JPH10314320A - 治療器具着脱式肌着 - Google Patents
治療器具着脱式肌着Info
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- JPH10314320A JPH10314320A JP9130604A JP13060497A JPH10314320A JP H10314320 A JPH10314320 A JP H10314320A JP 9130604 A JP9130604 A JP 9130604A JP 13060497 A JP13060497 A JP 13060497A JP H10314320 A JPH10314320 A JP H10314320A
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- underwear
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- attached
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 磁気治療器具等の治療器具を容易に係着させ
ることができ、比較的ゆとりのある肌着の場合であって
も着用中に治療器具が剥がれ落ちるといったことがな
く、一方、治療器具を何度も着脱自在であって、治療器
具の係着位置を容易に変更可能であり、着脱によって治
療器具の係着性が低下することのない治療器具着脱式肌
着10aを提供すること。 【解決手段】 表面ループ状支持体と係着可能である面
ファスナーの支持体31により係着部が構成された治療
器具を着脱自在とする治療器具着脱式肌着10aであっ
て、内面の全面又は一部が面ファスナーの支持体31が
係着可能な生地で構成されている治療器具着脱式肌着1
0a。
ることができ、比較的ゆとりのある肌着の場合であって
も着用中に治療器具が剥がれ落ちるといったことがな
く、一方、治療器具を何度も着脱自在であって、治療器
具の係着位置を容易に変更可能であり、着脱によって治
療器具の係着性が低下することのない治療器具着脱式肌
着10aを提供すること。 【解決手段】 表面ループ状支持体と係着可能である面
ファスナーの支持体31により係着部が構成された治療
器具を着脱自在とする治療器具着脱式肌着10aであっ
て、内面の全面又は一部が面ファスナーの支持体31が
係着可能な生地で構成されている治療器具着脱式肌着1
0a。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は治療器具着脱式肌着
に関し、より詳細には例えば磁気治療器具の着脱が自在
な治療器具着脱式肌着に関する。
に関し、より詳細には例えば磁気治療器具の着脱が自在
な治療器具着脱式肌着に関する。
【0002】
【従来の技術】人体に例えば磁石を近づけ、磁気を作用
させると、その部分の血行が促進されることが分かって
いる。そこで、所望の磁力を有する磁石を肩部等の肌に
粘着テープ等によって直接貼着することにより、肩凝り
等を解消しようとする治療器具が普及してきている。
させると、その部分の血行が促進されることが分かって
いる。そこで、所望の磁力を有する磁石を肩部等の肌に
粘着テープ等によって直接貼着することにより、肩凝り
等を解消しようとする治療器具が普及してきている。
【0003】しかしながら肌に直接添着する治療器具の
場合は、貼着に利用する粘着テープ等によりかぶれの症
状が起こる場合があり、人によっては使用することが困
難であった。また、前記粘着テープを剥がした時に跡が
残り易く、敬遠されがちであった。さらに、入浴時や、
衣服から露出した場合には非常に不格好な印象を与える
といった問題があった。
場合は、貼着に利用する粘着テープ等によりかぶれの症
状が起こる場合があり、人によっては使用することが困
難であった。また、前記粘着テープを剥がした時に跡が
残り易く、敬遠されがちであった。さらに、入浴時や、
衣服から露出した場合には非常に不格好な印象を与える
といった問題があった。
【0004】そこで、肌に直接貼着するのではなく、サ
ポーターや枕カバー等、衣類や寝具に係着させた状態で
その効力を得ようとする治療器具が開発されてきてい
る。
ポーターや枕カバー等、衣類や寝具に係着させた状態で
その効力を得ようとする治療器具が開発されてきてい
る。
【0005】図5(a)は前記治療器具の一例としての
磁気治療器具を示た模式的平面図であり、(b)はその
模式的断面図である。
磁気治療器具を示た模式的平面図であり、(b)はその
模式的断面図である。
【0006】図例の磁気治療器具30においては、表面
ループ状支持体と係着可能である面ファスナーの支持体
(以下、単に支持体と記す。)31により略円板形状の
係着部が構成されており、支持体31による係着面裏面
31aの略中央部に1000ガウス程度の磁力を有する略半
球形状の磁石32が貼着されており、前記略中央部を除
く係着面裏面31aには、磁石32が露出するよう、ド
ーナツ状のクッションシート33が貼着されている。ま
た、支持体31の係着面表面には多数の鉤31bが取り
付けられている。
ループ状支持体と係着可能である面ファスナーの支持体
(以下、単に支持体と記す。)31により略円板形状の
係着部が構成されており、支持体31による係着面裏面
31aの略中央部に1000ガウス程度の磁力を有する略半
球形状の磁石32が貼着されており、前記略中央部を除
く係着面裏面31aには、磁石32が露出するよう、ド
ーナツ状のクッションシート33が貼着されている。ま
た、支持体31の係着面表面には多数の鉤31bが取り
付けられている。
【0007】図例においては、その表面上に多数の鉤3
1bを備えた支持体31について示したが、何らこれに
限定されるものでなく、例えばその表面上に多数のキノ
コ型小片を備えた支持体であってもよい。
1bを備えた支持体31について示したが、何らこれに
限定されるものでなく、例えばその表面上に多数のキノ
コ型小片を備えた支持体であってもよい。
【0008】このように構成された磁気治療器具30
を、支持体31の鉤31bを例えばサポーター等の衣類
の内面に係着させることにより取り付けてこれを着用す
ることにより、磁石32から発せられる磁力によって磁
石32当接部近傍の血行が促進されるのである。この磁
気治療器具30は、支持体31の係着によって衣類や寝
具に取り付けることが可能であり、例えば肘サポーター
や膝サポーター、靴下等の衣類に係着させた場合は、特
に前記衣類が着用時の密着性に優れたものであるため、
磁気治療器具30が使用中に剥がれてしまうことがな
く、良好な係着状態が保たれる。また、シーツやマッ
ト、及び枕カバー等の寝具に係着させた場合には、寝具
の機能上、磁気治療器具30を剥離させ得る力が作用し
にくいものであるため、この場合も磁気治療器具30の
良好な係着状態が保たれる。いずれの場合も、磁気治療
器具30を取り外す際には支持体31の前記衣類や寝具
に対する係着を開離させればよく、該開離作業は容易で
あって、これによって支持体31が再使用不可になるこ
とはない。
を、支持体31の鉤31bを例えばサポーター等の衣類
の内面に係着させることにより取り付けてこれを着用す
ることにより、磁石32から発せられる磁力によって磁
石32当接部近傍の血行が促進されるのである。この磁
気治療器具30は、支持体31の係着によって衣類や寝
具に取り付けることが可能であり、例えば肘サポーター
や膝サポーター、靴下等の衣類に係着させた場合は、特
に前記衣類が着用時の密着性に優れたものであるため、
磁気治療器具30が使用中に剥がれてしまうことがな
く、良好な係着状態が保たれる。また、シーツやマッ
ト、及び枕カバー等の寝具に係着させた場合には、寝具
の機能上、磁気治療器具30を剥離させ得る力が作用し
にくいものであるため、この場合も磁気治療器具30の
良好な係着状態が保たれる。いずれの場合も、磁気治療
器具30を取り外す際には支持体31の前記衣類や寝具
に対する係着を開離させればよく、該開離作業は容易で
あって、これによって支持体31が再使用不可になるこ
とはない。
【0009】このように、図例の磁気治療器具30は着
脱が容易で、何度も繰り返し使用することができる。ま
た、肌に貼着するのではないため露出することはない。
また、粘着テープ等により接着するのでないため、かぶ
れる心配もない。
脱が容易で、何度も繰り返し使用することができる。ま
た、肌に貼着するのではないため露出することはない。
また、粘着テープ等により接着するのでないため、かぶ
れる心配もない。
【0010】しかしながら、上記したような治療器具を
比較的ゆとりのある肌着に取り付けた場合は容易に剥が
れてしまうといった課題があった。これに対し、治療器
具を接着剤等によって接着させた肌着もあるが、こした
肌着では治療器具の着脱ができないため、取り付け位置
を変更することができず、各人の細かな要望に添って治
療器具の取り付け位置を設定することも困難である。ま
た、洗濯等を繰り返した際に接着剤で接着した前記治療
器具が剥がれ落ちる場合があり、この場合は剥がれ落ち
た治療器具の再使用は困難である。
比較的ゆとりのある肌着に取り付けた場合は容易に剥が
れてしまうといった課題があった。これに対し、治療器
具を接着剤等によって接着させた肌着もあるが、こした
肌着では治療器具の着脱ができないため、取り付け位置
を変更することができず、各人の細かな要望に添って治
療器具の取り付け位置を設定することも困難である。ま
た、洗濯等を繰り返した際に接着剤で接着した前記治療
器具が剥がれ落ちる場合があり、この場合は剥がれ落ち
た治療器具の再使用は困難である。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記課題に鑑
みなされたものであり、磁気治療器具等の治療器具を容
易に係着させることができ、比較的ゆとりのある肌着の
場合であっても着用中に前記治療器具が剥がれ落ちると
いったことがなく、一方、前記治療器具を何度も着脱自
在であって、治療器具の係着位置を容易に変更可能であ
り、前記着脱によって治療器具の係着性が低下すること
のない治療器具着脱式肌着を提供することを目的として
いる。
みなされたものであり、磁気治療器具等の治療器具を容
易に係着させることができ、比較的ゆとりのある肌着の
場合であっても着用中に前記治療器具が剥がれ落ちると
いったことがなく、一方、前記治療器具を何度も着脱自
在であって、治療器具の係着位置を容易に変更可能であ
り、前記着脱によって治療器具の係着性が低下すること
のない治療器具着脱式肌着を提供することを目的として
いる。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明に係る治療器具着脱式肌着は、表面ループ状支
持体と係着可能である面ファスナーの支持体により係着
部が構成された治療器具を着脱自在とする治療器具着脱
式肌着であって、内面の全面又は一部が前記面ファスナ
ーの支持体が係着可能な生地で構成されていることを特
徴としている。
に本発明に係る治療器具着脱式肌着は、表面ループ状支
持体と係着可能である面ファスナーの支持体により係着
部が構成された治療器具を着脱自在とする治療器具着脱
式肌着であって、内面の全面又は一部が前記面ファスナ
ーの支持体が係着可能な生地で構成されていることを特
徴としている。
【0013】面ファスナーの支持体が係着可能な前記生
地としては、例えばパイル生地、フェルト生地、ウーリ
ーナイロン生地、パイナップル織り生地、不織布、タオ
ル生地、毛織物生地からなる群から選択される少なくと
も一種を用いる場合が挙げられる。
地としては、例えばパイル生地、フェルト生地、ウーリ
ーナイロン生地、パイナップル織り生地、不織布、タオ
ル生地、毛織物生地からなる群から選択される少なくと
も一種を用いる場合が挙げられる。
【0014】また、前記治療器具としては、磁石の磁力
を利用した治療器具が例として挙げられ、この他、例え
ば電気石(トルマリン)による遠赤外線やマイナスイオ
ンを利用した治療器具が挙げられる。電気石(トルマリ
ン)は必ずしも塊形状である必要はなく、粉末状であっ
て、例えば布状体に担持されていてもよい。また、繊維
状であって、布状体に織り込まれていてもよい。
を利用した治療器具が例として挙げられ、この他、例え
ば電気石(トルマリン)による遠赤外線やマイナスイオ
ンを利用した治療器具が挙げられる。電気石(トルマリ
ン)は必ずしも塊形状である必要はなく、粉末状であっ
て、例えば布状体に担持されていてもよい。また、繊維
状であって、布状体に織り込まれていてもよい。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態に係る
治療器具着脱式肌着を図面に基づいて説明する。なお、
何らこれに限定されるものではない。
治療器具着脱式肌着を図面に基づいて説明する。なお、
何らこれに限定されるものではない。
【0016】図1は実施の形態に係る治療器具着脱式肌
着の一例としての女性用肌着を示している。(a)は前
部の留め具を止めた状態を示しており、(b)は前部の
留め具を外して前部を開放した状態を示している。
着の一例としての女性用肌着を示している。(a)は前
部の留め具を止めた状態を示しており、(b)は前部の
留め具を外して前部を開放した状態を示している。
【0017】図例の肌着10aは胸部に着用するもので
あり、前部を留め具(図示せず)にて留め合わせる形態
のものである。また、図例の肌着には次のような工夫が
施されている。まず、アンダーバスト該当部11には背
部まで連続するストレッチレースが用いられており、こ
れが適度の伸縮性を有しているため胸部を締めつけすぎ
ず、不快感を与えることがない。また、肩部12が帯状
であって細紐状でないため、肩部12に荷重が集中して
血行が阻害されるのを防止することができる。
あり、前部を留め具(図示せず)にて留め合わせる形態
のものである。また、図例の肌着には次のような工夫が
施されている。まず、アンダーバスト該当部11には背
部まで連続するストレッチレースが用いられており、こ
れが適度の伸縮性を有しているため胸部を締めつけすぎ
ず、不快感を与えることがない。また、肩部12が帯状
であって細紐状でないため、肩部12に荷重が集中して
血行が阻害されるのを防止することができる。
【0018】さらに、後ろ身頃13の内面であって肩頂
部13aから肩甲骨該当部13bにかけて、及び背筋該
当部13cにかけての部分を含む連続面にはパイル生地
14が重ねて縫い合わされている。
部13aから肩甲骨該当部13bにかけて、及び背筋該
当部13cにかけての部分を含む連続面にはパイル生地
14が重ねて縫い合わされている。
【0019】前記パイル生地14は編地面にパイルルー
プ(図示せず)が形成された生地であり、このパイルル
ープには面ファスナーの支持体が容易に係着する。よっ
て上記のような構成の肌着10aによれば、前記パイル
生地14上であって血行促進を図る体部分に該当する箇
所に図5に示した磁気治療器具30を容易に係着させる
ことができる。また、一度係着させた磁気治療器具30
を容易に剥がすこともでき、剥がした磁気治療器具30
を再度係着させることもできる。また、パイル生地14
と面ファスナー31の鉤31bとの係着は、着脱を繰り
返しても何らその係着力が衰えることはないため、磁気
治療器具30を繰り返して何度でも着脱することができ
る。よって磁気治療器具30を別位置に貼り直して磁石
32の体への当接位置を適宜変えることができ、希望す
る当接箇所を前記磁気治療器具30の貼り直しによって
探すこともできる。また、洗濯時には磁気治療器具30
を予め剥がしておき、肌着10aと磁気治療器具30と
を別個に洗濯すれば、たとえ強水流によって洗濯した場
合でも磁気治療器具30が剥がれて紛失するといった虞
もない。
プ(図示せず)が形成された生地であり、このパイルル
ープには面ファスナーの支持体が容易に係着する。よっ
て上記のような構成の肌着10aによれば、前記パイル
生地14上であって血行促進を図る体部分に該当する箇
所に図5に示した磁気治療器具30を容易に係着させる
ことができる。また、一度係着させた磁気治療器具30
を容易に剥がすこともでき、剥がした磁気治療器具30
を再度係着させることもできる。また、パイル生地14
と面ファスナー31の鉤31bとの係着は、着脱を繰り
返しても何らその係着力が衰えることはないため、磁気
治療器具30を繰り返して何度でも着脱することができ
る。よって磁気治療器具30を別位置に貼り直して磁石
32の体への当接位置を適宜変えることができ、希望す
る当接箇所を前記磁気治療器具30の貼り直しによって
探すこともできる。また、洗濯時には磁気治療器具30
を予め剥がしておき、肌着10aと磁気治療器具30と
を別個に洗濯すれば、たとえ強水流によって洗濯した場
合でも磁気治療器具30が剥がれて紛失するといった虞
もない。
【0020】また、パイル生地14の編地は厚地で保温
性に富み、柔軟であるため、肌触りを良好とすることが
できるとともに、肌着10aの保温性を向上させること
ができる。また、パイル生地14は弾力性、伸縮性が極
端ではなく、形状を安定保持することができ、裁断加工
に耐え、洗濯耐性も良好であるため、例えば部分的にほ
つれたり、洗濯によって縮んだりせず、肌着10aの製
品寿命を低下させることがない。
性に富み、柔軟であるため、肌触りを良好とすることが
できるとともに、肌着10aの保温性を向上させること
ができる。また、パイル生地14は弾力性、伸縮性が極
端ではなく、形状を安定保持することができ、裁断加工
に耐え、洗濯耐性も良好であるため、例えば部分的にほ
つれたり、洗濯によって縮んだりせず、肌着10aの製
品寿命を低下させることがない。
【0021】また、図2は治療器具着脱式肌着の別例を
示している。図例の肌着10bは男性用パンツであり、
特にウエスト部分21から連続して前後の股部分22の
内面には図1にて説明したのと同様にパイル生地14が
重ねて縫い合わされている。図2に示した肌着10bに
おいても、図1で説明した場合と同様の効果を得ること
ができる。
示している。図例の肌着10bは男性用パンツであり、
特にウエスト部分21から連続して前後の股部分22の
内面には図1にて説明したのと同様にパイル生地14が
重ねて縫い合わされている。図2に示した肌着10bに
おいても、図1で説明した場合と同様の効果を得ること
ができる。
【0022】ここで、図1、図2で説明したパイル生地
14の縫い合わせ箇所は、目的によって適宜選択すれば
よい。例えば肩凝り等の症状を改善する目的等により肩
部分に磁気治療器具30の磁石32を当接させる場合は
図1に示したように肩部の内面にパイル生地14が取り
付けられた肌着10aの前記パイル生地14の所望箇所
に磁気治療器具30を係着させてこの肌着を着用すれば
よく、また、頻尿等に対する改善効果を希望する場合や
腰痛に対する改善効果を希望する場合等において股部分
に磁気治療器具30の磁石32を当接させる場合は図2
に示したように股部の内面にパイル生地14が取り付け
られた肌着10bの前記パイル生地14の所望箇所に磁
気治療器具30を係着させてこの肌着を着用すればよ
い。
14の縫い合わせ箇所は、目的によって適宜選択すれば
よい。例えば肩凝り等の症状を改善する目的等により肩
部分に磁気治療器具30の磁石32を当接させる場合は
図1に示したように肩部の内面にパイル生地14が取り
付けられた肌着10aの前記パイル生地14の所望箇所
に磁気治療器具30を係着させてこの肌着を着用すれば
よく、また、頻尿等に対する改善効果を希望する場合や
腰痛に対する改善効果を希望する場合等において股部分
に磁気治療器具30の磁石32を当接させる場合は図2
に示したように股部の内面にパイル生地14が取り付け
られた肌着10bの前記パイル生地14の所望箇所に磁
気治療器具30を係着させてこの肌着を着用すればよ
い。
【0023】このように、パイル生地14の縫い合わせ
箇所は、磁気治療器具30の取り付け希望箇所を含む面
であれば何ら限定されるものではない。また、実施の形
態では女性用の肌着10aと男性用パンツである肌着1
0bとに関して説明したが、何らこれに限定されるもの
でなく、別の実施の形態では、例えば長袖の肌着であっ
て例えば肘該当面や肩該当部前面にパイル生地14が取
り付けられた肌着であってもよいし、胸部該当面にパイ
ル生地14が取り付けられた肌着であってもよい。ま
た、例えばズボン形状の肌着であって例えば膝該当面や
腰該当面にパイル生地14が取り付けられた肌着であっ
てもよい。
箇所は、磁気治療器具30の取り付け希望箇所を含む面
であれば何ら限定されるものではない。また、実施の形
態では女性用の肌着10aと男性用パンツである肌着1
0bとに関して説明したが、何らこれに限定されるもの
でなく、別の実施の形態では、例えば長袖の肌着であっ
て例えば肘該当面や肩該当部前面にパイル生地14が取
り付けられた肌着であってもよいし、胸部該当面にパイ
ル生地14が取り付けられた肌着であってもよい。ま
た、例えばズボン形状の肌着であって例えば膝該当面や
腰該当面にパイル生地14が取り付けられた肌着であっ
てもよい。
【0024】また、実施の形態ではパイル生地14が肌
着内面に重ねて縫い合わされている場合について示した
が、何らこれに限定されるものでなく、別の実施の形態
ではパイル生地14が部分的に肌着を構成していてもよ
い。また、実施の形態ではパイル生地14の取り付けが
縫着によってなされている肌着10a、10bについて
説明したが、何らこれに限定されるものでなく、別の実
施の形態では例えば肌着の前記パイル生地取り付け対象
位置に面ファスナーの支持体が取り付けられていて、治
療用器具のみならず前記パイル生地自体が着脱自在とな
っている肌着であってもよい。この場合、必要に応じて
パイル生地を着脱することができるので、磁気治療器具
30を取り付ける必要性がない場合には前記パイル生地
ごと肌着から分離することができ、通常機能の肌着とし
て着用することもできる。
着内面に重ねて縫い合わされている場合について示した
が、何らこれに限定されるものでなく、別の実施の形態
ではパイル生地14が部分的に肌着を構成していてもよ
い。また、実施の形態ではパイル生地14の取り付けが
縫着によってなされている肌着10a、10bについて
説明したが、何らこれに限定されるものでなく、別の実
施の形態では例えば肌着の前記パイル生地取り付け対象
位置に面ファスナーの支持体が取り付けられていて、治
療用器具のみならず前記パイル生地自体が着脱自在とな
っている肌着であってもよい。この場合、必要に応じて
パイル生地を着脱することができるので、磁気治療器具
30を取り付ける必要性がない場合には前記パイル生地
ごと肌着から分離することができ、通常機能の肌着とし
て着用することもできる。
【0025】また、実施の形態では磁気治療器具30の
支持体31が係着し得る生地としてパイル生地14を用
いたが、何らこれに限定されるものでなく、別の実施の
形態では、例えばフェルト生地、ウーリーナイロン生
地、パイナップル織り生地、不織布、タオル生地、毛織
物生地からなる群から選択される少なくとも1種の生地
が用いられてもよい。
支持体31が係着し得る生地としてパイル生地14を用
いたが、何らこれに限定されるものでなく、別の実施の
形態では、例えばフェルト生地、ウーリーナイロン生
地、パイナップル織り生地、不織布、タオル生地、毛織
物生地からなる群から選択される少なくとも1種の生地
が用いられてもよい。
【0026】また、実施の形態では治療器具として磁気
治療器具30を採用した場合について示したが、何らこ
れに限定されるものでなく、別の実施の形態では磁石3
2の代わりに電気石(トルマリン)を取り付けた治療器
具であってもよい。前記トルマリンは新素材として最近
注目されており、遠赤外線やマイナスイオンを発生する
ため血行促進作用があるといわれている。その治療効果
については現在も研究が続けられているが、トルマリン
を治療器具として応用するにあたっては、例えば図5に
示した磁気治療器具30において、磁石32の代わりに
これと略同一形状のトルマリンを取り付けた治療器具と
してもよいし、また、図3に示すように支持体31の係
着面裏面31aにトルマリンが含有された布体34が貼
着された治療器具であってもよい。前記トルマリンの含
有は、粉末状に加工されたトルマリンを繊維間に担持す
ることによってなされてもよいし、繊維状に加工された
トルマリンを織り込むことによってなされてもよい。ま
た、図4に示すように、支持体31における係着面裏面
31aの略中央部に塊形状のトルマリン35が貼着され
ていて、前記略中央部を除く係着面裏面31aには、ト
ルマリン35が露出するよう、ドーナツ状で、トルマリ
ンが含有された布体34が貼着されている治療器具であ
ってもよい。さらに、図4と略同様の構成であって支持
体31における係着面裏面31aの略中央部に磁石32
が貼着されていて、前記略中央部を除く係着面裏面31
aには、磁石32が露出するよう、ドーナツ状で、トル
マリンが含有された布体34が貼着されている治療器具
であってもよい。
治療器具30を採用した場合について示したが、何らこ
れに限定されるものでなく、別の実施の形態では磁石3
2の代わりに電気石(トルマリン)を取り付けた治療器
具であってもよい。前記トルマリンは新素材として最近
注目されており、遠赤外線やマイナスイオンを発生する
ため血行促進作用があるといわれている。その治療効果
については現在も研究が続けられているが、トルマリン
を治療器具として応用するにあたっては、例えば図5に
示した磁気治療器具30において、磁石32の代わりに
これと略同一形状のトルマリンを取り付けた治療器具と
してもよいし、また、図3に示すように支持体31の係
着面裏面31aにトルマリンが含有された布体34が貼
着された治療器具であってもよい。前記トルマリンの含
有は、粉末状に加工されたトルマリンを繊維間に担持す
ることによってなされてもよいし、繊維状に加工された
トルマリンを織り込むことによってなされてもよい。ま
た、図4に示すように、支持体31における係着面裏面
31aの略中央部に塊形状のトルマリン35が貼着され
ていて、前記略中央部を除く係着面裏面31aには、ト
ルマリン35が露出するよう、ドーナツ状で、トルマリ
ンが含有された布体34が貼着されている治療器具であ
ってもよい。さらに、図4と略同様の構成であって支持
体31における係着面裏面31aの略中央部に磁石32
が貼着されていて、前記略中央部を除く係着面裏面31
aには、磁石32が露出するよう、ドーナツ状で、トル
マリンが含有された布体34が貼着されている治療器具
であってもよい。
【0027】ここで、実施の形態にて説明した支持体3
1は、図5で説明した支持体31の場合と同様に、その
表面上に多数の鉤31bを備えた支持体31であって
も、また、例えば、その表面上に多数のキノコ型小片を
備えた支持体であってもよい。
1は、図5で説明した支持体31の場合と同様に、その
表面上に多数の鉤31bを備えた支持体31であって
も、また、例えば、その表面上に多数のキノコ型小片を
備えた支持体であってもよい。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る治療
器具着脱式肌着によれば、治療器具における係着部が面
ファスナーの支持体であって、この支持体が係着可能な
生地が内面の前面又は一部に用いられた肌着であるた
め、前記治療器具は前記生地上面であればどこにでも自
在に、また容易に係着させることができる。また、前記
係着を確実なものとすることができ、多少の激しい動作
をした場合であっても肌着着用時に前記治療器具が剥が
れてしまうといったことがない。
器具着脱式肌着によれば、治療器具における係着部が面
ファスナーの支持体であって、この支持体が係着可能な
生地が内面の前面又は一部に用いられた肌着であるた
め、前記治療器具は前記生地上面であればどこにでも自
在に、また容易に係着させることができる。また、前記
係着を確実なものとすることができ、多少の激しい動作
をした場合であっても肌着着用時に前記治療器具が剥が
れてしまうといったことがない。
【0029】また、支持体が前記生地に係着することに
よって前記治療器具が肌着に取り付けられているため、
人為的に引き離すことにより前記治療器具を肌着から容
易に引き離して分離することができる。よって治療器具
を取り外して肌着本体のみ洗濯することが可能であり、
予め肌着から分離した治療器具をネット等に入れて前記
肌着と同時に洗濯する事も可能である。
よって前記治療器具が肌着に取り付けられているため、
人為的に引き離すことにより前記治療器具を肌着から容
易に引き離して分離することができる。よって治療器具
を取り外して肌着本体のみ洗濯することが可能であり、
予め肌着から分離した治療器具をネット等に入れて前記
肌着と同時に洗濯する事も可能である。
【0030】また、一度取り外した治療器具を再度係着
させた場合も、前記係着可能な生地における係着性が劣
化することがなく、何度でも繰り返し係着させることが
できるとともに、前記治療器具も繰り返し使用可能であ
る。よって、症状の改善が見られない場合や、治療を必
要とする該当箇所が変化した場合であっても随時前記治
療器具の着け直しを行うことができる。また、前記治療
器具の係着個数の増減や交換を容易に行うことができ
る。
させた場合も、前記係着可能な生地における係着性が劣
化することがなく、何度でも繰り返し係着させることが
できるとともに、前記治療器具も繰り返し使用可能であ
る。よって、症状の改善が見られない場合や、治療を必
要とする該当箇所が変化した場合であっても随時前記治
療器具の着け直しを行うことができる。また、前記治療
器具の係着個数の増減や交換を容易に行うことができ
る。
【0031】また、上記した効果は前記生地がパイル生
地、フェルト生地、ウーリーナイロン生地、パイナップ
ル織り生地、不織布、タオル生地、毛織物生地である場
合により顕著なものとすることができる。
地、フェルト生地、ウーリーナイロン生地、パイナップ
ル織り生地、不織布、タオル生地、毛織物生地である場
合により顕著なものとすることができる。
【0032】前記治療器具として、磁石の磁力を利用し
たもの、トルマリンによる遠赤外線やマイナスイオンを
利用したもの等、様々のものを選択することによって、
選択したそれぞれの効用を有した肌着とすることができ
る。
たもの、トルマリンによる遠赤外線やマイナスイオンを
利用したもの等、様々のものを選択することによって、
選択したそれぞれの効用を有した肌着とすることができ
る。
【図1】(a)は本発明の実施の形態に係る治療器具着
脱式肌着を示した模式的平面図であり、(b)は肌着の
前部を開放した状態を示した模式的平面図である。
脱式肌着を示した模式的平面図であり、(b)は肌着の
前部を開放した状態を示した模式的平面図である。
【図2】(a)は別の実施の形態に係る治療器具着脱式
肌着の前面視状態を示した模式的平面図であり、(b)
はその後面視状態を示した模式的平面図である。
肌着の前面視状態を示した模式的平面図であり、(b)
はその後面視状態を示した模式的平面図である。
【図3】実施の形態に係る治療器具着脱式肌着に係着さ
せる治療器具の一例を示した模式的側断面図である。
せる治療器具の一例を示した模式的側断面図である。
【図4】実施の形態に係る治療器具着脱式肌着に係着さ
せる治療器具の別例を示した模式的側断面図である。
せる治療器具の別例を示した模式的側断面図である。
【図5】(a)は磁気治療器具の一例を示した模式的平
面図であり、(b)はその模式的側断面図である。
面図であり、(b)はその模式的側断面図である。
10a、10b 肌着 30 磁気治療器
具 11 アンダーバスト部 31 支持体 12 肩部 31a係着面裏面 13 後身頃 31b鉤 13a 肩頂部 32 磁石 13b 肩甲骨該当部 33 クッション
シート 13c 背筋該当部 34 布状体 14 パイル生地 35 トルマリン 21 ウエスト部 22 股部
具 11 アンダーバスト部 31 支持体 12 肩部 31a係着面裏面 13 後身頃 31b鉤 13a 肩頂部 32 磁石 13b 肩甲骨該当部 33 クッション
シート 13c 背筋該当部 34 布状体 14 パイル生地 35 トルマリン 21 ウエスト部 22 股部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI A61N 5/06 A61N 5/06 A
Claims (6)
- 【請求項1】 表面ループ状支持体と係着可能である面
ファスナーの支持体により係着部が構成された治療器具
を着脱自在とする治療器具着脱式肌着であって、内面の
全面又は一部が前記面ファスナーの支持体が係着可能な
生地で構成されていることを特徴とする治療器具着脱式
肌着。 - 【請求項2】 前記面ファスナーの支持体が係着可能な
生地が、パイル生地、フェルト生地、ウーリーナイロン
生地、パイナップル織り生地、不織布、タオル生地、毛
織物生地からなる群から選択される少なくとも1種であ
る請求項1記載の治療器具着脱式肌着。 - 【請求項3】 前記治療器具が、磁石による磁力を利用
する治療器具であることを特徴とする請求項1又は請求
項2記載の治療器具着脱式肌着。 - 【請求項4】 前記治療器具が、電気石(トルマリン)
による遠赤外線やマイナスイオンを利用する治療器具で
あることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の治療
器具着脱式肌着。 - 【請求項5】 前記治療器具が、電気石(トルマリン)
の粉末を含有したものであることを特徴とする請求項1
〜4のいずれかの項に記載の治療器具着脱式肌着。 - 【請求項6】 前記治療器具が、電気石(トルマリン)
の繊維状物を含有したものであることを特徴とする請求
項1〜5のいずれかの項に記載の治療器具着脱式肌着。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9130604A JPH10314320A (ja) | 1997-05-21 | 1997-05-21 | 治療器具着脱式肌着 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9130604A JPH10314320A (ja) | 1997-05-21 | 1997-05-21 | 治療器具着脱式肌着 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10314320A true JPH10314320A (ja) | 1998-12-02 |
Family
ID=15038192
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9130604A Pending JPH10314320A (ja) | 1997-05-21 | 1997-05-21 | 治療器具着脱式肌着 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10314320A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003000732A (ja) * | 2001-06-21 | 2003-01-07 | Sadahiro Ohinata | 健康増進具 |
JP2019162398A (ja) * | 2018-03-20 | 2019-09-26 | 寿子 太田 | 磁石収納ポケット付下着、又はパッド |
JP2020037765A (ja) * | 2019-11-07 | 2020-03-12 | 寿子 太田 | ガードルショーツ及び磁気パッド |
-
1997
- 1997-05-21 JP JP9130604A patent/JPH10314320A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003000732A (ja) * | 2001-06-21 | 2003-01-07 | Sadahiro Ohinata | 健康増進具 |
JP2019162398A (ja) * | 2018-03-20 | 2019-09-26 | 寿子 太田 | 磁石収納ポケット付下着、又はパッド |
JP2020037765A (ja) * | 2019-11-07 | 2020-03-12 | 寿子 太田 | ガードルショーツ及び磁気パッド |
JP2023024639A (ja) * | 2019-11-07 | 2023-02-16 | 寿子 太田 | ガードルショーツ及び磁気パッド |
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