JPH10314495A - 洗濯機 - Google Patents

洗濯機

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Publication number
JPH10314495A
JPH10314495A JP9128499A JP12849997A JPH10314495A JP H10314495 A JPH10314495 A JP H10314495A JP 9128499 A JP9128499 A JP 9128499A JP 12849997 A JP12849997 A JP 12849997A JP H10314495 A JPH10314495 A JP H10314495A
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JP
Japan
Prior art keywords
base plate
hose
drain hose
drain
washing machine
Prior art date
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Pending
Application number
JP9128499A
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English (en)
Inventor
Masaji Wada
正次 和田
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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Publication of JPH10314495A publication Critical patent/JPH10314495A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 外箱の周囲における排水ホースの配置スペー
スをできるだけ不要とする。 【解決手段】 外箱2の底部に、角部に脚部5を有し、
外槽底部の駆動機構部が干渉することのない開口部を有
する矩形枠状の台板6を設ける。台板6の左右の側辺部
の下面部に、排水ホース14の途中部を収容可能な収容
凹部23を、側辺リブ24を内側に引込んだ位置とする
ことにより設ける。側辺リブ24の後端部の比較的高い
位置にホース出口部27を設ける。前辺側の脚部5の内
側に、排水ホース14を斜めに横切るように導くコーナ
ー案内部29を設け、このコーナー案内部49に保持部
30を設ける。排水弁13に接続された排水ホース14
はホース固定部22を介してホース出口部27に保持さ
れた形態で収容凹部23内に導出され、収容凹部23内
を前方に延びコーナー案内部29を通って前辺側に至
り、真下排水パイプ31を介して排水口に接続される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、排水ホースを、外
箱の底部を構成する台板を通して外箱の外側に導出する
ようにした洗濯機に関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】従来より、洗濯機にお
いては、本体内の排水弁の出口部に基端部が接続された
排水ホースを、外箱下部の側面部あるいは外箱の底部に
設けられた台板の側面部を貫通させて外側に導出するも
のが一般的であった。この場合、洗濯機は例えば家庭の
洗面所等の床面に直接あるいは防水パンを介して設置さ
れ、排水ホースの先端部が外箱の側部を通って排水口に
接続されるようになっている。
【0003】ところで、近年では、大容量化に伴い洗濯
機が大形化する傾向がある一方、家庭の住宅事情等によ
っては、必ずしも十分な洗濯機の設置スペースを確保で
きないこともあり、洗濯機の側面部を壁や洗面台等にぴ
ったり付けた状態で設置したい場合がある。しかしなが
ら、上記排水ホースは外箱あるいは台板の側面に設けら
れた出口部から側方に突出する形態であるため、外箱の
側方にその分の配置スペースが必要となり、設置部所に
は、洗濯機の外箱の幅に少なくとも排水ホースの直径寸
法を加えた幅寸法が必要となっていた。
【0004】また、上記のものとは別の機種として、外
箱の下部の背面側から排水ホースを導出するようにした
ものもあった。ところが、このものでも、設置状態では
外箱の背面側に排水ホースを導出するスペースが必要と
なる事情は変わらず、外箱の背面部を壁等に付けて設置
することはできない。また、排水口の位置によっては、
排水ホースを外箱の側部を通さなければならなくなり、
必要な設置スペースを小さくするものとはいえなかっ
た。
【0005】尚、本体から排水ホースを導出する場合、
外箱の底部側つまり脚部により形成される台板の下面と
設置床面との間の隙間を通すことも考えられる。ところ
が、一般に洗濯機においては、桶(外槽)及びその底面
の機構部が外箱内に吊持された形態で設けられ、桶内部
の重量が大きくなると、桶及び機構部全体が外箱内で垂
下がった状態となる。このため、排水ホースが潰される
虞もあり、外箱底部を自在に通すことはできなかった。
この場合、脚部を高くして台板下面と設置床面との間の
隙間の高さ寸法を大きくすることも考えられるが、これ
では、洗濯物の出し入れ口も高い位置に来るようにな
り、使いにくいものとなってしまう。
【0006】本発明は上記事情に鑑みてなされたもので
あり、その目的は、外箱の周囲における排水ホースの配
置スペースをできるだけ不要として、設置スペースを小
さくすることができる洗濯機を提供するにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1の洗濯
機は、洗濯機本体の外箱の底部を構成しコーナー部に脚
部が設けられる台板を有し、排水ホースを台板を通して
外箱の外側に導出するものにあって、前記台板の側辺部
の下面部に、排水ホースの途中部を該台板の側辺部に沿
って収容可能な収容凹部を設けたところに特徴を有す
る。
【0008】これによれば、排水ホースを外箱の外側に
導出するにあたって、その途中部を台板の側辺部に沿っ
て設けられた収容凹部に収容することができる。このと
き、収容凹部は、台板の側辺部の下面側に設けられてい
るので、排水ホースを外箱から側方に突出させない状態
で側面側を通すことができ、外箱の側方における排水ホ
ースの配置スペースを不要とすることができる。また、
収容凹部は、機構部等から外れた位置である台板下面の
側辺部に設けられるので、台板下面と設置床面との間の
隙間の高さ寸法を小さく抑えながらも、排水ホースを潰
されるようなことなく配置することができる。
【0009】本発明の請求項2の洗濯機は、洗濯機本体
の外箱の底部を構成しコーナー部に脚部が設けられる台
板を有し、排水ホースを台板を通して外箱の外側に導出
するものにあって、前記台板の後辺部の下面部に、排水
ホースの途中部を該台板の後辺部に沿って収容可能な収
容凹部を設けたところに特徴を有する。
【0010】これによれば、排水ホースを外箱の外側に
導出するにあたって、その途中部を台板の後辺部に沿っ
て設けられた収容凹部に収容することができる。このと
き、収容凹部は、台板の後辺部の下面側に設けられてい
るので、排水ホースを外箱から背面側に突出させない状
態で後辺側を通すことができ、外箱の背面側における排
水ホースの配置スペースを不要とすることができる。ま
た、収容凹部は、機構部等から外れた位置である台板下
面の後辺部に設けられるので、台板下面と設置床面との
間の隙間の高さ寸法を小さく抑えながらも、排水ホース
を潰されるようなことなく配置することができる。
【0011】この場合、上記した各収容凹部を、台板の
下面部の周縁部から内側に引込んだ位置に、該当する辺
方向に延びるリブを下向きに設けて構成すると共に、そ
のリブに、排水ホースを床面よりも高い位置に保持する
保持部を兼用したホース出口部を設けるようにすること
ができる(請求項3の発明)。これによれば、ホース出
口部から導出された排水ホースをリブの壁面に沿わせる
ようにしながら収容することができ、また、排水ホース
の基端側が、ホース出口部において比較的高い位置に保
持されるので、排水ホースの先端側をそれより低く配置
することにより、排水の良好な流れを確保することがで
きるようになる。
【0012】また、台板の下面部に、排水ホースを脚部
の内側を通して隣合う辺部に導くためのコーナー案内部
を設けるようにしても良い(請求項4の発明)。これに
よれば、排水ホースを台板下面のコーナー部に沿って曲
げるように配置する場合でも、排水ホースを外箱から突
出させない状態で通すことができる。さらにこのとき、
コーナー案内部に、排水ホースを保持する保持部を設け
ることもでき(請求項5の発明)、これにより、コーナ
ー案内部を通される排水ホースが設置床面上をずれ動く
といったことを未然に防止することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の第1の実施例(請
求項1,3,4,5に対応)について、図1ないし図6
を参照しながら説明する。まず、図5は、本実施例に係
る洗濯機の本体1の構成を概略的に示している。ここ
で、上下両面が開口したほぼ矩形箱状をなす外箱2内に
は、円筒桶状の外槽3が弾性吊持機構4を介して設けら
れている。前記外箱2の底部には、後に詳述するよう
に、4つのコーナー部に夫々脚部5を有する矩形枠状を
なす台板6が取付けられている。
【0014】前記外槽3内には、洗い槽を兼用する脱水
槽7が回転可能に設けられており、その脱水槽7の内底
部には、水流生成用のパルセータ8が設けられている。
そして、外槽3の外底部には、前記脱水槽7及びパルセ
ータ8を回転駆動するための駆動機構部9が設けられて
いる。詳しく図示はしないが、この駆動機構部9は、前
記パルセータ8に連結される撹拌軸10と、その撹拌軸
10の周囲に嵌挿した形態の円筒状をなし前記脱水槽7
に連結される槽軸11とを上方に突出した形態に備える
と共に、いわゆるダイレクトドライブ方式のモータやク
ラッチ機構等を備えて構成され、洗いやためすすぎの行
程においては、前記パルセータ8を正逆回転すると共
に、脱水(及び脱水すすぎ)の行程においては、前記脱
水槽7をパルセータ8と一体的に一方向に高速回転する
ようになっている。
【0015】また、前記外槽3の底部には、前記脱水槽
7からの排水を行うための排水路12が設けられ、この
排水路12の下端部に、排水口体13aを有する排水弁
13が設けられている。この場合、排水弁13は、外箱
2内の下部の背面側中央部分に位置して設けられ、前記
排水口体13aに、蛇腹状をなしフレキシブルな排水ホ
ース14の基端部が接続されるようになっている。
【0016】さらに、外槽3の底部には、該外槽3から
の排水を行うための排水口部15が設けられ、この排水
口部15が図示しない排水経路を介して排水弁13の出
口部(排水口体13a部分)に接続されている。また、
前記排水路12の後端部はエアトラップ16に連通さ
れ、そのエアトラップ16が、図示しないエアチューブ
を介して水位センサ(圧力センサ)に接続されている。
【0017】一方、前記脱水槽7の上端部には、バラン
スリング17が装着されていると共に、脱水時に脱水槽
7からの水の排出をそのバランスリング17との間を通
して行うための脱水孔18が設けられている。また、図
示はしないが、前記外槽3の上端部には、ほぼリング状
をなす桶カバーが設けられ、その桶カバーには、後部側
に注水孔を有する内蓋が開閉可能に設けられている。
【0018】さらに、前記外箱3の上端部には、トップ
カバー19が設けられている。このトップカバー19に
は、図示しない洗濯物出入口が形成されていると共に、
その出入口を開閉するための蓋20が設けられている。
また、図示はしないが、このトップカバー19の後部側
部分には、給水弁や、洗剤貯留部を有する注水ケース等
からなる給水機構が設けられており、トップカバー19
の前部側には、上面に位置して操作パネルが設けられて
いると共に、その裏面側に位置してマイコン等を有する
制御ボックスが設けられている。
【0019】さて、前記台板6について、図1等も参照
して述べる。図1は、本体1(台板6)の底面を概略的
に示したものであり、ここで、台板6は、例えばプラス
チックから全体として矩形枠状に構成された主板部6a
の4つのコーナー部に、上述のように、下方に突出する
脚部5を一体的に有して構成されている。この台板6
は、その主板部6aが前記外箱2の下端部にて内側に直
角に折曲げられたフランジ部2a(図2に一部のみ図
示)に宛がわれた状態で、例えば複数箇所のねじ止めに
より取付けられるようになっている。
【0020】また、前記各脚部5の底部には、例えばゴ
ム製の脚部材21が取付けられるようになっており、も
って設置床面F(図5など参照)に載置される脚部が構
成されている。このとき、一部の脚部材21は、脚部5
に対して高さ調整可能に取付けられている。尚、この台
板6の内側の開口部は、前記外槽3の外底部中央部に設
けられた駆動機構部9よりも十分に大きく形成されてお
り、外槽3の内部の重量が大きくなって外箱2内での外
槽3の位置が下がっても、駆動機構部9が台板6に当た
ることはないようになっている。駆動機構部9が設置床
面Fに当たらないことは勿論である。
【0021】ここで、上述のように、外箱2内の後部中
央部に位置する前記排水弁13の排水口体13aに接続
された排水ホース14は、図1に示すように、前記台板
6(主板部6a)のうち後辺部側に設けられたホース固
定部22にて、その基端部側が固定された状態で、側方
に導出されるようになっている。この場合、ホース固定
部22は、左右に対称的に設けられており、いずれかを
選択的に用いることによって、左右どちら方向にも導出
できるようになっている。また、本実施例では、設置床
面Fに設けられ排水ホース14の先端部が接続される排
水口Hは、図6に示すように、洗濯機本体1の下方であ
って、前側右寄り部分に設けられている。
【0022】そして、前記台板6の左右の側辺部の下面
部には、前記排水ホース14の途中部を該側辺部に沿っ
て収容可能な収容凹部23が、次のようにして設けられ
る。即ち、図1に示すように、台板6(主板部6a)の
下面部の左右両側辺部には、前後方向に延びるように下
向きの側辺リブ24が一体的に形成されている。また、
台板6の前辺部及び後辺部にも、夫々左右方向に延びる
下向きの前辺リブ25及び後辺リブ26が、前記側辺リ
ブ24の両端部とつながるように形成され、もってリブ
24,25,24,26が、台板6の周囲全体に渡って
各辺に沿って延びて設けられている。尚、側辺リブ24
及び後辺リブ26の下方への突出長さ(下端部の床面F
からの高さ)は、床面Fとの間の隙間に手が入らない程
度とされている。
【0023】このうち、台板6の左右両側辺部(前の脚
部5と後の脚部5との間)においては、前記側辺リブ2
4が、脚部5の外側を回り込むようにして、周縁部から
内側に引込んだ位置に控えた形態に設けられている。こ
れにて、図2,図5にも示すように、左右両側辺部の側
辺リブ24の外面側に位置して、排水ホース14の径寸
法(例えばφ30mm)よりやや大きい幅の収容凹部23
が、側辺部方向に延びて形成されるのである。
【0024】このとき、前記側辺リブ24のうち、左右
の収容凹部23の後端部に対応する位置には、前記ホー
ス固定部22に連続するように、ホース出口部27が設
けられている。このホース出口部27は、図5に示すよ
うに、側辺リブ24を逆U字状に切欠いた下方に開口す
る形態に設けられ、このときのホース出口部25を構成
する切込みを深く且つその幅寸法を排水ホース14の径
よりも小さくすることにより、排水ホース14を設置床
面Fから比較的上方に浮上がった位置に保持する保持部
としての機能も果たすようになっている。これにて、前
記ホース固定部22に基端側が固定された排水ホース1
4は、そのホース出口部27に下方から嵌込まれた形態
で、側辺リブ24の外面側(側方)に導出され、前記収
容凹部23の後端部に導かれるようになっている。
【0025】一方、図5に示すように、前記両側辺リブ
24のうち前端側部分には、夫々収容凹部23を構成す
る他の部分に比べて短く構成された段差部24aが設け
られている。この段差部24aは、その下端部の高さ
が、設置床面Fとの間で排水ホース14が通過可能な隙
間を確保するように形成されている。また、詳しく図示
はしないが、前記前辺リブ25についても、その段差部
24aと同等の突出長さ(高さ)で形成されている。そ
して、図1に示すように、台板6には、それら前辺リブ
25及び左右の側辺リブ24の段差部24aの下端部か
ら主板部6aの内側に延びるようにして、張出板部28
が設けられている。
【0026】これにて、図1に示すように、台板6の下
面部には、側辺リブ24の段差部24aの下端側と張出
板部28の下面のうち脚部5の内側部分とから、前記収
容凹部23内を前方に延びる排水ホース14を、脚部5
の内側を斜めに横切るように通して台板6の前辺側に導
くためのコーナー案内部29が形成されているのであ
る。さらに、本実施例では、図3にも示すように、コー
ナー案内部29(張出板部28)の下面部には、排水ホ
ース14を保持するためのフック状の保持部30が設け
られている。
【0027】尚、本実施例では、上述のように、設置床
面Fに設けられる排水口Hが、洗濯機本体1の真下に位
置するため、排水ホース14と排水口Hとの接続のため
に、真下排水パイプ31が用いられるようになってい
る。この真下排水パイプ31は、例えば比較的硬質なプ
ラスチック成型品からなり、図4にも示すように、偏平
で横に膨らんだ形態の主部の基端側に、排水ホース14
の先端が接続される接続口31aを有すると共に、その
主部の先端部に、下方に凸となり排水口Hに差込まれる
排水出口部31bを有して構成されている。
【0028】次に、上記構成の作用について述べる。
今、図6に示すように、洗面所の床面Fのうち、壁Wと
洗面台Sとの間であって比較的幅が狭くまた排水口Hが
真下に来る部位に、洗濯機本体1を設置する場合、排水
ホース14は、次のように導出されて排水口Hに接続さ
れるようになっている。即ち、上述のように、基端部が
排水弁13の排水口体13aに接続された排水ホース1
4は、下方に垂れ下がってまず、台板6の下面部のこの
場合左側(図1で右側)のホース固定部22に固定され
る。
【0029】そして、その排水ホース14は、そのホー
ス固定部22に連続する左側(図1で右側)の側辺リブ
24の後端部に形成されたホース出口部27に保持され
た形態で、そのホース出口部27から側辺リブ24の外
面側に出され、そのホース出口部27に連続する収容凹
部23内を、台板6の左側辺部に沿って前方に延びるよ
うに通される。このとき、収容凹部23は、台板6(外
箱2)の側縁部の内側に位置して設けられているので、
排水ホース14を外箱2から側方に突出させない状態で
側面側を通すことができる。
【0030】さらに、排水ホース14は、収容凹部23
の前端部分からリブ24の段部24aの下面側(ほぼ設
置床面F上)を、コーナー案内部29により案内され、
脚部5の内側を斜めに横切って前辺側に導出される。こ
のとき、排水ホース14の途中部がコーナー案内部29
下面の保持部30に保持され、ずれ動いたりすることが
なくなる。そして、排水ホース14の先端側が、台板6
の前辺部を外箱2からやや突出した状態で、さらに右方
(図1で左方)に延び、排水ホース14の先端に取付け
られた真下排水パイプ31の排水出口部31bが、排水
口Hに接続されるのである。
【0031】これにより、洗濯機本体1の設置時に、排
水ホース14は、外箱2から側方に突出することなく、
その側辺部を引き回された形態に配置される。従って、
外箱2の側方における排水ホース14の配置スペースが
不要となって、図6に示すように、設置部分の幅寸法に
十分な余裕がない場合でも、容易に洗濯機本体1を設置
することができるのである。
【0032】また、排水ホース14は、駆動機構部9か
ら外れた位置を通されるので、外槽3内の重量により駆
動機構部9が下がってきても、排水ホース14に当たる
といったことはない。さらには、排水ホース14の基端
側がホース出口部27により比較的高い位置に保持さ
れ、排水ホース14の先端側がコーナー案内部29など
によりそれよりも低い位置にある形態とされる、つまり
排水ホース14が緩やかに傾斜しながら先端側に延びる
形態に配置されるので、排水ホース14内で排水が逆流
したり滞ったりすることなく、スムーズな排水がなされ
るようになる。
【0033】このように本実施例によれば、台板6の側
辺部の下面部に、排水ホース14の途中部を該台板6の
側辺部に沿って収容可能な収容凹部23を設けたので、
排水ホース14を外箱2から側方に突出させない状態で
側面側を通すことができ、外箱2の側方における排水ホ
ース14の配置スペースを不要とすることができる。こ
の結果、洗濯機本体を設置するにあたって外箱の側方に
排水ホースの配置スペースが必要となっていた従来のも
のと異なり、洗濯機本体1の設置スペースを小さくする
ことができるものである。このとき、収容凹部13は、
駆動機構部9から外れた位置に設けられるので、台板6
下面と設置床面Fとの間の隙間の高さ寸法を小さく抑え
ながらも、排水ホース14を駆動機構部9により潰され
ることなく配置することができることは勿論である。
【0034】また、特に本実施例では、側辺リブ24の
後端部に、排水ホース14の基端側を比較的高い位置に
保持するホース出口部27を設けたので、排水ホース1
4内での排水の良好な流れを確保することができる。さ
らに本実施例では、コーナー案内部29を設けると共
に、そのコーナー案内部29に保持部30を設けるよう
にしたので、排水ホース14を外箱2から突出せず且つ
中央領域(駆動機構部9の下方の位置)に出ない状態
で、側辺部から前辺部に容易に導くことができ、またコ
ーナー案内部29を通される排水ホース14が設置床面
F上をずれ動くといったことを未然に防止することがで
きるものである。
【0035】次に、図7及び図8を参照して、本発明の
第2の実施例(請求項2に対応)について述べる。この
第2の実施例に係る洗濯機本体41が、上記第1の実施
例と異なる点は、外箱2の底部に設けられる台板42の
構成にある。また、この洗濯機本体41は、排水ホース
14を外箱2の下部の背面側から導出するタイプのもの
とされている。従って、外槽3の内部構成など洗濯機と
しての基本的な構成は上記第1の実施例と共通するの
で、共通する部分については新たな図示及び詳しい説明
を省略すると共に、符号も共通して使用し、以下、異な
る点についてのみ述べる。
【0036】この実施例においては、台板42は、図7
に示すように、やはり例えばプラスチックから全体とし
て矩形枠状に構成された主板部42aの4つのコーナー
部に、下方に突出する脚部5を一体的に有して構成され
ている。この台板42の内側の開口部(ほぼ八角形状に
構成される)は、駆動機構部9の位置が下がっても、台
板42に当たることがないように形成されていることは
勿論である。
【0037】この台板42の左右の側辺部の下面部に
は、夫々排水ホース14の途中部を該側辺部に沿って収
容可能な側部収容凹部43が設けられている。この側部
収容凹部43は、台板42(主板部42a)の下面部の
左右両側辺部に脚部5,5間に前後方向に延びて形成さ
れる下向きの側辺リブ44を、側縁部から内側に引込ん
だ位置に控えた形態に設けることにより形成されてい
る。また、台板42の前辺部には、脚部5,5間を左右
方向に延びる前辺リブ45が設けられている。
【0038】そして、台板42の後辺部の下面部には、
排水ホース14の途中部を該後辺部に沿って収容可能な
後部収容凹部46が設けられている。この後部収容凹部
46は、台板42(主板部42a)の下面部の後辺部に
脚部5,5間に左右方向に延びて形成される下向きの後
辺リブ47を、後縁部から内側に引込んだ位置に控えた
形態に設けることにより形成されている。このとき、図
8にも示すように、前記後辺リブ47のうち左右方向中
央部に、ホース出口部48が形成されている。排水弁1
3の排水口体13aに基端が接続された排水ホース14
は、そのホース出口部48に通されて設置床面Fから比
較的上方に浮上がった位置に保持された形態で、後辺リ
ブ47の外面側(後方)に導出されるようになってい
る。
【0039】さらに、前記4個のリブ44,45,47
には全て、それぞれ両端部分に位置して、設置床面Fと
の間を排水ホース14を通すことを可能とする段差部4
4a,45a,47aが形成され、これと共に、台板4
2の4つのコーナー部の内側に全て、前記段差部44
a,45a,47aに連続するようにして、排水ホース
14を脚部5の内側を通して隣合う辺部に導くためのコ
ーナー案内部49が設けられている。また、これらコー
ナー案内部49には全てフック状の保持部50が設けら
れている。
【0040】これにより、図7に示すように、排水ホー
ス14は、例えば、後辺リブ47の中央部に形成された
ホース出口部48に保持された形態で後辺リブ47の外
面側に出され、後部収容凹部46内を図で右方に延び、
図で右後角のコーナー案内部49を通って図で右側の側
部収容凹部43に至り、さらにその側部収容凹部43内
を前方に延びて導出されるようになっている。これに
て、洗濯機本体41の設置時に、排水ホース14を、外
箱2から側方に突出することなく、後辺部及び側辺部を
引き回された形態に配置することができる。
【0041】従って、本実施例によれば、排水ホース1
4を外箱2の下部の背面側から導出するタイプのものの
あって、外箱2の背面側及び側方における排水ホース1
4の配置スペースが不要となって、洗濯機本体41の設
置スペースを小さくすることができる等の、上記第1の
実施例とほぼ同様の効果を得ることができるものであ
る。
【0042】尚、本発明は上記した各実施例に限定され
るものではなく、例えば洗濯機本体を設置床面Fに直接
的に載置するのではなく、防水パン等に載置した状態に
設置する場合でも本発明は有効である。また、排水口H
の位置としても、洗濯機本体の真下に来るものに限らず
に、外箱の周囲に排水口が来る場合にも適用できること
は勿論である。その他、例えばいわゆるダイレクトドラ
イブ方式の駆動機構部9に代えて、モータとベルト伝達
機構とを採用した構造でも良い等、洗濯機の細部の構成
としても種々の変更が可能である等、本発明は要旨を逸
脱しない範囲内で適宜変更して実施し得るものである。
【0043】
【発明の効果】以上の説明にて明らかなように、本発明
の洗濯機によれば、台板の側辺部の下面部あるいは後辺
部の下面部に、排水ホースを収容可能な収容凹部を設け
るようにしたので、外箱の周囲における排水ホースの配
置スペースをできるだけ不要として、本体の設置スペー
スを小さくすることができるという優れた実用的効果を
奏するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示すもので、洗濯機本
体の底面を概略的に示す図
【図2】図1のA−A線に沿う縦断正面図
【図3】図1のB−B線に沿う縦断面図
【図4】真下排水パイプの側面図
【図5】洗濯機本体の縦断側面図
【図6】洗濯機本体の設置の様子を示す平面図
【図7】本発明の第2の実施例を示す図1相当図
【図8】洗濯機本体の背面図
【符号の説明】
図面中、1,41は洗濯機本体、2は外箱、5は脚部、
6,42は台板、9は駆動機構部、14は排水ホース、
22はホース固定部、23は収容凹部、24,44は側
辺リブ、27,48はホース出口部、29,49はコー
ナー案内部、30,50は保持部、42は側部収容凹
部、46は後部収容凹部、47は後辺リブを示す。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 洗濯機本体の外箱の底部を構成しコーナ
    ー部に脚部が設けられる台板を有し、排水ホースを前記
    台板を通して前記外箱の外側に導出するものであって、 前記台板の側辺部の下面部に、前記排水ホースの途中部
    を該台板の側辺部に沿って収容可能な収容凹部を設けた
    ことを特徴とする洗濯機。
  2. 【請求項2】 洗濯機本体の外箱の底部を構成しコーナ
    ー部に脚部が設けられる台板を有し、排水ホースを前記
    台板を通して前記外箱の外側に導出するものであって、 前記台板の後辺部の下面部に、前記排水ホースの途中部
    を該台板の後辺部に沿って収容可能な収容凹部を設けた
    ことを特徴とする洗濯機。
  3. 【請求項3】 収容凹部は、台板の下面部の周縁部から
    内側に引込んだ位置に該当する辺方向に延びるリブを下
    向きに設けて構成されると共に、そのリブに、排水ホー
    スを床面よりも高い位置に保持する保持部を兼用したホ
    ース出口部が設けられていることを特徴とする請求項1
    又は2記載の洗濯機。
  4. 【請求項4】 台板の下面部には、排水ホースを脚部の
    内側を通して隣合う辺部に導くためのコーナー案内部が
    設けられていることを特徴とする請求項1ないし3のい
    ずれかに記載の洗濯機。
  5. 【請求項5】 コーナー案内部には、排水ホースを保持
    する保持部が設けられていることを特徴とする請求項4
    記載の洗濯機。
JP9128499A 1997-05-19 1997-05-19 洗濯機 Pending JPH10314495A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013081686A (ja) * 2011-10-12 2013-05-09 Panasonic Corp 洗濯機の排水機構
JP2015080592A (ja) * 2013-10-23 2015-04-27 日立アプライアンス株式会社 洗濯機

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