JPH10319440A - 半導体表示装置 - Google Patents

半導体表示装置

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JPH10319440A
JPH10319440A JP9148540A JP14854097A JPH10319440A JP H10319440 A JPH10319440 A JP H10319440A JP 9148540 A JP9148540 A JP 9148540A JP 14854097 A JP14854097 A JP 14854097A JP H10319440 A JPH10319440 A JP H10319440A
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gap holding
semiconductor display
pixel
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吉晴 平形
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Shunpei Yamazaki
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 均一なセル厚を有し、良好な表示特性を示す
半導体表示装置を提供する。 【解決手段】 画素TFTと駆動回路TFTとが同一基
板上に一体形成された、アクティブマトリクス型半導体
表示装置において、画素領域と駆動回路領域との間に配
置されたギャップ保持材によってセルギャップの制御を
行う。これにより、半導体表示装置全体にわたって均一
なセル厚を得ることができる。また、従来の粒形のスペ
ーサを用いないので、アクティブマトリクス基板と対向
基板との貼り合わせ時に、駆動回路TFTには応力が生
じることがない。よって、駆動回路TFTにダメージを
与えることを防ぐことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】
【0002】本明細書で開示する発明は、薄膜トランジ
スタを用いた半導体表示装置に関する。特に、画素スイ
ッチング回路と駆動回路とが同一基板上に一体形成され
た半導体表示装置に関する。
【0003】
【従来の技術】
【0004】最近安価なガラス基板上に半導体薄膜を形
成した半導体装置、例えば薄膜トランジスタ(TFT)
を作製する技術が急速に発達してきている。その理由
は、アクティブマトリクス型液晶表示装置の需要が高ま
ってきたことによる。
【0005】アクティブマトリクス型液晶表示装置は、
マトリクス状に配置された数十〜数百万個もの画素領域
にそれぞれTFTが配置され、各画素電極に出入りする
電荷をTFTのスイッチング機能により制御するもので
ある。
【0006】ここで、薄膜トランジスタが配置されたア
クティブマトリクス型液晶表示装置の基本的な構成を図
1を用いて説明する。まず、液晶表示装置を基板に対し
て垂直な方向に切断した断面図を、図1(A)に示す。
この断面は、図1(B)のA−A'で示される破線で切
断した断面図に相当する。
【0007】下地基板101は、透光性であり、絶縁膜
が基板表面に形成されている(図示せず)。102はT
FTの活性層、103はゲイト電極、104はデータ
線、105はドレイン電極、106は層間絶縁膜、10
7はブラックマトリクス、108は透明導電性膜から成
る画素電極、109は配向膜である。
【0008】上記のような構成を有するTFTが配置さ
れた基板全体をアクティブマトリクス基板と呼ぶことに
する。なお、図1(A)では1つの画素のみに注目して
いるが、実際には、数十〜数百万個の画素スイッチング
TFT(画素TFTと呼ぶ)を含む画素領域と、それら
を駆動する複数のTFTを含む周辺駆動回路領域とによ
ってアクティブマトリクス基板が構成される。
【0009】一方、110は透光性を有する基板であ
り、111は透明導電性膜から成る対向電極、112は
配向膜である。このような構成をとるアクティブマトリ
クス基板と対向する基板全体を、対向基板と呼ぶことに
する。
【0010】図2(A)に示すように、上記アクティブ
マトリクス基板および対向基板には、液晶材料の配向性
を整えるためのラビングなどの配向処理が行われる。そ
の後、アクティブマトリクス基板と対向基板との基板間
隔(セルギャップ)を制御するために、アクティブマト
リクス基板側に粒形のスペーサ201が基板全面に均一
に散布される。次に、シール剤202が印刷される。シ
ール剤202は、基板同士を貼り合わせる接着剤として
の役割と、基板間に注入される液晶材料が基板外部に漏
れないように封入するための封止剤としての役割とを果
たす。
【0011】図3は、アクティブマトリクス基板の断面
図である。図3に示すように、セルギャップを制御する
ために粒形のスペーサ301がアクティブマトリクス基
板全面上に均一に散布されるので、画素領域のみならず
周辺駆動回路領域にもスペーサ301が存在することに
なる。通常、画素TFTと駆動回路TFTとは素子の大
きさにそれほど違いはない。しかし、画素領域には、画
素TFTを覆うブラックマトリクス、透明導電性膜から
成る画素電極等が形成される。また、反射型の液晶表示
装置においては、画素領域には、反射電極が形成され
る。さらに、駆動回路領域には、画素TFTを駆動する
CMOS回路を構成するために接続配線が形成される。
よって、画素領域と駆動回路領域とは、下地基板表面か
らの高さ(距離)に違いが生じてくる。
【0012】ここで、駆動回路領域に比較して画素領域
の方が基板表面からの高さが高い場合を例にとることに
する。粒形のスペーサは、湿式あるいは乾式法によって
画素領域のみならず駆動回路領域にも散布される。粒形
のスペーサが、ほぼ均一な大きさを有するとすると、ス
ペーサの位置によって基板からの高低差が生じてくる。
画素領域上と駆動回路領域上とに位置するスペーサ上面
の基板からの高さをそれぞれ、hp、hdとする。画素
領域と駆動回路領域との大きさの違いによる高低差Δh
=hp−hdが生じていることがわかる。
【0013】次に、図4(A)に示すように、アクティ
ブマトリクス基板と対向基板とを貼り合わせる。その
後、アクティブマトリクス基板と対向基板との間に液晶
材料が充填され、液晶注入口が封止材で封止される(図
4(B))。こうして、図1(A)に示すような構成を
有するアクティブマトリクス型液晶表示装置が作製され
る。
【0014】しかし、上記のような構成を有する液晶表
示装置には以下のような問題点がある。
【0015】画素領域と駆動回路領域との大きさの違い
による高低差Δhのために、アクティブマトリクス基板
と対向基板とを貼り合わせたときに、セルギャップを均
一にすることができず、セル厚ムラが生じてしまう。そ
の上、図4(A)および(B)に示すように、対向基板
にひずみが生じてしまう。セル厚ムラおよび対向基板に
ひずみの生じた液晶表示装置には、表示ムラが生じる、
対向基板上面に干渉縞が生じるなどの欠陥が現れる。
【0016】また、画素領域に比較して駆動回路領域の
方が基板表面からの高さが高い場合を例にとると、上述
した高低差Δhのために、アクティブマトリクス基板と
対向基板とを貼り合わせる際に、駆動回路領域上に散布
されたスペーサには必要以上の大きな力がかかることに
なり、画素TFTよりも複雑な構造を有する駆動回路T
FTに少なからずダメージを与えることになる。その結
果、製品の歩留まりに影響を及ぼすことになる。
【0017】また、図1(B)に示すように、粒形のス
ペーサ115が画素領域に存在する場合、スペーサ11
5の近傍は液晶材料の配向性が乱れるため、画像表示の
乱れ(ディスクリネーション)が観測される場合があ
る。
【0018】上述したように、従来の粒形のスペーサを
用いてセルギャップを制御する場合は、さまざまな要因
により、良好な表示を得ることができないことがある。
【0019】また、一般的に製造または試作されている
液晶表示装置は画素ピッチに関係なく、4〜6μm程度
のセルギャップを確保しているようであるが、今後は、
液晶パネルの高精細化が求められ、画素ピッチを更に微
細化する傾向が強まってきている。
【0020】例えば、投射型液晶表示装置(プロジェク
ション)は、画像をスクリーンに拡大投射することを考
えて可能な限り高精細な画像を表示できることが望まし
い。またコストの面からも光学系を小型化する必要があ
り、パネルサイズを小さくすることが必要である。この
ため、今後は画素ピッチが40μm以下、好ましくは3
0μm以下の液晶表示装置を作製する必要がある。
【0021】このような高精細な画像を必要とする液晶
表示装置には、数μmの粒形スペーサでさえも、有効表
示領域に存在する場合は表示品質の劣化につながる。
【0022】さらに、従来の粒形のスペーサは、液晶材
料注入時に、液晶材料の流動によって粒形のスペーサ自
体も流れてしまい、結果として均一なスペーサ散布密度
を得ることができず、セル厚ムラの原因となることがあ
った。
【0023】また、最近注目されてきている強誘電性液
晶を用いた液晶表示装置や、反射型液晶表示装置には、
その特性上、小さいセルギャップが求められている。
【0024】しかし、従来のような粒形のスペーサを用
いて小さく均一なセルギャップを有するセルを作製する
ことは、一般的に困難である。
【0025】
【発明が解決しようとする課題】
【0026】本発明は、従来の粒形のスペーサを用いて
は困難であった、小さく均一なセルギャップを有するセ
ルを作製することによって、セル厚ムラおよび表示ムラ
のない半導体表示装置を提供することを課題とする。ま
た、本発明は、従来の粒形のスペーサを用いた場合、基
板の貼り合わせ時にTFTに生じていた不必要な応力が
生じないようにし、TFTにダメージを与えないように
することを課題とする。
【0027】
【課題を解決するための手段】
【0028】本発明のある実施態様によると、複数の薄
膜トランジスタと前記複数の薄膜トランジスタに電気的
に接続された複数の画素電極とを少なくとも有する画素
領域と、前記複数の薄膜トランジスタを駆動する複数の
薄膜トランジスタによって構成される複数の駆動回路を
少なくとも有する、前記画素領域とは別の場所に設けら
れる駆動回路領域と、下地基板と、を備える第1の基板
と、前記第1の基板に対向する第2の基板と、複数のギ
ャップ保持材と、前記第1の基板に対向する第2の基板
とを張り合わせるシール剤と、を少なくとも備える半導
体表示素子であって、前記下地基板の表面から前記画素
領域の表面までの距離と、前記下地基板の表面から前記
駆動回路領域の表面までの距離とは、異なり、前記複数
のギャップ保持材は、前記画素領域および前記駆動回路
領域以外の領域に形成される半導体表示装置が提供され
る。このことによって上記課題が達成される。
【0029】本発明の別の実施態様によると、マトリク
ス状に配置された複数の画素電極と前記複数の画素電極
のそれぞれに接続された複数の画素薄膜トランジスタと
を少なくとも有する画素領域と、前記複数の画素薄膜ト
ランジスタを駆動する複数の薄膜トランジスタによって
構成される駆動回路を少なくとも有する駆動回路領域
と、下地基板と、を少なくとも備えるアクティブマトリ
クス基板と、前記アクティブマトリクス基板に対向する
対向基板と、前記アクティブマトリクス基板と前記対向
基板との間に挟持された、印加電圧によって光学的応答
が制御される表示媒体と、少なくとも備える半導体表示
装置であって、前記下地基板の表面から前記画素領域の
表面までの距離と、前記下地基板の表面から前記駆動回
路領域の表面までの距離とは、異なり、前記複数のギャ
ップ保持材は、前記画素領域および前記駆動回路領域以
外の領域に形成される半導体表示装置が提供される。こ
のことによって上記目的が達成される。
【0030】前記表示媒体は、印加電圧に応答して光学
的特性が変調されてもよい。
【0031】前記表示媒体は、液晶材料であってもよ
い。
【0032】前記複数のギャップ保持材は、前記画素領
域の周囲に形成されてもよい。
【0033】前記複数のギャップ保持材の配置密度は、
前記画素領域において均一であってもよい。
【0034】前記ギャップ保持材は、円柱形であっても
よい。
【0035】前記ギャップ保持材は、楕円柱形であって
もよい。
【0036】前記ギャップ保持材は、多角柱形であって
もよい。
【0037】前記ギャップ保持材は、液晶材料の注入時
に前記液晶材料が流動する妨げにならない形状を有して
いてもよい。
【0038】前記ギャップ保持材の側面形状は、テーパ
状であってもよい。
【0039】前記ギャップ保持材は、ポリイミド、アク
リル、ポリアミド、またはポリイミドアミドのうちの何
れか一つから成ってもよい。
【0040】前記ギャップ保持材は、紫外線硬化樹脂か
ら成ってもよい。
【0041】前記ギャップ保持材は、エポキシ樹脂から
成ってもよい。
【0042】前記表示媒体は、液晶材料と高分子との混
合層であってもよい。
【0043】前記表示媒体は、エレクトロルミネセンス
素子であってもよい。
【0044】
【作用】
【0045】本発明によると、複数のギャップ保持材に
よってセルギャップの制御を行うので、半導体表示装置
全体にわたって小さく均一なセル厚を得ることができ
る。
【0046】また、本発明によると、アクティブマトリ
クス基板と対向基板との貼り合わせ時に、画素TFTお
よび駆動回路TFTには応力が生じないので、画素TF
Tおよび駆動回路TFTがダメージを受けることはな
い。
【0047】
【発明の実施の形態】
【0048】本発明では、画素スイッチングTFTと駆
動回路TFTとを同一基板上に一体形成し、半導体表示
装置を作製する。
【0049】
【実施例】
【0050】(実施例1)
【0051】本実施例の半導体表示装置の作製方法を以
下に説明する。まず、アクティブマトリクス基板の作製
について図5、図6および図7を用いて説明する。それ
ぞれの図の左側部分に駆動回路TFTの作製工程を、右
側部分に画素TFTの作製工程を示すことにする。
【0052】最初に、図5(A)を参照する。石英基板
あるいはガラス基板501上に下地酸化膜として酸化珪
素膜502を100〜300nmの厚さに形成する。こ
の酸化珪素膜502の形成方法としては、酸素雰囲気中
でのスパッタ法やプラズマCVD法を用いればよい。
【0053】次に、プラズマCVD法やLPCVD法に
よってアモルファスもしくは多結晶のシリコン膜を30
〜150nm、好ましくは50〜100nmの厚さに形
成する。そして、熱アニールを行い、シリコン膜を結晶
化させる。熱アニールは、500℃以上、好ましくは8
00〜900℃の温度で行う。熱アニールによってシリ
コン膜を結晶化させた後、光アニールを行うことによっ
て更に結晶性を高めてもよい。また、熱アニールによっ
てシリコン膜を結晶化させる際に、特開平6−2441
04号広報に開示されているように、ニッケル等の元素
(触媒元素)を添加することによって、シリコンの結晶
化を促進させてもよい。
【0054】次に、島状の周辺駆動回路TFTの活性層
(Pチャネル型TFT活性層503、Nチャネル型TF
T活性層504)、および画素TFT活性層505を形
成する。図5では、便宜上、3つのTFTが示されてい
るが、実際は、数百万個のTFTが同時に形成されてい
る。
【0055】さらに、酸素雰囲気中でスパッタすること
によって、厚さ50〜200nmの酸化珪素のゲイト絶
縁膜506を形成する。ゲイト絶縁膜を形成する方法と
してプラズマCVD法を用いてもよい。プラズマCVD
法によって酸化珪素膜を形成する場合には、原料ガスと
して、一酸化二窒素(N2 O)、あるいは酸素(O2
とモノシラン(SiH4 )との混合ガスを用いるのが好
ましい。
【0056】その後、LPCVD法によって多結晶シリ
コン膜を、厚さ200nm〜5μm、好ましくは200
〜600nmで基板全面に形成する。この多結晶シリコ
ン膜は、導電性を高めるために微量の燐を含有していて
もよい。この多結晶シリコン膜をエッチングすることに
よって、ゲイト電極507、508および409を形成
する。
【0057】次に、図5(B)に示すように、イオンド
ーピング法によって全ての島状活性層にゲイト電極をマ
スクとした自己整合的な燐のドーピングを行う。ドーピ
ングガスとしては、フォスフィン(PH2)を用いる。
この時の、ドーズ量は、1×1012〜5×1013原子/
cm2 とする。この結果、弱いN型領域(N−領域)5
10、511、512が形成される。
【0058】次に、図5(C)に示すように、Pチャネ
ル型TFTの活性層503を覆うフォトレジストのマス
ク513、および画素TFTの活性層505のうち、ゲ
イト電極509を覆うフォトレジストのマスク514を
形成する。ゲイト電極を覆うフォトレジストのマスク
は、ゲイト電極と平行に、ゲイト電極の端から3μm離
れた部分までを覆う。そして、再びイオンドーピング法
によって燐を注入する。ドーピングガスは、フォスフィ
ンを用いる。ドーズ量は、1×1014〜5×1015原子
/cm2 とする。この結果、強いN型領域(N+領域)
のソース/ドレイン515、516が形成される。画素
TFTの活性層505の弱いN型領域(N−領域)51
2のうちマスク514で覆われていた領域517は、今
回のドーピングでは燐が注入されない。したがって、領
域517は、弱いN型領域のままである。
【0059】次に、図6(A)に示すように、Nチャネ
ル型TFTの活性層504、505をフォトレジストの
マスク518で覆う。そして、ジボラン(B2H6)を
ドーピングガスとしてイオンドーピングを行い、島状領
域503に硼素を注入する。ドーズ量は、5×1014
8×1015原子/cm2 とする。今回のドーピングで
は、硼素のドーズ量が前述の図5(C)で示される工程
においてドーピングされた燐のドーズ量を上回るため、
先に形成されていた弱いN型領域510は、強いP型領
域519に反転する。
【0060】以上のドーピングにより、強いN型領域
(ソース/ドレイン)515,516、強いP型領域
(ソース/ドレイン)519、弱いN型領域(低濃度不
純物領域)517が形成される。本実施例においては、
低濃度不純物領域517の幅xは、約3μmである(図
6(A))。
【0061】その後、450〜850℃で、0.5〜3
時間熱アニールを施すことにより、ドーピング不純物を
活性化させ、かつシリコンの結晶性を回復させる。この
熱アニール処理により、ドーピングによるシリコン膜の
ダメージを回復させる。
【0062】次に、図6(B)示すように、プラズマC
VD法によって全面に酸化珪素の層間絶縁膜520を形
成する。層間絶縁膜520の厚さは、300〜6000
nmとする。この層間絶縁膜520は、窒化珪素膜、あ
るいは酸化珪素膜と窒化珪素膜との多層膜であってもよ
い。次に、層間絶縁膜520をウエットエッチング法に
よってエッチングし、ソース/ドレインにコンタクトホ
ールを形成する。
【0063】その後、スパッタ法によって、厚さ200
〜600nmのチタン膜を形成し、これをエッチングし
て駆動回路の電極・配線521,522,523、およ
び画素TFTの電極・配線524,525を形成する。
上記駆動回路の電極・配線521,522,523、お
よび画素TFTの電極・配線524,525は、Ti−
Al−Tiといった多層膜で構成されてもよい。さら
に、図6(C)に示すように、厚さ100〜300nm
のポリイミド膜526を形成する。このポリイミド膜上
に、フォトレジスト527を形成し、フォトリソグラフ
ィー法によって画素TFTの電極525まで達するコン
タクトホールを形成する。次に、図7(A)に示すよう
に、スパッタ法によりITO(インディウム錫酸化物)
膜528を厚さ50〜150nmに形成する。その後、
図7(B)に示すように、マスク529を形成し、エッ
チングすることによって画素電極530を形成する(図
7(C))。画素領域においては、それぞれの画素電極
に少なくとも1つ以上のTFTが配置され、電気的に接
続されている。駆動回路としては、シフトレジスタやア
ドレスデコーダなどが用いられる。また、その他の回路
が必要に応じて構成される。
【0064】このようにして、複数の駆動回路TFT
(駆動回路領域)と複数の画素TFT(画素領域)とが
同一基板上に一体形成されたアクティブマトリクス基板
が作製される。なお本実施例では、画素数は、縦102
4×横768とした。なお、本明細書では、最端部の画
素TFTを含む画素TFTが存在する領域を画素領域と
呼び、最端部の駆動回路TFTを含む駆動回路TFTが
存在する領域を駆動回路領域と呼ぶことにする。
【0065】TFT基板を良く洗浄し、TFT形成時の
表面処理に用いられたエッチング液、レジスト剥離液等
の各種薬品を十分に洗浄する。
【0066】次に、ギャップ保持材の形成工程を説明す
る。以下の説明には、駆動回路領域と、画素領域の構成
を、図8に示すように簡略化することにする。なお図8
では、便宜上、それぞれの部分の縮尺は異なって示され
ている。
【0067】まず、図8(B)に示すように、スピンコ
ート法によって感光性ポリイミド膜801を厚さ2.2
μmに形成した。その後、感光性ポリイミド膜801の
膜厚をアクティブマトリクス基板全面に渡って均一にす
るために、30分間、常温で放置した(レベリング)。
そして、上面に感光性ポリイミド膜801が形成された
アクティブマトリクス基板を120℃で3分間プリベー
クした。
【0068】次に、感光性ポリイミド膜801をパター
ンニングする。図8(C)に示すように、感光性ポリイ
ミド膜801をフォトマスク802で覆い、アクティブ
マトリクス基板上部より紫外線を照射した。その後、現
像処理を行い、280℃で1時間ポストベークを施し
た。こうして、図8(D)に示すように、パターンニン
グされたセルギャップ保持材803を形成した。
【0069】図9(A)に、本実施例のアクティブマト
リクス基板の上面図を示す。図9(B)に、本実施例の
アクティブマトリクス基板の図9(A)で点線で示され
た部分を拡大した斜視図を示す。なお、図9(A)およ
び(B)では、便宜上、ギャップ保持材803、画素領
域、および駆動回路領域の縮尺は異なって示されてい
る。本実施例では、図9(A)および(B)に示される
ようにギャップ保持材803の形状は円柱形であり、円
柱の直径は10μm、高さは2.2μmである。複数の
ギャップ保持材803が30μmの一定間隔をおいて、
最端部の画素TFTから約70μmの間隔をおいて、画
素領域を取り囲むように形成された。なお、液晶材料注
入口付近では、ギャップ保持材803を配置する密度を
他の部分よりも低くしてある。また、ギャップ保持材の
配置密度は、画素領域において均一であることが好まし
い。
【0070】なお、本発明によるギャップ保持材803
は、その高さ精度が需要である。本実施例では、ギャッ
プ保持材の高さ精度は、±0.1μmとした。一方、ギ
ャップ保持材の位置の精度に関しては、±10μm程度
の精度で十分である。本実施例では、ギャップ保持材8
03は画素領域と駆動回路領域との間に形成される。本
実施例では、画素領域と駆動回路領域との間隔は、約4
00nmであり、ギャップ保持材803の直径に比較し
て十分大きい。よって、ギャップ保持材803の位置の
精度はそれほど重要ではない。しかし、ギャップ保持材
803が画素領域内および駆動回路領域内に形成される
ことはない。
【0071】本実施例では、ギャップ保持材の形状は、
円柱状としたが、ギャップ保持材の形状は、楕円形、流
線形、あるいは、三角形、四角形などの多角形状であっ
てもよく、アクティブマトリクス基板(第1の基板)と
対向基板(第2の基板)とのギャップを制御できる形状
であれば、いかなる形状を有することも許される。ま
た、本実施例では、ギャップ保持材は全て同形で、一定
間隔をおいて形成されたが、複数種の形状を有したギャ
ップ保持材が異なる間隔をおいて形成されてもよい。ま
た、本実施例では、複数のセルギャップ保持材が画素領
域から一定間隔をおいて形成されたが、複数のセルギャ
ップ保持材が画素領域から複数の異なる間隔をおいて形
成されてもよい。また、本実施例では、複数のセルギャ
ップ保持材を画素領域と駆動回路領域との間に形成した
が、セルギャップを制御できる位置であるならば、画素
領域内と駆動回路領域内以外ならどこに形成されてもよ
い。
【0072】次に、配向膜をアクティブマトリクス基板
上および対向基板上に形成する。配向膜には、ポリイミ
ド系の垂直配向膜を用いた。このポリイミド系の垂直配
向膜をスピンコート法、フレキソ印刷法、あるいはスク
リーン印刷法のいずれかによってアクティブマトリクス
基板上および対向基板上にコートする。本実施例では、
スピンコート法によって配向膜を形成した。配向膜の厚
さは、1000Åとした。その後、180℃の熱風を送
り込むことによって加熱(ベーク)し、ポリイミドを硬
化させた。
【0073】次に、配向膜が形成された対向基板表面
を、毛足の長さ2〜3mmのバフ布(レイヨン、ナイロ
ン等の繊維)で一定方向に擦るラビング処理を行った。
なお、本実施例では、アクティブマトリクス基板側のラ
ビング処理は行わない。
【0074】その次に、アクティブマトリクス基板の外
枠上にシール剤1001を塗布した(図10(A))。
その後、アクティブマトリクス基板と対向基板とを貼り
合わせた(図10(B))。
【0075】次に、表示媒体としての液晶材料を液晶注
入口1002より注入する。よって、アクティブマトリ
クス基板と対向基板との間に液晶材料が狭持された状態
となる。本実施例では、ギャップ保持材の形状は円柱形
であるので、液晶材料注入時に生じる液晶材料とギャッ
プ保持材の表面との流動抵抗が小さい。よって、基板全
面に渡って均一に液晶材料を注入することができた。な
お、ギャップ保持剤の形状および配置は、この流動抵抗
が小さくなるのが好ましい。
【0076】その後、液晶材料注入口に封止剤(図示せ
ず)を塗布し、紫外線を照射することによって封止剤を
硬化させ、液晶材料をセル内に完全に封止した。
【0077】作製されたセルを用いて実際にその表示特
性を調べたところ、セル表面には干渉縞が観察されなか
った。また、ディスクリネーションのない良好な表示が
得られた。
【0078】(実施例2)
【0079】本実施例では、アクティブマトリクス基板
上に複数の画素TFTおよび複数の駆動回路TFTを形
成する工程までは実施例1と同じであるので、ここでは
省略する。
【0080】図7(C)に示すように、画素TFTと駆
動回路TFTとがアクティブマトリクス基板上に一体形
成された後、セルギャップ保持材がアクティブマトリク
ス基板上に形成される。以下に本実施例におけるギャッ
プ保持材の形成工程を説明する。
【0081】図11を参照する。まず、図11(B)に
示すように、スピンコート法によって感光性ポリイミド
膜1101を厚さ2.2μmに形成した。その後、感光
性ポリイミド膜1101の膜厚をアクティブマトリクス
基板全面に渡って均一にするために、30分間、常温で
放置した(レベリング)。そして、上面に感光性ポリイ
ミド膜1101が形成されたアクティブマトリクス基板
を120℃で3分間プリベークした。
【0082】次に、感光性ポリイミド膜1101をパタ
ーンニングする。図11(C)に示すように、感光性ポ
リイミド膜1101をフォトマスク1102で覆い、ア
クティブマトリクス基板上部より紫外線を照射した。そ
の後現像処理を行い、フォトマスクを除去し、280℃
で1時間ポストベークを施した。以上の工程によって、
円柱状のギャップ保持材1103が形成される。その
後、図12(A)に示すように、レジスト膜1201を
均一に塗布し、所望の形状にパターンニングする。本実
施例では、図12(A)に示すように、円柱形のギャッ
プ保持材1103の上面に、レジスト膜1201が形成
された。次に、図12(B)に示すように、酸素プラズ
マを照射し、ギャップ保持材1103の形状を加工す
る。よって、図12(C)に示すような、側面がテーパ
状となったギャップ保持材1202を形成した。図12
(D)にギャップ保持材1202の拡大図を示す。ギャ
ップ保持材1202の形状は、上面の直径30μm、下
面の直径20μm、高さ2.2μmの円錐形の上部を平
らにしたような形状とした。
【0083】図13に本実施例のアクティブマトリクス
基板の上面図を示す。上記の工程によって、パターンニ
ングされたセルギャップ保持材1202が形成された。
図13に示すように、本実施例では、複数のギャップ保
持材1202が画素領域を2重に取り囲むように形成さ
れている。
【0084】その後、実施例1と同様の方法で、配向膜
がアクティブマトリクス基板上および対向基板上に形成
される。
【0085】次に、配向膜が形成された対向基板表面を
ラビング処理し、アクティブマトリクス基板上にシール
剤1301を塗布した(図13)。その後、アクティブ
マトリクス基板と対向基板とを貼り合わせた(図示せ
ず)。
【0086】次に、表示媒体としての液晶材料を液晶注
入口より注入した。本実施例では、ギャップ保持材12
02の側面は、テーパがついた形状となっているので、
液晶材料注入時に、液晶材料とギャップ保持材1202
との間に生じる抵抗が少なくなる。よって、基板全体に
渡って均一に液晶材料を注入することができた。その
後、液晶注入口を封止材(図示せず)で封止することに
よって液晶材料をセル内に完全に封止した。
【0087】本実施例のように、ギャップ保持材120
2の数を増やす、特に画素領域付近にギャップ保持材1
202を増やすことによって、より均一なセル厚を実現
できる。作製されたセルを用いて実際にその表示特性を
調べたところ、セル表面には干渉縞が観察されなかっ
た。また、ディスクリネーションのない良好な表示が得
られた。
【0088】(実施例3)
【0089】本実施例では、セルギャップ保持材の数お
よび配置のみが実施例1と異なる。それ以外は実施例1
あるいは2と同じであるので省略する。
【0090】図14に示すように、本実施例では、ギャ
ップ保持材1401が画素領域を取り囲むように形成さ
れ、ギャップ保持材1402が駆動回路領域を取り囲む
ように形成されている。ギャップ保持材1401および
1402の形状は、直径30μm、高さ2.2μmの円
柱形とした。。
【0091】次に、配向膜が形成された対向基板表面を
ラビング処理し、アクティブマトリクス基板上にシール
剤1403を塗布した(図14)。その後、アクティブ
マトリクス基板と対向基板とを貼り合わせた(図示せ
ず)。
【0092】次に、表示媒体としての液晶材料を液晶注
入口より注入し、液晶注入口を封止材(図示せず)で封
止することによって液晶材料をセル内に完全に封止し
た。
【0093】作製されたセルを用いて実際にその表示特
性を調べたところ、セル表面には干渉縞が観察されなか
った。また、ディスクリネーションのない良好な表示が
得られた。
【0094】(実施例4)
【0095】本実施例では、アクティブマトリクス基板
上に複数の画素TFTおよび複数の駆動回路TFTを形
成する工程までは実施例1と同じであるので、ここでは
省略する。
【0096】図7(C)に示すように、画素TFTと駆
動回路TFTとがアクティブマトリクス基板上に一体形
成された後、セルギャップ保持材がアクティブマトリク
ス基板上に形成される。以下に本実施例におけるギャッ
プ保持材の形成工程を説明する。
【0097】図15を参照する。画素TFTおよび駆動
回路TFTが形成されたアクティブマトリクス基板上
に、印刷法によってギャップ保持材1503を形成す
る。本実施例では、ギャップ保持材1503にはポリイ
ミド樹脂を用いた。図15(B)に示すように、アクテ
ィブマトリクス基板上をスクリーンで覆い、ポリイミド
樹脂を印刷し、ギャップ保持材1502を形成した。本
実施例では、一度の印刷で、1.1μmのギャップ保持
材1502が形成される。よって、ポリイミド膜の印刷
の後、しばらくの間ベークし、さらにポリイミド膜を重
ねて印刷するという工程を繰り返して所望の高さを有す
るギャップ保持材1503を形成した。
【0098】図14に、ギャップ保持材1503が形成
されたアクティブマトリクス基板の上面図を示す。本実
施例では、ギャップ保持材1503は、長軸30μm、
短軸15μm、高さ2.2μmの楕円柱形であり、画素
領域を取り囲むように形成された。また、本実施例で
は、ギャップ保持材1503は、液晶材料注入時に、ギ
ャップ保持材1503と液晶材料との間に生じる抵抗が
小さくなるように配置されている。つまり、液晶注入口
から注入される液晶材料の流動方向と、ギャップ保持材
の長軸が平行になるように配置されている(図14
(B))。
【0099】次に、配向膜をアクティブマトリクス基板
上および対向基板上に形成する。配向膜には、ポリイミ
ド系の垂直配向膜を用いた。このポリイミド系の垂直配
向膜をスピンコート、フレキソ印刷、あるいはスクリー
ン印刷のいずれかによってアクティブマトリクス基板上
および対向基板上にコートした(図示せず)。配向膜の
厚さは、100nmとした。その後、180℃の熱風を
送り込むことによってベークを行い、配向膜を形成し
た。
【0100】その次に、アクティブマトリクス基板の外
枠上にシール剤1601を塗布し、アクティブマトリク
ス基板と対向基板とを貼り合わせた(図示せず)。
【0101】次に、液晶材料注入口より液晶材料を注入
する。本実施例では、セルギャップ保持材1503は、
楕円柱形であり、かつ上で説明したように液晶材料注入
時に液晶材料とギャップ保持材との間に生じる抵抗が少
なくなるように配置されている。よって、液晶材料を基
板全体に渡って均一に注入することができた。
【0102】その後、液晶材料注入口に封止剤(図示せ
ず)を塗布し、紫外線を照射することによって封止剤を
硬化させ、液晶材料をセル内に完全に封止した。
【0103】(実施例5)
【0104】実施例1〜4ではプレーナ型TFTを例に
とって説明してきたが、本発明は当然の如くTFTの構
造には何ら影響されない。したがって、画素領域および
駆動回路領域の個々のTFTが逆スタガ型TFTであっ
ても、あるいはマルチゲイト型TFTであってもよい。
【0105】上記実施例1〜4では、ギャップ保持材に
はポリイミドを用いたが、アクリル、ポリアミド、また
はポリイミドアミドなどの樹脂を用いてもよい。また、
ギャップ保持材に熱硬化樹脂を用いてもよい。
【0106】なお、上記実施例1〜4では、表示媒体と
して液晶材料を用いる場合につて説明してきたが、本発
明のギャップ保持材は、液晶材料と高分子との混合層、
いわゆる高分子分散型液晶表示装置にも用いることがで
きる。また、本発明の半導体表示装置の表示媒体は、印
加電圧に応答して光学的特性が変調され得るその他のい
かなる表示媒体を用いてもよい。例えば、エレクトロル
ミネセンス素子などを表示媒体として用いてもよい。
【0107】また、上記実施例1〜4では特に示さない
が、カラー表示を行う必要がある場合には、対向基板側
にカラーフィルタを設ければ良い。カラーフィルタに
は、厚さが均一で平坦であること、耐熱性および耐薬品
性に優れていること等が要求される。
【0108】なお、上記実施例1〜4では、画素領域の
高さが駆動回路領域の高さよりも高い場合について本発
明のギャップ保持材の効果を説明してきた。しかし、駆
動回路領域の高さが画素領域の高さよりも高い場合に
も、本発明のギャップ保持材は同じ効果を奏することは
当業者にとって理解される。
【0109】
【発明の効果】
【0110】本発明によると、セル厚分布のない均一な
セル厚を有する半導体表示装置が得られる。また、本発
明によると、粒形上のスペーサを散布すること無しにセ
ルギャップを確保することができるので、基板の貼り合
わせ時に駆動回路TFTに不必要な力がかかることを防
ぐことができ、製品の歩留まりが向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 従来のアクティブマトリクス型液晶表示装置
の断面図および平面図である。
【図2】 従来のアクティブマトリクス型液晶表示装置
の作製工程を示す図である。
【図3】 従来のアクティブマトリクス型液晶表示装置
の断面図である。
【図4】 本発明によるアクティブマトリクス型液晶表
示装置の断面図である。
【図5】 本発明によるアクティブマトリクス型液晶表
示装置の作製工程を示す図である。
【図6】 本発明によるアクティブマトリクス型液晶表
示装置の作製工程を示す図である。
【図7】 本発明によるアクティブマトリクス型液晶表
示装置の作製工程を示す図である。
【図8】 本発明によるギャップ保持材の作製工程を示
す図である。
【図9】 本発明によるアクティブマトリクス型液晶表
示装置の上面図および斜視図である。
【図10】 本発明によるアクティブマトリクス型液晶
表示装置の上面図および断面図である。
【図11】 本発明によるアクティブマトリクス型液晶
表示装置の作製工程を示す図である。
【図12】 本発明によるアクティブマトリクス型液晶
表示装置の作製工程を示す図および本発明によるギャッ
プ保持材の拡大図である。
【図13】 本発明によるアクティブマトリクス型液晶
表示装置の上面図である。
【図14】 本発明によるアクティブマトリクス型液晶
表示装置の上面図である。
【図15】 本発明によるアクティブマトリクス型液晶
表示装置の作製工程を示す図である。
【図16】 本発明によるアクティブマトリクス型液晶
表示装置の上面図および斜視図である。
【符号の説明】
101、110、401 基板 102 TFT活性層 103 ゲイト電極 104 データ線 105 ドレイン電極 106 層間絶縁膜 107 ブラックマトリクス 108 画素電極 109、112 配向膜 111 対向電極 803、1103.1202、1401、1503 ギ
ャップ保持材

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の薄膜トランジスタと前記複数の薄
    膜トランジスタに電気的に接続された複数の画素電極と
    を少なくとも有する画素領域と、前記複数の薄膜トラン
    ジスタを駆動する複数の薄膜トランジスタによって構成
    される複数の駆動回路を少なくとも有する、前記画素領
    域とは別の場所に設けられる駆動回路領域と、下地基板
    と、を少なくとも備える第1の基板と、 前記第1の基板に対向する第2の基板と、 複数のギャップ保持材と、 前記第1の基板に対向する第2の基板とを張り合わせる
    シール剤と、を少なくとも備える半導体表示素子であっ
    て、 前記下地基板の表面から前記画素領域の表面までの距離
    と、前記下地基板の表面から前記駆動回路領域の表面ま
    での距離とは、異なり、前記複数のギャップ保持材は、
    前記画素領域および前記駆動回路領域以外の領域に形成
    される半導体表示装置。
  2. 【請求項2】 マトリクス状に配置された複数の画素電
    極と前記複数の画素電極のそれぞれに接続された複数の
    画素薄膜トランジスタとを少なくとも有する画素領域
    と、前記複数の画素薄膜トランジスタを駆動する複数の
    薄膜トランジスタによって構成される駆動回路を少なく
    とも有する駆動回路領域と、下地基板と、を少なくとも
    備えるアクティブマトリクス基板と、 前記アクティブマトリクス基板に対向する対向基板と、 前記アクティブマトリクス基板と前記対向基板との間に
    挟持された、印加電圧によって光学的応答が制御される
    表示媒体と、を少なくとも備える半導体表示装置であっ
    て、 前記下地基板の表面から前記画素領域の表面までの距離
    と、前記下地基板の表面から前記駆動回路領域の表面ま
    での距離とは、異なり、前記複数のギャップ保持材は、
    前記画素領域および前記駆動回路領域以外の領域に形成
    される半導体表示装置。
  3. 【請求項3】 前記表示媒体は、印加電圧に応答して光
    学的特性が変調される請求項2記載の半導体表示装置。
  4. 【請求項4】 前記表示媒体は、液晶材料である請求項
    3記載の半導体表示装置。
  5. 【請求項5】 前記複数のギャップ保持材は、前記画素
    領域の周囲に形成される請求項1乃至4記載の半導体表
    示装置。
  6. 【請求項6】 前記複数のギャップ保持材の配置密度
    は、前記画素領域において均一である請求項1乃至4記
    載の半導体表示装置。
  7. 【請求項7】 前記ギャップ保持材は、円柱形である請
    求項1乃至6記載の半導体表示装置。
  8. 【請求項8】 前記ギャップ保持材は、楕円柱形である
    請求項1乃至6記載の半導体表示装置。
  9. 【請求項9】 前記ギャップ保持材は、多角柱形である
    請求項1乃至6記載の半導体表示装置。
  10. 【請求項10】 前記ギャップ保持材は、液晶材料の注
    入時に前記液晶材料が流動する妨げにならない形状を有
    する請求項2乃至6記載の半導体表示装置。
  11. 【請求項11】 前記ギャップ保持材の側面形状は、テ
    ーパ状である請求項2乃至6記載の半導体表示装置。
  12. 【請求項12】 前記ギャップ保持材は、ポリイミド、
    アクリル、ポリアミド、またはポリイミドアミドのうち
    の何れか一つから成る請求項1乃至記載の半導体表示装
    置。
  13. 【請求項13】 前記ギャップ保持材は、紫外線硬化樹
    脂から成る請求項1乃至記載の半導体表示装置。
  14. 【請求項14】 前記ギャップ保持材は、エポキシ樹脂
    から成る請求項1乃至記載の半導体表示装置。
  15. 【請求項15】 前記表示媒体は、液晶材料と高分子と
    の混合層である請求項1記載の半導体表示装置。
  16. 【請求項16】 前記表示媒体は、エレクトロルミネセ
    ンス素子である請求項1記載の半導体表示装置。
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