JPH10321089A - 開閉器の絶縁操作装置 - Google Patents

開閉器の絶縁操作装置

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Publication number
JPH10321089A
JPH10321089A JP12742397A JP12742397A JPH10321089A JP H10321089 A JPH10321089 A JP H10321089A JP 12742397 A JP12742397 A JP 12742397A JP 12742397 A JP12742397 A JP 12742397A JP H10321089 A JPH10321089 A JP H10321089A
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JP
Japan
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operating device
wipe
contact
fitting
insulating rod
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Application number
JP12742397A
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English (en)
Inventor
Eiji Morifuji
英二 森藤
Taichi Maeda
多一 前田
Toshimasa Maruyama
稔正 丸山
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H33/00High-tension or heavy-current switches with arc-extinguishing or arc-preventing means
    • H01H33/02Details
    • H01H33/42Driving mechanisms
    • H01H2033/426Details concerning the connection of the isolating driving rod to a metallic part

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、開極動作時の衝撃荷重の絶縁樹脂
への影響を低減させ、絶縁ロッドの破損を防止するとと
もに、コロナ防止ばねを省略することを目的とするもの
である。 【解決手段】 絶縁ロッド21の埋金21cに接圧ばね
13を受けるフランジ部21dを設け、またワイプ金具
22を円筒状とし、その側面部に円周方向に間隔をおい
て複数のワイプ測定用孔22aを設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えば真空遮断
器などの開閉器に設けられ、可動接点を操作するための
開閉器の絶縁操作装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図7は従来の真空遮断器の一例の閉極状
態を示す構成図、図8は図7の開極状態を示す構成図で
ある。図において、真空スイッチ1は、固定接点2及び
可動接点3を有している。可動接点3には、絶縁ロッド
4が連結されている。絶縁ロッド4には、ワイプ金具5
が連結されている。ワイプ金具5には、接続用金具6が
溶接されている。接続用金具6には、ロッドエンド7が
止めナット8により接続されている。可動接点3を固定
接点2に接離させる操作装置本体9は、リンク機構10
を介してロッドエンド7に連結されている。
【0003】図9は図7の絶縁ロッド4及びワイプ金具
5の動作を説明するための要部断面であり、(a)は開
極位置、(b)は動作途中、(c)は閉極位置をそれぞ
れ示している。図において、絶縁ロッド4は、絶縁樹脂
4aと、この絶縁樹脂4aに一体に設けられている埋金
4b,4cとを有している。埋金4cには、ボルト11
が螺着されている。ボルト11と埋金4cとの間には、
ワイプ金具5の埋金4cからの抜けを阻止する座金12
が設けられている。絶縁ロッド4の絶縁樹脂4aとワイ
プ金具5との間には、可動接点3に接圧を与える接圧ば
ね13が設けられている。埋金4cとワイプ金具5との
間には、コロナ防止ばね14が設けられている。
【0004】また、図10は図9のワイプ金具5を示す
平面図、図11は図9のワイプ金具5及び接続用金具6
を示す正面図、図12は図11の断面図である。
【0005】次に、動作について説明する。まず、真空
遮断器の開極操作時には、ロッドエンド7が操作装置本
体9により一定のストローク(A1)だけ下方へ移動さ
れ、接続用金具6及びワイプ金具5も同ストロークだけ
移動される。このような動作中、初期は、接圧ばね13
及びコロナ防止ばね14が伸びる。その後、座金12と
ワイプ金具5とが衝突した時点から、絶縁ロッド4が下
方へ移動され、所定の開極寸法(A2)まで可動接点3
が開極される。
【0006】また、閉極操作時には、ロッドエンド7が
操作装置本体9により一定のストローク(A1)だけ上
方へ移動され、接続用金具6及びワイプ金具5も同スト
ロークだけ移動される。このような動作中、可動接点3
が固定接点2に当接した時点から、絶縁ロッド4の上方
への移動が規制され、ワイプ金具5により接圧ばね13
及びコロナ防止ばね14が圧縮されながら所定のワイプ
寸法(A3)まで閉極される。
【0007】さらに、ワイプ寸法(A3)及び開極寸法
(A2)の調整は、止めナット8を緩め、接続用金具6
及びワイプ金具5を回転させロッドエンド7の位置を移
動させることにより行われる。そして、ワイプ寸法(A
3)の確認は、座金12とワイプ金具5との間の隙間を
測定することにより行われる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上記のように構成され
た従来の真空遮断器においては、開極動作が開始された
直後、接圧ばね13及びコロナ防止ばね14が急激に伸
び、座金12とワイプ金具5が衝突するため、過大な衝
撃荷重が絶縁樹脂4aから埋金4cを引き抜くように作
用し、強度的に不利な絶縁樹脂4aとの接合部分で破損
が生じる恐れがあった。また、ワイプ金具5と埋金4c
との嵌め込み部分に微小ギャップ15が生じ、埋金4c
が電気的に中間電位となり、コロナ放電を生じる恐れが
あるため、コロナ防止ばね14を設ける必要があった。
【0009】さらに、ワイプ寸法を測定する場合、ワイ
プ金具5及び接続用金具6の開口部からワイプ金具5内
を目視する必要があるが、図9に示すように開口部は2
箇所しかなく、また図7に示すように真空遮断器の外部
からのワイプ確認の方向が1方向のみであることから、
ワイプ金具5の開口部がワイプ確認の方向と重なったと
き、即ち1/2回転毎にしかワイプ寸法の測定を行うこ
とができなかった。さらにまた、接続用金具6及びワイ
プ金具5の形状が角形状のため、電界が高く、相間寸法
を広げる必要があった。
【0010】この発明は、上記のような問題点を解決す
ることを課題としてなされたものであり、開極動作時の
衝撃荷重の絶縁樹脂への影響を低減させ、コロナ防止ば
ねを省略でき、また微調整が可能で、電界を緩和するこ
とができる開閉器の絶縁操作装置を得ることを目的とす
る。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明に係る開
閉器の絶縁操作装置は、可動接点を固定接点に接離させ
るための操作装置本体と、この操作装置本体と可動接点
との間に接続されているとともに、絶縁樹脂及びこの絶
縁樹脂に一体に設けられている埋金を有しており、可動
接点とともに往復動する絶縁ロッドと、この絶縁ロッド
と操作装置本体との間に設けられ、かつ埋金の端部が摺
動自在に挿通されているワイプ金具と、このワイプ金具
と絶縁ロッドとの間に設けられ、絶縁ロッドを介して可
動接点に接圧を与える接圧ばねと、埋金に設けられ、可
動接点が固定接点から開離する方向への埋金に対するワ
イプ金具の移動を規制するストッパとを備えている開閉
器の絶縁操作装置において、埋金に、接圧ばねを受ける
フランジ部を設けたものである。
【0012】請求項2の発明に係る開閉器の絶縁操作装
置は、埋金に一体に形成されているとともに、接圧ばね
に接する部分が露出するように絶縁樹脂に埋め込まれて
いるフランジ部を用いたものである。
【0013】請求項3の発明に係る開閉器の絶縁操作装
置は、フランジ部として、埋金が貫通しているリング部
材を用い、埋金には、接圧ばねの押圧方向へのリング部
材の移動を規制する段部を形成したものである。
【0014】請求項4の発明に係る開閉器の絶縁操作装
置は、可動接点を固定接点に接離させるための操作装置
本体と、この操作装置本体と可動接点との間に接続さ
れ、可動接点とともに往復動する絶縁ロッドと、この絶
縁ロッドと操作装置本体との間に設けられ、かつ絶縁ロ
ッドの端部が摺動自在に挿通されているワイプ金具と、
このワイプ金具と絶縁ロッドとの間に設けられ、絶縁ロ
ッドを介して可動接点に接圧を与える接圧ばねと、絶縁
ロッドに設けられ、可動接点が固定接点から開離する方
向への絶縁ロッドに対するワイプ金具の移動を規制する
ストッパとを備えている開閉器の絶縁操作装置におい
て、ワイプ金具の外形を円筒状とし、かつワイプ金具と
ストッパとの間の間隔を測定するための複数のワイプ測
定用孔を、円周方向に互いに間隔をおいてワイプ金具に
設けたものである。
【0015】請求項5の発明に係る開閉器の絶縁操作装
置は、可動接点の開極寸法を測定する第1のセンサと、
ワイプ金具の移動寸法を測定する第2のセンサと、第1
及び第2のセンサからの情報によりワイプ寸法を求めて
自動的に監視する監視部とを備えたものである。
【0016】請求項6の発明に係る開閉器の絶縁操作装
置は、第1のセンサとして、絶縁ロッドの移動量を測定
する絶縁ロッド位置検出センサを用い、第2のセンサと
して、ワイプ金具と操作装置本体との間に接続されてい
るロッドエンドの移動量を測定するロッドエンド位置検
出センサを用いたものである。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
について説明する。 実施の形態1.図1はこの発明の実施の形態1による真
空遮断器の絶縁操作装置の動作を説明するための要部断
面図であり、(a)は開極位置、(b)は動作途中、
(c)は閉極位置をそれぞれ示している。図において、
可動接点3(図7)に接続されている絶縁ロッド21
は、絶縁樹脂21aと、この絶縁樹脂21aに一体に設
けられている埋金21b,21cとを有している。埋金
21cには、ボルト11が螺着されている。ボルト11
と埋金21cとの間には、ストッパとしての座金12が
設けられている。
【0018】埋金21cの端部は、円筒状のワイプ金具
22に摺動自在に挿通されている。ワイプ金具22の埋
金21cからの抜けは、座金12により阻止されてい
る。絶縁ロッド21とワイプ金具22との間には、絶縁
ロッド21を介して可動接点3に接圧を与える接圧ばね
13が設けられている。埋金21cには、接圧ばね13
を受けるフランジ部21dが一体に形成されている。フ
ランジ部21dは、接圧ばね13に接する部分が露出す
るように絶縁樹脂21aに埋め込まれている。また、ワ
イプ金具22には、座金12との間の間隔を測定するた
めの複数のワイプ測定用孔22aが円周方向に互いに等
間隔をおいて設けられている。
【0019】ワイプ金具22には、接続用金具23が螺
着されている。接続用金具23には、ロッドエンド7が
止めナット8により接続されている。可動接点3を固定
接点2に接離させるための操作装置本体9(図7)は、
リンク機構10(図7)を介してロッドエンド7に連結
されている。なお、真空遮断器全体の構成は、図7と同
様である。
【0020】また、図2は図1のワイプ金具22を示す
平面図、図3は図1のワイプ金具22及び接続用金具2
3を示す正面図、図4は図3の断面図である。
【0021】次に、動作について説明する。まず、真空
遮断器の開極操作時には、ロッドエンド7が操作装置本
体9により一定のストローク(A1)だけ下方へ移動さ
れ、接続用金具23及びワイプ金具22も同ストローク
だけ移動される。このような動作中、初期は接圧ばね1
3が伸び、その後座金12とワイプ金具22とが衝突し
た時点から、絶縁ロッド21が下方へ移動され、所定の
開極寸法(A2)まで可動接点3が開極される。
【0022】また、閉極操作時には、ロッドエンド7が
操作装置本体9により一定のストローク(A1)だけ上
方へ移動され、接続用金具23及びワイプ金具22も同
ストロークだけ移動される。このような動作中、可動接
点3が固定接点2に当接した時点から、絶縁ロッド21
の上方への移動が規制され、ワイプ金具22により接圧
ばね13が圧縮されながら所定のワイプ寸法(A3)ま
で閉極される。
【0023】さらに、ワイプ寸法(A3)及び開極寸法
(A2)の調整は、止めナット8を緩め、接続用金具2
3及びワイプ金具22を回転させロッドエンド7の位置
を移動させることにより行われる。また、接点2,3の
消耗等により変化するワイプ寸法(A3)の確認は、ワ
イプ測定用孔22aからゲージを挿入するなどして、座
金12とワイプ金具22との間の隙間を測定することに
より行われる。
【0024】このような絶縁操作装置では、座金12と
ワイプ金具22とが衝突したときの過大な衝撃荷重の絶
縁樹脂21aへの影響が、埋金21cのフランジ部21
dにより大幅に低減され、絶縁ロッド21の破損が防止
される。また、接圧ばね13が埋金21cのフランジ部
21dに接触しているため、埋金21cが中間電位とな
ることがなく、コロナ防止ばねが不要となる。
【0025】さらに、接続用金具23及びワイプ金具2
2を円筒状に構成し、ワイプ測定用孔22aを周方向に
一定の角度で設けたため、ワイプ確認方向が一方向であ
っても、ワイプ測定用孔22aの設定角度を小さくする
(孔の数を増やす)ことによって微調整が可能である。
また、接続用金具23及びワイプ金具22の外形が円筒
形状であるため、充電側にワイプ装置を設ける場合にも
電界が改善され、装置全体の縮小化が可能である。
【0026】実施の形態2.次に、図5はこの発明の実
施の形態2による真空遮断器の絶縁操作装置の要部断面
図である。図において、可動接点3(図7)に接続され
ている絶縁ロッド25は、絶縁樹脂25aと、この絶縁
樹脂25aに一体に設けられている埋金25b,25c
とを有している。埋金25cは、フランジ部としてのリ
ング部材(座金)26が挿通されている。リング部材2
6とワイプ金具22との間には、絶縁ロッド25を介し
て可動接点3に接圧を与える接圧ばね13が設けられて
いる。埋金25cには、接圧ばね13の押圧方向へのリ
ング部材26の移動を規制する段部25dが形成されて
いる。他の構成は、上記実施の形態1と同様である。
【0027】このように、フランジ部として別部材のリ
ング部材26を使用しても、座金12とワイプ金具22
とが衝突したときの過大な衝撃荷重の絶縁樹脂25aへ
の影響が大幅に低減され、絶縁ロッド25の破損が防止
される。
【0028】実施の形態3.次に、図6はこの発明の実
施の形態3による真空遮断器の絶縁操作装置の動作を説
明するための要部断面図であり、(a)は開極位置、
(b)は動作途中、(c)は閉極位置をそれぞれ示して
いる。図において、遮断器本体フレーム(図示せず)に
は、絶縁ロッド21の移動量を測定する第1のセンサと
しての絶縁ロッド位置検出センサ31と、ロッドエンド
7の移動量を測定する第2のセンサとしてのロッドエン
ド位置検出センサ32とが設けられている。これらのセ
ンサ31,32は、監視部(演算表示部)33に接続さ
れている。
【0029】絶縁ロッド位置検出センサ31は、絶縁ロ
ッド21の動きから可動接点3の開極寸法を測定するた
めのものである。また、ロッドエンド位置検出センサ3
2は、ロッドエンド7の動きからワイプ金具22の移動
寸法を測定するためのものである。さらに、監視部33
は、各センサ31,32からの情報によりワイプ寸法を
求めて自動的に監視する。
【0030】このような絶縁操作装置では、絶縁ロッド
位置検出センサ31により開極寸法(A2)を、ロッド
エンド位置検出センサ32より開極寸法(A2)+ワイ
プ寸法(A3)を得ることが可能である。従って、真空
遮断器を操作(開路・閉路)することにより、監視部3
3に信号が送られ、開極寸法(A2)及びワイプ寸法
(A3)の自動監視が行われる。このため、保守の省力
化、機器寿命の正確な判定等を容易に行うことができ
る。
【0031】なお、上記の例では真空遮断器について説
明したが、他の開閉器の絶縁操作装置にもこの発明は適
用できる。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明の
開閉器の絶縁操作装置は、埋金に接圧ばねを受けるフラ
ンジ部を設けたので、開極動作時の衝撃荷重の絶縁樹脂
への影響を大幅に低減させることができ、絶縁ロッドの
破損を防止することができるとともに、コロナ防止ばね
を省略することができる。
【0033】請求項2の発明の開閉器の絶縁操作装置
は、フランジ部を埋金に一体に形成したので、構成を簡
単にして部品点数を削減することができる。
【0034】請求項3の発明の開閉器の絶縁操作装置
は、フランジ部として、埋金が貫通しているリング部材
を用い、埋金には、接圧ばねの押圧方向へのリング部材
の移動を規制する段部を形成したので、開極動作時の衝
撃荷重の絶縁樹脂への影響を大幅に低減させることがで
き、絶縁ロッドの破損を防止することができるととも
に、コロナ防止ばねを省略することができる。
【0035】請求項4の発明の開閉器の絶縁操作装置
は、ワイプ金具の外形を円筒状とし、かつワイプ金具と
ストッパとの間の間隔を測定するための複数のワイプ測
定用孔を、円周方向に互いに間隔をおいてワイプ金具に
設けたので、微調整が可能で、電界を緩和することがで
き、開閉器全体を小形化することができる。
【0036】請求項5の発明の開閉器の絶縁操作装置
は、可動接点の開極寸法を測定する第1のセンサと、ワ
イプ金具の移動寸法を測定する第2のセンサと、第1及
び第2のセンサからの情報によりワイプ寸法を求めて自
動的に監視する監視部とを備えたので、ワイプ寸法の管
理をより正確かつ容易に行える。
【0037】請求項6の発明の開閉器の絶縁操作装置
は、第1のセンサとして、絶縁ロッドの移動量を測定す
る絶縁ロッド位置検出センサを用い、第2のセンサとし
て、ワイプ金具と操作装置本体との間に接続されている
ロッドエンドの移動量を測定するロッドエンド位置検出
センサを用いたので、簡単な構成で開極寸法とワイプ金
具の移動寸法とを測定することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1による真空遮断器の
絶縁操作装置の動作を説明するための要部断面図であ
る。
【図2】 図1のワイプ金具を示す平面図である。
【図3】 図1のワイプ金具及び接続用金具を示す正面
図である。
【図4】 図3の断面図である。
【図5】 この発明の実施の形態2による真空遮断器の
絶縁操作装置の要部断面図である。
【図6】 この発明の実施の形態3による真空遮断器の
絶縁操作装置の動作を説明するための要部断面図であ
る。
【図7】 従来の真空遮断器の一例の閉極状態を示す構
成図である。
【図8】 図7の開極状態を示す構成図である。
【図9】 図7の絶縁ロッド4及びワイプ金具5の動作
を説明するための要部断面である。
【図10】 図9のワイプ金具を示す平面図である。
【図11】 図9のワイプ金具及び接続用金具を示す正
面図である。
【図12】 図11の断面図である。
【符号の説明】
2 固定接点、3 可動接点、7 ロッドエンド、9
操作装置本体、12座金(ストッパ)、13 接圧ば
ね、21,25 絶縁ロッド、21a,25a絶縁樹
脂、21c,25c 埋金、21d フランジ部、22
ワイプ金具、22a ワイプ測定用孔、25d 段
部、26 リング部材(フランジ部)、31 絶縁ロッ
ド位置検出センサ(第1のセンサ)、32 ロッドエン
ド位置検出センサ(第2のセンサ)、33 監視部。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 可動接点を固定接点に接離させるための
    操作装置本体と、 この操作装置本体と上記可動接点との間に接続されてい
    るとともに、絶縁樹脂及びこの絶縁樹脂に一体に設けら
    れている埋金を有しており、上記可動接点とともに往復
    動する絶縁ロッドと、 この絶縁ロッドと上記操作装置本体との間に設けられ、
    かつ上記埋金の端部が摺動自在に挿通されているワイプ
    金具と、 このワイプ金具と上記絶縁ロッドとの間に設けられ、上
    記絶縁ロッドを介して上記可動接点に接圧を与える接圧
    ばねと、 上記埋金に設けられ、上記可動接点が上記固定接点から
    開離する方向への上記埋金に対する上記ワイプ金具の移
    動を規制するストッパとを備えている開閉器の絶縁操作
    装置において、 上記埋金には、上記接圧ばねを受けるフランジ部が設け
    られていることを特徴とする開閉器の絶縁操作装置。
  2. 【請求項2】 フランジ部は、埋金に一体に形成されて
    いるとともに、接圧ばねに接する部分が露出するように
    絶縁樹脂に埋め込まれていることを特徴とする請求項1
    記載の開閉器の絶縁操作装置。
  3. 【請求項3】 フランジ部は、埋金が貫通しているリン
    グ部材であり、上記埋金には、接圧ばねの押圧方向への
    上記リング部材の移動を規制する段部が形成されている
    ことを特徴とする請求項1記載の開閉器の絶縁操作装
    置。
  4. 【請求項4】 可動接点を固定接点に接離させるための
    操作装置本体と、 この操作装置本体と上記可動接点との間に接続され、上
    記可動接点とともに往復動する絶縁ロッドと、 この絶縁ロッドと上記操作装置本体との間に設けられ、
    かつ上記絶縁ロッドの端部が摺動自在に挿通されている
    ワイプ金具と、 このワイプ金具と上記絶縁ロッドとの間に設けられ、上
    記絶縁ロッドを介して上記可動接点に接圧を与える接圧
    ばねと、 上記絶縁ロッドに設けられ、上記可動接点が上記固定接
    点から開離する方向への上記絶縁ロッドに対する上記ワ
    イプ金具の移動を規制するストッパとを備えている開閉
    器の絶縁操作装置において、 上記ワイプ金具は、その外形が円筒状になっており、上
    記ストッパとの間の間隔を測定するための複数のワイプ
    測定用孔が円周方向に互いに間隔をおいて設けられてい
    ることを特徴とする開閉器の絶縁操作装置。
  5. 【請求項5】 可動接点の開極寸法を測定する第1のセ
    ンサと、ワイプ金具の移動寸法を測定する第2のセンサ
    と、上記第1及び第2のセンサからの情報によりワイプ
    寸法を求めて自動的に監視する監視部とを備えているこ
    とを特徴とする請求項4記載の開閉器の絶縁操作装置。
  6. 【請求項6】 第1のセンサは、絶縁ロッドの移動量を
    測定する絶縁ロッド位置検出センサであり、第2のセン
    サは、ワイプ金具と操作装置本体との間に接続されてい
    るロッドエンドの移動量を測定するロッドエンド位置検
    出センサであることを特徴とする請求項5記載の開閉器
    の絶縁操作装置。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012104242A (ja) * 2010-11-05 2012-05-31 Kyoritsu Keiki Co Ltd 開閉装置
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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