JPH10319891A - 画像表示装置 - Google Patents

画像表示装置

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JPH10319891A
JPH10319891A JP12669997A JP12669997A JPH10319891A JP H10319891 A JPH10319891 A JP H10319891A JP 12669997 A JP12669997 A JP 12669997A JP 12669997 A JP12669997 A JP 12669997A JP H10319891 A JPH10319891 A JP H10319891A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
horizontal deflection
output transistor
deflection output
voltage
image display
Prior art date
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Pending
Application number
JP12669997A
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English (en)
Inventor
Takeo Hioki
雄夫 日置
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
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Publication of JPH10319891A publication Critical patent/JPH10319891A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】水平偏向出力トランジスタの破壊を防止するた
め、通常時に加わる電圧よりある程度高い電圧まで保証
するトランジスタを使用しなければならずまた、万一、
水平偏向出力トランジスタが破壊した場合の発煙,発火
の事故を防ぐため、+B電源の電源回路に過電流保護回
路を設ける必要があり、コスト高であった。 【解決手段】水平偏向出力トランジスタ2に印加する電
圧を検出する手段と、この検出した結果をもとに、水平
偏向出力トランジスタ2の駆動を止める手段を設け、水
平偏向出力トランジスタ2の破壊を事前に阻止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は画像表示装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】ブラウン管を用いた画像表示装置では、
ブラウン管に備えたカソード電極から放射する電子線を
画面一様に走査するため、ブラウン管に水平偏向コイル
及び垂直偏向コイルを備えている。水平偏向コイルに多
量の偏向電流を必要とするため、水平偏向出力トランジ
スタ,共振コンデンサ,ダンパダイオード及び、+B電
圧の電源回路で構成する水平偏向出力回路を備えてい
る。この水平偏向出力トランジスタには、通常約1kV
の電圧が加わる。また、+B電圧は、約50〜180V
の電源が必要となる。
【0003】近年、画像表示装置は多種多様のコンピュ
ータ端末の接続を考慮して、約30kHz〜110kH
zの水平走査周波数に対応する必要がある。このため、
+B電圧は、この水平走査周波数に対応した電圧に制御
する必要がある。しかし、水平走査周波数の切り替え時
又は、画像表示装置の電源オン,オフなどの過渡時、こ
の水平走査周波数と+B電圧とのずれが生じるため、水
平偏向出力トランジスタには予想以上の電圧が加わる可
能性があった。また、画像表示装置はコンピュータ端末
から出力される水平走査周波数を画像表示装置に備えた
マイコンにより検出し、水平走査周波数に対応した+B
電圧にするよう制御している。しかし、ノイズ等の混入
により、マイコンが誤動作し、この水平走査周波数と+
B電圧とのずれが生じ、水平偏向出力トランジスタには
予想以上の電圧が加わる可能性があった。
【0004】そこで、通常時に加わる電圧よりある程度
高い電圧まで保証するトランジスタを使用する必要があ
った。また水平偏向出力トランジスタには+B電圧を供
給しているため、万が一、この水平偏向出力トランジス
タが破壊した場合、+B電圧の電源が水平偏向出力回路
のアースに対して短絡することとなり、発煙または、発
火する事故になる可能性がある。このため、+B電圧の
電源回路に過電流保護回路を設ける必要があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記の技術の
うち、水平偏向出力トランジスタの破壊を防止するた
め、通常時に加わる電圧よりある程度高い電圧まで保証
するトランジスタを使用しなければならずコスト高であ
った。また、万が一、この水平偏向出力トランジスタが
破壊した場合の発煙,発火の事故を防ぐため、+B電圧
の電源回路に過電流保護回路を設ける必要があるため、
コスト高であった。
【0006】
【課題を解決するための手段】課題を解決するため、本
発明は水平偏向出力トランジスタに印加する電圧を検出
する手段と、この検出した結果をもとに、水平偏向出力
トランジスタの駆動を止める手段を設けることで、水平
偏向出力トランジスタの破壊を事前に阻止するように構
成する。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の詳細を図を示しな
がら説明する。
【0008】図1は本発明の一実施例を示す回路図であ
る。
【0009】水平偏向出力回路の動作を説明する。この
回路は、トランジスタのスイッチング動作を利用してお
り、ダンパダイオードおよびコンデンサとの組み合わせ
で水平偏向コイルに偏向電流を流す仕組みになってい
る。水平偏向出力トランジスタ2をスイッチングさせる
ため、方形波の水平偏向ドライブパルス20が水平偏向
出力トランジスタ2のベースに印加する。水平偏向出力
トランジスタ2のオン期間、+B電源1から水平偏向コ
イル5に流れる電流はコイルのインダクタンスが大きい
ため、直線的に増加する。次に、水平偏向出力トランジ
スタ2のオフ期間となり、水平偏向コイル5に流れる電
流は零となる。この時、電流が急激に遮断されるので、
水平偏向コイル5に逆起電力が生じ、共振コンデンサ4
と共振回路を構成し共振電流が流れ始める。この水平偏
向コイルの電流が零となるとき、共振コンデンサ4の両
端にかかる電圧は最大となり、水平偏向コイル5にフラ
イバックパルス21が生じる。この時、水平偏向出力ト
ランジスタ2のコレクタ−エミッタ間に加わる電圧も最
大となる。共振コンデンサ4に蓄えられた充電エネルギ
は、水平偏向コイル5に逆向きの共振電流を流す。電流
は次第に増加し、やがて、共振コンデンサ4の両端にか
かる電圧は零となり、再び、共振コンデンサ4を逆向き
に充電する。やがて、共振コンデンサ4の両端にかかる
電圧は+B電源1の電圧以上となり、ダンパダイオード
3が導通し、共振が停止する。
【0010】フライバックパルス21が水平偏向出力ト
ランジスタ2の定格電圧以上に上昇すると、水平偏向出
力トランジスタ2が破壊し、+B電源1が水平偏向出力
回路のアースに対して、短絡することとなり、発煙,発
火の事故となる可能性がある。そこで、水平偏向出力ト
ランジスタ破壊保護回路7を設けることで、水平偏向出
力トランジスタ2の破壊を防止することができる。
【0011】水平偏向出力トランジスタ破壊保護回路7
は、コンデンサ8及び、コンデンサ9により、フライバ
ックパルス21の電圧を検出する。ダイオード10で整
流した後、抵抗11及び、抵抗12によって定めた電圧
以上の場合、ツェナーダイオード13,サイリスタ1
4,トランジスタ15がオンし、水平偏向出力トランジ
スタ2のベース電圧が零となり、水平偏向出力トランジ
スタ2の駆動は停止する。フライバックパルス21が水
平偏向出力トランジスタ2の定格電圧以上にならないよ
うに、抵抗11及び、抵抗12の抵抗値を設定すること
で、水平偏向出力トランジスタ2の破壊を防止すること
ができる。
【0012】フライバックパルス21の電圧を検出する
手段は、図2の様に、抵抗16及び、抵抗17を用いて
もよい。また、図3のように、トランス18を用いても
よい。
【0013】また、水平偏向出力トランジスタ2の駆動
を停止する手段は、図4のように、+B電源制御回路1
9を用いて、水平偏向出力トランジスタ2に供給する+
B電源1を遮断する方法でもよい。
【0014】
【発明の効果】本発明は水平偏向出力トランジスタ破壊
保護回路を用いることにより、水平偏向出力トランジス
タの破壊を効果的に阻止でき、安全性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の回路図。
【図2】本発明の第二実施例の回路図。
【図3】本発明の第三実施例の回路図。
【図4】本発明の第四実施例の回路図。
【符号の説明】
1…+B電源、2…水平偏向出力トランジスタ、3…ダ
ンパダイオード、4…共振コンデンサ、5…水平偏向コ
イル、6…S字補正コンデンサ、7…水平偏向出力トラ
ンジスタ破壊保護回路、8…コンデンサ、9…コンデン
サ、10…ダイオード、11…抵抗、12…抵抗、13
…ツェナーダイオード、14…サイリスタ、15…トラ
ンジスタ、20…水平偏向ドライブパルス、21…フラ
イバックパルス。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ブラウン管と上記ブラウン管に備えた水平
    偏向コイルと、上記水平偏向コイルに偏向電流を供給す
    る水平偏向出力回路とを有する画像表示装置において、
    上記水平偏向出力回路の水平偏向出力トランジスタに加
    わる電圧を検出する手段と、上記水平偏向出力トランジ
    スタに加わる電圧を検出した結果、ある電圧以上に達し
    た場合、上記水平偏向出力トランジスタの破壊を防止す
    るため、上記水平偏向出力トランジスタの駆動を止める
    手段を設けたことを特徴とする画像表示装置。
  2. 【請求項2】請求項1において、上記水平偏向出力回路
    の上記水平偏向出力トランジスタに加わる上記電圧を検
    出する手段は、容量分圧によって検出する手段である画
    像表示装置。
  3. 【請求項3】請求項1において、上記水平偏向出力回路
    の上記水平偏向出力トランジスタに加わる上記電圧を検
    出する手段は、抵抗分圧によって検出する手段である画
    像表示装置。
  4. 【請求項4】請求項1において、上記水平偏向出力回路
    の上記水平偏向出力トランジスタに加わる上記電圧を検
    出する手段は、トランスによって検出する手段である画
    像表示装置。
  5. 【請求項5】請求項1において、上記水平偏向出力トラ
    ンジスタの駆動を止める手段は、上記水平偏向出力トラ
    ンジスタを駆動するドライブパルスの供給を止める手段
    である画像表示装置。
  6. 【請求項6】請求項1において、上記水平偏向出力トラ
    ンジスタの駆動を止める手段は、上記水平偏向出力トラ
    ンジスタに供給する電源を止める手段である画像表示装
    置。
JP12669997A 1997-05-16 1997-05-16 画像表示装置 Pending JPH10319891A (ja)

Priority Applications (1)

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JP12669997A JPH10319891A (ja) 1997-05-16 1997-05-16 画像表示装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP12669997A JPH10319891A (ja) 1997-05-16 1997-05-16 画像表示装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10319891A true JPH10319891A (ja) 1998-12-04

Family

ID=14941667

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12669997A Pending JPH10319891A (ja) 1997-05-16 1997-05-16 画像表示装置

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JP (1) JPH10319891A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003039135A1 (de) * 2001-10-29 2003-05-08 Siemens Aktiengesellschaft Verfahren und schaltungsanordnung zum betreiben einer ablenkstufe einer kathodenstrahlröhre

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003039135A1 (de) * 2001-10-29 2003-05-08 Siemens Aktiengesellschaft Verfahren und schaltungsanordnung zum betreiben einer ablenkstufe einer kathodenstrahlröhre

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