JPH10313192A - 電磁波減衰用部材 - Google Patents

電磁波減衰用部材

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JPH10313192A
JPH10313192A JP12110097A JP12110097A JPH10313192A JP H10313192 A JPH10313192 A JP H10313192A JP 12110097 A JP12110097 A JP 12110097A JP 12110097 A JP12110097 A JP 12110097A JP H10313192 A JPH10313192 A JP H10313192A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電磁波障害を発生させる原因となる電磁波の
反射及び透過を抑制する電磁波減衰用部材を提供する。 【解決手段】 電磁波減衰用部材1は、電磁波減衰層2
の裏面に電磁波遮蔽層3を設けて形成する。電磁波減衰
層2は、電磁波を吸収する性能を備えたフェライトを主
成分とし、反射した電磁波が互いに干渉して減衰する
よう表面21に放物面を描くような曲面の溝22を設け
て形成する。また、電磁波遮蔽層3は、電磁波減衰層2
を透過した電磁波を遮蔽するよう樹脂基材中に電磁波
の遮蔽効果を有する超微粒子を分散・混入して形成す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、テレビ電波等の電
磁波を吸収する電磁波減衰用部材に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、例えばテレビジョン受像機等
の放送電波を家庭等で受信する際には、各種の電波障害
によって良好な画像が得らないことがあり、そのため電
波障害を防止する多くの技術が提案されている。
【0003】例えば、放送を受信する地域に大きな建物
があると、各家庭で受信する電波は、直接家庭に送られ
るものと一旦建物で反射したものとの二種類存在するこ
とになるので、テレビジョン受像機の画像はゴーストの
ある二重像となってしまうことがある。
【0004】この対策として、近年では、建物の表面に
フェライトの平らな基板を貼り付けることによって建物
に当たる電波を吸収して、ゴーストの発生を防止する方
法が開発されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
様なフェライトの平らな基板を用いたものでは、必ずし
も十分に電波の吸収ができないので、完全にはゴースト
の発生を防止することができなかった。
【0006】つまり、上記フェライトの平らな基板を用
いたものでは、フェライトの表面で反射する電波が僅か
にあるし、また、フェライトを透過する電波もあるた
め、その弱い電波がテレビジョン受像機にゴーストを発
生させるという問題があった。本発明は、上述の問題点
を解決するためになされたものであり、電磁波障害を発
生させる原因となる電磁波の反射及び透過を抑制する電
磁波減衰用部材を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段及び発明の効果】上述の目
的を達成するためになされた請求項1に記載の電磁波減
衰用部材は、電磁波を吸収する性能を備えたフェライト
を主成分として形成され、表面に電磁波の反射方向を変
更する凹部を設けた電磁波減衰層と、当該電磁波減衰層
の裏面に積層され、樹脂基材中に電磁波遮蔽効果を有す
る超微粒子を分散させた電磁波遮蔽層とから形成される
ことを特徴としている。
【0008】ここで上記フェライトとしては、例えばマ
ンガンフェライト,マグネタイト,ニッケルフェライト
等の、MFe24の化学式(Mは金属)で表せるものを
用いることができる。このフェライトは、非常に低い電
気伝導率(10〜106 Ω)を有した磁性材料であり高
周波の電磁波を吸収する特性を持つものである。
【0009】本発明の電磁波減衰用部材は、電磁波減衰
層と、電磁波減衰層の裏面に積層された電磁波遮蔽層と
で形成されることを特徴としている。電磁波減衰層は、
上述したようなフェライトを主成分として形成されてい
るため、電磁波減衰層に当たる電磁波のうちの多くを吸
収して減衰することが可能である。しかも、この電磁波
減衰層の表面には、凹部が形成されているので、吸収さ
れずにこの表面で反射する電磁波の方向は、表面の角度
に応じて変更される。従って、表面で反射した電磁波
が、互いに打ち消しあって、あるいは、凹部の内部で何
度も反射することによって、電磁波の強度が減衰するた
め表面で反射する電磁波を抑制することができる。
【0010】さらに、電磁波減衰層の裏面に積層された
電磁波遮蔽層は、樹脂基材中に電磁波遮蔽効果を有する
超微粒子を分散させたものであるため、電磁波減衰層で
吸収又は反射されず、電磁波減衰層を透過した僅かな電
磁波を吸収・反射することによって電磁波の透過を阻止
する。
【0011】つまり、本発明の電磁波減衰用部材は、本
電磁波減衰用部材の表面で反射する電磁波を凹部が形成
された電磁波減衰層で抑制すると共に、電磁波減衰層を
透過してしまう電磁波を電磁波遮蔽層で吸収・反射して
遮蔽するのである。これによって、本発明の電磁波減衰
用部材を建物の外壁に配置すれば、その建物に当たった
電磁波がその建物で反射することを抑制できると共に、
建物に当たった電磁波がその建物内部へ及ぼす影響をも
抑制することができる。また、建物の内壁に配置すれ
ば、建物の内部で発生する電磁波が外部へ漏洩すること
を抑制できると共に、建物の内部で電磁波が反射するこ
とを抑制することができる。その結果、例えば上述した
ようなテレビジョン受像機等への電磁波による障害を確
実に防止することができる。
【0012】なお、上述の「超微粒子」とは、一般的に
は粒径が約1μm以下のものを言い、粒径が非常に小さ
いためにバルクや大きな粒子にはない特異な性質を持つ
ものである(例えば、機能材料、1993年6月号、V
ol.13、No.6参照)。その結果、樹脂基材の本
来の物性が損なわれることがない。従って、例えば建物
の外壁や内壁に使用した場合にも、樹脂基材の本来の引
張り強度、圧縮強度、曲げ強度といった機械的強度が保
たれる。本発明では粒径が1μm以下のものが用いられ
るが、粒径が0.1μm以下のものを用いると、超微粒
子の特異な性質はさらに顕著になるため、より好まし
い。
【0013】ところで、上述の電磁波遮蔽層を形成する
樹脂基材中の超微粒子の材質は、電磁波遮蔽効果を有す
るものであればよい。例えば、Al,Fe,Co,N
i,Cu等の金属、フェライト、カーボンブラック、遠
赤外線セラミックス等が挙げられる。なお、優れた電磁
波遮蔽効果を発揮するという点を考慮すれば、例えば請
求項2に示すように、超微粒子の材質をアモルファス金
属とするとよい。アモルファス金属は、結晶材料を凌ぐ
高い透磁率、低い保磁力及び小さなヒステリシス損失を
示し、優れた軟磁性材料となり得るからである。
【0014】また、上述した目的を達成するための電磁
波減衰用部材としては、請求項3に示す構成を採用する
ことも考えられる。すなわち、その構成は、電磁波を吸
収する性能を備えたフェライトを主成分として形成さ
れ、表面に電磁波の反射方向を変更する凹部を設けた電
磁波減衰層と、当該電磁波減衰層の裏面に積層され、磁
性体により形成された紐材と、導電体により形成された
紐材と、誘電体により形成された紐材とを互いにより合
わせた紐状の電磁波遮蔽材によって形成された電磁波遮
断層とから形成されることを特徴とするものである。
【0015】この場合、上述したようなフェライトを主
成分とする電磁波減衰層の裏面に積層された電磁波遮蔽
層は、磁性体により形成された紐材と、導電体により形
成された紐材と、誘電体により形成された紐材とを互い
により合わせた紐状の電磁波遮蔽材によって形成されて
いる。従って、請求項1で説明した電磁波減衰用部材と
同様の効果を発揮すると共に、紐状の電磁波遮蔽材によ
って形成される電磁波遮蔽層は、簡単に所望の形態にす
ることができ、さらに、非常に軽量となるため本発明の
電磁波減衰用部材を軽量化することができる。また、電
磁波遮蔽材を電磁波遮蔽層として電磁波減衰層に貼付け
る場合の貼付け密度を変えることによって、どの周波数
帯域の電磁波を主に吸収するかというような電磁波吸収
特性を変化させることができる。さらにまた、電磁波遮
蔽材を形成する際に、上述の3つの紐材のより合わせの
密度を変えることによっても電磁波吸収特性を変化させ
ることができる。
【0016】ところで、紐状の電磁波遮蔽材によって電
磁波遮蔽層を形成する場合、例えば請求項4に示すよう
に、電磁波遮蔽層は、電磁波遮蔽材を組紐編みすること
によって形成してもよい。この場合、紐状の電磁波遮蔽
材がシート状に形成されるため、電磁波減衰層への取付
が極めて容易になる点で有利である。
【0017】このような電磁波遮蔽材を形成する紐材
は、例えば請求項5に示すような紐材とすることが考え
られる。すなわち、磁性体により形成された紐材はカー
ボン糸とし、導電体により形成された紐材は銅線とし、
誘電体により形成された紐材はポリエチレン製糸とする
ことが考えられる。カーボン糸は、例えば木綿糸の表面
に磁性体としてのカーボンを被覆して形成する。
【0018】なお、これに限定されるものではなく、電
磁波遮蔽材を形成するための磁性体の紐材としては、例
えば、ナイロン,アクリル等の合成繊維にカーボン,フ
ェライト,グラファイト等を被覆した糸材を、また、導
電体の紐材としては、例えば、鉄,ニッケル等で形成さ
れた電線を、さらに、誘電体の紐材としては、例えば、
ナイロン,アクリル,ポリプロピレン等で形成された繊
維を使用してもよい。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明を具体化した実施形
態を図面を参照して説明する。図1は、本実施形態の電
磁波減衰用部材1を示している。図1に示すように、本
実施形態の電磁波減衰用部材1は、テレビ電波等の電磁
波の反射を防止するために建物などの外壁又は内壁に貼
り付けられるもので、曲面を有する板状の部材である。
【0020】本実施形態の電磁波減衰用部材1は、「電
磁波減衰層」としての電磁波減衰層2と、「電磁波遮蔽
層」としての電磁波遮蔽層3とで形成されている。電磁
波減衰層2は、縦横10mm角の薄い基板からなり、基
板の一方の表面21には一方向に平行に多数の溝22が
形成されている。そして、この溝22の表面は放物面を
描くように曲面に形成されている。この電磁波減衰層2
は、例えば高周波の電磁波を吸収する磁性材料であるマ
ンガンフェライト等のフェライトを主成分として形成さ
れており、従って、テレビ電波等の電磁波を効率的に吸
収するものである。
【0021】このように、本実施形態の電磁波減衰用部
材1における電磁波減衰層2は、その材料がフェライト
を主成分としており、しかも電磁波減衰層2の表面21
には、表面が放物面である多くの溝22が形成されてい
る。従って、図2中のに示すように、溝22の表面で
反射した電磁波は、互いに干渉して減衰するため、反射
する電磁波を抑制することができる。そのため、この電
磁波減衰用部材1を建物の外壁に配置しておけば、建物
の表面で反射する電磁波を抑制することができ、例えば
周囲の家庭のテレビジョン受像機にゴースト等が発生す
ることを防止できる。また、この電磁波減衰用部材1を
建物の内壁に配置しておけば、その建物の内部で発生し
た電磁波が内壁で反射することを抑制することができ
る。
【0022】また、図3に示すように、図1に示した電
磁波遮蔽層3は、樹脂基材であるポリウレタンゴム31
の中に、フェライト超微粒子32を均一に混入・分散さ
せたものである。ここで、ポリウレタンゴム31は、周
知のウレタン化反応、架橋反応などの工程を経て製造さ
れるものである。
【0023】また、フェライト超微粒子32は、粒径約
0.1〜1μm程度のものであり、ポリウレタンゴム3
1の中に、重量が20〜60重量%の割合で混入・分散
される。このフェライト超微粒子32は、例えば噴霧乾
燥法(溶液化した金属塩を噴霧化して乾燥する方法)等
で製造される。なお、このようなフェライト超微粒子3
2のポリウレタンゴム31に対する混入は、ポリウレタ
ンゴム31を最終形状である板状とする以前の任意の製
造工程で行われる。
【0024】このように、本実施形態の電磁波減衰用部
材1における電磁波遮蔽層3は、粒径がきわめて小さい
フェライト超微粒子32を分散させているため、良好な
電磁波遮蔽特性を発揮する。その結果、図2中のに示
すように、電磁波減衰層2で吸収も反射もされず、電磁
波減衰層2を透過した電磁波を吸収・反射することがで
き、電磁波が本実施形態の電磁波減衰用部材1を透過す
ることを防止する。
【0025】これによって、この電磁波減衰用部材1を
建物の外壁に配置しておけば、建物に当たった外部から
の電磁波が建物の内部に影響を及ぼすことを抑制するこ
とができる。また、建物の内壁に配置しておけば、建物
内部で発生した電磁波がその建物の外部へ漏洩すること
を抑制することができる。
【0026】以上説明したように、本実施形態の電磁波
減衰用部材1によれば、電磁波減衰層2による吸収効果
及び電磁波遮蔽層3による遮蔽効果が得られるのであ
る。以上、本発明はこのような実施形態に何等限定され
るものではなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲におい
て種々なる形態で実施し得る。
【0027】例えば、「電磁波減衰層」として、図4に
示すような電磁波減衰層4を形成してもよい。電磁波減
衰層4には、その表面41に半球状の凹部42が大小多
数形成してある。従って、この構成によっても上記実施
形態と同様な効果を奏する。また、「電磁波減衰層」と
して、図5に示すような電磁波減衰層5を形成してもよ
い。電磁波減衰層5には、その表面51に断面が矩形状
の溝52が、一方向に多数形成してある。従って、この
構成によっても入射した電磁波のうち吸収されなかった
ものが、表面51で何度も反射するため電磁波が弱ま
り、この場合も上記実施形態と同様の効果を奏する。
【0028】さらにまた、図6に示すような、木綿糸の
表面に磁性体としてのカーボンを被覆して形成したカー
ボン糸61と、導電体としての銅線62と、誘電体とし
てのポリエチレン製糸63とを互いにより合わせた紐状
の電磁波遮蔽材60で「電磁波遮蔽層」を形成してもよ
い。
【0029】この場合、上記実施形態の電磁波減衰用部
材1と同様の効果を発揮することができると共に、電磁
波遮蔽材60は紐状であるため、簡単に所望の形態にす
ることができ、また非常に軽量に形成される。さらに、
電磁波減衰層2への電磁波遮蔽材60の貼付け密度を変
えることによって、どの周波数帯域の電磁波を主に吸収
するかというような電磁波吸収特性を変化させることが
できるし、電磁波遮蔽材60を形成するカーボン糸6
1、銅線62及びポリエチレン製糸63のより合わせの
密度を変えることによっても、同様に電磁波吸収特性を
変化させることができる。
【0030】ところで、電磁波遮蔽材60によって「電
磁波遮蔽層」を形成する場合、例えば図7に示すよう
に、電磁波遮蔽材60を組紐編みして電磁波遮蔽層6を
形成することも考えられる。このように形成された電磁
波遮蔽層6を、電磁波減衰層2の裏面に貼付けて電磁波
減衰用部材を形成すれば、上記実施形態の電磁波減衰用
部材1と同様の効果を発揮することができる。この場
合、電磁波遮蔽層6は紐状でなくシート状であるため、
電磁波減衰層2に対して電磁波遮蔽層6を貼付ける作業
は極めて容易となる。
【0031】なお、上記実施形態の電磁波減衰用部材1
は建物の外壁・内壁に利用するものとしたが、これに限
定されるものではなく、例えば電子機器の収納容器に使
用しても大きな効果を期待できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施形態の電磁波減衰用部材を示す斜視図で
ある。
【図2】 実施形態の電磁波減衰用部材に当たった電磁
波の状態を示す説明図である。
【図3】 実施形態の電磁波減衰用部材の電磁波遮蔽層
を説明する斜視図である。
【図4】 別実施形態の電磁波減衰用部材の電磁波減衰
層を示す斜視図である。
【図5】 別実施形態の電磁波減衰用部材の電磁波減衰
層を示す斜視図である。
【図6】 別実施形態の電磁波減衰用部材の電磁波遮蔽
層を形成する電磁波遮蔽材を説明する説明図である。
【図7】 別実施形態の電磁波減衰用部材の電磁波遮蔽
層を説明する説明図である。
【符号の説明】
1…電磁波減衰用部材 2,4,5…電磁波減衰層 21,41,51…表面 22,42,5
2…溝 3,6…電磁波遮蔽層 60…電磁波遮蔽材 61…カーボン
糸 62…銅線 63…ポリエチ
レン製糸

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電磁波を吸収する性能を備えたフェライ
    トを主成分として形成され、表面に電磁波の反射方向を
    変更する凹部を設けた電磁波減衰層と、 当該電磁波減衰層の裏面に積層され、樹脂基材中に電磁
    波遮蔽効果を有する超微粒子を分散させた電磁波遮蔽層
    とから形成されることを特徴とする電磁波減衰用部材。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の電磁波減衰用部材にお
    いて、 前記超微粒子の材質をアモルファス金属とすることを特
    徴とする電磁波減衰用部材。
  3. 【請求項3】 電磁波を吸収する性能を備えたフェライ
    トを主成分として形成され、表面に電磁波の反射方向を
    変更する凹部を設けた電磁波減衰層と、 当該電磁波減衰層の裏面に積層され、磁性体により形成
    された紐材と、導電体により形成された紐材と、誘電体
    により形成された紐材とを互いにより合わせた紐状の電
    磁波遮蔽材によって形成された電磁波遮断層とから形成
    されることを特徴とする電磁波減衰用部材。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載の電磁波減衰用部材にお
    いて、 前記電磁波遮蔽層は、前記紐状の電磁波遮蔽材を組紐編
    みして形成することを特徴とする電磁波減衰用部材。
  5. 【請求項5】 請求項3又は4に記載の電磁波減衰用部
    材において、 前記磁性体により形成された紐材はカーボン糸であり、
    導電体により形成された紐材は銅線であり、誘電体によ
    り形成された紐材はポリエチレン製糸であることを特徴
    とする電磁波減衰用部材。
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