JPH10318809A - 超音波渦流量計 - Google Patents
超音波渦流量計Info
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- JPH10318809A JPH10318809A JP9125482A JP12548297A JPH10318809A JP H10318809 A JPH10318809 A JP H10318809A JP 9125482 A JP9125482 A JP 9125482A JP 12548297 A JP12548297 A JP 12548297A JP H10318809 A JPH10318809 A JP H10318809A
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Abstract
してパルス化することができるように改良した超音波渦
流量計を提供するにある。 【構成】 カルマン渦により伝播時間の変更を受けた超
音波信号を用いて流路に流れる測定流体の流量を算定す
る超音波渦流量計において、まず、一定レベルに増幅さ
れた先の超音波信号が一端に入力され他端にはトリガレ
ベルが入力されたパルス化回路で先の超音波信号をパル
ス化する。さらに、トリガレベル生成回路がマイクロプ
ロセッサの複数の出力ポートの内の所定ポートに接続さ
れたウエイト抵抗に先の所定ポートから印加される選択
された論理レベルに対応して先のトリガレベルを生成す
る。そして、先のパルス化回路の出力を用いて先の流量
を算定するものである。
Description
伝播時間の変更を受けた超音波信号を用いて流路に流れ
る測定流体の流量を算定する渦流量計に係り、特に、受
信した超音波信号を簡単な構成でかつ安定してパルス化
することができるように改良した超音波渦流量計に関す
る。
す構成図である。この場合は、バースト波としての超音
波を渦に放射して得られる伝播時間の変更を検出するこ
とにより測定流体の流量を算定する超音波渦流量計の構
成を示している。図4は図3に示す構成の動作を説明す
る波形図である。以下、図4に示す波形図を適宜に引用
しながら説明する。
1を駆動回路24とタイミング回路25にそれぞれ出力
する。タイミング回路25は駆動回路24にバースト波
を送出するタイミング信号TG1を出力する。
サンプリングするサンプリング信号SP1、及び超音波信
号をサンプルホールドするタイミング信号SP2などを送
出する。
2に分周したクロックCL2(図4(A))を作ると共
にタイミング信号TG1で駆動信号DS2(図4(A))
のバースト波の繰り返し周期t1を制御するバースト波
状の駆動信号DS2を超音波送信器12に印加する。
号を復元する必要から渦生成周期より短く設定されてお
り、またクロックCL2は参照波信号を作る関係から基
準クロックCL1を1/2に分周した周波数としてい
る。
状の駆動信号DS2の印加により電圧/歪変換を生じ、
測定管路13の内部に満たされている測定流体中に超音
波を送出する。
ルマン渦で位相変調されて超音波受信器15で受信さ
れ、さらに超音波信号SU3(図4(B))として増幅器
16に出力され、ここで可変抵抗器などによるゲイン調
整値GVでゲイン調整されてパルス化回路26に出力さ
れる。
は、カルマン渦を捉えたメインの波形の他に測定管路1
3で多重反射された波形或いは残響波などが重畳された
波形として現れている。
抗器等を用いて所定の閾値Sh(図4(B))が設定さ
れたパルス化回路26で、この閾値Shを基準としてパ
ルス化され、超音波信号SU4(図4(C))としてサン
プリング回路27に出力される。
路25からバースト波の送出に対して所定の遅れを伴っ
てサンプリング信号SP1(図4(D))が繰り返して与
えられており、このサンプリング信号SP1により、その
都度、超音波信号SU4(図4(C))がサンプリングさ
れて位相検出回路28に出力される。
回路10から基準クロックCL1が印加され、バースト
波の送出に対して所定の遅れを伴って参照波回路29か
ら参照波信号SR2が位相検出回路28に出力されてい
る。
信号SR2をベースとしてサンプリング回路27から出力
された超音波信号SU5(図4(E))を位相検波して、
サンプルホールド回路30に出力する。
回路25から送出されるサンプリング信号SP2により位
相検出回路28の出力をサンプリングして平滑した後1
サンプリング周期の間づつホールドして階段状の波形と
して渦信号を再現してフイルタ31に出力する。
にフイルタ信号を送出し、シュミットトリガ回路21
は、フイルタ31の出力端に得られるカルマン渦を再現
した渦波形を所定の閾値を基準としてパルス状の波形と
して出力端23に出力する。
て渦を復元する場合は、連続波を用いて渦を復元する場
合に対して、超音波の送出・受信が間欠的となるので、
超音波送信器12から測定流体に超音波を送出する際
に、金属性の測定管路13を経由して超音波受信器15
に到達するノイズを分離除去できるメリットを有してい
る。
ような超音波渦流量計は、受信した超音波信号SU3を増
幅器16で適正なレベルになるように調節したり、パル
ス化回路26で閾値Shを適正に設定するに当たって
は、例えば可変抵抗器、或いはスイッチなど可動部を有
する素子を用いるので、安定性に欠ける欠点を有する。
解決するための構成として、カルマン渦により伝播時間
の変更を受けた超音波信号を用いて流路に流れる測定流
体の流量を算定する超音波渦流量計において、まず、一
定レベルに増幅された先の超音波信号が一端に入力され
他端にはトリガレベルが入力されたパルス化回路で先の
超音波信号をパルス化する。
プロセッサの複数の出力ポートの内の所定ポートに接続
されたウエイト抵抗に先の所定ポートから印加される選
択された論理レベルに対応して先の超音波信号のトリガ
レベルを生成する。そして、先のパルス化回路、サンプ
リング回路、位相検出器、サンプルホールド回路、フイ
ルタを経由し、その後シュミットトリガ回路の出力を用
いて先の流量を算定するものである。
で合成される合成電圧の変化範囲を変更することにより
分解能を向上させ、また先の調整抵抗に並列にコンデン
サを接続してマイクロプロセッサから生じるノイズ電圧
を除去する。
て図を用いて説明する。図1は本発明の実施の形態の1
例を示すブロック図である。なお、図3に示す従来の超
音波渦流量計と同一の機能を有する部分には同一の符号
を付して適宜にその説明を省略する。
に送出してこのカルマン渦により変調された超音波信号
SU3を一定のゲインに設定された増幅器16、つまりG
Vを固定した増幅器16で受信し、これを所定の閾値の
設定されたパルス回路26でパルス化して超音波信号S
U4としてサンプリング回路27に送出する。
ド回路30、フイルタ31、シュミットトリガ回路21
を経て渦信号を再現する点については図3に示す構成と
ほぼ同様である。
得られた渦信号は、マイクロコンピュータ32で流量演
算が実行され、その演算結果は出力端33に流量信号と
して出力される。
ート32aには、図示しないキーボードなどによりマイ
クロコンピュータ32に適正なトリガレベルである閾値
Sh2としてパルス化回路26に設定された論理レベルが
出力されている。
4に出力され、ここでアナログの閾値Sh2を生成して、
例えばコンパレータなどで形成されるパルス化回路26
の基準のトリガレベルとして設定される。
な回路構成を示している。出力ポート32aの出力端Q
1、Q2、…Qnにはハイレベル“H”、ローレベル
“L”の2値のビット信号として出力されており、具体
的には例えば“H”のときは3V、“L”のときは0V
などの値となっている。
論理レベルは、R1、R2(=2R1)、…、Rn(=nR
1)としてウエイト付けされたウエイト抵抗を介して合
成されて閾値Sh2としてパルス化回路26の基準入力端
側に出力されている。
…、Rnの合成点Cは、バイアス電圧VBと共通電位点C
OMとの間に直列に接続された調整抵抗RHとRLの接続
点に接続されている。
共通電位点COMとの間に発生する閾値Sh2のレベルの
全体を圧縮して分解能を向上させ、またその可変範囲の
中心点を調節する。
列に接続されているが、このコンデンサCNはマイクロ
コンピュータ32から出力されるコンピュータノイズに
よりパルス化回路26の動作が不安定になるを避けるた
めに挿入された安定化用のコンデンサである。
である閾値Sh2を設定するためには、工場出荷時に、固
定ゲインの増幅器16の入力端に試験用の所定の試験信
号を入力し、パルス化回路26の出力端に発生するパル
ス波形を観測して、最適なパルス波形になるように、出
力端Q1、Q2、…Qnに現れる論理レベルの組み合わせ
を変更することによって実行される。
たように第1請求項に記載された発明によれば、可動部
を持たずにかつ簡単な回路構成でトリガレベルを設定す
ることができるので、安定性が良くコスト低減に寄与す
るメリットがある。
ば分解能の向上も容易に実現することができ、さらに第
3請求項に記載された発明によればコンピュータノイズ
による影響も低減して安定にパルスを生成することがで
きるメリットを有する。
図である。
である。
形図である。
Claims (3)
- 【請求項1】カルマン渦により伝播時間の変更を受けた
超音波信号を用いて流路に流れる測定流体の流量を算定
する超音波渦流量計において、一定レベルに増幅された
前記超音波信号が一端に入力され他端にはトリガレベル
が入力され前記超音波信号をパルス化するパルス化回路
と、マイクロプロセッサの複数の出力ポートの内の所定
ポートに接続されたウエイト抵抗に前記所定ポートから
印加される選択された論理レベルに対応して前記トリガ
レベルを生成するトリガレベル生成回路とを具備し、前
記パルス化回路の出力を用いて前記流量を算定する超音
波渦流量計。 - 【請求項2】前記ウエイト抵抗で合成する合成電圧の変
化範囲を変更することにより分解能を向上させる調整抵
抗を具備することを特徴とする請求項1記載の超音波渦
流量計。 - 【請求項3】前記調整抵抗に並列に接続されマイクロプ
ロセッサから生じるノイズ電圧を低減するコンデンサを
具備することを特徴とする請求項2記載の超音波渦流量
計。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12548297A JP3381760B2 (ja) | 1997-05-15 | 1997-05-15 | 超音波渦流量計 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP12548297A JP3381760B2 (ja) | 1997-05-15 | 1997-05-15 | 超音波渦流量計 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JPH10318809A true JPH10318809A (ja) | 1998-12-04 |
JP3381760B2 JP3381760B2 (ja) | 2003-03-04 |
Family
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Family Applications (1)
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1997
- 1997-05-15 JP JP12548297A patent/JP3381760B2/ja not_active Expired - Fee Related
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