JPH1031611A - 不揮発性メモリ記憶媒体用ファイルシステム - Google Patents

不揮発性メモリ記憶媒体用ファイルシステム

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JPH1031611A
JPH1031611A JP20433596A JP20433596A JPH1031611A JP H1031611 A JPH1031611 A JP H1031611A JP 20433596 A JP20433596 A JP 20433596A JP 20433596 A JP20433596 A JP 20433596A JP H1031611 A JPH1031611 A JP H1031611A
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JP
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block
memory
data
write
memory block
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JP20433596A
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Chiezou Saitou
千恵蔵 斉藤
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Advantest Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】各メモリブロックの書き換え回数の平準化する
書込み制御手段としてメモリブロックが不良となる時期
を大幅に長くし、かつ予備領域を無くして利用可能容量
を最大限にするフラッシュメモリ記憶媒体制御手段のフ
ァイルシステムの実現。 【解決手段】不揮発性メモリのメモリブロック個々の書
込み回数をメモリブロックに格納する手段を設け、書込
み回数値が最少のメモリブロックを書込み対象として見
出す手段を設け、ユーザ書込みデータ79datと共に更
新した書込み回数データ73ctrをメモリブロックに格
納する書込み処理手段とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、半導体素子を使
用した記憶媒体である不揮発性メモリ(フラッシュメモ
リ)を使用してファイルシステムを構築した場合におい
て、不揮発性メモリの物理的書き換え寿命を考慮した破
損軽減手段と、書込み中の電源断による以前の記録デー
タの消滅最少化手段を実現するファイルシステムに関す
る。
【0002】
【従来の技術】半導体素子を使用した記憶媒体(シリコ
ンディスク)の種類として不揮発性メモリ(フラッシュ
メモリ)を使用するものがある。ところでフラッシュメ
モリの書き換え回数は、有限であり、品種によっても異
なるが例えば10万回である。実際にはメモリ素子個々
のばらつきや書込み条件等により大幅に異なり1〜10
0倍程度の大きなばらつきがある。これを記憶媒体とし
て使用する場合には、不良となったメモリブロックを他
のメモリブロックに置き換え救済手段により実用に供す
るようにしている。いずれにしてもフラッシュメモリで
は一部分のブロックに集中する書込み制御形態は好まし
くない。
【0003】従来方式では一般的にFAT(file alloc
ation table)情報という管理テーブルを設け、これに
基づき論理セクタ番号(上位インターフェースからのア
クセス番号)とフラッシュメモリ上の物理セクタ番号
(メモリブロック番号)の変換テーブルを記述してお
き、仮に不良セクタが発生しても、その不良セクタを予
備のセクタと置き換える救済手段とすることで記憶装置
全体としての信頼性を確保している。
【0004】例えばMSDOSで採用しているFAT形
式のファイルシステムでは、デバイスドライバやBIO
Sが上位OSからの論理的なセクタ番号やクラスタ番号
等のアクセス番号でアクセスされ、これを受けて実際の
物理装置であるメモリブロックの書込み制御を行う。セ
クタは保存データ単位の最小単位であり、例えば512
バイトである。クラスタは上位プログラムがファイル管
理の最小単位であり、最低1つのファイルに1つのクラ
スタが割り当てられ、1クラスタは少なくとも1つのセ
クタの集合で成る。
【0005】書き換え回数を低減する従来技術について
以下に2例示す。従来の第1例としては、フロッピーデ
ィスクやハードディスクで行われている手法である。即
ち、図5に示すようにフラッシュメモリ(FM)80の
メモリブロックにおいて、外部からのファイル情報用デ
ータ領域92のセクタ管理用のFAT(file allocatio
n table)領域91を設ける。該FAT内容としてはセ
クタとメモリブロックを1対1に静的に割付け管理する
例である。また、上位OSからはアクセスできない不良
救済の為の代替え領域93も予め割付けて設けておく。
この場合のセクタへの書込みは静的に結び付けられたデ
ータ領域92のメモリブロックを消去した後、同一メモ
リブロックの書込み更新を実行し、これに対応するFA
T情報領域91にも更新書込みを行う。もし該メモリブ
ロックが寿命等により不良メモリブロック95errとな
った場合は、代替え領域93にある予備の代替えブロッ
ク番号をFATに置き換え登録する。以後はその代替え
メモリブロックがFATで管理使用されることとなる。
また管理ブロック自体であるFATが不良となった場合
も該代替え領域93の代替えブロック番号をFATブロ
ックとして置き換える。前記従来方法では代替えブロッ
クをどの程度確保しておくかが問題になる。即ち、比較
的小さなメモリ容量のフラッシュメモリでは代替え割合
を多くしてしまうと実利用可能な容量が減ってしまうと
いう難点がある。フラッシュメモリ素子の書き換え保証
回数は、最悪値であるカタログスペック(例えば10万
回)から考え、更にアクセス頻度の多い利用アプリケー
ション条件の両面を考えた場合かなりの割合の代替えメ
モリを設けておく必要がある。逆に代替え割合を少なく
した場合には短期間に利用できなくなってしまう場合が
生じ、これらの実用上の難点がある。この第1例のFA
Tにより静的に割付けする方法では、書き換え頻度の高
いファイルがあると、特定のブロックに書込みが集中し
てしまい不良救済頻度が多くなる難点がある。特にFA
T領域91は書き換え頻度が多く発生し寿命となる確率
が高い。
【0006】従来の第2例としては、動的結び付け手法
とする例であり、充電二次電池でバッテリバックアップ
されたSRAMによる常時メモリ手段を設け、これを書
き換え頻度の多い動的割付け管理情報であるFAT情報
用に使用する。また該SRAMの二次電池が長期無通電
によるFAT情報消滅を防止する為に、フラッシュメモ
リ上にもFAT情報エリアを設け、定期的あるいは手動
起動にてSRAM上の同一情報を書込みして格納してお
く。この場合は、SRAM上のFAT情報消滅の可能性
があり、必ずしも安全な記憶媒体とは言えず実用上の難
点がある。また前記第2例の構成に加えて補助電源を設
け、電源遮断や停電等の検出手段を設け、この検出信号
を受けて、SRAM上のFAT情報をフラッシュメモリ
へ転送書込みする手段がある。これにより消滅すること
のない安全な記憶媒体とし、書き換え頻度を実質的に低
減する手段がある。しかしこの例では、補助電源が必要
であり、全てのシステムに適用出来にくい難点がある。
また利用形態によっては頻繁に電源開閉する利用形態も
あり必ずしも善処し得ない場合がある。また各メモリブ
ロックの管理情報をFATに集結して格納する管理形態
では、最終的には、FAT情報を更新する必要があり、
この点からFATを含めた各メモリブロックの書き換え
回数の平準化の実現は困難である。このことは、有限の
書き換え回数を有するフラッシュメモリ記憶媒体を考慮
した最適な利用形態とは言えない。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記説明の従来方式で
はFAT情報という管理テーブルをFM80の一部の記
憶エリアに設けて、論理セクタ番号と物理セクタ番号と
の変換する手法であった。ところで該FAT情報を格納
しているメモリブロックも他のメモリブロックと同様で
あるから同様の書込み寿命回数があり、一般的には他の
メモリブロックより書込み頻度が遙かに多い。この為、
先に該FAT情報のメモリブロックが寿命となってしま
う為、該FAT領域の為の予備領域も確保しておく必要
があり、その分の利用可能容量が減ってしまう難点があ
る。しかもFAT内容の破損はFATに格納されている
情報の不定となり一度に多数の既存データの消滅を意味
し実用上の難点である。またFAT情報書込み時の電源
断によっては当該書込み途中のFATデータが不定にな
りこれに伴う管理情報の消滅となる場合があり実用上好
ましくない。この為通常は2系統のFATを設けて同一
データを各々格納して保護する手法をとって救済してい
る。また従来方式ではFATを除くデータ格納領域に対
しても書込み頻度の多いメモリブロック破損の救済の為
に多くの予備領域を確保しておく必要があり、これらの
点から利用可能容量が減ってしまう難点があった。
【0008】そこで、本発明が解決しようとする課題
は、FM80の各メモリブロックの書き換え回数の平準
化する書込み制御手段としてメモリブロックが不良とな
る時期を大幅に長くし、かつ予備領域を無くして利用可
能容量を最大限にするフラッシュメモリ記憶媒体制御手
段のファイルシステムの実現を目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】第1に、上記課題を解決
するために、本発明の構成では、不揮発性メモリのメモ
リブロック個々の書込み回数をメモリブロックに格納す
る手段を設け、書込み回数値が最少のメモリブロックを
書込み対象として見出す手段を設け、ユーザ書込みデー
タ79datと共に更新した書込み回数データ73ctrをメ
モリブロックに格納する書込み処理手段を設ける構成手
段とする。これにより、不揮発性メモリを使用する記憶
媒体用ファイルシステムにおいて、各メモリブロックの
書き換え回数の平準化する書込み制御手段としてメモリ
ブロックが不良となる時期を大幅に長くし、かつ予備領
域を無くして利用可能容量を最大限にし、また電源断時
の書込み時における電源断による書込みファイルデータ
の消滅最少化手段が実現される。
【0010】第2に、上記課題を解決するために、本発
明の構成では、不揮発性メモリの1メモリブロックを、
上位インターフェースから受けたユーザ書込みデータ7
9dat領域用と、メモリブロックの情報格納用のブロッ
クヘッダ部71hed領域用に2分割し、ブロックヘッダ
部71hedには、少なくとも上位インターフェースから
のアクセス番号(セクタ番号やクラスタ番号等)に対応
する論理ブロック番号72numと、メモリブロックの書
込み回数データ73ctrと、メモリブロックの使用状態
を示す使用状態ステータス付与手段を設け、メモリブロ
ックのブロックヘッダ部71hedの中で書込み回数デー
タ73ctr値が最少のものを書込み対象として見出し、
更新した書込み回数データ73ctrをユーザ書込みデー
タ79datと共に格納する書込み処理手段を設ける構成
手段がある。
【0011】第3に、上記課題を解決するために、本発
明の構成では、不揮発性メモリの1メモリブロックを、
上位インターフェースから受けたユーザ書込みデータ7
9dat領域用と、メモリブロックの情報格納用のブロッ
クヘッダ部71hed領域用に2分割し、ブロックヘッダ
部71hedには、少なくとも上位インターフェースから
のアクセス番号(例えばセクタ番号90secやクラスタ
番号を単位としたアクセス番号)に対応する論理ブロッ
ク番号72numと、メモリブロックの書込み回数データ
73ctrと、CRCコード74crcをメモリブロックの使
用状態を示す使用状態ステータス付与手段として設け、
メモリブロックのブロックヘッダ部71hedの中で書込
み回数データ73ctr値が最少のものを書込み対象とし
て見出し、更新した書込み回数データ73ctrをユーザ
書込みデータ79datと共に格納する書込み処理手段を
設ける構成手段がある。
【0012】第4に、上記課題を解決するために、本発
明の構成では、不揮発性メモリの全メモリブロックを、
破損メモリブロック情報を格納する破損管理ブロック6
5blkと、残りをユーザ書込みデータ79datとしての利
用可能ブロック66blkとして割り当てし、利用可能ブ
ロック66blkの内部構成を、上位インターフェースか
ら受けたユーザ書込みデータ79dat領域用と、メモリ
ブロックの情報格納用のブロックヘッダ部71hed領域
用に2分割し、ブロックヘッダ部71hedには、少なく
とも上位インターフェースからのアクセス番号(例えば
セクタ番号90secやクラスタ番号を単位としたアクセ
ス番号)に対応する論理ブロック番号72numと、メモ
リブロックの書込み回数データ73ctrと、CRCコー
ド74crcをメモリブロックの使用状態を示す使用状態
ステータス付与手段として設け、メモリブロックのブロ
ックヘッダ部71hedの中で書込み回数データ73ctr値
が最少のものを書込み対象として見出し、更新した書込
み回数データ73ctrをユーザ書込みデータ79datと共
に格納する書込み頻度平準化する書込み処理手段を設け
る構成手段がある。
【0013】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を実施
例と共に詳細に説明する。
【0014】
【実施例】本発明のシリコンディスク記憶システムを以
下に説明する。ここで、説明を容易とする為に、FM8
0の消去ブロック単位(例えば4Kバイト)を1つのメ
モリブロック81blk、即ち1セクタ(あるいは1クラ
スタ)当たりのデータ格納メモリと仮定する。また上位
インターフェースからのアクセス番号はセクタ番号90
sec(あるいはクラスタを単位としたアクセス番号)を
格納位置情報として受け取り、これに対応する論理ブロ
ック番号91blkに対してデータの書込み/読み出しの
アクセスが行われるものと仮定する。ただし本発明では
動的割付け方式の為、論理ブロック番号91blkから物
理ブロック番号77phyへの変換割付けはその都度変わ
る。
【0015】図1は本発明の不揮発性メモリ(フラッシ
ュメモリ)を使用したファイルシステム処理構成であ
る。この処理構成は、初期化処理手段12と、消去処理
手段13と、書込み処理手段14と、読み出し処理手段
15とで成る。
【0016】先ず最初に本発明のFM80上のデータ格
納構造を説明する。図2(a)はFM80上のメモリブ
ロック割り付け構成図であり、全ブロック数を(M+
N)ブロックと仮定する。この中でMブロックは破損管
理ブロック65blkであり、これは、書込み寿命等で利
用出来なくなったブロックに対する破損有無ステータス
情報を保持する記憶部であり、例えば1メモリブロック
当たり1ビットの破損ステータスを使用すれば良い為、
通常はM=1メモリブロックの使用で足りる。残りのN
ブロック全てはユーザ書込みデータ79datとしての利
用可能ブロック66blkにする。
【0017】図2(b)は書 込み/消去を行う前記利
用可能ブロック66blkの1メモリブロックの内部割付
け構成図である。この構成はブロックヘッダ部71hed
とユーザデータ部78datとで成る。該ブロックヘッダ
部71hedは当該メモリブロックの情報部分であり、ユ
ーザデータ部78datは上位インターフェースから受け
たユーザ書込みデータ79datを格納する領域部分であ
る。ブロックヘッダ部71hed部分の情報としては、論
理ブロック番号72numと、書込み回数データ73ctr
と、CRCコード74crcが有る。この中で論理ブロッ
ク番号72numは上位インターフェースからのセクタ番
号90secに対応して動的割付けするブロック番号格納
用である。書込み回数データ73ctrは該メモリブロッ
ク自身の書込み回数値の記録格納用である。CRCコー
ド74crcは、周期冗長検査(cyclic redundancy chec
k)であり、該メモリブロックの全データに対するCR
Cエラーチェック情報の格納用であり、かつこのCRC
値を利用して第1に正常に格納されているセクタデータ
70であるか、第2に消去状態用であり再利用可能状態
かの識別マーク用として利用する。
【0018】次に図1に示す初期化処理手段12を説明
する。初期化処理手段12では、FM80の物理ブロッ
ク番号1〜Nブロック有るブロックヘッダ部71hed情
報を昇順にスキャン(読み出し)し、所定の加工処理を
して、RAM上の物理ブロック番号77phyに対応する
使用頻度リスト401〜40N位置へ格納する。このとき
に物理ブロック番号77phyと論理ブロック番号72num
との対応付けがなされる。
【0019】ここで使用頻度リスト40について説明す
る。使用頻度リスト40は、図3に示すようにCPUの
RAMメモリ空間上に設けた作業用メモリであって、F
M80の書込みの管理用テーブルである。これは、Nブ
ロック有る全利用可能ブロック66blkの各のブロック
ヘッダ部71hed管理情報を対応する個別使用頻度リス
ト401〜40Nとして格納する。この内容は、使用状態
情報41と、未使用状態情報42と、破損状態情報43
と、論理ブロック番号情報44numと、書込み回数情報
45ctrとが有る。
【0020】前記において使用状態情報41と未使用状
態情報42と破損状態情報43は、図2(a)に示す破
損管理ブロック65blkと各メモリブロック毎のCRC
コード74crcを調べて生成する。即ち、CRCコード
74crcの値が、第1にCRC値が正常な場合は当該メモ
リブロックには保存データが有るので使用状態情報41
をセットし、第2にCRC値が特定のエラー値の場合は
当該メモリブロックは消去されたので未使用状態情報4
2をセットし、第3にCRC値が特定のエラー値以外の
エラー値の場合、あるいは破損管理ブロック65blkに
おいて当該ブロック番号に対応する破損情報データがセ
ットされている場合は。破損状態情報43をセットす
る。ここで破損状態情報43にあるもので、未だ破損管
理ブロック65blkに破損情報データがセットされてい
ないものが存在する場合は破損情報データをセット書込
み更新しておく。また所望により破損ブロック個数を除
いた利用可能な有効ブロック数75bnumを求めて上位イ
ンターフェースに利用可能情報を供給する。図3に示す
論理ブロック番号情報44numには、図2(b)に示す
ブロックヘッダ部71hedの論理ブロック番号72numを
格納する。これは上位インターフェースからのセクタ番
号90secに対応する論理番号に相当し、通常はセクタ
番号90secと一致する値を使用する。図3に示す書込
み回数情報45ctrには、同様に図2(b)に示すブロ
ックヘッダ部71hedの書込み回数データ73ctrを格納
する。これは当該メモリブロックが以前に書込み実行し
た回数の履歴情報である。
【0021】次に図1に示す消去処理手段13を説明す
る。上位インターフェースからの消去要求とセクタ番号
90secを受けて、これに対応する論理ブロック番号7
2numから物理ブロック番号77phyが分かり、当該物理
ブロック番号77phyが使用状態の場合には該位置に有
るCRCコード74crcを再利用可能識別マークコード
となるように一部分(CRCコード自身あるいはユーザ
データ部78dat)を上書き実行する。この一部分書込
み時において書込み不良となる場合もあり、書込み後読
み出して所望マークデータで無い場合は破損ブロックと
なるように他の書込み可能なユーザデータ部78datを
更に上書き処理し、図2(a)の破損管理ブロック65
blkの対応するビットをセット書込みする。これらの消
去結果をステータスとして上位インターフェースへ送出
する。
【0022】次に図1に示す読み出し処理手段15を説
明する。上位インターフェースからの読み出し要求とセ
クタ番号90secを受けて、これに対応する図3の使用
頻度リスト40上の論理ブロック番号44numをサーチ
し、このアド位置から物理ブロック番号77phyが分か
り、該物理ブロック番号位置に有るユーザデータ部78
datを読み出し、これを上位インターフェースへ送出す
る。
【0023】次に図1に示す書込み処理手段14を説明
する。書込み時は本発明主目的である書込み頻度平準化
制御手段で行う。即ち、上位インターフェースからの書
込み要求とセクタ番号90secとユーザ書込みデータ7
9wdatを受けて、図3の使用頻度リスト40の未使用状
態情報42のものの中から書込み回数情報45ctr値が
最少のものをサーチして得た論理ブロック番号44num
を書込み対象とする。書込み内容は、図2(b)に示す
ようにユーザ書込みデータ79wdatにブロックヘッダ部
71hed情報を付加し、正常なCRCコード74crc値を
書込みする。この時格納する書込み回数データ73ctr
は前回値+1の加算更新値を格納する。無論これら書込
みの直前に当該メモリブロックを物理的に消去実行する
ことは言うまでも無い。また論理格納するブロック番号
72numはセクタ番号90secに対応する値であって、物
理ブロック番号77phyとは無関係であるから、動的割
付け方法であることは明らかである。これらの更新情報
はRAM上の使用頻度リスト40にも同様に更新してお
く。この時点では同一セクタ番号90secの旧データは
未だ消去されていない特徴がある。
【0024】前記説明のように最少の書込み回数情報4
5ctrのメモリブロックを探してこれを書込み対象とす
る書込み頻度平準化制御手段とすることによって、全メ
モリブロックの書込み回数情報45ctr値が±1値以内
に収まることとなる。この結果FM80全体としての破
損ブロック69bknの発生時期を大幅に遅らせることが
期待でき、上位インターフェースからの同一セクタ番号
90secに対する多数回書込みアクセスが有っても物理
的には順次別のメモリブロックを使用するので書込み頻
度が平準化される。この為、特定のメモリブロックが破
損状態に至ることが無くなる利点が得られる。この結
果、外部から見ると実質的に記憶容量の低下の殆ど無い
高品質の記憶媒体を実現できることとなる。更に書込み
頻度の平準化によって、従来方式よりも数倍以上の実用
的長寿命化も実現できる大きな利点が得られる。
【0025】上記書込み後において、もしセクタ番号9
0secと同一値の旧セクタ番号90secが使用頻度リスト
40内に存在する場合は、上記説明の消去処理手段13
により該当メモリブロックを消去実行する。無論この更
新情報を使用頻度リスト40にも更新しておくことは言
うまでもない。この書込み手順即ち、先に別のメモリブ
ロックに書込みし、書込み確認後に旧セクタ番号90se
cを消去マークを付与するこ手順とすることにより、書
込み途中においてどの時点で電源断が生じた場合でも少
なくとも旧データが保存されることとなる為、重要なデ
ータの更新には安全となる利点が得られる。
【0026】上記書込み後において、もし書込み後のC
RC読み出しで所望の値で無い場合は、破損ブロック6
9bknとして破損管理ブロック65blkに登録格納処理
し、新たな未使用状態にあるメモリブロックを書込み対
象して書込み再実行することは言うまでもない。
【0027】上記書込み後において、同一セクタ番号9
0secの旧データを後で消去する手順として説明した
が、利用するアプリケーションによっては、所望により
先に消去する手順の書込み処理手段14としても良い。
【0028】なお、上記実施例の説明では、利用可能ブ
ロック66blkと破損管理ブロック65blkを設けて破損
ブロック69bknの履歴を管理する場合で説明していた
が、破損発生時において不良ビット以外の大部分は上書
き可能である点に着目して、ブロックヘッダ部71hed
にあるCRCコード74crc値を使用状態情報41や未
使用状態情報42以外の特定のCRCコード値となるよ
うにデータの一部を上書き処理する。この破損状態付与
手法により破損管理ブロック65blkを削除し、これに
対応した書込み/読み出し/消去の管理手段としても実
施可能である。
【0029】また、上記実施例の説明では、上位インタ
ーフェースからの1つのセクタ番号90sec(アクセス
番号)に対して1つのメモリブロックと仮定した場合で
説明していたが、単位メモリブロックの容量とユーザ書
込みデータ79wdat量が異なる場合がある。これに対応
する為に、第1にユーザ書込みデータ79wdat量に対し
てメモリブロックが複数個必要な場合には、図4(a)
に示す格納例のように、これに対応して複数メモリブロ
ック(物理ブロック番号m、m+1)を単位として各々
に分割して書込み/読み出し処理することは言うまでも
無い。第2に、ユーザ書込みデータ79wdat量が小さ
く、1つのメモリブロックに複数書込みデータ79wdat
を格納する場合には、図4(b)に示す格納例のよう
に、これに対応して1メモリブロックを複数領域に分割
して設け、書込み時は各分割単位毎に上記実施例と同様
の情報格納用ブロックヘッダ部71hedを各々設け、各
領域毎に独立した書込みを行う。無論これら書込みの直
前において最初に当該メモリブロックを書込みする場合
は、これを一括して物理的に消去実行してから使用に供
することは言うまでも無い。
【0030】また、上記実施例の説明では、CPUのR
AMメモリ空間上に使用頻度リスト40を設けてメモリ
ブロックの管理テーブルとする実施例で説明していた
が、フラッシュメモリに対する読み出しは高速である
為、所望によりこの使用頻度リスト40を削除し、これ
に対応して、上位インターフェースからアクセスの都
度、直接メモリブロックのブロックヘッダ部71hedを
スキャンして各種情報を得て、これに基づき上記実施例
同様に書込み/読み出し/消去動作を実施してもよく実
用的に十分利用可能である。
【0031】また、上記実施例のブロックヘッダ部71
hed構成とした例であったが、このヘッダ部に他の情
報、例えばタイムスタンプやディレクトリ情報やファイ
ル属性情報を格納する場合が一般的であり、これをブロ
ックヘッダ部71hedに設けて実施しても良い。
【0032】また、上記実施例の説明では、ブロックヘ
ッダ部71hedのCRCコード74crcを当該ブロックの
各種使用状態ステータスとした場合で説明していたが、
CRCコードと兼用せず独立した専用データ格納領域を
設けて使用状態を管理する格納形態としても良い。
【0033】
【発明の効果】本発明は、以上説明した内容から、下記
に記載される効果を奏する。本発明では、管理情報であ
るブロックヘッダ部71hedに書込み回数データ73ctr
を設け、未使用状態情報42のものの中から書込み回数
情報45ctr値が最少のものをサーチして該当メモリブ
ロックを書込み対象とする手段を設けることにより、利
用可能メモリブロックを平均的に書込み実施でき、各メ
モリブロック間の書込み回数情報45ctr値が±1値以
内に収まり、この結果FM80全体としての破損ブロッ
ク69bknの発生時期を大幅に遅らせられる利点が得ら
れる。更に論理ブロック番号72numにより動的割付け
をして書込みする為、上位インターフェースからの同一
セクタ番号90sec(アクセス番号)に対する多数回書
込みアクセスが有っても物理的には別のメモリブロック
を使用するので書込み頻度が平準化され、この結果特定
のメモリブロックが破損状態に至ることが無くなる利点
が得られる。このように、外部から見ると実質的に記憶
容量の低下の殆ど無い高品質の記憶媒体を実現できるこ
ととなる。更に書込み頻度の平準化によって、従来方式
よりも数倍〜数十倍以上の実用的長寿命化も実現できる
大きな利点が得られる。これらから代替え領域93を設
けずフラッシュメモリが有するメモリ容量の全てを上位
インターフェースに提供することが実用的に可能となる
利点が得られる。
【0034】本発明では、従来のような複数メモリブロ
ック別のFAT領域91で管理する格納手段とはせず、
ユーザ書込みデータ79wdatと管理情報であるブロック
ヘッダ部71hedを同一メモリブロックに分散配置する
ことにより、管理情報部の書き換え動作が無くなる利点
が得られる。またブロックヘッダ部71hedが個別格納
される為電源断による書込み中のファイルデータの消滅
は当該メモリブロックのみであり、従来FAT管理手法
に見られたようなFAT内容破壊に伴う以前の複数メモ
リブロックの多数データの消滅トラブルについても解消
する利点も得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の、不揮発性メモリを使用したファイ
ルシステム処理構成例である。
【図2】本発明の、(a)メモリブロック割り付け構成
図と、(b)利用可能ブロック内部のメモリ割り付け図
である。
【図3】本発明の、使用頻度リストである。
【図4】本発明の、単位メモリブロックの容量とユーザ
書込みデータ79wdat量が異なる場合のメモリブロック
利用例である。
【図5】従来の、メモリブロックの割付け例である。
【符号の説明】
40,401〜40N 使用頻度リスト 12 初期化処理手段 13 消去処理手段 14 書込み処理手段 15 読み出し処理手段 65blk 破損管理ブロック 66blk 利用可能ブロック 69bkn 破損ブロック 71hed 情報格納用ブロックヘッダ部 74crc CRCコード 78dat ユーザデータ部 79wdat ユーザ書込みデータ 80 フラッシュメモリ(FM)

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 不揮発性メモリを使用する記憶媒体用フ
    ァイルシステムにおいて、 不揮発性メモリの各メモリブロック個々の書込み回数を
    当該メモリブロックに格納する手段を設け、 書込み回数値が最少のメモリブロックを見出す手段を設
    け、 ユーザ書込みデータと共に更新した書込み回数データを
    書込み回数最少の当該メモリブロックに格納する書込み
    処理手段を設け、 以上を具備していることを特徴とした不揮発性メモリ記
    憶媒体用ファイルシステム。
  2. 【請求項2】 不揮発性メモリを使用する記憶媒体用フ
    ァイルシステムにおいて、 不揮発性メモリの1メモリブロックを、ユーザ書込みデ
    ータ(79dat)領域用と、当該メモリブロックの情報
    格納用のブロックヘッダ部(71hed)領域用に2分割
    し、 該ブロックヘッダ部(71hed)には、少なくとも上位
    インターフェースからのアクセス番号に対応する論理ブ
    ロック番号(72num)と、当該メモリブロックの書込
    み回数データ(73ctr)と、当該メモリブロックの使
    用状態を示す使用状態ステータス付与手段を設け、 メモリブロックの中で書込み回数データ(73ctr)値
    が最少のものを書込み対象として見出し、更新した書込
    み回数データ(73ctr)をユーザ書込みデータ(79d
    at)と共に動的割付けをした物理ブロック番号(77ph
    y)に格納する書込み処理手段を設け、 以上を具備していることを特徴とした不揮発性メモリ記
    憶媒体用ファイルシステム。
  3. 【請求項3】 不揮発性メモリを使用する記憶媒体用フ
    ァイルシステムにおいて、 不揮発性メモリの1メモリブロックを、ユーザ書込みデ
    ータ(79dat)領域用と、当該メモリブロックの情報
    格納用のブロックヘッダ部(71hed)領域用に2分割
    し、 該ブロックヘッダ部(71hed)には、少なくとも上位
    インターフェースからのアクセス番号に対応する論理ブ
    ロック番号(72num)と、当該メモリブロックの書込
    み回数データ(73ctr)と、CRCコード(74crc)
    を当該メモリブロックの使用状態を示す使用状態ステー
    タス付与手段として設け、 メモリブロックの中で書込み回数データ(73ctr)値
    が最少のものを書込み対象として見出し、更新した書込
    み回数データ(73ctr)をユーザ書込みデータ(79d
    at)と共に動的割付けをした物理ブロック番号(77ph
    y)に格納する書込み処理手段を設け、 以上を具備していることを特徴とした不揮発性メモリ記
    憶媒体用ファイルシステム。
  4. 【請求項4】 不揮発性メモリを使用する記憶媒体用フ
    ァイルシステムにおいて、 不揮発性メモリの全メモリブロックを、破損メモリブロ
    ック情報を格納する破損管理ブロック(65blk)と、
    残りをユーザ書込みデータ(79dat)としての利用可
    能ブロック(66blk)として割り当てし、 該利用可能ブロック(66blk)の内部構成を、ユーザ
    書込みデータ(79dat)領域用と、当該メモリブロッ
    クの情報格納用のブロックヘッダ部(71hed)領域用
    に2分割し、 該ブロックヘッダ部(71hed)には、少なくとも上位
    インターフェースからのアクセス番号に対応する論理ブ
    ロック番号(72num)と、当該メモリブロックの書込
    み回数データ(73ctr)と、CRCコード(74crc)
    を当該メモリブロックの使用状態を示す使用状態ステー
    タス付与手段として設け、 メモリブロックの中で書込み回数データ(73ctr)値
    が最少のものを書込み対象として見出し、更新した書込
    み回数データ(73ctr)をユーザ書込みデータ(79d
    at)と共に動的割付けをした物理ブロック番号(77ph
    y)に格納する書込み頻度平準化する書込み処理手段を
    設け、 以上を具備していることを特徴とした不揮発性メモリ記
    憶媒体用ファイルシステム。
  5. 【請求項5】 CPUのRAMメモリ空間上に使用頻度
    リスト(40)設けてメモリブロックを管理する請求項
    1、2、3、又は4記載の不揮発性メモリ記憶媒体用フ
    ァイルシステム。
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