JPH10316160A - 固定バンド - Google Patents

固定バンド

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Publication number
JPH10316160A
JPH10316160A JP9143210A JP14321097A JPH10316160A JP H10316160 A JPH10316160 A JP H10316160A JP 9143210 A JP9143210 A JP 9143210A JP 14321097 A JP14321097 A JP 14321097A JP H10316160 A JPH10316160 A JP H10316160A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
strip
band strap
head part
head
cap
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9143210A
Other languages
English (en)
Inventor
Susumu Kameda
進 亀田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nitto Denko Corp
Original Assignee
Nitto Denko Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Nitto Denko Corp filed Critical Nitto Denko Corp
Priority to JP9143210A priority Critical patent/JPH10316160A/ja
Publication of JPH10316160A publication Critical patent/JPH10316160A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Package Frames And Binding Bands (AREA)
  • Supports For Pipes And Cables (AREA)
  • Installation Of Indoor Wiring (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】インシュ−ロックを結束具以外に、ハンガ−と
しても安全に使用できるようにする。 【解決手段】帯条部11の一端に帯条挿通用の背割れヘ
ッド部12を有し、ヘッド部12と帯条部11とに帯条
部の引き抜きに対しては係止し、帯条部の引き抜きとは
逆方向の順方向引張りに対しては係止が解除される係止
歯151,152を設け、背割れヘッド部12に補強用
キャップ2を嵌着した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はインシュ−ロック式
の固定バンドに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、固定バンドとして、図7の(イ)
及び(ロ)に示すように、帯条部11’の一端に帯条挿
通用の背割りヘッド部12’を有し、ヘッド部12’と
帯条部11’とに帯条部11’の引き抜きmに対しては
係止し、帯条部11’の引き抜きmとは逆方向の順方向
pの引張りに対しては係止解除される係止歯を設けてな
る、所謂インシュ−ロックが公知であり、電線束等の結
束に使用している(例えば、特開平7−67229号、
実開昭64−42269号等)。このインシュ−ロック
においては、一旦ロックした後は、帯条部11’の引き
抜き方向mの引張りでは、ロックを解除できないが、図
7の(ロ)に示すように、ヘッド部11’の背割り部1
3’を拡開することにより帯条部11’をヘッド部1
2’の外部に取り出してロックを解除できる。従って、
繰返し使用が可能である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
インシュ−ロックを、物品の吊支に使用する場合、物品
の回転揺動により回転モ−メントが帯状部を経てヘッド
部に伝達され、この捩じれモ−メントでヘッド部の背割
れ部が抉りにより拡開されてヘッド部と帯条部とのロッ
クが解除される畏れがあり、上記のインシュ−ロックを
ハンガ−のように、回転モ−メントが作用する用途に使
用することには、問題がある。
【0004】本発明の目的は、上記のインシュ−ロック
を結束具以外に、ハンガ−としても安全に使用できるよ
うにすることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明に係る固定バンド
は、帯条部の一端に帯条挿通用の背割れヘッド部を有
し、ヘッド部と帯条部とに帯条部の引き抜きに対しては
係止し、帯条部の引き抜きとは逆方向の順方向引張りに
対しては係止が解除される係止歯を設け、背割れヘッド
部に補強用キャップを嵌着したことを特徴とする構成で
あり、補強用キャップはヘッド部にヒンジ結合すること
もできる。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しつつ本発明の
実施の形態について説明する。図1の(イ)は本発明に
係る固定バンドの一例を示す斜視図、図1の(ロ)は図
1の(イ)におけるロ−ロ断面図、図1の(ハ)は同固
定バンドを示す正面図である。図1の(イ)乃至図1の
(ハ)において、11は帯条部である。12は帯条部1
1の一端に設けた帯条挿通ヘッド部であり、背割り構造
(13は背割り部を示している)とされている。14は
ヘッド部12の底面に設けた爪部である。151は爪部
14の表面に形成した雌型歯、152は帯条部11の片
面に形成した雄型歯であり、図2に示すように、ヘッド
部12に挿通した帯条部の引き抜きmに対しては雄雌歯
151,152の係止が行われ、この引き抜きmと逆方
向の順方向pの引張りに対しては係止が解除される。図
1及び図2において、2はヘッド部12に背割り部を閉
じるように嵌着した補強用キャップである。
【0007】図2は上記固定バンドのロック状態を示
し、ヘッド部12に帯条部11が背割り部13から通さ
れ、爪部14が帯条部11に弾性的に押し付けられ、雄
雌歯151,152が噛み合わされ、引き抜き方向の引
張りに対しては係止され、引張り方向と逆方向の順方向
の引張りに対しては係止が解除される。そして、ロック
後、ヘッド部12に補強用キャップ2が嵌合される。
【0008】図3は本発明に係る固定バンドを使用した
吊支構造を示している。図3において、3は横バ−を、
Aは本発明に係る固定バンドをそれぞれ示し、横バ−3
に帯条部11を周し、次いで、帯条部11をヘッド部1
2に背割り部13から通し、更に、順方向pに挿通帯条
部を引張って横バ−3に緊締し、ヘッド部12に補強用
キャップ2を嵌着し、挿通帯条部の先端に物品4を吊支
してある。なお、帯条部の先端にフック部を設け、この
フック部に物品を吊支してある。このフツク部は、図4
に示すような環状フック部〔図4の(イ)〕、かぎ状
〔図4の(ロ)〕、矢じり状〔図4の(ハ)〕とするこ
とができる。
【0009】図3において、物品4が風等のために回転
されると、その回転に伴い、ヘッド部2と物品4との間
の帯条部分110を経て捩じれモ−メントが背割りヘッ
ド部12の内郭側に充分な伝達率で伝達される。すなわ
ち、帯条部110の断面形状が非円形の長方形であり、
この長方形断面では、長辺aと短辺bとの比a/bが大
きくなるに従って捩じれ剛性が大きくなるから、回転モ
−メントがヘッド部12と物品4との間の帯条部分11
0の捩じれ変形を殆ど伴うことなく、その回転モ−メン
トがほぼそのまま背割りヘッド部12に伝達される。し
かしながら、本発明に係る固定バンドにおいては、背割
りヘッド部12に補強用キャップ2を嵌着してあり、そ
の捩じれモ−メントに対する捩じれ剛性を高くしてある
から、ヘッド部12の捩じれ変形を背割り構造にもかか
わらず、僅小にとどめ得る。従って、ヘッド部12と帯
条部11との雌雄歯151,152のロック状態を、物
品4の回転にもかかわらず安定に維持でき、横バ−2へ
の周囲帯条部11の緊圧状態を確実に保持できる。而し
て、本発明に係る固定バンドを果物や野菜栽培での、た
なや補強組み木の横バ−への害虫捕獲器等の吊支に使用
すれば、害虫捕獲器等の風による回転揺動にもかかわら
ず、横バ−に対する帯条部の緊締状態を安定に維持し
得、害虫捕獲器等の横方向すべり移動無く、従って、作
物を傷付ける畏れなく、害虫の捕獲等を良好に行うこと
ができる。
【0010】本発明に係る固定バンドは、ポリプロピレ
ンやポリアミドから成形され、通常、厚みは2〜5m
m、長さは20〜40mmとされ、射成形により製作さ
れる。また、補強用キャップは固定バンドと同材質のプ
ラスチックの外、金属、例えば鋼製とすることもでき
る。本発明に係る固定バンドにおいては、図1に示すよ
うに、上記のように、補強用キャップ2とヘッド部12
とを別体とすることの外、図5に示すように、補強用キ
ャップ2をヘッド部12にヒンジ結合21することもで
きる。
【0011】本発明に係る固定バンドにおいては、図6
の(イ)及び(ロ)に示すように、ヘッド部12内の歯
151をヘッド部12の背割れ側の内面に形成し、帯条
部11の歯152を、上記図1に示す実施例の場合とは
反対の面に形成することもできる。この場合、帯条部1
1の歯152は、図6の(ロ)に示すように、ヘッド部
の背割れ側の両サイド内面に対応して二条とすること、
また二条間にまたがって単一条とすることもできる。
【0012】
【発明の効果】本発明に係る固定バンドにおいては、イ
ンシュ−ロックを結束具としてのみならず、ハンガ−と
しても良好に使用できる。従って、例えば、果物や野菜
栽培での棚や補強木の組立てのための結束バンド、害虫
捕獲器のハンガ−、刈り取り樹枝の結束バンド等として
使用できる等、多様的に使用でき頗る便利である。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1の(イ)は本発明に係る固定バンドを示す
斜視図、図1の(ロ)は図1の(イ)におけるロ−ロ断
面図、図1の(ハ)は同ハンガ−を示す正面図である。
【図2】本発明に係る固定バンドのロック状態を示す図
面である。
【図3】本発明に係る固定バンドを使用した吊支構造を
示す図面である。
【図4】本発明に係る固定バンドの上記とは別の実施例
を示す図面である。
【図5】本発明に係る固定バンドの上記とは別の実施例
を示す図面である。
【図6】本発明に係る固定バンドのの上記とは別の実施
例を示す図面である。
【図7】従来例を示す図面である。
【符号の説明】
11 帯条部 12 ヘッド部 13 背割り部 13 フック部 151 歯 152 歯 2 補強用キャップ A 固定バンド 3 横バ− 4 物品

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】帯条部の一端に帯条挿通用の背割れヘッド
    部を有し、ヘッド部と帯条部とに帯条部の引き抜きに対
    しては係止し、帯条部の引き抜きとは逆方向の順方向引
    張りに対しては係止が解除される係止歯を設け、背割れ
    ヘッド部に補強用キャップを嵌着したことを特徴とする
    固定バンド。
  2. 【請求項2】帯条部の一端に帯条挿通用の背割れヘッド
    部を有し、ヘッド部と帯条部とに帯条部の引き抜きに対
    しては係止し、帯条部の引き抜きとは逆方向の順方向引
    張りに対しては係止が解除される係止歯を設け、背割れ
    ヘッド部に該ヘッド部に対する補強用キャツプをヒンジ
    結合したことを特徴とする固定バンド。
JP9143210A 1997-05-17 1997-05-17 固定バンド Pending JPH10316160A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9143210A JPH10316160A (ja) 1997-05-17 1997-05-17 固定バンド

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9143210A JPH10316160A (ja) 1997-05-17 1997-05-17 固定バンド

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Publication Number Publication Date
JPH10316160A true JPH10316160A (ja) 1998-12-02

Family

ID=15333457

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9143210A Pending JPH10316160A (ja) 1997-05-17 1997-05-17 固定バンド

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JP (1) JPH10316160A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013189257A (ja) * 2013-06-19 2013-09-26 Makoto Fujinami クリップ用保持具
JP2019501844A (ja) * 2016-01-13 2019-01-24 トーマス・アンド・ベッツ・インターナショナル・エルエルシー 高性能二種材料ケーブルタイヘッド

Cited By (2)

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