JPH10321425A - 電磁波シールド用磁石、電磁波シールド部材および電磁波シールド眼鏡 - Google Patents

電磁波シールド用磁石、電磁波シールド部材および電磁波シールド眼鏡

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JPH10321425A
JPH10321425A JP9275280A JP27528097A JPH10321425A JP H10321425 A JPH10321425 A JP H10321425A JP 9275280 A JP9275280 A JP 9275280A JP 27528097 A JP27528097 A JP 27528097A JP H10321425 A JPH10321425 A JP H10321425A
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conductive
wave shielding
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Yoshinaga Nakai
芳長 中井
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 頭部、医療電子機器などのように不要電磁波
の受け側や、電磁波発生源に対する電磁波シ−ルドをよ
り確実なものにすることを目的とする。 【解決手段】 例えば眼鏡の導電性テンプル4の耳掛け
部分5や導電性レンズフレ−ム7のわたり部分8に、キ
トサンと水酸化ナトリュウムとの反応液を含滲させた電
磁波シールド用磁石6、9を設けている。また、導電性
テンプル4および導電性レンズフレ−ム7などの表面部
分には電磁波シールド機能を持った導電性塗料を塗布
し、裏面部分には電磁波シールド機能を持った絶縁性塗
料を塗布している。マイナスイオン化した電磁波シール
ド用磁石6、9は導電性テンプル4や導電性レンズフレ
−ム7への入射電磁波に基づく誘起電流をいわば吸収
し、導電性塗料は電磁波を反射・吸収し、絶縁性塗料は
導電性塗料を通過した入射電磁波を吸収する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電磁波シールド用
磁石、電磁波シールド部材および電磁波シールド眼鏡に
関し、特にキトサンとの反応液を含ませた磁石を例えば
テンプルやレンズフレ−ムなどの導電性部材に設け、当
該磁石のマイナスイオン化に基づいて電磁波エネルギ−
を吸収するようにしたものである。
【0002】日常生活の中では、例えば携帯電話、ブラ
ウン管、電子レンジ、車のエンジン、電気かみそりやド
ライヤ−のモ−タ部分などの各種機器から不要な電磁波
が発生している。
【0003】この種の不要電磁波は人体へ悪影響を与
え、また計測機器や医療電子機器など(以下「医療電子
機器など」という)の誤動作の原因となるので、日常生
活において身につける眼鏡、マスク、エプロン、イヤリ
ングなど(以下「眼鏡など」という)や、医療電子機器
など、および電磁波発生源の周辺部に電磁波シ−ルド機
能を持たせることが望ましく、本発明はこのような要請
に応えるものである。
【0004】
【従来の技術】一般に、パソコンやワ−プロで使用され
ているブラウン管ではビ−ム源から発射された電子ビ−
ムが発光体に当たって画像を映し出す仕組みになってい
る。そのとき電子銃には高電圧がかけられるため、X線
をはじめ紫外線、マイクロ波、超低周波などの電磁波が
発生してこれが漏洩することがわかっている。また、携
帯電話や電子レンジなどの各種電子機器や、車のエンジ
ン、電気かみそりやドライヤ−のモ−タ部分などからも
電磁波が発生している。
【0005】電磁波は、電場と磁場とが周期的に変化し
ながら伝播していくエネルギーであり、電磁波に長時間
曝されたマウスやモルモットの角膜の表面に傷がついた
という報告がある。また、例えば人体の頭部などに対し
ても、白内障や脳腫瘍を誘発したり、神経障害を引き起
こすなどのさまざまな悪影響があると考えられている。
「頭部など」とは、電磁波エネルギ−の影響を受けやす
い部分のいわば集合体であり、例えば視神経、内耳神経
などの末梢神経、および中枢神経などが集中する眉間、
目、および耳を含む首から上の部分である。
【0006】電磁波の強さは発生源からの距離の2乗に
反比例するので、電磁波の影響を少なくするにはできる
だけ発生源から離れていればよいが、パソコンや携帯電
話、電子レンジなどの利用者にとってこのような距離を
積極的に確保することはその使用形態からみて困難であ
る。
【0007】人間が身につける眼鏡などに電磁波シ−ル
ド機能を持たせたものは少なく、また電磁波発生源や、
不要な電磁波を受ける医療電子機器などの周辺部分(匡
体など)で用いられる電磁波シ−ルド部材の内容も限定
的なものとなっている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】このように、人体に対
する電磁波シ−ルド機能、また電磁波発生源や、不要な
電磁波を受ける医療電子機器などの周辺部分の電磁波シ
−ルド機能についての技術は、その豊富化の点でまだ不
十分な状況を呈している。
【0009】そこで、本発明では、キトサンとの反応液
を含ませた電磁波シ−ルド用磁石を提案し、これを例え
ば眼鏡のテンプルやレンズフレ−ムなどの導電性部材に
設けて電磁波エネルギ−を吸収するといった技術思想を
提供することより、眼鏡などの電磁波シ−ルド技術、お
よび電磁波発生源や、不要な電磁波を受ける医療電子機
器などの周辺部分の電磁波シ−ルド技術を広げていくこ
とを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】これを達成するために、
次の構成からなる電磁波シールド用磁石、電磁波シール
ド部材および電磁波シールド眼鏡を用いている。 キトサンとの反応液を含ませたことを特徴とする電磁
波シールド用磁石 ′導電性部材に、キトサンとの反応液を含ませた電磁
波シールド用磁石を設けたことを特徴とする電磁波シー
ルド部材 ′前記導電性部材の所定部分に、電磁波シールド機能
を持った導電性塗料を塗布したことを特徴とする電磁波
シールド部材 ′前記導電性部材の所定部分に、電磁波シールド機能
を持った絶縁性塗料を塗布したことを特徴とする電磁波
シールド部材 ″導電性のテンプルや導電性のレンズフレ−ムの構成
要素に、キトサンとの反応液を含ませた電磁波シールド
用磁石を設けたことを特徴とする電磁波シールド眼鏡 ″前記電磁波シールド用磁石を、前記テンプルの耳掛
け部分および前記レンズフレ−ムのわたり部分に設けた
ことを特徴とする電磁波シールド眼鏡 ″前記構成要素の所定部分に、電磁波シールド機能を
持った導電性塗料を塗布したことを特徴とする電磁波シ
ールド眼鏡 ″前記構成要素の所定部分に、電磁波シールド機能を
持った絶縁性塗料を塗布したことを特徴とする電磁波シ
ールド眼鏡
【0011】ここで、電磁波シールド用磁石に含まれる
キトサン反応液は、後述のように例えばキトサンとNa
OHとの反応液でありマイナスイオン化しており、導電
性部材(例えば眼鏡フレ−ム)に入射した電磁波の誘起
電流はこの電磁波シールド用磁石にいわば吸収されるこ
とになる。
【0012】図1は、本発明の電磁波シールド部材の概
念を示す説明図であり、1は導電性部材、2はキトサン
との反応液を含ませた電磁波シールド用磁石、3は導電
性部材1の表面に塗布され電磁波シールド機能を持った
導電性塗料、P1 は入射電磁波、Rは反射損失、Aは吸
収損失、Bは多重損失、P2 は透過電磁波をそれぞれ示
している。
【0013】なお、 ・反射損失Rは、入射電磁波P1 が電磁波シールド部材
の表面で反射することに基づく損失 ・吸収損失Aは、入射電磁波P1 が電磁波シールド部材
の内部で電流を誘起することに基づく損失 ・多重損失Bは、入射電磁波P1 が電磁波シールド部材
の中から空間にでるときに反射、吸収されることに基づ
く損失であり、シールド効果SE(dB)はSE=R+A+
Bで表される。なお、多重損失Bは他の損失に比べて十
分小さく無視できるほどである。
【0014】前述のように、入射電磁波P1 の誘起電流
の程度は電磁波シールド用磁石の存在により大きくな
り、また、入射電磁波P1 は導電性塗料3などによって
反射、吸収されるので、入射電磁波P1 の反射損失R、
吸収損失A、多重損失Bが大きくなり、透過電磁波P2
の強さはこの全損失分だけ弱まる。なお、導電性部材1
の裏面に電磁波シールド機能を持った絶縁性塗料を塗布
すれば、電磁波シールド部材に入射してきた電磁波を吸
収することができる。
【0015】このように電磁波シールド機能を持った導
電性塗料などを塗布し、またキトサンとの反応液を含ま
せた電磁波シールド用磁石を設けた電磁波シールド部材
の抵抗率や電磁波減衰率は、 ・表面抵抗率(導電性塗料の厚みが25ミクロンの電磁
波シールド部材に対し、JIS基準測定法で500Vの
電圧を使用して2.5cm の間隔を置いて測定したときの
値)が2Ω/cm2 以下 ・この表面抵抗率に対応の体積抵抗率が5.0 ×1/103
Ω・cm(JIS−K6911に準拠) ・電磁波減衰率(導電性塗料および絶縁性塗料の厚みが
それぞれ25ミクロンの電磁波シールド部材に対し、3
0〜1000メガヘルツの電磁波を送ったときの値)が
40〜65デシベルであった。
【0016】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図2乃至図
10を用いて説明する。本発明は、前述のように、眼鏡
など、および電磁波発生源や、不要な電磁波を受ける医
療電子機器などの各種物品に適用できるものであるが、
以下の実施の形態では、説明の便宜上、眼鏡を対象とす
る。
【0017】図2は、電磁波シールド用磁石を設けた眼
鏡を示す説明図であり、4は導電性のテンプル、5は耳
掛け部分、6は耳掛け部分5に設けた電磁波シールド用
磁石、7は導電性のレンズフレ−ム、8はわたり部
分、、9はわたり部分8に設けた電磁波シールド用磁石
をそれぞれ示している。テンプル4やレンズフレ−ム7
の材質は導電性のものであれば任意であり、金属や樹脂
などが用いられる。
【0018】導電性のテンプル4に取り付ける電磁波シ
ールド用磁石6は直径2〜3mmの柱状、円錐状のもの
で、耳掛け部分5の内面(頭側)に形成した孔部に埋め
込まれ、その上から樹脂でコ−ティングされている。
【0019】導電性のレンズフレ−ム7に取り付ける電
磁波シールド用磁石9はわたり部分8と類似の形状のも
ので、エポシキ樹脂などによって接着されている。
【0020】なお、電磁波シールド用磁石6、9の形状
や取り付け方は任意であり、例えばレンズフレ−ム7の
わたり部分8に孔部を形成してそこに電磁波シールド用
磁石6と同様のものを埋め込んだり、テンプル4の耳掛
け部分5にこれと対応する形状の電磁波シールド用磁石
を接着するようにしてもよい。
【0021】図2の場合、人体のいわゆる「つぼ」に相
当する箇所に電磁波シールド用磁石6、9を設けている
が、当該磁石の設置箇所はこの3箇所に限定されるもの
ではない。
【0022】図3は、電磁波シールド用磁石の作成手順
の一例を示す説明図であり、その内容は次のようになっ
ている。 (1) 1000ccの水に5mgの水酸化ナトリュウムを入れ
て40〜50℃で10分ほど混合する。 (2) この液を80〜90℃に加熱し、キトサン(粉末)
を入れて30分ほど当該温度を維持する。 (3) この液に、テンプルやレンズフレ−ムに取り付ける
ときの形状にした磁石を入れ、さらに10〜20分ほど
80〜90℃の温度を維持する。 (4) この液を常温にしてから1〜2日ほど放置する。 (5) 磁石を乾燥させる(液をきる)。
【0023】ステップ(1) で用いる水酸化ナトリュウム
は強アルカリ性物質の一例であり、水にはキトサンの粒
子を細かくするための酵素が入っている。
【0024】このようにして作成された電磁波シールド
用磁石は、その孔部に、キトサンと水酸化ナトリュウム
との反応液を含滲した状態であり、マイナスイオン化し
ている。
【0025】図4乃至図7は、電磁波シールド機能を持
つ導電性塗料や絶縁性塗料を塗布した電磁波シールド眼
鏡の全体構成例を示す説明図であり、10は眼鏡、11は電
磁波シールド機能を持ち眼鏡10の所定部分に塗布された
導電性塗料、12は電磁波シールド機能を持ち眼鏡10の所
定部分に塗布された絶縁性塗料、13は電磁波シールド機
能を持ち眼鏡10のレンズ表面に塗布された透明な導電性
塗料をそれぞれ示している。
【0026】図4乃至図7の眼鏡は、図2および図3で
示した電磁波シールド用磁石の設置に加えて、これらの
導電性塗料や絶縁性塗料を塗布することにより、電磁波
シールド機能を確実なものにしたものである。なお、電
磁波シールド用磁石の図示は省略している。
【0027】ここで、 ・図4の眼鏡10は、レンズフレ−ムの表面側部分とテン
プルの表面側部分とに導電性塗料11を塗布したものであ
り、 ・図5の眼鏡10は、レンズフレ−ムの上側部分とテンプ
ルの表面側部分とに導電性塗料11を塗布し、また、その
レンズフレ−ムの下側部分とテンプルの裏面側部分とに
絶縁性塗料12を塗布したものであり、 ・図6の眼鏡10は、レンズフレ−ムの表面側部分とテン
プルの表面側部分とに導電性塗料11を塗布し、また、そ
のレンズフレ−ムの裏面側部分とテンプルの裏面側部分
とに絶縁性塗料12を塗布したものであり、 ・図7の眼鏡10は、レンズの表面側部分に透明な導電性
塗料13を塗布したものである。
【0028】パソコンや携帯電話、電子レンジなどの各
種電子機器から発生する電磁波は、眼鏡やマスクの所定
部分に塗布された導電性塗料11、13、21や絶縁性塗料1
2、22によって反射、吸収などの作用を受けることにな
り、その結果、人体に影響を与える電磁波エネルギ−が
低減する。
【0029】図5および図6の眼鏡の場合、例えば、 ・レンズフレ−ムおよびテンプルそれぞれの表面側部分
に塗布した導電性塗料11などで電磁波を反射させ、また
は電磁波を吸収し、 ・レンズフレ−ムおよびテンプルそれぞれの裏面側部分
に塗布した絶縁性塗料12で(導電性塗料11の部分を透過
してきた)電磁波を吸収している。なお、絶縁性塗料12
の部分は誘電分極を生じることによって電磁波エネルギ
−を吸収する。
【0030】以上の塗布指定部分(レンズフレ−ムの表
面側部分など)のどの範囲に導電性塗料11、13や絶縁性
塗料12を塗布するかは任意であり、例えばテンプルの表
面側部分に導電性塗料11を塗布する場合に当該テンプル
の耳掛部のみを塗布対象としてもよい。
【0031】また、導電性塗料11および絶縁性塗料12そ
れぞれの塗布部分が図4乃至図7で開示のものに限定さ
れないことは勿論である。例えばレンズフレ−ムやテン
プル、レンズなどの裏面側部分に導電性塗料11を塗布し
てもよく、図7の場合にはさらに、レンズの裏面側部分
に絶縁性塗料12を塗布したり、レンズフレ−ムに導電性
塗料11を塗布するようにしてもよい。
【0032】図8は、電磁波シールド機能を持った導電
性塗料を作成してレンズフレ−ムなどに塗布するときの
処理手順を示す説明図であり、その内容は次のようにな
っている。 (11)市販のシリコン樹脂液に導電性顔料などを混合す
る。混合割合は例えばシリコン樹脂液が40%、導電性
顔料などが60%(スズ23%、チタン18%、ニッケ
ル粉末13%、バリュ−ム4%、セリサイト1〜2%な
ど)である。なお、全体に対するシリコン樹脂液の割合
としては例えば25%〜65%の範囲をとりえる。 (12)ケロシン、グリコ−ルを添加後、約60〜70℃になる
まで加熱する。 (13)約60℃〜70℃の温度を維持しながら約40分間加熱融
合する。 (14)融合した導電性塗料を約120 ℃から160 ℃に加熱
し、洗浄したレンズフレームなどにこれを吹き付けた
り、刷毛塗りしたりする。
【0033】図7のレンズ表面に塗布される透明な導電
性塗料13としては、例えば、エポキシ樹脂50〜70%
にスズ49%〜28%、セリサイト1〜2%を混合して
加熱したものを用い、その塗布処理はIPメッキにより
行なっている。すなわち、当該導電性塗料をレンズ表面
に真空蒸着している。
【0034】以上の方法で作成した導電性塗料(断面積
2.42cm2 、長さ33.3cmの角柱形状部分)の比抵抗(Ω・
cm)として18.9×10-5が得られた。すなわちこの導電性
塗料は高い導電性を示し、電磁波シールド機能に優れて
いるものである。
【0035】図9は、電磁波シールド機能を持った絶縁
性塗料を作成してレンズフレームなどに塗布するときの
処理手順を示す説明図であり、その内容は次のようにな
っている。 (21)市販のエポキシ樹脂液またはポリウレタン樹脂液に
絶縁性顔料などを混合する。混合割合は例えばエポキシ
樹脂液またはポリウレタン樹脂液が30%、絶縁性顔料
などが70%(鉛粉18〜19%、リン酸カルシウム1
2%、ゴム液12%、アコヤ貝粉末9%、ワニス8%、
石灰石6%、アルミナ3%、サリチル酸1%、紫外線硬
化剤など)である。なお、全体に対するエポキシ樹脂液
またはポリウレタン樹脂液の割合としては例えば15%
〜55%の範囲をとりえる。 (22)ケロシン、グリコ−ルを添加後、約60℃〜120 ℃に
なるまで加熱する。 (23)約60℃〜120 ℃の温度を維持しながら約40分間加熱
融合する。 (24)融合した絶縁性塗料を約120 ℃から160 ℃に加熱
し、洗浄したレンズフレームなどにこれを吹きつけた
り、刷毛塗りしたりする。
【0036】図10は、導電性塗料および絶縁性塗料を
塗布したときの表面塗装部の形状例(断面図)を示して
いる。イ、ロ、ハ、ニいずれの表面塗装形状にするかは
任意であり、またこれ以外の形状にしても良い。
【0037】
【発明の効果】このように、本発明では、キトサンとの
反応液を含ませた電磁波シ−ルド用磁石を導電性部材に
設けることにより、この導電性部材が受ける電磁波エネ
ルギ−を当該磁石のマイナスイオン化に基づいて吸収
し、さらには電磁波シ−ルド機能を持った導電性塗料や
絶縁性塗料を当該導電性部材に塗布して電磁波エネルギ
−を反射・吸収している。
【0038】これらの電磁波シ−ルド用磁石や導電性塗
料、絶縁性塗料を、 ・日常生活において身につける眼鏡、マスク、エプロ
ン、イヤリングなどの導電性部分 ・携帯電話、ブラウン管、電子レンジ、車のエンジン、
電気かみそりやドライヤ−のモ−タ部分などの各種の電
磁波発生源の導電性周辺部 ・医療電子機器などの導電性匡体などに設けたり、塗布
することにより、電磁波の人体へ悪影響を抑止し、また
不要電磁波に基づく医療電子機器などの誤動作を防止す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の、電磁波シールド機能の概念を示す説
明図である。
【図2】本発明の、電磁波シールド用磁石を設けた眼鏡
を示す説明図である。
【図3】本発明の、電磁波シールド用磁石の作成手順を
示す説明図である。
【図4】本発明の、レンズフレ−ムおよびテンプルそれ
ぞれの表面側部分に導電性塗料を塗布した眼鏡を示す説
明図である。
【図5】本発明の、レンズフレ−ムの上側部分とテンプ
ルの表面側部分とに導電性塗料を塗布し、レンズフレ−
ムの下側部分とテンプルの裏面側部分とに絶縁性塗料を
塗布した眼鏡を示す説明図である。
【図6】本発明の、レンズフレ−ムおよびテンプルそれ
ぞれの表面側部分に導電性塗料を塗布し、レンズフレ−
ムおよびテンプルそれぞれの裏面側部分に絶縁性塗料を
塗布した眼鏡を示す説明図である。
【図7】本発明の、レンズの表面側部分に透明な導電性
塗料を塗布した眼鏡を示す説明図である。
【図8】本発明の、電磁波シールド機能を持った導電性
塗料を作成してレンズフレ−ムなどに塗布するときの処
理手順を示す説明図である。
【図9】本発明の、電磁波シールド機能を持った絶縁性
塗料を作成してレンズフレームなどに塗布するときの処
理手順を示す説明図である。
【図10】本発明の、導電性塗料および絶縁性塗料を塗
布したときの表面塗装部の形状例(断面図)を示す説明
図である。
【符号の説明】
1 :入射電磁波 R :反射損失 A :吸収損失 B :多重損失 P2 :透過電磁波 SE:シールド効果 1 :導電性部材 2 :キトサンとの反応液を含ませた電磁波シールド用
磁石 3 :電磁波シールド機能を持った導電性塗料 4 :導電性のテンプル 5 :耳掛け部分 6 :耳掛け部分に設けた電磁波シールド用磁石 7 :導電性のレンズフレ−ム 8 :わたり部分 9 :わたり部分に設けた電磁波シールド用磁石 10 :眼鏡 11 :導電性塗料 12 :絶縁性塗料 13 :透明な導電性塗料

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 キトサンとの反応液を含ませたことを特
    徴とする電磁波シールド用磁石。
  2. 【請求項2】 導電性部材に、キトサンとの反応液を含
    ませた電磁波シールド用磁石を設けたことを特徴とする
    電磁波シールド部材。
  3. 【請求項3】 前記導電性部材の所定部分に、電磁波シ
    ールド機能を持った導電性塗料を塗布したことを特徴と
    する請求項2記載の電磁波シールド部材。
  4. 【請求項4】 前記導電性部材の所定部分に、電磁波シ
    ールド機能を持った絶縁性塗料を塗布したことを特徴と
    する請求項2または3記載の電磁波シールド部材。
  5. 【請求項5】 導電性のテンプルや導電性のレンズフレ
    −ムの構成要素に、キトサンとの反応液を含ませた電磁
    波シールド用磁石を設けたことを特徴とする電磁波シー
    ルド眼鏡。
  6. 【請求項6】 前記電磁波シールド用磁石を、前記テン
    プルの耳掛け部分および前記レンズフレ−ムのわたり部
    分に設けたことを特徴とする請求項5記載の電磁波シー
    ルド眼鏡。
  7. 【請求項7】 前記構成要素の所定部分に、電磁波シー
    ルド機能を持った導電性塗料を塗布したことを特徴とす
    る請求項5または6記載の電磁波シールド眼鏡。
  8. 【請求項8】 前記構成要素の所定部分に、電磁波シー
    ルド機能を持った絶縁性塗料を塗布したことを特徴とす
    る請求項5ないし7記載の電磁波シールド眼鏡。
JP9275280A 1997-03-19 1997-09-21 電磁波シールド用磁石、電磁波シールド部材および電磁波シールド眼鏡 Pending JPH10321425A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020070403A (ja) * 2018-11-02 2020-05-07 聖 森山 電磁波シールド塗料
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