−nを経由する各通信回線の通
信速度に応じて設定される。また本発明によるパケット
通信システムにおいて、ルータ3−2からパケットが送
信されるゲートウェイは、ルータがパケットを送信する
緊急度合いに応じて選択される。
【0030】また本発明によるパケット通信システムに
おいて、ルータ3−2は、ルーティングテーブル内の所
定の情報を格納するキャッシュメモリを備える。キャッ
シュメモリに上記情報を格納することにより高速処理が
できる。
【0031】図7は本発明の計算機システムの一実施例
を示す図である。図7を用いて本発明の記録媒体に記録
されたプログラムの処理について以下簡単に説明する。
本発明の第1中継手段3−1〜3−mや第2中継手段5
−1〜5−nの内、何れか1つの手段としての計算機シ
ステム110は、それぞれ、モニタ表示部を含む中央処
理装置111と、記録媒体である例えばRAMからなる
主記憶装置112と、記録媒体である例えば磁気ディス
クからなる補助記憶装置113とを備える。中央処理装
置(CPU)111は、CD−ROMやフロッピーディ
スク等の可搬型の記録媒体120の読取装置を内蔵して
おり、所定の操作によりCD−ROMやフロッピーディ
スク等の可搬型の記録媒体120に記録された本発明の
第1中継手段そして/または第2中継手段としてコンピ
ュータを機能させるためのプログラムをその読取装置を
介して読取り、主記憶装置112にローディングする。
もちろん、オペレータが計算機システム110の主記憶
装置112にキーボードやマウス等の入力手段(図示せ
ず)を介して直接上記プログラムを書き込んだ後、その
プログラムを補助記憶装置113にインストールしても
よい。あるいは、他のクライアントの計算機システム1
30等に設置された記録媒体である例えば磁気ディスク
からなる補助記憶装置131に格納された上記プログラ
ムをネットワーク(通信回線)を介して本発明の計算機
システム110の補助記憶装置113にローディングす
る。その後、補助記憶装置113に格納されたプログラ
ムは、計算機システム110の中央処理装置111の処
理により必要に応じて主記憶装置112にローディング
され、中央処理装置111は要求に応じて主記憶装置1
12に書き込まれたプログラムを実行する。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、第
1中継手段に通信可能に接続される複数の第2中継手段
の何れとも通信可能なパケット通信システムを提供する
ことができ、通信回線を有効に使用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による第1実施形態のパケット通信シス
テムの構成図である。
【図2】本発明による第2実施形態のパケット通信シス
テムの構成図である。
【図3】ルーティングテーブルの説明図であり、(A)
は従来技術によるルーティングテーブルを示す図であ
り、(B)は本発明によるルーティングテーブルを示す
図である。
【図4】パケットの複数経路を管理するルーチンのフロ
ーチャートである。
【図5】パケット送信時のゲートウェイ選択ルーチンの
フローチャートである。
【図6】従来技術によるパケット通信システムの概略構
成図である。
【図7】本発明の計算機システムの一実施例を示す図で
ある。
【符号の説明】
1…発信元コンピュータ 3…第1中継手段(ルータ) 2、4、6…ネットワーク 5−1、5−2、5−n…第2中継手段(ゲートウェイ
/ルータ) 7…着信先コンピュータ

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 多重のネットワークに接続される複数の
    コンピュータ間でパケットを送受信するパケット通信シ
    ステムにおいて、 パケットを送信する発信元コンピュータに少なくとも1
    つのネットワークを介して接続される第1中継手段と、 前記第1中継手段と前記パケットの着信先コンピュータ
    との間で該パケットが伝送される複数の通信経路上に配
    設され、該第1中継手段の選択により該第1中継手段か
    ら送信される該パケットを受信するとともに該着信先コ
    ンピュータへ該パケットを送信する第2中継手段と、を
    備えたことを特徴とするパケット通信システム。
  2. 【請求項2】 前記第1中継手段は、前記複数の第2中
    継手段から受信した情報に基づき前記パケットを送信す
    る単一の第2中継手段を選択する請求項1記載のパケッ
    ト通信システム。
  3. 【請求項3】 前記第1中継手段は、前記複数の第2中
    継手段の各アドレスと、該第1中継手段が該複数の第2
    中継手段を介して前記着信先コンピュータへパケットを
    送信する回数に対する各第2中継手段を経由して該パケ
    ットを該着信先コンピュータへ送信する回数の割合を示
    す各配分値と、各第2中継手段に対して設定された該配
    分値を設定値とし当該第2中継手段を経由して該パケッ
    トが送信される回数を計数する各カウンタと、を登録す
    るためのルーティングテーブルを備えた請求項1または
    2記載のパケット通信システム。
  4. 【請求項4】 前記第1中継手段は、前記ルーティング
    テーブルの配分値を参照して前記パケットを送信する第
    2中継手段を選択する請求項3記載のパケット通信シス
    テム。
  5. 【請求項5】 前記第1中継手段は、前記ルーティング
    テーブルの中から前記配分値の高い順に第2中継手段を
    選択し、該選択した第2中継手段に前記パケットを送信
    し、該第2中継手段に対応するカウンタが設定値に到達
    する毎に次に高い配分値を有する第2中継手段に該パケ
    ットを送信し、全てのカウンタが設定値に到達する毎に
    該配分値を更新する請求項4記載のパケット通信システ
    ム。
  6. 【請求項6】 前記パケットの送信は、前記配分値に応
    じて時間的に均等配分されて前記第1中継手段から前記
    第2中継手段へ送信される請求項4記載のパケット通信
    システム。
  7. 【請求項7】 前記配分値の設定は、複数の第2中継手
    段の可動率で重みづけられて設定される請求項3記載の
    パケット通信システム。
  8. 【請求項8】 前記配分値の設定は、前記第1中継手段
    から前記着信先コンピュータへの通信経路の距離に応じ
    て設定される請求項3記載のパケット通信システム。
  9. 【請求項9】 前記配分値の設定は、前記複数の中継手
    段を経由する各通信回線の通信速度に応じて設定される
    請求項3記載のパケット通信システム。
  10. 【請求項10】 前記第1中継手段から前記パケットが
    送信される第2中継手段は、該第1中継手段が前記パケ
    ットを送信する緊急度合いに応じて選択される請求項1
    または2記載のパケット通信システム。
  11. 【請求項11】 前記第1中継手段は、前記ルーティン
    グテーブル内の所定の情報を格納するキャッシュメモリ
    を備えた請求項1乃至10の何れか1項記載のパケット
    通信システム。
  12. 【請求項12】 多重のネットワークに接続される複数
    のコンピュータ間でパケットを送受信するパケット通信
    システムに用いられるプログラムの記録媒体であって、 パケットを送信する発信元コンピュータに少なくとも1
    つのネットワークを介して接続される第1中継手段と、 前記第1中継手段と前記パケットの着信先コンピュータ
    との間で該パケットが伝送される複数の通信経路上に配
    設され、該第1中継手段の選択により該第1中継手段か
    ら送信される該パケットを受信するとともに該着信先コ
    ンピュータへ該パケットを送信する第2中継手段と、の
    内、一方または両方の手段としてコンピュータを機能さ
    せるためのプログラムを記録したことを特徴とするコン
    ピュータ読取り可能な記録媒体。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001036585A (ja) * 1999-07-16 2001-02-09 Telecommunication Advancement Organization Of Japan 通信システム、ゲートウェイ送信装置、ゲートウェイ受信装置、送信方法、受信方法および情報記録媒体
WO2006072986A1 (ja) * 2005-01-06 2006-07-13 Fujitsu Limited 連想メモリ装置及びそれを用いたルーティング装置

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