JPH10313461A - 画像復号器 - Google Patents

画像復号器

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JPH10313461A
JPH10313461A JP10148568A JP14856898A JPH10313461A JP H10313461 A JPH10313461 A JP H10313461A JP 10148568 A JP10148568 A JP 10148568A JP 14856898 A JP14856898 A JP 14856898A JP H10313461 A JPH10313461 A JP H10313461A
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JP
Japan
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signal
prediction
field
block
blocking
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Application number
JP10148568A
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English (en)
Inventor
Atsumichi Murakami
篤道 村上
Kotaro Asai
光太郎 浅井
Hirobumi Nishikawa
博文 西川
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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  • Compression Or Coding Systems Of Tv Signals (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 予測誤差のブロック符号化においてはフィー
ルドとフレームを適応的に切り換えるブロック化を行な
うことによって効率の良い符号化を実現する符号化方式
に対応した復号を行う画像復号器を得る。 【解決手段】 局部復号部5がブロック化された予測誤
差信号を復号し、続いてブロッキング分解部14がその
予測誤差信号ブロックを、そのブロックが1種類のフィ
ールド信号から構成されている場合、あるいは複数のフ
ィールド信号から構成されている場合に従い、予測誤差
信号に分解する。また、補間部10では、フィールドメ
モリ8,9からの予測信号104a,104bに基づい
て補間予測信号104cを生成し、セレクタ11がそれ
らの予測信号から一つの予測信号110を選択し、加算
器6に出力する。加算器6では、その予測信号110と
予測誤差信号とを加算して復号画像信号を生成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、たとえば、ディ
ジタル動画像信号を高能率符号化するフレーム間適応符
号化方式にに対応した復号を行う画像復号器に関わる。
【0002】
【従来の技術】図18は、例えばS.Nogaki,M.Ohta,T.Om
achi■A Study on HDTV Signal Coding with Motion Ad
aptive Noise Reduction■,(第3回HDTV国際ワークシ
ョップ予稿Vol3,1989.)に述べられている従来のフレー
ム間予測符号化方式を示すブロック図であり、図におい
て、1はフレームメモリ、2は動き検出部、3は差分
器、4は符号化部、5は局部復号部、6は加算器、7は
多重化部である。また、図では省略しているが、送信先
の復号側でも同様にして符号化データの復号を行い画像
信号を再生する。
【0003】次に図18をもとに動作について説明す
る。飛び越し走査され、奇数および偶数の両フィールド
から1フレームが構成される入力画像信号101に対
し、複数画素をまとめたブロック単位に前フレームの同
種のフィールドとの動きの検出が行なわれる。奇数フィ
ールドの動きの検出は動き検出部2において、入力画像
信号101の符号化対象ブロックに対し、フレームメモ
リ1内の既に符号化した奇数フィールドの符号化対象ブ
ロックに対応する位置を中心とした近傍ブロック102
の中から最も類似したブロックを探索することによって
行なわれる。類似度の評価値としては、両ブロックの対
応する画素の差分絶対値和や差分自乗和などが使用され
る。ここで得られた最も類似したブロックに対する符号
化対象ブロックの水平・垂直方向の動き量が動きベクト
ル103として出力される。フレームメモリ1からはこ
の動きベクトル103に対応した動き補償予測信号10
4が出力される。
【0004】差分器3で入力信号101から動き補償予
測信号104を減算して得られる予測誤差信号105
は、符号化部4に入力され、空間的な冗長度の除去が行
なわれる。一般的に画像信号の低周波数成分は電力的に
大きな成分を占めるため、電力の大きな部分では多くの
ビットで、電力の少ない部分では少ないビットで量子化
を行なうことにより情報の圧縮を図る。この方法とし
て、例えば8×8画素ブロックに対して離散コサイン変
換などの直交変換を施して周波数変換を行い、変換係数
をスカラ量子化する。スカラ量子化された符号化データ
106は局部復号部5と多重化部7に送られる。多重化
部7では符号化データ106と動きベクトル103を多
重化、伝送路符号化を行い、伝送路109へ送出する。
【0005】一方、局部復号部5では符号化部4と逆の
操作、すなわち逆スカラ量子化、逆直交変換が行なわ
れ、復号誤差信号107が得られる。この復号誤差信号
107に加算器6で動き補償予測信号104を加え、得
られた局部復号信号108をフレームメモリ1に保持
し、次フレームの奇数フィールドの動きを検出するため
に用いられる。
【0006】また、入力画像信号101の偶数フィール
ドも同様に、フレームメモリ1の既に符号化したフィー
ルドとの動き検出が行なわれ、動き補償予測誤差信号が
符号化される。このように、従来のフレーム間予測符号
化方式は動画像信号に含まれている時間的冗長度の除去
を動き補償予測符号化により行い、空間的冗長度の除去
には直交変換などが用いられる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来のフレーム間予測
符号化方式は、既に符号化したフレームの奇数フィール
ドから現在の奇数フィールドを予測し、既に符号化した
フレームの偶数フィールドから現在の偶数フィールドを
予測して、奇数フィールドと偶数フィールドを個別に符
号化するように構成されているので、飛び越し走査され
た連続するフィールド間に存在する空間的相関を用いて
いないため符号化効率が悪いという問題点があった。
【0008】この発明は上記のような問題点を解決する
ためになされたもので、予測誤差のブロック符号化にお
いてはフィールドとフレームを適応的に切り換えるブロ
ック化を行なうことによって効率の良い符号化を実現す
る符号化方式に対応した復号を行う画像復号器を得るこ
とを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】第1の発明における画像
復号器は、以下の要素を有するものである。 (a)既に復号された画像信号を、複数のフィールドに
分割して記憶するフィールドメモリ、(b)上記フィー
ルドメモリに蓄積されたフィールド信号に基づき、画像
信号の変化を予測する複数の予測信号を出力する予測信
号出力手段、(c)少なくとも二つの予測信号から補間
予測信号を生成する補間手段、(d)予測信号と補間予
測信号とを入力し、複数の予測信号と補間予測信号とか
ら一つの予測信号を選択するセレクタ、(e)ブロック
化された予測誤差信号を復号する手段、(f)上記復号
された予測誤差信号ブロックを、そのブロックが1種類
のフィールド信号から構成されている場合、あるいは複
数のフィールド信号から構成されている場合に従い、予
測誤差信号に分解するブロック分解手段、(g)上記分
解された予測誤差信号と上記セレクタにより選択された
予測信号とから画像信号を再生する手段。(h)再生さ
れた画像信号を出力する手段。
【0010】また、第2の発明における画像復号器で
は、補間手段は、複数の予測信号の加算平均を求めるこ
とにより補間予測信号を生成するものである。
【0011】このため、第1の発明における画像復号器
では、既に復号された画像信号を、複数のフィールドに
分割して記憶し、そのフィールド信号に基づき画像信号
の変化を予測する複数の予測信号を出力すると共に、少
なくとも二つの異なる予測信号から補間予測信号を生成
し、複数の予測信号と補間予測信号とから一つの予測信
号を選択する。また、ブロック化された予測誤差信号を
復号し、その復号された予測誤差信号ブロックを、その
ブロックが1種類のフィールド信号から構成されている
場合、あるいは複数のフィールド信号から構成されてい
る場合に従い、予測誤差信号に分解し、その分解された
予測誤差信号と選択された予測信号とから画像信号を再
生して出力する。これにより、符号化側で、既に符号化
したフレームの両方のフィールドからの予測信号を補間
した信号を予測信号として用いて動き補償予測を行い、
奇数および偶数フィールドのいずれかの画素のみをブロ
ック化をする場合と、奇数および偶数フィールドの両方
の画素をブロック化をする場合とで、符号化に適するほ
うを採用し符号化の効率をあげて符号化した場合でも、
正しく復号を行うことができる。
【0012】また、次の発明における画像復号器では、
二つの異なる予測信号から補間予測信号を生成する際、
複数の予測信号の加算平均を求めることにより行う。
【0013】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.図1は本発明の一実施の形態による適応
フィールド/フレーム符号化方式の構成図であり、8は
奇数フィールドの局部復号信号を格納する奇数フィール
ドメモリ、9は偶数フィールドの局部復号信号を格納す
る偶数フィールドメモリ、10は前記2つのフィールド
から動き補償予測された予測信号を補間する補間部、1
1は奇数および偶数フィールドから予測された予測信号
と前記補間された予測信号との合計3つから最適予測を
与える予測信号を選択するセレクタである。
【0014】また、200は動き検出手段、300は予
測誤差信号出力手段、500は符号化手段である。
【0015】図2は、飛び越し走査され、奇数、偶数フ
ィールドが交互に入力される入力画像信号101を横軸
に時間を取り、縦軸に垂直方向をとった場合の状態を示
す図である。図2において、K1は最初のフレームの奇
数フィールド、G1は最初のフレームの偶数フレームを
示している。同様にK2は2番目のフレームの奇数フィ
ールド、G2は2番目のフレームの偶数フィールドを示
している。
【0016】図3は、前記補間部10のブロック図の一
例である。入力される奇数フィールドからの動き補償予
測信号104aと、偶数フィールドからの動き補償予測
信号104bとの単純な加算平均をとり、この出力を補
間予測信号104cとする。
【0017】次に図1、図2、図3をもとに動作につい
て説明する。飛び越し走査され、奇数・偶数フィールド
が交互に入力される入力画像信号101に対して、複数
画素をまとめた(n×m)ブロック単位に前フレームの
奇数および偶数フィールドとの動き検出が行なわれる。
前フレームの奇数フィールドとの動き検出は動き検出部
2において、入力画像信号101のフィールドの符号化
対象ブロックに対し、奇数フィールドメモリ8内の既に
符号化した奇数フィールドの符号化対象に対応する位置
を中心とした近傍ブロック102aの中から最も類似し
たブロックを探索することによって行なわれる。
【0018】たとえば、図4に示すように、前のフレー
ムにおいて、H1という画像が(n×m)のひとつのブ
ロック単位内に存在しており、今回入力した画像信号の
中にはH1の場所からH2の場所に移動していた場合、
動き検出部2はこのブロックがH1からH2に水平方向
に移動したという動きベクトル103を出力する。ま
た、この場合垂直方向には動き量がないので、動きベク
トル103は垂直方向に関しては0と出力されることに
なる。このように得られた水平・垂直方向の動き量が動
きベクトル103として出力される。
【0019】奇数フィールドメモリ8からはこの動きベ
クトル103に対応した動き補償予測信号104aが出
力される。同様に前フレームの偶数フィールドとの動き
補償が動き検出部2において、入力画像信号101の符
号化対象ブロックに対し、偶数フィールドメモリ9内の
近傍ブロック102bの中から類似ブロックを探索する
ことにより行なわれ、動きベクトル103として出力さ
れる。偶数フィールドメモリ9からはこの動きベクトル
103に対応した動き補償予測信号104bが出力され
る。
【0020】奇数フィールドメモリ8から動きベクトル
103に従って動き補償された動き補償予測信号104
aと、第2のフィールドメモリ9から動きベクトル10
3に従って動き補償された動き補償予測信号104bと
から、図2に示す補間部10により補間処理が行なわ
れ、補間予測信号104cが生成される。前記奇数フィ
ールドから得られる動き補償予測信号104aと、偶数
フィールドから得られる動き補償予測信号104bと、
補間された動き補償予測信号104cとの内で、入力画
像信号101の符号化対象ブロックとの誤差信号電力が
最少の予測信号をセレクタ11によって選択し、予測信
号110として出力する。
【0021】図5は、この動作を説明するための図であ
る。図1に示した奇数フィールドメモリ8には前フレー
ムの奇数フィールドK1が記憶されており、図1の偶数
フィールドメモリ9には図5の前フレームの偶数フィー
ルドG1が記憶されているものとする。ここで、入力画
像信号101を今回のフレームとして奇数フィールドK
2と偶数フィールドG2を入力する場合の動作を説明す
る。
【0022】まず、奇数フィールドK2が入力された場
合には、奇数フィールドメモリ8に記憶されている前フ
レームの奇数フィールドK1からの動き補償予測信号1
04aがセレクタ11に入力される。
【0023】同様に偶数フィールドメモリ9に記憶され
ている前フレームの偶数フィールドG1が動き補償予測
信号104bとしてセレクタ11に入力される。さら
に、これらK1とG1のデータは補間部10に入力さ
れ、図2に示すような補間処理が行われた後、同じく、
動き補償予測信号104cとしてセレクタ11に入力さ
れることになる。セレクタ11内部においては、これら
3種類の動き補償予測信号104a、104b、104
cを入力し、同時に入力画像信号101を入力し、それ
ぞれを比較することにより誤差信号電力が最小になる予
測信号を選択することになる。
【0024】同様に、今回入力されたフレームの偶数フ
ィールドG2に対しても奇数フィールドメモリ8に記憶
されている奇数フィールドK1に基づく動き補償予測信
号104a、および偶数フィールドメモリ9に記憶され
ている偶数フィールドG1に基づく動き補償予測信号1
04b、およびこれら両方のフィールドに基づく動き補
償予測信号104a、104bを入力して補間処理を行
った結果得られた動き補償予測信号104cを入力し、
セレクタ11は入力画像信号101の符号化対象ブロッ
クの誤差信号電力が最小になる予測信号を選択すること
になる。
【0025】実施の形態2.上記実施の形態1において
は、補間部を有し、補間部が奇数フィールドメモリ8と
偶数フィールドメモリ9からの動き補償予測信号104
a、104bに基づいて補間処理を行い、動き補償予測
信号104cを出力する場合を示したが、図6に示すよ
うに補間部10が存在しないような場合でもかまわな
い。この場合にはセレクタ11に奇数フィールドメモリ
に記憶された前回の奇数フィールドK1および偶数フィ
ールドメモリ9に記憶された前回の偶数フィールドG1
の2つによって動き補償予測信号が生成され、セレクタ
11はこの2種類の動き補償予測信号104a、104
bの中から誤差信号電力が最小になる予測信号を選択す
ることになる。
【0026】実施の形態3.また、上記実施の形態1で
は、補間部として単純な加算平均を用いていたが、以下
に説明する図7のようなフィールド距離を考慮した重み
付きの加算平均手段を用いることにより、さらに予測効
率の高い符号化を実現し得る。図7は、補間部10のブ
ロック図の一例である。奇数フィールドからの動き補償
予測信号104aに符号化しようとするフィールドとの
距離に基づいた重みαを掛け、偶数フィールドからの動
き補償予測信号104bに符号化しようとするフィール
ドとの距離に基づいた重みβを掛けて加算平均をとり、
この出力を補間予測信号104cとする。
【0027】次に前述した図5を用いてこの実施の形態
3に係る補間部10の具体的な重みの値について説明す
る。図5に示すように、Tを奇数フィールド、あるい
は、偶数フィールドを入力するための単位時間と考える
と、奇数フィールドK1と奇数フィールドK2の間には
2Tの時間差がある。また、偶数フィールドG1と奇数
フィールドK2の間にはTの時間差がある。したがっ
て、この時間差を用いて重み付けαとβを決定すること
が可能である。たとえば、奇数フィールドK1は2Tの
時間距離があるために、αを1とし、偶数フィールドG
1は奇数フィールドK2とTの時間距離があるために、
βを2とすることにより、より時間距離が近いものに対
して重みを大きくすることが可能になる。同様に偶数フ
ィールドG2に対して奇数フィールドK1は3Tの時間
距離があり、偶数フィールドG1は2Tの時間距離があ
るために偶数フィールドG2に対する重みを付ける場合
には、αを2とし、βを3とすることにより、時間距離
に比例した重み付けを付けることが可能になる。
【0028】実施の形態4.上記実施の形態3において
は、補間部において時間距離に基づいて重みαとβを決
定する場合を示したが、時間距離にかかわらず、たとえ
ば、奇数フィールドに付ける重みαを常に偶数フィール
ドβに付ける重みより大きくする、あるいは、小さくす
るというような重み付けを行ってもかまわない。また、
上記実施の形態3においては奇数フィールドに使用する
重みα、βと偶数フィールドに用いる重みα、βを異な
る場合を示したが、奇数フィールドおよび偶数フィール
ドに用いる重みをそれぞれ等しくしてもかまわない。ま
た、上記実施の形態3においては、単に重みαとβを用
いる場合を示したが、それ以外の係数、たとえば、2次
関数をもった係数、あるいは、特別な特性をもった関数
によって重みを決定するような場合でもかまわない。ま
た、これら重みαとβは、1種類だけ保有する場合に限
らず、入力される信号の種類、あるいは、入力される信
号の特性によりそれぞれ重みα、βを複数種類用意して
おき、切り換えて使うようにしてもかまわない。
【0029】実施の形態5.次にこの発明の他の実施の
形態を図8を用いて説明する。図8において、12は予
測誤差信号を奇数および偶数フィールド個別にブロック
化するか、奇数および偶数フィールドの両方の画素を含
んだブロック化をするかを選択するブロッキング選択
部、13は前記ブロッキング選択部の出力に従ってブロ
ック化を行なうブロッキング構成部、14は前記ブロッ
キング選択部の出力に従ってブロック化を分解して元の
フィールドに分解するブロッキング分解部、400はブ
ロック化手段であり、その他の部分は、図1に示したも
のと同様である。
【0030】図9は、ブロッキング選択部12のブロッ
ク図の一例である。予測誤差信号105は、奇数フィー
ルドであれば奇数フィールドメモリ31に、偶数フィー
ルドであれば偶数フィールドメモリ32に格納される。
図10(a)あるいは(b)に示すように、p=16、
q=16とするブロックを考え、フィールド個別ブロッ
キング部33では奇数および偶数フィールドのいずれか
の画素を(p画素×qライン)のブロック内部に含んだ
ブロック化を行い、符号化部35で符号化する。また、
フィールド合成ブロッキング部34では図10(c)に
示すように、奇数および偶数フィールドの両方の画素を
互い違いにしてブロック内部に含んだ(p画素×qライ
ン)のブロック化を行い、符号化部36で符号化する。
情報量比較部37において前記符号化部35および符号
化部36で符号化した符号化データの発生情報量を比較
し、発生情報量の少ないブロック化をブロッキング選択
信号111として出力する。
【0031】図11は、ブロッキング構成部のブロック
図の一例である。予測誤差信号105は、奇数フィール
ドであれば奇数フィールドメモリ41に、偶数フィール
ドであれば偶数フィールドメモリ42に格納される。ブ
ロッキング選択部12から出力されるブロッキング選択
信号111に従って、前記奇数フィールドメモリ41お
よび偶数フィールドメモリ42に格納された予測誤差信
号を、奇数および偶数フィールドのいずれかの画素を
(p画素×qライン)のブロック内部に含んだブロック
化を行なうか、奇数および偶数フィールドの両方の画素
を(p画素×qライン)のブロック内部に含んだブロッ
ク化を行なうを、ブロッキング構成器43で切り換え、
ブロック化された予測誤差信号を出力する。
【0032】図12は、ブロッキング分解部のブロック
図の一例である。局部復号部5によって復号されたデー
タは、ブロッキング分解器44に入力され、ブロッキン
グ選択部12から出力されるブロッキング選択信号11
1に従ってブロッキングの分解が行なわれ、各々個別の
フィールドメモリ45、46に格納される。格納された
データは復号誤差信号107として出力される。
【0033】次に、動作について説明する。差分器3で
入力信号101から予測信号110を減算して得られる
予測誤差信号105は、図11に示すブロッキング構成
部13および図3に示すブロッキング選択部12に入力
される。該ブロッキング選択部12では、奇数および偶
数フィールドのいずれかの画素のみを(p画素×qライ
ン)のブロック内部に含んだブロック化を行なうか、奇
数および偶数フィールドの両方の画素を(p画素×qラ
イン)のブロック内部に含んだブロック化を行なうかを
選択するブロッキング選択信号111を出力する。ブロ
ッキング構成部13では、前記ブロッキング選択信号1
11に従って、フィールド個別のブロック化または両フ
ィールドの画素を含んだブロック化のいずれかを(p×
q)ブロック単位に行い、ブロック化された信号は符号
化部4に入力される。符号化部では直交変換を施し、ス
カラ量子化された変換係数である該符号化データ106
は局部復号部5と多重化部8に送られる。
【0034】局部復号部5では、逆スカラ量子化、逆直
交変換が行なわれた後、ブロッキング選択信号111に
従い、ブロック化をフィールドに分解する図5に示すブ
ロッキング分解部14で奇数・偶数フィールドに分解
し、復号差分信号107が得られる。この復号差分信号
107に加算器6で予測信号110を加え、得られた局
部復号信号108を、奇数フィールドであれば第1のフ
ィールドメモリ8に、偶数フィールドであれば第2のフ
ィールドメモリ9に保持し、次のフレームの各フィール
ドの動きを検出するために用いられる。
【0035】なお、上記実施の形態においては、p=1
6、q=16をひとつのブロック単位とする場合を説明
したが、このpとqの値は実施の形態1で説明した動き
検出部2が用いるブロックの大きさn×mと次のような
関係を持つことが望ましい。 p=n,q=2m DCT変換は通常8画素×8ラインで行われることが多
いため、これらを4つまとめ、16画素×16ラインと
したものが、ブロッキング構成部におけるブロックの大
きさとして(すなわち、pとqの値として)選択したも
のである。この例のように、p=nということは、n=
16画素とし、q=2mということは、m=8というこ
とになる。すなわち、動き検出部2は奇数フィールドお
よび偶数フィールドそれぞれのフィールドに対して動き
検出を行うために、ライン数が半分の8にすることが望
ましい。これに対して、ブロッキング構成部において
は、奇数フィールドと偶数フィールドを合成するような
ブロッキングが考えられるために、この両者を構成した
場合に要する数として16ラインをひとつのブロックと
して構成することが望ましい。
【0036】実施の形態6.上記実施の形態5では、ブ
ロッキングの選択に図9に示すような、ブロック化の違
いによる発生情報量を比較することによりブロッキング
選択を行なっていたが、以下に説明する図13のような
符号化品質の比較によりブロック化の選択を行なうこと
により符号化品質に基づいた符号化が可能となる。
【0037】図13は、ブロッキング選択部12の構成
を示すブロック図の一例である。予測誤差信号105
は、奇数フィールドであれば奇数フィールドメモリ51
に、偶数フィールドであれば偶数フィールドメモリ52
に格納される。フィールド個別ブロッキング部53で奇
数および偶数フィールドのいずれかの画素のみを(p画
素×qライン)のブロック内部に含んだブロック化を行
い、符号化・復号化部55で符号化・復号化を行なう。
また、フィールド合成ブロッキング部54で両フィール
ドの画素を(p画素×qライン)のブロック内部に含ん
だブロック化を行い、符号化・復号化部56で符号化・
復号化を行なう。フィールド個別のブロッキングを行な
った時の符号化・復号化されたデータと符号化直前のデ
ータとの差分と、フィールド合成ブロッキングを行なっ
た時の符号化・復号化されたデータと符号化直前のデー
タとの差分とを、誤差比較器59により比較し、誤差の
少ないブロック化を選択し、ブロッキング選択信号11
1として出力する。
【0038】実施の形態7.上記実施の形態5では、ブ
ロックの選択に発生情報量の比較、実施の形態6では、
符号化誤差の比較によりブロッキング選択を行なってい
たが、以下に説明する図14のようなブロック化の違い
による含有周波数成分の比較によりブロック化の選択を
行なうことにより、直交変換等を用いた符号化を行なう
際にさらに効率のよい符号化を行なうことが可能とな
る。
【0039】図14は、ブロッキング選択部12の構成
を示すブロック図の一例である。予測誤差信号105
は、奇数フィールドであれば奇数フィールドメモリ61
に、偶数フィールドであれば偶数フィールドメモリ62
に格納される。フィールド個別ブロッキング部63で奇
数および偶数フィールドのいずれかの画素のみを(p画
素×qライン)のブロック内部に含んだブロック化を行
い、例えば図15に示すような周波数解析部65で周波
数解析を行なう。フィールド合成ブロッキング部64で
両フィールドの画素(p画素×qライン)のブロック内
部に含んだブロック化を行い、例えば図8に示すような
周波数解析部66で周波数解析を行なう。フィールド個
別のブロック化を行なった場合と、フィールド合成のブ
ロック化を行なった場合とで、高域周波数成分の少ない
ブロック化を選択し、ブロッキング選択信号111とし
て出力する。
【0040】図15は、周波数解析部65、66の構成
を示すブロック図の一例である。フィールド個別ブロッ
キング部63から奇数および偶数フィールドを個別にブ
ロック化した信号が、あるいはフィールド構成ブロッキ
ング部64から奇数および偶数フィールドの両方の画素
を含んだブロック化をした信号が入力され、この信号を
直交変換器68を用いて画素領域の信号から周波数領域
の信号へ変換する。変換された周波数領域の信号の中か
ら高周波成分選択器69により高周波成分を抽出し、高
周波成分加算器70により前記抽出した高周波成分の累
積をとる。累積のとられた高周波成分は高周波成分比較
部67において比較され、高周波成分の少ないブロック
化を選択する。
【0041】図16は直交変換を施した周波数領域信号
のうち、高周波成分加算器で累積する成分の一例を示し
ている。ここでは、一例として、垂直周波数成分の最高
周波数成分を持つ8つの成分を選択している。
【0042】実施の形態8.上記実施の形態では、符号
化部4として予測信号の選択情報およびブロッキングの
選択情報を用いていないが、図17のような予測信号の
選択信号であるセレクタ11の出力と、ブロック化の切
り換え信号であるブロッキング選択信号を符号化部4に
入力し、符号化特性を選択された予測信号と選択された
ブロック化の情報を用いて制御することにより、よりき
めの細かい制御が可能となり、符号化品質の高い符号化
を実現し得る。
【0043】以上のように、実施の形態1では、飛び越
し走査により得られる入力画像信号を、動き補償を用い
て予測符号化する方式であって、前記入力画像信号の奇
数あるいは偶数フィールドに対して、既に符号化したフ
レームの奇数および偶数フィールドの両方から個別に
(n画素×mライン)のブロック単位(nおよびmは正
数)で動き補償予測を行なうための変位量を求める動き
検出手段と、前記奇数フィールド上から動き補償によっ
て得られた第1の予測信号104aと、偶数フィールド
上から動き補償によって得られた第2の予測信号104
bと、前記第1および第2の予測信号を補間して得られ
た第3の予測信号104cとを含む複数の候補の中か
ら、最適な予測を与える予測信号をセレクタ11で選択
して前記入力信号のフィールドとの差分を求め予測誤差
信号として出力する予測誤差信号出力手段を説明した。
【0044】また、実施の形態1では、上記第3の予測
信号を得る補間手段は、第1の予測信号と第2の予測信
号とを単純に加算平均する手段であることを特徴とする
適応フィールド/フレーム符号化方式を説明した。
【0045】このように、動き補償予測された奇数・偶
数の両方のフィールドを単純に加算平均して予測信号の
補間信号を生成することにより、ハードウェアの規模を
最低限に抑えて予測効率のよい符号化を実現し得る。
【0046】また、実施の形態3では、上記第3の予測
信号を得る補間手段は、第1の予測信号と第2の予測信
号とを、予測に用いたフィールドと符号化しようとする
フィールドとの時間的距離を考慮した重み付きの加算平
均手段であることを特徴とする適応フィールド/フレー
ム符号化方式を説明した。
【0047】このように、動き補償予測された奇数・偶
数の両方のフィールドを、予測に用いたフィールドと符
号化しようとするフィールドとの時間的距離を考慮した
重み付きの加算平均により補間信号を生成することによ
り、予測効率の非常によい符号化を実現し得る。
【0048】また、実施の形態5では、前記入力画像信
号の奇数および偶数フィールドに対する予測誤差信号を
(p画素×qライン)のブロック単位(pおよびqは正
数)で符号化するために、奇数および偶数フィールドの
いずれかの画素のみを(p画素×qライン)のブロック
内部に含んだブロック化を行なうか、奇数および偶数フ
ィールドの両方の画素を(p画素×qライン)のブロッ
ク内部に含んだブロック化を行なうかを切り換えながら
符号化する手段とを備えたことを特徴とする適応フィー
ルド/フレーム符号化方式を説明した。
【0049】また、実施の形態5では、上記ブロックを
切り換えながら符号化するブロック化手段は、奇数およ
び偶数フィールドのいずれかの画素のみを(p画素×q
ライン)のブロック内部に含んだブロック化をした場合
と、奇数および偶数フィールドの両方の画素を(p画素
×qライン)のブロック内部に含んだブロック化をした
場合とで、符号化の発生情報量が少ないブロック化を選
択する選択手段を有することを特徴とする適応フィール
ド/フレーム符号化方式を説明した。
【0050】また、実施の形態6では、上記ブロックを
切り換えながら符号化するブロック化手段は、奇数およ
び偶数フィールドのいずれかの画素のみを(p画素×q
ライン)のブロック内部に含んだブロック化をした場合
と、奇数および偶数フィールドの両方の画素を(p画素
×qライン)のブロック内部に含んだブロック化をした
場合とで、符号化誤差の少ないブロック化を選択する手
段を有することを特徴とする請求項第1項記載の適応フ
ィールド/フレーム符号化方式を説明した。
【0051】また、実施の形態7では、上記ブロックを
切り換えながら符号化するブロック化手段は、奇数およ
び偶数フィールドのいずれかの画素のみを(p画素×q
ライン)のブロック内部に含んだブロック化をした場合
と、奇数および偶数フィールドの両方の画素を(p画素
×qライン)のブロック内部に含んだブロック化をした
場合とで、符号化するべき信号に含まれる高周波成分が
少ないブロック化を選択する選択手段を有することを特
徴とする適応フィールド/フレーム符号化方式を説明し
た。
【0052】また、実施の形態8では、上記(p画素×
qライン)のブロック単位の符号化部に、直交変換器と
変換係数の量子化を含む符号化を用いた場合、選択され
た予測信号と選択されたブロック化とに従い、変換係数
の量子化特性を切り換えながら符号化することを特徴と
する適応フィールド/フレーム符号化方式を説明した。
【0053】実施の形態9.なお、上記実施の形態にお
いては、入力画像信号101が奇数フィールドと偶数フ
ィールドを有するフレームで構成される場合を示した
が、奇数フィールドおよび偶数フィールドは一例であ
り、奇数、あるいは、偶数という名前に拘るものではな
い。この発明は、ひとつのフレームが複数のフィールド
に分割される場合において同様に用いることができ、奇
数フィールド、偶数フィールドはその一例である。たと
えば、奇数、偶数に限らず、1、2ライン目を第1のフ
ィールドとし、3、4ラインを第2のフィールドとし、
第5、第6ラインを第1フィールドとし、第7、第8ラ
インを第2フィールドというように2ラインおきにふた
つのフィールドに分けて格納するような場合においても
この発明は適用することが可能である。また、奇数フィ
ールド、偶数フィールド、あるいは、第1フィールド、
第2フィールドというように、2種類のフィールドに分
ける場合に限らず、2種類以上、すなわち、3種類、あ
るいは、4種類のフィールドに分割されている場合でも
かまわない。この場合においては、それぞれのフィール
ドに対応するフィールドメモリを有し、各フィールドに
対して前述したような処理が行われることになる。
【0054】実施の形態10.また、上記実施の形態に
おいて、ブロッキング選択部は、奇数および偶数フィー
ルドのいずれかの画素のみをブロック化する場合と、奇
数および偶数フィールドの両方の画素をブロック化する
場合のふたつの場合を示したが、フィールドが奇数、偶
数に限らず、2種類以上ある場合においては、いろいろ
な組み合わせにより、ブロック化をすることが可能であ
り、図10に示した、(a)、(b)、(c)のブロッ
クは一例であり、これ以外にもブロックを構成する場合
において、さまざまなブロックの構成方法が存在するこ
とはいうまでもない。
【0055】実施の形態11.また、上記実施の形態に
おいては、図8に示すようにブロック化手段は、予測誤
差信号出力手段、および、動き検出手段とともに存在す
るような実施の形態を示したが、ブロック化手段400
以外の部分は従来例で説明したようなものの場合におい
ても、第3、第4の発明は有効である。
【0056】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
既に復号された画像信号を、複数のフィールドに分割し
て記憶し、そのフィールド信号に基づき画像信号の変化
を予測する複数の予測信号を出力すると共に、少なくと
も二つの異なる予測信号から補間予測信号を生成し、複
数の予測信号と補間予測信号とから一つの予測信号を選
択する。また、ブロック化された予測誤差信号を復号
し、その復号された予測誤差信号ブロックを、そのブロ
ックが1種類のフィールド信号から構成されている場
合、あるいは複数のフィールド信号から構成されている
場合に従い、予測誤差信号に分解し、その分解された予
測誤差信号と選択された予測信号とから画像信号を再生
して出力する。このため、符号化側で、既に符号化した
フレームの両方のフィールドからの予測信号を補間した
信号を予測信号として用いて動き補償予測を行い、奇数
および偶数フィールドのいずれかの画素のみをブロック
化をする場合と、奇数および偶数フィールドの両方の画
素をブロック化をする場合とで、符号化に適するほうを
採用し符号化の効率をあげて符号化した場合でも、正し
く復号を行うことができる。その結果、符号化側では、
各フィールドを予測するために既に符号化したフレーム
の各フィールドから個別に動きを探索し、検索された複
数種類の動き補償予測信号(およびその補間信号)から
の適応予測を行い、符号化すべきフレームの各フィール
ドのいずれの画素のみをブロック化を行なって符号化す
るか、各フィールドの画素を含んだブロック化を行なっ
た後に符号化するかを適応的に切り換えることにより、
効率がよく安定した符号化画像を得ることができる一
方、復号側では、符号化側でそのように切り換えて符号
化した効率よく安定した符号化画像を正しく復号するこ
とが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態による適応フィールド/
フレーム符号化方式の構成を示すブロック図である。
【図2】入力画像信号の一実施の形態を示す図である。
【図3】本発明の一実施の形態による補間部の構成の一
例を示すブロック図である。
【図4】動き検出部の動作を説明するための図である。
【図5】この発明の一実施の形態による動き補償予測信
号を用いる動作を説明するための図である。
【図6】本発明の他の実施の形態による適応フィールド
/フレーム符号化方式の構成を示すブロック図である。
【図7】補間部の構成の他の一例を示すブロック図であ
る。
【図8】本発明の他の実施の形態による適応フィールド
/フレーム符号化方式の構成を示すブロック図である。
【図9】ブロッキング選択部の構成の一例を示すブロッ
ク図である。
【図10】ブロッキング選択部が候補としてあげるブロ
ックの構成例を示す図である。
【図11】ブロッキング構成部の構成の一例を示すブロ
ック図である。
【図12】ブロッキング分解部の構成の一例を示すブロ
ック図である。
【図13】ブロッキング選択部の構成の他の例を示すブ
ロック図である。
【図14】ブロッキング選択部の構成の他の例を示すブ
ロック図である。
【図15】周波数解析部の構成の一例を示すブロック図
である。
【図16】累積される周波数成分の一例を示す図であ
る。
【図17】本発明の他の構成の一例を示すブロック図で
ある。
【図18】従来の符号化方式の構成を示すブロック図で
ある。
【符号の説明】
1 フレームメモリ 2 動き検出部 3 差分器(57、58も同様) 4 符号化部 5 局部復号部 6 加算器 7 多重化部 8 第1のフィールドメモリ 9 第2のフィールドメモリ 10 補間部 11 セレクタ 12 ブロッキング選択部 13 ブロッキング構成部 14 ブロッキング分解部 31 奇数フィールドメモリ(41、45、51、6
1も同様) 32 偶数フィールドメモリ(42、46、52、6
2も同様) 33 フィールド個別ブロッキング部(53、63も
同様) 34 フィールド合成ブロッキング部(54、64も
同様) 35 符号化部 (36も同様) 37 情報量比較部 43 ブロッキング構成器 44 ブロッキング分解器 55 符号化・復号化器(56も同様) 59 誤差比較部 65 周波数解析部(66も同様) 67 高周波成分比較部 101 インターレース化された入力画像信号 102 近傍ブロック 102a 第1フィールドの近傍ブロック 102b 第2フィールドの近傍ブロック 103 動きベクトル 104 動き補償予測信号 104a 第1フィールドから得られる動き補償予測信
号 104b 第2フィールドから得られる動き補償予測信
号 104c 補間された動き補償予測信号 105 予測誤差信号 106 符号化データ 107 復号誤差信号 108 局部復号信号 109 伝送路 110 選択された予測信号 111 ブロッキング選択信号 200 動き検出手段 300 予測誤差信号出力手段 400 ブロック化手段 500 符号化手段

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 以下の要素を有する画像復号器、(a)
    既に復号された画像信号を、複数のフィールドに分割し
    て記憶するフィールドメモリ、(b)上記フィールドメ
    モリに蓄積されたフィールド信号に基づき、画像信号の
    変化を予測する複数の予測信号を出力する予測信号出力
    手段、(c)少なくとも二つの予測信号から補間予測信
    号を生成する補間手段、(d)予測信号と補間予測信号
    とを入力し、複数の予測信号と補間予測信号とから一つ
    の予測信号を選択するセレクタ、(e)ブロック化され
    た予測誤差信号を復号する手段、(f)上記復号された
    予測誤差信号ブロックを、そのブロックが1種類のフィ
    ールド信号から構成されている場合、あるいは複数のフ
    ィールド信号から構成されている場合に従い、予測誤差
    信号に分解するブロック分解手段、(g)上記分解され
    た予測誤差信号と上記セレクタにより選択された予測信
    号とから画像信号を再生する手段。(h)再生された画
    像信号を出力する手段。
  2. 【請求項2】 補間手段は、複数の予測信号の加算平均
    を求めることにより補間予測信号を生成することを特徴
    とする請求項1記載の画像復号器。
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