JPH10320242A - アプリケーションタスクの検査方法 - Google Patents

アプリケーションタスクの検査方法

Info

Publication number
JPH10320242A
JPH10320242A JP9132241A JP13224197A JPH10320242A JP H10320242 A JPH10320242 A JP H10320242A JP 9132241 A JP9132241 A JP 9132241A JP 13224197 A JP13224197 A JP 13224197A JP H10320242 A JPH10320242 A JP H10320242A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
message
application
task
filter information
tasks
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9132241A
Other languages
English (en)
Inventor
Masaru Arai
優 荒井
Takeshi Hasegawa
剛 長谷川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
NEC Telecom System Ltd
Original Assignee
NEC Corp
NEC Telecom System Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp, NEC Telecom System Ltd filed Critical NEC Corp
Priority to JP9132241A priority Critical patent/JPH10320242A/ja
Publication of JPH10320242A publication Critical patent/JPH10320242A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Debugging And Monitoring (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】フィルタ情報を動的に変更を可能にし、アプリ
ケーションタスクの実行の負荷に影響を与えずに、タス
ク間のメッセージをトレースする。 【解決手段】リアルタイムOS10において、任意のタ
スク間通信メッセージをトレースするためのフィルタ情
報13を有し、フィルタ情報13をアプリケーションプ
ログラム実行中でも操作端末4から設定し、タスク間通
信の要求がある度にそのメッセージ16をフィルタ情報
13との比較を行い、比較の結果合致するものがあれ
ば、合致したメッセージを別エリアにコピーしたトレー
スメッセージ17としてトレースメッセージ用リングバ
ッファ18に保持して複数のトレースメッセージの先頭
アドレスをリスト状に管理し、トレースメッセージ17
を操作端末4に表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はアプリケーションタ
スクの検査方法に関し、特にリアルタイムOS上で動作
するアプリケーションプログラムの開発において、主に
検査、保守、および障害調査のために、アプリケーショ
ンタスク間のメッセージ通信をトレースするアプリケー
ションタスクの検査方法に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の従来のアプリケーションタスク
の検査方法は、リアルタイムOS上のアプリケーション
プログラムの検査および保守において、アプリケーショ
ンプログラム実行中の任意のアプリケーションタスク間
の任意のメッセージ通信の履歴をトレースしたい場合、
各々のアプリケーションタスク内部のメッセージ送信あ
るいは受信時に、トレースすべきメッセージを蓄積およ
び表示する処理をアプリケーションプログラム独自に組
み込んだ検査方法であった。
【0003】また、すべてのアプリケーションタスク間
のすべてのメッセージをトレースしていては、メッセー
ジを蓄積するメモリがすぐに枯渇し、さらに蓄積したメ
ッセージを表示する際に全トレースデータの中から特定
のメッセージを検索するのが困難になる可能性があるた
め、ある特定のタスク間のある特定の種別のメッセージ
のみをトレースするといったフィルタ情報も各アプリケ
ーションタスク内部に組み込んだ検査方法であった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この従来のアプリケー
ションタスクの検査方法には以下のような問題点があ
る。
【0005】第1の問題点は、アプリケーションプログ
ラム実行中にトレースのフィルタ情報を動的に変更する
ことができない。
【0006】第2の問題点は、各アプリケーションタス
ク内部でトレースメッセージの蓄積、表示を行うと、そ
の処理が負荷となって、アプリケーションタスク本来の
機能の性能が悪化する可能性がある。
【0007】第3の問題点は、プログラム開発の初期段
階においてはアプリケーションタスクの動作が不安定
で、信頼性に欠けるため、すべてのタスク間通信メッセ
ージを確実に蓄積または表示できる保証がない。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明のアプリケーショ
ンタスクの検査方法は、リアルタイムOS上のアプリケ
ーションプログラム実行中に、指定のタスク間のメッセ
ージのみを蓄積する条件をユーザが端末から設定し、前
記条件をフィルタ情報として前記OS内部で保持し、前
記フィルタ情報に合致するアプリケーションタスク間通
信のメッセージのみを前記OSが管理するバッファに蓄
積して、前記端末の表示画面に前記蓄積したメッセージ
を表示する。
【0009】本発明のアプリケーションタスクの検査方
法は、全体の処理を実行するOSのプログラムが格納さ
れている主記憶装置と、アプリケーションプログラムが
格納されている記憶装置と、複数のアプリケーションタ
スク間のメッセージをフィルタ情報としてインタフェー
スを介して設定し、また検査結果のメッセージを表示す
る操作端末と、前記全体の処理を実行するOSの中の設
定された前記フィルタ情報を基にして前記アプリケーシ
ョンタスク間のメッセージのトレースによる前記アプリ
ケーションタスク間の検査を実行するCPUとを備え、
前記操作端末を使用してトレースしたい前記複数のアプ
リケーションタスク間通信メッセージのフィルタ情報を
前記OSに設定するべく入力し、次に前記CPUは設定
された前記フィルタ情報に合致するアプリケーションタ
スク間通信メッセージイベントが発生したとき前記主記
憶装置内の前記OSの内部のバッファにそのメッセージ
情報を蓄積し、次に蓄積されたメッセージ情報を読み出
し前記インタフェースを介して前記操作端末に表示し、
前記フィルタ情報は前記OS内のタスク間の通信メッセ
ージの送受信制御処理を行うタスク間通信制御部内に記
載される。
【0010】
【発明の実施の形態】次に、本発明について図面を参照
して説明する。
【0011】図1は本発明の一実施の形態を適用するハ
ードウェアの一構成例を示すブロック図、図2は本実施
の形態におけるタスク間通信制御部の中のメッセージの
流れを示す図、図3は本実施の形態におけるタスク間通
信制御部のメッセージ送信要求処理の手順を示すフロー
チャートである。
【0012】図1において、本発明の一実施の形態のア
プリケーションタスクの検査方法を適用するハードウェ
アの一構成例を示し、全体の処理を実行するOSのプロ
グラムが格納されている主記憶装置2と、アプリケーシ
ョンタスク間(例えばアプリケーションタスクaとアプ
リケーションタスクb間)のメッセージをフィルタ情報
としてインタフェースを介して設定し、またその検査結
果のメッセージをインタフェースを介して表示する操作
端末4と、全体の処理をOSの中のタスク間通信制御部
部内のフィルタ情報を基にしてアプリケーションタスク
間のメッセージのトレースによるアプリケーションタス
ク間の検査を実行するCPU1とを有している。
【0013】図1に示したハードウェアの一構成例でリ
アルタイムOS上のアプリケーションタスクの検査する
場合、先ず、ユーザーが操作端末4を使用してトレース
したいアプリケーションタスク間通信メッセージのフィ
ルタ情報(この例ではアプリケーションタスクaとアプ
リケーションタスクbの間のメッセージ)をOSに設定
するべく入力する。
【0014】次に、CPU1は設定されたフィルタ情報
に合致するアプリケーションタスク間通信メッセージイ
ベントが発生したとき主記憶装置2内のOS内部のバッ
ファにそのメッセージ情報を蓄積する。
【0015】次に、ユーザが操作端末4からの表示要求
により、CPU1は主記憶装置2内に蓄積されたメッセ
ージ情報を読み出して操作端末4に表示することによ
り、ユーザは任意のアプリケーションタスク間のメッセ
ージ通信をトレースすることができるので、アプリケー
ションタスクを検査することができる。
【0016】次に、本実施の形態の動作について、図
1、図2及び図3を参照して詳細に説明する。
【0017】先ず、ユーザは操作端末4を使用してトレ
ースしたいアプリケーションタスク間メッセージのフィ
ルタ情報(図2の13)をユーザインタフェースタスク
(図2の11)を介して主記憶装置2内のOS10に設
定するべく入力する。
【0018】フィルタ情報の設定は送信タスク、受信タ
スク、メッセージ種別のうちいずれか1つ以上の項目を
指定することができ、ユーザが指定しなかった項目はそ
のすべてがトレースの対象となる。この例では送信タス
ク名:アプリケーションタスクa、受信タスク名:アプ
リケーションタスクbを指定したとする。
【0019】次にOS10のタスク間通信制御部(図2
の12)ではメッセージ送信要求が発生すると、受信側
タスクのキューにメッセージをセットすると共に(図3
のS1)、そのメッセージの送信タスク、受信タスク、
メッセージ種別と設定されたフィルタ情報との比較を行
う(図3のS2)。
【0020】今、アプリケーションタスクa(図2の1
4)からアプリケーションタスクb(図2の15)へあ
るメッセージ(図2の16)を送信しようとしたとき、
その送信タスク名と受信タスク名がS2の比較の結果合
致すると(図3のS3)、OS10のタスク間通信制御
部12は前記メッセージ(図2の16)を主記憶装置2
内の別エリア(図2の17)にコピーし(図3のS
4)、そのコピーしたエリアの先頭アドレスを主記憶装
置2内のトレースメッセージ用リングバッファ(図2の
18)に格納した後(図3のS5)、アプリケーション
タスクbのメッセージキューに前記メッセージの先頭ア
ドレスを格納して、アプリケーションタスクb(図2の
15)にメッセージの受信を通知する(図3のS6)。
【0021】次に、CPU1はユーザインタフェース1
1を介して操作端末4の表示部に受信メッセージを表示
する(図3のS7)。
【0022】ユーザは操作端末4を使用してトレースし
たアプリケーションタスク間のメッセージを参照するこ
とができる。
【0023】このように、本実施の形態では、トレース
したいメッセージのフィルタ情報13がOS10で一括
管理されるため、フィルタ情報13の設定を操作端末4
から行うユーザーインターフェース11を有することに
よって、アプリケーションプログラム実行中に動的なフ
ィルタ情報の変更が可能となる。
【0024】また、メッセージを操作端末4に画面表示
などの実行速度の遅い処理を優先順位の低いユーザーイ
ンターフェースタスクで行うため、他のアプリケーショ
ンタスク実行の負荷とならないようになる。
【0025】更に、フィルタ情報13とトレースメッセ
ージ16の管理はOS10の内部で一括して行われるた
め、アプリケーションタスク開発初期の段階でも、信頼
してトレース機能を使用することができる。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、リアルタ
イムOS上のアプリケーションプログラム実行中に、指
定のタスク間のメッセージのみを蓄積する条件をユーザ
ーが端末から設定し、前記条件をフィルタ情報としてO
S内部で保持し、フィルタ情報に合致するアプリケーシ
ョンタスク間通信のメッセージのみを前記OSが管理す
るバッファに蓄積して、端末の表示画面に蓄積したメッ
セージを表示することにより、トレースしたいメッセー
ジのフィルタ情報がOSで一括管理されるため、フィル
タ情報の設定を行うユーザインターフェースを作成する
ことによって、アプリケーションプログラム実行中に動
的なフィルタ情報の変更を可能にすることができる効果
がある。
【0027】またメッセージの画面表示などの実行速度
の遅い処理を優先順位の低いユーザインターフェースタ
スクで行うため、他のアプリケーションタスク実行の負
荷とならないようにすることができる効果がある。
【0028】更にフィルタ情報とトレースメッセージの
管理はOS内部で一括して行われるため、アプリケーシ
ョンタスク開発初期の段階でも、信頼してトレース機能
を使用することができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態を適用するハードウェア
の一構成を示すブロック図である。
【図2】本実施の形態におけるタスク間通信制御部の中
の一メッセージの流れを示す図である。
【図3】本実施の形態におけるタスク間通信制御部のメ
ッセージ送信要求処理の手順を示しフローチャートであ
る。
【符号の説明】
1 CPU 2 主記憶装置 3 記憶装置 4 操作端末

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 リアルタイムOS上のアプリケーション
    プログラム実行中に、指定のタスク間のメッセージのみ
    を蓄積する条件をユーザが端末から設定し、前記条件を
    フィルタ情報として前記OS内部で保持し、前記フィル
    タ情報に合致するアプリケーションタスク間通信のメッ
    セージのみを前記OSが管理するバッファに蓄積して、
    前記端末の表示画面に前記蓄積したメッセージを表示す
    る事を特徴とするアプリケーションタスクの検査方法。
  2. 【請求項2】 全体の処理を実行するOSのプログラム
    が格納されている主記憶装置と、アプリケーションプロ
    グラムが格納されている記憶装置と、複数のアプリケー
    ションタスク間のメッセージをフィルタ情報としてイン
    タフェースを介して設定し、また検査結果のメッセージ
    を表示する操作端末と、前記全体の処理を実行するOS
    の中の設定された前記フィルタ情報を基にして前記アプ
    リケーションタスク間のメッセージのトレースによる前
    記アプリケーションタスク間の検査を実行するCPUと
    を備え、 前記操作端末を使用してトレースしたい前記複数のアプ
    リケーションタスク間通信メッセージのフィルタ情報を
    前記OSに設定するべく入力し、次に前記CPUは設定
    された前記フィルタ情報に合致するアプリケーションタ
    スク間通信メッセージイベントが発生したとき前記主記
    憶装置内の前記OSの内部のバッファにそのメッセージ
    情報を蓄積し、次に蓄積されたメッセージ情報を読み出
    し前記インタフェースを介して前記操作端末に表示する
    ことを特徴とするアプリケーションタスクの検査方法。
  3. 【請求項3】 前記フィルタ情報は前記OS内のタスク
    間の通信メッセージの送受信制御処理を行うタスク間通
    信制御部内に記憶されることを特徴とする請求項2記載
    のアプリケーションタスクの検査方法。
JP9132241A 1997-05-22 1997-05-22 アプリケーションタスクの検査方法 Pending JPH10320242A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9132241A JPH10320242A (ja) 1997-05-22 1997-05-22 アプリケーションタスクの検査方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9132241A JPH10320242A (ja) 1997-05-22 1997-05-22 アプリケーションタスクの検査方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10320242A true JPH10320242A (ja) 1998-12-04

Family

ID=15076676

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9132241A Pending JPH10320242A (ja) 1997-05-22 1997-05-22 アプリケーションタスクの検査方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH10320242A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000330822A (ja) * 1999-04-07 2000-11-30 Internatl Business Mach Corp <Ibm> データ処理システムにおける動的トレーシングによる集中トレース機能
JP2009070047A (ja) * 2007-09-12 2009-04-02 Ricoh Co Ltd ログ収集機構を有した画像形成装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000330822A (ja) * 1999-04-07 2000-11-30 Internatl Business Mach Corp <Ibm> データ処理システムにおける動的トレーシングによる集中トレース機能
JP2009070047A (ja) * 2007-09-12 2009-04-02 Ricoh Co Ltd ログ収集機構を有した画像形成装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7555775B2 (en) Recovering from device failure
US20090183155A1 (en) Isolation of Content by Processes in an Application
US20070180396A1 (en) Screen transition control device
CN115292148A (zh) 多线程日志记录方法、系统、电子设备及存储介质
US11822961B2 (en) Method and apparatus for data processing, server and storage medium
JPH10320242A (ja) アプリケーションタスクの検査方法
CN113326237A (zh) 日志数据的加工方法、装置、终端设备以及存储介质
JP2000047909A (ja) システムログ記録装置、システムログ記録方法および記録媒体
JP2000215068A (ja) マルチタスクスケジュ―リング装置
CN112732568B (zh) 一种系统日志获取方法、装置、存储介质及终端
US7711096B2 (en) Telecommunication server apparatus
KR100681115B1 (ko) 통신시스템에서의 그래픽 화면 처리 속도 향상 방법
US6880061B2 (en) System and method for monitoring data, computer program and data storage therefor
JPH11184712A (ja) 情報処理装置
JPH08286950A (ja) 情報処理装置及びトレース情報格納方法
KR100488106B1 (ko) 시스템 다운원인 타스크 추적 방법
CN118152250A (zh) 应用编程接口测试方法、装置、设备、介质和程序产品
JP3399741B2 (ja) ダンプデータの表示方法及び障害解析システム
CN110888815A (zh) 应用程序的测试方法、装置、设备和存储介质
CN116245121A (zh) 信息输入方法、装置、计算机设备及存储介质
CN115794642A (zh) 测试环境部署方法、装置、设备及存储介质
CN115373853A (zh) 共享内存清理方法及装置、电子设备和介质
CN112131027A (zh) 分布式应用集群及数据脱敏方法
JPH06295247A (ja) リアルタイム処理実現方法
JPH02236640A (ja) マルチセション管理方式

Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20000307