JPH1031558A - データ記録装置及び方法 - Google Patents

データ記録装置及び方法

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JPH1031558A
JPH1031558A JP18387296A JP18387296A JPH1031558A JP H1031558 A JPH1031558 A JP H1031558A JP 18387296 A JP18387296 A JP 18387296A JP 18387296 A JP18387296 A JP 18387296A JP H1031558 A JPH1031558 A JP H1031558A
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hdd
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JP18387296A
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English (en)
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Masaki Yamada
雅基 山田
Hajime Ichimura
元 市村
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 リトライによりデータの信頼性を保証できる
が、リトライが多くなると一定スピードを保証できなく
なる。また、外部装置への低速な転送レートに内部での
高速な記録再生レートを合わせるために、いわゆるリポ
ジションを繰り返さなければならずテープやテープ走行
メカ系に悪影響を与えていた。 【解決手段】 HDD10は、ホストコンピュータ1か
ら連続的に低速で入力されるデータを高速ランダムに書
き込み/読み出しする。磁気テープ記録再生部11は、
上記入力データを高速シーケンシャルに大量に書き込み
/読み出しする。アダプタ部2は、上記入力データをR
AM5の第1領域51を介してHDD10に連続的に書
き込ませると共に、HDD10からの読み出しデータを
上記RAM5の第2領域52を介して磁気テープ記録再
生部11に高速、断続的に書き込ませる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、上位装置から連続
的に低速で入力されるデータを大量に高速で記録するデ
ータ記録装置及び方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、磁気テープにデータを記録するデ
ータ記録装置としては、オーディオ信号及び/又はビデ
オ信号を一定のスピードで記録し再生するだけのテープ
レコーダの他、コンピュータ用のデータを記録/再生す
るデータストレージ装置が知られている。
【0003】データストレージ装置は、メディアである
テープカセットのテープ長にもよるが、例えば数十〜数
百ギガバイト程度の膨大な記録容量を有することが可能
である。また、上記オーディオ信号及び/又はビデオ信
号用のテープレコーダで、例えば磁気ヘッドにゴミが付
着したりしてデータの書き込み/読み出しを失敗した場
合にはそのまま誤ったデータを書き込み/読み出してし
まうのに対し、データストレージ装置では、書き込み/
読み出しを繰り返す(リトライする)ことが可能であ
り、全データの信頼性を保証できる。
【0004】上述のようなデータストレージ装置とし
て、例えば、8ミリVTRのテープカセットや、ディジ
タルオーディオテープ(DAT)を記録媒体として、回
転ヘッドによるヘリカルスキャン方式を採用してデータ
の記録/再生を行うようにされたものが提案されてい
る。
【0005】このようなデータストレージ装置では、記
録/再生データの入出力インターフェースとして例えば
スモールコンピュータシステムインターフェース(Smal
l Computer System Interface、SCSI)を用いるよ
うにされている。
【0006】そして、記録時においては例えばホストコ
ンピュータから供給されるデータがSCSIインターフ
ェースを介して入力される。この入力データは例えば所
定の固定長のデータ群単位で伝送されてくるものとさ
れ、入力されたデータは必要があれば所定方式による圧
縮処理が施されて、一旦、バッファメモリに蓄積され
る。そして、バッファメモリに蓄積されたデータは所定
のグループ(Group)といわれる固定長の単位ごとに記
録/再生系に対して供給されて回転ヘッドによりテープ
カセットの磁気テープに記録される。
【0007】また、再生時であれば、磁気テープのデー
タが回転ヘッドによって読み出され、一旦バッファメモ
リに蓄えられる。このバッファメモリからのデータは、
記録時に圧縮が施されたものであれば伸長処理が施され
て、SCSIインターフェースを介してホストコンピュ
ータに伝送される。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記データ
ストレージ装置では、リトライによりデータの信頼性を
保証できるが、リトライが多くなると一定スピードを保
証できなくなる。
【0009】また、上記ホストコンピュータへの低速な
転送レートに内部での高速な記録再生レートを合わせる
ためには、テープの位置合わせをしながら走行、停止を
切り換え、いわゆるリポジションを繰り返さなければな
らずテープやテープ走行メカ系に悪影響を与えていた。
【0010】また、上記データストレージ装置では、テ
ープに書く情報しか受け取らなかったため、上記上位装
置が上記テープに書く情報の他に付加的な情報を大量に
記録させたい場合、新たにディスクや半導体メモリのよ
うな記憶装置を用意しなければならなかった。
【0011】本発明は、上記実情に鑑みてなされたもの
であり、リトライによって全データの信頼性を保証しつ
つ、外部に対して連続的な転送スピードを保証でき、か
つリポジション回数を減らしてテープやテープ走行メカ
系を悪影響から守るデータ記録装置及び方法の提供を目
的とする。
【0012】また、特別に専用の記憶装置を不要としな
がらもテープに書く情報の他に付加的な情報を大量に記
録できるデータ記録装置及び方法の提供を目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明に係るデータ記録
装置は、上記課題を解決するために、制御手段が外部の
上位装置から連続的に低速で入力されるデータをバッフ
ァメモリを介して第1の記録手段に連続的に書き込ませ
ると共に、上記第1の記録手段からの読み出しデータを
バッファメモリを介して第2の記録手段に高速、断続的
に書き込ませる。
【0014】ここで、第1の記録手段を二つの領域に分
割し、その内の一つの領域を上記第2の記録手段の一時
記録領域とし、残りの領域をディスク装置として用いて
もよい。
【0015】また、本発明に係るデータ記録方法は、上
記課題を解決するために、外部の上位装置から連続的に
低速で入力されるデータをバッファメモリを介して第1
の記録部に連続的に書き込むと共に、上記第1の記録部
からの読み出しデータをバッファメモリを介して第2の
記録部に高速、断続的に書き込む。
【0016】ここで、第1の記録部を二つの領域に分割
し、その内の一つの領域を上記第2の記録部の一時記録
領域とし、残りの領域をディスク装置として用いてもよ
い。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るデータ記録装
置及び方法の実施の形態について図面を参照しながら説
明する。この実施の形態は、パーソナルコンピュータや
ワークステーションのようなホストコンピュータからの
データを磁気テープに大量に格納するデートストレージ
装置である。磁気テープとして例えばテープ幅8mmの
テープカセットの磁気テープを用い、ヘリカルスキャン
方式によりデータを記録/再生する。また、ディジタル
オーディオテープレコーダ(DAT)を用いてもよい。
【0018】このデータストレージ装置は、図1に示す
ように、ホストコンピュータ1から連続的に低速で入力
されるデータを高速にランダムに書き込み/読み出しす
るハードディスクドライブ(Hard Disk Drive、HD
D)10と、上記入力データを高速シーケンシャルに大
量に書き込み/読み出しする磁気テープ記録再生部11
と、上記入力データをバッファメモリとなるラム(Rand
om Access Memory、RAM)5の第1領域51を介して
HDD10に連続的に書き込ませると共に、HDD10
からの読み出しデータを上記RAM5の第2領域52
介して磁気テープ記録再生部11に高速、断続的に書き
込ませる制御部となるアダプタ部2とを備えてなる。
【0019】このアダプタ部2は、上記RAM5の他、
ホストコンピュータ1とのデータの授受を行うためのイ
ンターフェースコントローラ3と、このインターフェー
スコントローラ3を介して入力されたデータに所定の信
号処理を施して上記RAM5にダイレクトにアクセスし
て書き込み/読み出せるダイレクトメモリアクセス(Di
rect Memory Access、DMA)コントローラ4と、D
MAコントローラ4によりRAM5から読み出されたデ
ータをHDD10に接続されたインターフェースコント
ローラ7に供給するか、或いは磁気テープ記録再生部1
1に接続されたインターフェースコントローラ8に供給
するかを切り換えるスイッチ6と、DMAコントローラ
4、スイッチ6、インターフェースコントローラ7及び
インターフェースコントローラ8、HDD10及び磁気
テープ記録再生部11を制御するシステムコントローラ
9とからなる。システムコントローラ9は、コマンダ1
2からのコマンドに応じてHDD10、磁気テープ記録
再生部11の動作を制御する。
【0020】このデータストレージ装置において、上記
インターフェースコントローラ3は、いわゆるスモール
コンピュータシステムインターフェース(Small Comput
er System Interface、SCSI)をコントロールす
る。具体的には、外部のホストコンピュータ1から供給
される入力データを上記DMAコントローラ4に供給す
ると共に、上記DMAコントローラ4を介してRAM5
から受け取ったデータをホストコンピュータ1に供給す
る。
【0021】また、HDD10用のインターフェースコ
ントローラ7、及び磁気テープ記録再生部11用のイン
ターフェースコントローラ8もHDD10、及び磁気テ
ープ記録再生部11に内蔵されるSCSIをコントロー
ルする。
【0022】HDD10は、例えば容量が100MB
(=102400KB)であり、大量のデータを記録で
きる。
【0023】磁気テープ記録再生部11は、例えば8ミ
リ幅の磁気テープに対して回転ドラムにより各アジマス
角が異なる二つの磁気ヘッドをヘリカルスキャンさせて
データの記録を行い、図2に示すようなデータ構成を実
現する。ここでは、磁気テープの最初の部分に対して物
理的にリーダテープ(Leader Tape)が先頭に位置して
おり、次にテープカセットのローディング/アンローデ
ィングを行う領域となるデバイスエリア(Device Are
a)が設けられている。このデバイスエリアの先頭が物
理的テープの先頭位置PBOT(Phisycal Bigining of
Tape)とされる。上記デバイスエリアに続いては、テ
ープフォーマットの情報、テープの使用歴情報等が格納
されるリファレンス&システムエリア(Reference & S
ystem Area)が設けられて、以降にデータエリア(Data
Area)が設けられる。リファレンス&システムエリア
の先頭が論理的テープの開始位置LBOT(Logical Bi
gining of Tape)とされる。
【0024】上記データエリアにおいては、最初にデー
タを作成して供給するベンダーに関する情報が示される
ベンダーグループ(Vendor Group)が設けられ、続いて
グループ(Group)が、ここではグループ1〜nとして
示すように複数連続して形成されていく。そして、最後
のグループnに続いては、パーティションのデータ領域
の終了を示すEODの領域が設けられる。そして、EO
Dの最後が、論理的テープの終了位置LEOT(Logica
l End of Tape)とされる。PEOT(Phisycal End of
Tape)は、物理的テープの終了位置、又はパーティシ
ョンの物理的終了位置を示すことになる。なお、オプシ
ョンとしてEODの後に、デバイスエリアを設けてもよ
い。
【0025】上記磁気テープ記録再生部11では、上記
グループ毎の単位によって磁気テープに対する記録/再
生が行われる。1グループは、例えば20フレーム(Fr
ame)のデータ量に対応し、1フレームは2トラック(T
rack)により形成される。この場合、1フレームを形成
する2トラックは、互いに隣合うプラスアジマスとマイ
ナスアジマスのトラックとされる。したがって、1グル
ープは40トラックとされる。
【0026】なお、上記磁気テープ記録再生部11とし
て、DATを用いる場合、1グループは46トラック、
23フレーム単位となる。
【0027】以上のような構成のデータストレージ装置
では、アダプタ部2がシステムコントローラ9を使って
各部を制御し図3に示すような流れでホストコンピュー
タ1からの連続的で低速な入力データを最終的に磁気テ
ープ記録再生部11に書き込ませる。なお、以下ではス
イッチ6による被選択端子a、bと切り換え片cとを使
った切り換えについての説明を省略する。
【0028】すなわち、ホストコンピュータ1からの連
続的で低速な入力データは、インターフェースコントロ
ーラ3を介してDMAコントローラ4に供給され、該D
MAコントローラ4の制御によりRAM5の第1領域
(RAM#1)51に一旦記憶される。第1領域(RAM
#1)51に溜まったデータは、DMAコントローラ4を
介して読み出されインターフェースコントローラ7を通
して、HDD10に書き込まれる。
【0029】適切な時間が経った後、HDD10に書き
込まれたデータは、インターフェースコントローラ7、
及びDMAコントローラ4を介してRAM5の第2領域
(RAM#2)52に吸い上げられる。
【0030】そして、上記第2領域(RAM#2)52
吸い上げられたデータは、DMAコントローラ4、及び
インターフェースコントローラ8を介して磁気テープ記
録再生部11に書き込まれる。
【0031】このように、図1に示したデータストレー
ジ装置では、大容量のHDD10を一時的なデータの保
管場所、つまりバッファとして機能させている。すなわ
ち、記録時については、外部から連続的に低速で供給さ
れてきたデータを、直接磁気テープ記録再生部11に送
らないで、一旦HDD10に書き込み、後でHDD10
から読み出して磁気テープ記録再生部11に送ってい
る。
【0032】ところで、従来のデータストレージ装置で
は、内部にRAMのようなバッファメモリを持ってい
て、小規模ながら図3に示したようなデータの流れを実
現していた。しかし、バッファメモリ容量は半導体記憶
装置が高価であるということで最小限に抑えられてい
た。
【0033】上記図1に示したデータストレージ装置で
は、高価なメモリをたくさん使用せずに、HDD10を
バッファメモリの代わりに用いることで、巨大なバッフ
ァメモリの使用を可能としている。
【0034】次に、上記図1に示したデータストレージ
装置が使用するHDD10のバッファ容量と、該データ
ストレージ装置が行うリポジションとの関係について図
4を参照しながら説明する。リポジションとは、上記デ
ータストレージ装置と上記ホストコンピュータ1との間
の低速な転送レートに磁気テープ記録再生部11内部で
の高速な記録再生レートを合わせるために行われるもの
で、テープの位置合わせをしながら走行、停止を切り換
える操作のことであり、頻度が多くなるとテープやテー
プ走行メカ系に悪影響を与えてしまう。
【0035】今、ホストコンピュータ1への平均転送レ
ートをH、磁気テープ記録再生部11内部の平均転送レ
ートをD、HDD10のバッファ容量をBとすると、書
き込みサイクルは、HDD10のバッファを最大に生か
すようなリポシジョンをさせるとした場合、図4に示す
ようになる。この図4では、HDD10のバッファ容量
の中のデータ量を縦軸に、時間を横軸にとっている。
(B/H+B/(D−H)))秒に一度リポジションす
ることが解る。また、このときに1サイクルで書けるデ
ータ容量は、D*B/(D−H)となる。
【0036】例えば、ホストコンピュータ1への平均転
送レートH=750KB/sec、磁気テープ記録再生
部11の平均転送レートD=1200KB/sec、H
DD10のバッファ容量B=102400KBとする
と、リポジション期間は102400/750=137
sec、データ書き込み期間は102400/(120
0−750)=228secとなり、365秒に一度リ
ポジションする。また、1サイクルで書けるデータ容量
は、1200/102400(1200−750)=2
74000KBとなる。
【0037】次に、図3、図5〜図7を用いて上記デー
タストレージ装置の記録処理動作を詳細に説明する。
【0038】上記データストレージ装置では図3に示す
ようなホストコンピュータ1からHDD10までの記録
処理WAは常時行われ、HDD10から磁気テープ記録
再生装置11への記録処理WBは図5に示すようなタイ
ミングで行われる。すなわち、記録処理WBはHDD1
0に対するデータの溜まり具合によりスタート、ストッ
プする。その条件はHDD10にデータが一定以上溜ま
ったときスタート、HDD10が空になったときストッ
プという具合である。
【0039】先ず、記録処理WAについて図6を用いな
がら説明する。なお、ここでは、ホストコンピュータ1
から受け取ったデータは、アダプタ部2の中で図2に示
したようにグループ分けされるものとする。また、HD
D10に対してもグループ単位で書き込みと読み出しが
行われるとする。
【0040】またここで、図3に示した第1領域(RA
#1)51は、 Group Buffer #0 Group Buffer #1 ・・ Group Buffer #N-1 のように、N個のグループを格納できるN個のエリアに
分けられている。
【0041】記録処理WAが開始されると、アダプタ部
2はホストコンピュータ1からのデータをグループ分け
し、ステップS1に示すように、group_number=0を形成
する。そして、アダプタ部2はgroup_number=nの割当を
ステップS2に示すようにNまでの範囲内で行う。
【0042】次に、アダプタ部2はシステムコントロー
ラ9を使って、ステップS3に示すように、第1領域
(RAM#1)51の内のGroup Buffer #nがFREEか否かを
判定する。ここでいうFREEとは使用中フラグがOFFのこ
とである。この場合HDD10から書き込み処理が終了
した旨の返答が返ってきたときがOFFである。ここで、
YES(FREE)と判定するとステップS4に進み、NO
(FREEでない)と判定するとステップS5に進む。ステ
ップS5において、アダプタ部2はGroup Buffer#nがFR
EEになるのを待つ。
【0043】ステップS4において、アダプタ部2はGr
oup Buffer #nをキープし、使用中フラグをONとする。
そして、ホストコンピュータ1からデータを受け取り、
1Group分をGroup Buffer #nに書き込む。その後、アダ
プタ部2はGroup Buffer #nからの1Group分のデータを
HDD10に書き込む。
【0044】そして、アダプタ部2は、グループ分けし
たデータの次のグループをステップS6に示すようにし
て指定しておく。上記ステップS2からステップS6ま
での処理をgroup_number=Nとなるまで繰り返す。
【0045】次に、記録処理WBについて図7を参照し
ながら説明する。この記録処理WBは、図3に示したよ
うに、HDD10に溜まったデータをグループ単位で第
2領域(RAM#2)52を用いて磁気テープ記録再生部
11に吸い取る処理である。具体的には第2領域(RA
#2)52上でグループを解除してRECORD単位で磁気テ
ープ記録再生部11に送る。
【0046】ここで、第2領域(RAM#2)52は、 Group Buffer #0 Group Buffer #1 ・・ Group Buffer #M-1 のように、M個のグループを格納できるM個のエリアに
分けられている。
【0047】記録処理WBが開始されると、アダプタ部
2は、第2領域(RAM#2)52上に格納されているス
テップS11に示すnext_group_numberのデータを読み
出す。
【0048】そして、アダプタ部2はシステムコントロ
ーラ9を用いて、ステップS12に示すように、そのgr
oup_numberがHDD10上に存在するか否かを判定す
る。ここで、YES(存在する)と判定するとステップ
S13に進み、NO(存在しない)と判定するとステッ
プS14に進む。ステップS14においてアダプタ部2
は、next_group_numberをgroup_numberとし、このフロ
ーを終了する。
【0049】一方、ステップS13において、アダプタ
部2はgroup_number=mの割当をMまでの範囲内で行う。
【0050】次に、アダプタ部2はシステムコントロー
ラ9を使って、ステップS15に示すように、第2領域
(RAM#2)52の内のGroup Buffer #mがFREEか否かを
判定する。ここでいうFREEとは使用中フラグがOFFのこ
とである。この場合磁気テープ記録再生部11から書き
込み処理が終了した旨の返答が返ってきたときがOFFで
ある。ここで、YES(FREE)と判定するとステップS
16に進み、NO(FREEでない)と判定するとステップ
S17に進む。ステップS17において、アダプタ部2
はGroup Buffer #mがFREEになるのを待つ。
【0051】ステップS16において、アダプタ部2は
Group Buffer #mをキープし、使用中フラグをONとす
る。そして、HDD10から1Group分のデータを受け
取り、Group Buffer #mに書き込む。その後、アダプタ
部2はGroup Buffer #mからのRECORD単位のデータを磁
気テープ記録再生部11に書き込む。
【0052】そして、アダプタ部2は、グループ分けし
たデータの次のグループをステップS18に示すように
して指定しておく。上記ステップS12からステップS
18までの処理をgroup_number=Mとなるまで繰り返す。
【0053】このようにして上記データストレージ装置
では記録処理動作が実行されている。
【0054】これに対して、上記データストレージ装置
の再生処理は、アダプタ部2がシステムコントローラ9
を使って各部を制御し図8に示すような流れで行われ
る。
【0055】すなわち、磁気テープ記録再生部11から
読み出されたデータは、インターフェースコントローラ
8、DMAコントローラ4を介してRAM5の第2領域
(RAM#2)52に吸い上げられる。
【0056】第2領域(RAM#2)52に吸い上げられ
たデータは、DMAコントローラ4、インターフェース
コントローラ7を介してHDD10に書き込まれる。
【0057】そして、適切な時間が経過した後、HDD
10に書き込まれたデータは、インターフェースコント
ローラ7、DMAコントローラ4を通して第1領域(R
AM#1)51に吸い上げられる。
【0058】この第1領域(RAM#1)51に吸い上げ
られたデータは、DMAコントローラ4、インターフェ
ースコントローラ3を通して、外部のホストコンピュー
タ1に転送される。
【0059】このように上記データストレージ装置で
は、磁気テープ記録再生部11で読み出されたデータ
を、直接外部のホストコンピュータ1に送らないで、一
旦HDD10に書き込み、後で読み出して、外部のホス
トコンピュータ1に送っている。
【0060】この場合にもHDD10は、巨大なバッフ
ァとして使用されていることになる。このHDD10の
バッファ容量と磁気テープ記録再生部11のリポジショ
ンとの関係を図9を参照しながら説明しておく。
【0061】ホストコンピュータ1との間の平均転送レ
ートをH、磁気テープ記録再生部11内部での平均転送
レートをD、HDD10のバッファ容量をBとすると、
典型的な読み出しサイクルは、HDD10のバッファを
最大に生かすようなリポジションを考慮すると図9に示
すようになる。ここで図9の縦軸はHDD10のデータ
量を、横軸は時間を表す。
【0062】すなわち、リポジション期間B/Hとデー
タ読み出し期間B/(D−H)との加算時間(B/H+
B/(D−H))秒に一度リポジションをするような読
み出しサイクルとなる。このとき1サイクルで読めるデ
ータ容量は、D*B/(D−H)である。
【0063】例えば、ホストコンピュータ1との間の平
均転送レートHを750KB/sec、磁気記録再生部
11内部での平均転送レートDを1200KB/se
c、HDD10のバッファ容量Bを102400KBと
すると、リポジション期間B/Hは137秒、データ読
み出し期間B/(D−H)は228secとなり、36
5秒に一度リポジションをするという読み出しサイクル
となる。
【0064】ところで、このデータストレージ装置は、
書き込み/読み出しを繰り返す(リトライする)ことに
より全データの信頼性を保証できる。例えば、読み出し
でN回だけリトライを許すシステムにするには、リトラ
イにT秒かかるとすると、HDD10に残っているデー
タを、リトライがおきてしまったときのためにT秒分だ
け残してやればよい。
【0065】この場合のHDD10のバッファ容量とデ
ータの読み出しサイクルとの関係を図10に示す。ここ
で、H、D、Bの定義は上述した通りである。
【0066】リポジション期間は(B−N*T*H)/
Hであり、データ読み出し期間は(B−N*T*H)/
(D−H)となる。
【0067】すなわち、連続N回のリトライを許すシス
テムにするには、リトライ1回にT秒かかるとして、N
*T*H分だけBから減算したデータ量をHDD10に
残す必要がある。。
【0068】結局、読み出し1サイクルにかかる時間
は、(B−N*T*H)*(1/H+1/(D−H))
なのでこのサイクルに一度リポジションが起こることに
なる。
【0069】例えば、H=750KB/sec、D=1
200KB/sec、B=102400KB、N=4
回、T=1.6秒とすると、リポジション期間は(10
2400−4*1.6*750)/750=130se
c、データ読み出し期間は(102400−4*1.6
*750)/(1200−750)=217secとな
り、347秒に一度リポジションする。
【0070】なお、読み始めのとき、あるいは、N回の
リトライでHDD10の中身を消費してしまった直後
は、HDD10にデータが一定量溜まるまでリトライが
出来ない。
【0071】溜まる速度はD−Hであり、DがHより大
きければ大きい程速くなる。
【0072】1回リトライが出来るまでにデータがたま
るのにかかる時間は、T*H/(D−H)秒である。
【0073】例えば、H=750KB/sec、D=1
200KB/sec、B=102400KB、N=4
回、T=1.6秒とすると、1.6*750/(120
0−750)=2.7秒となる。
【0074】このように上記データストレージ装置は、
外部のホストコンピュータ1に対する一定スピードの転
送を途切れさせずにリトライを可能とする。これは、外
部とのやりとりを、HDD10という巨大なバッファメ
モリを介して行うためである。例えば、再生時は磁気テ
ープ記録再生部11がリトライをしている間でも、デー
タがHDD10に溜まっている限り、ホストコンピュー
タ1に送り出すデータを途切れさせない。
【0075】また、上記データストレージ装置は、リポ
ジションの頻度を極端に減らすことができる。例えば、
再生時には、HDD10に空きがある限りデータを磁気
テープから連続して読み出せるからである。
【0076】なお、上記データストレージ装置では、H
DD10と磁気テープ記録再生部11とを外部のアプリ
ケーションに合わせて、最適な組み合わせになるように
様々なデバイスの中から選ぶことができる。
【0077】その場合、アダプタ部2のハードウェアは
変更する必要がなく、ファームウェア(Firmware)のパ
ラメータを変更するだけでよい。
【0078】例えば、磁気テープ記録再生部11とし
て、荒い動画の録画/再生にはDATを選び、速さが必
要な細かい動画には8ミリテープを用いた記録再生部を
選ぶことが考えられる。
【0079】すなわち、HDD10や磁気テープ記録再
生部11のような内部デバイスは、外部アプリケーショ
ンが必要とする連続スピード、リポジションの頻度、リ
トライの回数を考慮して選択すればよい。
【0080】なお、上記データストレージ装置では、図
11に示すように0からRのブロックアドレスを持つH
DD10を、Q個のブロックアドレスを持つ領域partit
ion#1と、(R−Q)個のブロックアドレスを持つ領域p
artition#2に分割し、その内の一つの領域partition#2
を磁気テープ記録再生部11の一時記録領域、すなわち
バッファとして用い、残りの領域partition#1をディス
クそのものとして用いるようにしてもよい。この場合、
HDD10は外部のホストコンピュータ1に対しては二
つの機能を提供することになる。
【0081】これによって外部のホストコンピュータ1
のアプリケーションは、内部のHDD10の一部をディ
スク装置そのもの、すなわちランダムアクセス可能な記
憶装置として利用することができる。
【0082】例えば、外部のホストコンピュータ1が磁
気テープ記録再生部11にAVデータを記録させた場
合、HDD10の上記残りの領域partition#1には該A
Vデータに関連したTOC情報等の付加的な情報を大量
に蓄えておくことができる。
【0083】この場合の付加的な情報の記録は図3に示
した記録処理WAと同様であるが、再生は図12に破線
で示すようにインターフェースコントローラ7、DMA
コントローラ4、RAM#11、DMAコントローラ4
及びインターフェースコントローラ3を介してホストコ
ンピュータ1に転送されるだけである。
【0084】このように、HDD10を二つの領域に分
割することにより、従来のデータストレージ装置が付加
的な情報を蓄えるために必要とした専用の記憶装置を不
要とすることができる。
【0085】また、インターフェースコントローラにつ
ながるコンピュータの周辺装置としてみたとき、外部イ
ンターフェース用バスのIDとして一つを割り当てるだ
けで、ディスク装置とテープ装置の2種類を使用するこ
とができる。
【0086】
【発明の効果】本発明に係るデータ記録装置は、外部の
上位装置から連続的に低速で入力されるデータをバッフ
ァメモリを介して第1の記録手段に連続的に書き込むと
共に、上記第1の記録手段からの読み出しデータをバッ
ファメモリを介して第2の記録手段に高速、断続的に書
き込むので、リトライによって全データの信頼性を保証
しつつ、外部に対して連続的な転送スピードを保証で
き、かつリポジション回数を減らしてテープやテープ走
行メカ系を悪影響から守ることができる。
【0087】ここで、第1の記録手段を二つの領域に分
割し、その内の一つの領域を上記第2の記録手段の一時
記録領域とし、残りの領域をディスク装置として用いる
ことにより、特別に専用の記憶装置を不要としながらも
テープに書く情報の他に付加的な情報を大量に記録でき
る。
【0088】また、本発明に係るデータ記録方法は、外
部の上位装置から連続的に低速で入力されるデータをバ
ッファメモリを介して第1の記録部に連続的に書き込む
と共に、上記第1の記録部からの読み出しデータをバッ
ファメモリを介して第2の記録部に高速、断続的に書き
込むので、リトライによって全データの信頼性を保証し
つつ、外部に対して連続的な転送スピードを保証でき、
かつリポジション回数を減らしてテープやテープ走行メ
カ系を悪影響から守ることができる。
【0089】ここで、第1の記録部を二つの領域に分割
し、その内の一つの領域を上記第2の記録部の一時記録
領域とし、残りの領域をディスク装置として用いること
により、特別に専用の記憶装置を不要としながらもテー
プに書く情報の他に付加的な情報を大量に記録できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るデータ記録装置及び方法の実施の
形態となるデータストレージ装置のブロック図である。
【図2】上記データストレージ装置が用いる磁気テープ
記録再生部で記録されるデータの構成を示すフォーマッ
ト図である。
【図3】上記データストレージ装置のデータ記録処理を
説明するための記録遷移図である。
【図4】上記データストレージ装置が使用するHDDの
バッファ容量とリポジションとの関係を説明するための
特性図である。
【図5】上記データストレージ装置の記録処理動作を詳
細に説明するための特性図である。
【図6】上記図5を用いて説明した記録処理動作の一部
を説明するためのフローチャートである。
【図7】上記図5を用いて説明した記録処理動作の残部
を説明するためのフローチャートである。
【図8】上記データストレージ装置のデータ再生処理を
説明するための再生遷移図である。
【図9】上記データストレージ装置に用いるHDDのバ
ッファ容量と磁気テープ記録再生部のデータ読み出しと
の関係を説明するための特性図である。
【図10】上記データストレージ装置のデータ読み出し
時のリトライを説明するための特性図である。
【図11】上記データストレージ装置に用いるHDDの
領域を二つに分割した状態を示すフォーマット図であ
る。
【図12】上記図11に示したHDDの二つの領域の内
のディス装置そのものとして使用される領域から付加的
な情報が読み出されて外部に転送され状態を説明するた
めの再生遷移図である。
【符号の説明】
1 ホストコンピュータ、2 アダプタ部、3 インタ
ーフェースコントローラ、4 DMAコントローラ、5
RAM、7,8 インターフェースコントローラ、9
システムコントローラ、10 ハードディスク装置、
11 磁気テープ記録再生部

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上位装置から連続的に低速で入力される
    データを大量に記録するデータ記録装置において、 データを高速ランダムに書き込み/読み出しする第1の
    記録手段と、 データを高速シーケンシャルに書き込み/読み出しする
    第2の記録手段と、 上記入力データをバッファメモリを介して上記第1の記
    録手段に連続的に書き込ませると共に、上記第1の記録
    手段からの読み出しデータをバッファメモリを介して上
    記第2の記録手段に断続的に高速で書き込ませる制御手
    段とを備えることを特徴とするデータ記録装置。
  2. 【請求項2】 上記制御手段は上記第2の記録手段から
    の読み出しデータを上記バッファメモリを介して上記第
    1の記録手段に書き込ませると共に、上記第1の記録手
    段からの読み出しデータを上記バッファメモリを介して
    上記上位装置に連続的に低速で転送することを特徴とす
    る請求項1記載のデータ記録装置。
  3. 【請求項3】 上記第2の記録手段がデータの書き込み
    /読み出しに失敗した際、上記制御手段は上記第1の記
    録手段が上記上位装置との間で連続的に低速で行うデー
    タ転送の最中に、上記第2の記録手段にデータの書き込
    み/読み出しを再度行わせることを特徴とする請求項2
    記載のデータ記録装置。
  4. 【請求項4】 上記第1の記録手段を二つの領域に分割
    し、その内の一つの領域を上記第2の記録手段へのデー
    タの一時記録領域とすることを特徴とする請求項1記載
    のデータ記録装置。
  5. 【請求項5】 データを高速にランダムに書き込み/読
    み出しする第1の記録部と、データを高速シーケンシャ
    ルに書き込み/読み出しする第2の記録部を用いて、上
    位装置から連続的に低速で入力されるデータを大量に記
    録するデータ記録方法において、 上記入力データをバッファメモリを介して上記第1の記
    録部に連続的に書き込むと共に、上記第1の記録部から
    の読み出しデータをバッファメモリを介して上記第2の
    記録部に断続的に高速で書き込むことを特徴とするデー
    タ記録方法。
  6. 【請求項6】 上記第2の記録部からの読み出しデータ
    を上記バッファメモリを介して上記第1の記録部に書き
    込ませると共に、上記第1の記録部からの読み出しデー
    タを上記バッファメモリを介して上記上位装置に連続的
    に転送することを特徴とする請求項5記載のデータ記録
    方法。
  7. 【請求項7】 上記第2の記録部がデータの書き込み/
    読み出しに失敗した際、上記第1の記録部の上記上位装
    置に対するデータの転送の間に上記第2の記録部にデー
    タの書き込み/読み出しを再度行わせることを特徴とす
    る請求項6記載のデータ記録方法。
  8. 【請求項8】 上記第1の記録部を二つの領域に分割
    し、その内の一つの領域を上記第2の記録部へのデータ
    の一時記録領域とすることを特徴とする請求項5記載の
    データ記録方法。
JP18387296A 1996-07-12 1996-07-12 データ記録装置及び方法 Withdrawn JPH1031558A (ja)

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