JPH10313753A - 自動イカ釣装置 - Google Patents

自動イカ釣装置

Info

Publication number
JPH10313753A
JPH10313753A JP13799397A JP13799397A JPH10313753A JP H10313753 A JPH10313753 A JP H10313753A JP 13799397 A JP13799397 A JP 13799397A JP 13799397 A JP13799397 A JP 13799397A JP H10313753 A JPH10313753 A JP H10313753A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
speed
original pattern
squid fishing
setting
pattern
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP13799397A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2934419B2 (ja
Inventor
Masaaki Wada
雅昭 和田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Towa Denki Seisakusho KK
Original Assignee
Towa Denki Seisakusho KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Towa Denki Seisakusho KK filed Critical Towa Denki Seisakusho KK
Priority to JP13799397A priority Critical patent/JP2934419B2/ja
Publication of JPH10313753A publication Critical patent/JPH10313753A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2934419B2 publication Critical patent/JP2934419B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Mechanical Means For Catching Fish (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】疑似餌を小魚の動作に効果的に見せかけること
により、漁獲高の向上を図ること。 【解決手段】回転ドラムの最高速度、最低速度、立上速
度、立下速度、低速領域及び周期を設定することにより
作成される「シャクリ原形パターン1」と、回転ドラム
の周期をn個の領域に等分し、各領域における速度を設
定すると共に周期を設定することにより作成される「シ
ャクリ原形パターン2」と、回転ドラムの速度と周期を
設定することにより作成される「さそいシャクリ原形パ
ターン」と、回転ドラムの周期内での最高速度と最低速
度を設定し、その最高速度と最低速度の間で速度を自動
的にゆらがせることにより作成される「ゆらぎシャクリ
原形パターン」と、を用意し、上記各原形パターンを任
意に作成し、それらの原形パターンの1又は2以上を任
意に選択して組み合わせることにより一連のシャクリ動
作パターンを作成し、そのシャクリ動作パターンに基づ
いて複数台のイカ釣機を動作させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動イカ釣装置に
係り、特に、疑似餌を小魚の動作に見せかけるシャクリ
動作を起こす各種の原形パターンを予め複数用意してお
き、それらを適宜選択して組み合わせることにより、一
連の「シャクリ動作パターン」を設定して操業し、それ
によって、漁獲高の向上を図ることを可能にするものに
関する。
【0002】従来の自動イカ釣装置は、例えば、次のよ
うな構成になっている。まず、船体があり、この船体に
は複数台のイカ釣機が設置されている。上記イカ釣機
は、イカ釣機本体を備えていて、このイカ釣機本体は、
駆動モータと、この駆動モータの回転速度を制御する駆
動機構と、この駆動機構を制御する制御機構等から構成
されている。上記制御機構により、駆動機構を介して、
駆動モータを制御して、一対の回転ドラムを回転させ
る。上記一対の回転ドラムには、釣糸が巻回されてい
て、この釣糸には所定のピッチで疑似餌が取り付けられ
ているとともに、先端には錘が取り付けられている。そ
して、この一対の回転ドラムを正転・逆転させることに
より、釣糸を巻き上げたり、巻き下げたりするものであ
る。又、船体には集中制御装置が搭載されていて、上記
複数台のイカ釣基は、この集中制御装置によって集中制
御されることになる。
【0003】ところで、この種の自動イカ釣装置を使用
して、イカ釣操業を行う場合には、いわゆる「シャク
リ」といわれる動作を行う。これは、釣糸に取り付けら
れている疑似餌を小魚の動作に見せかけるものであり、
釣糸を巻き上げる際に巻き上げ速度を変化させることに
より実現される。又、通常、この種の「シャクリ」は、
回転ドラムの1回転を単位周期として、その1回転の中
で、高速で巻き上げる高速領域と、低速で巻き上げる低
速領域とに分けて設定する。そして、予め設定された
「シャクリ」のパターンを繰り返しし行うことにより実
現するものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の構成による
と次のような問題があった。まず、「シャクリ」による
見せかけがあまり上手にいかないという問題があった。
これは、従来、一種類の「シャクリ」を単調に繰り返す
だけであり、それでは、疑似餌を小魚に見せかけること
ができないからである。これに対しては、「シャクリ」
を複数パターン設定し、これを適宜組み合わせて使用す
ることが考えられるが、従来の装置では、そのようなこ
とを行うことは不可能であり、その改善が要求されてい
た。尚、同種の問題を解決するものとして、特公平8−
19号公報に示すものがあり(本願特許出願人によるも
の)、本願はそれをさらに改良したものである。
【0005】本発明はこのような点に基づいてなされた
ものでその目的とするところは、疑似餌の動作を本物の
小魚の動きと殆んど同じようにすることを可能とし、そ
れによって、漁獲高の向上を図ることを可能にする自動
イカ釣装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するめたの手段】上記目的を達成するべく
本願発明による自動イカ釣装置は、船体に搭載され駆動
モータによって回転ドラムを適宜の方向に回転させて回
転ドラムに巻回されている釣糸を巻き上げ又は巻き下げ
ることによりイカを釣り上げる複数台のイカ釣機と、上
記複数台のイカ釣機を制御する制御手段とを具備してな
る自動イカ釣装置において、上記回転ドラムの最高速
度、最低速度、立上速度、立下速度、低速領域及び周期
を設定することにより作成される「シャクリ原形パター
ン1」と、上記回転ドラムの周期をn個の領域に等分
し、各領域における速度を設定すると共に周期を設定す
ることにより作成される「シャクリ原形パターン2」
と、上記回転ドラムの速度と周期を設定することにより
作成される「さそいシャクリ原形パターン」と、上記回
転ドラムの周期内での最高速度と最低速度を設定し、そ
の最高速度と最低速度の間で速度を自動的にゆらがせる
ことにより作成される「ゆらぎシャクリ原形パターン」
と、を用意し、上記各原形パターンを任意に作成し、そ
れらの原形パターンの1又は2以上を任意に選択して組
み合わせることにより一連のシャクリ動作パターンを作
成し、そのシャクリ動作パターンに基づいて複数台のイ
カ釣機を動作させるようにしたことを特徴とする。ま
た、請求項2による自動イカ釣装置は、請求項1記載の
自動イカ釣装置において、上記「シャクリ原形パター
ン」を設定する要素中の低速領域に代えて高速領域を設
定要素としたことを特徴とする。また、請求項3による
による自動イカ釣装置は、請求項1又は請求項2記載の
自動イカ釣装置において、上記シャクリ動作パターンは
設定されたシャクリ深さの範囲内で異なる各原形パター
ンを順次繰り返すように作成することを特徴とする。ま
た、請求項4による自動イカ釣装置は、請求項1又は請
求項2記載の自動イカ釣装置において、上記シャクリ動
作パターンはシャクリ深さを複数の範囲内で設定し、そ
の各範囲毎に指定した原形パターンの動作をするよう作
成することを特徴とする。また、請求項5による自動イ
カ釣装置は、請求項4記載の自動イカ釣装置において、
各原形パターンが同一であることを特徴とする。また、
請求項6による自動イカ釣装置は、請求項4記載の自動
イカ釣装置において、各原形パターンが異なることを特
徴とする。また、請求項7による自動いか釣装置は、請
求項1乃至請求項6のいずれか一記載の自動いか釣装置
において、上記原形パターンが基本形の組合せからなる
ことを特徴とする。また、請求項8による自動いか釣装
置は、請求項1乃至請求項6のいずれか一記載の自動い
か釣装置において、上記原形パターンが活用形の組合せ
からなることを特徴とする。さらに、請求項9による自
動いか釣装置は、請求項1乃至請求項6のいずれか一記
載の自動いか釣装置において、上記原形パターンが基本
形及び活用形の組合せからなることを特徴とする。
【0007】つまり、シャクリのパターンとして、「シ
ャクリ原形パターン1」、「シャクリ原形パターン
2」、「さそいシャクリ原形パターン」、「ゆらぎシャ
クリ原形パターン」の4種類を設定し、それらを任意に
作成して、且つ、任意に選択して組み合わせることによ
り、一連のシャクリ動作パターンを作成し、それに基づ
いて、操業するようにしたものであり、それによって、
従来の単調な動作ではなく、殆んど小魚の動きに近い動
作を疑似餌に行わせることができ、漁獲高の向上を図る
ことができる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、図1乃至図38を参照し
て、本発明の一実施の形態を説明する。まず、図1乃至
図3を参照して、本実施の形態による自動イカ釣装置の
概略の構成から説明する。船体1があり、この船体1の
左舷、右舷には、複数台のイカ釣機3が設置されてい
る。上記イカ釣機3は、図2及び図3に示すように、イ
カ釣機本体5を備えていて、このイカ釣機本体5は、駆
動モータ27(図4に示す)と、この駆動モータ27の
回転速度を制御する駆動手段と、この駆動手段を制御す
る制御手段25(図4に示す)等から構成されている。
【0009】上記イカ釣機本体5には、一対の回転軸
7、7が取り付けられていて、これら一対の回転軸7、
7には、回転ドラム9、9が夫々取り付けられている。
図3に示すように、上記回転ドラム9には、釣糸11が
巻回されていて、この釣糸11は、前ローラ13を介し
て、巻き下げられたり、巻き上げられたりする。上記釣
糸11には、複数個の疑似餌15が所定のピッチで取り
付けられているとともに、先端には錘17が取り付けら
れている。又、図1に示すように、船体1には集中制御
装置19が設置されていて、上記複数台のイカ釣機3
は、この集中制御装置19によって集中的に制御され
る。
【0010】次に、イカ釣機3の制御手段25と集中制
御装置19の構成について、図4を参照して説明する。
イカ釣機3においては、入力手段21が設けられいて、
この入力手段21によって入力されたデータは、インタ
ーフェイス回路23を介して、制御手段25に入力され
る。又、制御手段25からは、インターフェイス回路2
3を介して、駆動モータ27に制御信号が出力される。
上記制御手段25は、CPU31と、ROM33と、R
AM35とから構成されている。上記CPU31は、上
記インターフェイス回路23を介して、集中制御装置1
9側と通信可能な構成になっている。又、イカ釣機3側
においては、イカ釣機3の回転状態を監視・検出する回
転監視手段37が設置されている。この回転監視手段3
7からの信号は、上記インターフェイス回路23を介し
て、制御手段25に入力される。尚、船体1に搭載され
ている全てのイカ釣機3について同様の構成のものが設
置されている。
【0011】次に、集中制御装置であるが、まず、制御
手段41があり、この制御手段41は、CPU43と、
ROM45と、RAM47とから構成されている。又、
入力手段49があり、この入力手段49を介して入力さ
れたデータは、インターフェイス回路51を介して、上
記CPU43に入力される。又、上記インターフェイス
回路51には、通信手段が設けられていて、各イカ釣機
3側と信号の授受ができるように構成されている。尚、
イカ釣機3と集中制御装置19とには、夫々図示しない
制御盤が設けられていて、図4に示した構成部は、それ
ら制御盤に組み込まれている。
【0012】本実施の形態による自動イカ釣装置の場合
には、予め複数種類の「シャクリ原形パターン」を設定
・記憶させておくようになっている。そこで、そのよう
な「シャクリ原形パターン」の設定について順次説明し
ていく。まず、「シャクリ原形パターン1」なるものが
あり、これは、図5に示すように、回転ドラム9の最高
速度、最低速度、立上速度、立下速度、低速領域、周期
を設定することにより作られるものである。その具体的
な数値についても同図に例として示してある。
【0013】次に、「シャクリ原形パターン2」なるも
のがあり、これは、図6に示すように、回転ドラム9の
1周期を8等分して(領域A〜領域H)、各領域(領域
A〜領域H)の速度と周期を設定することにより作られ
るものである。その具体的な数値についても同図に例と
して示してある。
【0014】次に、「さそいシャクリ原形パターン」な
るものがあり、これは、図7に示すように、回転ドラム
9の1周期を一定の速度で運転することを意味してい
る。つまり、速度と周期を任意に設定することにより作
られるものである。その具体的な数値についても同図に
例として示してある。
【0015】又、「ゆらぎシャクリ原形パターン」なる
ものがあり、これは、図8に示すように、回転ドラム9
の1周期の内で、最高速度と最低速度を設定し、その間
で速度を自動的にゆらがせながら行うものである。つま
り、最高速度と最低速度と周期との3要素を設定するだ
けによりシャクリを簡単に作ることができる。その具体
的な数値についても同図に例として示してある。
【0016】上記「ゆらぎ」に関して、さらに詳しく説
明すると、まず、この実施の形態においては、上記した
ように、最高速度と最低速度との間で速度をゆらがせる
方法を採用している。但し、それだけの条件では、無限
のパターンが存在してしまうので、本実施の形態では、
回転ドラム9の1周期を8等分し(領域A〜領域H)、
それぞれの領域において速度を求めるものとする。すな
わち、 k=(最高速度−最低速度)/log64 領域Aの速度=−k×log37+最高速度 領域Bの速度=−k×log2 +最高速度 領域Cの速度=−k×log1 +最高速度 領域Dの速度=−k×log3 +最高速度 領域Eの速度=−k×log6 +最高速度 領域Fの速度=−k×log9 +最高速度 領域Gの速度=−k×log21+最高速度 領域Hの速度=−k×log64+最高速度 但し、上記式における「k」、「37」、「2」、
「1」、「3」、「6」 、「9」、「21」、「64」
は、全て、経験上決められた値である。このようにし
て、各領域における速度を決定していく。又、このよう
に、速度をゆらがせる方法とは別に、速度の変化をゆら
がせる方法もあり、又、回転ドラム9の1周期を16等
分、32等分することも考えられる。なお、このように
して設定される「ゆらぎ」は「シャクリ原形パターン
2」を作成する補助として用いるものである。
【0017】本実施の形態においては、上記した「シャ
クリ原形パターン1」、「シャクリ原形パターン2」、
「さそいシャクリ原形パターン」、「ゆらぎシャクリ原
形パターン」を、予め任意に設定しておき、これを適宜
組み合わせて一連の「シャクリ動作パターン」とするも
のである。上記「シャクリ原形パターン1」、「シャク
リ原形パターン2」、「さそいシャクリ原形パター
ン」、「ゆらぎシャクリ原形パターン」の一例を、図9
乃至図24に示す。図9は「シャクリ原形パターン1」
(Aタイプとする)の基本形の一例であり、図10は
「シャクリ原形パターン2」(Dタイプとする)の基本
形の一例であり、図11は「さそいシャクリ原形パター
ン」(Bタイプとする)の基本形の一例であり、図12
は「ゆらぎシャクリ原形パターン」(Cタイプとする)
の基本形の一例である。
【0018】図13乃至図15はAタイプの活用形の一
例を示し、図13はAタイプの最高速度を小とした場
合、図14はAタイプの速度の変化を緩やかにした場
合、図15はAタイプの周期を大きく、かつ最低速度を
小さくした場合である。なお、図中点線は基本形を示
す。図16乃至図18はDタイプの活用形の一例を示
し、図16はDタイプを全体的に小とした場合、図17
はDタイプの頂点の位置をずらした場合、図18はDタ
イプの周期を大きくした場合である。なお、図中点線は
基本形を示す。図19乃至図21はBタイプの活用形の
一例を示し、図19はBタイプの速度を大きくした場
合、図20はBタイプの速度を小さくした場合、図21
はBタイプの周期を小さくした場合である。なお、図中
点線は基本形を示す。図22乃至図24はCタイプの活
用形の一例を示し、図22はCタイプの最高速度を小さ
くした場合、図23はCタイプの最低速度を大きくした
場合、図24はCタイプの周期を大きくした場合であ
る。なお、図中点線は基本形を示す。
【0019】そして、これら「シャクリ原形パターン
1」、「シャクリ原形パターン2」、「さそいシャクリ
原形パターン」、「ゆらぎシャクリ原形パターン」を適
宜組み合わせて作成したシャクリ動作パターンの例を、
図25乃至図28に示す。即ち、図25は図9乃至図1
2に例示したAタイプ、Bタイプ、Cタイプ及びDタイ
プの各基本形の4種類の原形パターンを組み合わせてシ
ャクリ動作パターンを作成した場合である。図26はA
タイプの基本形、Aタイプの活用形、Bタイプの活用形
及びDタイプの活用形の4種類の原形パターンを組み合
わせてシャクリ動作パターンを作成した場合である。図
27はCタイプの活用形、Aタイプの活用形、Bタイプ
の活用形及びCタイプの活用形の4種類の原形パターン
を組み合わせてシャクリ動作パターンを作成した場合で
ある。図28はAタイプの活用形、Bタイプの活用形及
びAタイプの活用形の3種類の原形パターンを組み合わ
せてシャクリ動作パターンを作成した場合である。な
お、図中の点線は各タイプの1周期を示す。
【0020】次に、具体的にどのような操作によって設
定するかについて説明する。入力は集中制御装置19の
操作画面を見て行なう。まず「シャクリ原形パターン
1」であるが、これは、図29、図30に示すような手
順で行う。即ち、図29の左側に表われる画面をみて、
(立上速度)、(最高速度)、(立下速度)、
(低速領域)、(最低速度)及び(シャクリ周期)
の値をテンキーにて設定する。また別の方法として図2
9右側に表われるグラフを見ながら、所望の領域の値を
アップキー又はダウンキーを用いて加減する方法(図3
0参照)である。いずれの場合も操作後のグラフは変化
する。
【0021】次に「シャクリ原形パターン2」である
が、これは、図31乃至図34に示すような手順で行
う。入力の仕方には2通りある。即ち、図31の左側に
表われる画面を見て、61乃至68のキーを押すことに
よって得られる所望の領域の値をテンキーで設定する方
法(図32、図34参照)である。また別の方法として
図31の右側に表われるグラフを見ながら、所望の領域
の値をアップキー又はダウンキーを用いて加減する方法
(図33、図34参照)である。いずれの場合も操作後
のグラフは変化する。またキー69を押すことによって
シャクリ周期を選びその値をテンキーにて変えることが
できる。
【0022】次に、「ゆらぎシャクリ原形パターン」で
あるが、これは、図35、図36に示すような手順で行
う。即ち、まず図35の左側に表われる画面をみて、
(最高速度)、(最低速度)、(周期)の値をテン
キーにて設定する。次に、必要により、図35の右側に
表われる画面をみながら、アップキー又はダウンキーを
用いて図36の要領にて微調整をする。この場合、操作
後のグラフは変化する。
【0023】このように各原形パターンの設定に当たっ
ては、画面を見ながら設定要素を変更することができ、
その状態が画面上で変化するようになっている。このた
め、作業員の視覚に訴えることができるので操作が簡単
である。なお、画面は必要な場合に必要な場面が現れる
ポップアップ方式を採用している。
【0024】シャクリ動作パターンの作成の仕方には2
種類ある。その一は図37に示すようなものである。こ
れは、設定されたシャクリ深さの範囲内で異なる各原形
パターンを順次繰り返すように作成するものである。図
37の場合は「A1」の番号を割り当てられたAタイプ
の原形パターン(基本形であっても活用形であってもよ
い)、「B2」の番号を割り当てられたBタイプの原形
パターン(基本形であっても活用形であってもよい)及
び「C3」の番号を割り当てられたCタイプの原形パタ
ーン(基本形であっても活用形であってもよい)の動作
を順次行うシャクリ動作パターンとなっている。
【0025】これを図38のフローチャートを参照して
説明してみる。まず、巻き下げ動作が実行され(ステッ
プ1(S1))、次いで、シャクリA1を実行する(ス
テップ2(S2))。次いで、ステップ3(S3)に移
行して、所定のシャクリ深さが終了したか否かの判別が
行われる。所定の深さが終了している場合には、そのま
ま巻き上げ動作に入る(ステップ4(S4))。これに
対して、シャクリ深さが終了していない場合には、ステ
ップ5(S5)に移行して、シャクリB2を開始する。
次いで、ステップ6(S6)に移行して、所定のシャク
リ深さが終了したか否かの判別が行われる。所定の深さ
が終了している場合には、そのまま巻き上げ動作に入る
(ステップ4(S4))。これに対して、シャクリ深さ
が終了していない場合には、ステップ7(S7)に移行
して、シャクリC3を開始する。次いで、ステップ8
(S8)に移行して、所定のシャクリ深さが終了したか
否かの判別が行われる。所定の深さが終了している場合
には、そのまま巻き上げ動作に入る(ステップ4(S
4))。これに対して、シャクリ深さが終了していない
場合には、ステップ2(S2)に移行して、シャクリA
1を開始する。つまり、同様の動作を繰り返すものであ
る。
【0026】以上本実施の形態によると次のような効果
を奏することができる。すなわち、従来のように、単調
なシャクリ動作ではなく、「シャクリ原形パターン
1」、「シャクリ原形パターン2」、「さそいシャクリ
原形パターン」、「ゆらぎシャクリ原形パターン」を適
宜組み合わせて作成したシャクリ動作パターンによって
シャクリ動作を実行しているので、それだけ、疑似餌1
5を本物の小魚に近い状態で動作させることができ、そ
れによって、漁獲高の向上を図ることができる。
【0027】つぎに、図39及び図40を参照して、本
発明の他の実施の形態を説明する。この実施の形態の場
合のシャクリ動作パターンを示すと、図39に示すよう
なものとなる。これは、シャクリ深さを複数の範囲内で
設定し、その各範囲毎に指定した原形パターンの動作を
するようシャクリ動作パターンを作成するものである。
図39の場合は、シャクリ深さ1においては上記した
「A1」の動作を、シャクリ深さ2においては上記した
「B2」の動作を、シャクリ深さ3においては上記した
「C3」の動作をするシャクリ動作パターンとなってい
る。
【0028】これを図40のフローチャートを参照して
説明してみる。まず、巻き下げ動作が実行され(ステッ
プ21(S21))、次いで、シャクリA1を実行する
(ステップ22(S22))。次いで、ステップ23
(S23)に移行して、所定のシャクリ深さ1が終了し
たか否かの判別が行われる。所定の深さが終了している
場合には、ステップ24(S24)に移行してシャクリ
B2を開始する。所定の深さが終了していない場合に
は、判別を繰り返す。次に、ステップ25(S25)に
移行して、所定のシャクリ深さ2が終了したか否かの判
別が行われる。所定の深さが終了している場合には、ス
テップ26(S26)に移行してシャクリC3を開始す
る。所定の深さが終了していない場合には、判別を繰り
返す。次に、ステップ27(S27)に移行して、所定
のシャクリ深さ3が終了したか否かの判別が行われる。
所定の深さが終了している場合には、ステップ28(S
28)に移行して巻き上げ動作を開始する。所定の深さ
が終了していない場合には、判別を繰り返す。そして、
巻き上げ動作が終了した後ステップ21(S21)に戻
る。
【0029】したがって、前記第1の実施の形態の場合
と同様の効果を奏することができる。
【0030】尚、本発明は前記各実施の形態に限定され
るものではない。例えば、図示した原形パターン、即
ち、「シャクリ原形パターン1」、「シャクリ原形パタ
ーン2」、「さそいシャクリ原形パターン」、「ゆらぎ
シャクリ原形パターン」、あるいは、「シャクリ動作パ
ターン」はあくまで一例であって、任意に設定すれば良
い。また、シャクリ動作パターンを構成する各原形パタ
ーンの数及び種類は任意である。なお、すべてのシャク
リに対し釣糸を巻き上げる力(具体的にはモータの出力
度合)を調節することができるようになっているので、
この力を適宜変えることにより実際上のシャクリの動き
がさらに変わるものである。
【0031】また、イカ釣機3の殆どの設定データをシ
リアルインタフェースにより集中制御装置19側から入
力することもできる。
【0032】さらに、シャクリ深さごとに組み合わせる
シャクリのパターンを変えることもできる。例えば、図
41に示すように、シャクリ深さ1では「A1」、「B
1」及び「C1」の組合せ、シャクリ深さ2では「C
2」及び「A2」の組合せ、シャクリ深さ3では「A
3」、「B2」、「A3」及び「B3」の組合せとした
シャクリ動作パターンとすることもできる。
【0033】
【発明の効果】以上詳述したように本発明による自動イ
カ釣装置によると、シャクリのパターンとして、「シャ
クリ原形パターン1」、「シャクリ原形パターン2」、
「さそいシャクリ原形パターン」、「ゆらぎシャクリ原
形パターン」の4種類を用意し、それらを任意に作成し
て、且つ、任意に選択して組み合わせることにより、一
連のシャクリ動作パターンを作成し、それに基づいて、
操業するようにしたものであり、それによって、従来の
単調な動作ではなく、本物の小魚の動作により近い動作
を疑似餌に行わせることができ、漁獲高の向上を図るこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示す図で、自動イカ釣装
置の全体の構成を示す平面図である。
【図2】本発明の実施の形態を示す図で、イカ釣機の構
成を示す正面図である。
【図3】本発明の実施の形態を示す図で、イカ釣機の側
面図である。
【図4】本発明の実施の形態を示す図で、イカ釣機の制
御手段と集中制御装置の構成を示すブロック図である。
【図5】本発明の実施の形態を示す図で、シャクリ原形
パターン1の作成を説明する図である。
【図6】本発明の実施の形態を示す図で、シャクリ原形
パターン2の作成を説明するための図である。
【図7】本発明の実施の形態を示す図で、さそいシャク
リ原形パターンの作成を説明するための図である。
【図8】本発明の実施の形態を示す図で、ゆらぎシャク
リ原形パターンの作成を説明するための図である。
【図9】本発明の実施の形態を示す図で、シャクリ原形
パターン1の基本形の例を示す図である。
【図10】本発明の実施の形態を示す図で、シャクリ原
形パターン2の基本形の例を示す図である。
【図11】本発明の実施の形態を示す図で、さそいシャ
クリ原形パターンの基本形の例を示す図である。
【図12】本発明の実施の形態を示す図で、ゆらぎシャ
クリ原形パターンの基本形の例を示す図である。
【図13】本発明の実施の形態を示す図で、シャクリ原
形パターン1の活用形の例を示す図である。
【図14】本発明の実施の形態を示す図で、シャクリ原
形パターン1の活用形の例を示す図である。
【図15】本発明の実施の形態を示す図で、シャクリ原
形パターン1の活用形の例を示す図である。
【図16】本発明の実施の形態を示す図で、シャクリ原
形パターン2の活用形の例を示す図である。
【図17】本発明の実施の形態を示す図で、シャクリ原
形パターン2の活用形の例を示す図である。
【図18】本発明の実施の形態を示す図で、シャクリ原
形パターン2の活用形の例を示す図である。
【図19】本発明の実施の形態を示す図で、さそいシャ
クリ原形パターンの活用形の例を示す図である。
【図20】本発明の実施の形態を示す図で、さそいシャ
クリ原形パターンの活用形の例を示す図である。
【図21】本発明の実施の形態を示す図で、さそいシャ
クリ原形パターンの活用形の例を示す図である。
【図22】本発明の実施の形態を示す図で、ゆらぎシャ
クリ原形パターンの活用形の例を示す図である。
【図23】本発明の実施の形態を示す図で、ゆらぎシャ
クリ原形パターンの活用形の例を示す図である。
【図24】本発明の実施の形態を示す図で、ゆらぎシャ
クリ原形パターンの活用形の例を示す図である。
【図25】本発明の実施の形態を示す図で、シャクリ動
作パターンの例を示す図である。
【図26】本発明の実施の形態を示す図で、シャクリ動
作パターンの例を示す図である。
【図27】本発明の実施の形態を示す図で、シャクリ動
作パターンの例を示す図である。
【図28】本発明の実施の形態を示す図で、シャクリ動
作パターンの例を示す図である。
【図29】本発明の実施の形態を示す図で、シャクリ原
形パターン1の作成作業を説明するための図である。
【図30】本発明の実施の形態を示す図で、シャクリ原
形パターン1の作成作業を説明するための図である。
【図31】本発明の実施の形態を示す図で、シャクリ原
形パターン2の作成作業を説明するための図である。
【図32】本発明の実施の形態を示す図で、シャクリ原
形パターン2の作成作業を説明するための図である。
【図33】本発明の実施の形態を示す図で、シャクリ原
形パターン2の作成作業を説明するための図である。
【図34】本発明の実施の形態を示す図で、シャクリ原
形パターン2の作成作業を説明するための図である。
【図35】本発明の実施の形態を示す図で、ゆらぎシャ
クリ原形パターンの作成作業を説明するための図であ
る。
【図36】本発明の実施の形態を示す図で、ゆらぎシャ
クリ原形パターンの作成作業を説明するための図であ
る。
【図37】本発明の実施の形態を示す図で、シャクリ動
作と水深との関係を示す図である。
【図38】本発明の実施の形態を示す図で、シャクリ動
作を説明するためのフローチャートである。
【図39】本発明の他の実施の形態を示す図で、シャク
リ動作と水深との関係を示す図である。
【図40】本発明の他の実施の形態を示す図で、シャク
リ動作を説明するためのフローチャートである。
【図41】本発明のさらに他の実施の形態を示す図で、
シャクリ動作と水深との関係を示す図である。
【符号の説明】
1 船体 3 イカ釣機 5 イカ釣機本体 9 回転ドラム 11 釣糸 15 疑似餌 17 錘 19 集中制御装置

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 船体に搭載され駆動モータによって回転
    ドラムを適宜の方向に回転させて回転ドラムに巻回され
    ている釣糸を巻き上げ又は巻き下げることによりイカを
    釣り上げる複数台のイカ釣機と、上記複数台のイカ釣機
    を制御する制御手段とを具備してなる自動イカ釣装置に
    おいて、 上記回転ドラムの最高速度、最低速度、立上速度、立下
    速度、低速領域及び周期を設定することにより作成され
    る「シャクリ原形パターン1」と、 上記回転ドラムの周期をn個の領域に等分し、各領域に
    おける速度を設定すると共に周期を設定することにより
    作成される「シャクリ原形パターン2」と、 上記回転ドラムの速度と周期を設定することにより作成
    される「さそいシャクリ原形パターン」と、 上記回転ドラムの周期内での最高速度と最低速度を設定
    し、その最高速度と最低速度の間で速度を自動的にゆら
    がせることにより作成される「ゆらぎシャクリ原形パタ
    ーン」と、を用意し、 上記各原形パターンを任意に作成し、それらの原形パタ
    ーンの1又は2以上を任意に選択して組み合わせること
    により一連のシャクリ動作パターンを作成し、そのシャ
    クリ動作パターンに基づいて複数台のイカ釣機を動作さ
    せるようにしたことを特徴とする自動イカ釣装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の自動イカ釣装置におい
    て、上記「シャクリ原形パターン」を設定する要素中の
    低速領域に代えて高速領域を設定要素としたことを特徴
    とする自動イカ釣装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は請求項2記載の自動イカ釣
    装置において、上記シャクリ動作パターンは設定された
    シャクリ深さの範囲内で異なる各原形パターンを順次繰
    り返すように作成することを特徴とする自動イカ釣装
    置。
  4. 【請求項4】 請求項1又は請求項2記載の自動イカ釣
    装置において、上記シャクリ動作パターンはシャクリ深
    さを複数の範囲内で設定し、その各範囲毎に指定した原
    形パターンの動作をするよう作成することを特徴とする
    自動イカ釣装置。
  5. 【請求項5】 請求項4記載の自動イカ釣装置におい
    て、各原形パターンが同一であることを特徴とする自動
    イカ釣装置。
  6. 【請求項6】 請求項4記載の自動イカ釣装置におい
    て、各原形パターンが異なることを特徴とする自動イカ
    釣装置。
  7. 【請求項7】 請求項1乃至請求項6のいずれか一記載
    の自動いか釣装置において、上記原形パターンが基本形
    の組合せからなることを特徴とする自動いか釣装置。
  8. 【請求項8】 請求項1乃至請求項6のいずれか一記載
    の自動いか釣装置において、上記原形パターンが活用形
    の組合せからなることを特徴とする自動いか釣装置。
  9. 【請求項9】 請求項1乃至請求項6のいずれか一記載
    の自動いか釣装置において、上記原形パターンが基本形
    及び活用形の組合せからなることを特徴とする自動いか
    釣装置。
JP13799397A 1997-05-14 1997-05-14 自動イカ釣装置 Expired - Lifetime JP2934419B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13799397A JP2934419B2 (ja) 1997-05-14 1997-05-14 自動イカ釣装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13799397A JP2934419B2 (ja) 1997-05-14 1997-05-14 自動イカ釣装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH10313753A true JPH10313753A (ja) 1998-12-02
JP2934419B2 JP2934419B2 (ja) 1999-08-16

Family

ID=15211565

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP13799397A Expired - Lifetime JP2934419B2 (ja) 1997-05-14 1997-05-14 自動イカ釣装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2934419B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104914796A (zh) * 2014-03-10 2015-09-16 株式会社东和电机制作所 钓鱼器的控制系统

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104914796A (zh) * 2014-03-10 2015-09-16 株式会社东和电机制作所 钓鱼器的控制系统

Also Published As

Publication number Publication date
JP2934419B2 (ja) 1999-08-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
DE60028933T2 (de) Programmierbares spielzeug mit kommunikationsmittel
DE60027133T2 (de) Ein ferngesteuertes spielzeug
EP1090722A2 (en) Control system for synchronously cooperative operation of a plurality of robots
DE29904916U1 (de) Interaktives Spielzeug
DE102015006285A1 (de) Fahrradschaltmitteilungsapparat
CN106679608A (zh) 振镜扫描系统中振镜电机偏转到位的检测方法和装置
JPH10313753A (ja) 自動イカ釣装置
CN108698165A (zh) 激光加工装置
JPH06350917A (ja) キーフレームを用いたビデオ効果発生方法
JP2811173B1 (ja) 自動いか釣装置
JP4427126B2 (ja) 電動リール
CN1138470C (zh) 自动钓墨鱼装置
JP2003033506A (ja) 遊技機
JPH0819B2 (ja) 自動いか釣装置
CN108577286A (zh) 使圆弧摇脚类摇动用具自动摇动的方法及智能驱动器
JP2002028378A (ja) 対話型玩具および反応行動パターン生成方法
JP2022525544A (ja) 溶接装置の操作パネル、この種のパネルを備えた溶接装置、この種の溶接装置の溶接パラメータを構成するための方法
JP2002360852A5 (ja)
CN113009848A (zh) 一种智能音乐喷泉分布式控制方法及系统
CN1371601A (zh) 钓鱼用卷线器的显示装置及电动卷线器的马达控制装置
JPH0373003A (ja) 軸制御装置
JP2831291B2 (ja) 造波装置
JP2002095394A (ja) 魚釣用電動リール
CN215123319U (zh) 一种渔场减流装置和渔场减流网箱
WO2022196309A1 (ja) 釣りシステム、釣りシステムの制御方法及びプログラム

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080528

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090528

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100528

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100528

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110528

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110528

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120528

Year of fee payment: 13

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130528

Year of fee payment: 14

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140528

Year of fee payment: 15

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term