JPH103204A - 画像形成装置の帯電装置 - Google Patents
画像形成装置の帯電装置Info
- Publication number
- JPH103204A JPH103204A JP17595596A JP17595596A JPH103204A JP H103204 A JPH103204 A JP H103204A JP 17595596 A JP17595596 A JP 17595596A JP 17595596 A JP17595596 A JP 17595596A JP H103204 A JPH103204 A JP H103204A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- charging roller
- charging
- case
- image forming
- pressing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 ローラ帯電方式の帯電装置における帯電ロー
ラとクリーニング部材の接触性状を改善して帯電ムラや
異常画像の発生を防止する。 【解決手段】 帯電ローラケース31の上面へのアーム
40先端の当接位置を、スプリング33による付勢位置
と一致させ、アーム40による下向きの荷重F1とスプ
リング33による上向きの付勢力F2とを対向させる。
アーム40を帯電ローラケース31の上面へ当接させて
押し下げると、帯電ローラケース31が反り返らずにク
リーニングパッド34の全体が当たりムラのない状態で
帯電ローラ19に均一に接触する。
ラとクリーニング部材の接触性状を改善して帯電ムラや
異常画像の発生を防止する。 【解決手段】 帯電ローラケース31の上面へのアーム
40先端の当接位置を、スプリング33による付勢位置
と一致させ、アーム40による下向きの荷重F1とスプ
リング33による上向きの付勢力F2とを対向させる。
アーム40を帯電ローラケース31の上面へ当接させて
押し下げると、帯電ローラケース31が反り返らずにク
リーニングパッド34の全体が当たりムラのない状態で
帯電ローラ19に均一に接触する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像形成装置の帯
電装置に関し、特に帯電ローラとこれをクリーニングす
る部材との接触性を改良したものに関する。
電装置に関し、特に帯電ローラとこれをクリーニングす
る部材との接触性を改良したものに関する。
【0002】
【従来の技術】複写機やファクシミリ等の画像形成装置
では、感光体、現像装置、帯電装置等を一体のケース内
に納めて作像ユニットを構成し、画像形成装置全体とし
ての小型化に資するようにすることが多くなってきてい
る。このような作像ユニットに内蔵する帯電装置は、帯
電ローラを用いて感光体表面にイオンあるいは電子を付
着させて一定電位に均一に帯電する装置を用いることが
多い。
では、感光体、現像装置、帯電装置等を一体のケース内
に納めて作像ユニットを構成し、画像形成装置全体とし
ての小型化に資するようにすることが多くなってきてい
る。このような作像ユニットに内蔵する帯電装置は、帯
電ローラを用いて感光体表面にイオンあるいは電子を付
着させて一定電位に均一に帯電する装置を用いることが
多い。
【0003】この種の作像ユニットではローラ帯電方式
の帯電装置が多く使用される。このような帯電装置の多
くは、帯電ローラを常時感光体へ圧接するように付勢
し、帯電ローラに対して接離可能に別途に保持したクリ
ーニング部材を必要時に帯電ローラに対して付勢して圧
接させてクリーニングを行うようにしている。これに対
し、図9に示すような別途の構造を有する帯電装置も提
案されている。この図9の帯電装置は、帯電ローラ1を
帯電ローラケース2に保持し、帯電ローラ1の軸受3と
帯電ローラケース2の下面との間にスプリング4、4を
配し、全体を図示せぬ回動アーム等によって押し下げて
帯電ローラ1が感光体5と接したときに、スプリング4
の付勢力によって帯電ローラ1を感光体5に均等に押し
付けて感光体5と連れ回りさせ、感光体5の表面を均一
に帯電するというものである。
の帯電装置が多く使用される。このような帯電装置の多
くは、帯電ローラを常時感光体へ圧接するように付勢
し、帯電ローラに対して接離可能に別途に保持したクリ
ーニング部材を必要時に帯電ローラに対して付勢して圧
接させてクリーニングを行うようにしている。これに対
し、図9に示すような別途の構造を有する帯電装置も提
案されている。この図9の帯電装置は、帯電ローラ1を
帯電ローラケース2に保持し、帯電ローラ1の軸受3と
帯電ローラケース2の下面との間にスプリング4、4を
配し、全体を図示せぬ回動アーム等によって押し下げて
帯電ローラ1が感光体5と接したときに、スプリング4
の付勢力によって帯電ローラ1を感光体5に均等に押し
付けて感光体5と連れ回りさせ、感光体5の表面を均一
に帯電するというものである。
【0004】また帯電ローラケース2の下面にはクリー
ニングパッド6を貼付してあり、非作像工程時に図示せ
ぬアームによってさらに帯電ローラケース2を押し下
げ、スポンジ等からなるクリーニングパッド6を強く帯
電ローラ1に接触させ、感光体5との連れ回りによって
回転する帯電ローラ1の表面との摺接により帯電ローラ
1の表面からトナーその他の異物を除去するようになっ
ている。
ニングパッド6を貼付してあり、非作像工程時に図示せ
ぬアームによってさらに帯電ローラケース2を押し下
げ、スポンジ等からなるクリーニングパッド6を強く帯
電ローラ1に接触させ、感光体5との連れ回りによって
回転する帯電ローラ1の表面との摺接により帯電ローラ
1の表面からトナーその他の異物を除去するようになっ
ている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述のよう
な作像ユニットを用いた画像形成装置では、周知のよう
に軽量化や再利用を考慮して多くの部品を樹脂製として
おり、図9に示すような帯電装置にあっては帯電ローラ
ケース2が合成樹脂製とされる。そのため、帯電ローラ
ケース2を押し下げるための力が掛かると、帯電ローラ
ケース2が撓み、これに伴って、スポンジ等の柔らかな
素材を用いることが多いクリーニングパッド6も変形
し、均一に帯電ローラ1と接触せず、当たりムラが生じ
ることがある。このような状態になると、もちろん十分
な帯電ローラ1表面のクリーニングが行えなくなるだけ
でなく、帯電ローラ1の表面に微小トナーが残り、これ
によって感光体5の帯電ムラが引き起こされ、異常画像
が発生しやすくなる。また当たりムラによって部分的に
非常に強く帯電ローラ1とクリーニングパッド6が摺接
すると、帯電ローラ1の表面にトナーフィルミングが発
生することもある。
な作像ユニットを用いた画像形成装置では、周知のよう
に軽量化や再利用を考慮して多くの部品を樹脂製として
おり、図9に示すような帯電装置にあっては帯電ローラ
ケース2が合成樹脂製とされる。そのため、帯電ローラ
ケース2を押し下げるための力が掛かると、帯電ローラ
ケース2が撓み、これに伴って、スポンジ等の柔らかな
素材を用いることが多いクリーニングパッド6も変形
し、均一に帯電ローラ1と接触せず、当たりムラが生じ
ることがある。このような状態になると、もちろん十分
な帯電ローラ1表面のクリーニングが行えなくなるだけ
でなく、帯電ローラ1の表面に微小トナーが残り、これ
によって感光体5の帯電ムラが引き起こされ、異常画像
が発生しやすくなる。また当たりムラによって部分的に
非常に強く帯電ローラ1とクリーニングパッド6が摺接
すると、帯電ローラ1の表面にトナーフィルミングが発
生することもある。
【0006】ところが従来の上述のような帯電装置で
は、上述した帯電ローラ2とクリーニングパッド6の接
触状態については本願発明者らの知る限りなんらの対策
も施されておらず、上述のような問題の発生時には、サ
ービスマンが帯電ローラ等を清掃したり、部品交換を行
ったりして対処していた。そこで本発明は、帯電ローラ
とクリーニング部材の接触性状を改善し、均一にクリー
ニング部材を帯電ローラ表面に接触させることができ、
帯電ムラ、異常画像の発生を防止できる構造とした画像
形成装置の帯電装置を提供することを目的とする。
は、上述した帯電ローラ2とクリーニングパッド6の接
触状態については本願発明者らの知る限りなんらの対策
も施されておらず、上述のような問題の発生時には、サ
ービスマンが帯電ローラ等を清掃したり、部品交換を行
ったりして対処していた。そこで本発明は、帯電ローラ
とクリーニング部材の接触性状を改善し、均一にクリー
ニング部材を帯電ローラ表面に接触させることができ、
帯電ムラ、異常画像の発生を防止できる構造とした画像
形成装置の帯電装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の画像形成装置の
帯電装置のうち請求項1に係るものは、上記目的を達成
するために、感光体に圧接して従動回転しつつ該感光体
を帯電する帯電ローラと、該帯電ローラを保持する帯電
ローラケースと、上記帯電ローラに圧接しつつ上記帯電
ローラをクリーニングするクリーニング部材と、上記帯
電ローラと上記帯電ローラケースとの間に介在して上記
帯電ローラを上記帯電ローラケースから離れるように付
勢する一対の付勢手段と、上記帯電ローラケースごと上
記帯電ローラを上記感光体へ押し付けて圧接させる押し
付け手段とを備え、上記クリーニング部材を上記帯電ロ
ーラの軸方向全長にわたるように上記帯電ローラケース
に設け、上記一対の付勢手段が該クリーニング部材をそ
の長手方向両側から挟んで位置する画像形成装置の帯電
装置において、上記押し付け手段による上記帯電ローラ
ケースの押し付け位置を、上記一対の付勢手段の間とし
てなることを特徴とする。
帯電装置のうち請求項1に係るものは、上記目的を達成
するために、感光体に圧接して従動回転しつつ該感光体
を帯電する帯電ローラと、該帯電ローラを保持する帯電
ローラケースと、上記帯電ローラに圧接しつつ上記帯電
ローラをクリーニングするクリーニング部材と、上記帯
電ローラと上記帯電ローラケースとの間に介在して上記
帯電ローラを上記帯電ローラケースから離れるように付
勢する一対の付勢手段と、上記帯電ローラケースごと上
記帯電ローラを上記感光体へ押し付けて圧接させる押し
付け手段とを備え、上記クリーニング部材を上記帯電ロ
ーラの軸方向全長にわたるように上記帯電ローラケース
に設け、上記一対の付勢手段が該クリーニング部材をそ
の長手方向両側から挟んで位置する画像形成装置の帯電
装置において、上記押し付け手段による上記帯電ローラ
ケースの押し付け位置を、上記一対の付勢手段の間とし
てなることを特徴とする。
【0008】同請求項2に係るものは、感光体に圧接し
て従動回転しつつ該感光体を帯電する帯電ローラと、該
帯電ローラを保持する帯電ローラケースと、上記帯電ロ
ーラに圧接しつつ上記帯電ローラをクリーニングするク
リーニング部材と、上記帯電ローラと上記帯電ローラケ
ースとの間に介在して上記帯電ローラを上記帯電ローラ
ケースから離れるように付勢する一対の付勢手段と、上
記帯電ローラケースごと上記帯電ローラを上記感光体へ
押し付けて圧接させる押し付け手段とを備え、上記クリ
ーニング部材を上記帯電ローラの軸方向全長にわたるよ
うに上記帯電ローラケースに設け、上記一対の付勢手段
が該クリーニング部材をその長手方向両側から挟んで位
置する画像形成装置の帯電装置において、上記押し付け
手段による上記帯電ローラケースの押し付け位置を、上
記一対の付勢手段の付勢位置と一致させてなることを特
徴とする。
て従動回転しつつ該感光体を帯電する帯電ローラと、該
帯電ローラを保持する帯電ローラケースと、上記帯電ロ
ーラに圧接しつつ上記帯電ローラをクリーニングするク
リーニング部材と、上記帯電ローラと上記帯電ローラケ
ースとの間に介在して上記帯電ローラを上記帯電ローラ
ケースから離れるように付勢する一対の付勢手段と、上
記帯電ローラケースごと上記帯電ローラを上記感光体へ
押し付けて圧接させる押し付け手段とを備え、上記クリ
ーニング部材を上記帯電ローラの軸方向全長にわたるよ
うに上記帯電ローラケースに設け、上記一対の付勢手段
が該クリーニング部材をその長手方向両側から挟んで位
置する画像形成装置の帯電装置において、上記押し付け
手段による上記帯電ローラケースの押し付け位置を、上
記一対の付勢手段の付勢位置と一致させてなることを特
徴とする。
【0009】同請求項3に係るものは、上記押し付け手
段による上記帯電ローラケースの押し付け位置間隔を、
上記感光体の画像領域の幅以上としたことを特徴とす
る。
段による上記帯電ローラケースの押し付け位置間隔を、
上記感光体の画像領域の幅以上としたことを特徴とす
る。
【0010】同請求項4に係るものは、上記押し付け手
段が、上記帯電ローラケースに対して接離するように揺
動駆動される一対のアーム体を含み、該一対のアーム体
の間に上記帯電ローラケースの被押し付け面と平行に剛
性部材を掛け渡してなることを特徴とする。
段が、上記帯電ローラケースに対して接離するように揺
動駆動される一対のアーム体を含み、該一対のアーム体
の間に上記帯電ローラケースの被押し付け面と平行に剛
性部材を掛け渡してなることを特徴とする。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明に係る画像形成装置の帯電
装置の実施の形態を図面を参照して以下説明する。ま
ず、図1、2により、本発明の帯電装置の一実施形態を
用いた画像形成装置の作像ユニットの構成を説明する。
図1は本発明に係る帯電装置を用いた作像ユニットの斜
視図、図2は図1の作像ユニット、転写・分離装置、定
着装置等を示す断面図である。なおこれらの図におい
て、10は作像ユニット、11は転写・分離装置、12
は定着装置であり、作像ユニット10はカートリッジ状
に形成してあって図示せず画像形成装置本体に対して着
脱可能になっている。また転写・分離装置11は、転写
ローラ13を備え、回動支点14により図中上下方向で
回動可能にしてあり、定着装置12は、加圧ローラ15
と加熱ローラ16とから構成してある。
装置の実施の形態を図面を参照して以下説明する。ま
ず、図1、2により、本発明の帯電装置の一実施形態を
用いた画像形成装置の作像ユニットの構成を説明する。
図1は本発明に係る帯電装置を用いた作像ユニットの斜
視図、図2は図1の作像ユニット、転写・分離装置、定
着装置等を示す断面図である。なおこれらの図におい
て、10は作像ユニット、11は転写・分離装置、12
は定着装置であり、作像ユニット10はカートリッジ状
に形成してあって図示せず画像形成装置本体に対して着
脱可能になっている。また転写・分離装置11は、転写
ローラ13を備え、回動支点14により図中上下方向で
回動可能にしてあり、定着装置12は、加圧ローラ15
と加熱ローラ16とから構成してある。
【0012】図示の作像ユニット10は、それぞれ合成
樹脂製の感光体周りケース17と上カバー37でケース
を構成し、その内側に、感光体18、帯電装置を構成す
る帯電ローラ19、現像装置20、クリーニング装置2
1及びクリーニング装置21で回収した残留トナーを現
像装置11へ送り込むトナーリサイクルベルト22、ト
ナー搬送スクリュー42、剤撹拌部材43等を設けてあ
る。また上カバー37は感光体周りケース17上を覆う
ように取り付けてあり、感光体18や帯電ローラ19等
にオペレータやサービスマンの手などが接触するのを防
止している。
樹脂製の感光体周りケース17と上カバー37でケース
を構成し、その内側に、感光体18、帯電装置を構成す
る帯電ローラ19、現像装置20、クリーニング装置2
1及びクリーニング装置21で回収した残留トナーを現
像装置11へ送り込むトナーリサイクルベルト22、ト
ナー搬送スクリュー42、剤撹拌部材43等を設けてあ
る。また上カバー37は感光体周りケース17上を覆う
ように取り付けてあり、感光体18や帯電ローラ19等
にオペレータやサービスマンの手などが接触するのを防
止している。
【0013】帯電装置の帯電ローラ19は、図3に示す
ように、金属製の芯金27の外周に、吸湿性が小さく、
抵抗値が安定している導電性ゴム(例えばエピクロルヒ
ドリンゴム)28を成形したものであり、導電性ゴム2
8の表面を感光体18の表面に接触させた状態で芯金2
7に高電圧を印加することによって、感光体18の表面
を一様に帯電する。帯電ローラ19の芯金27の両端部
は、軸受29、29によって回転自在に保持してあり、
各軸受29を帯電ローラケース31で図中上下方向で移
動可能に取り付けるとともに、軸受29と帯電ローラケ
ース31の内面との間に加圧スプリング33を介在さ
せ、この加圧スプリング33の付勢力によって帯電ロー
ラ19を感光体18へ所定の加圧力で押し付け可能にし
ている。
ように、金属製の芯金27の外周に、吸湿性が小さく、
抵抗値が安定している導電性ゴム(例えばエピクロルヒ
ドリンゴム)28を成形したものであり、導電性ゴム2
8の表面を感光体18の表面に接触させた状態で芯金2
7に高電圧を印加することによって、感光体18の表面
を一様に帯電する。帯電ローラ19の芯金27の両端部
は、軸受29、29によって回転自在に保持してあり、
各軸受29を帯電ローラケース31で図中上下方向で移
動可能に取り付けるとともに、軸受29と帯電ローラケ
ース31の内面との間に加圧スプリング33を介在さ
せ、この加圧スプリング33の付勢力によって帯電ロー
ラ19を感光体18へ所定の加圧力で押し付け可能にし
ている。
【0014】また帯電ローラ19の保持部材である帯電
ローラケース31の内面には、帯電ローラ19の表面を
クリーニングするためのクリーニングパッド34を、例
えば両面テープ等の接着剤で貼り付けてある。帯電ロー
ラ19は、帯電動作時には感光体18の表面に接触し続
け、周知のように感光体18の表面に付着している微小
なトナーによって表面が汚れて帯電ムラを引き起こしや
すいが、その表面にクリーニングパッド34を圧接させ
てクリーニングし、付着しているトナーを取り除くこと
によって帯電ローラ19が汚れた場合に生じる帯電ムラ
を防止できるようになっている。
ローラケース31の内面には、帯電ローラ19の表面を
クリーニングするためのクリーニングパッド34を、例
えば両面テープ等の接着剤で貼り付けてある。帯電ロー
ラ19は、帯電動作時には感光体18の表面に接触し続
け、周知のように感光体18の表面に付着している微小
なトナーによって表面が汚れて帯電ムラを引き起こしや
すいが、その表面にクリーニングパッド34を圧接させ
てクリーニングし、付着しているトナーを取り除くこと
によって帯電ローラ19が汚れた場合に生じる帯電ムラ
を防止できるようになっている。
【0015】さらに帯電ローラケース31の長手方向の
両端部内側と、作像ユニット10の感光体周りケース1
7に設けたバネ受け35、35との間には、スプリング
36、36をそれぞれ介在させ、帯電動作時と帯電ロー
ラ19のクリーニング時以外の状態で帯電装置全体を感
光体18から離れるように、スプリング36の付勢力に
よって帯電ローラケース31を図中上方へ付勢してあ
る。
両端部内側と、作像ユニット10の感光体周りケース1
7に設けたバネ受け35、35との間には、スプリング
36、36をそれぞれ介在させ、帯電動作時と帯電ロー
ラ19のクリーニング時以外の状態で帯電装置全体を感
光体18から離れるように、スプリング36の付勢力に
よって帯電ローラケース31を図中上方へ付勢してあ
る。
【0016】図中40、40は、帯電ローラ19を感光
体18に対して接離させる接離機構を構成する揺動可能
な一対の加圧アームである。図1及び図4、図5に示す
ように、両アーム40の間は回転軸99によって連結し
てあり、図示せぬ画像形成装置本体側に回転可能に軸支
するとともに一方のアーム40の端部に連係させた偏心
カム100を電磁クラッチ等の駆動手段によって回転さ
せることにより、これらアーム40を回転軸99の周り
で回動させ得るようになっている。そして、アーム40
の先端で帯電ローラケース31の上面を加圧することに
よって帯電ローラケース31ごと帯電ローラ19を感光
体18側に押圧でき、加圧アーム40を帯電ローラケー
ス31の上面から離せば、スプリング36の付勢力によ
って帯電ローラ19及び帯電ローラケース31が感光体
18から離れるようになっている。なお図中101は図
示せぬ除電ランプのホルダーで、剛性の高い金属製等か
らなり、アーム40の先端側に回転軸99と平行に固定
してある。
体18に対して接離させる接離機構を構成する揺動可能
な一対の加圧アームである。図1及び図4、図5に示す
ように、両アーム40の間は回転軸99によって連結し
てあり、図示せぬ画像形成装置本体側に回転可能に軸支
するとともに一方のアーム40の端部に連係させた偏心
カム100を電磁クラッチ等の駆動手段によって回転さ
せることにより、これらアーム40を回転軸99の周り
で回動させ得るようになっている。そして、アーム40
の先端で帯電ローラケース31の上面を加圧することに
よって帯電ローラケース31ごと帯電ローラ19を感光
体18側に押圧でき、加圧アーム40を帯電ローラケー
ス31の上面から離せば、スプリング36の付勢力によ
って帯電ローラ19及び帯電ローラケース31が感光体
18から離れるようになっている。なお図中101は図
示せぬ除電ランプのホルダーで、剛性の高い金属製等か
らなり、アーム40の先端側に回転軸99と平行に固定
してある。
【0017】このように構成した作像ユニットを用いた
作像動作を簡単に説明する。まず画像形成装置本体を所
定の位置に装着した状態で、感光体18が図示せぬ駆動
源によって図2中の矢示方向に回転可能になり、画像形
成動作が開始すると、感光体18に図示せぬ除電ランプ
から除電光を照射してその表面を除電し、表面電位を例
えば0〜−150Vの基準電位に平均化する。次に、感
光体18の表面に接触状態にある帯電ローラ19に高電
圧を印加して感光体18を帯電し、その表面電位を例え
ば−1100V前後にする。そして、その帯電した電位
面に対して露光して、画像となる表面電位が例えば0〜
−290Vの潜像部分を形成する。
作像動作を簡単に説明する。まず画像形成装置本体を所
定の位置に装着した状態で、感光体18が図示せぬ駆動
源によって図2中の矢示方向に回転可能になり、画像形
成動作が開始すると、感光体18に図示せぬ除電ランプ
から除電光を照射してその表面を除電し、表面電位を例
えば0〜−150Vの基準電位に平均化する。次に、感
光体18の表面に接触状態にある帯電ローラ19に高電
圧を印加して感光体18を帯電し、その表面電位を例え
ば−1100V前後にする。そして、その帯電した電位
面に対して露光して、画像となる表面電位が例えば0〜
−290Vの潜像部分を形成する。
【0018】この潜像部分が、感光体18の回転によっ
て現像装置20の現像スリーブ23の位置まで移動する
と、その潜像部分に例えば−800V前後のバイアスを
掛けてある現像スリーブ23の表面に保持されているト
ナーが付着し、潜像部分が現像されてトナー像(可視
像)となる。
て現像装置20の現像スリーブ23の位置まで移動する
と、その潜像部分に例えば−800V前後のバイアスを
掛けてある現像スリーブ23の表面に保持されているト
ナーが付着し、潜像部分が現像されてトナー像(可視
像)となる。
【0019】一方、図示せぬ給紙部から給紙された転写
紙Pは、その先端と感光体18上のトナー像の先端とを
転写ローラ13の位置で一致するようにレジストローラ
対24によってタイミング調整され、感光体18上のト
ナー像が転写ローラ13によって転写紙Pに転写され
る。その転写紙Pを定着装置12の加圧ローラ15と加
熱ローラ16間へ搬送し、そこで熱と圧力により転写し
たトナーを転写紙Pへ融着させ、機外の図示せぬ排紙ト
レイ等に排出する。
紙Pは、その先端と感光体18上のトナー像の先端とを
転写ローラ13の位置で一致するようにレジストローラ
対24によってタイミング調整され、感光体18上のト
ナー像が転写ローラ13によって転写紙Pに転写され
る。その転写紙Pを定着装置12の加圧ローラ15と加
熱ローラ16間へ搬送し、そこで熱と圧力により転写し
たトナーを転写紙Pへ融着させ、機外の図示せぬ排紙ト
レイ等に排出する。
【0020】画像転写後に感光体18上に残った残留ト
ナーは、クリーニング装置21のクリーニングブレード
25により掻き落とし、感光体18の表面にほとんどト
ナーが付着、残留していない状態として次の作像工程へ
移る。クリーニング装置21によって回収した残留トナ
ーは、トナーリサイクルベルト22により現像装置20
の現像剤撹拌部26へ搬送して回収し、剤撹拌部材43
で撹拌して再度現像スリーブ23へ供給してトナーをリ
サイクルする。なお図中41はクリーニングブレード2
5のホルダーである。
ナーは、クリーニング装置21のクリーニングブレード
25により掻き落とし、感光体18の表面にほとんどト
ナーが付着、残留していない状態として次の作像工程へ
移る。クリーニング装置21によって回収した残留トナ
ーは、トナーリサイクルベルト22により現像装置20
の現像剤撹拌部26へ搬送して回収し、剤撹拌部材43
で撹拌して再度現像スリーブ23へ供給してトナーをリ
サイクルする。なお図中41はクリーニングブレード2
5のホルダーである。
【0021】図6は上述のような作像ユニットの各動作
時における帯電ローラ19、帯電ローラケース31及び
アーム40の動作と位置関係を示す。まず図6(A)に
示す感光体18への帯電を行っていない解除時には、ア
ーム40は偏心カム100によって最も上方へ回動した
状態となっており、帯電ローラ19及び帯電ローラケー
ス31はスプリング36によって感光体18の表面から
離れている。次に図6(B)に示す、感光体18への帯
電を行う帯電モード時には、アーム40は偏心カム10
0によって下方へ回動した状態となっており、帯電ロー
ラケース31はスプリング36の付勢力に抗して押し下
げられ、帯電ローラ19はスプリング33の付勢力によ
って感光体18の表面に所要の押圧力で接触し、感光体
18と連れ回りするようになっている。この状態で感光
体18の表面を帯電する。さらに図6(C)に示す、帯
電ローラ19の表面のクリーニングを行うクリーニング
モードでは、アーム40は偏心カム100によって最も
下方へ回動した状態となっており、帯電ローラ19は強
く感光体18の表面に押し付けられ、クリーニングパッ
ド34は帯電ローラ19の表面へ食い込むようにして接
触し、感光体18と連れ回りする帯電ローラ19の表面
と摺接してトナー等を清掃、除去するようになってい
る。そして上述の各モードは、偏心カム100のカム曲
線に応じて交互に繰り返される。
時における帯電ローラ19、帯電ローラケース31及び
アーム40の動作と位置関係を示す。まず図6(A)に
示す感光体18への帯電を行っていない解除時には、ア
ーム40は偏心カム100によって最も上方へ回動した
状態となっており、帯電ローラ19及び帯電ローラケー
ス31はスプリング36によって感光体18の表面から
離れている。次に図6(B)に示す、感光体18への帯
電を行う帯電モード時には、アーム40は偏心カム10
0によって下方へ回動した状態となっており、帯電ロー
ラケース31はスプリング36の付勢力に抗して押し下
げられ、帯電ローラ19はスプリング33の付勢力によ
って感光体18の表面に所要の押圧力で接触し、感光体
18と連れ回りするようになっている。この状態で感光
体18の表面を帯電する。さらに図6(C)に示す、帯
電ローラ19の表面のクリーニングを行うクリーニング
モードでは、アーム40は偏心カム100によって最も
下方へ回動した状態となっており、帯電ローラ19は強
く感光体18の表面に押し付けられ、クリーニングパッ
ド34は帯電ローラ19の表面へ食い込むようにして接
触し、感光体18と連れ回りする帯電ローラ19の表面
と摺接してトナー等を清掃、除去するようになってい
る。そして上述の各モードは、偏心カム100のカム曲
線に応じて交互に繰り返される。
【0022】ところで本実施形態装置においては、帯電
ローラケース31の上面へのアーム40先端の当接位置
を、図7に示すように、帯電ローラケース31から帯電
ローラ19が離れるように付勢しているスプリング33
の位置よりも内側で、クリーニングパッド34の両端近
傍の位置としてある。このような位置関係をとると、図
示のように帯電ローラケース31に対してはアーム40
による下向きの荷重F1とスプリング33による上向き
の付勢力F2とが掛かる位置が互いにずれる。このた
め、上述のクリーニングモード時(図6C)においてア
ーム40が帯電ローラケース31の上面へ当接し始めた
状況では、中央部が下方になるように帯電ローラケース
31が弓なりに撓んで反り、最初にクリーニングパッド
34の中央部が帯電ローラ19に接触する。そのままア
ーム40を下げて行くと、アーム40による荷重F1が
スプリング33の付勢力F2に打ち勝ち、クリーニング
パッド34の両端側も中央側から順次帯電ローラ19へ
接して行き、最終的にはクリーニングパッド34の全面
が当たりムラのない状態で帯電ローラ19に均一に接触
する。
ローラケース31の上面へのアーム40先端の当接位置
を、図7に示すように、帯電ローラケース31から帯電
ローラ19が離れるように付勢しているスプリング33
の位置よりも内側で、クリーニングパッド34の両端近
傍の位置としてある。このような位置関係をとると、図
示のように帯電ローラケース31に対してはアーム40
による下向きの荷重F1とスプリング33による上向き
の付勢力F2とが掛かる位置が互いにずれる。このた
め、上述のクリーニングモード時(図6C)においてア
ーム40が帯電ローラケース31の上面へ当接し始めた
状況では、中央部が下方になるように帯電ローラケース
31が弓なりに撓んで反り、最初にクリーニングパッド
34の中央部が帯電ローラ19に接触する。そのままア
ーム40を下げて行くと、アーム40による荷重F1が
スプリング33の付勢力F2に打ち勝ち、クリーニング
パッド34の両端側も中央側から順次帯電ローラ19へ
接して行き、最終的にはクリーニングパッド34の全面
が当たりムラのない状態で帯電ローラ19に均一に接触
する。
【0023】図8は本発明に係る帯電装置の他の実施の
形態を示す図7相当の断面図である。本実施形態では、
帯電ローラケース31の上面へのアーム40先端の当接
位置を、スプリング33による付勢位置と一致させ、図
示のように帯電ローラケース31に対してはアーム40
による下向きの荷重F1とスプリング33による上向き
の付勢力F2とが対向するようにしてある。このため、
上述のクリーニングモード時(図6C)においてアーム
40が帯電ローラケース31の上面へ当接し始めた状況
からアーム40を下げて行くと、帯電ローラケース31
が反り返らずに帯電ローラ19側へ下降し、クリーニン
グパッド34の全体が当たりムラのない状態で帯電ロー
ラ19に均一に接触する。
形態を示す図7相当の断面図である。本実施形態では、
帯電ローラケース31の上面へのアーム40先端の当接
位置を、スプリング33による付勢位置と一致させ、図
示のように帯電ローラケース31に対してはアーム40
による下向きの荷重F1とスプリング33による上向き
の付勢力F2とが対向するようにしてある。このため、
上述のクリーニングモード時(図6C)においてアーム
40が帯電ローラケース31の上面へ当接し始めた状況
からアーム40を下げて行くと、帯電ローラケース31
が反り返らずに帯電ローラ19側へ下降し、クリーニン
グパッド34の全体が当たりムラのない状態で帯電ロー
ラ19に均一に接触する。
【0024】またこの実施形態においては、アーム40
による荷重F1が過大になってさらに強くクリーニング
パッド34が帯電ローラ19に接触するようになると、
帯電ローラケース31の両端部が強く下方へ押し下げら
れ、これによって帯電ローラケース31の中央部が帯電
ローラ19から逃げるように上方へ撓むことがある。す
るとクリーニングパッド34の中央部と帯電ローラ19
の表面の接触圧がアーム40による荷重F1が増加して
いるにもかかわらず逆に下がるので、帯電ローラ19へ
のクリーニングパッド34の強過ぎる摺接は防がれる。
による荷重F1が過大になってさらに強くクリーニング
パッド34が帯電ローラ19に接触するようになると、
帯電ローラケース31の両端部が強く下方へ押し下げら
れ、これによって帯電ローラケース31の中央部が帯電
ローラ19から逃げるように上方へ撓むことがある。す
るとクリーニングパッド34の中央部と帯電ローラ19
の表面の接触圧がアーム40による荷重F1が増加して
いるにもかかわらず逆に下がるので、帯電ローラ19へ
のクリーニングパッド34の強過ぎる摺接は防がれる。
【0025】なお、スプリング33による付勢位置は感
光体18の画像領域外であり、従ってアーム40による
荷重F1の掛かる位置も感光体18の画像領域外となる
ので、上述のように帯電ローラケース31の両端が帯電
ローラ19側、即ち感光体18側へ近付くように撓んで
も、画像領域内で極端に強い感光体18と帯電ローラ1
9の接触は生じない。また、上述のようにアーム40、
40間には、剛性部材である除電ランプのホルダー10
1が掛け渡してあるが、図5に示すように、除電ランプ
のホルダー101の最下端はアーム40の先端よりも上
方に位置し、アーム40先端が帯電ローラケース31に
触れた状態で帯電ローラケース31の表面とわずかにギ
ャップができる。このため帯電ローラケース31中央部
の上方への反りは、このギャップ分は許されるものの、
それ以上に反ることはなく、従って破損や塑性変形が生
ずるような大きな撓みが帯電ローラケース31に生じる
ことはない。
光体18の画像領域外であり、従ってアーム40による
荷重F1の掛かる位置も感光体18の画像領域外となる
ので、上述のように帯電ローラケース31の両端が帯電
ローラ19側、即ち感光体18側へ近付くように撓んで
も、画像領域内で極端に強い感光体18と帯電ローラ1
9の接触は生じない。また、上述のようにアーム40、
40間には、剛性部材である除電ランプのホルダー10
1が掛け渡してあるが、図5に示すように、除電ランプ
のホルダー101の最下端はアーム40の先端よりも上
方に位置し、アーム40先端が帯電ローラケース31に
触れた状態で帯電ローラケース31の表面とわずかにギ
ャップができる。このため帯電ローラケース31中央部
の上方への反りは、このギャップ分は許されるものの、
それ以上に反ることはなく、従って破損や塑性変形が生
ずるような大きな撓みが帯電ローラケース31に生じる
ことはない。
【0026】
【発明の効果】請求項1に係る画像形成装置の帯電装置
は以上説明してきたように、帯電ローラケースごと帯電
ローラを感光体へ押し付けて圧接させる押し付け手段に
よる帯電ローラケースの押し付け位置を、帯電ローラと
帯電ローラケースとの間に介在して帯電ローラを帯電ロ
ーラケースから離れるように付勢する一対の付勢手段の
間としてなるので、帯電ローラとクリーニング部材の接
触性状が改善され、クリーニング部材を均一に帯電ロー
ラ表面に接触させることができるようになり、クリーニ
ングによって除去できなかったトナー等の残留物に起因
する感光体の帯電ムラや、この帯電ムラに起因する異常
画像の発生、さらにはトナーフィルミング等を確実に防
止できるようになるいう効果がある。また帯電ローラの
クリーニング性状が向上するので、帯電ローラの寿命、
ひいては感光体の寿命も延びるという効果がある。
は以上説明してきたように、帯電ローラケースごと帯電
ローラを感光体へ押し付けて圧接させる押し付け手段に
よる帯電ローラケースの押し付け位置を、帯電ローラと
帯電ローラケースとの間に介在して帯電ローラを帯電ロ
ーラケースから離れるように付勢する一対の付勢手段の
間としてなるので、帯電ローラとクリーニング部材の接
触性状が改善され、クリーニング部材を均一に帯電ロー
ラ表面に接触させることができるようになり、クリーニ
ングによって除去できなかったトナー等の残留物に起因
する感光体の帯電ムラや、この帯電ムラに起因する異常
画像の発生、さらにはトナーフィルミング等を確実に防
止できるようになるいう効果がある。また帯電ローラの
クリーニング性状が向上するので、帯電ローラの寿命、
ひいては感光体の寿命も延びるという効果がある。
【0027】請求項2に係る画像形成装置の帯電装置は
以上説明してきたように、帯電ローラケースごと帯電ロ
ーラを感光体へ押し付けて圧接させる押し付け手段によ
る帯電ローラケースの押し付け位置を、帯電ローラと帯
電ローラケースとの間に介在して帯電ローラを帯電ロー
ラケースから離れるように付勢する一対の付勢手段の付
勢位置と一致させてなるので、上記共通の効果に加え、
押し付け手段によって帯電ローラケースに掛かる力が過
大になってもクリーニング部材が帯電ローラの表面に強
く接触しないようにすることができるという効果があ
る。
以上説明してきたように、帯電ローラケースごと帯電ロ
ーラを感光体へ押し付けて圧接させる押し付け手段によ
る帯電ローラケースの押し付け位置を、帯電ローラと帯
電ローラケースとの間に介在して帯電ローラを帯電ロー
ラケースから離れるように付勢する一対の付勢手段の付
勢位置と一致させてなるので、上記共通の効果に加え、
押し付け手段によって帯電ローラケースに掛かる力が過
大になってもクリーニング部材が帯電ローラの表面に強
く接触しないようにすることができるという効果があ
る。
【0028】請求項3に係る画像形成装置の帯電装置
は、押し付け手段による帯電ローラケースの押し付け位
置間隔を感光体の画像領域の幅以上としたので、上記共
通の効果に加え、帯電ローラケースの両端が帯電ローラ
及び感光体側へ大きく近付くように撓んでも、画像領域
内において感光体と帯電ローラとが極端に強く接触して
帯電ムラや異常画像を発生させることがないという効果
がある
は、押し付け手段による帯電ローラケースの押し付け位
置間隔を感光体の画像領域の幅以上としたので、上記共
通の効果に加え、帯電ローラケースの両端が帯電ローラ
及び感光体側へ大きく近付くように撓んでも、画像領域
内において感光体と帯電ローラとが極端に強く接触して
帯電ムラや異常画像を発生させることがないという効果
がある
【0029】請求項4に係る画像形成装置の帯電装置
は、帯電ローラケースに対して接離するように揺動駆動
される一対のアーム体の間に帯電ローラケースの被押し
付け面と平行に剛性部材を掛け渡してなるので、上記共
通の効果に加え、帯電ローラから離れる側への帯電ロー
ラケースの反りを破損や塑性変形が生じない範囲に収め
ることができるようになるという効果がある。
は、帯電ローラケースに対して接離するように揺動駆動
される一対のアーム体の間に帯電ローラケースの被押し
付け面と平行に剛性部材を掛け渡してなるので、上記共
通の効果に加え、帯電ローラから離れる側への帯電ロー
ラケースの反りを破損や塑性変形が生じない範囲に収め
ることができるようになるという効果がある。
【図1】本発明に係る帯電装置の一実施形態を用いた作
像ユニットの外観を示す斜視図である。
像ユニットの外観を示す斜視図である。
【図2】図1の作像ユニット、転写・分離装置、定着装
置等を示す断面図である。
置等を示す断面図である。
【図3】本発明に係る帯電装置の一実施形態における帯
電ローラ及びその保持構造を示す分解斜視図である。
電ローラ及びその保持構造を示す分解斜視図である。
【図4】本発明に係る帯電装置の一実施形態における帯
電ローラケースを押し下げるためのアームの平面図であ
る。
電ローラケースを押し下げるためのアームの平面図であ
る。
【図5】同側面図である。
【図6】本発明に係る帯電装置の一実施形態における動
作を示す断面図である。
作を示す断面図である。
【図7】本発明に係る帯電装置の一実施形態における帯
電ローラケースの押し下げ状態を示す断面図である。
電ローラケースの押し下げ状態を示す断面図である。
【図8】本発明に係る帯電装置の他の実施形態における
帯電ローラケースの押し下げ状態を示す断面図である。
帯電ローラケースの押し下げ状態を示す断面図である。
【図9】従来の帯電装置の構成を示す断面図である。
10 作像ユニット 11 転写装置 12 定着装置 13 転写ローラ 14 回動支点 15 加圧ローラ 16 加熱ローラ 17 作像ユニットのケース 18 感光体 19 帯電ローラ 20 現像装置 21 クリーニング装置 22 トナーリサイクルベルト 23 現像スリーブ 24 レジストローラ対 25 クリーニングブレード 26 現像剤撹拌部 27 芯金 28 導電性ゴム 29 軸受 31 帯電ローラケース 33 加圧スプリング 34 クリーニングパッド 35 バネ受け 36 スプリング 37 上カバー 41 クリーニングブレードのホルダー 42 トナー搬送スクリュー 43 剤撹拌部材 99 回転軸 100 偏心カム 101 除電ランプのホルダー F1 アームによる荷重 F2 スプリングによる付勢力 P 転写紙
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 渡邊 滋 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 巽 謙三 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 山口 俊隆 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 須田 武男 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 吉永 洋 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 大堀 真由美 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内
Claims (4)
- 【請求項1】 感光体に圧接して従動回転しつつ該感光
体を帯電する帯電ローラと、該帯電ローラを保持する帯
電ローラケースと、上記帯電ローラに圧接しつつ上記帯
電ローラをクリーニングするクリーニング部材と、上記
帯電ローラと上記帯電ローラケースとの間に介在して上
記帯電ローラを上記帯電ローラケースから離れるように
付勢する一対の付勢手段と、上記帯電ローラケースごと
上記帯電ローラを上記感光体へ押し付けて圧接させる押
し付け手段とを備え、上記クリーニング部材を上記帯電
ローラの軸方向全長にわたるように上記帯電ローラケー
スに設け、上記一対の付勢手段が該クリーニング部材を
その長手方向両側から挟んで位置する画像形成装置の帯
電装置において、上記押し付け手段による上記帯電ロー
ラケースの押し付け位置を、上記一対の付勢手段の間と
してなることを特徴とする画像形成装置の帯電装置。 - 【請求項2】 感光体に圧接して従動回転しつつ該感光
体を帯電する帯電ローラと、該帯電ローラを保持する帯
電ローラケースと、上記帯電ローラに圧接しつつ上記帯
電ローラをクリーニングするクリーニング部材と、上記
帯電ローラと上記帯電ローラケースとの間に介在して上
記帯電ローラを上記帯電ローラケースから離れるように
付勢する一対の付勢手段と、上記帯電ローラケースごと
上記帯電ローラを上記感光体へ押し付けて圧接させる押
し付け手段とを備え、上記クリーニング部材を上記帯電
ローラの軸方向全長にわたるように上記帯電ローラケー
スに設け、上記一対の付勢手段が該クリーニング部材を
その長手方向両側から挟んで位置する画像形成装置の帯
電装置において、上記押し付け手段による上記帯電ロー
ラケースの押し付け位置を、上記一対の付勢手段の付勢
位置と一致させてなることを特徴とする画像形成装置の
帯電装置。 - 【請求項3】 上記押し付け手段による上記帯電ローラ
ケースの押し付け位置間隔を、上記感光体の画像領域の
幅以上としたことを特徴とする請求項1または2の画像
形成装置の帯電装置。 - 【請求項4】 上記押し付け手段が、上記帯電ローラケ
ースに対して接離するように揺動駆動される一対のアー
ム体を含み、該一対のアーム体の間に上記帯電ローラケ
ースの被押し付け面と平行に剛性部材を掛け渡してなる
ことを特徴とする請求項1ないし3のいずれかの画像形
成装置の帯電装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17595596A JP3432360B2 (ja) | 1996-06-14 | 1996-06-14 | 画像形成装置の帯電装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17595596A JP3432360B2 (ja) | 1996-06-14 | 1996-06-14 | 画像形成装置の帯電装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH103204A true JPH103204A (ja) | 1998-01-06 |
JP3432360B2 JP3432360B2 (ja) | 2003-08-04 |
Family
ID=16005184
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17595596A Expired - Fee Related JP3432360B2 (ja) | 1996-06-14 | 1996-06-14 | 画像形成装置の帯電装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3432360B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US10732563B2 (en) | 2018-04-11 | 2020-08-04 | Kyocera Document Solutions Inc. | Charging device, drum unit and image forming apparatus |
-
1996
- 1996-06-14 JP JP17595596A patent/JP3432360B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US10732563B2 (en) | 2018-04-11 | 2020-08-04 | Kyocera Document Solutions Inc. | Charging device, drum unit and image forming apparatus |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3432360B2 (ja) | 2003-08-04 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2741879B2 (ja) | 電子写真装置のクリーニング装置 | |
US5697020A (en) | Image forming apparatus for moving a charging roller towards and away from a photoreceptor and a cleaning member for the charging roller | |
US7298989B2 (en) | Image forming apparatus and cartridge with holding device | |
US8055178B2 (en) | Cleaning device, process cartridge, and image forming apparatus having a pressing member which contacts an elastic blade | |
JP3595671B2 (ja) | 帯電装置、画像形成装置及びプロセスカートリッジ | |
EP1031889B1 (en) | Combined charging and cleaning blade | |
US5357328A (en) | Ground strip brush cleaner | |
JP3432360B2 (ja) | 画像形成装置の帯電装置 | |
JP3424892B2 (ja) | 画像形成装置の作像ユニット | |
JPH103202A (ja) | 画像形成装置の帯電装置 | |
JP3459862B2 (ja) | 画像形成装置の帯電装置 | |
JPH09222776A (ja) | 画像形成装置 | |
JP3563537B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP3296972B2 (ja) | 画像形成装置の作像ユニット | |
JP2000075757A (ja) | 画像形成装置 | |
JPH10142898A (ja) | 画像形成装置の帯電装置 | |
JPH0553456A (ja) | 電子写真装置の転写ローラ用クリーニング装置 | |
JPH05188738A (ja) | 接触帯電装置 | |
JPH103201A (ja) | 画像形成装置の帯電装置 | |
KR910007630Y1 (ko) | 복사기에서의 정착로울러의 잔류토너 제거장치 | |
JP3283370B2 (ja) | 画像形成装置 | |
KR100577688B1 (ko) | 화상형성기기의 현상장치 | |
JP2004361632A (ja) | クリーニング装置及びこれを搭載した画像形成装置 | |
JPH07261518A (ja) | 帯電ローラのクリーニング装置 | |
JPH1138847A (ja) | 画像形成装置及びその装置に用いられる像担持体収納カートリッジ |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080523 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090523 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100523 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110523 Year of fee payment: 8 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120523 Year of fee payment: 9 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |