JPH10316091A - 関節式耐圧通路及び連結するための方法 - Google Patents
関節式耐圧通路及び連結するための方法Info
- Publication number
- JPH10316091A JPH10316091A JP12778397A JP12778397A JPH10316091A JP H10316091 A JPH10316091 A JP H10316091A JP 12778397 A JP12778397 A JP 12778397A JP 12778397 A JP12778397 A JP 12778397A JP H10316091 A JPH10316091 A JP H10316091A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wedge
- segment
- hollow
- submarine
- seal
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Electric Cable Installation (AREA)
Abstract
口部の周囲と組み合わせられた第1の回転軸受及びシー
ル、第1及び第2の側を有し、その第1の側が第1の回
転軸受及びシールと回転可能に組み合わせられた第1の
中空のクサビ状セグメント、第1の中空のクサビ状セグ
メントの第2の側と組み合わせられた第2の回転軸受及
びシール、及び第1及び第2の側を有し、第1の側は、
第2の回転軸受及びシールと組み合わせられた第2の中
空のクサビ状セグメントであって、第1の中空のクサビ
状セグメントに関して回転可能である第2の中空のクサ
ビ状セグメントを備える。
Description
法及び装置に関する。より特別には、本発明は、等しい
圧力又は異なった圧力で囲まれた内圧が等しいか又は異
なった複数の船を、連結された船間を移動できるように
連結するための新規な方法及び装置に関する。
ばしば生ずる問題は、内圧が等しいか又は異なる加圧さ
れた船、或いは受ける外部圧力が等しいか又は異なる圧
力を受ける船の連結又は接続である。例えば、救援船を
航行不能の潜水艦に連結しようとしたときに重大な挑戦
が生ずる。航行不能の潜水艦が水平でもなくまた直立で
もなくて、潜水艦の乗組員が救難船に移乗できるように
救難船を脱出用ハッチに連結することが困難又は不可能
であることが多い。
カプセルの水面下の油井ヘッドへの連結である。更なる
問題は、宇宙空間又は高空での真空又は真空付近におい
ての、或いは圧力差があり又は特に劣悪な温度条件下に
おいての2機又はそれ以上の加圧された船の連結に存在
する。
き固有の問題のよい例である。潜水艦を航行不能にさせ
海面に戻れなくさせる多くの事故の状況がある。潜水艦
には耐圧船体の上部セグメントに取り付けられた脱出用
ハッチがあり、これにより、乗員は小型の潜水艇又は救
援用のベル状の救援装置に移り、海面に戻ることができ
る。救援装置には下部トランクが取り付けられる。これ
は円筒状又は半球状であって、その外側のエッジ上には
比較的柔らかいポリマーの組合い用ガスケットがある。
987742号は、水中救援の問題に対処する典型的な
装置と方法とを明らかにする。この米国特許は、水中救
援艇を潜水艦の脱出用ハッチに連結するシール用リング
付きのエアーロックを明らかにする。エアーロックは、
艇のハッチの周りに固定されたベル、及びボールジョイ
ントのような形にされかつ小量の遊びを有して保持され
るジャケット部分よりなる。突き出ている端部にシール
用リングが支持される。ボールジョイント部分の内側端
部には、リングを受け入れこれをボールに押し付けて気
密にする溝がある。ベルの自由端の周囲内側には、シー
ル用リングを有する同様な溝がある。ボールジョイント
部分とシール用リングとの間の空間は静圧と僅かに異な
った圧力に維持された潤滑用流体で満たされる。これら
二つの圧力間の圧力差は一定に維持され、このため可動
のジャケットの見かけの重量は平衡化されてベル内部に
浮力を与える。
の位置を取るための限定された性能を持つ。救援装置の
垂直からの姿勢の限られた変化はバラスト用の空気及び
水の移動、重りの移動、又は推進器の一時的な推力によ
りこれを得ることができる。各形態において、救援装置
と航行不能の潜水艦との組合い面間には避け得ないある
程度の不整合がある。この不整合がある範囲を越える
と、救援装置は航行不能の潜水艦と組み合って気密を保
つことができない。航行不能の潜水艦の組み合っている
ハッチの面は、ほとんどいつも複数の平面と「一致す
る」。即ち、航行不能の潜水艦の船体は前後方向が水平
でなく、また周囲方向においてある程度垂直方向から横
に傾いている。ある種の救援装置は航行不能の潜水艦の
ハッチに取り付けられたケーブルを使用し救援装置を潜
水艦に引き下げるが、なお救援装置は航行不能の潜水艦
と並ぶためにその垂直方向軸線から外れることが要求さ
れる。ある場合には、航行不能の潜水艦が垂直位置にご
く近いときを除いては組合い用トランクの長さと比較し
た救援装置の物理的な大きさが連結を妨げる。
29日付け米国特許第4549753号は、水中の条
件、例えば深海用潜水服に有用な回転継手であって、か
つ継手にかかる中程度の外圧により回転運動に対する抵
抗又は漏洩の可能性が増加しないように構成し得る第1
の形式の回転継手を明らかにしかつ特許請求する。この
回転継手は外部圧力が大き過ぎない条件での使用に適し
ている。
用部材、及び軸方向でシール用部材と保持用部材との間
に配置された中央部材を備える。中央部材は、第1の可
変容積空間を間に定めるように保持用部材の保持用の端
部に軸方向で摺動可能に取り付けられた環状の第1の端
部を持つ。また、中央部材は、内側及び外側の伸びてい
る環状の軸受部材のある第2の端部を有し、これら軸受
部材は同心でありかつ通常はシール用部材の対応シール
面部分と回転可能に当たり、第2の空間の環状の側壁を
定める。第2の空間は第1の空間と相互に連結される。
7日付け米国特許第4903941号は、外圧が極めて
大きい深度において容易に機能し得る圧力平衡式回転継
手の第2の形式を明らかにし請求している。この新しい
回転継手は内外の圧力を平衡させることを探求する。こ
の回転継手は、継手の内外で異なった圧力がある条件に
おいて、継手により連結された2個の要素間に自由回転
運動を与える点で有用である。これは、(a)第1の筒
状物体の端部に連結されるように作られた第1の環状部
材手段、(b)第2の筒状物体の端部に連結されるよう
に作られた第2の環状部材手段、(c)第1及び第2の
環状部材手段の間に位置決めされかつ第1及び第2の環
状部材手段とは無関係に動き得る中間部材手段であっ
て、前記中間部材手段と第1の環状部材との間に第1の
空間を定め更に前記中間部材と前記第2の環状部材との
間に第2の空間を定めている前記中間部材手段、(d)
第1の環状部材手段及び中間部材手段と組み合わせられ
かつ第1の空間を継手の内側及び外側からシールするよ
うに作られた第1のシール用手段、(e)第2の環状部
材手段及び中間部材手段と組み合わせられかつ第2の空
間を継手の内側及び外側からシールするように作られた
第2のシール用手段、及び(f)第1の空間内の圧力と
第2の空間内の圧力とが等しくないときにこれらを等し
くさせるようにされた弾性弁手段を備える。
側に開口部を有する第1の船、(b)開口部の周囲に組
み合わせられた第1の回転軸受及びシール、(c)第1
及び第2の側を有し、その第1の側が第1の回転軸受及
びシールと回転可能に組み合わせられた第1の中空のク
サビ状セグメント、(d)第1の中空のクサビ状セグメ
ントの第2の側と組み合わせられた第2の回転軸受及び
シール、及び(e)第1及び第2の側を有し、第1の側
が第2の回転軸受及びシールと組み合わせられた第2の
中空のクサビ状セグメントであって、第1の中空のクサ
ビ状セグメントに関して回転可能である第2の中空のク
サビ状セグメントを備えた、船を連結するための関節式
装置を提供する。
ューブ及びフランジにより第1の船の開口部に連結され
る。第2の中空のクサビ状セグメントの第2の側はその
周囲を囲むシール用ガスケットを持つ。
き、そしてプロペラにより推進することができる。可動
の掴み用アームは、これを船に連結することができる。
掴み用アームには、その端部に可動の手を装備し、かつ
磁石式取付け装置を装備することができる。
空のクサビ状セグメントの第2の側に連結するための第
2の開口部を持つことができる。第2の船は、これを遠
隔操作することができる。
側は、これに、その周囲を囲む中空で環状のシール用リ
ングを有し、この中空で環状のシール用リングは環状シ
ール用リングの内側から流体を排出するためのポートを
持つ。
空クサビ状セグメントとの回転方向の相対位置は、これ
をモーターと油圧シリンダーとにより、或いはケーブル
とプーリーとにより制御することができる。
或いは同じか又は異なった圧力で囲まれた船を連結する
ための方法であって、(a)開口部を有する第1の船、
第1の船の開口部と回転可能に組み合わせられた第1の
中空のクサビ状部材、及び第1のクサビ状の中空部材と
回転可能に組み合わせられた第2の中空のクサビ状部材
を連結し、そして(b)第2の中空のクサビ状部材を第
2の船の開口部に連結することを含んだ方法にも向けら
れる。
口部とは反対の側が開口部と平行であるように、第1の
中空のクサビ状部材と第2の中空のクサビ状部材とは互
いに相対的に回転することができる。
口部とは反対の側が第1の船の開口部に関して約45゜
の角度にあるように、第1の中空のクサビ状部材と第2
の中空のクサビ状部材とは互いに相対的に回転すること
ができる。
そして第3の船の第2のクサビ状部材の第2の開口部は
第1の船の第2の開口部に連結することができる。
しい実施例を示すが、これらはいかなる方法においても
本発明の精神又は範囲を限定するものと解釈すべきでは
ない。
船、或いは等しいか又は異なった外部圧力で囲まれてい
る船を、これら船の間に通路を作るように連結するため
の装置及び方法に関する。この通路は、気密連結が作ら
れると、一方の船から他方の船への人又は資材の輸送に
使用することができる。
は、広範囲の不整合条件下でも、目標の組合い用フラン
ジ面と平行であるような組合い用フランジ面を提供する
ように関節運動させる能力を持つ。
組員を海面に送り得るように潜水艦の脱出用ハッチに救
援艇を連結する際に有用である。また、水没した油井ヘ
ッドに人員輸送用又は作業用のカプセルを連結する場
合、或いは宇宙空間又は高空の真空又は真空付近、或い
は異なった圧力の存在するようないかなる状況下におい
ても2機以上の加圧された船の連結用に有用である。位
置の合わないフランジは、これらを、かかる異なった圧
力下でも組み合わすこと、或いは異なった圧力下で整合
位置に動かすことが必要である。
関節式耐圧通路の側面図を示す。関節式耐圧通路2は組
合い用チューブ及びフランジ4より構成され、これは第
1の回転軸受及びシール6により中空の上部クサビ状セ
グメント10の頂部に連結される。組合い用チューブ及
びフランジ4と上部クサビ状セグメント10との間の第
1の回転軸受及びシール6を介した回転式方向の位置の
決定は上部の駆動用モーター8により制御される。上部
駆動用モーター8が、歯車、ラック、ケーブル、油圧シ
リンダー又はレバー(図1には図示されないが後で図1
1、12、13及び14に示される)の手段により、上
部クサビ状セグメント10を円形の第1の回転軸受及び
シール6まわりで組合い用チューブ及びフランジ4に関
して回転させる。
は、下部回転軸受及びシール16により下部中空クサビ
状セグメント14の頂部に回転可能に連結される。下部
クサビ状セグメント14の上部クサビ状セグメント10
に関する回転方向の位置は下部駆動用モーター12によ
り制御される。中空の下部クサビ状セグメント14の円
形底面はその周囲に円形のシール用ガスケット18を持
つ。
れた米国特許第4549753号又は米国特許第490
3941号のいずれかに説明された連結用継手及びシー
ルの形態を使うことができる。通路の2個の斜め又はク
サビ状のセグメント10及び14は、中心線に曲がりを
与えるように互いに圧力平衡式回転継手面6及び16に
おいて回される。これらの2特許のいずれかに説明され
た軸受及びシール組立体は、極端な圧力下でも回転を許
しつつ圧力差を抑制し又は排除すること及び装置の一方
のセグメントから他方のセグメントに資材を送ることが
要求される。
行な組合い位置に回転することを要求されるときは圧力
差がなく、そして「ポンプダウン」後、又は差圧設定が
開始された後は、セグメントの動くことが必要ない不平
衡式のものでよい。
許第4903941号に説明されたような平衡式のもの
でよい。この設計は、比較的大きい圧力差の下でも、通
路が曲がり続け、又は回転し続けることができ、更に不
平衡式の場合のように、シール及び軸受上の圧力により
固定されるのではなく、機械的に最終位置に固定するこ
とができる。
4の底面と、第1の回転軸受及びシール6とが、下部ク
サビ状セグメント14の底面と下部円形シール用ガスケ
ット18と平行であるように、関節式耐圧通路が配列さ
れた場合の方向付けの正面図を示す。この方向付けは上
下のクサビ状セグメント10及び14の広い方の側が直
径方向で互いに反対側にくるようにこれらセグメントの
回転方向位置を配置することにより達せられる。
4の底面と、下部クサビ状セグメント14の底部円周面
及び下部シール用ガスケット18とが、互いに約45゜
の角度に配置されるように関節式耐圧通路2が配列され
た場合の方向付けの正面図を示す。この方向付けは、上
部クサビ状セグメント10の広い方の面と下部クサビ状
セグメント14の広い方の面とが互いに一致するように
回転方向位置を決めることにより達成される。同様に、
各クサビ状セグメント10及び14の狭い側は互いに一
致する。同様に、ほぼ90゜のオフセットができるよう
にクサビを2個ではなくて3個使うことができる。
図3に示されるように、係留索付き潜水ベル又は自立航
行式潜水艇20のような人員輸送装置の底部に取り付け
られる。クサビ状セグメント10及び14は、下部組合
い用シールガスケット18が正常状態で水平になるよう
に回される。
20は係留索22を有し、この索は自航式潜水艇20
を、その上方の水面に位置決めされた母船に連結する。
潜水艇20の位置は一連のプロペラ24により制御さ
れ、これらプロペラは種々の方向の推力を与え、かつ潜
水艇20の操縦士により制御され、又は母船からこれを
制御することができる。潜水艇20には伸長式の掴み用
アーム26が装備され、以下なお詳細に説明されるであ
ろうように、このアームは、潜水した船と潜水艇20と
の連結を支援するために開閉式の挟み具、吸引カップ又
は電磁石付きの足のようなその他の取付け用手段を持
つ。
合う深さに上部クサビ状セグメント10と下部クサビ状
セグメント14とを備えた関節式通路を有する自航式潜
水艇20の側面図を示す。図4に見られるように、救援
潜水艇20は航行不能の潜水艦30に到着し、航行不能
の潜水艦30の組合い面(即ち、脱出用ハッチ32)が
斜めであることを判定し、そして航行不能の潜水艦30
に引き下ろし用の索34を取り付ける。或いは、同様に
図4に示されるように、機械式アーム26と掴み用の
爪、磁石足28、又はポンプ/吸引式のポッド(図示せ
ず)を予備の取付けリンクをとすることができる。これ
らは、関節式通路2のポンプダウンにより(図9と組み
合わせて後で説明される)気密が形成されるまで使用さ
れ、或いは、救援装置、航行不能の潜水艦、及び周囲圧
力が全て同じ完全平衡組合いの場合には取付けの第1の
手段としてこれらを使用することができる。
を示し、この艇は、航行不能の潜水艦への連結用の索、
及び通路の外面が航行不能の潜水艦の組合い面と平行に
なるように配列された関節式通路を持つ。
4の底面のポリマー製の組合い用ガスケット18と航行
不能の潜水艦30の脱出用ハッチ32の組合い面とが平
行になるように、関節式通路のクサビ状の部分10及び
14が救援潜水艇の操縦士(図示せず)により回された
状態を示す。図5に見られるように、掴み用の索34と
電磁石板36とが降ろされ、航行不能の潜水艦30に連
結される。次いで、索34が引き込まれ、下部クサビ状
セグメント14の底面とシール18とが脱出用ハッチ3
2に接近しこれと平行にされる。
を示し、これにおいては関節式通路が航行不能の潜水艦
の組合い面に連結され、潜水艦から人員を救援艇に移乗
させる準備状態にある。図6に見られるように、自航式
潜水艇は索22により下げられ、更に掴み用の索34に
より引かれて下部クサビ状セグメント14の下側シール
用ガスケット18が脱出用ハッチ32の斜めの外面と平
行に接する。気密が作られると、セグメント10及び1
4の水がポンプで出され、脱出用ハッチ32を開くこと
ができる。次いで、乗員40は梯子38を昇って下部ク
サビ状セグメント14の内部に入り、更に上部クサビ状
セグメント10内に入り、最後に自航式潜水艇20の内
部に入る。適切な人数の乗員40が潜水艇20内に乗り
移ると、下部シール用ガスケット18が脱出用ハッチ3
2から外され、潜水艇20は索22により海面に上げら
れる。
進器、テレビジョンカメラ、投光器、ソナー、及びその
他の光学式/音響式のナビゲーション/ドッキング用の
電子機器が取り付けられたROV(遠隔操作船)の形式
を取ることができる。
作潜水救援船(ROV)の正面図を示す。図7に示され
るように、遠隔操作船42は、一連のプロペラ44によ
り航行及び制御がなされ、これらプロペラは適切な方向
における推進のために要求される方向に向けることがで
きる。遠隔操作船42には掴み用のアーム26と磁石足
28とが装備される。前述の潜水艇20と同様に、遠隔
操作船42の下側には、第1の回転軸受及びシール6、
中空の上部クサビ状セグメント10、下部回転軸受及び
シール16、並びに下部クサビ状セグメント14が連結
される。下部クサビ状セグメント14の底部の周囲のま
わりに下部シール用ガスケット18が位置決めされる。
遠隔操作船42の上面には円形の救援潜水艇の組合い面
48が設けられる。遠隔操作船42は制御動力索48を
介して水面から制御される。
面と連絡する動力制御索48により動力が供給され制御
される。或いは、これは例えば電池による自航式とし、
独立したプログラムモード、又は、(動力制御索なし
で)制御が音響式又は光学的に行われる独立航行方式で
運転することができる。
装置と平行な組合い面を提供するように、関節式通路1
0、14の下部シール用ガスケット18を航行不能の潜
水艦30に取り付けることである。ROV42の特別な
利点は、図8に示されるような非常に大きな不整合を受
け入れるために2個以上のROV通路組立体42を、表
面又は底部のいずれにおいても互いに組み合わせ得る能
力である。
節式通路付き遠隔操作船の実施例の正面図を示す。図8
に見られるように、下方の第1のROV42は、上部の
組合い面46を介して、第2の制御動力索52により制
御される第2のROV50の上下のクサビ状セグメント
組合せ10、14の下部シール用ガスケット18と結合
されている。第1のROV42と第2のROV50との
連結が、航行不能の潜水艦又はその他の海中の船の脱出
用ハッチとの90゜連結を可能とすることが図8におい
て明らかである。図8に示された組合せは、航行不能の
潜水艦が横倒しになり、脱出用ハッチが上方でなく水平
方向に向いている場合に有用である。より大きな傾きを
受け入れるために3個又はそれ以上のROV42装置を
互いに直列に連結できることが理解されるであろう。例
えば、潜水艦が転倒し、真下から近付かざるを得ないこ
とがある。この場合、U字形を形成するように数個のR
OV装置を互いに直列に組み合わせることができる。
救援装置42の到着前に航行不能の潜水艦の船体30に
確実な方法で取り付ける幾つかの手段を持たねばならな
い。ROV42には、ポンプダウンし、そして(救援装
置による場合に普通であるように)外部水圧により定位
置に保持し、又は機械式、磁石式、又はポンプダウン装
置のいずれかにより定位置に保持されるように頂部ハッ
チ(図示せず)が取り付けられる。
ROVは、間に環状部分のある同心の2個のポリマーリ
ングを有する下部シールを持つことができる。図9は、
環状のシール配列を含んだ関節式通路の関節運動要素の
詳細断面図を示す。図9に見られるように、環状シール
56が図1に示された通常の下部シール用ガスケット1
8に代わり、そしてこのカップ状のリング56はポンプ
排出口58を持つ。1対の同心のポリマーのシール用リ
ング60が中空リング56の外側の縁の上に取り付けら
れる。環状シール56が航行不能の潜水艦の脱出用ハッ
チの表面、又はその他の適切な面と組み合わせられ、シ
ール60が組み合わせられると、ポンプ排出口58を経
て内容物を排出することによりシール56の内部が真空
にされる。
ンプダウンされる救援装置モードにおける方法と同じモ
ードでポンプダウンされ、通路ROVは外部の海水圧に
より確実に定位置に保持される。
救援潜水艇と関節式通路の側面図を示す。図10aに見
られるように、掴み用の索34は掴み用アーム56によ
り保持され、かつ動力索22を通して伝達される制御指
令により適切な瞬間に落下するための準備段階にある。
結用の索を降ろしている救援潜水艇及び間接式通路の正
面図を示す。図10bに見られるように、下端に磁石板
36を有する掴み用の索34が航行不能の潜水艦30の
脱出用ハッチ32の外面と組み合うように降ろされる。
ッチ32に連結された動力索付きの救援潜水艇と関節式
通路の側面図を示す。図10cに示された位置において
は、掴み用の索34は、このときは航行不能の潜水艦3
0の脱出用ハッチ32の外面と組み合わせられた通路1
0、14の内部に引き込まれる。内部の圧力が一様にな
り、かつ通路10、14の内部から海水が押し出される
と、脱出用ハッチ32を開けることができ、乗員40は
梯子38を使い通路組立体10、14の内側を通って潜
水艇20の内部に撤退することができる。
た後で水中の航行不能潜水艦30から上昇している救援
潜水艇20及び関節式通路10、14の側面図を示す。
品の詳細正面図を示す。図11に見られるように、油圧
式又は電動式となし得る上部駆動用原動機8が、組み合
っているチューブ及びフランジ4を、第1の回転軸受及
びシール6を介して上部クサビ状セグメント10に関し
て回転方向に駆動する。同様な方法で、下部駆動モータ
ー12は、下部回転軸受及びール16を介して、下部ク
サビ状セグメント14を上部クサビ状セグメント10に
関して回転させる。油圧ホース及び水ポンプホース62
が上部クサビ状セグメント10、下部クサビ状セグメン
ト14の組立体全体の種々の点に連結されて示される。
これらホース及びその他の装備は通常のものであり本発
明の一部を示すものではない。これらにより、組合い用
チューブ及びフランジ4に関する上部クサビ状セグメン
ト10の相対的な回転方向の位置決め、並びに下部回転
軸受及びシール16を介しての上部クサビ状セグメント
10に関する下部クサビ状セグメント14の位置決めが
できる。更に、先に詳細に説明したように下部シール用
ガスケット18と航行不能潜水艦の脱出用ハッチとの間
に水漏れのない封鎖が作られると、ホースの幾つかが上
部クサビ状セグメント10と下部クサビ状セグメント1
4との内部からの海水の押出しに使用される。別の形式
においては、下部シール用ガスケット18は、図9に示
された環状シール56とすることができる。図11は種
々のニップル及びその他の連結具も示す。これらには、
通路組立体10、14の内部への空気の送り込み、組立
体内部からの排水、及び通路組立体10、14の運転に
要するその他の機能を行うためのホース及び同等品を連
結することができる。
する掴み用装備品を有する自航式救援潜水艇の別の実施
例の詳細正面断面図を示す。図12に見られるように、
潜水艇64には、1対の浮力タンク66が取り付けられ
る。上下のクサビ状セグメント10、14は、先の図面
と組み合わせて先に説明されたように、組合い用チュー
ブ及びフランジ4を介して潜水艇64の下側に連結され
る。
70、及びプーリー72のネットワークの手段により油
圧ポンプ又はモーター、或いは空気圧ポンプ及びモータ
ーにより制御されたときに、下部クサビ状セグメント1
4がある回転方向範囲内で下部回転軸受及びシール16
を介して上部クサビ状セグメント10に関してどのよう
に回されるかを示す。この範囲の一方の方向において
は、下部シール用ガスケット18は潜水艇64の水平の
底部に関してほぼ45゜にあり、また別の反対位置にお
いては、下部シール用ガスケット18は水平であってか
つ潜水艇64の水平の底部と平行である。油圧シリンダ
ー68、ケーブル70及びプーリー72は、油圧及び空
気圧モーター及び電気モーターと共に、図12に示され
るように通常のものである。モーターで駆動されるラッ
クピニオンシステムもまた回転させるために使用でき
る。
は空気圧シリンダー、或いはその他の適切な動力源機構
により制御される掴み用アーム26により想定し得る位
置の範囲を円弧の線の手段により示す。
水艦の脱出用ハッチに連結された関節式通路の構成要素
の詳細正面図を示す。図13に見られるように、油圧シ
リンダー又は空気圧シリンダー68は、下部クサビ状セ
グメント14を下部回転軸受及びシール16を中心とし
て上部クサビ状セグメント10に関して回転させ、この
ため、下部シール用ガスケット18は航行不能の潜水艦
30の脱出用ハッチ32の外面と平行になりかつこれと
組み合う。
用ハッチに連結された関節式通路の構成要素の詳細正面
図を示す。図14に見られるように、下部クサビ状セグ
メント14は、油圧又は空気圧のシリンダー68とケー
ブル70とにより上部クサビ状セグメント10に関して
回され、このため下部シール用ガスケット18は水平に
なり、航行不能の潜水艦30の脱出用ハッチ32の水平
の面にきちんと適合する。航行不能の潜水艦30が完全
に水平位置で水底に着礁することは普通ではないため、
図14に示された方向付けは例外的である。しかし、図
13及び14に示された極端な組合せは通路組立体1
0、14の万能性を示す。
に、本発明の精神又は範囲から離れることなく本発明の
実施の際に多くの変更及び改変が可能である。従って、
本発明の範囲は特許請求の範囲によりこれを限定すべき
である。
の船、(b)開口部の周囲と組み合わせられた第1の回
転軸受及びシール、(c)第1及び第2の側を有し、そ
の第1の側が第1の回転軸受及びシールと回転可能に組
み合わせられた第1の中空のクサビ状セグメント、
(d)第1の中空のクサビ状セグメントの第2の側と組
み合わせられた第2の回転軸受及びシール、及び(e)
第1及び第2の側を有し、第1の側が第2の回転軸受及
びシールと組み合わせられた第2の中空のクサビ状セグ
メントであって、第1の中空のクサビ状セグメントに関
して回転可能である第2の中空のクサビ状セグメントを
備え、船を連結するための関節式装置。
のチューブ及びフランジにより第1の船の開口部に連結
される実施態様1に説明される装置。
2の側がその周囲のまわりにシール用ガスケットを有す
る実施態様1に説明される装置。
施態様3に説明される装置。
実施態様4に説明される装置。
掴み用アームを有する実施態様5に説明される装置。
が装備された実施態様6に説明される装置。
備された実施態様6に説明される装置。
の中空のクサビ状セグメントの第2の側に連結するため
の第2の開口部を有する実施態様1に説明される装置。
9に説明される装置。
第2の側が、これに、その周囲のまわりの中空で環状の
シール用リングを有し、この中空で環状のシール用リン
グは環状シール用リングの内部から流体を排出するため
のポートを有する実施態様1に説明される装置。
2の中空クサビ状セグメントとの回転方向の相対位置が
モーターと油圧シリンダーとにより制御される実施態様
1に説明される装置。
2の中空クサビ状セグメントとの回転方向の相対位置が
ケーブルとプーリーとにより制御される実施態様12に
説明される装置。
転方向の相対位置がモーターで駆動されるラックピニオ
ンシステムにより制御される実施態様12に説明される
装置。
は同じか又は異なった圧力で囲まれた船を連結するため
の方法であって、(a)開口部を有する第1の船、第1
の船の開口部と回転可能に組み合わせられた第1の中空
のクサビ状部材、及び第1のクサビ状の中空部材と回転
可能に組み合わせられた第2の中空のクサビ状部材を連
結し、そして(b)第2の中空のクサビ状部材を第2の
船の開口部に連結することを含んだ方法。
船の開口部とは反対の側が開口部と平行であるように、
第1の中空のクサビ状部材と第2の中空のクサビ状部材
とが互いに相対的に回転し得る実施態様15に説明され
る方法。
船の開口部とは反対の側が第1の船の開口部に関して約
45゜の角度にあるように、第1の中空のクサビ状部材
と第2の中空のクサビ状部材とが互いに相対的に回転し
得る実施態様15に説明される方法。
し、そして第3の船の第2のクサビ状部材の第2の開口
部が第1の船の第2の開口部に連結され得る実施態様1
5に説明される方法。
す。
うに関節式耐圧通路が配列された実施例の正面図a及び
フランジが互いに45゜である外側面を与えるように関
節式耐圧通路が配列された実施例の正面図bを示す。
れた関節式通路の正面図を示す。
を有する自航式潜水人員救援船の側面図を示す。
かつ通路の外面が航行不能の潜水艦の組合い面と平行で
あるように関節式通路が配列された自航式潜水人員救援
容艇の側面図を示す。
準備に、潜水艦の組合い面に連結された関節式通路を有
する自航式潜水人員救援艇の側面図を示す。
艇の正面図を示す。
直列に連結された実施例の正面図を示す。
動要素の詳細断面図を示す。
通路の側面図a(図10aから図10dは連続図であ
る)水中の航行不能の潜水艦に連結索を降ろしている動
力索付き潜水救援艇及び関節式通路の正面図b、水中の
航行不能の潜水艦の脱出用ハッチに連結された動力索付
き潜水救援艇及び関節式通路の側面図c、人員が救援艇
に移乗した後で、水中の航行不能の潜水艦から浮上中の
潜水救援艇及び関節式通路の側面図dを示す。
を示す。
関節式通路を作動させる動力装備を有する推進式潜水救
援艇の別の実施例の詳細正面断面図を示す。
用ハッチに連結された関節式通路の構成要素の詳細断面
図を示す。
チに連結された関節式通路の構成要素の詳細断面図を示
す。
Claims (2)
- 【請求項1】 (a)一方の側に開口部を有する第1の
船、 (b)開口部の周囲と組み合わせられた第1の回転軸受
及びシール、 (c)第1及び第2の側を有し、その第1の側が第1の
回転軸受及びシールと回転可能に組み合わせられた第1
の中空のクサビ状セグメント、 (d)第1の中空のクサビ状セグメントの第2の側と組
み合わせられた第2の回転軸受及びシール、及び (e)第1及び第2の側を有し、第1の側が第2の回転
軸受及びシールと組み合わせられた第2の中空のクサビ
状セグメントであって、第1の中空のクサビ状セグメン
トに関して回転可能である第2の中空のクサビ状セグメ
ントを備えた、船を連結するための関節式装置。 - 【請求項2】同じか又は異なった内圧を有し或いは同じ
か又は異なった圧力で囲まれた船を連結するための方法
であって、 (a)開口部を有する第1の船、第1の船の開口部と回
転可能に組み合わせられた第1の中空のクサビ状部材、
及び第1のクサビ状の中空部材と回転可能に組み合わせ
られた第2の中空のクサビ状部材を連結し、そして (b)第2の中空のクサビ状部材を第2の船の開口部に
連結することを含んだ方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12778397A JPH10316091A (ja) | 1997-05-02 | 1997-05-02 | 関節式耐圧通路及び連結するための方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12778397A JPH10316091A (ja) | 1997-05-02 | 1997-05-02 | 関節式耐圧通路及び連結するための方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10316091A true JPH10316091A (ja) | 1998-12-02 |
Family
ID=14968580
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12778397A Pending JPH10316091A (ja) | 1997-05-02 | 1997-05-02 | 関節式耐圧通路及び連結するための方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10316091A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101340339B1 (ko) * | 2012-05-04 | 2013-12-11 | 대우조선해양 주식회사 | 잠수함용 함교탑 커버 |
KR20200043138A (ko) * | 2018-10-17 | 2020-04-27 | 대우조선해양 주식회사 | 수중 무장 지원용 잠수함 |
-
1997
- 1997-05-02 JP JP12778397A patent/JPH10316091A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101340339B1 (ko) * | 2012-05-04 | 2013-12-11 | 대우조선해양 주식회사 | 잠수함용 함교탑 커버 |
KR20200043138A (ko) * | 2018-10-17 | 2020-04-27 | 대우조선해양 주식회사 | 수중 무장 지원용 잠수함 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US5755532A (en) | Articulating pressure conduit | |
US4318641A (en) | Method for securing a tubular element to the bottom of a body of water and apparatus for carrying out this method | |
JP3413196B2 (ja) | 積卸し式浮標 | |
RU2334650C1 (ru) | Спасательный подводный аппарат | |
US20070051294A1 (en) | Submarine emergency evacuation system | |
ES2710456T3 (es) | Procedimiento para desmontar y/o montar una sección sumergida de una unidad propulsora retráctil | |
EP2988997B1 (en) | Method for the maintenance of a retractable thruster | |
JPS6028996B2 (ja) | 浮き構造体に組立管装置の上端部を連結する連結装置 | |
KR20160002970A (ko) | 수축가능 스러스터 | |
US5447114A (en) | Method and apparatus for mooring a vessel to a submerged element | |
CN212556731U (zh) | 一种水下救生的机械人装置 | |
US4164195A (en) | Immersion apparatus carrying detachable and self-contained prospecting and submarine work units | |
CN109050824A (zh) | 水下救援装置 | |
US3702597A (en) | Salvage work vehicle | |
KR20150016452A (ko) | 승강수단을 갖는 추진기의 유지보수 장치 | |
US3646771A (en) | Underwater communication between a vessel and a structure and vessel-positioning means | |
JPH10316091A (ja) | 関節式耐圧通路及び連結するための方法 | |
KR100486366B1 (ko) | 관절식압력도관 | |
AU748018B2 (en) | Articulating pressure conduit | |
CA2202695C (en) | Articulating pressure conduit | |
US10780963B2 (en) | Thruster for propelling a watercraft | |
US1963996A (en) | Submarine salvage and recovery apparatus | |
WO2009126059A1 (ru) | Подводный спасательный комплекс | |
JPS6114995B2 (ja) | ||
KR102056319B1 (ko) | 선박 인양 로봇 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Effective date: 20040430 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Effective date: 20061128 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 |
|
A601 | Written request for extension of time |
Effective date: 20070227 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601 |
|
A602 | Written permission of extension of time |
Effective date: 20070302 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20071009 |