JPH10325808A - 異物検査方法及び装置 - Google Patents
異物検査方法及び装置Info
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- JPH10325808A JPH10325808A JP15153297A JP15153297A JPH10325808A JP H10325808 A JPH10325808 A JP H10325808A JP 15153297 A JP15153297 A JP 15153297A JP 15153297 A JP15153297 A JP 15153297A JP H10325808 A JPH10325808 A JP H10325808A
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Abstract
実行できる方法及び装置を提供する。 【解決手段】 基準画像を基準画像メモリに格納し、基
準画像の各画素について2方向の一次微分の絶対値を加
算することで基準画像微分強度を生成する。続いて、基
準画像の各画素における輝度及び前記基準画像微分強度
を、輝度及び微分強度を座標軸とする2次元平面上にマ
ッピングし、予め定められた度数以上マッピングされた
点のみを選択して2次元基準特徴画像を生成する。続い
て、被検査物の検査画像を入力し、検査画像の各画素に
ついて当該画素における2方向の一次微分の絶対値を加
算することで検査画像微分強度を生成し、検査画像の各
画素における輝度及び前記検査画像微分強度を、輝度及
び微分強度を座標軸とする2次元平面上にマッピング
し、予め定められた度数以上マッピングされた点のみを
選択して2次元検査特徴画像を生成する。そして、2次
元基準特徴画像と2次元検査特徴画像とを比較すること
で検査画像における異物の有無を判定する。
Description
に係り、特に画像処理を利用した異物検査方法及び装置
に関する。
は、被検物体の平坦な部分を斜め方向から照明し、その
画像から欠陥部分の面積などの特徴量を取り出して所定
の値と比較する方法や、良品画像を予めテンプレートと
して登録しておき残差逐次検定法や正規相関マッチング
などにより比較する方法が一般的に採用されている。し
かしながら、このような一般的な検査方法では、LSI
製造用のウエハ、レティクルあるいはフォトマスク等の
微細パターンを高速且つ高精度に検査することが非常に
困難であった。微細パターンの異物検査では非常に厳し
い精度が要求されるために、画像の分解能を高くする必
要があり、そのために検査情報量が増大しデータ処理に
多大の時間を要するからである。
する方法としては、特開平7−20060号公報に開示
された検査方法がある。この検査方法では、入力画像の
縦及び横方向の一次微分値を二乗したものを加算し、そ
の平方根を求めることで微分の強さを算出し、更に、そ
のアークタンジェント(arctan)により方向を求め、こ
れらを用いた角度情報に基づいて異物検出を行ってい
る。
物検査方法は、平方、平方根、及びアークタンジェント
という演算を必要とするために、画像処理プロセッサの
負担が大きくなり処理速度の向上の妨げとなるという問
題を有する。特に、LSI製造用のウエハ、レティクル
あるいはフォトマスク等の微細パターンの異物検査で
は、処理速度の向上は重要な課題である。
を高速且つ高精度に実行できる方法及び装置を提供する
ことにある。
法及び装置は、基準画像を入力し、基準画像の各画素に
ついて当該画素における2方向の一次微分の絶対値を加
算することで基準画像微分強度を生成する。続いて、基
準画像の各画素における輝度及び前記基準画像微分強度
を、輝度及び微分強度を座標軸とする2次元平面上にマ
ッピングし、予め定められた度数以上マッピングされた
点のみを選択して2次元基準特徴画像を生成する。ま
た、被検査物の検査画像を入力し、検査画像の各画素に
ついて当該画素における2方向の一次微分の絶対値を加
算することで検査画像微分強度を生成し、検査画像の各
画素における輝度及び前記検査画像微分強度を、輝度及
び微分強度を座標軸とする2次元平面上にマッピング
し、予め定められた度数以上マッピングされた点のみを
選択して2次元検査特徴画像を生成する。そして、2次
元基準特徴画像と2次元検査特徴画像とを比較すること
で検査画像における異物の有無を判定する。
められた割合で調整し、調整された2次元基準特徴画像
と2次元検査特徴画像とを比較することで検査画像にお
ける異物の有無を判定してもよい。
準画像の各基準画像の各画素について当該画素における
2方向の一次微分の絶対値を加算することで基準画像微
分強度を生成し、各基準画像の各画素における輝度及び
前記基準画像微分強度を、輝度及び微分強度を座標軸と
する2次元平面上にマッピングし、予め定められた度数
以上マッピングされた点のみを選択して2次元基準特徴
画像を生成する。こうして得られた複数の2次元基準特
徴画像を重ね合わせて最終的な2次元基準特徴画像を生
成する。この最終的な2次元基準特徴画像と前記2次元
検査特徴画像とを比較することで検査画像における異物
の有無を判定してもよい。
一次微分の絶対値を加算することで微分強度を生成し、
輝度−微分強度の2次元特徴画像を用いて異物判定を行
うために、演算としては加減算だけでよく高速処理が可
能となる。このために、LSI製造用のウエハ、レティ
クル又はフォトマスク等の欠陥検査時間を大幅に短縮す
ることができ、生産性向上の大きく寄与する。更に、こ
のことはLSI自体のコスト低減をもたらす。
第1実施形態を示すブロック図である。LSI製造用の
ウエハ、レティクルあるいはフォトマスク等の微細パタ
ーンを有する被検査物101は光源102からの走査ビ
ームによって照射され、その反射光あるいは透過光に基
づいて被検査物101の検査対象画像が取り込まれる。
具体的には、光センサ103によって被検査物101の
パターンが電気信号に変換され、A/D変換器104に
よって8ビットのグレースケールデータに変換された
後、検査対象画像データとして対象画像メモリ105に
格納される。
する基準物106(例えば、検査済みの良品)は光源1
07からの走査ビームによって照射され、その反射光あ
るいは透過光に基づいて基準物106の基準画像が取り
込まれる。具体的には、光センサ108によって基準物
106のパターンが電気信号に変換され、A/D変換器
109によって8ビットのグレースケールデータに変換
された後、基準画像データとして基準画像メモリ110
に格納される。
6の画像データの取り込みは、光源102及び107か
らのレーザビームの走査と被検査物101及び基準物1
06の移動(例えば、X−Yステージによる移動)によ
って行うことができる。あるいは、光センサ103及び
108として2次元(エリア)センサを使用すれば、被
検査物101及び基準物106を移動させながら各部分
の画像データを取り込むことができる。
算部111が設けられ、対象画像メモリ105に格納さ
れた検査対象画像の各画素の輝度の微分強度を算出して
対象微分強度メモリ112へ格納し、同様に、基準画像
メモリ110に格納された基準画像の各画素の輝度の微
分強度を算出して基準微分強度メモリ113へ格納す
る。微分強度算出の詳細は後述する。
画像メモリ105に格納された検査対象画像と対象微分
強度メモリ112に格納された微分強度マップとを入力
し、輝度−微分強度の組み合わせを全対象画像に渡って
計数し、(輝度−微分強度−度数)からなる検査対象画
像の3次元ヒストグラムを生成する。同様に、3次元ヒ
ストグラム生成部114は、基準画像メモリ110に格
納された基準画像と基準微分強度メモリ113に格納さ
れた微分強度マップとを入力し、輝度−微分強度の組み
合わせを全基準画像に渡って計数し、(輝度−微分強度
−度数)からなる基準画像の3次元ヒストグラムを生成
する。
ラムデータを入力して度数しきい値ZTHによって度数を
2値化し、2次元平面上に輝度−微分強度の相関分布を
示す2値特徴画像を生成する。こうして得られた検査対
象画像の2値特徴画像を対象画像特徴メモリ116に格
納し、基準画像の2値特徴画像を基準画像特徴メモリ1
17へ格納する。3次元ヒストグラム及び2次元特徴デ
ータマップの詳細については後述する。
徴画像と基準画像の2値特徴画像とを比較し、それらの
差異によって異物の有無を判定することができる。その
判定結果は外部インタフェース119を通して、例えば
上位システムへ送出されモニタ上に表示される。
に格納された検査プログラムに従って上記異物検査装置
全体の動作を制御する。例えば、光源102のレーザビ
ームの走査タイミング、被検査物101や基準物106
を移動させるX−Yステージの制御、上述した各機能部
及びメモリのタイミング制御及び入出力制御などが実行
される。上記各機能部はロジック回路によりハードウエ
アとして実現することができるが、もちろんDSP等の
プログラム制御プロセッサを用いてソフトウエアとして
実現することもできる。ロジック回路で実現する方がよ
り高速になることは言うまでもない。
実施形態の別の例を示すブロック図である。同図に示す
ように、設計データメモリ122に予め設計データを格
納しておき、制御部120は検査対象画像と同じ部分の
設計データを読み出して1つの画像に展開し、それを基
準画像メモリ110に基準画像データとして格納しても
よい。言い換えれば、基準画像メモリ110に格納され
る基準画像は、上述したように光センサ108によって
取り込むこともできるが、被検査物101の設計データ
から理想的なパターンを生成して基準画像として使用す
ることもできる。
例に従って説明する。ここでは良品である基準物106
から基準画像を取り込んで基準画像の2値特徴画像を生
成し、続いて被検査物101から検査対象画像を取り込
んで異物検査を実行する場合を説明する。
の一部分を示す模式図である。ただし、この図では、説
明を簡略化するために、基準画像の右半分がパターン
部、左半分が背景となっており、パターン部と背景の境
界が輝度が急激に変化しているエッジ部となっている。
このような基準画像データが基準画像メモリ110に格
納されているものとする。この基準画像データは、光セ
ンサ108により取り込んだものか又は設計データから
展開したものである。
10から基準画像の画素毎に横(x方向)及び縦(y方
向)の一次微分をそれぞれ算出し、各方向についてそれ
らの絶対値を加算して微分強度DIF(x,y)を算出
する。以下、具体的に説明する。
域の輝度分布を示す図である。この分布図の中央に位置
する画素(x,y)の輝度値がd(x,y)である。こ
の画素の微分強度DIFは、次式(数1)によって、即
ち各方向の一次微分の絶対値を加算することによって得
ることができる。
-d(x+1,y)|。
ついての微分強度DIFは当該画素の位置(x,y)に
対応して基準微分強度メモリ113に格納される。以下
同様に、各画素について上記微分強度を算出し微分強度
マップが基準微分強度メモリ113に作成される。
は、基準画像メモリ110に格納された基準画像と基準
微分強度メモリ113に格納された微分強度マップとを
入力し、ある輝度とある微分強度との組み合わせが存在
すれば、その組み合わせの度数Nをインクリメントす
る。こうして輝度−微分強度の組み合わせを全基準画像
に渡って計数し、(輝度−微分強度−度数)からなる基
準画像の3次元ヒストグラムを生成する。
である。同図に例示するように、3次元ヒストグラム生
成部114は基準画像と基準微分強度とを画素毎に読み
出し、例えば輝度データd1と基準微分強度データd’1
とを有する画素が存在する毎にその度数Nをインクリメ
ントする。同様の処理を全ての画素に対して実行するこ
とで、(輝度−微分強度−度数)からなる基準画像の3
次元ヒストグラムが生成される。
ヒストグラムデータを入力して度数しきい値ZTHによっ
て度数を2値化し、2次元平面上に輝度−微分強度の分
布を示す2値特徴画像を生成する。
値特徴画像を示す図である。ここでは、一例として、度
数しきい値ZTH=1によって3次元ヒストグラムの度数
Nを2値化する。具体的には、度数N≧1であればN=
255とし、N=0であればそのままN=0とする。す
なわち、ある輝度−微分強度の組み合わせが1つでも存
在すれば、度数Nを255に設定する。なお「255」
という数字は2値画像として扱うために設定したもので
ある。
(ここでは図6)を基準画像特徴メモリ117に格納し
ておき、実際の被検査物101の異物検査を開始する。
検査対象画像の処理も基準画像の処理と同様に行われ
る。以下、具体的に説明する。
部分を示す模式図である。ただし、この図では、説明を
簡略化するために、検査対象画像の右半分がパターン
部、左半分が背景となっており、背景部分に異物が存在
するものとする。このような検査対象画像データが光セ
ンサ103によって読み込まれ、対象画像メモリ105
に格納されているものとする。無論、光源102は光源
107と同じ条件で被検査物101を照射する。
と同様に、対象画像メモリ105から検査対象画像の画
素毎に(数1)によって微分強度DIFを算出する。こ
のようにして得られた画素(x,y)についての微分強
度DIFは当該画素の位置(x,y)に対応して対象微
分強度メモリ112に格納される。以下同様に、各画素
について上記微分強度を算出し微分強度マップが対象微
分強度メモリ112に作成される。
は、対象画像メモリ105に格納された対象画像と対象
微分強度メモリ112に格納された微分強度マップとを
入力し、ある輝度とある微分強度との組み合わせが存在
すれば、その組み合わせの度数Nをインクリメントす
る。こうして輝度−微分強度の組み合わせを全対象画像
に渡って計数し、(輝度−微分強度−度数)からなる基
準画像の3次元ヒストグラムを生成する。
像生成部115は、3次元ヒストグラムデータを入力し
て度数しきい値ZTHによって度数を2値化し、2次元平
面上に輝度−微分強度の分布を示す2値特徴画像を生成
する。
る2値特徴画像を示す図である。ここでは、一例とし
て、度数しきい値ZTH=1によって3次元ヒストグラム
の度数Nを2値化する。具体的には、度数N≧1であれ
ばN=255とし、N=0であればそのままN=0とす
る。すなわち、ある輝度−微分強度の組み合わせが1つ
でも存在すれば、度数Nを255に設定する。こうして
得られた検査対象画像の2値特徴画像(ここでは図8)
を対象画像特徴メモリ116に格納する。
徴メモリ117に検査対象画像の2値特徴画像及び基準
画像の2値特徴画像がそれぞれ格納されると、比較判定
部118は、それら2値特徴画像を比較し、予め定めら
れた論理に従って異物の有無を判定する。
象画像の2値特徴画像Insと基準画像の2値特徴画像
Stdとの比較判定論理の一例を示す図であり、図10
は異物のみを示す2値特徴画像を示す図である。図9に
示すように、基準画像の2値特徴画像Std(図6)と
検査対象画像の2値特徴画像Ins(図8)との対応す
る部分が比較され、Std=0及びIns=255の部
分が「不良」即ち「異物」と判定され、その他の部分は
「良」と判定される。これによって、図10に示すよう
に異物の分布のみが検出される。
ば、各画素の近傍領域内での一次微分の絶対値を加算す
ることで微分強度を生成し、輝度−微分強度マップを用
いて異物判定を行うために、演算としては加減算だけで
よく高速処理が可能となる。このために、LSI製造用
のウエハ、レティクル又はフォトマスク等の欠陥検査時
間を大幅に短縮することができ、生産性向上の大きく寄
与する。更に、このことはLSI自体のコスト低減をも
たらす。
物検査装置の第2実施形態を示すブロック図である。本
実施形態では、基準画像分布調整部201が設けられ、
基準画像特徴メモリ117に格納された基準画像の2値
特徴画像Std(図6)の白(255)部分の膨張ある
いは収縮を行う。他のブロック構成、動作及び効果は図
1の場合と同じであるから説明は省略する。
0からの制御信号に従って基準画像の2値特徴画像St
d(図6)の白(255)部分の膨張あるいは収縮を行
う。ここでは、1回の膨張あるいは収縮の比率は一定に
設定され、膨張あるいは収縮の大きさは変換回数によっ
て指定される。例えば、白(255)部分を膨張させる
指令を制御部120から入力すると、基準画像分布調整
部201は図6に示す白(255)部分の領域を変換回
数に応じて拡大する。
格納された2値特徴画像Stdの領域分布を調整するこ
とで、比較判定部118の異物判定に許容度を設定する
ことができる。従って、許容度が小さい場合に生じやす
い疑似欠陥の検出、即ち誤判定の可能性を低減すること
ができる。
物検査装置の第3実施形態を示すブロック図である。本
実施形態では重ね合わせロジック部202が2値画像生
成部115と基準画像特徴メモリ117との間に設けら
れており、他のブロック構成、動作及び効果は図1の場
合と同じである。本実施形態では、複数の基準物106
を光センサ108で読み込み、重ね合わせロジック部2
02によってそれぞれの2値特徴画像Stdの各座標の
値に対してOR演算を行い、最終的な2値特徴画像が基
準画像特徴メモリ117に格納される。
準画像が上述したように処理され、図6に示すようなパ
ターンの2値特徴画像Std1として基準画像特徴メモ
リ117に格納される。続いて、第2番目の基準物の基
準画像が同様に処理されて2値特徴画像Std1として
重ね合わせロジック部202へ入力する。重ね合わせロ
ジック部202は、基準画像特徴メモリ117に格納さ
れている前回の2値特徴画像Std1と今回の2値特徴
画像Std1との論理和を算出し、重ね合わされた2値
特徴画像Stdとして基準画像特徴メモリ117に格納
する。以下同様に、新たな基準画像の2値特徴画像St
dが入力する度に、基準画像特徴メモリ117に格納さ
れた2値特徴画像Stdに重ね合わされる。そして、最
終的な2値特徴画像Stdと入力された2値特徴画像I
nsとが比較判定部118によって比較され、異物判定
が行われる。
1つの基準画像だけでは良品基準としては十分でない場
合があるからである。この場合には、複数の基準画像を
入力して2値特徴画像Stdを生成することで、基準物
間のばらつきを吸収することができる。その結果、疑似
欠陥の検出の可能性を大きく低減させることができ、正
確で信頼性の高い異物判定を行うことができる。
すブロック図である。
の例を示すブロック図である。
示す模式図である。
布を示す図である。
示す図である。
模式図である。
像を示す図である。
値特徴画像Insと基準画像の2値特徴画像Stdとの
比較判定論理の一例を示す図である。異物のみを示す2
値特徴画像を示す図である。
る。
示すブロック図である。
示すブロック図である。
Claims (10)
- 【請求項1】 画像処理により異物検査を行う異物検査
装置において、 基準画像を入力する基準画像入力手段と、 前記基準画像の各画素について、当該画素における2方
向の一次微分の絶対値を加算することで基準画像微分強
度を生成する基準微分強度生成手段と、 前記基準画像の各画素における輝度及び前記基準画像微
分強度を、輝度及び微分強度を座標軸とする2次元平面
上にマッピングし、予め定められた度数以上マッピング
された点のみを選択して2次元基準特徴画像を生成する
基準特徴抽出手段と、 被検査物の検査画像を入力する検査入力手段と、 前記検査画像の各画素について、当該画素における2方
向の一次微分の絶対値を加算することで検査画像微分強
度を生成する検査微分強度生成手段と、 前記検査画像の各画素における輝度及び前記検査画像微
分強度を、輝度及び微分強度を座標軸とする2次元平面
上にマッピングし、予め定められた度数以上マッピング
された点のみを選択して2次元検査特徴画像を生成する
検査特徴抽出手段と、 前記2次元基準特徴画像と前記2次元検査特徴画像とを
比較することで、前記検査画像における異物の有無を判
定する判定手段と、 からなることを特徴とする異物検査装置。 - 【請求項2】 前記基準特徴抽出手段は、 前記基準画像の各画素における輝度及び前記基準画像微
分強度を、輝度、微分強度及び度数を座標軸とする3次
元空間上にマッピングして3次元基準ヒストグラムを生
成する3次元基準ヒストグラム生成手段と、 前記3次元基準ヒストグラムの度数を予め定められた値
を用いて2値化し、前記2次元基準特徴画像を生成する
基準2値化手段と、 からなり、 前記検査特徴抽出手段は、 前記検査画像の各画素における輝度及び前記基準画像微
分強度を、輝度、微分強度及び度数を座標軸とする3次
元空間上にマッピングして3次元検査ヒストグラムを生
成する3次元検査ヒストグラム生成手段と、 前記3次元検査ヒストグラムの度数を予め定められた値
を用いて2値化し、前記2次元検査特徴画像を生成する
検査2値化手段とからなる、 ことを特徴とする請求項1記載の異物検査装置。 - 【請求項3】 画像処理により異物検査を行う異物検査
装置において、 基準画像を入力する基準画像入力手段と、 被検査物の検査画像を入力する検査入力手段と、 画像の各画素について、当該画素における2方向の一次
微分の絶対値を加算することで微分強度を生成する微分
強度生成手段と、 前記画像の各画素における輝度及び前記微分強度を、輝
度及び微分強度を座標軸とする2次元平面上にマッピン
グし、予め定められた度数以上マッピングされた点のみ
を選択して2次元特徴画像を生成する特徴抽出手段と、 前記基準画像を前記微分強度生成手段へ転送して基準微
分強度を生成し、前記基準画像と前記基準微分強度とを
前記特徴抽出手段へ転送して2次元基準特徴画像を生成
し、続いて、前記検査画像を前記微分強度生成手段へ転
送して検査微分強度を生成し、前記検査画像と前記検査
微分強度とを前記特徴抽出手段へ転送して2次元検査特
徴画像を生成する制御手段と、 前記2次元基準特徴画像と前記2次元検査特徴画像とを
比較することで、前記検査画像における異物の有無を判
定する判定手段と、 からなることを特徴とする異物検査装置。 - 【請求項4】 前記特徴抽出手段は、 前記画像の各画素における輝度及び前記基準画像微分強
度を、輝度、微分強度及び度数を座標軸とする3次元空
間上にマッピングして3次元ヒストグラムを生成する3
次元ヒストグラム生成手段と、 前記3次元ヒストグラムの度数を予め定められた値を用
いて2値化し、前記2次元特徴画像を生成する2値化手
段とからなる、 ことを特徴とする請求項記載の異物検査装置。 - 【請求項5】 前記2次元基準特徴画像の分布を変化さ
せる基準変更手段を更に有し、前記判定手段は、変更さ
れた2次元基準特徴画像を用いて前記検査画像における
異物の有無を判定する、ことを特徴とする請求項1又は
3記載の異物検査装置。 - 【請求項6】 前記基準変更手段は、前記2次元基準特
徴画像の分布を拡大して許容領域を設定することを特徴
とする請求項5記載の異物検査装置。 - 【請求項7】 前記基準画像入力手段によって入力され
た複数の基準画像からそれぞれ生成された2次元基準特
徴画像を重ね合わせて最終的な2次元基準特徴画像を生
成する重ね合わせ手段を更に有し、前記判定手段は、最
終的な2次元基準特徴画像を用いて前記検査画像におけ
る異物の有無を判定する、することを特徴とする請求項
1又は3記載の異物検査装置。 - 【請求項8】 画像処理により異物検査を行う異物検査
方法において、 基準画像を入力し、 前記基準画像の各画素について、当該画素における2方
向の一次微分の絶対値を加算することで基準画像微分強
度を生成し、 前記基準画像の各画素における輝度及び前記基準画像微
分強度を、輝度及び微分強度を座標軸とする2次元平面
上にマッピングし、予め定められた度数以上マッピング
された点のみを選択して2次元基準特徴画像を生成し、 被検査物の検査画像を入力し、 前記検査画像の各画素について、当該画素における2方
向の一次微分の絶対値を加算することで検査画像微分強
度を生成し、 前記検査画像の各画素における輝度及び前記検査画像微
分強度を、輝度及び微分強度を座標軸とする2次元平面
上にマッピングし、予め定められた度数以上マッピング
された点のみを選択して2次元検査特徴画像を生成し、 前記2次元基準特徴画像と前記2次元検査特徴画像とを
比較することで前記検査画像における異物の有無を判定
する、 ことを特徴とする異物検査方法。 - 【請求項9】 画像処理により異物検査を行う異物検査
方法において、 基準画像を入力し、 前記基準画像の各画素について、当該画素における2方
向の一次微分の絶対値を加算することで基準画像微分強
度を生成し、 前記基準画像の各画素における輝度及び前記基準画像微
分強度を、輝度及び微分強度を座標軸とする2次元平面
上にマッピングし、予め定められた度数以上マッピング
された点のみを選択して2次元基準特徴画像を生成し、 前記2次元基準特徴画像の分布を予め定められた割合で
調整し、 調整された2次元基準特徴画像を格納し、 被検査物の検査画像を入力し、 前記検査画像の各画素について、当該画素における2方
向の一次微分の絶対値を加算することで検査画像微分強
度を生成し、 前記検査画像の各画素における輝度及び前記検査画像微
分強度を、輝度及び微分強度を座標軸とする2次元平面
上にマッピングし、予め定められた度数以上マッピング
された点のみを選択して2次元検査特徴画像を生成し、 前記調整された2次元基準特徴画像と前記2次元検査特
徴画像とを比較することで前記検査画像における異物の
有無を判定する、 ことを特徴とする異物検査方法。 - 【請求項10】 画像処理により異物検査を行う異物検
査方法において、 複数の基準画像を入力し、 前記複数の基準画像の各基準画像の各画素について、当
該画素における2方向の一次微分の絶対値を加算するこ
とで基準画像微分強度を生成し、 各基準画像の各画素における輝度及び前記基準画像微分
強度を、輝度及び微分強度を座標軸とする2次元平面上
にマッピングし、予め定められた度数以上マッピングさ
れた点のみを選択して2次元基準特徴画像を生成し、 前記複数の基準画像から得られた複数の2次元基準特徴
画像を重ね合わせて最終的な2次元基準特徴画像を生成
し、 被検査物の検査画像を入力し、 前記検査画像の各画素について、当該画素における2方
向の一次微分の絶対値を加算することで検査画像微分強
度を生成し、 前記検査画像の各画素における輝度及び前記検査画像微
分強度を、輝度及び微分強度を座標軸とする2次元平面
上にマッピングし、予め定められた度数以上マッピング
された点のみを選択して2次元検査特徴画像を生成し、 前記最終的な2次元基準特徴画像と前記2次元検査特徴
画像とを比較することで前記検査画像における異物の有
無を判定する、 ことを特徴とする異物検査方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP15153297A JP2924860B2 (ja) | 1997-05-26 | 1997-05-26 | 異物検査方法及び装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP15153297A JP2924860B2 (ja) | 1997-05-26 | 1997-05-26 | 異物検査方法及び装置 |
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JPH10325808A true JPH10325808A (ja) | 1998-12-08 |
JP2924860B2 JP2924860B2 (ja) | 1999-07-26 |
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ID=15520582
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP15153297A Expired - Lifetime JP2924860B2 (ja) | 1997-05-26 | 1997-05-26 | 異物検査方法及び装置 |
Country Status (1)
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JP (1) | JP2924860B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011095107A (ja) * | 2009-10-29 | 2011-05-12 | Mutual Corp | 異物検査装置および異物検査方法 |
-
1997
- 1997-05-26 JP JP15153297A patent/JP2924860B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2011095107A (ja) * | 2009-10-29 | 2011-05-12 | Mutual Corp | 異物検査装置および異物検査方法 |
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Publication number | Publication date |
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JP2924860B2 (ja) | 1999-07-26 |
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